人狼議事


276 ─五月、薔薇の木の下で。

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ピスティオ! 今日がお前の命日だ!


[ 耳に落ちる囁きに、ぞわりとしたのは仕方ないこと。
 そんな誘われ方をして《こない》わけがない。

 でも――― ]

 その望みは、ちっと叶えられんかもだわ。

 俺は犯したりは出来ん。
 人一倍優しくするし、殴るより罵るより
 甘く囁いて酔わせてたいね。

 とびきり激しくなら、出来る。


 
 
 ――犯すより、もっと酷い目にあわせてあげる。
 
 


 
[ 同時に身体から何かが抜け落ちるような感覚。 ]

 ―――ああ、そうか。

[ どろりとしたものが溶けて、流れていく。
 マークが知った色はきっと

 夜の射干玉(やみ)が払われた、東雲(ほんらい)の瞳の―― ]**
 


順番に寝て、なんでそれで朝になんだよ。

なんなんだよお前らは、さあ!
勝手にいきなり巻き込んで話もなしに放置されて。



 巻き込まれたのは、全員そうだった。

[静かに届く声に、覚えはあるだろうか
あまり関わりは無いが、式典で発言することの多い生徒会長
教師と同じように聞き流す対象ならば、思い出さないかもしれない。
相手に必要なものは説明だと感じた。]

 僕達は薔薇じゃない。全員、呪われただけ。
 君と同じ学校で過ごしていたただの生徒だ。
 呪いだ、身体を蝕んで、人間の衝動を増幅させられる。
 とても皆に打ち明ける気にさせられるものじゃない。
 だからといって、許せとはいわない。

[純粋な被害者は、こちらではなく彼のように怒る誰か。]



 君に怒りがあるのならば、僕が受け入れよう。
 好きなように扱ってくれて構わない。
 何一つ抵抗はしない。

[遊び一つない真面目な声。
怒る対象を守ろうとする存在のものである以上、どう響くかは分からないが。]

 だけど、薔薇のことは許してくれ。
 あれに害を与えれば、あいつがきっと死ぬだろう。
 一人だけ、おかしい奴が呪われていた。
 薔薇はきっと、あいつには違う呪いをかけた。

 君が誰かを想い怒るように、
 薔薇に捕まえられた存在を、僕は


 ────……あいしているんだ。

[彼が俺達に怒り、思い遣るのは誰なのだろう。]


[話は続く。
何も教えてあげられずにいた相手へ、伝える為に。]


 僕だって寝た中に会いたい人が沢山いる。

 僕は呪われてからずっと、誰にも何もせず
 我慢してきて、やっと終わりが見えた。
 僕は誰一人眠らせてなんていない。

[実のところ、求め続けてはいた。
持ち出すのは狡いのかもしれないが。
この点は、俺一人だけが違う。]



 実のところ、解決方法は僕達にも上手く説明出来ない。

 話を聞いてくれる気があるのならば、
 君とそれについて話したい。

 僕の話を聞いて、君はどう思った?
 素直に言ってくれて構わない。

[長い語りはそこで区切りを迎える。
相手の選択が話し合いでも、もう一方でも。
最後に残った俺は、逃げはしない。]*


[ぶつぶつ言いながらも刻まれた痕は
もとある聖痕を塗り替えていって*]

[苛立ちもあらわに多少乱雑にロビンを抱え
引きずっていると声が響く]


アア?……あ、イアン先輩か。っすよね。

[その声に心当たりがあったのは
壇上で響くものと同じこと
ロビンがその名前を言っていたこと]


だから、巻き込まれたンなら
「巻き込んだやつがいる」ってことだろ。
そいつを殴りたいって思っちゃ悪いのかよ。

……………………。
あっ、はい。
イアン先輩がそいつすげえ好きで庇いたいのは理解したっすよ。

[その熱弁というか予想外に熱すぎる告白に
毒気が抜かれた顔になるが未だ棘は刺さったままで]


とりあえずロビンが寝たんで運んでて、そっち行きます。
ケヴィン先輩もどっかで寝てるはずっす。
俺はちょっとそっちは運べないんで……は、あッ

[休み休みでもロビンの身体はなんとか運べたので
とりあえず野ざらしなのは避けられただろう
医務室の空いているベッドに乗せると
一応メガネは外して枕元に置いた]


上着は自分であとで拾えよ。
今ケヴィン先輩見たら多分手が痛くても殴っちまう。


【人】 双生児 オスカー

─明け方近い、談話室─

[ 見る夢は無く、流れ込んでくる声も無い。
  ただ、夢か現か。
  薄ぼんやり聞こえた声>>4:+53で瞼を開ける。]

  …………、

[ 窓の外を見る。
  もう見下ろす月は傾き空の色が変わり始めていて、
  起きる直前まで見ていた夕日の夢>>4:+46が眩しくて、
  両手で視界を覆った。]

(34) moro 2018/05/24(Thu) 16時半頃

【人】 双生児 オスカー

[ 夜のような暗闇が視界を包む。
  叩きつけた激情>>3:110も、
  死にたい程の想い>>4:25に苛まれたのも、
  全て 全てが狂気じみた夢のせいだとするのなら、]

(35) moro 2018/05/24(Thu) 16時半頃

【人】 双生児 オスカー

[ 未だ胸中を燻る熱の言い訳をどうしよう。]

(36) moro 2018/05/24(Thu) 16時半頃

【人】 双生児 オスカー

[ あの東屋で彼は彼の絲を切らない様に>>4:+16
  己が身を削って、削って、
  守ってきた擦り切れそうなものを繋ぐための秘め事。

  二人だけの内緒話。
  "オスカー"が居ることを許された場所。

  其れを守る為ならば、
  自分はどんな性悪にもなるし
  どんな事でも成しただろう。
  例え彼が彼自身の本心に苛まれて狂ってしまったとしても。]

(37) moro 2018/05/24(Thu) 16時半頃

【人】 双生児 オスカー

[ けれど、この関係を壊したのが自分自身だ。
  誰にも答えを聞けないまま>>26
  過ちを犯したこの場所で、
  今はただ再び瞼を下ろす。**]

(38) moro 2018/05/24(Thu) 16時半頃

[浮かされる熱が想いを焦がさせる
勢いと××に任せて甘ったるく囁いた穢れた誘惑。]


 ……それは、確かに酷い。

[しかし返った言葉と言えば。
……小さく笑った。]


[俺は何も見えない、誰かの夢も覗かない。
何が起きたのかなんて、知る由はないのだが。]


     …………頑張ったね。

[どこかその声が、穏やかに聞こえた気がした。
まるで何かから解放でもされたみたいに。

一時、世界に蓋をするヴェルツを
ふわりと香りが包み込み、囁きが落ちた
残り香のように淡く、優しく。]


── それから ──

 悪くは、無いんだろうね。

[間違いとは思えなかったので、肯定はした。

ヴェルツを巻き込んだ者と認識していなかった
しかし、一人だけが違ったのも事実。
ならば、彼の殴りたい相手かもしれない。
でもそれを身代わりたかった。

ここからは見えない顔、しかし伝わるもの
引かれたような気がして頬を掻く
必死に喋りすぎて、つい。
理解されたのなら状況への悪い影響は無いと、思う。]



 ケヴィンか……、

 君はロビン君に何処で会った?
 ケヴィンの居場所に心当たりは無いかな?

[運ぶのは厳しいなと思った。
体格的にも、居場所を知らないことでも。
自分は机に齧り付いてばかりだ。
しかし出来ないことでも無いだろう
きっと覗いた先にいた後輩であろう、彼よりは。

問いには返ってきたかどうか、まだ動いてはいない。]*


[ おちる。
 瞼を閉じる俺を、清らかな青い世界は拒絶するだろう。
 悪魔に憑かれていた俺を受け入れることはない。
 夜の夢の中に紛れ込むことは、出来ないけれど。

 薄れる意識のなかで。
 やわらかな、言葉が降る()。

 キラ、キラ、キラ。
 まるで《あの時》の木漏れ日みたいだ。 ]


[ ここからの全て押し付けて、眠ってしまうこと。
 そんなことが正しいだなんて、もちろん思ってやしないけど。

 目が覚めていっちゃんを見つけたら。

 同じ言葉を、返そうと思う──── ]**



 お休み。
 君の思う人の傍ならば、きっとよく眠れる。

 君があいつが原因だと言うのなら
 もう本人が眠っている。だから、夜は終わるよ。

[それは最初の対話からは大分あとの声。
何かしていれば、そろそろ落ち着いた頃合い。

納得がいかない様子が返らなければ
無言でも、声が聞こえても、音は途切れて終わり。]


[ ふと、気付く。
 自分から、慣れない《人》の匂いがすることに。
 慣れすぎた花の匂いが薄まっていることに。

 もう、どこからともなく花弁が落ちることはない()。

 種が芽吹き、この体に根を張ったからだろう。
 だから、もうこの声だって─── ]**




 今日はあまり匂いがしないな
 …………でも、今のほうがいいね。

[当人もきっと気づいているのだろう。
俺は、その匂いを好んでいた。
だけど今のほうが《人》らしくて。

赤く咲かない声は、嬉しげに君に向く。]


 
 
 ───、────。
 
 
[ はくはくと唇を動かしたけれど。
 薔薇の香りも掠れたように、声も、また。 ]







           …………。

[もう一度行ってみれば、
────真似をするように空虚な動き
目を丸くし、下がり眉で笑った。]


【人】 双生児 オスカー

─医務室前─

[ 二度寝で誤魔化すのも飽きて、
  管理を任されていた医務室へと歩を進めた。
  夜が明けたのなら
  きっと夢を見ていた彼らは目を覚ますだろうと思った。
  中にはあの夜の狂気に当てられた訳でもない只の風邪っぴきもいたから、
  少しでも様子を見に行くべきだ───と、

  ふと、窓の外を見ればもう夜の幕は弾けていて、
  その空は夕暮れとも違い
  勿論、東洋の空のようだなんて感じ無かったけれど、
  それでも眼を細めて視線を逸らしてしまうくらいには 綺麗だった。]

(255) moro 2018/05/27(Sun) 16時半頃

【人】 双生児 オスカー

[ 医務室の扉はそんなに厚くは無い。
  立て掛けられた名札をきちんと見れば
  誰が退室したかは分かったかもしれない。

  けれど、視線が追い掛けるのはどうしようも無くたった一人の名前。

  扉に掛けた手は、中から聞こえてくる話し声に止まる。
  耳を塞ぐのは間に合わなかった>>148。]

(256) moro 2018/05/27(Sun) 16時半頃

【人】 双生児 オスカー

[ これは 夢じゃ無い。
  途切れ途切れの言葉>>146と、少しの間。
  ほんの数秒のやり取りを想像して、
  静かに腕を下ろす。]

(257) moro 2018/05/27(Sun) 16時半頃

【人】 双生児 オスカー

[ 『    』>>148

  伏せた瞼は震えていた。
  喉は乾ききっていた。

 影になった扉の後ろ、此処には光も差し込まない>>200
  影を踏みながら、似合わない朝日を背に浴びて
  足早にその場を後にする。]*

(258) moro 2018/05/27(Sun) 16時半頃

【人】 双生児 オスカー

[ 問いかける資格>>253はあるのだろう。
  彼は間違いなく被害者で、
  あの時出会わなければ
  唆しなんてしなければ>>3:56
  少なくともあの一瞬>>3:175は傷付かずに済んだ子なのだから。

  殴られ無かった事が
  逆に自身を苛んでいる。]

  ……… 笑えない。

[ は、と息を吐いた口元はどうしようもなく
  正しく笑おうとしていた。
  笑おうとした相貌が崩れたのは
  初夏の熱に浮かされた薔薇の芳香が鼻腔を擽ったから。]

(259) moro 2018/05/27(Sun) 16時半頃

【人】 双生児 オスカー

[ 風にたなびく長い髪>>254に、
  呼吸を忘れる。

  遅れて跳ねた心臓で顔が熱くなる。
  頬は紅潮を忘れたまま冷たい汗を流した。]

(260) moro 2018/05/27(Sun) 16時半頃

【人】 双生児 オスカー

[ ───言ってやれ。

  結ばれて良かったなと言ってやればいい。
  皮肉混じりに目を細めよう。
  正しく笑える筈だ。
  透き通った風が吹き込む医務室での秘め事に、
  自分は関係ないのだから。

  言ってやれ。言って、]

(261) moro 2018/05/27(Sun) 16時半頃

【人】 双生児 オスカー

[ 脚は、自然と後ろを向いていた。

  相手は自分に気付いただろうか。
  気付かないなら、このまま無様に逃げてしまうだろう。
  脳裏に、月の光が差し込む東屋>>1:270を思い出しながら。*]

(262) moro 2018/05/27(Sun) 16時半頃

[あの夜、噎せ返った香りは二人の間にはもう漂わない。
それでも尚、離れることがないのなら
お互いがそうしたいと思える関係で、続いていけたら。

親友の隣で、そう思った。]*


【人】 双生児 オスカー

[ 相手がどう思っているかなんて知らない>>273
  知りたくも無かった。
  背後から近寄る足音はしなかったから
  まだあどけなさの残る指先で掴まれた時、
  跳ねた肩は きっと見られた。

  頭の中に浮かぶのは諦念でも罪悪感でも無い。
  会ってしまった、後悔だけ。]

  …… なんだ、居たのかマーク。

[ 青褪めた血の色を浮かべた顔は
  何事もないように正しく笑う。]

(282) moro 2018/05/27(Sun) 18時半頃

【人】 双生児 オスカー

[ 唐突に何時か聞けなかった答え>>274を語り出す。
  あの時叩き付けた激情は最早胸中には無く、
  いじらしく震えながら言葉を紡ぐ口を塞ごうとも思わなかった。]

  ……僕は牧師様じゃない。
  君達の誓いの言葉なんて要らないよ。

[ 真っ直ぐに此方を見つめる相手と視線が交差する。
  温度の籠らない目元を伏せる。

  視線だけで伝わる純粋さは何度汚そうとしても綺麗なまま。]

  其処に僕は関係無いだろう。
  君にしたのも只の八つ当たりで、嫌がらせなんだから。

(283) moro 2018/05/27(Sun) 18時半頃

【人】 双生児 オスカー

[ 焦がれて 焦がれて、
  それでも手に入らなかった物。
  相手が抱いているものこそ正しい其れなのだろう。

  そうだろう、と自分を納得させる。
  いっそ祝福をと開きかけた唇が閉じる。]

  どうして 僕の話が出てくる。

[ 正しく笑ったまま視線を逸らす。*]

  思い違いをしているみたいだね。
  難しい事は考えなくていい。
  君は君の得た物を、手放しで喜べばいい。

(284) moro 2018/05/27(Sun) 18時半頃

【人】 双生児 オスカー

[ 掴んだ柔らかな輪郭>>3:110を指先。
  容赦無く奪った唇の温かさすら覚えて居ない。

  自分の低俗さに、正しさ紛れの失笑を溢す。
  あの行為には何の意味もない。
  だというのに、問い質す口は何処までも真っ直ぐに突き刺さる>>285。]

  どうしてだろうな。
  君が「欲しくない」と言って、其処から先が何も考えられなくなった。

(288) moro 2018/05/27(Sun) 20時半頃

【人】 双生児 オスカー

[ 振り返るなら、と騙る目はやはり視線を合わせない。]

  成りたい姿を諦めても綺麗なままの君なのに、
  そんな君が手を伸ばせば届くものから逃げている事が、

[ 少しの、間。
  開いた口はそのまま「もどかしかった」と口にした。]

(289) moro 2018/05/27(Sun) 20時半頃

【人】 双生児 オスカー

[ 視線はいつまでも自分に向いたまま
  逸らされる事がない。
  此れが一種の仕返しだというのなら、
  そう説明された方が納得出来た。

  中庭で眠る彼を見てきた。
  伸びる背に合わせて自分を変えていく彼を。
  自分で手に入れた姿で誰かに"欲しい">>1:253と思われる彼を。
  正しい姿にしか自分を当てはめられない自分と比べて、


  嫉妬した。]

(290) moro 2018/05/27(Sun) 20時半頃

【人】 双生児 オスカー

[ あぁ、余りにも 惨めだ。

  答え>>286を口にする前に湧き上がるものに眉を顰めた。
  笑みが消える。]

  ………… もう、いいだろう。

[ 思わず口をついた諦念と共に、
  また笑う。]

(291) moro 2018/05/27(Sun) 20時半頃

【人】 双生児 オスカー

  君の返事が聞けないくらいで死ぬ訳ないじゃないか。
  そこまで……繊細じゃないんだ。

[ 正しいを装ったまま、剥がれないうちに背を向けた。
  肩に手が載っていたならやんわりと振り払うだろう。

  もう呼び止められても振り返る事はない。
  相手に顔を、見せたくは無い。]*

(292) moro 2018/05/27(Sun) 20時半頃

【人】 双生児 オスカー

  だから喜びなよ。
  その方が、救われるんだ。

(293) moro 2018/05/27(Sun) 20時半頃

 ― SUNSET ―

[ あれはいつだったか、もう遠いとおい過去のよう。
 いつから中庭(そこ)にいたのか
 もう、私は覚えてなどいない、遙かはるか昔。

 咲くはずの無い、保有しないはずの色素は涙色。
 その言葉は《不可能》。

 誰が咲きもしない花に水を与えてくれようか。 ]


 んへぇ、でっかい庭。

 あれ、ここだけ土からっからだけど。
 ここ誰か管理してねーの?

[ 言の葉は、まだどこか異国交じりで
 顔も身長も幼さを残す《悠仁(だれか)》が
 初めて私を、見てくれた。 ]



 おまえさー、咲かないね。

[ 声はそれから毎日降り注いだ。 ]

 水も肥料もまいてんのに。

[ 彼には特別親しくする友人は居なかったのだろう。 ]

 何が足りないのかね?

[ まるで私に自分を重ねるように扱う指に。 ]


 
 
       ――――《    》かな。
 
 


[ 私の棘が刺さる。
 太陽を飲み込み夜が始まった頃の、お話。 ]**


【人】 双生児 オスカー

─東屋─

[ 自分から頼んだ約束。
  モリスを部屋で待たせてはいないだろうか>>183
  壊れた彫刻は自分で直そうとしても
  不器用な指先では歪になるばかりだった。
  壊れた物は直らない。
  直し方は本人に聞かなければ。

  無かった事にならないだろうか。
  壊れた彫刻も 吐露してしまった想いの一端>>4:26も。
  呆然としていた本人>>285でさえ
  元凶に向き合ってきたのだ。
  若しかしたら、彼も気持ちに折り合いがついたのかもしれない。]

(299) moro 2018/05/27(Sun) 21時頃

【人】 双生児 オスカー

[ なんて、
  諦めを顔にうつしては両手で顔を覆ってしまう。
  いっそこのまま、薔薇の香りで蒸し返される記憶を全部忘れてしまえたらいい。

 心の底に溜まった汚泥を晒してきた場所の筈なのに、
  今は此処に誰もこない事を望んでいる。
  室内を満たすは静寂。
  鍵の掛からない扉の横で座り込んだ。]*

(300) moro 2018/05/27(Sun) 21時頃

[お互いをさらけ出して、言葉を交わし、手を伸ばして。
 支え合って、立ち上がって、そして。

 一年後。一ヶ月後。一週間後。明日。
 この人の隣でそれをするのが自分じゃなくなった時、俺は二度目の失恋を、するんだろう。
 それでいい。それが、いい。
 凍てつかず、燃えもせず。苦しみを知らないこの心は、もう恋とは呼べないものだ。
 薔薇の香りが失せた今、俺たちは無二の友になる**]


【人】 双生児 オスカー

[ 開かないと思っていた扉が開く音がした。
  両手で顔を覆ったまま目を丸くする。

  " オスカー "と名を呼ばれるだけで腹の底から湧き上がるものは、
  彼が倒れた夜>>3:276に感じたものと同じ。

  覗き込まれた眼を掌で覆い隠す。
  は、と口だけで笑った。]

  ……… また、人の心配か。
  倒れても未だ後悔してないらしい。
  君は、いつもいつも……

  いや、そもそも倒れる前の事なんて覚えていないのか。

(309) moro 2018/05/27(Sun) 22時頃

【人】 双生児 オスカー

[ そうであればいい。
  忘れて欲しい。

  怖くないよ、と囁く優しい声に耳を塞ぐ。
  苛立ちに似た焦燥を抱えたまま
  マークから逃げたこの場所からも逃げようとする。]

  …… 演奏をするんだろう。
  僕は邪魔だな。

[ 俯いた前髪から覗く眼は、少し突いたら崩れそうなほど揺れている。*]

(310) moro 2018/05/27(Sun) 22時頃

【人】 双生児 オスカー

[ この場所に優等生なんて居ない。
  正しく笑うことも、出来ない。

  扉に手を掛けたまま、目の前の扉に跳ね返る声>>314に俯く。]

  …… 礼はいらないよ。

[ 分からなかった。
  相手は談話室でのやり取り>>3:121を見ている筈なのに。

  聞こえた言葉>>316には最早笑いすら込み上げる。]

  壊れそう、僕が。

(327) moro 2018/05/27(Sun) 22時半頃

【人】 双生児 オスカー

  … 君が指摘しないから告白するよ。
  僕はマークに手を出した。
  君が助けになろうとしてくれる僕は、
  許されない事をしただろう?

[ 知っている癖に、と唇を噛み締めたのは一瞬。
  苛立ちの表情を隠さないまま、半身で相手へと振り返る。]

  こんな奴、許そうとしなくていいだろう。
  助けようとしなくていい。
  早く愛しい彼の元へ行って、慰めてやった方がいいんだ。

(329) moro 2018/05/27(Sun) 22時半頃

【人】 双生児 オスカー

  僕は君の吐き出したい事を受け止めるだけの都合の良い奴でいい。
  今更、取ってつけたように……

[ 心地の良い罪の共有>>1:226
  焦がれるように目を細めたのは一瞬。]*

  助けるだなんて、口にするな。

(330) moro 2018/05/27(Sun) 22時半頃

[理屈も正しさもあるべき形も考えず
友にそうしたいと思ったことをして、
求められるままに受け入れていた。

香りなど無くとも、二人は関係に名前を付けて
傷ませる思いをそれぞれに持ったまま、隣にいられる。]*


【人】 双生児 オスカー

[ 自分が彼を拒絶してこの遣り取りは終わり。
  マークにした事には、適当に理由を付けよう。
  フェルゼでさえ辟易するするような嘘も自分なら笑って吐ける。

  戸惑う眼差しは分かりやすい>>337
  これで決別しようと、口を開いた。]

(363) moro 2018/05/27(Sun) 23時頃

【人】 双生児 オスカー

[ 落ち着いた声音>>338に、開き掛けた口を閉じる。
  凪いだ眼で、静かに聞き流す。

  " 欲しいと思うのは間違い? "

  彼は 何を言おうとしているのだろう。
  場違いに、
  朝日が照らす彼の髪が、綺麗だと思った。]

  ……… 違う。

[ 苛立たしげに片耳を塞ぐ。
  耳障りな音が戻ってくるようだ。
  自分の中に落ちていった全て>>4:25がまた、
  突き立てる爪が自分の胸を掴ませた。]

(364) moro 2018/05/27(Sun) 23時頃

【人】 双生児 オスカー

  言うな。
  知らない。聞きたくない。

[ 違う、違うとばかり繰り返す。
  顔は羞恥で紅潮していた。
  もう目の前の相手をすぐにでも]

(365) moro 2018/05/27(Sun) 23時頃

【人】 双生児 オスカー

[ " 君は俺が好きなんだね " ]

(366) moro 2018/05/27(Sun) 23時頃

【人】 双生児 オスカー

[ 殆ど叩きつけるようだった。
  フェルゼの手首に掴みかかって、
  服が汚れるのも気にせず押し倒そうとする。

  そうでなくても掌に爪が食い込むのも構わないまま、
  怒りとも羞恥ともつかない顔を晒した。
  声が出ないまま、開いた口は無言を突き通す。]

  ………、

  …伸ばしたかったよ…!
  手を伸ばして、君が欲しいと言葉にしたかった!

[ 此処に薔薇の棘はなく、
  奪う事などできやしない。]

(367) moro 2018/05/27(Sun) 23時頃

【人】 双生児 オスカー

  どうして君が其れを言うんだ…!
  僕は気付きたくなかった のに……

[ 暴かれたまま赤い肌を隠す術を知らない。]

  こんな気持ちを知りたくなかった。
  誰かを求めるなら他の奴でもよかったんだ…

[ 落ち着いた声音が床に落ちる。]

  二人だけの この場所で
  君に名前を呼ばれるだけで良かったのに、

(368) moro 2018/05/27(Sun) 23時頃

【人】 双生児 オスカー

[ どうして。
  一度目の声が途切れる。
  どうして。
  二度目の声が掠れて消えた。

  三度目を口にする前に顔を覆う。
  指の隙間から零れ落ちるものを止められない。]

(369) moro 2018/05/27(Sun) 23時頃

【人】 双生児 オスカー

  …どうして、君を好きになってしまったんだろう。

(370) moro 2018/05/27(Sun) 23時頃

【人】 双生児 オスカー

[ 嗚咽すらないまま、
  まるで此処に誰もいないかのように静かに落ちる涙だけが床を濡らしていく。

  いますぐにでも、消えて無くなりたかった。*]

(371) moro 2018/05/27(Sun) 23時半頃

【人】 双生児 オスカー

[ 相手からの返事はどんなものであっただろう。
  それがどんなものであったにしろ
  此処を立ち去る相手に、最後のお願いを口にするだろう。]

  僕が眠るまで、手を繋いで

[  膝を抱えて、迷子の子供のように。]

  此処にいて。

[ 「そうして僕が寝たら
   そっと部屋から出ていって欲しい」

  君が去る時、顔を見られたくないから。
  そんな事言えなかったけれど。]

(404) moro 2018/05/28(Mon) 00時頃

[ 中庭にただひっそりと咲いた涙色の薔薇。

 それは確かに咲き、香り。
 やがて枯れ。
 そして散った。

 その先に愛(たね)を手にした。

 その花に宿る言の葉は《奇跡》―――― ]**


【人】 双生児 オスカー

[ 目を瞑って、寝息を立てる。
  手を繋いでいたのはどの位の時間だろう。
  とても とても長く感じた。
  離れるときは一瞬。

  眠ったふりの瞼を上げる。
  泡沫に消えた人の影と、未だ覚えている体温を思い出して顔が歪んだ。

  耐えきれなかった嗚咽に答える声は、
  もう無い。]

(405) moro 2018/05/28(Mon) 00時頃

【人】 双生児 オスカー

[ 此処に居るのは " 僕 "一人。]

(406) moro 2018/05/28(Mon) 00時頃

【人】 双生児 オスカー

[ 照りつける朝日が呪いのように暑かった。
  春は終わる。
  薔薇は散る。

  もうすぐ、目に見える物全てが色鮮やかな夏が来る。**]

(407) moro 2018/05/28(Mon) 00時頃

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注目:オスカー 解除する

処刑者 (3人)

オスカー
42回 (5d) 注目

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