180 FESを迎えし戦場-漆黒たる年代記-
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人
狼
墓
少
霊
全
夜更けに響いた破滅の音に起こされ、不安に駆られた乗客たちは集会所へと集まった。単純な直接通信の機能しか果たさなくなった携帯を携えて。
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こんばんわ、こんな遅くにたいへんですね。
……… 行っちゃった。へんなの。
(0) 2014/06/05(Thu) 00時半頃
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――――何処かの世界の片隅か。あるいは次元の狭間か。
――――――何処とも知れない場所に、その館は建っている。
広大で静かな『館』の中には、ほとんど人の気配はない。
ただ、玄関を入ってすぐ、赤絨毯を敷いた吹き抜けのホールの中央に一人の少女が立っているのみ。
彼女は貴方にこう語りかける。
(#0) 2014/06/05(Thu) 00時半頃
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館主様の招待状をお持ちの方ですね? あいにく館主様は今お留守ですが、ようこそ。 あなたを歓迎するように仰せつかっています。
あなたが館主様に呼ばれた目的は他でもありません。 薄々気づいているかもしれませんが…そういう事です。
けれど、皆さんが集まるまではどうぞ、少しの間ゆっくり過ごしてください。 館の中も自由に見て回って構いません。館主様のお部屋以外には自由に出入りできますから。
何かあったら、いつでも呼んでください。 ……それでは。
[貴方がどこの誰かは知らない。 ただ間違いないのは、知ってか知らずか、招待状を携えているという事だけ。
その先にある事を今は、まだ誰も知らない。]
(@0) 2014/06/05(Thu) 00時半頃
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―FESを迎えし戦場の幕は開く―
(#1) 2014/06/05(Thu) 00時半頃
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―数日前のこと/合衆国議会議事堂メインホール―
国民のみなさん、こんにちは。
[聴衆たちはその挨拶を見守っている。 カメラのフラッシュ、ビデオカメラ。 髭面の男は、一瞬スリーピースのボタンに手を当てた。]
まずは、私に「最後の」演説の機会を与えて下さり、 ありがとうございます。国民のみなさんの協力により、 私も大統領という要職を務めあげ―……
任期満了となる、本日までくることができました。
[そのあと、男は自分が大統領に就任してからの 国の情勢や国際的な出来事などに触れながら演説を進めた。]
(1) 2014/06/05(Thu) 01時頃
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最後になりますが、私がここまで務めてこれたのは、 国民のみなさんという、頼もしい味方《HEROES》が いらしたからです。本当に感謝しています。
そろそろ、次代大統領《HERO》の活躍に期待して、 お話を終えさせていただきます。 私も大統領経験者として、今後も合衆国の発展に 寄与したいと思っています。
英雄《HERO》 は
不滅 で あ る !
[そう言って、髭面の男は右手を高く突き上げた。 こうして、合衆国XX代大統領アルフレッド・ダンデライオンの 任期は終わった。これが、数日前のことで―……。]
(2) 2014/06/05(Thu) 01時半頃
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―そして現在/大広間―
やれやれ、私《HERO》に休みはないものか。
[ふう、と溜息をつきながら、階段の脇の柱にもたれている。 洋風の広間、天井にはシャンデリアがぶら下がっている。 いくつかある窓から、外を覗いてみたが 「何か見えるようで、何となく何も見えない」という状況だ。]
―………。
[「そういうこと」。前大統領に心当たりはありやなしや。 握りしめた拳。手袋には白頭鷲の紋章が刻まれている。]
(3) 2014/06/05(Thu) 01時半頃
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―とある学園の職員室―
……さて、帰りますかね。
[その日、とある学園の教頭であるクリストファーは、残業で遅くまで園内に残っていた。ようやく仕事を終えた頃には、すっかり暗くなっていて、職員室には教頭の他には誰もいなかった。]
……ん?
[書類を片付けかけた所、ファイルの間に挟んであった白いカードを発見し。何だったかと、引っ張り出してみた。]
(4) 2014/06/05(Thu) 01時半頃
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え――…?
[瞬間、カードから閃光が放たれ、
そして…………]
(5) 2014/06/05(Thu) 01時半頃
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―館:吹き抜けのホール―
……はい?え?どこですここ?
あの、そういう事と言われましても……?
[気がつけば立っていたのは見たこともない場所。 自分は確かに、職員室に居たはずなのに…?
周囲を見回していて発見した少女から説明を受けるが、今ひとつ有効な解を得ない。>>@0]
えー。 私、早く自宅に帰りたいんですけどー… 仕事帰りで疲れてますし……
[カードを握りながら、溜息をつく。 家には、きれいな奥さんと子供が待っているのに。]
(6) 2014/06/05(Thu) 01時半頃
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この戦い、悪意《わたし》の"勝ち"だ!!!
(7) 2014/06/05(Thu) 02時頃
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≫PROGRAM『神の悪意』 ≫創造主《カミ》への不正侵入 HACKING TO GOD ≫≫≫神降ろし Downlord
≫≫≫進行状況... 8%
≫≫≫一時中断 PROFRAM STOP
(8) 2014/06/05(Thu) 02時頃
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くっふふ、ふははははっ。
[無限の闇に塗り潰された空の下。 地平の彼方までも続く『悪意』と『鎮魂』の二つの意味を持つ血色の戦華の花畑の中。
"勝利"し、独り残された胸赤鳥が哂う。
それは創造主《カミ》より愛でられし玩具。 返り血に塗れ、時に屍の上に栄光と繁栄を築きながら。 世界に《悪意》を振り撒く災厄の小鳥。]
(9) 2014/06/05(Thu) 02時頃
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破滅《死》するものは幸いだ。 だがしかし、抗う世界は何よりも愛しい。
[無音の世界に哄笑を残し。 やがて小鳥は苗木《セカイ》を飛び立った――。]
(10) 2014/06/05(Thu) 02時頃
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―館 吹き抜けのホール―
[『扉』が開き幼い少年の姿をしたものが館を訪れる。
金糸の縁取りの豪奢な黒のマントを羽織り。 その左の胸には大輪の深紅の戦華を飾る。 当然のように手にした招待状へと軽く口付ける動作は貴族的で愛らしくすらある。]
ほう、出迎えご苦労。 その顔、誰を模したかは知らんが中々に趣味が悪い。
[だが、出迎えた少女>>@0へと向ける。 返り血の散る瞳だけはその本性《悪意》を示す。]
……目的など語るまでも無い。 全ては、そう――――。
(11) 2014/06/05(Thu) 02時頃
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イナマム・オン・イセミソボ・オニマク・アウェテブス (全ては創造主《カミ》の思し召しのまま)
[血玉《ヘリオトロープ》の瞳を輝かせ、小鳥は哂(うた)う。**]
(12) 2014/06/05(Thu) 02時頃
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―→吹き抜けのホール―
[すたすたとホールに入ってきて、ウォーターサーバーまで 一直線に。ごくごくと水を飲んで。]
あ、どうも。
[訪れた方々に頭を下げた。水を飲む姿すら、威風堂々と。 いい水を使っているのか、やけに五臓六腑に染みわたる。]
(13) 2014/06/05(Thu) 02時頃
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おや。
[ふと、新しい客人が増えていたのに気がついて、観察してみる。]
ロビン……? いえ、違いますね。でも、よく似ていますねえ。
[息子の一人の名前を呟いた。 しかし、息子よりも幼いし、纏う雰囲気が違う。>>11]
(14) 2014/06/05(Thu) 02時頃
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あ、どうも、こんにちは。 いえ、こんばんはですかねえ。
[大変威風堂々としている髭の男性に、ぺこりとお辞儀を一つ。>>13]
貴方は館主殿ですか?それとも、客人? 飲んでもいいんでしょうか。
[何となく、紅茶が飲みたい気分になった。]
(15) 2014/06/05(Thu) 02時頃
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こんにちはなのか、こんばんはなのか。 窓の外を見ても、よくわからないですな。
[紙コップをサーバー横のゴミ箱に入れて。 表情こそ笑っているが、彼を見る視線は 「う」と「そ」と「く」と「さ」と「い」の 五文字で構成されているような感じだった。]
いやいや、私は招待された側ですよ。
[そう言って名刺を差し出した。 「NGO法人『スターイーグル』代表」と書いてある。 在任中、お忍びで漫遊するときに使っていたダミーだ。]
置いてあるのですから、飲んでもいいのではないでしょうか。 眠気も吹っ飛ぶようなコーヒーでも飲みたいものです。
[ある意味紅茶好きの前では爆弾発言のようなことを言った。]
(16) 2014/06/05(Thu) 02時頃
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私がここに来る前は夜だったんですけどねえ? しかし、突然ここに居たものですから、何が何やら。
[時間も分かりませんねえ、と肩を竦めて。>>16 名刺をきちんと両手で受け取る。]
スターイーグル……? ああ、いけません、わたくし、ある学園で教頭をやっております、クリストファー・グリモアと申します。
[名刺入れにアルフレッドの名刺を仕舞ながら。]
おや、コーヒー派ですか。 実は私もコーヒーが好きなんです。 今は、紅茶が飲みたい気分なんですけどね…?
[コーヒー派なのだが、何故か無性に紅茶が飲みたくなる時がある。 ――それが、己の罪深き前世に関係があるとは、予想できる筈もなく。]
(17) 2014/06/05(Thu) 02時半頃
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台所、ありますかね。 使ってもよろしいですかね…? 客人だというのなら、お茶を頂いても?
[ソフィアへと確認の為に声をかけて。 使ってもいいという事なら、色々用意しに行くだろう。**]
(18) 2014/06/05(Thu) 02時半頃
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おや、教頭先生ですか。 子どもたちは国の宝、次世代の英雄《HERO》ですね。
[うん、うんと頷きつつも、何となく「この人は胡散臭い」 と思っているかのような視線を向けている。]
浅煎りの豆を使ったブラックコーヒーが好きです。 招待されたのは何人なのでしょうかね。
[いってらっしゃいまし、とクリストファーの背中を見送って、 再びサーバーから水をとった。 英雄《HERO》は日々進化する。手袋の白頭鷲の紋章。 今はその上に黒く「η《アルディバイン》」と刻んである**]
(19) 2014/06/05(Thu) 02時半頃
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― 某都某所 とある学園の生徒会室 ―
…はい、部費の希望額調査まとめ。 後の御決済は会長と副会長ちゃんにお任せします。
さてと。 生徒会業務を終えた僕は、念願の"げえせん"に出陣してきます!
…え"、スバル先輩がロビン追い掛け回してたからムリ? …わぁい。 僕ひとりじゃ緊張して"げえせん"行けないよ…
[桜が咲き誇る学園の生徒会室、放課後の夕陽がグラウンドで静かに佇むモアイ像をやわらかく照らしてる。 今年度の部費調整業務に追われる生徒会役員たちの中に、彼はいた]
(20) 2014/06/05(Thu) 02時半頃
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[…平和だ。とても暖かな、人間らしい日常だ…]
それじゃあ、僕はこれで。
また明日、ね。 ばいばい、マユミちゃん、カイル。
[また明日、明日も昨日と同じ日常が続いていく。 何時までも平和が続く訳ではないが、そんな日々は。
彼が渇望して手に入れた、人間として生きる日常――…]
(21) 2014/06/05(Thu) 02時半頃
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[そして 『 俺 』 は――――…
……………… 。]
(22) 2014/06/05(Thu) 02時半頃
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― ?? ?? ??-Un known Field- ―
[――――… 冥界の深遠からお越しの この漆黒を覗き見し、邪神諸君 いらっしゃい。
早速だがあなたたちは。
時と云う名の、世界-かわ-を流れる、運命の導船-アーク-は。
ひとつきりではないのだと… …しっているかい?]
(23) 2014/06/05(Thu) 03時頃
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さあ仰ぎ見よ、運命の大樹に生い茂る枝葉。 なんと幾重にも分かたれた枝なのだろうか!
天から光がそそぐ枝葉は 鮮やかな、希望の蒼-ホープ-に煌いているのに
闇から血をあびた枝葉は 鮮やかな、鮮血の緋-ブラッド-に輝いているんだ。
汝の傍らにはいつも、汝の影が存在している。 それこそが、運命-デスティニー-と名乗る絶対なる時の支配者だ。
――蒼舟界顧録 第84(0..100)x191(0..100)x1説より抜粋
(24) 2014/06/05(Thu) 03時頃
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― 館:吹き抜けのホール ―
[開いたのは 『大窓』だ。 『扉』ではない]
≪招待状に記されていた場所はここかな? 俺のことを呼び出すなんて、面白い……≫
[『何か景色が見える様で、やっぱり見えない』窓向こうの景色から。
ふわ り。 と 赤色をした羽が舞い込んできた。
バサバサと小さな翼のはばたきが鳴り、ホォゥ、と夜鳥のコエ。 それは六羽の 赤翼-アカツバ-の梟]
(25) 2014/06/05(Thu) 03時頃
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[血塗られた、鮮やかなスカーレットに濡れる 赤翼-アカツバ-の梟たちが舞い散らす、鮮血-ブラッド-の羽に包まれ。
俺は、血の様に煌く赤髪を靡かせて、その場に現れた――]
…この招待状で間違いはないね?呼び出し人。
俺はゼロ…。
冥族会の『ゼロ=スカーレット』。
[冥界に香る、鮮血の風を纏わせながら。 俺は赤翼の梟たちが舞う中で、招待状を携えてその場に現れていた*]
(26) 2014/06/05(Thu) 03時頃
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[そこは、一般的には名も知られていない小さな町の、隅にある、森。]
(27) 2014/06/05(Thu) 03時頃
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[御陵町と名の付いたその町の隅には、星降りの森と呼ばれる森がある。]
(28) 2014/06/05(Thu) 03時頃
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[星降りの森にはウェルスム族という末裔が住んでいるとの噂も立っているが、今は昔。]
(29) 2014/06/05(Thu) 03時頃
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[その森の抜け道の前に、大きな滝が聳えている。]
…………臨。
(30) 2014/06/05(Thu) 03時頃
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[滝は物凄い水量で流れ続ける。そう、それは目まぐるしく変化する、この世の中のように、時に強く、時に激しく。]
…………兵。
(31) 2014/06/05(Thu) 03時半頃
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[その滝壺で、滝に打たれる男。彼はかつてこの御陵町、いや━━━━]
…………闘。
(32) 2014/06/05(Thu) 03時半頃
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臨・兵・闘・者・皆・陳・烈・在・前!!!
[世界の危機に直面した、その男は九字を切って。]
(33) 2014/06/05(Thu) 03時半頃
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蒼天流奥義第二式・金門橋!!!
[体内に込められた気を全身に練出すれば、その体は金色に輝き。流れてくる膨大な水を弾き飛ばす。]
(34) 2014/06/05(Thu) 03時半頃
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波ァ!!!!!
[男はそのまま、足元の岩を踏みしめ、大きな跳躍で草場へと翔けていく]
(35) 2014/06/05(Thu) 03時半頃
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ふむ、今日はなかなかいい成果が得られたな。
[男は置いてあったタオルで顔を拭うと、鳥が手紙をくわえて男の元へ現れた。]
…………何処かで見たような鳥だが。ふむ。
(36) 2014/06/05(Thu) 03時半頃
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これは…………!
[男は手紙を見るなり、滝を後にする。そこには、一枚の招待状。]
(37) 2014/06/05(Thu) 03時半頃
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[男、いや蒼天ダンの第2幕が今、幕を開けるのであった−−−−**]
(38) 2014/06/05(Thu) 04時頃
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― とある世界、とある家 ―
ただいまー。 いや、危なかったわ。教頭に捕まる前に逃げられたわ。 あれ捕まってたらすげー遅くなる空気だった。
[玄関先、帰宅を告げる声。 その家の主である皇恭介――遥か昔には大きな戦いに身を置いていた青年だが、今はとある学園のいち教師だ。]
おーい、ペラジー。
[かつて世界の命運を賭けて共に戦った仲間――現在は新たな世界で平和な日々を過ごす同居人の名前を呼んだ。]
(39) 2014/06/05(Thu) 04時頃
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腹減ったわー。今日の夕飯なにー?
[家事は2人で持ち回り。今日は彼女が夕飯担当だ。]
ペラジー?
……ペラジーやーい。
ペラジーさんってばー。
[…が、いくら呼べども返事は無い。]
(40) 2014/06/05(Thu) 04時頃
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……? どっか行ってんのか? 参ったね。今から飯作る気力も無えんだけど……。
[普段は女子高生として暮らしている同居人だが、実際の年齢ではハイティーンなどとうに過ぎ去っている。 故に夜間の外出をどうこう言うつもりも無いが、減ったお腹を満たせない事には物申したい。]
仕方ねえな……どっかで食ってくるか――… って、うわ、
[その時。ざあっ、と急に雨が強く降り出す音が聞こえてきて、外食の気分も挫かれる。]
……めんどくせ。なーんかヤな感じだわ。
[溜息混じりに呟いた。**]
(41) 2014/06/05(Thu) 04時頃
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巫女 ゆりがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(巫女 ゆりは村を出ました)
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― とある世界、とある城 ―
――勢 ッ !!
[屋外の修練場。多くの兵卒が見守る中、その少女は気合と共に刀を振るう。 超速の一閃……目の前の大岩が両断されると、周囲から称賛の声が挙がった。]
ん…動かぬ物を斬れたところで何の自慢にもならないのですが……
[それでも悪い気はしないのか、武姫の名でその剣を讃えられる女――天堂沙耶は笑みを零した。]
剣の見本に、と乞われて参りましたが……参考になったでしょうか? それでは私はこれにて失礼します。皆、修練に励んで下さいね。
[頭の後ろで束ねられた髪を翻し、その場を後にする。]
(42) 2014/06/05(Thu) 04時頃
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……とは言え、かつてに比べれば衰えましたね。
[人の輪から離れたところで独りごちた。 沙耶もまた、かつては世界を股にかけた戦いの中に身を置いた過去を持つ。 一人の武士が振るう刀など、その戦場-イクサバ-においては余りにも微力だったが……それでも、その時が己の全盛だったと思う。]
あれから5年……早いものです。
[過ぎし過去に思いを馳せたその時――]
(43) 2014/06/05(Thu) 04時頃
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《騒゙-ザワ- ……ッ》
(44) 2014/06/05(Thu) 04時頃
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[吹いた風に、眉を顰める。]
……好くない風ですね。 それにこの風、少し――…怯えているかのようだ。
[不吉な予感に、胸が騒ぐのだった。**]
(45) 2014/06/05(Thu) 04時頃
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武家の娘 沙耶がいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(武家の娘 沙耶は村を出ました)
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― 新川県御嶽市 / 天ヶ原学園 / 下駄箱前 ―
……、……
[帝舎斉花、高校3年生。 下駄箱に放り込まれていた白い横型封筒を前にフリーズ中。**]
(46) 2014/06/05(Thu) 04時頃
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親方 ダンは、メモを貼った。
2014/06/05(Thu) 04時頃
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[......俺は、領主が何者かは知らないし興味もあまり無い。 然し、此処に呼び出された理由が『そういう事>>@0』だと云う事だけは理解している]
…へぇ、随分とまた。 濃い人ばかりが集められてるもんだね。
[大きな吹抜けのホールには既に人の気配。だけど。 中年オヤジにしか視えない人間がふたり。戦力になるの…?
もうひとりは、"学園"の知り合いによく似た風貌の少年だけど。
赤い、禍々しい、何より… ヤバい。 俺とよく似た、血玉-ヘリオトロープ-の煌きに>>12 本能が警鐘-レッドアラーム-をかき鳴らしていた]
(47) 2014/06/05(Thu) 04時半頃
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[静かな『館』、無駄に敷地は広い。 赤絨毯に立つ、『館』の少女に目を配せ、俺は尋ねた]
ねえ、『招待状』を受けた人たちはまだ沢山いるんでしょう?
俺ね、馴れ合いには慣れてないんだ。 これだけ広大な館なんだし、庭園とかあるんでしょう?
…そう。館の中央に。ありがと。
[『愚者の庭園』、なんて気取った名も持つ『館』の中庭。 そこは静かに水がせせらぎ、やさしく木々がそよぐ穏やかな庭らしい。 少女が教えてくれた、そんな説明を聞いて、俺はそこへ足を向けた。
俺に従う赤翼の梟たちが緋色の羽を落とし、俺は吹抜けのホールを颯爽と歩き去った**]
(48) 2014/06/05(Thu) 04時半頃
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≪ホッホッホ… クセモノの気配がしますな、坊ちゃん≫ ≪主君よ、これからどうされるのです?≫ ≪領主の用事…『アレ』でしょ?ゼロサマ≫
…あぁ。今は、刻が至るのを待つさ。 御前達も、今のうちに力を養っておくんだよ。
≪承知しました、My Load… 御意の儘に≫ ≪また、血閃-たたかい-が始まるね…≫ ≪ふぅむ。それが主の道ならば。 この婆も力添えましょうぞ…≫
[ ≪ ホォゥ…… ≫
六羽の赤翼-アカツバ-が、館の中で同時に鳴いた**]
(49) 2014/06/05(Thu) 04時半頃
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― ブラッド・ダーク・バビロン帝國 ―
[真紅の月と蒼穹の太陽が共存する天空に浮かぶ宮殿。 その主こそ悪夢率いる異天の……ヨーランダ=アンギュロス=ブラッド・ダーク・バビロンス]T世。
彼は届けられた招待状を開封し、中身を読むと薄く笑う。]
なるほど、神の門《バビロン》への道はこんな所にもあったという事か。
ならば招待に応じるとしよう。
ホリー、メイアル。 しばらくは頼むぞ?
[神の門黒騎士団《バビロン・ブラックナイツ》の団長と切り札。 彼女達に声をかけると到着した馬車に乗り込むと、馬車は天を翔ける。]
(50) 2014/06/05(Thu) 07時半頃
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― 館:吹き抜けのホール ―
……此処か。
[館主はまだ来ていないと語る少女>>@0 その言葉に肯くと、ホールの中を一度見てから。]
それでは遠慮なく。 少し見させてもらうとしようか。
[天翔ける馬車に乗ってここまでやってきたのだが、どんな道を辿ったのか。 帝國とは随分と違う場所のようではあった。
だからなのか、興味深げに館を見て歩くのだった**]
(51) 2014/06/05(Thu) 07時半頃
|
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[何人かの招待客を迎えながら、使用人然とした少女は応対と案内を行っている]
ええと…アルフレッド様、クリストファー様、胸赤鳥(カイザーロビン)様、ゼロ様、ヨーランダ様、ですね。 ようこそいらっしゃいました。そしてご帰還を歓迎します。何分私一人ですので不便をおかけしてしまうかもしれませんがご了承ください。 ホールの奥は大食堂で、中庭の『愚者の庭園』へと通じています。 朝晩のお食事のご用意と皆様のお部屋のベッドメイキングはこちらでいたします。無論、お食事や休養のお入りでない方は、仰っていただければ対応いたします。 皆様のお部屋は2階より上です。大書庫や画廊、古代時計室などもございますのでお暇ならどうぞご覧ください。鍵のかかっている館主様のお部屋以外は自由に歩いてくださって結構です。
コーヒー、紅茶等は奥の食堂横に厨房がありますので私に言ってくださるか、ご自由にお使いくださいね。
(@1) 2014/06/05(Thu) 13時半頃
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『おはよう』
[それは命令《コマンド》だ。ざあざあと煩いのは血潮の音か風鳴りか、男はそこに立っている。]
(52) 2014/06/05(Thu) 16時頃
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[大地は無数の真珠で出来ている。大樹が一本、雄と聳えている。ほとりと落ちる露雫は金剛石で出来ている。 あかあかと実る果実は紅玉の輝きを放ち、枝葉は金銀が風にさざめいている。 男はゆるうりと、沈んでいく。]
(53) 2014/06/05(Thu) 16時頃
|
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[艶やかな真珠の白はやがて男を完全に包み込み光を奪い視界は真黒になった。 息苦しさも痛みも訴えることなく、男はそれでも大地に沈んでいく。 やがて黒の中にちらちらと光が見えはじめた。すぐに数え切れないほどの光雲になり、そっと目を細め口元を弓ならせる。 男は宇宙と呼ばれるその空間を好んでいた。見た目に飽きず、漂って心地よい。 男は宇宙空間を下へ下へと歩きだした。時々足を止めながら、まるで何の事ない散歩のように、ふらりふらりと往きだした。]
(54) 2014/06/05(Thu) 16時頃
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[世界が《白》んでいく。 宇宙は夜と呼ばれる時間経過の一部になり、男の歩みは時を辿るように徐々に星空を藍に紫に白に変えていく。 空はそうして、青に染まる。 男はまだ、落ちている。]
(55) 2014/06/05(Thu) 16時頃
|
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[青空。 草原の瑞々しい香りの中、大樹が一本、雄と聳えている。朝露が光を弾き、薄色の花が麗しく咲き誇っている。 土の匂いのする幹に枝に、小鳥が囀って笑っていた。 男はゆらありと、降ってきた。]
(56) 2014/06/05(Thu) 16時頃
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『おはよう』
[それは命令《コマンド》だ。ざあざあと煩いのは血潮の音か風鳴りか、夢の名残の林檎を齧りながら、男はそこに立っている**]
(57) 2014/06/05(Thu) 16時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/06/05(Thu) 16時頃
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― 館:吹き抜けのホール ―
[胡散臭い目で見られる事には慣れている。 主に人相と、よく腹に一物を抱えている関係で。 よって、胡散臭い目で見られているのも素知らぬ顔。>>19]
ええ、では…
[そうアルフレッドに告げて、親切なソフィアの案内に礼を言いつつ、厨房へ向かおうとしたのだが。]
…………………。
[窓が開いて、そこから入ってきた人物に、視線は釘付けになる。>>25]
(58) 2014/06/05(Thu) 16時頃
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|
ええ、っと……
オスカー君……では、ありませんね…… 随分と、はしゃいでらっしゃるようで……
[そう感想を告げるのが精一杯。 息子の友人の一人に顔は似ているが、髪型や雰囲気や名前も違うようで。彼は赤い翼のフクロウなんてものも連れていない。良かった、息子の友人じゃなくて。>>26]
……行きましょう。
[そのまま、中庭へと出ていく彼を、思わず注目してしまったが、気を取り直して目的地を目指す。>>48]
(59) 2014/06/05(Thu) 16時頃
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―厨房―
はあ、何なんでしょうね全く…… しかし、このおもてなし具合…… 黙って帰るのも失礼そうですねえ。 あとあと面倒な事になりそうだ。
[厨房で湯を沸かし、紅茶を入れている。 本格的茶葉もあったが、お手軽なティーパックを選んだ。 一応教頭という立場なので、あんまりフリーダムには振る舞えない。]
それにしても、何の集会でしょうね?
[年齢は関係ないように思えた。 招待される心当たりはないのだが……]
(60) 2014/06/05(Thu) 16時頃
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『――本当は、わかっているのでしょう?』
(61) 2014/06/05(Thu) 16時頃
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……ん、
[誰かの声が聞こえた気がしたが、厨房には誰もおらず。 念の為、横の食堂も覗いてみたが、やはり人影はない。]
気のせい……ですかねえ?
[首を傾げながら、そのまま紅茶のカップを持って、食堂へ。 椅子でくつろぎながら、お茶を愉しんでいる。**]
(62) 2014/06/05(Thu) 16時頃
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―館 吹き抜けのホール―
[ロビン、と。 同じ響きだが違うものを呼ぶ呟き>>14と視線。]
……これはこれは、ごきげんよう。
[歳相応の子供らしい微笑みの下。 胸赤鳥《ロビン》は悪意も狂気も押し隠し。 威風堂々とした男>>13へも向けて、マントの裾を掴み完璧な所作で優雅に一礼を送った。]
(63) 2014/06/05(Thu) 17時頃
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……一体、"ナニ"と間違えたのやら。
[小さな紙片を交換し合い自己紹介をしているらしき二人の男を見やりながら、独りごちる。]
別の群体(わたし)か。 単に皮一枚の違いか。 か弱き小鳥など珍しくもあるまい。
ましてや苗木《セカイ》を違えれば、尚のこと。
[くすりくすりと笑みを零す。]
(64) 2014/06/05(Thu) 17時頃
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[その時、館の『大窓』が開く。 赤翼の夜鳥と共に現れた赤髪の少年。 隠し切れぬ程に溢れ出す死と鮮血の香《気配》>>26に。]
[ざわり]
[全身の悪意《ナノマシン》が蠢いた。]
(65) 2014/06/05(Thu) 17時頃
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くっふははははっ。 緋色の根源《ゼロ》か。 館の主《ゲームマスター》よ、貴様はやはりそうだろうよ、なあ。
[胸赤鳥は小さな肩を揺らし笑う。
ばさりと翻した漆黒のマント。 六羽の赤翼―アカツバ―に似た赤い羽根が散って。 床や壁に触れると崩れ消える。]
時間があるというならば折角の招待だ。 堪能させて貰おうか。
親切ごかした貴様達の悪意をな。
[人の心に潜む恐れや怒り、あるいは混迷。 それらをかき立てるような悪意ある鳴き(わらい)声を響かせる。]
(66) 2014/06/05(Thu) 17時頃
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そうだ、女。
[そのまま何処かへと歩き出しかけ。 血色の目を少女>>@1へと止める。]
貴様の主が気を利かせたつもりで言わせたのかもしれんが。
哀れ巣から追われ、地に堕ちて。 嘆きと懇願を囀るしか能のないか弱き小鳥に。 胸赤鳥帝《カイザーロビン》の名はあまりに不相応だろう。
なれば、狂い返り血に胸染めた小鳥。 そう――。
(67) 2014/06/05(Thu) 17時頃
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ただの胸赤鳥《ロビン》と呼ぶがいい。
[胸赤鳥は唄(わら)い。 背を向け屋敷の何処かへと歩み出した。**]
(68) 2014/06/05(Thu) 17時頃
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― 大書庫 ―
[本を数冊手にすると、書庫の中の安楽椅子へと向かう。 どちらも随分と大仰な事が並んでいたのだが。
『約束の地―Legend of Eternal Force Blizzard―』 『永遠の天涯― The myth of Diabolic death burst ―』 この2冊をまずは読むことにしたのだった。]
ふむ……
[異世界の戦いの記録のようであるが。 登場人物なども簡潔に纏められていて理解はしやすいのだった。
この館の主はそういう趣味なのかもしれないとふと考えていた。 残念ながら、ブラッド・ダーク・バビロンに関する記述の書は無い模様だったが。]
(69) 2014/06/05(Thu) 17時半頃
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─ 20XX年 サンバルバリ ─
ん…、ん。
[娘は宿題のノートに走らせていた筆を置き、顔を上げた。 母の淹れてくれたお茶を口にし、軽く背筋を伸ばす。 彼女の父は、とある学校の教頭である。 宿題をくれた教科担任には皇恭介の名が記されてある]
ううん、ロビン。まだ終わってないわ。 あともう少し。
お父さんまだ帰ってないの?遅いね…。
[声を掛けてきたきょうだいに応え、窓の外へと目を向ける。 外はもうすっかり暗くなっている>>4 窓の外にざあっと雨の音が響いた>>41 風交じりの冷たい雨音に、娘はふるりと肩を震わせた]
(70) 2014/06/05(Thu) 18時頃
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────いやな風。
[こんな時は彼に会いたい。 かつて玉座に縛られていた白き王、永き時を同じく渡り、 今は一人の青年として傍らにある”彼”に]
(71) 2014/06/05(Thu) 18時頃
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早く雨が止んだらいいのに。
(…───、)
[誰にも聞こえないように、小さくその名を呟いた。 かつて鳥籠に囚われた原書の娘は、 今は世界の片隅で、そっと穏かな時への祈りを捧げて*いる*]
(72) 2014/06/05(Thu) 18時頃
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受付 アイリスがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(受付 アイリスは村を出ました)
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─ 館 ─
[何一つの前触れもなく、空間が銀の光に歪んだ。 すぅと宙が裂け、そこから一人の少年が姿を現した。 整った容貌に自信溢れる表情、瞳は生気に満ちて煌いている。 空間から歩み出るなり、声を掛けてきた者がいた>>@0 それへ、少年は冷ややかな視線を向けた]
招待?何を言っている。
[不機嫌に問う。 ここは彼が目指してきた場所ではないのは、明らかだった。 空間が歪められているのか。 何者かの意思によって、引き寄せられてきたというのか]
(73) 2014/06/05(Thu) 18時頃
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───おい、女。もっと詳しく説明しろ。
[命令に慣れた口調で、冷然と彼女へと呼び掛ける。 けれどさしたる説明はなく、少年は苛立ちの表情をみせた]
そういうこと?何がだ。 もっと分かりやすく目的とやらを言え、 だから勝手に一人で納得しているんじゃない!!
ちッ……
[舌打ち一つ。 亜麻色の前髪を、不機嫌に片手でぐしゃりとかき乱す]
(74) 2014/06/05(Thu) 18時頃
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|
[この時空はひどく不自然だ。 館の外へ転移しようにも、今は力が霧散してしまう。 封じられているということか。
それを確かめた少年の唇から、長い息が落ちた。 不機嫌な表情で、ぐるりと辺りを見渡す。 見覚えのありそうな顔は見当たらない。 じろりと見渡した視線は一点、紅茶を片手に寛ぐ男>>62へ据えられた]
紅茶を。
[どかりと手近な椅子に座りこみ、しなやかな仕草で足を組む。 丁寧に出されて当然といった風情で彼に紅茶を要求して、 そのまま暫し考え込むような面持ちで口を*閉ざした*]
(75) 2014/06/05(Thu) 18時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/06/05(Thu) 18時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/06/05(Thu) 19時頃
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-ホール-
彼は何故か初めて見かけた気がしないなぁ。 外見も、その「本質」も。恐らくは気のせいか。 ……年をとると、昔語りが多くなる。嫌だな。
[窓から入ってくるなどという痴れ者を見て。 彼は「こんな中年が戦力になるのか?」などと思ったのだろうか。 それは条件付きで「戦力にならない」が正解だ。]
おじさんたちばかり集めた「ナイスミドルなヒーローショー」かと 思いきや、そうでもないようですね。
[水をのみつつ**]
(76) 2014/06/05(Thu) 19時頃
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― グリモア家 ―
『はい。あら、皇先生。うちの人はまだですけど――え? いえ、ペラちゃんは来ていませんね。ええ。はい。どうもー』
[カレールーのついたおたまを振り回しながら電話をする母の声で、ねめしす(5)はお昼寝から目を覚ました]
(77) 2014/06/05(Thu) 20時半頃
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[目をこすりながら、台所方面へと歩く]
まま。
『あら起きたのねねめしす。待っててねー。もうすぐ出来るからねー』
たいへん。ぱぱとるちゅろすされた。
[そして電話が終わった母に、そう告げたのだった]
(78) 2014/06/05(Thu) 20時半頃
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『…………(バタッ)』
[この後、母は寝込み、5人の子供達(主に次男と末娘)が母を起こすための大騒動を起こす。後に言う、第四次ぐりもあ事変の始まりであったがそれは全く別の話だ]
おねーーーちゃーーーん!! ままがーーーーーー!!!
(79) 2014/06/05(Thu) 20時半頃
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お使い ハナがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(お使い ハナは村を出ました)
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― YELLOW(序章) ―
[その男は、全身を黄色の原色で構成する服を着ていた]
なるほど。ここに在ったか。 ……探したぞ、対界兵装――T3。
[男の名は佐倉理沙。ある王立アカデミーの理事長である。やや国王の正気を疑いたくなる外装だが、この件に関しては王は悪くないと擁護しておこう]
(80) 2014/06/05(Thu) 20時半頃
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― 其処は優しい風が吹く丘の上の草原 ―
時の流れの雄大さをよく感じさせる状況ではないか。 なあ。その苔と蔦に包まれた姿、神々しさすら感じるとも。
[男が語りかけているのは、大きな遺跡――に見える巨大な黒い塊だった]
…まあ、私がここに来れた事自体はさほど重要ではないのだよ。 これが何か、わかるかい?
[懐から白い封筒を出した。答えはない]
(81) 2014/06/05(Thu) 20時半頃
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|
― 現地の言葉ではアオイ大地と呼ばれている ―
そう、招待状だ! だが何か、気が進まなくてね。 私は考えたのだよ。これはきっと危険がある。だから身を守る手段が必要だと。
[招待状をその遺跡に立てかけ、男の弁舌はヒートアップする]
試作品の源樹の苗《ガーデンエメロード》で君の事は観測できた。 三千世界に唯一つの君ならば、鏡界を超える私とも相性は悪くないはずだ。
[遺跡に背を向け、手を広げてまるで演説をするかのようだ]
(82) 2014/06/05(Thu) 20時半頃
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― そしてその遺跡はくろがねの希械 ―
君を整備さえしてしまえば、多少の危険は回避できるだろう。 故に、こうして君を迎えに――!
[そしてまた遺跡へ振り向く男。その視線の先には・・・何も、なかった]
(83) 2014/06/05(Thu) 20時半頃
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|
Oh…………………………。
[後に、Immortal, Very Annoying Niceguy ――即ちIVANとも呼ばれる事になる迷惑伝説の一つであった]
(84) 2014/06/05(Thu) 20時半頃
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手伝い クラリッサがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(手伝い クラリッサは村を出ました)
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―――――…………・・・・・
(85) 2014/06/05(Thu) 20時半頃
|
トルニトスは、館の外に転移してきた。おそらく巨大すぎた。
2014/06/05(Thu) 20時半頃
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―食堂―
はい?
[しばしくつろいでいると、入ってきた少年に紅茶を請求される。>>75]
……私、ここの使用人じゃありませんよ? 勝手にいただいておりますがね。 それにお茶を淹れるのは、そんなに得意じゃないんですよねえ。多分、口にあいませんよ?
[ふう、と溜息を吐いて大げさに首を振る。]
(86) 2014/06/05(Thu) 20時半頃
|
|
― 館・愚者の庭園 ―
[豊かな緑が葉を揺らし、優しい歌を奏でる。 よく手入れをされた庭は真に美しく。 芳しい花香は、華やかさと癒しを齎す。
愚者の庭園―――。
その名に似つかわしくない美しい庭。 だが、庭園の中心に造られた噴水には、 翼が折れ、片翼となった天使像が置かれている。 この庭園のシンボルだろうか。 その片腕に抱えた水瓶からは清らかな水が溢れていた。]
(@2) 2014/06/05(Thu) 20時半頃
|
|
……さてと。 真っ直ぐ向かっても、いいのだけれど。
[齧り終えた林檎の芯を軽く放る。 僅かな光纏い数十cmを滞空した芯が男の手の中に改めて落ちる時には、もうすでに一通の手紙へと形を変えている。 だが、今落ちてきた夢の中には、該当の館はなさそうだった。 再びとぷりと大地に身を沈める。このまま館に落ちるならそれでもいいし、そうでないならまだ散歩を楽しむだけだ。]
(87) 2014/06/05(Thu) 20時半頃
|
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[そしてその噴水の傍には二つの影。 ひとつは片膝を立て、頬杖をついている少女。 もうひとつは、その少女に寄り添う白銀の狼。
少女の表情は何処か気だるげで。 小さく吐いた溜息と共に、桃色の髪が褐色の肌へかかる。]
………一体、何なのよ…。
[小さく呟いて、溜息をもう一つ。 水色を基調とした女子制服に身を包んだ少女の手には ”招待状”がひらひらと揺れていた。
それから、更にその下方。 ”サンマート”の文字とひまわりの描かれた白い袋からは。 瑞々しいネギが聳え立っていた。**]
(@3) 2014/06/05(Thu) 21時頃
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― 中庭:愚者の庭園 ―
[館の中庭に、天使像から清き水がせせらいでる。贅沢だ。 緑溢れる静かなる木立に背中を預け、俺は座り込む]
…あの中年。何処かで会った、様な? いや、でも俺に合衆系の知り合いはいないよな…?
[実は、俺の血筋は列記とした極東人だ。 加えて育ちは聖ブリテンの騎士皇国、コテコテの欧州。 生憎、合衆方面の知り合いはいない。のだけど]
(88) 2014/06/05(Thu) 21時頃
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ああ失礼。あなた、何というお名前でしたか? すみませんが、紅茶を入れて頂けませんか?
[しかし、放置しておくのも何なので、食堂の扉を開けて、顔だけ出して、ホールにいる使用人と思われる少女に呼びかけるくらいのことはしておいた。待っていれば、淹れてくれるだろう、そのうち。
まあ、どうしても中年のおっさんが淹れたお茶が飲みたいとせがむ稀有な若者ではないだろうと予想はしつつ、座っていた席に戻る。]
何だか苛立っていませんか? 招待客が集まれば、何がしか起こるでしょう。 それまでゆっくりなさってはどうです。
[少女の言っていたことを思い出して。>>@0 男は、マイペースにくつろいでいる。]
(89) 2014/06/05(Thu) 21時頃
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[そんな事を考えながら、俺は木立の傍らにある、植込みに手を伸ばしていた。 庭師は誰だ?手入れされた葉は、小さな赤き実を鳴らし、鋭くゆれている]
ヒイラギ…… 英雄ノ葉-セラフェムリーフ- か。
愚者の庭園に、天使と英雄の葉。 ここの庭師、なかなかいい趣味してるじゃないか。
[尤も、俺とは対極の存在の葉だがね…。
…俺の知らぬ世界で、嘗てある者達と共に戦った。 柊を冠する天使と、似ていた事など、俺は知らなかったが。
俺は片翼の天使像を眺め見、俺は水がめのせせらぎに耳をゆだねていた]
(90) 2014/06/05(Thu) 21時頃
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[然し、木立に身を預けて、天使像を眺めていたら。 当然、天使噴水の傍らに存在するふたつの姿に俺の視線は寄せられる>>@3]
制服……学生か……。
……いいなぁ、ごく普通の学園生活。
[買い物帰りの女子高生ですよ、と全身が主張してる。 ネギが瑞々しくて、ひまわりの描かれた買い物袋が、ネギのお安さを遠まわしに教えてくれる気がする>>@3。 そこに白銀の狼さえいなければ、その少女は非常に場違いな存在にしか見えなかった。
赤翼-アカツバ-の一羽が、俺の肩に留まり、ほぉぅと鳴いた]
(91) 2014/06/05(Thu) 21時頃
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[大地の中は生命のさざめきに溢れている。それは潮騒にも、川流れにも似ている。 イメージはヴィジョンに書き換わる。暗い大地に満たされていた視界はは途端に急流に変わった。 流れる水は時間に似ている。抗うことは難く、元には戻らない。 ましてやそれが高山を轟と落ちゆく滝ならば、尚の事。無情で、矮小な人間はただ激流に呑まれ、流され、溺れる他ない。 男は幻想《イメージ》の瀑布をひた落ちる。そこに恐怖はない。危険も抵抗も、痛みもない。 時の流れる先は、すべての――]
おっと。
["行き着く先"をイメージしてしまった。 正規の扉を叩くことなく、ひょいと、館の天井から顔を出す。]
思いの外早く着いてしまったな。
[そのまま、すとんとホールの床に降り立った。]
(92) 2014/06/05(Thu) 21時頃
|
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― 王立大学 ブラウン研究室 ―
……だから。
[眠たげな紅目が振り返る。 長い髪が絹糸のように、さらりと揺れた。
歳の頃は十代の前半か中盤と言ったところ、 国の最高学府に籍を置くには余りに若すぎる。 だが、白皙の面差しは慣れた調子でペンを取る]
[ホワイトボードにすらすらと書き込みをすると 左右の式に矢印を引き、最後に×を記した]
この問題がひっかけなのは、 合成式を記述する時にyの求め方が――……
(93) 2014/06/05(Thu) 21時頃
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|
[その間、席に着いている三人はと言うと。 説明を加える声に耳を傾けている。――訳もなく、 長机に並んだ真ん中の、一際小さい少年へと コソコソと内緒話をしたり、つっついたりしていた]
だから、ここではこっちの公式を使って――……
[小さな唇から淀みなく零れる声の合間。
内緒話の一単語が心に触れたらしく、 中央の少年が急に慌て始める。 「だ、だからあれは光一が……!」]
(94) 2014/06/05(Thu) 21時頃
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聞けェ!!
[くわ、と鋭い声と同時。 ダーツのように放たれるペンが少年の額を撃った。 ホワイトボードマーカーで狙撃された生徒その1が 額を押さえて悶絶するのを見て、ふんす、と鼻を鳴らす]
全く……オスカー! この間の模試の判定、お前が一番低かったんだからな。
[そもそもの原因は、左右の二人がコソコソと 中央の少年――オスカーをつっついたのが悪いのだが。 普通のフリをするのに慣れている連中のイタズラが、 講師役の少年にバレる事はない]
(95) 2014/06/05(Thu) 21時頃
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[そう、少年は。 銀髪紅目、少女めいた幼げな秀麗さを湛えながらも 弱冠17歳にして7つの博士号を持ち、 王立大学の自由研究生である彼の名は、 カリュクス=ローリエット。
あるいは、その知性をして、 千年唯一の才覚《ワンオブミレニアム》とも称されるが――
それ以外は、ごく普通の学生として日常を過ごしている]
(96) 2014/06/05(Thu) 21時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/06/05(Thu) 21時半頃
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大体お前ら、志望校のひとつってだけで、 まだココの学生じゃねーだろ。 なに堂々と研究室に潜り込んで受験勉強してんだ。
[男子高校生三名に口を尖らせる。
その後ろでは、大学の友人達が 「とか言って、まんざらでもない癖にねぇ」 「嫌なら教えるの止めればいいのに」 「見るからにウキウキして。ツンデレか」 等と好き放題のたまっていて]
うるせーぞ外野!
[最早しっちゃかめっちゃかである]
(97) 2014/06/05(Thu) 21時半頃
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―館 バルコニー―
ふむ、中々良い色だ。
[地下の貯蔵庫より遠慮などなく拝借した葡萄酒の赤を眺める。]
しかし。 アレも客人なのか?
この館の主は好事家と言うには趣味がよろしくないな。
[館の庭を見渡せるバルコニーの上。 胸赤鳥が優雅にグラスを傾ける。
手入れの行き届いた庭には不釣合いな巨大な物体>>85が良く見えていた。]
(98) 2014/06/05(Thu) 21時半頃
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|
[手に持った招待状を遊ばせていると、 傍らで休んでいた銀狼が耳をピンと立てて身を起こした。 低く唸り、毛を逆立てるその姿は、警戒。]
……ラング?
[その様子に気付いた少女は、銀狼の視線の先を見遣る。 其処には、黒髪の少年と、珍しい赤い翼。>>91 ほぉう。と鳴く声に、少女は目を細めた。]
………、…。
[少女はゆっくりと立ち上がり、カツンと石畳を鳴らす。 ひらりと、チェックのスカートが揺れた。]
貴方…、……此処の人かしら?
[紫水晶のような瞳が、黒髪の少年を見据える。]
(@4) 2014/06/05(Thu) 21時半頃
|
|
[館の庭よりも更に外。 そこは深い霧にでも包まれているようで、『何か景色が見える様で何も見えない』。
風に揺れるままにさせておいたマントが。 ばさりと一度大きく翻ると赤い翼となり、羽ばたいた。]
(99) 2014/06/05(Thu) 21時半頃
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― その後 ―
[一頻り、受験勉強の手伝いをしてやって、 陽《シメオン》が暮れたので解散の流れになった所。
――でーでっでっで、じゃじゃーん♪]
あ、メールだ。
[ポケットから電子端末《デジ・プール》を取り出す。 アイコンをタップして、短い文面に目を滑らせる。 そして、僅かばかり眉根を寄せた]
……わりー、ちょっと急用できた。 先帰っといてくれるか?
[友人たちに簡潔に告げると、道を外れて どこかへと小走りに去って行く。]
(100) 2014/06/05(Thu) 21時半頃
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トルニトスは、ロビンの視線の先で微動だにしない。時々鳥がとまりに来ていた。
2014/06/05(Thu) 21時半頃
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この僕を呼び付けておいて、待てだと? 言語道断無礼千万色即是空!!!
とんでもないね。 僕の時間はこの世で最高に貴重かつ希少なんだ。 それくらいのことも分からず呼び付けるなど笑止!
[ふんと鼻を鳴らして、男へと目を眇める。 さらりと柔らかな髪が白皙の額にかかって揺れた。 使用人ではないとの主張>>86は無視である]
(101) 2014/06/05(Thu) 21時半頃
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こんな場所で寛げるか。 ならばお前、ここがどこか分かっているのか? 生憎僕は、年寄りほど暢気に構えていられないんだ。
[年寄りとは目前の彼のことだ。 やがて少女の手で紅茶が運ばれてくれば、 更に不機嫌な顔でそれを手にした]
…雑多な場所だな。 妙な気配が多すぎるだろう。
[かすかに顔を顰めて呟いた。 視覚によらず、集った気配を少年は肌で感じている。 紅茶を口に運ぶ。その味に文句がつけられることはなかった**]
(102) 2014/06/05(Thu) 21時半頃
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― 大書庫 ―
[読み終えた本を棚に戻し。 些か疲れたので他の本は今度にする事とした。
その他の本で気になったタイトルはいくつかあるが。 この分だと、まだしばらくは待たされそうであるから時間は十分にあるのだった。]
さて……と。
[ロビーにそのまま向かう気にもならず。 彼の足は画廊へと向けられた。]
(103) 2014/06/05(Thu) 21時半頃
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[ブサカワなストラップを揺らしながら、 更に端末を操作して音声入力モードへ]
《万智殿-パンゲニアネット-》
音声認証、ユーザー、カリュクス=ローリエット。
――アクセス。
[インディゴの色を思わせる情報の海に、 浮かび上がったのは白い封筒。]
……この間、急にアカウント寄越したと思ったら これだもんなあ。
[メールの主の顔を思って、渋い顔。 話によると、少年に行って欲しい場所がある、 との事で、《招待状》には少年の宛名があった]
(104) 2014/06/05(Thu) 21時半頃
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[紫水晶。いと美しきアメジストの光を、少女は瞳に湛えている。 意志が強く、高潔そうな魂を携えてる。そんな面差しかな>>@4]
生憎、俺も招待客のひとりだよ。 君は、見た所… 買い物帰りに、その招待状を手に入れた所、この『館』に飛ばされた。
…そんなとこ?
[俺は、左腕にぐるぐると包帯を巻きながら、薄く微笑んだ。 これは、今はまだ無用な力を封印する為の封印布だ。 俺の力は、何もしなくとも、自然と周囲を闇に染めてしまうからな。 左腕だけでなく、額に揺れる包帯は、遠目から見れば、まるで体育祭の応援団長みたいな風情に俺を見せてくれるだろう。
力を封印すれば、血の様に赤い俺の髪も、この通り元の黒髪に戻るのだ]
(105) 2014/06/05(Thu) 21時半頃
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[赤い翼の、ふくろうが、白銀の狼を威嚇する様にはばたいた]
…やめなよ、≪T≫。 年寄りが無茶するんじゃないよ。
…俺は、ゼロ。 そういう君の名前は?
[赤翼の梟、その羽を撫ぜながら、俺は少女に瞳を向ける。 血の様に赤い、緋色-スカーレット-に輝く瞳だ]
(106) 2014/06/05(Thu) 21時半頃
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======================================== Re: (#゚Д゚)⊂彡☆)з`).∴ ---------------------------------------- 何それ、ヘンなの。 要するにフィルは単なる仲介役で、 僕が現地行かないと事情は不明って事なの?
交通費自腹だったら行かないって 答えるとこだった。
解った。行くだけ行ってみる。 送り迎えよろしく。
PS.礼はいつもので良いよ! ========================================
[送信*]
(107) 2014/06/05(Thu) 21時半頃
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[グラスに残った紅い液体を一気にあおり。 無造作に小鳥はバルコニーの外側へと身を躍らせる。]
ただの鉄屑には見えんが。 鉄(くろがね)のでかぶつ、貴様は"動ける"のか。
[災厄の赤い小鳥の近づく気配に小鳥達が逃げ出す。 それを一瞥すらせず、胸赤鳥は空中から微動だにしない巨体を見下ろす。]
(108) 2014/06/05(Thu) 22時頃
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色即是空は関係ないのでは…… ああ、はいはい、待たされるの嫌いなんですねえ。
[思春期やら反抗期やらの少年によくある性格か、と思って半分流している。>>101]
いいえー、どこかもよくわかっておりませんが…… 招待されるからにはもてなされていこうというだけのお話です。招待状を受け取ってしまったのは私ですしねえ。
……まだ50には手が届いてないんですけどね。 君くらいから見ると年寄りに見えるんでしょうけどね。
[少年の言葉は密かに男に小ダメージを与えていた。>>102 妙な気配とやらは男には感じ取れなかったが、招待客が集まってきたならそのうち呼びかけがあるだろうと、紅茶を味わっている。]
(109) 2014/06/05(Thu) 22時頃
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―――…そう。
[返答には短くそれだけを返す。 少年が包帯を巻く間も、 髪の色が変わっていく様子も無言で見据えていたが。]
……ラング、おやめ。
[少年が梟に声をかけるのと同じく、 銀狼に威嚇をやめるように声をかける。 くぅん、と鼻を鳴らして銀狼は少女を見上げた。]
ゼロ、ね。 ……私はペラジー。 貴方のさっきの推理は大体あってるわ。 此処への招待とやらは、いつもああなの? それとも、貴方も同じように此処に飛ばされて?
[紫水晶に警戒の色を宿したまま、淡々と問う。]
(@5) 2014/06/05(Thu) 22時頃
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じっとしているのが苦手ならば、館の中を探ってみたらいかがでしょう。ゆっくりお話したいなら付き合いますが、若者の最近の話題には疎いですよぉ。
年寄りはのんびりしておりますよ。
[窓の外をちらりと見ると、何だか黒い建物が聳えているのが見えた。塔でも立っているのか、という感想を抱く。>>85]
(110) 2014/06/05(Thu) 22時頃
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わかりました、胸赤鳥(ロビン)様、ですね。 以後はそうお呼びします。
[悪意ある眼差しの主にも>>68内心に気づいてか気づかずか、淡泊にすら感じられる様子で同意する。 他の招待客達の到着も、次々と]
セシル様、サイラス様、ですね。 詳しい事はお聞きになっていらっしゃらないでしょうか。 私も詳しい事は…ただ、館主様が、そう言えばわかるだろう、とだけ仰いましたので。 とりあえず紅茶、ですね。少しお待ちを。
[そう言って応対の合間、厨房へと向かった少女は、しばらくして銀のトレイに時代を感じさせるアンティーク調のカップとポットを乗せ、セシルとクリストファーの座る椅子の前に差し出す。慣れた手つきでカップの中身を注いだ。蒸らされた茶葉の水色が芳醇な香りと共に広がる]
お待たせしました。館主様お気に入りの「エドワード・ブラックプリンス」です。どうぞ。
(@6) 2014/06/05(Thu) 22時頃
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[銀狼を制止はしたが、少女は警戒を解かない。
”あの日”から46億といくつかの平穏な日が過ぎた今。
はっきりとわかる。 目の前の存在《少年》が異端な存在である事が。
少女の”日常”には無い、気配《オーラ》。]
(@7) 2014/06/05(Thu) 22時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2014/06/05(Thu) 22時頃
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――ホール――
やあ、こんにちは。 貴方も呼ばれたので?
[水を飲む男>>19におもむろに声をかける。 彼は何ゆえに、この館に呼ばれたのだろうか。 いずれ知れるだろうと、特にそれ以上を聞きはしないまま。 己の呼ばれた理由は――さあて。 現れた使用人らしき少女>>@6にも微笑みかけるが、明確なものは持ち得ていないようだった。]
(111) 2014/06/05(Thu) 22時頃
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……どうにも騒がしいですね。 行ってみましょうか。
[扉一枚隔てた向こうから、声>>101がする。少女もそちらへ向かうようだ。 水飲み男の是否は聞かぬまま、意識をそちらに向ける。 興味の向くまま足も向かっていって、扉の手前でほんの僅か逡巡してから、ノブに手をかけた。]
(112) 2014/06/05(Thu) 22時頃
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トルニトスは、ロビンが近づいても反応は無い。例え隕石が降ってもその在り様は【完了】していた
2014/06/05(Thu) 22時頃
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[淡々としたやり取りが喋り易い。警戒してるのかな?>>@5]
…んー。俺の推測で良いなら。
時空干渉術式を基盤に置き、転移式を組み込んだ 高等な誘導術式が招待状に組み込まれてるんだろうね。
この『館』への道筋を知ってる人は、道案内をされて。 この『館』への行き方が解らないなら、直接飛ばされる。
…あ、ちょっと難しすぎたかな。
[つまり俺は、この何処の時空、何処の場所とも知れぬ 『館』への道筋を識る者だと云う事だ、が、見た目一介の女子高生(の割には立振る舞いが、唯の学生じゃない)には流石に難解な説明だったかも知れない]
(113) 2014/06/05(Thu) 22時頃
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…あ、そうそう言い損ねてた。
俺の姓は、スカーレット。 と云っても。『あの人』に与えられた名前だけど…。
[嗚呼、やはりこの人も只者じゃないな。俺がそう認識を改める頃。 彼女は俺の背に存在するものに気づく事ができるだろうか。
常人には決して認識も、力ある者にも刀身を視る事かなわぬ不可視の刃。
陽炎の様な緋の気配に揺らめく―― 『皇の剣』に]
(114) 2014/06/05(Thu) 22時頃
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――食堂――
紅茶か。紅茶はいいね。薬よりも精神を落ち着かせてくれる。 気が立っているなら尚更いい。
ところで、何かあったのかい?
[先程の声が紅茶を待たされることに対しての怒りが飛んだものと知らず、食堂にいた二人に声をかけた。]
(115) 2014/06/05(Thu) 22時頃
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ええ、恐らくは君と同様、私も呼ばれたのですよ。
[声をかけられ。 件のNGO法人「スターイーグル」代表の名刺を渡す。 別に名乗ってもいいのだが、素性の知れぬ集まりである。 警戒したのであろうか。]
騒がしいですか。はは、若そうな方々が集まっていました。 若者は集まれば姦しいですからな。ははははは。 私も同行させていただきましょうか。 若いとは…………得難い宝ですな、本当に。ははは。
[紙コップをゴミ箱に捨てて。手の甲の白頭鷲の紋章。]
(116) 2014/06/05(Thu) 22時頃
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私、普段はコーヒー派なんですけど、たまに飲みたくなりますね。 両方いける口なのですよ。
こんにちは。 私は、いつの間にかここに呼ばれてしまったので、館のご主人を待っている所ですよ。
こちらの少年は、待たされるのが嫌いらしくて、少々苛々されているご様子です。
[紅茶のカップを置いて、新たにやってきた青年に、説明を送る。>>115]
(117) 2014/06/05(Thu) 22時頃
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煩い。僕の定めた語感に文句を付けるな。
……待たされるのが嫌いだと?
僕をそこらの短気な小物と一緒にするな! この僕の時間は僕が僕であるゆえに、疑いようもなく貴重そのものであるとの事実を述べただけだ。それとも年寄りはそんな簡単な理論も理解出来ないのか。
[キッと男>>109を睨んで一気に告げた。 密かなダメージを意に介することもなく、少女へと目を向ける>>@6]
(118) 2014/06/05(Thu) 22時頃
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女。僕はお前に名を名乗ったか。
[或いは”招待状”に名が記されているのかも知れず、 ましてや謎めいた少女を問い詰めても恐らくは無駄だろう。 ゆえに問いは問い詰めるほどの強さを持たず、 ただ胡散臭げな表情を思いきり彼女に向けるに留まった]
いかにも、僕がセシルだ。 至高にして麗しきセシル様と呼んでも構わない。
[真顔で告げて、優雅な仕草で紅茶のカップを口に運んだ]
(119) 2014/06/05(Thu) 22時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/06/05(Thu) 22時半頃
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少年じゃない。セシルだ。
[セシル──セレンディアの第一王子、セシル=トリュッズ=トラウ=エレイント=ド=セレンディアは男の紹介>>117に横からきっちりと訂正を入れた。 続いて、新たにやってきた人物へと遠慮のない視線を向ける>>115]
…。お前も”招かれた”クチか。
(120) 2014/06/05(Thu) 22時半頃
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-食堂-
ははは、血気盛んなのはいいことですな。 私も若い頃はちょっとやんちゃ……でしたな。
[騒がしい様子を見て、したり顔でうんうん、頷いている。]
もしかしたら、齢を重ねてなお。 そう、いつまで経っても男性は「男の子」なのかもしれませんな。 ははは、私も若くありたいものです。ははははは。
[うんうん、とまた頷いて。]
(121) 2014/06/05(Thu) 22時半頃
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……ふん。
[黒い巨体の反応はない。 睨むように返り血《ヘリオトロープ》の目を細め。 すぐに興味を失い視線を廻らせる。]
此処も空が見えんな。
[空にさえ何の景色を浮かばない空間。 世界樹と重なった大陸《プレート》からなる自らの苗木《セカイ》の空無き空を思い浮かべ。]
(122) 2014/06/05(Thu) 22時半頃
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くっふはははははっ。
[胸赤鳥は嘲笑を囀り。 その身は不吉な赤い羽根と共に落下する。
その落下先は血の香《気配》の濃い――。]
(123) 2014/06/05(Thu) 22時半頃
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―館 中庭―
[噴水の傍で会話する少女と少年。 清らかな水を汚す赤い羽根が舞い落ちるのに気付くのか彼らか、その従者か。]
――御機嫌よう。
[片翼の天使の像を足蹴にし。 《悪意》の小鳥は舞い降りた。]
(124) 2014/06/05(Thu) 22時半頃
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――――――――………… あのヤバいのが、来る。
(125) 2014/06/05(Thu) 22時半頃
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私にとっては難解な理論ですよ。 はいはい。
[こういう少年は生徒にたまにいる。>>119 扱いは面倒だが、生徒でもないので、適度に流している。]
麗しきセシル様…ねえ… 私の事は、クリスさんか教頭先生でいいですよ。 覚えやすいでしょう。
[セシルに勝手に自己紹介。 ついでに、サイラスにも聞こえたか。]
(126) 2014/06/05(Thu) 22時半頃
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[...知覚は少し早かった。噴水の天使像を足蹴にした少年>>124。 やはり、知り合い-グリフォン-とは似てもつかない《悪意》の小鳥]
僕はともかくとして。 強制転移を食らった彼女は、あんまりご機嫌よく無い様子だけど?
[嗚呼、同じな様で、根本がズレた気配-におい-がする。 それは、俺の世界である、違和を奏でる返り血-ヘリオトロープ-の瞳]
(127) 2014/06/05(Thu) 22時半頃
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…年寄りばかりが増えるな。
[ぼそりとした呟きが、 何やらにこやかな男の登場へと向けられた>>121 年寄りの感慨には興味がないとばかり、ちらと向けた視線が逸らされる]
そのような趣向に興味はないが。
[応えを期待することのない目が、ちらと少女へと流された]
(128) 2014/06/05(Thu) 22時半頃
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待たされるのが嫌い。なるほど、それはよくよく理解できる。 僕もあまりに待たされるのは好きではないよ。特に知りたい事、理解らない事があるのに、それを解決するも許されず無為に待たされるのは害悪だとすら思う。
[うんうん、とコーヒー派の男>>117に頷く。無論、セシルにも頷きを見せた。]
けれど僕は急かされるのがそれ以上に好きではないね。僕自身の時間は、僕自身のためにあるべきで、他人に消費されるものではない。
[貴重だと、セシルは言った。それほどまでに厳格に思っているわけではないが、待つも急かすも好きでないのには変わりなく、故に少しばかりか誇張した。]
ええ、まったくその通りです、"至高にして麗しきセシル様"。 呼び出されたので馳せ参じた次第です。
[慇懃に笑み、態とらしく彼の名前を口にした。]
(129) 2014/06/05(Thu) 22時半頃
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[少年の説明に、少女はぱちくりと瞬いた。]
………なるほど。 そして招待状《これ》が媒体…扉の役目を担うという訳ね。 平和ボケかしらね。 落ち着いて考えれば、なんてこと無い簡単な仕組みだわ。
[ひらり、招待状を示す。]
で。貴方はその”道案内”をされてきたという訳? それとも道案内をされてきた誰かと会ったのかしら? この館に詳しい人が居るなら、その人に会いたいのだけれど。
[淡々と続ける。 少年は少女と同じく”飛ばされて来た”とは答えなかった。 二つの推論を持つという事は、二つの事象を知るからで。 それが少年自身に起きた事なのか、別の対象なのか。 そこまではかる事はできないが、この知識と、この物言い。 やはりこの少年、ただ者ではない。]
(@8) 2014/06/05(Thu) 22時半頃
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[そんな思考を巡らせる少女は、不意に紫水晶を細める。 ”あの人”と告げる少年の背に
揺らめく緋の気配。]
(@9) 2014/06/05(Thu) 22時半頃
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―――――ここは、何処だ?
俺は、死んだのか?
………あり得ぬ。
…………俺は冥王(ヘルマスター)だ。
――――――既に死したる亡者の王に最早"死"はない。 あるのは"滅"。絶対たる"滅"それのみ。
とすると、俺はまだ"滅んでは"おらぬのか……?
(130) 2014/06/05(Thu) 22時半頃
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[目を開ける。暗黒の泥濘に揺蕩い続けた意識には、見慣れた赤黒い宮殿の、黄昏よりなお暗い灯火すら俄かには眩しすぎた。]
―――――我が塵芥へと散った筈の魂を掻き集め、再び顕現させたのは…お前か。ヘルメス・トリスメギストス。
[玉座に深く沈み込んだまま薄目を開く。傍らに、三人の姿があった。無骨な鈍色の鎧の騎士、黒翼の女、フードを深く被った老賢人。老人が小さく頷いた。]
……頭が痛む…他の冥王はどうなった。魔人達は…我が領地は…まだあるようだな。ならば良い。
[まだ回復しきらぬ様子ではあるが、深く息をつき、黥墨の刻まれた左手で顔を覆う。]
(131) 2014/06/05(Thu) 22時半頃
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フ……ハハハ。成程。この閻羅王――クリュメヌスの前では死すらも死を迎え、遂に俺を滅しはできなんだか。そうだ、そうだろうとも。
人生には目標が必要だ…死んでも必要だ。 小人には小人の、王には王の目標が要る。 俺にもある。強き魂を集め、他の冥王を滅し、法の神に挑み… そして遂にはこの手に取り戻さねばならぬ。
――――――ヨーランダ、我が最愛の者よ!
(132) 2014/06/05(Thu) 22時半頃
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――――…!?
[その気配が何であるかに至る間もなく、 銀狼が毛を逆立てて、低く唸った。 少女の身にも悪寒が奔り、ばっと気配《悪意》に振り向く。
そこに在った姿に、少女は瞳を丸くした。]
……っ、ロビン…?! いや、…違う…………?
[嘗ての仲間によく似た姿だが、それは似て非なるもの。]
………貴方たち、知り合いなの?
[見知った様子の二人に、少女は尋ねた。]
(@10) 2014/06/05(Thu) 22時半頃
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……ところで何だこれは。
[黒翼の女が差し出した一通の封書を見て、怪訝そうな顔を浮かべる。中身を見て、更に不思議そうになった]
なんだ、この場所は。理由は分かるが…妙だな。 まあ、良い。あの時よりも激しい戦場になりそうだ。 強い魂もきっと大勢集うぞ。楽しみだとは思わんか? なあバルカ。そしてジャンダーク、ヘルメスよ。
………行くぞ。
[その姿は忽ちに玉座から消える。青白い顔をした3人の姿も、鬼火のように掻き消えた]
(133) 2014/06/05(Thu) 22時半頃
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クリスさん。先生なのですか。 僕はサイラスです、サイラス=ヘル・ゼーエン。
よく覚えましたよ。人を覚えるのは得意なんです。 忘れるのも得意ですけどね。
[すべては《夢》の連続だ。《夢》が変わればすべてが変わる。記憶も、そこにいる彼らの存在も。 泡沫の中に生きる己に、記憶とはなんとも皮肉な存在だ。]
(134) 2014/06/05(Thu) 22時半頃
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お、私のことはアルフィーとでも呼べばいいぞ。 「至高にして麗しきセシル様」、でしたな。
……くくく。
[ついでに自分も名乗った。]
(135) 2014/06/05(Thu) 22時半頃
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― 館前 ―
ごめんくださーい。
[門前で、暢気な声を上げた。 出迎えが現れて屋内に通されるまで、 表に鎮座している巨大な……像?>>85 を、ちらちらと気にして見上げていた]
[案内の少女に、電子端末《デジ・プール》の招待状を見せたが どうやら彼女が招待した本人ではないらしい、 という事が解っただけだった。]
(136) 2014/06/05(Thu) 22時半頃
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はいは一度だ、無礼者。
[間髪入れず、再びぴしゃりと訂正する>>126 不穏な表情は、再びじろりとクリスと名乗った男へと向けられた]
教頭だと…? 我が王立学校にお前のような者はなかったはずだが。 お前はいずれかの国の教員か。
[じろじろと男を見て、釈然としない顔をする。 だがその不躾な視線も、傍らの声>>129によって外された]
(137) 2014/06/05(Thu) 22時半頃
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お二人とも、若いですねえ。 急かされるのが嫌というのは何となくわかりますが。
[待つのも急かされるのも嫌いという青年へ、年寄り臭い感想を述べた。>>129]
あんまり待たされると私もさすがに苛立ちそうではありますが、まだ許容範囲ですね、ええ。
[同じく中年組のアルフレッドはどうだろうかと視線をやったり。]
(138) 2014/06/05(Thu) 22時半頃
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|
お前が何かに急かされているようにも見えないが?
[男へとつけつけと返す>>129 続くわざとらしい呼び返しに少し神経質に眉を上げた。 けれどそれが音にされることはなく、微妙に繊細な沈黙が落ちる]
───僕が呼び出したわけじゃない。
[それは不幸にして厳然たる事実だ]
(139) 2014/06/05(Thu) 22時半頃
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―館―
[何処とも知れぬ場所。霧の中の様な、遥か先の見えぬ館。 その門の前に、黒い外套を纏った入墨の無骨な巨漢は立っている。今は伴の姿はない。 ドアノッカーを勢いよく鳴らし、ずかずかと屋敷に踏み入る。 ホールにいる使用人と思しき娘>>@0に声をかけ、封書を突き出した]
そら、これだろう。貴様の主が出したというのは。 紙切れ一枚で俺を遣わすとは良い度胸だ。
勿体つけた事を言わずとも文面から用向きは多少察している。多少だがな。 ……ひとまず、しばらくは待たせてもらうぞ。
[少女を見下ろしながら言葉を終えると、そのままホールの奥へと歩いていく。手入れの行き届いた中庭の見える場所に腰を下ろし、足を組んで時を過ごすことにした。]
(140) 2014/06/05(Thu) 22時半頃
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そういう君こそ。 誰か、他人の空似にでも遭った?
[生憎、俺も初対面。 こんな並じゃない手合い、"冥族会"にもそういない>>@10。 何処の魔皇-マギステル-だ。何処の冥王-ヘルマスター-だ。 冥界の実力者とも遜色ない気配に、俺は一斉に赤翼を羽ばたき威嚇する六羽の仲間を宥めている]
俺も、彼とは初対面だけど。
……そうだね。さっきの質問の答え。 この『館』に詳しい人、なら彼が誰より適任だと思うよ。
生憎、俺は、道筋を知ってたに過ぎないからね。
[尤も、こういう存在は大抵、あまり話の通じる手合いであるためしが少ないんだけど、それは云わないでおいた]
(141) 2014/06/05(Thu) 22時半頃
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カリュクスは、玄関ホールに突っ立って、きょろきょろとする。
2014/06/05(Thu) 22時半頃
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それは自慢にならないですよ。
[忘れるのも得意だというサイラスに、苦笑する。>>134]
うん……? 私の務める学園は、王立ではありませんね。私立です。 ついでに言えば、私の住んでいる国も王国ではありませんよ。
[セシルの質問に、簡易的に答えた。]
(142) 2014/06/05(Thu) 23時頃
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ん……私ですかな、クリストファー先生。
[クリストファーの視線に気づいて、髭に手をやる。 白頭鷲の紋章が、髭に埋まっては現れ、現れては埋まって。]
強弁に出るのは、得てして「ナメられたくない」、 そういう理由でしょうな。場合によっては国が蚕食される。 そんなときは……まぁ、急かしもしましょうか。
[およそ、NGO法人の代表にしてはスケールが 大きすぎるような、そんな発言だった。]
まぁ、この齢にして好きなHEROものの番組を見るときは 時間に急かされるものでもありますが、ね。 ははは、私もまたこの年でもなお「男の子」、なんでしょうな。
(143) 2014/06/05(Thu) 23時頃
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…強くて格好いいセシル様でも、単純にセシル王子でもいい。 好きに呼べ。
[続いた名乗り>>135へも尊大に返す。 含んだような男の笑みに、軽く眉が上がった]
良かろう、中年。
[せっかくの名乗りを、すぐに呼ぶことはなかった]
(144) 2014/06/05(Thu) 23時頃
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ええ、急かされてなどいませんよ。急かされるのは嫌いですから。 急かされるくらいなら待つ方がまだ耐えられると申したまでです。
[神経質そうに眉が上がる>>139のにいっそう笑みを深めた。 浮かぶのは愉悦。こうした反応は純粋で面白いと思った。]
そうですか、それは残念。 大きなお屋敷ですから、至高にして麗しきセシル様に相応しい邸宅だと思い、御主人様の縁者でいらっしゃるかと。
[呼び出したわけではない、と。彼の苛立ちから呼ばれた側だろうことは予測できていたが、尚慇懃に返すのはひとえにその反応が楽しみでのこと。]
(145) 2014/06/05(Thu) 23時頃
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[ばさりと羽ばたく赤い翼が、黒いマントへと戻る。 天使の像の上で、小鳥は嫣然と笑う。]
貴様は招かれたのだろうが。
そちらは強制転移を食らったか。 それは不運でだったな、気の毒に。
[少年>>127の言葉に心の底から同情している口調で囀る。 だが、目を丸くする少女>>@10へと向ける血玉の目がその印象を裏切る。]
(146) 2014/06/05(Thu) 23時頃
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さて。 先程、一方的に名を知っただけで知り合いといえるかどうか。
緋色の根源《ゼロ=スカーレット》。 緋(あか)は止めてしまったのだな。 この場に相応しい色であったのに。
[二人を交互に見て小鳥は首を傾げる。 敵対的な意思は何一つ見せぬのに。 気配を隠さぬ《悪意》は不穏な空気を愚者の庭園へと齎す。]
(147) 2014/06/05(Thu) 23時頃
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さて、幾度と人違いをされるのも面白くは無いな。 返り血に塗れた胸赤鳥《ロビン》。
"今は"そう名乗っておこう。
[一見無邪気に笑い優雅に会釈をした。]
(148) 2014/06/05(Thu) 23時頃
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え、ええ…知人によく似ていて…。
[尤も、それは姿形だけではあるが。 ぴりぴりと感じる気配に、少女は己の片腕を抱いた。]
……? 道筋を知っていたにすぎない…?
[道は知っているが、この館の事は知らない。 そういう事なのだろうか。 先程の知識といい、道筋といい、そしてあの緋の気配―――。
このゼロという少年は謎に満ちてはいるが。]
(@11) 2014/06/05(Thu) 23時頃
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おや、そういう急かしもあるので? HERO番組、見られるのですか。
私、実は五歳になる娘がおりましてねー、 起こされますよ、休みの朝に。 HERO物も、女の子が戦うアニメも、何だか詳しくなってますよ。どっちも大好きみたいです。
[たまに変わったことを口走る娘だが、普段はアニメのフェアリー☆コメットの真似をする、可愛い幼女だ。]
……ところで、そのマークは、会社の社章ですか?
[髭に埋もれたりする双頭鷲の紋章に興味を惹かれて尋ねてみる。>>143]
(149) 2014/06/05(Thu) 23時頃
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|
[少女は片翼の天使像を足蹴にする少年を見上げる。]
ねえ貴方、この館の事に詳しいというのは本当なの? 私、出来れば此処から帰りたいのだけど。 招待される覚えもないし…。
すぐに帰る事が叶わないなら―――
[少女は傍にあった白い袋をがさりと持ち上げ]
……せめて冷蔵庫の場所とか、教えてもらえるかしら。 このままじゃお肉がダメになるわ。 気の毒に思ってくれるなら、案内して頂けると嬉しいけれど?
[ゼロよりも禍々しい血玉の瞳に臆する事なく、 少女は奇しくも知人と同じく、ロビンと名乗った少年へと告げた。**]
(@12) 2014/06/05(Thu) 23時頃
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─2014年6月 東京近郊─
[静かに降る雨に色を奪われた住宅街を スーツ姿の青年が小走りに駆けて行く。
右手に傘。 左手に花束。
連なる可憐な白花を濡らさぬよう 自分より大事そうに守りながら 青年は坂道を駆け上がった。]
(150) 2014/06/05(Thu) 23時頃
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[首を傾げる小鳥の仕草ひとつが《悪意》に満ちてこっそりと気に障る>>147]
人間の"真似事"をしたがるクセでね。 何時もいるんだよ。 緋(あか)を無駄に曝すと、余りいい顔をしない人が。
[ロビン。その見た目通り過ぎる名前に、内心眉を潜めて俺は。
返り血に塗れた胸赤鳥-ブラッディー ロビン- 俺は心の中だけは、彼をそう呼んで、俺の知る"ロビン"と差別化しようとこっそりと決めた。 どうやら可愛げが無いのは、どこのロビンも共通らしい>>148]
(151) 2014/06/05(Thu) 23時頃
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お、5歳ですか。いいですな。可愛いではないですか。 恐らくは、「魔法少女になりたい!」などと、 ステッキとか帽子とか持って、遊ぶ頃ですな。
[男の子なら記憶にあるかもしれない。 小さな頃、HEROものに憧れて、「なんとかマンになりたい」 「なんとかレンジャーになりたい」などと言って、 変身ベルトやブレスを身に付けて、ごっこ遊びに興じた過去が。 所謂「黒歴史」と根差すところは同じにも関わらず、 「童心の微笑ましさ」として、恥ずべきどころか 良かったことの扱いを受ける、幼き日のあの夢のことだ。]
お恥ずかしながら、私も子どもの時分から英雄《HERO》に 憧れましてな。今なおアクションフィギュアなど 買うこともあるのです。いやはや、お恥ずかしい。
あ、これですか。この紋章《ブレイドイーグル》は、
《HERO》 の 証 ですよ?
(152) 2014/06/05(Thu) 23時頃
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[せめてお肉を冷やす為の冷蔵庫――…>>@12。 嗚呼日常の匂いだ。"俺とは違う"。本当の日常の匂いだ]
――――……彼が冷蔵庫の場所まで知ってるかは自信ないけど。
食堂には間違いなくあるんじゃないかな。 俺は生憎、少し御用事のある人が見えたみたいだけど…。
[何処だろう、この中庭を眺められる場所から。冥の>>140。 そう、俺とまるで同質の、然し質量そのものは圧倒的に高純度なにおいがする。
然し、この胸赤鳥は天使像の上がお気に入りの様子だ。 バカと煙は…と云うけど、追加だ。
鳥は、いつも高い所にいるのが当然なんだろう]
(153) 2014/06/05(Thu) 23時半頃
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―とある世界 とある病院―
[白い小さな病室の中]
[まるで太陽のように暖かな、癖のある柔らかい金の髪の少年は、背の起こされたベッドの中で、何かが書かれた紙を読んでいました]
[夜になって、暗い窓の外に優しく光を漏らす…そんな白い病室のドアを静かに開けて、看護師のエマさんが入ってきます]
『――――ネル君、消灯の時間ですよ? …あら、その紙…学校の案内か何か?』
はい。退院したら ここに行こうと 思って……
『来月ですものね。 …みんな、喜んでいますよ。まるで心臓が入れ変わったみたいに回復してるって。 ネル君は、ここに来るまで本当に長かったもの…やっぱり『奇跡]ね。神様からの『贈り物《ギフト》』だわ。
(154) 2014/06/05(Thu) 23時半頃
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[ベッドの上で優しい笑顔を返す少年は、小さな頃から重い心臓の病気を患い、ずっとずっと入退院を繰り返すという 同じ繰り返し《ルフラン》の日々を送っていたのです。
そんな病気の心臓も、ある日まるで移植されたのではと思う位に症状が改善され…。元気を取り戻した少年は、来月には退院という話が医者から伝えられています。
……もちろんその心臓は、かつて世界を暗く染め上げた崩壊の鍵の一つになったものではありません。]
『懐かしいわね… リンダちゃんに着替えを覗かれて発作起こしたの、今でも忘れられないもの』
っエ、エマさん! や やめ てよ そんな昔のこと…!
『ともかく、消灯の時間ですよ。 ……おやすみなさい』
……はい。 おやすみなさい。
(155) 2014/06/05(Thu) 23時半頃
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[…白い病室から明かりが消えて、少年がベッドの中で目蓋を閉じた瞬間でした。 もう、発作を起こしたのも久しい筈の心臓が、どくん、と大きく鼓動を上げたのは。]
……ぁ、 ぐ っ!!!?
[思わず飛び起きたものの、痛いほどの鼓動を打ったのは、僅か一瞬の出来事。]
……………、 なん、 だろう… ……何か…嫌な事が 起きてる 気がする…
[痛みの消えた胸に手を当てながら、少年は風混じりの雨が窓を叩く、そんな暗い空を見上げました。]
[……………遠くその先の学校の一室が、閃光に包まれた事>>5を少年は知りません。]
(156) 2014/06/05(Thu) 23時半頃
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童話作家 ネルがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(童話作家 ネルは村を出ました)
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―とある世界 都市・神戸―
[都市、神戸―――その街の 狭く、雑然に圧縮された一角。 ゴミの散らかる細い路地に、どさり、と重たい何かが落ちる音が響く。]
……だから、ここの治安が悪すぎんのよ。 アタシのせいにしないでくれる? ド低脳。
[口から泡を吹いた男が数人、細い路地に重なるようにして伸びている]
[男達はこの辺りの路地を根城にする不良達の一人だった。 彼らはいつものように、このゴミの散らかる路地で 適当なカモを見つけては、仲間達と荒稼ぎしていた。
今日の獲物は、一人の制服姿の女子学生だった。 治安の悪いことで有名なこの路地を歩いていた少女。 おそらく、近道をするつもりでこの路地へと入ったのだろう。それを男達が見逃すわけが無かった。
相手は女で子供。ちょっと脅してやれば、すぐに金が手に入る絶好の獲物だ。なんだったらついでにちょっと「遊んで」やろう。 それが、男達の『予測した現実』だった。]
(157) 2014/06/05(Thu) 23時半頃
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[―――その『予測した現実』を裂いたのは、その路地に現れた制服に黒いコートを羽織った、もう一人の少女だった。]
…わかってるわよ、うるっさい。 一回言えばわかるわよ……―――、
[少女は携帯で誰かと連絡を取りながら、男たちの足元に落ちている学生鞄を拾い上げる。 ふと、少女は空を見上げた。 灰色の低い雲が、風に吹かれて空を走っている。嵐の前兆だ。]
……………一体、何をおっ始める気かしらね。 「異端種(ストレンジ)」。
[猛禽のような鋭い目で空を睨みながら、少女は誰に充てる訳でも無く、ぽつりと言葉を零す]
………別に。 何でも無い、今行く。切るわよ。
[そう不機嫌に言って携帯を切ると、少女は拾い上げた鞄を路地の端へ放り投げた。 …投げた鞄の先には、震えた鳴き声を小さく漏らしてこちらを見る、男たちに襲われかけていた少女が居た。] [声をかける訳でも無く、少女はコートのフードを深く被り、細い路地裏の奥へと消えていく]
(158) 2014/06/05(Thu) 23時半頃
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……精々、足掻けば。 神(物理法則)に 見放された、迷える『異端種(ストレンジ)』共。
[充てた言葉の先は遥か遠く。 ―――そう、 遠く先の――――――…]
(159) 2014/06/05(Thu) 23時半頃
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はい、すっごく可愛いですよぉ。 女の子はやっぱり、ああいうのに憧れるみたいですねえ。 真似っ子してます。
[悪い人相が笑顔になり、悪巧みをしているような表情となる。>>152] その最愛の娘から、「パパ、お顔怖い」と言われるのはあまりに悲しい現実なので秘密だ。]
いえいえ、良い事じゃないでしょうか。 大人になっても、変わらない趣味ってありますからねえ。 私も、ミニカーなどは好きでしたし。今はお金の関係で買えませんが。
……は、はあ、なるほど。
[昔のHEROモノに、そんなグッズでもあったのだろうか。 何となく納得はしておいた。]
(160) 2014/06/05(Thu) 23時半頃
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町娘 小鈴がいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(町娘 小鈴は村を出ました)
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[少女>>@12の視線を血色の目が受け止める。]
少なくとも貴様らよりは詳しいだろう。
凡その『目的』も語れるが。 館の主を差し置いて説明をするなど。 あまりに無粋だからな。
[簡単には語らぬと。 赤い唇の前に人差し指を立て、笑う。]
帰る方法など幾らでもやりようはある。 ある、が。
(161) 2014/06/05(Thu) 23時半頃
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後悔の色に染まる事になるぞ。
くくっ。 狡猾でか弱い小鳥はたまに偽りも囀るが。 親切な助言は基本的には聞いておくものだ。
[掲げられる白い袋に。 胸赤鳥は危なげもなく天使像の上から飛び降りる。]
大食堂の隣に厨房があるそうだ。 冷蔵庫の有無まではわからんが、なければ地下貯蔵庫へと行けばいい。
エスコートいたしましょうか? お嬢さん《フロイライン》。
[貴族的な動作で少女へ片手を差し出す。 しかし、白狼に唸られその手を引っ込める。]
(162) 2014/06/05(Thu) 23時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/06/05(Thu) 23時半頃
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O Freunde, nicht diese Töne
(おお友よ、このような音ではない)
Sondern laßt uns angenehmere
anstimmen und freudenvollere.
(我々はもっと心地よい
もっと歓喜に満ち溢れる歌を歌おうではないか)
(163) 2014/06/05(Thu) 23時半頃
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[――――…遠く、遠く。 どこかで歌が聞こえる]
[どこかで聞いたことのある、歌と声]
[一体どこで聞いたのだったろう]
[――――――――― 思い出せない]
(164) 2014/06/05(Thu) 23時半頃
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ええ、《HERO》に憧れるあまりに、 「つくってしまった」のですよ、《HERO》を。
[先ほど、クリストファーを胡散臭そうに見ていた構図とは 完全に真逆である。紳士然と、威風堂々と。 至極まっとうな身なりから、穏やかに繰り出される言葉は。]
いやはや、童心の至りとでも言いましょうか。 どうしても「《HERO》になりたい」という小さな、 そして大きな夢を捨てることができませんで。
[至極まっとうとはかけ離れた与太だった。]
(165) 2014/06/05(Thu) 23時半頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/06/05(Thu) 23時半頃
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―屋敷外 深い霧が包む空―
[――――それは、とてもとても小さな変異だったろう。
屋敷の窓に見える、何かが見えるようで見えない外の様子。>>3 窓枠で仕切られたその曖昧なキャンバスの中に、気が付けば ぽつと、小さく紅い点が音も無く浮かんでいた。
一滴の血を落としたような、禍々しいまでに紅い点。 よくよく見ればそれが星か…否、正しくは小さな月だと気付くだろうか]
(166) 2014/06/05(Thu) 23時半頃
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―屋敷 紅の拡がる吹き抜けのホール―
[空に小さな紅い月が浮かんだ後]
[突然、広いホールに がしゃん、と何かが落ちるような音が上がった] [音の先、床に敷かれた赤絨毯の上の何も無かった筈の場所に、 いつの間にかうつ伏せの状態で小さな子供が倒れている]
[倒れた拍子か、子供の指先辺りで白いカードが転がった。 白いカードの真ん中。 普通であれば宛名等が書かれそうな位置に、 赤字で「ジョージ」と名前のような言葉が綴られている。
それ以外には何も記載されてはいなかったものの、 それはまるで「招待状」のようでもあった]
[…現れた子供に反して 窓の外の紅い月は、音も無く溶けるように消えていた]
(167) 2014/06/05(Thu) 23時半頃
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[あ、今この狼コイツ噛もうとした。勇気あるヤツめ>>162]
狡猾はともかく。か弱い小鳥、ね。 残念だけど、俺の周りにいる『鳥類』は、一筋縄でいかないのばかりだから。
基本的に俺、鳥は危険な動物だと思うんだ。
[赤翼の梟が抗議する様に、翼をはためかせた、それを宥めて。 俺は最後に、警戒を無くさない彼女、ペラジーにスカーレットの瞳を向けた]
(168) 2014/06/05(Thu) 23時半頃
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――その招待状は 死神から恵まれし"招聘状"。
生と死を分ける、抗えぬサダメのジャッジメント。 死神が告げる、根源と運命の大裁判。
…ペラジーさん。後悔したくなければ。
帰らない方がいいのは本当だよ?
[この胡散臭い胸赤鳥の言葉を補強する様に俺は、彼女へ忠告だけを果たして。 俺はその場から立ち上がり、彼らから歩き去る。 六羽の赤翼が、俺の後を追い、俺の姿は緋羽の中に消えていく*]
(169) 2014/06/05(Thu) 23時半頃
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夢が高じて職業となったのですか。 いやはや、それはうらやましい、ですねえ。 夢を叶えられたのでしょう?
[あくまで一般市民の教頭先生は、アルフレッドの言葉を『HEROモノの番組制作に携わる感じの人だ』と自分の知っている常識の中で片付け、判断を下した。>>165
そしてそれに合わせた会話を引き出しているわけで。 噛み合っているようで微妙に噛み合っていなかった。]
(170) 2014/06/05(Thu) 23時半頃
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…そうか。 異邦人ならば所詮、そのようなものか。
[クリスの言葉>>142に妙に納得したように頷いた。 それ以上突っかかるのを止めたのは、サイラスの声があったからだ]
…この程度の屋敷が?僕に相応しいと?
[語尾が二度上がる。 ついで、眉の角度も同じく上がった。 彼の思惑通りかなど、知らないままに]
(171) 2014/06/05(Thu) 23時半頃
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はっ、───笑止!!
笑止千万、ちゃんちゃらおかしくて笑っちゃうね。 仮にも一国の王子たる僕が、 この程度の屋敷の主の縁者であるはずがないだろう!
そしてそこのお前、僕が素晴らしく強く美しく格好いいのは自明の理だが、お前のその口調は無礼だな?もう少し言葉を使うならば言いようにも気を遣え。
[自ら口にした賛辞はまったく否定をせずに、注文を付け加えた]
(172) 2014/06/05(Thu) 23時半頃
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― ホール ―
[館内を見て回っても良いというお達しだったが、 今は余り歩き回ろうとは思っておらず。
と言うか、窓から見える巨像が気になって気になって、 ――見た目はこんなナリでも男の子だ、 HEROものや特撮番組に心惹かれるのは致し方ない―― 窓からそれをじーっと眺めていたのだが。]
[そこに、がしゃんと物音が立つ>>167]
うわっ!?
(173) 2014/06/05(Thu) 23時半頃
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[ヒーローやヒロインアニメには詳しくなく、また子供を持つ歳でもない。 アニメーションの話題にはどうにも混ざれず、出来る限り忘れないよう彼らの像を記憶するのに努めていた。 が、ぽろりと零れた一言>>165に、思わず反応して。]
《HERO》を、作った?
[何かを現実空間に作り出すことについては、男は人より長けているだろう。 けれどHEROを作るというのはあまりピンとくる言葉ではなく、髭を蓄えた鷲に瞬いた。 ただ、答えをもらうより先に――ホールに、落とし物>>167のようだ。]
(174) 2014/06/06(Fri) 00時頃
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人の"真似事"か。 人の定義など実に曖昧模糊としたものだ。
人を名乗れば人になり。 化け物を名乗れば化け物となる。
[ゼロ>>151が心の中で決めた呼び名は知らぬ。 例え知っても赤い小鳥は笑って肯定するだけ。]
(175) 2014/06/06(Fri) 00時頃
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そんな緋色もどきが。 そんな"剣"を持っているなど実に滑稽だ。
[己の言葉を補強して背を向ける。 ゼロが背負う緋の気配>>114を見て、小鳥は笑う。]
か弱いからこそ小鳥は危険なのだ。 『鳥類』を良く知り、従える貴様ならば言うまでもないことだと思っていたがな。
[囁くように呟いて。 去っていくゼロと六羽の赤翼を見送る。]
(176) 2014/06/06(Fri) 00時頃
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−御陵町・定食屋『吹雪』−
うむ。いつもと変わらない味だ。
[ダンはもやし定食を噛み締めながら、呟く。弟子である火野坂や明之進、アオイと口にした味は今も変わらない。 変わってしまったのは、それぞれの境遇だけ。]
(177) 2014/06/06(Fri) 00時頃
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どんなに荒唐無稽な《夢》でも念ずれば叶う。 「人の身」でも、「天使」相手でも「悪魔」相手でも 「破壊神」相手でも―……《人の夢》は強いですな。
《夢》 ―…… それは 小さくも 大きな《奇跡》!!
いやはや、はははは。
[チャキッ、ビシッと戯れにポーズをとった。]
(178) 2014/06/06(Fri) 00時頃
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[あんまりな物言いに笑いを堪えられたのは、セシルの話す言葉の中に『王子』という単語があったから。>>172
王子?というと、あの?
王立だのなんだのと言っていたから、ひょっとしたら本当にそうなのかもしれないし、想像の中で…それこそ、HEROごっこのように、なりきっているのかもしれない。
答えは出ないので、あまりぞんざいに扱いすぎるのはやめよう、と保身に走る男だった。]
(179) 2014/06/06(Fri) 00時頃
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…………ご馳走様。
[ダンは彼らの事を思い出しながら、米粒一つ残っていない定食の皿に手を合わせ、会計を済ませる。 そして、定食屋を後にする際、交わす言葉は]
(180) 2014/06/06(Fri) 00時頃
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………………―――――――――――
[倒れたまま動かなかった子供の手が]
――――、 起動開始
[…静かに動き、子供はゆるゆるとその身を起こし始めた]
[顔を上げれば、背丈に見合った幼い顔立ちがそこにはあったものの、そこには、子供らしい情緒を帯びた表情は一切無く。 目はガラス玉のように、シャンデリアの灯りを無機質に反射するだけで、まるでそこに感情と呼べそうなものは存在していないようだった]
(181) 2014/06/06(Fri) 00時頃
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[物音と共に倒れていたのは、子供だ。 驚いて少しの間動けなかったが、気を取り直すと 多分転んだ子供の所に近寄っていく]
大丈夫か?
床、絨毯だからそんなに痛くないと思うけど……
[ついさっきまでは居なかったと思われる。 一体どこからやって来たんだろうと首を捻るも、 取り敢えずは助け起こそうと試みた]
(182) 2014/06/06(Fri) 00時頃
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[ホールに居たカリュクスとサイラスの姿を目視するより先に、子供の口が開いた]
……回路に、障害を確認。解析開始。
出力回路…エラー。 制御回路…エラー。 思考回路…グリーン。
記憶回路…エラー。
[表情や目と同じく、感情の乗らない平坦気味な声が 広い吹き抜けのホールの中とは反して小さく聞こえる]
……機能の8割に障害が発生、…修復が必要。
(183) 2014/06/06(Fri) 00時頃
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天使に悪魔に破壊神…大きく出られましたなあ。 ……ん、
[何だか壮大な物語のようだ。>>178 しかし、話の最中に、ふっと目眩を感じて。]
……失礼。 少々、水を頂いてきます。喋りすぎて、喉が乾きまして。
[おもむろに立ち上がって、厨房へと足を向けた。]
(184) 2014/06/06(Fri) 00時頃
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― 館〜冥王と緋色と〜 ―
[…さて。俺は包帯を解いた。闇が周囲に溢れる。 冥の気配がこぼれる、だが仕方が無いだろう
目上の相手に会う時には帽子を取る。 これは人間のもつマナーだ。
だが俺達は違う。
格上の存在に拝謁-あ-う時には封印を解放-と-る。 これが冥界におけるマナーだ。
さらり、と麗しき血の緋髪が俺からこぼれ落ち。 鮮血の気配を靡かせながら、俺はその存在へと近づく]
(185) 2014/06/06(Fri) 00時頃
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しばらく、留守にする。あいつらが来ることがあったら、伝えてくれ。
[身に纏った道着は、教会の面々と闘った、則ち 『ブレイド・アサシン』の物。 自らがシュトロニアで犯した過ち、教会との面々との闘い、弟子に託した、希望《みらい》−−−− ]
(186) 2014/06/06(Fri) 00時頃
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[だが、予想に反して子供は起き上がる。 その眼に、人形の無機質を宿して>>181]
ッ――!?
(187) 2014/06/06(Fri) 00時頃
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[ホールの奥、中庭の見える場所、足を組んだ男>>140。 常闇にも思える黒き外套を羽織り。この刺青はなんだろう、禍々しい力を感じる]
――――……その深遠-くろ-き冥の波動。 どこぞかの冥王-ヘルマスター-と見受けましたが。
この様な戦場の予兆で、お初に御目に掛かります。
[尋ねる俺もまた、鮮血の気配を漂わせ、冥の力を感じさせて。 赤翼-アカツバ-の梟が六羽、俺につき従い、翼を舞い踊らせる中。
左腕をまっすぐ背中へ水平に回し、右腕は掌を相手へ見せながら、友好的に広げて見せる。 そんな、"冥界式"の優雅な礼を、俺は彼へと取って見せた]
(188) 2014/06/06(Fri) 00時頃
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[緋色気配が完全に遠のけば。 小鳥は少女へと向き直り、両手を広げ小首を傾げる。]
さてさて。 美しいご婦人をご案内したい所だが。 生憎、か弱い小鳥の私には貴女の狼《ボディガード》が恐ろしすぎる。
[真に迫った怯える声と。 白々しいまでに芝居掛かった動作。]
迷ったならば下女を呼べ。 アレは呼べは現れるものだからな。
[狂気すら感じさせるちぐはぐな言動をして、小鳥は近くの木の上へと舞い上がり。 それからまた何処かへと飛んで行った。]
(189) 2014/06/06(Fri) 00時頃
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いい日、旅立ちだな−−−−
[あの日と変わらない憧憬を浮かべ、ダンは招待状の先へと向かう。]
(190) 2014/06/06(Fri) 00時頃
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[ 西《やくそくのばしょ》 へ −−−−]
(191) 2014/06/06(Fri) 00時頃
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[ホールを見渡した後、驚くようなそぶりを見せたカリュクスに視線を向けた]
…………エラー。 現在位置の座標解析に失敗。
…………ここは、何処ですか? 貴方は、誰?
(192) 2014/06/06(Fri) 00時頃
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え……と。
[良く出来たAIのような受け答えに、一時たじろぐ>>192]
僕はカリュクス。
ここは……何て言ったら良いかな。 実はここまで送ってもらっただけだから、 詳しい場所までは良く解らないんだけど。
お客さんを招待してる、 まあ今は迎賓館(ゲストハウス)みたいなものかな?
君は?
(193) 2014/06/06(Fri) 00時半頃
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―厨房―
……なんでしょう、ねえ? 頭が、痛い、ような……
[顔の右側を覆うように、額を抑えている。 46億年前に消され、46億年かけて禊がれた魂は、なおも。
濃くなる“闇”や、“力”のある者に反応を示していた。 ざわざわと、己の中で騒ぐ物がある。
胸赤鳥《ロビン》の悪意。ゼロという少年の振りまく闇。>>105 それらが己に切欠を与えていた等、知る由もなく――]
(194) 2014/06/06(Fri) 00時半頃
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……気のせいです。ええ。
[湧き上がる不快感と、不安。 それらをかき消すように、強い口調で己に言い聞かせる。
今はただの人間でしかない男は、本能的に、 危険を察知していた……**]
(195) 2014/06/06(Fri) 00時半頃
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―食堂―
……うん?
[何しろすんでの所で永劫の虚無―――いや、すんでのところで己が操る虚数の波動の彼方へと呑み込まれるところだったのだ。まだ頭が痛む。人間で言うなら二日酔いを極限まで悪化させた感じとでも言おうか。 花が咲き、噴水に白亜の彫像が飾られる庭園を眺めていると、背後から馴染み深い―――冥の気配がした>>185。姿勢を崩すことなく振り返り、その波動の主>>188を確かめる]
………貴様。その赤翼の梟は―――― いかん、俺も覚えが悪くなったな…冥族会か?
[思わず溜息をつく。いくら冥王ではないとは言え、冥府から抜け出てまで、しかも起きがけに冥府の者と顔を合わせるのは全く、うんざりする。 いくら自分こそが冥府に無二の王と自称したとて、目障りには変わらない]
(196) 2014/06/06(Fri) 00時半頃
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――――そうか。礼儀はわきまえていると見える。 小僧。貴様がまず俺の元に挨拶に来たのは賢明だったな。 ……だが生憎と俺は気分が優れぬ。故に簡潔に済まそうぞ。
――――俺はヘクター・クリュメヌスだ。 最も、ここの主に呼ばれたという点では貴様と変わらんだろうがな。 小僧。貴様の名は。
[気分が優れず眉間に皺を湛えるのを隠そうともせず、普段通りの傲岸な態度のまま、目の前の同類に問を投げた]
(197) 2014/06/06(Fri) 00時半頃
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蒼天流奥義・第拾式、『百万石』・・・
[奥義によって秘められた眩い光は豊饒の証。 かの地の民に齎した豊饒の力によってダンの足は黄金に輝き瞬足さは22(0..100)x1倍へと跳ね上がり。]
・・・行くぞ。西《やくそくのばしょ》へ。
[黄金色に輝いたその足でダンは駆けていく。]
(198) 2014/06/06(Fri) 00時半頃
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波ァァァァ!!
[瞬足で駆けていくこと数刻。西《やくそくのばしょ》には、『館』が聳えていた。]
(199) 2014/06/06(Fri) 00時半頃
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−『館』・エントランス−
ふむ、どうやらここが招待状にあった場所なようだな。 す [足に纏った黄金色の眩い光はなりを潜め、ダンは紅い絨毯を一歩一歩踏みしめる。]
(200) 2014/06/06(Fri) 00時半頃
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カリュクス、さん。
[名前を聞かれ、子供は数秒の間を置いたのち]
……返答不能です。 記憶回路に深刻な障害が発生しています。 …型番データも、解析不能です。
[子供に似つかわしくない機械的な答えを返す] [手元に転がる白いカードに視線をやった。「ジョージ」という名前らしきものが書かれた、まるで招待状のようなカードだ]
…………ですが、ここがゲストハウスという事でしたら、 ボクもその「客」なのではないか、と推測します。
[あまり手に力がかけられないのか、緩く持たれた白いカードを、カリュクスへと見せた]
…貴方も、「客」? ボクは、人を探さなければならないのですが。
どなたか、機械に長けた方を知りませんか。
(201) 2014/06/06(Fri) 00時半頃
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[小鳥は地上を嘲り唄う、高らかに。]
審判への招聘。 神《主》からの善意。 生存の為の片道切符。 果たしてそれは幸運といえるのだろうか。
此処はあまりにも《悪意》が濃い。
[手のひらに作り出した戦華の花をぐしゃり握り潰し。 深紅の花弁が風に舞わせた。**]
(202) 2014/06/06(Fri) 00時半頃
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[どうやら冥王は気難しい方であらせられるらしい>>196。 傲岸な態度、絶対なる威厳と自信。俺はひとつ頷く]
それでは、改めまして。 お初にお目通り適います。 冥王-ヘルマスター- ヘクター・クリュメヌス。
俺は冥族会が王級契約者-ウォーロックハイ-。 いや、より正確には――
[冥界との契約を持つ者、契約者-ウォーロック-。 然し俺は、その上位と云えばわかりやすい、王級-ハイ-の位を得ている。 王級-ハイ-。それは深淵を覗き見る資格有する者]
(203) 2014/06/06(Fri) 00時半頃
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――…冥族会第七魔皇-マギステル-。
『 魔 皇 ゼ ロ 』 。
[それが今の"俺"。魔皇と呼ばれし男、それが今の俺。 眼前の冥王-ヘルマスター-には及ばないだろうけど。 俺も、冥界有数の実力者だと知れるには十分な名乗りだった]
(204) 2014/06/06(Fri) 00時半頃
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|
はい、カリュクス様、ようこそ。 貴方の来訪と、ご帰還をお待ちしておりました。
[玄関からの呼び声>>136に使用人の少女は紅茶のトレイを置き、出迎える。招待状が電子端末上のものである事に少し驚いたように瞬きはしたが、間違いないことを確認すると他の客と同じようにホールに通し、館について説明した。]
それに……これはT3様とお呼びするのでしょうか? この大きさだとお部屋がご用意できませんが、大丈夫でしょうか…雨は降らないから錆びないとは思いますが。
ああ、それに……ダン様、ヘクター様……あとは、ジョージ様?
[男2人、少年と思しき姿が一人。他の来客へと同じように招待状を確認し、館について一通り説明する。 全員が集まるであろう時刻まではまだ少しあるのだろうか。 他に質問がなければそのまま仕事に戻るのだけれど。
―――こうしている間にもFESの時は、近づいている**]
(@13) 2014/06/06(Fri) 01時頃
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[すぐ傍にあったカードを覗けば、『ジョージ』の文字。 それが彼の名前――いや、名称だろうか>>201]
回路、型番、障害……ね。
僕もお客さんだよ、ほら。
[電子端末《デジ・プール》を操作して白い封筒の画を見せる]
機械の扱いも、簡単なAIくらいなら少しは掴めると思うけど、 現物のみで設計も道具もないから、ちょっと手間かなぁ……
人を探してるの?
その『ジョージ』というのには、心当たりはある? 探してる人の名前か、それか、君の名前だと思うけど。
(205) 2014/06/06(Fri) 01時頃
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王級契約者-ウォーロックハイ-……?
[普段ならいざ知らず、今は本調子ではない。元々が、現世へ出てくるために黥墨を全身に彫っているため、本来の力の1割も出せはしないのだ。まして今はそのさらに半分も発揮できるかどうか。
面倒そうな顔をしながらも、魔皇の名にはさすがに居ずまいをいささか正した。まじまじと、目の前の少年然とした同属の顔を見やる]
魔皇ゼロ――――第七魔皇、だと…? では、あれか。以前冥族会の連中が他所の辺獄(リンボ)で諍いを起こした時に紅の梟を引き連れた者がいたというが…あれは貴様か?
やれやれ…… とんだ食わせ者がいたものだ。 貴様ら冥族会とはいずれ雌雄つけねばならん…とは言え俺は生憎と今気分が優れぬ。 此処ではやり合うつもりもない。今のところは……な。
[そう言って、再び椅子に沈む。魔皇―――ゼロと名乗った冥族の少年を見定める表情は崩さぬまま**]
(206) 2014/06/06(Fri) 01時頃
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…そうですか。
[電子端末と白い封筒の画を見ながら、手間だというカリュクスへ少年は抑揚のない声で返す。 人を探しているか、との問いに一つ頷くと、]
簡易解析を実行したところ、不具合が発生を確認しています。 機能の障害範囲が広い為、原因解析と修復を行わなければなりません。 原因解析には、ボクのエネルギーが不足しているため、 エネルギーの供給、もしくは外部からの演算補助が必要です。
[自らの白いカードを見ながら、赤い字で書かれた名前らしき言葉を見て]
…………………返答不能。 記憶回路に深刻な障害が発生しています。 そのワードに該当するメモリーは、現状確認できません。
(207) 2014/06/06(Fri) 01時頃
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あはは、それは恐らく俺でしょう。 紅の梟、この子達は、俺の大事な半身ですから。
[辺獄(リンボ)?聞いた事の無い云い回しに首傾げる物の。 戦いに事欠かない俺だ。何処かの戦場だろう]
俺も、まさかこの様な所で冥王に拝謁適うとは。
とは云え、あなたの気分をこれ以上ざわめかせる訳にも行かない。 俺もおとなしくこれにて失礼させて頂きます。
[今は。と返すのは流石に不興を買いそうで伏せ。 椅子に沈み込む、冥王の姿に軽い一礼を向けて、すぅ、と緋色の気配は遠のいた**]
(208) 2014/06/06(Fri) 01時頃
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分かればいいんだ、分かれば。
[クリスの内心>>179など知る由もなく、 ただ僅かに表情の改まった様子に満足げに顎を引いた]
お前たちもだ。 サイラスにアルフィーとやら。
[年長者を呼び捨てて、空になった紅茶のカップをテーブルに置く。 つい。と動かした鋭い視線が、庭園の側── 見覚えのない、けれど妙に心ざわつかせる男の上に止まる>>140 その傍らに在る少年と見える者との会合に僅か目を細める]
───ただでさえ面倒なんだ。
[尋常ならざる気配に、クラシアの力が響き合う。 少年は黙って瞳を伏せた。”時”が迫りつつある**]
(209) 2014/06/06(Fri) 01時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/06/06(Fri) 01時半頃
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うーん……
[一通り説明を聞いて、しばらく真顔で思案した。>>207]
解った、 ――やろう。
[そして頷く。 未知のテクノロジーとインテリジェンスを前に、 どこまで対応出来るかは解らないが。]
(210) 2014/06/06(Fri) 01時半頃
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こういう所はしっかりしているのだな。
[受付の少女に招待状を見せれば、頷いて。
一通り話を聞くと、館内を進んでいく。**]
(211) 2014/06/06(Fri) 01時半頃
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親方 ダンは、メモを貼った。
2014/06/06(Fri) 01時半頃
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ねえ、この館に電源はある?
[少年の動力が電気とは限らないが、 己が手伝う上ではそれが必須になる。 案内をしてくれた少女>>@13に尋ねると、それに加えて、 落ち着ける所で作業がしたい旨を告げる。]
解析の外部出力は出来るよね。 まずはそれを見て、方針を考えないと。
(212) 2014/06/06(Fri) 01時半頃
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親方 ダンは、メモを貼った。
2014/06/06(Fri) 01時半頃
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…………、 ご協力、感謝致します。カリュクスさん。
[頷くカリュクスへ、子供は頭を下げた。 …その動きは、あくまで機械的ではあったが]
[そうして子供は す、と水からの腰辺りを探る。 着ている服の下…場所で言えば脊髄にあたりそうな場所から、機械的なコードが ずる、と出た。コードの端子の先が動きだし、カリュクスの持っている電子端末《デジ・プール》へつなぐための形になる。]
………出力は、そちらの機器をお借りしていいですか? 回路データをお送りします。
[コードを繋げば、現代で言うところの携帯の充電のような絵面になりそうであったろう。…ただし、コードの繋がった先は機械的な電源の姿でもなく、まるで人体であったが]
(213) 2014/06/06(Fri) 01時半頃
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[持って来たのは携帯サイズの電子端末《デジ・プール》だ。 そこにジョージ(仮称)の背中から伸びたケーブルを繋ぐ]
どういたしまして。 ……つっても、まずはやってみないとな。
しかし、凄く良く出来てるな……不気味の谷が見えそうだ。
じゃ、早速始めるか!
[白いパーカーの袖を腕まくりして、 ――単に気分の問題だ―― 解析に取り掛かり始めた**]
(214) 2014/06/06(Fri) 02時頃
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[カリュクスの言葉に、ジョージ(仮)は一つ小さく頷いた。 …不気味の谷、と言う言葉には僅かに首を傾げていたが。]
[電源、落ち着ける先>>212と聞かれ少女はなんと答えたろう。 帝國皇帝が居た大書庫…あそこなら、少なくとも静かではありそうだったが]
…それでは、転送いたします。
[案内された先、子供は解析を始めたカリュクスの傍へ座り、おとなしく解析する様を見ていた。]
(215) 2014/06/06(Fri) 02時半頃
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[…電子端末《デジ・プール》へ送られたデータは、 少年の電子端末で使われるだろうプログラム言語のようなものに変換されていた。
そこには複雑なAIやメモリー機能等のほかに、 子供の見た目に反する銃器等の機械兵器に搭載されていそうな 物々しいものが、無機質な式として並んでいる]
[…だが、読み取れそうなものは、最初だけであった。]
[やがてその式はぐちゃぐちゃに掻き雑ぜたようなものに変わり、 通常使われないような文字の羅列へと変わり…
やがて、最後には不安定な様で 崩れた一文が示されていただろう]
(216) 2014/06/06(Fri) 02時半頃
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O Freunde, nicht diese Töne (おお友よ、このような音ではない)
Sondern laßt uns angenehmere (我々はもっと心地よい)
anstimmen und freudenvollere. (もっと歓喜に満ち溢れる歌を歌おうではないか)
(217) 2014/06/06(Fri) 02時半頃
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……………エラー。 ネットワークから遮断されている為、言語検索不能。
カリュクスさん。
不気味の谷とはどういうものでしょう。 カリュクスさんの在籍する所の地名でしょうか。
[言葉の端々や抑揚の薄い声ではあったが、 それは歳の浅い子供がよくする、大人への問いかけにも似ていた**]
(218) 2014/06/06(Fri) 02時半頃
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――食堂――
ご不満でいらっしゃるので?
[態度よりも先に館に対する不満>>171が出たのに、軽く瞬いた。 館は上級のものだとこの目に映っていたからこその、あの賛辞であったのだから。 続く言葉で理由を納得はするものの、代わりに僅かな訝しみが胸の奥に産まれた。 王国の王子。半信半疑とは行かないまでも、九信一疑程度は信じがたい。]
なんと、王子様でいらっしゃる。それは失礼をいたしました。 しかし一小市民にまでそのようにお言葉をいただけるとは恐悦至極。
[こうした反応>>172を見られるのは確かに思惑通りなのだが、どこまで事実か、真実に一国の王子であるのならば改めるべきだろうとも思う。 思うのだが、如何せん女性にかける優しさと同輩頃に向ける気安さ、後は慇懃な素振りばかりを身につけてしまったから改め方に思い至らない。 ひとまずは陳謝と頭を下げ、《HERO》に思いを馳せる面々の言葉を聞いていた>>174。]
(219) 2014/06/06(Fri) 02時半頃
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《夢》。
[それは、あまりにも男の中にスムーズに収まる言葉だった。 「人の身」でも、「天使」相手でも「悪魔」相手でも。 《夢》は《奇跡》だと、アルフィは語る>>178。 壮大な語り口をなりきりや夢物語などとは思わない。自身の存在が、まったくそれと同じであるからだ。]
よい話だ。
[頷く。口元に笑みさえ浮かべる。このまままた《夢》心地に何処かへ落ちていけそうだったが、先ほどの物音>>167が気がかりで、止まる。 そちらに動こうかと思ったタイミングで、クリスが離席>>184を申し出た。]
(220) 2014/06/06(Fri) 02時半頃
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あまり顔色が良くないよ。 つきあわせてしまってすまなかった。
[水を求める背にそう告げる。 セシルからも分かればいいんだ>>209と聞こえてくれば、どうにもこそばゆい思いがしたが、笑みは堪えて。 視線を庭園の方へと向けるその王子の死角位置で、軽く肩を竦めた。]
僕はホールの様子を見てこよう。 さっき、何か大きな音がしましたでしょう?
[金属的な異音がした。芳しい状況とは思えずに、厨房を出る。 あまり此処に長く居ても、むしろ王子様のストレス源になりそうだから、というのも理由のひとつだが。]
(221) 2014/06/06(Fri) 02時半頃
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[ホールでケーブルに繋がる子供とそれを解析しようとしている子供との、奇跡のツーショットを見るのは、ほんの数十秒後のことだ**]
(222) 2014/06/06(Fri) 02時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/06/06(Fri) 02時半頃
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―館の奥より― [ ――忽然と ] [ しかして悠然と ] [ あまりに当然と]
[ “其れ” は在った。
彫刻めいて整った白皙の美貌の男 ――の、姿をした、“ 存在”]
――――、……
[桃花心木の椅子に腰掛けて、 長い足を組んでいる。
いつからか館に漂うえもいわれぬ香りは、彼―そう、便宜上“ 彼 ”と呼ぶ―が傾けている白磁に金色の装飾が施されたティーカップに湛えられたものからのものであるらしい。
静かに、愉快そうに唇の端を上げて、白手袋の指先で、闇よりなお深いシルクハットのつばを軽く持ち上げる]
(@14) 2014/06/06(Fri) 09時半頃
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久方ぶりに訪ねたら、 随分と愉快なことをしていると見える。
何千世界ぶりだろうな、 この宴は。
[ 彼の声は穏やかに透り、 耳をくすぐり染み渡る。
語りかけるさま、 ふるき友にするようでもあり、あるいは物語の語り部のようでもあった。 ]
(@15) 2014/06/06(Fri) 09時半頃
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――なに。
[――彼は笑う。]
此度は“傍観者”として在る。 君の用意した“箱庭”を砕くような、“選りすぐり”なのだろう?特等席で見ぬわけもなし。
[シルクハットのつばをつまむとついと外す。 首を傾げるように視線を“それ”から移し]
――そういうことで、お嬢さん《レディ》
[その先には、少女の姿がある]
どうぞ、私にはお構いなく。 ……というのもおかしな話だがね。
(@16) 2014/06/06(Fri) 10時頃
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[彼女―時にソフィアと呼ばれるもの―は頷こう。 ホールに居る彼女も “ここ”にいる彼女も同一であり当然であり必然だ。
彼女ならば、名を知りうるはず。 招かれざるとはいえ “客人”には違いないからだ。]
どうやら仔猫《キティ》も星の詠み手も 此度の宴には呼ばれていないようだがね。
それはそれ、 いずれ交わることもあろう。
[彼はすらりと立ち上がる。 再びシルクハットをかぶり直すと、 蒼い蒼い瞳の底に、黄金の光がきらめいた。]
(@17) 2014/06/06(Fri) 10時頃
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――それでは。
此度の宴を、楽しみにしているよ。
[いつの間にそこに居たのであろう。 彼の足もとで、黒い猫が黄金の眸をきらめかせて、鳴いた**]
(@18) 2014/06/06(Fri) 10時頃
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─ 食堂 ─
───ふん。
[サイラスの謝罪>>219に鳴らす鼻は一つ。 彼の…彼らの不審に構うこともなく、少年は彼へと顔を向けた]
お前が一小市民か。
[まるで信じきっていない口ぶりで。 面白くもなさそうに、言葉を続ける]
ここに”招かれた”者が、ただの小市民であるものか。 ”そう”言いたかったのだろう?そこのお前は。
[ソフィアと名乗る少女へ向ける、やはり応えを期待しない声]
(223) 2014/06/06(Fri) 10時半頃
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お前が何者かを僕は知らない。…が。
[眇めた瞳が煌いた。 整った唇が、ほんのかすかに笑みの形をつくる]
”そう”ならば示してみろ。 僕が完全に飽きてしまうその前に。
[当たり前の口調で告げた視線はもう他に向けられている。 だから彼の仕草>>221を目にすることはなかった。 気を惹かれたように立ち上がる、その先で]
(224) 2014/06/06(Fri) 10時半頃
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…───、ふん。
[ひとりの気配は遠くなる>>208 それに足を止めて、セシルはまた一つ、鼻を*鳴らした*]
(225) 2014/06/06(Fri) 10時半頃
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紅茶屋 クリストファーがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(紅茶屋 クリストファーは村を出ました)
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―食堂横の厨房―
しかし……調子が悪くなるとわかっていたら、皇先生に代わってもらいましたのに……ねえ。
こんな事なら、何が何でも残業させておくべきでした。
[そうなれば、招待状を受け取っていたのは、自分ではなく彼だったかもしれない。一人愚痴っていた。**]
(226) 2014/06/06(Fri) 12時頃
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― 画廊 ―
ほぉ……これはまた。 1枚欲しいぐらいだな。
[Erwachenと書かれた連作。 色ごとに分かれており、紅・蒼・金・銀となっているようだった。
書庫の本ほどは詳しくないが、簡単な解説も絵の脇には記されており。 その中で、蒼のシリーズに目を止めていた。]
闇魔界の魔王か、案外と俺以外にも魔王を名乗る者は多いのかね。 それに、夢見るナノマシン……?
[ロボットの中で金髪の男が砲弾に詰められようとしている光景が描かれていた。そして、同じ絵の中には一見普通の面々も。]
(227) 2014/06/06(Fri) 17時頃
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― 館の何処か ―
……ヘクター・クリュメヌス、ねぇ。 何処かで聞き覚えだけはあるんだけど。
≪ホッホッホ…恐らくは坊ちゃん。 異界に伝わりし、古代冥王の伝説ですかな?≫ ≪古代冥王だと?ふんっ、妙な話だな。 その手の冥王は既に滅されしが伝説の定番だ≫ ≪あら、素敵じゃない、災厄の再来。ゾクゾクする≫
……昔、冥界で噂を聴いたのかも知れないけど。 ま、精々、力を求めて喰い合わない事を祈るさ。
(228) 2014/06/06(Fri) 18時半頃
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≪いけません…いけませんぞぉ主よ…! かような危険、婆は許せませぬぞぉ…!≫ ≪あの冥王、正真正銘、生粋の冥族だよ!? 現界に大半の力を殺がれて尚アレなんだ≫
…現界に?つまりは。 冥界から現世へ肉体を渡る為の術式を施してる…?
≪My Lord、精々、では安心できません。 血気にはやらず、我慢してください。 彼の冥王の不興は買わぬが得策。さもなくば≫
…戦うなら徹底的に滅するべきって? 現世への肉体維持で8割、9割の力を無くして、僕より明らかに強いんだ。 何かの間違いで、冥界が戦場になったら、僕なんて塵も残らず消されそうだね。 うわぁ、こわいな。
[ ≪ ホォゥ…… ≫ 六羽の赤翼は、主たる魔皇に抗議するかの様に鳴いていた*]
(229) 2014/06/06(Fri) 18時半頃
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― 食堂 ―
[…館を暫く散歩したら喉が渇いた。 紅茶でも飲みたい。そう思い俺は再び食堂へ向かう。 今度は、既に封印の包帯を巻きなおしているから髪も黒だ。
コーヒー派か紅茶派か。 悪いけど俺は紅茶派だ。
これでも騎士皇国暮らしが長いのでね。 アールグレイ伯爵には毎朝お世話になっているとも]
(230) 2014/06/06(Fri) 19時半頃
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[但し、純粋な好みだけで云えばもう少し。 赤い、緋-あか-い。鮮やかな色彩を奏でる紅茶がほしい。
女神がもたらす緋色の涙は泉にひろがり 毒の沼すら至上の霊水と成す。 彼の水こそ妙薬、まあつまり赤い紅茶が好きなのだ。おいしいから
…………? 誰だろうこの人。
紅茶の銘柄に、何が揃えられているかは解らないものの。 とりあえずポットは何処だと辺りを見回せば。 鼻を鳴らす仕草が似合いそうな>>225、雰囲気的になんだか偉そうな人と目が合う。
…うわ、この人自己意識高そう…年、俺より上じゃないのかな…]
(231) 2014/06/06(Fri) 19時半頃
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ああ、カリュクス様にジョージ様。電源ですか?
[呼ばれた声に>>214仕事の合間手を休め、やって来る] はい、理屈はわかりませんが電源はありますよ。 非常用に、地下に大型の発電機も備え付けてあります。 ご自由にお使いください。とのことです。
(@19) 2014/06/06(Fri) 20時半頃
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― 館 ―
――…わかってた。こうなるってわかってた。 どうせ、そうなんだろうな…とは思ってたわ。
[がっくりと項垂れて顔を手で覆い、落ち込んでいる。]
でも…でもね。仕方ないじゃない。 『下駄箱に手紙』なんて面白イベント、スルーできる訳ないわ。
[暫しのフリーズ>>46の後、好奇心に負けて封筒を手に取ると、次の瞬間には見知らぬ館に居た。 しかし、突然の時空間移動に戸惑う様子は無く――]
(232) 2014/06/06(Fri) 21時頃
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来るならそろそろかな、とは思っていたけれど。 普通の女子高生に戻っても駄目……駄目だったかぁ。 勘弁して欲しいわよね。冬には受験控えてる身だってのに。
[――むしろ、この場に居る現状を嘆いている色が濃い。]
╂┛┯┨│┏┓┻┛┰┨ (全ては創造主《カミ》の思し召しのまま)
――…って事かしらね。 まったく。まったくもって気分悪いったら。
[誰か>>12と同じ言葉ではあるが、こちらは素直に受け容れる事に抵抗のある様子で呟いた。]
(233) 2014/06/06(Fri) 21時頃
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[そうしている内に、他の者と同様、少女から声をかけられて説明を受ける>>@0だろう。]
あー、はいはい。 わかってるわかってる。 そういう事ね。そういう事なんでしょう。そういう事だって言うんだから。
[面倒臭そうに応えて、]
何かあったら呼んで、って。 どうせこれからまた何かあるんでしょう? 何かなくてもそのうち呼んでやるんだから。
(234) 2014/06/06(Fri) 21時頃
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[少女の言う「皆さんが集まるまで」はまだ自由に動く時間があるようだ。 館主の部屋以外には自由に出入りできるとのこと。 ならば、今からする事など一つしか無かった。]
さて。さてさて。 館主の部屋とやらは何処にあるのかしらね?
[手当たり次第に扉を開きながら、館内をうろつき始める。]
(235) 2014/06/06(Fri) 21時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2014/06/06(Fri) 21時頃
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― 館内 / 徘徊中 ―
(ガチャ……バタン)
(ガチャ……バタン)
[目につく扉を開けては閉め、開けては閉め。 館主の部屋以外には出入りできるそうだから、入れない部屋が館主の部屋だろう、と試行を繰り返す。]
……あ。隠し部屋とかの可能性もあるのかしら? そうなるとお手上げだけど、ダメ元だし仕方ないか。
[それでも、怪しい行き止まりの壁を蹴るくらいはしようと決めた。 他人様の家だろうと遠慮した振る舞いなどしない。 無遠慮に上がり込んで衣装箪笥から壺の中まで家探しできる程度の精神性無くして、勇者など務まろう筈も無いのだ。]
(236) 2014/06/06(Fri) 21時半頃
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─ 食堂 ─
[その頃、少年はといえば移動をし損ねていた。 余所見をしているうちに、居なくなる者は居なくなっていたというのが状況的に見れば正しい。
だがセシルはお構いなしに、 あたかも彼がそこの主であるかのようにそこに居座っていた。 当然である。彼が”し損ねる”ことなどないのだから]
………、?
[その食堂に、一人の少年が現れた>>231 黒髪は、先に遠くなった気配の主>>208とは分からない。 それはこの場に雑多な気が集うが故か、 はたまた”彼”の力量を示すが故のものでもあっただろうが]
(237) 2014/06/06(Fri) 21時半頃
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[人の気配に、しなやかな仕草でセシルは振り返る。 涼やかに鋭い視線が過たず、やって来た彼を捉えた。 その視線に混じる色合いに僅か瞳が細められる]
…。何か用か。
[自己紹介をすることも求めることもせず堂々と、 気まぐれに聞いてやるといわんばかりの口調が向けられた]
(238) 2014/06/06(Fri) 21時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/06/06(Fri) 21時半頃
|
[涼やかで冷たい、視線がまず偉そうな人だ。 偉そうと云えば、偉いんだよと返しそうな人だ>>238]
…えっ。
えぇと、俺は。ポット何処かなとか。 紅茶はどんな銘柄あるかな。とか。
…あなたなら紅茶の銘柄も物すっっごく詳しそうだな。なんて。
[至高麗-いとうるわし-き、お貴族さまオーラを放つこの人に対して。 失礼に聞こえない様、当たり障り無く、思った言葉を変換した結果が、これになった。
自己紹介もお互いなし、なんとなく俺を見つめる視線も、その辺の石像でも慰めに眺めてやってる、という感覚な気が…、と内心たじろいでいた]
(239) 2014/06/06(Fri) 21時半頃
|
|
― 館内 >>236/側へ ―
―――探検かな?お嬢さん《レディ》。
[さて、幾つ眼の扉を開いたところか、 中にではなく外、廊下の方から声をかけるものがある。 穏やかに、愉快そうに、蒼色の眼を細めたのだ。]
(@20) 2014/06/06(Fri) 22時頃
|
|
ポットはその辺に在るんだろう。 さっき中年と女が出して使っていたからな。
[正確にはソフィアに紅茶を淹れて貰ったのだが]
何があるかは知らん。 そう趣味は悪くないようだがね。
[少年は紅茶に文句を付けなかった。 つまりは満足をしていたのだが、言い方が素直ではない]
(240) 2014/06/06(Fri) 22時頃
|
|
……。すっっっごく詳しいということはないが、 味を知るための舌くらいは持ち合わせがある。
[無論、自ら紅茶を淹れることなどはない。 ゆえに尊大な口調でこう告げて、]
───名は?
[更に気が向いた。といった調子で問い掛けた]
(241) 2014/06/06(Fri) 22時頃
|
|
― 館内 / 廊下 ―
うん?
[途中で間違えていなければ37(0..100)x1枚目の扉を開いたその時、声がかかれば>>@20そちらへと振り返る。]
んー……探検。探検ね。 まあ、やってる事としてはそうなるのかしらね。
[目的としては、館主の部屋を見つけ出して襲撃するつもりだったのだが。 流石に初対面の人物に対して言う事でもない。]
貴方は――…えーっと、
ここの関係者?
[少し言葉を選び、漠然とした聞き方で尋ねた。]
(242) 2014/06/06(Fri) 22時頃
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|
―館 廊下―
[ばさばさと鳥の羽ばたきの音が窓ガラスを揺らし。 勝手に開く窓枠へ胸赤鳥が降り立つ。]
なんだ騒々しい。 外までも響いていたぞ。
[扉を開けて、閉める館内の探索音>>236。 それに寄せられたのだけ胸赤鳥は言い放ち。]
……ほう。
[片や男の姿>>@20した遥かな上位存在に。 片や自身が人違いされたように覚えのある少女の姿に。 視界に入ったふたつの姿にふたつの意味で、心《ナノマシン》がざわめく。]
(243) 2014/06/06(Fri) 22時頃
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|
そちらの金糸雀の君はともかく。 招待されるにしては随分と規格外だ。
[興味深いと笑い、瞳の血色を輝かせる。]
(244) 2014/06/06(Fri) 22時頃
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なぁに、金糸雀って…… なんで私がピーチク鳴かなきゃいけないのよ。
[文字通り飛び入ってきた少年にはさして驚かなかったが、呼ばれ慣れない呼称>>244に首を傾げた。 金、という色にはそれなり以上に縁があるのだが。]
規格外……そうなの?
[その言葉に、改めて先に声をかけてきた男の方を見遣る。 今は普通の女子高生の身、相手を見ただけでその異質さを推し量るような真似はできないのだ。]
(245) 2014/06/06(Fri) 22時半頃
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|
あ、それじゃあ遠慮なく…。
[云われた通りに視線を向ければ、確かにその辺にポットは存在した]
いやぁ。紅茶の味わいにも拘り深く博識ありそうだから。 この紅茶は美味しいとかどうとか、すっっっっごく詳しそうかな。なんて…。
あ、この紅茶、良い色…。 香りも良いし、美味しそう。
[紅茶を淹れると、赤で無いにせよきれいな色合いにほわんとする香り。 ソーサーとカップを片手に手近な椅子で腰掛ける]
(246) 2014/06/06(Fri) 22時半頃
|
|
[あ、この紅茶味も美味しい。うん、この『館』の主人良い趣味してる]
――俺は ゼロ=スカーレット。
そしてこの子達は俺の仲間。 あなたは、どこかの高貴な人?
[あ、さらに気が向かれた?俺は名前を返して、彼の名前も尋ねる。 俺の後ろでは、手近な誰もいない椅子や机に、六匹の赤羽の梟が留まりだしていた。
然しこの人、何と言うか、権力が板につきまくってる人間だ…]
(247) 2014/06/06(Fri) 22時半頃
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|
― 館内 廊下>>242 ―
ふふ。なるほど。 好奇心の強いお嬢さん《レディ》だ。 それで、面白いものは見つかったのかい?
[少女に問いかけて後、 ふむ、と自身の顎先に白々しいほどの優雅さで指を添えた]
関係者、 関係者か。 そうだな、或いはそう呼べるだろうし、そうではないとも謂える。
[謎かけのように、そして愉快そうに謂って―――]
(@21) 2014/06/06(Fri) 22時半頃
|
|
[>>243 金色を深淵に煌かす蒼い眼を胸赤鳥へと向けたのだ]
詩人だな。 よい喩えだ、 お嬢さん《レディ》が唄うかどうかはさて置いて。
[顎先に指を添えたまま、 >>245問う声の端に笑いの吐息を重ねた]
なに、判断は人其々だ。
まあ、一つ謂うなら。 私は本来招かれざる者ゆえ――此度の宴においては“傍観者”として在る心積もりなのだがね。
[青年の足元、くるりといつのまにか黒猫が尻尾を揺らしている。]
(@22) 2014/06/06(Fri) 22時半頃
|
|
-食堂-
[そういえば、アルフレッドもまた移動していなかった。 うんうん、と頷きながらふたりを眺めていて、 邪魔しないようにしていた、という形だが。]
おお、ワンダフォー!!ゼロ君、この梟は君の仲間なのかね!
[パァン、と柏手を打った。 邪魔しないようにしていたが、ここで食いついてきた。]
ゼロ君なのに、「ゼロ」ではないわけだね! 面白い、本当に面白い!!
(248) 2014/06/06(Fri) 22時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/06/06(Fri) 22時半頃
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[その時、ワンダフォー!と拍手の打つ音が聞こえてビクついた]
…あ、さっきの中ね。んむ、おじさん。
あはは、ゼロとは、空っぽ-ゼロ-。 そう云う人が大半だし、俺もそう思わないでもないけどね。
良いんだ。この名前、気に入ってるから。
[俺の名前にも喜んでるその人に俺は平然と答える。 然し、何故梟に食らいついてきた。 梟か、梟が格好良かったの…?]
(249) 2014/06/06(Fri) 22時半頃
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これは失礼。 愛しい我が『花嫁』に良く似た面差しであったので。 つい、気安く呼んでしまった。
[窓枠の上から赤の深まる目で少女を>>245を見やる。 当の『花嫁』からは愛しいの部分も花嫁の呼称も嫌がられていたが、気にする気も、語る理由もない。]
さて。 私は創造主《カミ》の意を受けていようと、所詮は苗木で囀る小鳥に過ぎぬからな。 正確なところは推し量りかねるが――。
(250) 2014/06/06(Fri) 22時半頃
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"傍観者"――。
嗚呼、まさにそうだ。 貴様には招待される必要がない筈なのだ。
[少女から"男">>@22へと顔を向け。 その視線を狂気《エメラルド》を悪意《ルビー》が塗り潰す瞳で受け止める。]
まあ、いずれ。 この金糸雀の君も麗しい声で唄うかもしれないだろう。
[密やかに哂う。]
(251) 2014/06/06(Fri) 23時頃
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― 館内 / 廊下 >>@21 ―
面白味の無いものなら、さっきからよく見つかるわね。
[言って、今開けたばかりの扉――その内側に顔を向けることで示す。]
開くは開くけれど……何も無い。 面白味どころか…本当に"何も無い"わ。
[その中は部屋ではなく「何もない空間」、いや――]
まだ何処にも「繋がっていない」と言う事なのかしら? こんな扉がこれで3つめ。 比率からしたらまだまだ出てきそうね。
(252) 2014/06/06(Fri) 23時頃
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[謎かけのような、掴み所の無い回答には眉を寄せたが、]
宴か。それに、傍観者…傍観者ね……
[男の言葉に、一言。]
……良い趣味してるわね。 まあ、貴方が規格外の存在なら、傍観者として在ってくれることに文句は無いけれど。
(253) 2014/06/06(Fri) 23時頃
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ははは、私はアルフレッド。アルフレッド・ダンデライオン。 アルフィーでも、アルフおじさんでも好きなように呼ぶと良い。
[別に心が読めるわけではないが、表情などから 何となく言いたいことはわかったようだ。 両手の紋章《ブレイドイーグル》を示しながら。]
ほら、私も鳥が好きで……あ。 話を遮ってしまったな。申し訳ない、「崇高にして麗しきセシル様」。
[仰々しく一礼した。]
(254) 2014/06/06(Fri) 23時頃
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― 館内 / 廊下 >>250 ―
……ちょっと。ちょっとだけ。 同情したくなるわね。その『花嫁』とやらに。
[相手の異質さは計れないが、目の前の少年が撒き散らす《悪意》はひしひしと伝わってくる。 故に漏れた本音。自分に似ている等とあっては猶更だ。]
唄わないわよ。
[勇者-アイドル-として歌った(正確には口パク映像を流した)事もあるが、あれは疲れるのだ。]
(255) 2014/06/06(Fri) 23時頃
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[・・・ アルフィー ・・・・・・]
よ、よろしくね、アルフさん。
[色々と様々な心を押し殺して、面白みの無い反応を返した俺は正解だろう。 その両手に刻まれし紋章が目を引いた。…イーグル…?
然し、「崇高にして麗しきセシル様」と云う故障で、再び俺の意識は凍結する。 嗚呼、濃いな。このおじさんもこの「崇高にして麗しきセシル様」も…]
(256) 2014/06/06(Fri) 23時頃
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―屋敷:廊下>>251―
“花嫁”か、甘美なことだ。
[遠い明日、遥か過去を俯瞰しながら“それ”の唇は穏やかな笑みの形]
――嗚呼。
純化された“悪意”の煌きは 実にうつくしく映えるな。
“招待主”は実に趣味がよい。 唄う際は――そうだな、私も耳を欹てるとしようか。
[指先はシルクハットのつばへ。 軽く、おどけるように傾けた]
(@23) 2014/06/06(Fri) 23時頃
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そうだな、そう。
“何もない” “何もない”のだ、今は。
やがて銀の鍵もて門は開かれる。 時は近い。待て、しかして希望せよ―――とは、書物からの借り受けだがね。
[軽く、シルクハットを持ち上げる。]
然様。
なに、宴は長い。 気が向いたら言葉を交わそうではないか。
(@24) 2014/06/06(Fri) 23時頃
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―とある日常の一幕―
うぃー、もっしー、アタシアタシ。 え?鬼まーひーなんですけどぉー、テストとかマジだるいんですけどぉー。 っかさー、xとかyとかさぁー、英語かよ、って! マジ、今後の人生、何に使うわけって思わね? xとyを求めよ、って知らねぇよ、ググっとけ、ググっとけって、ぎゃはは、マジウケるー!!
(257) 2014/06/06(Fri) 23時頃
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君は、なんとなく初対面な気がしないな。 いや、恐らくは気のせいだ。忘れてくれ。 昔の知り合いにね、ちょっと人間離れした友人がいて。
[などと言いながら、ガチャリと食堂の扉を開けた。 どこかへ移動するつもりなのだろうか。]
似ている君もまた……人間離れ。 というか、人間ではなかったりしてな、ははは。
[と言いつつ、扉から外へ。]
(258) 2014/06/06(Fri) 23時頃
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あ!!そういやさぁー! 英語で思い出したんだけどさー、 あのどっかの国の鬼エラい人いるじゃーん。 えー…ほら…あのひげもじゃのさぁ……、人間か毛玉なんかよく分かんねぇよな、ライオンみたいな名前のエラい人ー。 なんか、うちを卒業したパイセンが知り合いらしくってさー、鬼ヤバくね? 星友だってさ、星友ー。 ほしとも。漢字で書くとスーパーみたいだけどさぁ。 撮った写メ、今度拡散してくれるってパイセン言ってるからー。 皆で爆散しまくろうぜ、マジやべぇから。 あー…伊里屋パイセンだよ、卒業してから何年か経ってるんだけどぉー、ウチらに構ってくれんだよねぇー。 だからさー、暇人なん?学生忙しいからってディスったらさ、オレってばカリスマ☆ニートだから、とか言うし。 んで卒業して今はウルトラスーパーデラックスってつけてもいいっていってたから、あのパイセン。 ニートなくせに、世界のラブピのために旅してるってさー。 マジかっこよくない?ってあれ……なんか電波悪くない? なんか雑音が…ヒド……
(259) 2014/06/06(Fri) 23時半頃
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[ ブチィッ! ]
(260) 2014/06/06(Fri) 23時半頃
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ああ、我が『花嫁』は実に哀れで。 良い声で絶望(うた)うものだから。 私も手を差し伸べずにいられなかった。
似て非なる金糸雀の君。 私は金糸雀の歌声も聞きたいのだかな。
[そう言って少女>>255へと片手を差し伸べる。 嘗て同情を唄いながら花嫁を絶望へと突き落とした、《悪意》のその手を。]
(261) 2014/06/06(Fri) 23時半頃
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[世界に何が起こっているか知る由もない少女はふと空を見上げた。 田舎町の繁華街、その夜空に流星が瞬く。 黄金の瞳がどんな映像《ヴィジョン》を見たのか――――。**]
(262) 2014/06/06(Fri) 23時半頃
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― 館内 / 廊下 >>@24 ―
ふぅん。
[「今は」「何もない」その部屋に、面白味も興味も抱く様子は無く。 何かを暗示するかのような書物の言葉にも生返事。 それよりも――…]
貴方が…貴方が規格外で傍観者だと言うのなら。 この館の主……"招待主"のお部屋の場所は、御存知かしら?
[目の前の男なら知っているだろうかと考え、尋ねる。 目的を口にはしないが、不穏な事>>242を考えているのが僅かに吊り上った口角から窺えるかもしれない。]
(263) 2014/06/06(Fri) 23時半頃
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覆面嫉妬団 ミルフィがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(覆面嫉妬団 ミルフィは村を出ました)
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―とある世界の喫茶店『ラヴェルナ』―
あー…そっか。 お前らも大変だな…。 仕方ねぇさ…世の中ってそんなもんだし…。
[裏口の屋根の下で煙草休憩をしている店員が1人。 一緒に休憩をしている者は他におらず、影に向かって何かを呟いている。]
…家なぁ……いや、帰らない、よなぁ…。 いや、多分、歓迎されないし。 アイリスの顔はちょっと見たいけど…。 あー、そういやお袋が倒れたんだっけか…。
[吸殻を灰皿へ投げると同時、煙を吐き出す。 店の中から視線を感じる。]
(264) 2014/06/06(Fri) 23時半頃
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ああ…ほら、藤さんがこっち見てるし。 何かあるごとにああして宣言してるんだよね…。 昔なんかあったのかな…あれ…。
[あまりに仕事がおざなりになれば今発動されている宣言が解雇通達という悲惨な状況になりかねない。]
(265) 2014/06/06(Fri) 23時半頃
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……あーあ。早く雨止まないかな…。
[暗い世界――――嫌いではないが。 少なくとも今はそれを望まず。 指先の包帯に少し触れた後、闇の空を見上げた。**]
(266) 2014/06/06(Fri) 23時半頃
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門下生 一平太がいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(門下生 一平太は村を出ました)
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―とある王都の城―
さて…今回のオレの役割は傍観かな…。 主役を目的の場所まで送る簡単な仕事さ。
[革靴の音がコツコツと王宮の廊下に響き渡る。 男は玉座に腰をかければ笑みを浮かべる。]
姉貴が動くはずはないからな……オレでなんとかしようかと思ったが。 オレには干渉できないようだ。。 ……考えようによっては……最悪の事態も考えられるか。
オレも王位を継承してしまってから動けなくなってしまったから仕方ないといえば仕方ないが。
[困ったように微笑めば手元の端末に視線を落とす。]
(267) 2014/06/06(Fri) 23時半頃
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――私は創造主《カミ》の寵愛を受けているからな。
それを承知で招いたの"招待主"の期待には。 応えるのが務め。 歌声を求めるのもまた。
全ては神の思し召しのまま。
[穏やかだが男>>@23とは異なる悪意の笑み。 異なる理の言葉で言った言葉を。 この空間での共通言語(ことば)で囀る。]
(268) 2014/06/06(Fri) 23時半頃
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おっと。 どうやらレイディからのご使命のようだ。 この願い、未来に繋がるよう、頑張ってもらわないとね。
すまないが、暫く留守を頼む。 うん?動けないって言ったところって?
レイディからのご使命であれば王位なんて捨てていかなければいけないのさ。 なんかあったら親父に頼んでよ。んじゃ。
そういや、少年へのお礼は神話系アイドルのチケットでいいかな。
[そんな未来を頭の中描いて微笑む。 大きな鎌を携えた男はそのまま玉座から姿を消した。**]
(269) 2014/06/06(Fri) 23時半頃
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鳥使い フィリップがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(鳥使い フィリップは村を出ました)
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―館:廊下―
知っているよ。
[>>263 事も無げに、答えた。 “彼”は、事実――その“部屋”で白磁に注がれた芳しい香りを愉しんでいたのだから]
ただ、何事もなく教えてしまうのは 少々“宴”において今日を削がれるかもしれない。
[ゆるりと眼を細める。]
チェシャ猫の笑みだな、お嬢さん《レディ》。
[そうして彼女に伸ばされる手《悪意》――>>261 青い眸で、見下ろしながら。]
(@25) 2014/06/06(Fri) 23時半頃
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― ? ―
とりあえずさぁー。 アタシも全く状況が読み込めてないんだよねぇ…。 まぁーた、こんなことになるなんて思いもしないわけよ。 だから、そんなに怒ることないんじゃない?
……とりあえず、手紙の差出人探して話聞くほうがいいと思うけど。
[咥えた煙草に火が灯る。 足元に広がっていた炎は次第に霧を纏い、そして水へと変わっていく。]
(@26) 2014/06/06(Fri) 23時半頃
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博徒 プリシラがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(博徒 プリシラは村を出ました)
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[吐き出した煙が水蒸気と混ざり――――。 薄い靄の向こうの姿が次第に変わっていった。]
(@27) 2014/06/06(Fri) 23時半頃
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― 館内 / 廊下 >>261 ―
……、……
[差し出された手を見遣る。]
……、……
[ブレザーのポケットをさぐる。]
確かボールペンが……ちッ、無かった。 突き刺してやろうと思ったのに。残念ね。残念だわ。
[少年の撒き散らす《悪意》に、先程から本当は走って逃げ出したいくらいなのだ。 少年が悦びそうだから、という理由で何とか堪えている。 ――ペンで刺しても、それはそれで悦びそうな気持ち悪さを感じているのだが。]
……私の握手は安くないのよ。
[差し伸べられた手を取る事は無かった。]
(270) 2014/06/06(Fri) 23時半頃
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|
お菓子をあげよう、 お嬢さん《レディ》、 “不思議の国のアリス”を知っているかい?
[いつの間にやら、水晶硝子の煌く小瓶を手に、 甘やかな液体が揺れた。淡い桃、水色、それから黄金――気まぐれに、宴にスパイスをさすように]
《銀の門》を探したまえ。 其処から先は、君次第だ。
――聖なるかな《セイクリッド》。
[少女を呼ぶように小瓶を差し出した。]
(@28) 2014/06/06(Fri) 23時半頃
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――館・何処か――
[シルクハット姿の礼服の男。>>@17その語りかける先に、彼女はいる。当然のように、その場所に。いや、当然だ。たった一人で館の世話役としてある以上、そうあるべく存在しているのだから。その傍にいる猫に話しかけようとして、ふと少女は居ずまいを正した
一体何時からいるのか、何時までいるのか、彼女自身にすらわかるまい]
はい。どうぞごゆっくりお寛ぎください。貴方様は館主様が招待したお方の中でもとりわけ格別の方。 貴方様のご訪問は、館主様は殊に心待ちにしておられました。 今は館主様は留守にしていらっしゃるようですが… 何かお考えがあってのことかもしれません。
どうぞ、ゆっくりと傍観ください。
―――――館主様はFES(祝祭)と呼んでおられたか…
あるいは――――Fatal End of Sagaと呼んだものの行末を。
(@29) 2014/06/06(Fri) 23時半頃
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紅茶など選ばれ来るものだろう。 無論その中から好みを選びはするが、それまでのこと。
[自ら選び抜くということはない。 最高のものが当り前に供されるべきであるという、 自負とすら呼ばぬほどの必然]
オスカーか。僕はセシルだ。 セシル=トリュッズ=トラウ=エレイント=ド=セレンディア。 セレンディアの第一王子である。
[流れるように長ったらしい名を名乗る。 素直に名乗ったのは、オスカーの態度が丁重だったからだ。 ただ、続いて紹介された梟たち>>247には僅か目を眇めた]
(271) 2014/06/06(Fri) 23時半頃
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……面白いものを連れている。
[その気配に、すらりと刃のように視線を流し。 これは何だと無言の問いをオスカーへと向けた]
(272) 2014/06/06(Fri) 23時半頃
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― ? ―
あん?話? 誰がするかっての。 こんなところに呼びつけやがった奴はブッ殺す。
ついでに戻ったらクソネコもぶっ潰す。 アイツから逃げてたらこんなとこ迷い込んじまったんだ、ホントツいてねぇ。
[煙草の煙を吐き出した姿は青い髪の男へと――――。 煙草をもう1度咥えれば目の前にそびえ立つ建物を見上げるのであった。]
(273) 2014/06/06(Fri) 23時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/06/06(Fri) 23時半頃
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仔猫《キティ》や星の詠み手は…… 館主様はご招待されていないようでしたが。
夜の神さんや、生命の樹の使い手さんも…
けれど、何かしら考え合ってのことでしょう。きっと。
[どこか遠い目をした後、金眸の黒猫の小さな鳴き声に笑顔を浮かべ、また常の感情の薄い表情に戻る。]
……いずれにせよ、どうか最後までお楽しみください。 館主様もそう願っていらっしゃるかもしれませんし。
[そう一礼して、その場に静寂が戻った。]
(@30) 2014/06/06(Fri) 23時半頃
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|
[少女>>270が悪意の手を取る事はなく。]
く、ふふはは。 ボールペンならば此処にあるが。 使うか?
[差し出すのとは反対の手にはいつの間にかボールペンが握られている。 哂いながらそれを自らの掌へと突き刺す。]
賢明だ。 私は賢明な者は嫌いではないぞ。 我が愛しの金糸雀よ。
[血は流れない。 刺さったままのボールペンがどろりと溶け消えれば。 そこには傷跡すらも残らない。]
(274) 2014/06/07(Sat) 00時頃
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|
―名もなき孤島― [親友の手を強く握ったまま]
当然です。 僕は最後まで、一緒にいますから。
[涙でにじんで顔が見えなくても、笑顔を曇らせずに向けて…。 そう、最期の本当に最期の瞬間まで…。
その眼は彼を捉えていて、背後の、ましてや上空の気配になど気付く訳もなく。]
………えっ…?
[何かがその身体を貫いた…。 まるで水晶のように固まるその姿は、留まる事なく、次の一撃で砕け散る。]
………
[視線はもう一人、大切な人に向けて口元を、動かない口元をなんとか動かしたくて…。]
(275) 2014/06/07(Sat) 00時頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/06/07(Sat) 00時頃
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―館 吹き抜けのホール― [砕け散ったその身体…確かに砕け散ったはずだった。 それは即ち死を意味していたはずなのに、今は何故か身体が動いて…。]
え??一体何が……?
[辺りを見回す…砕け散った身体はおろか、鎧さえも傷一つなく…。]
…グングニル…ここが何処か、わかり…ます…? 僕には何が起きたのかさっぱり……
[そう言って、いつものように自らの槍に問い掛ける。]
…グングニル…??
[槍は何も応えず、ただ沈黙を守るばかりで…。]
(276) 2014/06/07(Sat) 00時頃
|
|
そう? 俺は、たぶん初対面だけど。 人間離れした友人かぁ。
アルフさん、そういう人を惹き寄せる体質なんじゃない? と云うか、アルフさんも"そちら側"の人間だったりして。
[くすくすと笑いながら軽口を叩ける分、このおじさんのフレンドリーな性格は好ましい>>258]
あはは、俺も人間ではなかったり、か。あはは。
[笑いながら扉から外へ出る彼に、俺も笑いながら見送り]
(277) 2014/06/07(Sat) 00時頃
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――――…… That`s right-するどいね- ……
[ぼそりとつぶやいた]
(278) 2014/06/07(Sat) 00時頃
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―食堂―
[しばらく椅子に沈み込んでいた男はごきり、と肩を鳴らす。 パチンと指を鳴らす。その場に青白い寒々とした鬼火がちらちら見えたかと思うと、次の瞬間その場には青ざめた顔の黒翼の女が立っていた]
……早々に冥族の尖兵と出くわして、滅入っていた気分が更に鬱々としてきた。一つ、茶を用意しろ。
[魔人の一人を遠慮なく顎で使い、使用人の娘が他の客に淹れたのと同じ茶葉で茶を淹れさせる。やや黒い水色の、豊かな香りが漂った。カップに一口つけて、頬杖をつく。]
良い。……しかし、茶ならばもっと濃くても良い。 ……そして、もっと黒ければいう事はない。
[味わう間も惜しいというように一気呵成に飲み干し、気分を晴らすように食堂を出た]
(279) 2014/06/07(Sat) 00時頃
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― 館内 / 廊下 >>@25 ―
[知っている、と余りにあっさりと言うものだから、驚くよりも先に拍子が抜ける気分だった。]
"傍観者"……高みの見物も良い所だわ。
[見下ろしてくる青い眸を、睨み返した。 その瞳には、勇者の金火が微かに灯る。]
すんなり答えを聞けるとも思わなかったけれどね…… ほんっと、良い御身分だわ。
(280) 2014/06/07(Sat) 00時頃
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……あらすじは知ってる。 通して読んだことは無いけれど。
[格好つけて原文で読もうとして途中で飽きた。そんな恥ずかしい過去はもちろん口にしない。]
お菓子でもヒントでも、貰える物は貰っておく主義よ。
[不思議に色を変える小瓶を受け取る。 何に使うのか見当もつかないが。 セイクリッド、と言われれば]
……なんだ、知ってるの? 一方的に知られてるのには慣れているけれど。 私は貴方をどう呼べば良いのかしら。 "規格外さん"とかでも良いけれど。
(281) 2014/06/07(Sat) 00時頃
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|
[さてと、話を紅茶に戻すと、次元が違った>>271。 まずい、いや、普及的で一般的な、市販製の紅茶なんか、"紅茶"の範疇にすら入れて貰えないと言う訳か。 名も無き銘柄達よ、俺は安い紅茶でもちゃんと愛するから…]
そう、よろしく、セシル=トリュっふ―――…
え、 ごめんおぼえきれな…
[ひとまず理解した事その1。彼の名前はセシル。 ひとまず理解した事その2.彼の身分は王子様。 貴族なんか目じゃねえ。なるほど、偉い訳だ。本当に偉いんだ]
(282) 2014/06/07(Sat) 00時頃
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[ひとまず。姓は長すぎて覚えれないから。 ごめん、心の中で詫びてから、覚える事を放棄して]
……赤色の梟は珍しい?
この子達は、俺の大事な仲間で。そうだな…。
[少し考えてから、俺はこう口を開く>>272]
(283) 2014/06/07(Sat) 00時頃
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−館内・廊下−
…………様々な絵が飾られているようだな。 館の主の趣味だろうか。
[廊下には絵が飾られている。 ダンには芸術の良さはわからない。しかし、何処かで見たことがあるような風景が描かれた絵が掲示されていて。]
(284) 2014/06/07(Sat) 00時頃
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実はこの梟たちは、俺が従える 精霊-エレメンツ- だよ。
[冗談とも本気とも判別つかない、明るい口調で告げた]
(285) 2014/06/07(Sat) 00時頃
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博徒 プリシラは、メモを貼った。
2014/06/07(Sat) 00時頃
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―玄関ロビー― [一方、賑やかになってきた玄関で、館の訪問者達の応対に勤しんでいた少女は、館の説明を訪問客に行っている。]
吉亀様……ラルフ様…ライトニング様。 ええと、これで皆様揃いましたか……? ようこそ、あなた方のご来訪とご帰還に感謝します。
皆さまお集まりかと思いますので、頃合いになりましたらロビー奥の食堂にお集まりください。 それまで、お部屋の方に荷物を置いてきていただくなり、ご自由にお過ごしください。 館主様のお部屋は鍵がかかっていますが、それ以外のお部屋はどうぞご自由に見て回ってくださいな。
[説明を終えて、少女は呟く。]
……それにしても、館主様は何処に行ったのかな? 折角お客様が来ているのに顔も出さないで……
[館の外にかかる霧のような光景とともに、全ては判然としない。]
(@31) 2014/06/07(Sat) 00時頃
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……キモッ!?
[悪意>>274に対する、年頃の女の子の素直な反応だった。]
愛しの花嫁さんとやらが居るんでしょう…… その人とは別なんだから、それで私を呼ぶな。呼ばないで。
[『愛しの金糸雀』その呼称に今までで最も濃い悪意を感じてぞっとしながら。]
(286) 2014/06/07(Sat) 00時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2014/06/07(Sat) 00時頃
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[食堂からホールに戻れば、いたいけな少年少女――傍目から見ればそう捉えるほかなかった――が何処かへ連れ立つのが見える。 興味に引かれておもむろに追いそうになったが、野暮というものかと方向を変えた。 といえど、他に行く先もなく、正門から館を出ていって。]
『跳んで』
[体内、特に足元に向けて命令《コマンド》を紡ぐ。 身体のリミッターを解除、脚力の増強。地を蹴って、ふわりと跳び上がる。 軽々と館の庇、窓の縁、屋根へと跳び移り、そうして高くから、中庭の庭園を見下ろした。 無論、屋根に登っても目も合わない、くろがねの巨体もその視界の中だ。]
(287) 2014/06/07(Sat) 00時頃
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|
……うん?
[絨毯の敷かれたホールは歩いても騒々しい音をあまり立てない。 そこここに館主に招かれたと思われる客人達の姿を見つける。ふとどこかで聞いた覚えの有るような傲岸かつ小生意気な素振りの若者>>271を目に留めた]
何処かで見た覚えはある… そう、あれは現世か。 さて、何処だったか… ガルガンチュアの鐘が鳴った時にいたような… いなかったような…… まあ、良いか。他生の縁でもあれば思い出すものよな。
(288) 2014/06/07(Sat) 00時頃
|
|
……そろそろか。
[画廊を見て回るのにも飽き。
ひとまずはロビーへ戻ろうかと考えていた。 自分を呼び出したこの館の主。 それに早く会いたいところではあったのだが。]
(289) 2014/06/07(Sat) 00時頃
|
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―館:廊下―
おやおや。
[>>274 ペンをつきたてる様子に、少々大げさに肩を竦める。]
高みの見物か。 なに……―――
[唇の前に、白手袋に包まれた人差し指を立てた。]
これは私なりの規律《ルール》なのさ。 君にもあるのではないかな、そういうものが。
[人差し指を下ろしてから、頷く]
(@32) 2014/06/07(Sat) 00時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/06/07(Sat) 00時頃
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― 大書庫へ ―
[書庫なら静かだし、万一調べ物をする事になったら 役に立つかも知れない、という事で、 そちらに移動する事にした。>>215
他の客人>>222が目撃したのは、 背中からケーブルを生やした子供と そのケーブルに端末を繋いでいる子供が 連れ立ってホールを離れる所だったろう。 因みに解析は歩きながらだ。
奇跡のツーショット見物は別に止めないけど インドア作業の見物が面白いかどうかは別である]
(290) 2014/06/07(Sat) 00時半頃
|
|
おや、ひどい言われようだ。
[素直な反応>>286に傷ついた顔を見せるでもなく。 かといって悦ぶわけでもなく。 その笑みは変わらない。]
安心するがいい。 我が愛しの『花嫁』は、私の花嫁ではない。
悪意(わたし)は全てを愛しているとも。
[ざわりと群体(からだ)が蠢き、赤い翼を広げる。]
(291) 2014/06/07(Sat) 00時半頃
|
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[膨大な出力データ>>215を流れるに任せて読む。]
機能区分ごとの走査ツリー……っと。
データの問題はバックアップからのリストアか 関連付けが解決出来れば何とかなるのかな…… あれば、だけど。ここの暗号化領域辺り。
ハードの欠損がいくつかあるのはどうしようか。 下手に今いじくるよりは、帰ってからきちんと 直した方が良いんだよな?
(292) 2014/06/07(Sat) 00時半頃
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―館・玄関―
[煙草を咥えたまま出迎えにきた少女を見下ろす。(>>@31) かなり人相が悪くなっているが、きっと少女は動揺もしないのであろう。 消えてしまった煙草を外にポイ捨て、また新たな煙草に火をつける。 禁煙なのだろうがそんなことはお構いなしである。]
ちっ……女じゃさすがに殴れねぇし。 にしても………ヤな予感しかしねぇ。 危険物ここに集合、ってばりの気配しかしねぇんだけど。 あーめんどくせぇ、マジめんどくせぇ、心の底からめんどくせぇ。
………食堂に行きゃあ、その"カンシュサマ"とやらは顔出すのか。 出した顔が2度と日の目を拝めねぇようにしてやる。
[上の階の方を少し眺める。 陸の上に最近上がっていなかったのもあり違和感を抱きどこか落ち着かない。]
(293) 2014/06/07(Sat) 00時半頃
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リレーションが直れば 復旧する機能もいくつかあると思うけど。
[小さい画面をちょこまかといじって]
ちょっとこれ流してみて。
[追加の解析処理を送り返したりしている。 可能であれば、即席の修復ツールも 2、3個作って渡しておく]
(294) 2014/06/07(Sat) 00時半頃
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[とはいえ、潜れば潜る程ロジックが乱れ、 ついには文字化けの羅列が流れるようになり、 深層部分の解析は断念せざるを得ない]
……これは、
既存の機械言語では表せない機能
って事?
まさか、僕でも読めないなんて……
[そんな物があり得るのか、と最後の一文に目を落とす]
(295) 2014/06/07(Sat) 00時半頃
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NXIが統べる戦場に、CERが降り続く戦場…………不思議なタイトルの絵ばかりだな。
[よくわからないタイトルがつけられた絵を眺めながらダンは首を傾げる。 そこには、ダンには理解のできないながらも、作者の熱き想いだけは 伝わってくる。
そこで、熱き想いを訴えかける何か、だけは。]
(296) 2014/06/07(Sat) 00時半頃
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―館:廊下―
よい心がけだな、お嬢さん《レディ》。 道に落ちた輝石を拾い上げるには好奇心と勇気が不可欠だ。
[“知って”居るのか。その問いかけに答えるようでもあり、はぐらかしたようでもある視線だ。]
―――私の名はルーカス。 ルーカス・イルグレッタ・グリム。 好きに呼ぶがいい。
……さあ、もうすぐ宴が始まろう。 私は、招かれしもの《おまえたち》を祝福する。
(@33) 2014/06/07(Sat) 00時半頃
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詩 ――かな。 これもメモリーからは出て来ないか?
[画面>>217を見せつつジョージ(仮)に問う。 どこか力強さを感じさせる歓喜の詩は、 カリュクスの世界にはどうやら存在しないようだ]
(297) 2014/06/07(Sat) 00時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/06/07(Sat) 00時半頃
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−館内・廊下−
あ、これは。
[食堂を出てふらふらしていたのだろうか。 筋骨隆々のダンの後ろで素っ頓狂な声を出した。 というか、いつからいたのだろうか。]
なんか……身に覚えがあるような。
[髭の紳士も同じように絵を眺める。]
(298) 2014/06/07(Sat) 00時半頃
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(――それにしても。 なんで人型、それも子供のアンドロイドに 火器管制システムが……?)
[スクロールを戻して問題のログを見返す。 顎に手を当てて難しい顔をした]
(もっと問題なのは、制御操作が マニピュレーション"ではない"所と、 ハードの欠損部分が《それ》に該当する可能性だ)
(つまりこの子は、今こうして 電子端末《デジ・プール》を接続したみたいに 兵器を"繋いで"使ってたか、それか……)
(――元から"有った"事になる)
(そんな高出力、どこから――)
(299) 2014/06/07(Sat) 00時半頃
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[この赤翼-アカツバ-の梟は精霊である。 そんな、表向き冗談みたいな話を、セシル王子は信じるだろうか。 だけど、そろそろ話は事態が動き、流れていくことだろう]
……さて、そろそろ刻限が近づいてきたみたいだよ。
集まる場所は… 気配を見る限り、この食堂かな?
この館の主サマとやらとご対面できるのか、それとも不在のままか。
[まぁいいや。何が飛び出してくるか、俺は楽しみにさせてもらおう。 どうせこれから始まる狂乱の宴は。 俺達の側に存在する者たちにとっての、"日常"に他ならないのだから]
(300) 2014/06/07(Sat) 00時半頃
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帰還?来訪?? 僕をここに呼んだってこと??
[不可思議な発言に首を傾げる。 ともあれ、館主とやらが自分をここに呼んだのだと言うことだけは理解した。]
ねえ、グングニル、とりあえず食堂…行ってみる?
[槍に掛けた言葉に相変わらず返答はない。 こう言う時は彼の言葉が一番心強いのだが、それは期待できないようだ。]
僕だけがここに来た…ってことかな? それは魂がってこと?
[よく分からない、理解できないモノは仕方が無い。 言われるがまま、ロビーの奥の食堂とやらに足を進めて…。 ふと、ラルフと呼ばれた彼の顔を見る。]
ラルフ……音虎……どうなったんだろ、皆は…。
(301) 2014/06/07(Sat) 00時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/06/07(Sat) 00時半頃
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"傍観者"の祝福を得るのも。 私の目に留まるのと大差と思うが。
[少女に渡される煌く小瓶を見やり。 男>>@33が名乗るのに、ああ、とため息のような呟きを落とし。]
最低限の礼儀として。 私も名乗っておこうか。
胸赤鳥《ロビン》。 今はそれだけを記憶の片隅にでも刻むがいい。
[赤い翼を羽ばたかせる。]
(302) 2014/06/07(Sat) 00時半頃
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