84 戀文村
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[通信機の声は聞こえてきた。が、今まさに赤紙をもらって頭を抱えている人物を目の前にしている状態では]
サイモンさん…辛いわよね…赤紙がきて…
[呟くように状況を知らることしかできなかった]
サイモン……。
[通信機から届いた囁きに混じって慟哭が聞こえた…気がした]
サンクス。
[死にたくないっ!と叫んだ敵兵を思い出す。
お母さん、と泣きながら逝った部下の声が離れない。
返してやりたかった。
愛する者、大切な者の傍に残してやりたかった。
戦場で積もった慟哭が心を揺する。
絞り出す様に漸く通信機に一言だけ呟いた]
―昨夜―
ええ、手紙で残っていた方が……
残せないものは、この機械で。
……大丈夫だと思うわ。
[使い慣れない通信機なる機械をそっと撫でた]
わからなかったら、うん、二人を呼ぶことにするわ。
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ー回想:明け方の夢ー
[森に囲まれた小さな村で出会った赤毛の男。 酒場で自分の奏でるピアノに合わせて。 よく通る低い声で朗々と彼が歌うは恋の歌。 終れば客から割れんばかりの拍手と歓声。
気づけば一緒に酒を飲み。 彼が懐から取り出す一葉の写真には。 あどけなさが残る可憐なおさげの少女が微笑む。 男は愛おしそうにそれを眺め。 そっと懐にしまい込む。 遠い故郷に置いてきた最愛の女性だという。
そして、やがて知った男の秘密。 それは……信じ難く受け入れ難いことで。 しかし、その証明は彼の末期の告白。 亡き友との約束が自分をこの地に導いたのだ。]
(156) 2012/03/25(Sun) 01時頃
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……っ、………ド!
[目が覚めると、酒場の二階の自分の床。 そういえば、あれ以来酒を飲むのもやめた。]
(157) 2012/03/25(Sun) 01時頃
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ー →本屋ー
[どれほどぼんやりしていたか。 エリアスに声をかけられ。 視界から2人が消えていたことに気づいた。]
ああ、おはようエリアス。 本屋に行こうと思っていたら……
[途中までいいかけたがやめた。 あの2人のいい雰囲気をいえば自分も惨めだし。 何より、クラリッサに余計な迷惑をかけそうで。 もし、本当にそうならば……返っていうべきことではないだろう。]
(158) 2012/03/25(Sun) 01時頃
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[しかし、ダーラのほうがより大切な存在であることは、
紛れも無い真実なのだが
それは、…その真意は、村人には悟られてはいけないと思っていた。]
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ー本屋ー
[エリアスと共に足を運んだ店には。 湖色の瞳を持つ年若い青年が。 からかいまじりの挨拶に。]
こんにちは、ベネットさん。 ええ、本はさすがに……かさばるんで。
[彼は少しして、エリアスに手記を手渡し。 エリアスは魅入られたかのようにそれを読む。 その頃合いを見計らい、持ってきた一冊の本を差し出した。
自分が故郷を旅立つ際、荷物に入れていた楽譜を。 背表紙の糸がほつれており、じきにページは分割するだろう。 その表紙はくたびれ、端には赤黒い微かな染み。 経年と共に褪色した……人の血が。]
(182) 2012/03/25(Sun) 03時頃
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すみません……この修繕、たのめますか? 大事な本、楽譜なんです。
[その本にベネットはどんな顔をしただろうか。 もし、何かを聞かれたなら。 「戦争で逝った親友の形見」と答えただろう。]
(183) 2012/03/25(Sun) 03時頃
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[血の染みを指差し。]
……これはこのままで。 背表紙のほつれだけでかまわないです。
[それを渡し終え。 会計を済ませたエリアスは店を去り。 ベネットから、腹の虫の鳴き声について問われれば。>>138]
そろそろ、食事時みたいですね。
[と、返した。 ふと、店内にある栞が目に入る。 野に咲く草花や、可愛らしい動物などのモチーフを。 繊細な細工で施してあるものばかり。
春はまだ遠いが、これなら。 そう思い、ひとつ手に取り会計をすませた。**]
(184) 2012/03/25(Sun) 03時頃
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今夜教会の裏のモミの木の下に俺はいる。
[それだけを彼に伝えた。
来なければ明日彼を戦士として見送る。
来たのなら……この村で……]
[1人になって通信機の回線を開き、サイモンとのやり取りを話す]
……サイモンが望むなら…俺はあいつを眠らせてやりたい。
部外者の俺じゃダメだってならともかく、どうかな。
[許されない行為だと判っていても衝き動かされたのだ。
調子の良いいつもの声では無く
少し泣き出しそうな弱々しい声で、共犯者達に問うた**]
[回線を開いたままの通信機から届くのは途切れ途切れの声]
…なぁ…サイモン…特攻だってよ。
あいつだけじゃなく…この村に届く赤紙の先。
皆…もう…生きて帰れないんだとよ…。
なんで俺達じゃねえんだろうな。
同じ死ぬなら……この村で死ぬ方が…幸せかな。
[サイモンを励ます言葉も慰めの言葉も判らない。
ただ彼が望むものが一番幸せの様な気がした。
答えを求めているのか、いないのか。
自答するように声は暫く続いていた**]
[軍にいるホレーショーとつながっているおかげで情報は早く得ることができる]
…特攻…戦地ではもっと前からあったみたいね。
父からの手紙にあったわ。
[そうした情報は通信士として招集された父から、いち早く伝えてくれていた。暗号を使って。
しかし、それを口外することはとてもできない。
父からの手紙は即焼却して証拠を隠していた。
表向き軍需工場への出向ということで招集された女性も特攻で散っていることも…。]
[母に手をかけた自分に泣く資格なんてないはずなのに、
それすら許してもらっているような…不思議な気持ちで]
[自分は、とても幸せ者だ。心配してくれる姉が二人もいる。
…でも、だからこそ、……二人に不幸になってもらいたくない。
特に、赤紙での出征は……認めたく…ない。]
[ヨーランダを欺いていることに、良心の呵責がないといえば嘘になる。
生きている限り、自分はあちらこちらで欺き続けて生きてゆくのだろう。
それも、自業自得なのかもしれない]
[母親の墓前で、ヨーランダとミッシェルを見遣る]
……もし、………
[口にだすのは躊躇われた。
『この村で、愛する人の隣で眠ることができるならば…
その道を選びますか』
という問い]
ほんとうに、男女も年齢も関係なく召集されるのなら。
される前に、……この手で。
この村に、皆で残るのよ。
[小さい呟きは二人には届かない大きさ]
どうせ汚れるなら、…いや、私が汚れることで皆が少しでも、幸せになれば、安堵できれば…
…この手で……
[母を殺めえたこの手は、決して清められることはない。
ならばいっそ、皆を…と、思ってしまうのだ。
そんなつぶやきは、誰の耳にも届かないだろうが]
[通信機を開く、ホレーショーの言葉は聞こえていたが、
簡単に答えられる状況でなかった]
…本人が望むなら、叶えてあげて欲しい。
[自分の言葉の後に付け加えたのは短い言葉。
それに、全く嘘偽りは…ない。]
ほんとうに、それがほんとうなら。
アタシはもう、誰も失いたくないわ。
母さんと同じように、もう誰も。
残されたくないのよ……!
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ー回想:本屋ー
[>>186ベネットの言葉に目を丸くするが。 いかにも冗談という口調から、何もいわず。
戦争が終わったら旅を続けるけるか、という問いに。 黙ってうなづいた。
彼……今は亡き赤毛の親友との約束。 それを果たすためにも終えることはしたくない。
また来るようにといわれ。 笑顔で会釈をして店を出た。**]
(313) 2012/03/25(Sun) 23時半頃
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厭よ、厭だわ。
これ以上この村から、誰も出てゆかせはしないわ。
だから、ねえ。
……私の手で。また、母さんのときみたいに。
そして、―――や――のように。
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[本屋を出て、広場を歩いていると。 クラリッサとブローリンの姿が。]
……間が悪いな、俺。
[2人に漂う空気はとても胸に痛く。]
(319) 2012/03/25(Sun) 23時半頃
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ヤニクは、クラリッサとブローリンの邪魔にならないよう、静かにそこから去った。
2012/03/25(Sun) 23時半頃
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そろそろかも知れないな。
[ポツリとつぶやく。 そのまま、役所に向かった。]
(323) 2012/03/25(Sun) 23時半頃
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ー村役場ー
[役場へ書類を受け取りに行くと。 サイモンに"赤い手紙"が来たという話題で。 重い空気が流れている。]
……そうですか、サイモンさんが。
[村に来て間もない頃。 色々な手続きで親切にしてもらったことを思い出す。]
(326) 2012/03/26(Mon) 00時頃
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[まさか、ここまで長居するとは思っていなかったが。 ベネットに頼んだ楽譜の修繕が終わったら。 旅立ち準備を始めた方がいいのかも知れない。 どこへ向かうにしても……。]
(330) 2012/03/26(Mon) 00時頃
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