人狼議事


263 【突発】創世虚構アポリア【人狼騒動RP】

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視点:


 
[ 赤い 赤い瞳とおんなじなの。

 私の指先やくちびるが、真っ赤に染まって
 口にした人間の肉は笑ってしまう程にあまくて。

 くらりと眩暈がしたの。
 亜麻色が血に濡れて、夜の湖に映る私は
 人に化けた、みにくい狼そのものだったから ]
 


[ 伝承上の存在にしか過ぎないはずだった、人狼。

 親が人狼だった場合も、そうでないこともあるのでしょう。
 現に私がそうだったの。
 人間でしか無かった両親をこの爪で引き裂いて、
 殺したのは私なの。


 ――人狼に傷付けられた人間は
 そう長くないうちに、自らも同じ化け物になる。

 幼い頃、村の外で倒れていた老人に声をかけた私は
 手の甲を掻かれて、道を踏み外した。
 アッシュブラウンの瞳を赤く染めるようになったの。 ]


 

  美味しそう 、


[ 響くのは、人には決して聞こえない
 獣が獲物を求める聲――よ。* ]


【人】 墓守 ヨーランダ

[クラリッサが作り、ベネディクトが注いだスープ。
エマが去り新たな誰かがやって来る。
そのざわめきを横に、静かにスプーンを口に運んでいた。]

エマ、じゃあね。

[彼女の去り際には、
何でもないように片手を振った。
それぞれの反応を瞳や耳で拾いつつ、うずらを見詰める。
彼らは此処に残されて何を思っているのか。]

ごちそうさま。

[綺麗にスープ皿は空になった。
ひっそりと手を合わせる。
いつの間にやら身体は内側から温まり、常から青ざめたような顔色も少しは見られるものになっているだろう。]

(7) 2017/02/18(Sat) 00時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ


その、まさか、かもしれないよ。

[クラリッサ>>4の声に。]

疑わしきものを集めて、とりあえず閉じ込める。
そうしたら集会所の外は安全だ。

そうして、後は灰色同士で白と黒に分けてもらおう。
自分の命がかかっていれば、必死になるだろう。
よしんば全滅しても被害な最小限ってところかな。


悪い方に考えすぎって、言う?

村のみんなも、これが精一杯のやり方なのかもしれない。
でも、ね。閉じ込めるのは穏やかじゃないな。

[冷静に犯人を探させる気があるのかどうか。
もっと残酷な方法を迫ってくるのではないか。]

(13) 2017/02/18(Sat) 00時半頃

[辺りに響く叫び声。
開かないドアを叩く音。

アタシは、生きなければいけない。

おとうちゃんの分もおかあちゃんの分もおねえちゃんの分も。
おじいちゃんの為にもおばあちゃんの為にも。

どんなことをしても、生きなきゃ。
生きることこそが。


────…。]


…そう。


[そう、でしょう?]


【人】 墓守 ヨーランダ


ああ、君。
顔に汚れがついてるよ。

[突然乱暴な方法で連れてこられたハナ。>>10
白いハンカチを彼女の手に乗せる。]

……。

食器、片付けてくるね。

[自分の分と、誰かのものがあればそれも持って行こう。
席を静かに立つとキッチンへ向かった。]

(18) 2017/02/18(Sat) 01時頃

 
  でも、そうね
  ……逃げられないなら安心してたべられるわ。

[ 覗く顔も声も、獣の色を纏っている。
 おなかがすいたの。
 空腹を満たさなくちゃ、生きていけないわ。

 か弱い人間のフリをして、扉を叩く音を聞きながら
 ぺろりと唇を舐める。
 貴女の声は、私の耳に届く声? ]

  食べなくちゃ ……死んでしまうものね

[ 例えば。
 本の海を泳ぐような、知識の主はどんな味かしら。
 人間だった頃に貴方と親しかった私が、狼と知ったなら
 あなたはどんな味がするかしら?

 なあんて。生に執着のない私が思うのは、目先の得物だけ* ]


【人】 墓守 ヨーランダ


……、

[食器を洗いながら、唇を噛んでいた姿>>17を思い浮かべる。
クラリッサには酷な言葉を返し過ぎた。]

とりあえず閉じ込めておく。
何か良い策を思いつくまで待機してくれ、の可能性も……。

どうかなぁ。

[水を止める。
すると、しん、とした夜の静けさが忍び寄ってくる。
また身体が冷えてしまいそうだった。

窓の外。
闇に支配される時間。]

(20) 2017/02/18(Sat) 01時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[手早く食器を拭いて仕舞い、皆のところへ戻る。
クラリッサに近付くと一言、]

怖いこと言って、ごめん。
私は基本的に良くない方に考えてしまうんだ。

そうならないこと、祈ってるから。

[スープ美味しかった、とも伝えよう。
この状況で何の慰めにもならないかもしれないが。
ハナとシメオンの様子を伺い、自分にできる言葉なさそうであれば、欠伸を一つ零し、目を擦った。]

(21) 2017/02/18(Sat) 01時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ


よし、寝よう。

[とりあえず、何処で身体を休めようか。**]

(23) 2017/02/18(Sat) 01時半頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2017/02/18(Sat) 01時半頃


[瞳の奥が朱く瞬く。

閉じ込められた。
しかも、これでは多勢に無勢。
正体がバレた瞬間に殺されてしまう。
ここに連れてこられた時と同じように。

けれど、ニンゲンが減っていけば、隙が出来る。
閉鎖されたドアも窓もぶち破って、逃げ出す機会も出来る筈。]


……安心。
ねぇ、安心ってどんな感じ?

[もうずっと、忘れている感情。
もうきっと、手にすることはない、感情。]

うん、食べなきゃ生きていけない…。
生き物なら普通の、ニンゲンもしていることだよ。


[人狼に傷つけられたニンゲンが人狼になる。

そんなことは聞いたことはなかった。
おとうちゃんもおかあちゃんもおねえちゃんも、アタシと同じ、人狼。
開発と称し、勝手に踏み入ってきたニンゲン達に里を追われ、殺された。

多勢に無勢。
群れを成したニンゲン達は恐ろしい。
殺戮が大好きで自分達同士でも殺しあっている。

一人一人はあんなに弱く脆いくせに。
群れになると途端に豹変する。

何よりも恐ろしい生き物。

そして。]


お腹、減ってるの?


[何よりも美味しい、食べ物。

幼き日の彼女の事情をアタシは知らない。]



生きていく───────…**

  


【人】 墓守 ヨーランダ

[広間を辞する前に、ホリーの言葉>>34が耳に入る。
足を止め、灰色のショールの裾を揺らした。]

ホリー。

[年上にも敬称はつけない。
そもそも年齢をきちんと認識していないかもしれない。]

紅茶のセットならキッチンにあったよ。
戸棚の位置、教えよう。

[彼女が良ければそのままキッチンへ誘おう。
戸棚の場所を伝えながらポットに伸ばしかけた指、ふと何かを思い出したように戻し、そちらはホリーに全て任せる。
湯を沸かす手伝いくらいはしようか。]

(37) 2017/02/18(Sat) 08時半頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2017/02/18(Sat) 08時半頃


【人】 墓守 ヨーランダ

[ヨーラ、と彼女が呼ぶ。>>38
それは自分にとって貴重な愛称だった。

ホリーとの交流は何が切っ掛けで始まったのだったか。
珍しく親交を育むことが出来れば、ひっそりと内緒ごとのように、彼女のカフェを訪れたこともあったろう。
空いた時間を狙ったが、見た事のある者もいるかもしれない。]

ここでホリーの紅茶、飲めるなんてね。

[そういうことで、
ホリーの紅茶を淹れる腕前はよく承知していた。
これが準備から手を引いた理由のひとつ。

もうひとつは、自分がなるべく他人の口にするものに手を触れないようにしようという、身に染み付いた動きだった。]

(42) 2017/02/18(Sat) 09時頃

【人】 墓守 ヨーランダ


何とかなるって気持ちも大事だよ。
私は良くない方にばかり考えるから、周りを追い詰める。

[紅茶の香りが柔らかに鼻孔をくすぐる。
たゆたう湯気をぼんやり眺め。]

でも、自体の把握はしたいね。
明日辺りには説明くらいしてくれるといいんだけど。

……。

[ぽつ、ぽつり、とそう返す。]

(45) 2017/02/18(Sat) 09時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[花を育てていることは隠しているわけでもなくて。
ホリーが知れば、これは墓や故人のために自分が育て始めたのだと教え、何時でも摘んでいいとも伝えたことだろう。

此処に閉じ込められた今、世話する人のいない花たち。
悩ましげに眉を寄せるが、
紅茶の温もり>>52に、ふ、と綻んだ。]

ありがとう。

[美味しい紅茶の与えてくれる安心感に浸ろう。
そうして暫くすれば、ホリーと別れ、適当な鍵もない部屋に入って朝を待つことにしたか。

夜は静まり返る。
何かの始まりを予感させた。*]

(53) 2017/02/18(Sat) 11時頃

 
  ……どんな?
  うぅん、そうね……胸のざわつきが無くなって
  落ち着くこと、かしら?

[ 私は声の主に、気安く返しましょう。
 そうなった過程は違えど仲間たる彼女が”誰”なのか、きっと気付くのは容易いはず。
 眸を赤く煌かせて、くつりと喉奥を鳴らすの。 ]

  ――そうよね。食べるものが違うだけなのに。

[ 人間が家畜を殺して食べるのよ?
 人狼が人間を殺して食べることの、なにがいけないの?

 皆自分勝手だわ。
 抗えない死がほんのすこし、早くに訪れるだけでしょう。 ]


 

   ――――ええ。お腹が、空いてるの。


[ だから、頑張りましょう?
 お互いに――ね。

 何を頑張るの? 皆を騙し抜いて食べること。
 人狼には、私達には、それ以外なんにもないでしょう。
 ……きっとね。* ]


【人】 墓守 ヨーランダ

──翌朝──

……、

[無言で年老いた村長を見据えていた。
頷くことも声高に反論することも、俯くこともない。]

悪趣味なこと、させるね。
疑わしきを全員処刑するのは流石に良心が痛むのかな。

まぁ、化物を恐れるのは、当然だ。
これが貴方たちの思う最善なんだろう。
拒否権のない私たちはこの中で精一杯もがくとしよう。

……村でもう被害が出ないことは、祈っておくよ。

[最後の言葉は小さく。]

(59) 2017/02/18(Sat) 11時頃


そうやって平然と、アタシを殺すのね……。

  


じゃあ、貴女は落ち着いてるんだ?

[喉を鳴らす音。
けれど、聲の穏やかさとは別の雰囲気は何処か。
何かが自分とは違うような。

それともアタシが変わったのか。]

……大人しく殺されるつもりはないわ。
アタシは最後まで諦めない。

[道がもう、殆ど閉ざされているのだとしても。
誰にどれだけ化け物と蔑まれても。]

例の旅人、食べたのって貴女?

[あの日、血の匂いに引き寄せられて見に行った時は食後の遺体のみ、蛻の殻だった。]


そっか。
バレないように食べるって結構、難しいもんね。

アタシはここで暮らすようになってからは、なるべくニンゲンの食事で済ますようにしてたけど、それでもどうしても身体が求めるのは止められない。

[これはもう本能だ。]

でも、筋張った固い男のヒトの肉よりは柔らかい女のヒトの肉が好きなんだ。

[本当ならすぐに、最低でもおじいちゃんとおばあちゃんが亡くなった時に村を出るべきだった。

でも、どうしても離れられなくて。]

空腹時の衝動は凄く解るけど、気をつけて。
なんてきっと、貴女のほうがこの村の古参だからその辺、心得てるよね。

[アタシのほうがもっとずっと。*]


【人】 墓守 ヨーランダ

[ノックス>>60やハナ>>63の反応に、其方へ視線を流す。
冷静そうな表情は崩さないが、わずかに申し訳なさげに。]

私も、一応、どうしたものかと困ってはいる。

拒否権は欲しいけど……、
逆らってそれを理由に殺されても嫌だなって。

[あっけらかんと思考を明かす。
ここに閉じ込めると決められたなら、そういうことだ。
生きていくうちに自然と身についた諦念は、ベネディクト>>61のものと似ているのかもしれない。]

ホリーの言う通り。
この中にもし人狼がいたとして、焦りはあるかもね。
そもそも犯人がいるという確信もないわけだけど。

手掛かり、か……。

[俯くと、逡巡を匂わせ、顎に指先を添えた。]

(73) 2017/02/18(Sat) 13時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[結局紡ぎかけた言葉は口にしない。
ベネディクト>>67の去った後、半歩足を踏み出しかけたが、ここで自分が追えば彼への疑惑を深めそうだ。

じたばた中のハナ>>72は心配だが、
ホリー達が解くだろうと手を出すことはしない。]

……、

[顔色の悪いクラリッサ>>70や皆を見渡して息をつくと、静かに広間からキッチンへ移動した。**]

(74) 2017/02/18(Sat) 14時頃

ヨーランダは、キッチンで紅茶やハーブティーの茶葉を見下ろし、何か考え込む様子。**

2017/02/18(Sat) 15時半頃


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2017/02/18(Sat) 15時半頃


 
  ……そうね。
  不思議と、焦りもなんにもないの。

[ 閉鎖的な空間に閉じ込められ、死があまりにも近い場所。
 そこに身を置いているというのに、
 ”私”の心はおかしなほど穏やかなの。
 人間だった頃なら、きっと―― ]

  ……貴女、生きたいの。
  なら、私はそれを応援してあげる。

  貴女が先に危うくなったら、私を売ればいいわ

[ 生に、執着なんてないの。
 彼女が生きたいと願う理由は なにかしら? ]

  ええ。旅人を食べたのは、私。

[ 問いかけには短く、肯定を返しましょう ]


 
  ……人間の食事は食べられないこともないけれど
  やっぱり、人間そのものの方が美味しいものねぇ。

[ 人狼の本能というなら、そうなのでしょう。
 甘い果実さえ今では胸に苦味を滲ませるだけ、
 私達が欲しいのは、あの人たちを構成する血肉だもの。 ]

  私、どっちでもいいわ。食べられるなら。
  美味しい女性は貴女に譲ってあげる。
  だから男性は、私が食べていいでしょう?

[ 喧嘩も奪い合いもせず、唯一人の仲間と協調出来るのは。
 不幸中の幸いといったところかしらね。 ]

  ――――大丈夫、ありがとう。隠すのは得意よ。
  騙すのもね。

[ なあんて。信じて貰えるような生き方をしなかったから、
 分からないけど* ]


────ごめんなさい…。


[アタシは貴女とは何もかも。
全然、違うんだ。**]


……なんか凄いね。

[焦りも何もないと言う。
この境地は一体何だろう。

"ニンゲン"だった頃の彼女を想像出来る訳もなく。]

────…うん、アタシは。
そうじゃなきゃ、アタシを生かす為に死んでいったみんなに顔向け出来ないもん。

[けれど、その誰にも知られることのない表情は強い意志のある声音とは裏腹。]

どういうこと?
危なくなったら売るって貴女……

[どうして。
ずっと感じていた違和感の正体に言葉を詰まらせる。]


生きていたくないの?

[応えのわかりきった疑問を口にして。]


一度でもあの味を知ってしまったら、知らなかった頃には戻れない……。
ニンゲンだって美食求めていろんな動物虐殺してるもん、その辺は一緒だって目くじら立てないで欲しいよね。

[到底無理な話だろうけど。]

あ、別に今回は目的が食事より逃げることにあるから。
男のヒトは嫌だって言ってる訳じゃないよ。

…………襲いやすいヒト、邪魔になりそうなヒトから減らしていけたらと思ってる。
せっかくだからついでに少し味見もするかもだけど、あんまり食事に夢中になって見つかったら意味ないから。

そっか。
なら、良かった。

アタシは一緒にここ、抜け出せたらいいなって思ってる。

[仲間の存在。
唯一の彼女が今、どれだけ自分の心の支えになっているか。]


 
 [ なんて、嘘だけど。 ]

 


[────嘘。

本当はもう。

見送るのは沢山なんだ。


本当は誰も。**]


[ 彼女が人であった頃の私を知る由がないように
 私もまた、彼女が生粋の 人狼 であることを想像はしなかった。
 「自分を生かすために死んでいったみんな」という言葉から、なんとなく事情は察するけれど ]

  ……それなら尚更、生きなくてはね。

[ 強い意志が感じ取れる声色に、頷いて
 問いかけには静寂を保つままに応えましょう。 ]

  ―――死に場所を探しているの。
  そうね、そういう意味では貴女の言う通りよ。

  生きていることに、疲れてしまったから。

[ 誰かの――仲間のために死ねるなら構わない、と
 笑いましょう。 ]


 
  人間は。自分に都合が悪いことを、受け入れられないんだもの。
  仕方がないわ。

[ 到底無理な夢物語。
 共存出来るなら今頃、こうなってはいない。 ]

  ええ。すべて貴女の望むままに。
  なら、情報を知っていそうな人から殺しましょう。

  そうね――ずっと部屋から出てこない彼とか。

[ 漏れ聞こえる言葉の数々から、彼の知識は把握出来る。
 多くが彼らに渡る前に、さっさと片付けてしまいましょう。

 ――こんな思考。獣に塗れた私の頭。
 悲しくないといえば嘘になる。
 けれど、けれど、しかたがないの。

 「一緒に」と言う貴女に、息を少し詰まらせて。 ]


 

  ……なら私も、頑張るわ。
  貴女と抜け出せるように。

[ 生を望まぬ人狼の口約束なんて、たかが知れているけど。
 仲間のお願いを無下にするほど
 冷たい心を持っているわけでもないの。* ]


【人】 墓守 ヨーランダ

[シメオン>>107を振り返り、ほんの少し迷い、頷く。
珍しい曖昧さの理由は]

……何がいいか、な。
せっかくだから沈静作用のあるハーブティにでもしようか。

私、誰かに淹れたことって、ないんだ。

[家族以外、ね。
湯を沸かしながら語り掛ける。]

運ぶの、手伝ってくれる?

[それでシメオンが淹れたことにしよう、なんて言ったら可笑しな顔をされそうだから止めておく。
女性仕事云々は大して考えていない。
昨夜ベネットにスープを注いでもらった事実と並べれば、これがある種の世間知らずさだった。]

(118) 2017/02/18(Sat) 21時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

――昔の思い出>>83>>87――

[それは、まだ父と母が生きていた頃。
墓守の仕事を手伝う傍ら、花を育てることに唯一の楽しみを感じ始めていた、その時代の記憶だった。]

……あ、

[ある日のこと。
ようやく綺麗に咲いた白い花たちの絨毯は、何時間も眺めていられるくらいお気に入りだった。
それなのに目を離した隙に、摘まれ、踏まれ、ところどころ土の色が見える状態になっていて――。

胸の奥が軋みを上げた。
自分の花壇だから、こんな風にされる。

もう、花を育てるなんて辞めてしまおうと、思った。]

(129) 2017/02/18(Sat) 22時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[――でも。

普段は父を相手にするばかりの神父様が、いつの日か、自分を訪ねてきたのだ。
マリーが済まなかったという謝罪と共に。
そうして花壇の真実は語られることになった。]

妖精の、お花?

[花壇に無断で立ち入った子は。
花冠を嬉し気に被り、そう言ったのだという。]

……いい。
もう、だったら、いいの。

[お墓を飾るのも良いけれど。そうして、誰かが。
その後ローズマリーが孤児院を出たことを誰に聞くこともなく、また花壇に来るだろうか、と思っていた。
もうひとりの存在も、知らぬまま。

長い月日が経ち。
墓守は今でも、花を育てている。*]

(133) 2017/02/18(Sat) 22時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

――現在・キッチン――

気持ちがこもる……。
でも、それが私というのが、問題なんだよ。

勿体ないと言う君は変わってる。

[変わり者が変わり者と言い表す。>>123
しかし嫌な顔をするわけではなく、彼の歪んだ笑みも真正面から受け止めると、手元に視線を戻す。

だが、次の瞬間。
意外な問いに手元のカップが音を立てた。]

え? 旦那、お婿……。
いや、この村から墓守がいなくなるのは困るだろうし、年齢的に考えるべきなのは分かってはいるんだ。
そういうことなら、すまない。

しかし探し出しても相手が気の毒というか、な。

[自分の結婚といえば墓守家系の存続に結びつくのだ。]

(134) 2017/02/18(Sat) 22時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[そうして、失礼と感じた様子もなく]

そういう君はどうなんだ?と聞き返してみようか。

[問いをそのまま返す。
郵便屋の彼の家族のことは、薄らと聞き及んでいるけれど、そのことは何も口にすることなく。
ハーブティを注ぎながら。*]

(136) 2017/02/18(Sat) 22時半頃

……うん。

[それなら尚更。
静寂に浮かぶ泣きそうな笑みは聲には乗らない。

そうして、アタシ達だけの紅い海に何でもないことのように落とされた波紋。]

死に場所を………

[ぎゅっと痛いくらいに胸を掴む。
嫌でも判ってしまうそれはアタシの中、故意に目を逸らし、深奥に蓋を閉めて隠しているもの。

生きてと最後に託された思いの鎖に。]

やめてよ。
これ以上アタシは………

[込み上げる感情を抑えれば。]



残されて生きていくのも楽じゃないのよ。


[歪んだ苦笑を浮かべ。]


そう、だよね。
ニンゲン同士、別にそんなに仲良しでもないのに、こういう時になると途端に種で区別して執拗に追いつめてくる。
みんなも、アタシ達と一緒に閉じ込められている段階で気付かないのかな。

戦う相手間違ってる。

[呆れて何も言えないくらい。
言ってるけど。]

あ、アタシも気になってた。
あのサイモンってヒト。

うん……、もしかしたら気付いているかもしれない。

早い目に口を塞いだほうが良さそう。

[幸い彼はいつも一人でいるから、機会に困ることもなさそう。
彼女の提言に肯定を示せば。]



うん、頑張ろう。
一緒に。

[返ってきた約束に嬉しそうに微笑んだ。]


【人】 墓守 ヨーランダ


一緒に、墓守を……。

[どうすればそんな人が現れるのだろう。
失業の心配だけはないから、そこを魅力にするしかないか。
なんて、呟く。

好意を寄せる人。>>137
自らがそんな人と結ばれるとは、想像さえもしない。]

真剣に考える、ね。

[それを希望と彼が言うなら、首を横に振らず、頷こう。
最もな話には変わりないのだから。]

うん、生きて戻ったら、
私は君の結婚相手探しを応援するとしよう。

[それは、前向きそうな声音で。
広間に踏み入れる前、彼>>138へこそりと伝えておく。*]

(149) 2017/02/18(Sat) 23時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[駆け寄ってくるハナ>>145に、頷く。
そのためのお茶なのだから。
ハッキリと自分が淹れたと口にするシメオン>>147を、思わず見つめるが、すぐに階上の音に意識は逸れた。]

……、

[シメオンの背を見送る。
追うことはなく、ただ、天井を一時仰いでいた。*]

(150) 2017/02/18(Sat) 23時半頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2017/02/18(Sat) 23時半頃


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