104 路地裏の因果律
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
[店を出て一人路地裏を歩く。 金貸しの元で目当ての物をかすめ取り、それをヴェラに預けてからは、仕事は適当な所で切り上げていた。
うまく行けば、この仕事からもおさらばだ。 6年前の殺しをネタに自分を抑えつけている金貸しさえ消えてしまえば、後は自由に何処へでも行ける。
どのみち、今のまま生きていた所で先は真っ暗闇だ。 万が一失敗したとしても、それは、それで。 失う物はない。]
(8) 2012/10/22(Mon) 02時頃
|
|
[石の壁にもたれてポケットから取り出すマッチ箱。 開くと、輝きを失った丸い銅貨。
持っていると、幸運を招く。 だが、一度手放せば――、もしかすると。
馬鹿馬鹿しいと笑い捨てるような余裕までは無く。
煙草を銜え、マッチを取り出し擦りつけ火を点ける。 深く煙を吐き出した後、コインが入ったマッチ箱を上着のポケットに仕舞いこんだ。**]
(9) 2012/10/22(Mon) 02時頃
|
[殺した、初めて自分の意思で殺した。
まるで初めての殺人のように、手の震えが止まらない。
もう怖いモノは何もない。
慕ってくれた女を殺したのだ、ただ保身の為だけに。
これからも邪魔になるのなら、なんでも殺す。
味方なんていない。
自分は一人で生きていく、覚悟が出来た。
もう誰も信用出来ない。
仲間であるはずの男も、いつか裏切るに決まっている。]
|
─ 路地裏 ─
[やはり、いない。 繁華街の料理屋を覗いても姿は無く。 念の為とグレッグの家に後戻ってみたが、やはり気配は無かった。]
…まさか──、逃げやがったか。
[呟くも、病床の母親の存在を考えると附に落ちず。 あまり、行く宛も無いはずの“仲間”の行く先を詮索すると嫌な予感ばかりが過ぎる。]
(14) 2012/10/22(Mon) 21時半頃
|
[――血迷って自首でもしたか?
いや、まさか。
そんな事を考えるようなタマなら、とっくの昔にそうしているはずだ。
それが長い間、居るはずの場所に顔を見せないとなれば。
急ぎ仕事に出て返り討ちにあったか。
そうでなければ、女が出来たか、こちらの知らぬ誰かの元に救いを求めたか――。
どれも不味い。
男は、険しい顔で路地裏を進んで行く。]
|
― 繁華街 ―
[路地裏を出て、人気の多い場所を歩き回る。 心当たり――、と言った所でグレッグの行きそうな場所に見当は付かなかった。 いつものごとく、行きすがりの相手を捕まえては聞くも脅すも期待するような返事は返ってこない。
少しずつ焦りは苛立ちに変わっていくも、なす術もなくそのまま歩いて行く。]
…やるしかねぇか。
[この機会を逃すつもりは無かった。 すでに、口封じに一人を手に掛けているのだ。 今更、後戻りは出来ない。
共同井戸の辺りを行き過ぎた頃、ふと見覚えのある姿が目に止まる。>>13 しかし今朝、彼女に明かした告解めいた物が過ると。 声を掛ける事は出来ないまま静かにその場から引くように踵を返す。]
(16) 2012/10/22(Mon) 23時頃
|
|
― 自室 ―
[思考も歩みも重かったが、行きつく場所は一つだった。 殺風景な部屋に戻ってから、ベッドの端に腰を下ろし暫く身動きもせず考える。
少しずつ窓の外に落ちて行く闇。 幾つかの想定と取捨選択を繰り返し。 やがて、算段はひとつに落ち着く。]
…予定変更か。
[呟き、立ち上がる。**]
(17) 2012/10/22(Mon) 23時半頃
|
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る