人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

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[暫く掴んだままの理依の手を右の方向へ放ると、守護隊の一員が悲鳴を上げた。彼の顔を打った腕が地に落ちきる前に、軍服を更なる赤に染め上げた。

駆けながら、主に報告を。]


―――真弓が、あなたに弓を。
反逆の意を示しました。


 ……良いんじゃないかな。

[5年ぶりの我儘。

 リッキィの、やりたいようにやってごらん。

[自分の我儘にも重なっていた。
 自分が手を伸ばさなければ助かっていた人がいたことに、
 それは通じている。]


[指の先までも支配する絶対的な命。
感情も意志も捩じ伏せられる――のは、自分だけなのか。周の様に、拒絶出来ずに居るのは。
同じ命は今も真弓を縛っているはずなのに。
それとも、ホリーを討ったから楔は消えたのか。]

……

[あぁ、どんな表情をされるのか。
 直接見れないのが残念だ。

 此もまた、喜びなのか。
 愉しいと笑うのか。

 主を想えばこそ、何が最善であるのか、迷う。]


 ……ホリー様の剣を前に、芽を潰す事が出来ませんでした。

 申し訳ありません。


[随分と言い訳めいている。
 仕方がない。

 真弓に武器を向けた守護隊員しか、殺して居ないのは事実なのだから。]


【人】 消防隊長 トルドヴィン

まさに阿吽の呼吸だな。

[ジャニスが名を呼べば、響いたと返す声>>93
その軽さに2人の間に結び付く何かを感じ取る]

嫌いでは無いな。

[ジャニスだけに集中している筈は無い。
身体を反らされ>>90、サーベルの刃が空振りになると
腕が感じた瞬間、三日月を蹴り宙を跳ぶ。

その残像を突く様に刃が追った>>93>>97
一所に留まればどちらかの刃が迫ると理解しているからこそ。
跳んだ足は二刀流の安吾と呼ばれた戦士の左肩を
着地と攻撃の場所と選び降り立とうと]

(102) 2014/02/18(Tue) 00時頃

真弓が?

[反旗を翻したと零瑠が報せる
続いて止める事が出来なかったと詫びる聲

思えば真弓は感情の操りが上手かった。
常に分厚い氷の上の姿しか見せず、凍えた水の下で
動き続ける感情を隠し続けていた。

あからさまに反抗を見せていた理依。
静かに静かに『機』を狙っていた真弓。
従順に仕え続けた零瑠。

最も、零瑠の心の内も本当は知ってはいないのだろうが]

なかなかに面白いな。

[それぞれの違いが面白い]


[雛がここまで育つとは想定外だが、だからこそ面白い。
だからこそ、まだ。

人間は全滅させるには惜しい。

餌と言う意味だけでなく]

私を愉しませるのに、やはり必要だな。

[その意味を理解出来るとすれば、永い永い時を生きた
鬼だけだろうが]

ホリーと並ぶだけの鬼が横にいないのは残念だな。

……零瑠、お前はどちらの横に並ぶ?
真弓か、私か。好きに選べ。

[寂しいと言う感情は未だ知らず。
ただ、誰も横にいないのも退屈だと。
少しだけ思った。それだけだ]


――……、ありがとう。

[僕は相変わらずうまく笑えないままだけど、明にーさんにそう言われて気が軽くなった。]


頑張れると、いいけど。……にーさんの分まで。

[さっきの口ぶりはまるで、誰かの幸せを願うことさえ、誰かの迷惑になるって思ってるみたいだった。

僕がここでうまくやれれば、明にーさんは誰かの幸せを願えるようになるのかな]


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[左肩の着地を目指すが、流石に反応が遅れるほど
鈍くは無いらしい>>110
身体ごと引いた刀は再び斬り付けて来た。
引くと斬り付けるの2回の動作を、サーベルを弧を描く
一度の動きで払うが]

仲の良い事だ。

[側に仲間がいても斬りかかる三日月>>119]

……。

[やはり迅さが増していた。
金の髪が周の時よりも散る。それに僅かに紅が混じった。
一所に留まらぬ動きは健在。
三日月は紙一重で包帯と髪を裂いて、その実体は
斧の主の真横へと寄り添った]

(123) 2014/02/18(Tue) 01時頃

[記憶の欠片。
『漣桜様と――お父様と、愛した結晶がこの子なの』

 『贄』は『子』になった。
 
 つまり、愛が実った事になる。






 ……いや、この理論は飛躍し過ぎている。

 仲睦まじい『両親』と、それを主と自分に重ねて――例えば、主の私室で過ごした穏やかな時間がずっと続けば――とも、想う。]


[反旗を翻した真弓がどれ程抵抗出来るのだろう。
零瑠に問い掛けた後、呼び掛けは真弓へと]

真弓、よく耐えたな。大したものだ。
褒めてやろう。
だがどうせならもっと抗って貰おうか。

吸血鬼以外、目に収めた命は全て殺せ。
その力で。

[ホリーの血が何処まで抗う力になるのか、知らないが。
今まで明確にしていなかった命令を彼女に告げた]


[浮かんでは留まり消える、紅鬱金の瞳。
 面白いと言うのなら、
 そう望むなら、


 あなたの額に鏑矢を――…]


……なに、が

[何が必要と? 分からず問いを落とし


っ!


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[長物の威力を削ぐように懐近く飛び込もうと寄り添ったが、
流石に迅く、距離を取ると同時に刃が返される>>144]

お前達があの時いれば、
檜江はもう少しは生きていられただろうな。

[襲う刃をサーベルで受け止める。
両手と片手、それでも拮抗する力に感心したように笑い掛けた。

安吾が刃を剥く事も予想通りだった。
どうかわしてやろうかと思う前に。

割って入った存在>>128>>129に、ちらり視線を向けた]

(145) 2014/02/18(Tue) 02時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

来たか。

[零瑠に与えた選択肢は真弓か己か、どちらかの側。
同時にそれは彼の立場を決める事になる。
人間同士だけでなく、
鬼同士でも戦う事になるかも知れない運命の選択肢を与え、
選んだ零瑠に満足そうに微笑んだ**]

(148) 2014/02/18(Tue) 02時頃

零瑠。私の横に並ぶ技量があるか。示して見せろ。

[浮かぶ笑みは無慈悲に告げる。
選んだのなら、その覚悟を、能力を見せ付けろと**]


消防隊長 トルドヴィンは、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 02時頃


 ………ねぇ、あまね。

 おれは、家族を、うらぎってるの?


[遠く問い掛ける声は、弱く震え、縋るよう。*]


 ……真弓を選ぶとでも、お思いでした?

[返事を期待せずに問いを聲に乗せ。]


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[交じった斧とサーベルの刃は何度か高い音を立てては離れ、
互いの距離を保つ。

ジャニスの狙いが零瑠に変われば、2人の技と
言の刃の応酬>>178>>179>>180を笑みを浮かべたまま見守って]

つまり、ジャニス。
お前も私怨で子供達を地獄に連れ込んだと言う事になるな。

[零瑠の発言から、
ジャニスが血縁の私怨を抱えている事を知る。
だが守護部隊の隊員達は多かれ少なかれ、
私怨を持っているだろう。
ありふれた話だと嗤いながら、言の刃を投げ付けた**]

(181) 2014/02/18(Tue) 18時頃

選んでも裏切ったとは思わなぬな。

[零瑠が投げかけた問い>>*に笑みは深まる。
どちらを選ぶか、苦悩する過程が大事で、
結果は気にはしていなかった。
斃す相手が増えたと思う位だったが]

だがホリー以外が側にいるのも悪くは無い。

[ホリー並みの能力の鬼で無ければ、ただの邪魔であった。
今の零瑠がホリーに匹敵するかと問われれば、等記号で
結ぶ事は難しい。
しかしそのレベルで無くとも、側にいる事を許容は出来る]


私の傍にいるのは1人で良い。
零瑠、お前が選んだと言うなら人の心捨て、
仲間の首を持って見せて見ろ。

そうすれば常に私の一番傍に置いてやろう。

[毒を注ぐように零瑠に言葉を注ぐ。
人と鬼の合い間を溺れながらも泳ぎ続ける様を
面白いと眺めていた。
だがもうそれも終わりだろう。
ならば人を棄てて鬼となって見せろと、最後の決断を
誘惑と共に零瑠へ投げた**]


消防隊長 トルドヴィンは、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 18時半頃



――……、

[>>+9 気に病む必要は無い、
その言葉には、すると言葉が滑り落ちた]

そうね、
最初からもっと、
死に物狂いで抵抗してくれたらよかったのに。


……ばか。

[喧嘩傷を諌めたような、
そんな物言いと似て、けれど確実に違う言葉*]


消防隊長 トルドヴィンは、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 21時半頃


 ……そうでしょう。何も裏切ってはいない。

寧ろ、あなたの命に逆らいながらも刃を向けた方が―――…

[息を吐く。]

俺は、あなたの機嫌ばかり窺っている。
どうすれば歓びに為るかと。そんなこと、を。


 それ、は……

[どういう意味だろうか。
 もしやと期待に胸が踊る半分、ただの自意識過剰だと胸が痛む。

 誰のことを言おうとしている?
 死んだ理依を忍んでか。
 弓引く真弓か。
 獣の周か。

 それとも、それとも……。
 その、一人とは…………。

 安吾やジャニスの見えぬところで眉が寄る。]


[……あぁ。嗚呼。

 甘い毒が零れ、耳から滑りこんでくる。
 望む名を呼ばれた。一番の傍にと――。]

……あなたこそが、『冀望』


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[零瑠が安吾へ向かえば
サーベルはジャニスの刃を止める為に向けられる]

感動の再会なのだろう?
そんな野暮なものは仕舞って浸れば良い。

[それを聞き入れるとは欠片も思ってはいない。
重なる金属音は三日月と正面から噛み合い、薙ぎ払い
ぶつかる音。
断末魔も妙なる音だが、こうした音も美しいと
戦場に自ら姿を見せる理由を思う]

(218) 2014/02/18(Tue) 23時半頃

そうだ。お前は正しい。

[零瑠が歩み出そうとする足元を隠す様に、毒はその背を押す]

人間と共に歩めると思うな。
人間は、お前達を置いて死んで逝く。
どれだけ悲しもうが望もうが。

お前達と心通わせた人間がいたとしても。
すぐに死に、残るのはお前達を敵とみなした者達だけだ。
そして共に生きようとした人間達は、裏切り者と
鬼の私達より更に鬼と見られるのだろうな。

[後に続く呪詛は、恐らく自ら動き出そうとしている鬼達に。
現実を残酷に突き付ける]


 ――……ッ

[呪詛は強かに胸中を巡る。
 喉の奥の呻きは、事実としてそれを知るからだ。]


【人】 消防隊長 トルドヴィン

さぁ? 事実は揺るがぬ。真実は露見するまで判らぬ。

[ジャニスの問い>>224には首を傾げるのみ。
変わらぬのは孤児院の雛達が守護部隊にいると言う事のみ]

よくある話だ。

[家族の話に同情などしない。
恐らく鬼に関わって死んだのだろうが。
人間だとて、食べた鶏や魚を見分ける事もしないだろう。

僅かに狙い逸れれば、その隙を突いて懐に潜り込もうと]

(233) 2014/02/19(Wed) 00時頃

………、く。


[言い返す気力まで奪っていく。
そんなの今さら覚悟の上だって。]


【人】 消防隊長 トルドヴィン

……零瑠、殺せ。

[傍で聴こえる戦いの音は、己とは違う音。
それでも不協和音と呼べるものではなく。

興が乗ったとばかりに、零瑠に命じる。
躊躇うなと]

(239) 2014/02/19(Wed) 00時頃

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