162 絶望と後悔と懺悔と
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[何故人間を殺すのかと消える意識の中で問われ>>8:125 彼らがあげる悲鳴や命乞いや呪詛が愉しいからだと 答えれば、ジャニスはどんな顔をするだろう。
酷く歪んだ顔を見せてくれる筈だ。
それが残念だと、また口元を歪めた……つもりだ**]
(0) 2014/02/22(Sat) 04時半頃
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[過ぎるのはかつての血の海
砕けてひかる氷。
拒めば拒む程、尚悪い結果が待っているのは
解りきっている事だ。
このままここで終われたら、
とても穏やかな事なのかも知れないけど、
それでは駄目なんだとも思っている]
[霞む視線の先に、咆哮の行き場を失くした獣の、
乾いた血で赤黒く染まった姿が見えたように思う。
切り落とされた始祖の腕から小さな体を守ろうとした、
憔悴して、無力の底に今にも消えていこうとする。]
血統の違う声は届かないと知って]
……ひとりでは――
[独りでは、いかないで欲しいと願う。
それでは寂しいと思ったから。
行く先に誰かが待つのだろうか。]
[ニンゲンでもなく吸血鬼でもない何者かの叫び声は聞こえなくなってる。
僕を守ろうとするその姿を近くに感じた気がして、そっちの方へと手を伸ばす。
始祖吸血鬼は死んだよ。なら、もう、さまよう必要なんてないんだから、]
帰って、いいんだよ……。家族のところに。
[僕は、きっと、――同じところには帰れないけれど。
それが寂しくて、僕の声は震えた]
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− 昔語り − [遥か昔。 鬼と人の時の流れは違う。
それでも初めて己の存在を意識した頃は まだ他の鬼の膝ほどの背丈の子供だった。
だがその頃からその子鬼は始祖であった。
周囲の鬼達が傅かれ育つ中、家畜に興味を持った事もあった。
だが家畜に声を掛けても、 壊れているのか引き攣った笑いと怯えた喉ではまともに 会話を重ねる事も出来なかった。
奇声を上げて襲いかかって来る家畜もいた。 容易く退けたけれど、その時に気付く。
死の間際に、憎悪の中でしか、 家畜はこちらに言葉を向けないのだと]
(20) 2014/02/22(Sat) 21時半頃
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[この悲鳴や断末魔、号泣がこちらに向けられた言葉。
異口同音に零れるそれしか、聴く事が出来ない事に 気付いたのはいつの事か。
それなら少しでも変わった悲鳴を聴いてみたい。 苦しむ声を聴いていたい。
それを愉しみとするようになったのが、いつの事か。 昔過ぎて覚えていない。
鬼も畏れるだけで、ホリー以外はまともな会話にも ならなかった]
(21) 2014/02/22(Sat) 21時半頃
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[だから おそらく この5年が 何より 愉しかったのだ]
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[多くの命と心の犠牲を愉しんで来た鬼は落ちた。
口元に浮かぶ笑みが、己の死すら愉しんだ以外に 何かあったのか、それはもう誰も知らない**]
(22) 2014/02/22(Sat) 22時頃
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[ただ、もし。
冷たくなった己の骸を抱く零瑠を知る事が出来れば]
珍しい奴だ。
だが、悪くない。
[その腕の中。温もりに微かに微笑みを見せただろうか**]
― 変わらぬ常磐の ―
[主が齎す痛みは、悦びに繋がっていた。
――けれど、この痛みは嫌だと全身が拒む。
届いた時にはもう遅い。
積み重なるのは、『父』と呼んだ者を喪う罪か。
そんなこと……。
零瑠はふるふると頭を振る。]
そんなこと、言わないで……。
[どれ程 抱き締めても。
どれ程 流れる血を止めようとしても。
命が零れ落ちるのを、止められない。
此こそが絶望か。後悔か。]
ごめ、 ん……な、さい、俺……
俺が、もっと、はやく… はや、く
[懺悔を繰り返しても、
時は逆巻きはしない。
失われていく温度。]
目を、あけ……おね、
呼んで、くださ……また、
ねぇ、俺の名を……
[寄せた主の頬に涙雨が垂れる。
口許、微笑みを見出だし。
まるで救われたように…
赦されたように……思えてしまう。
微笑み返そうと努めて目を細める度に
静かに、雨が。**]
[この場から立ち去らなければならない。
ふと、周の、身を切るような声が聴こえない事に周囲を見渡した。
主の呪が解けた周は。
主を殺すと此方に向かっていたであろう彼の姿を探す。]
……
[彼に甘えて、苦しめて。必要だからと『鬼』にして。
一緒に来てくれなんて手を伸ばしても。
きっと振り払われてしまうだろう。
断られてしまうだろう。]
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