1 とある結社の手記:6
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本物の、敵――――…。
[相手の言葉を繰り返し、長く息を吐く。
視線が流れた先は鉄格子の嵌められた窓の外。
頭に思い描くのは、此処にはいない結社員の男の姿]
………サイモン、さん。
[二日後までには戻ると言っていた結社の占い師の男。
当然結社の信頼は厚く、
彼に正体を見抜かれてしまえば、もはや―――]
…………。
[だから「その前に」と。
それは既に今朝の時点で、
去り行く男の背を見つめながら考えていたことで。
だって、僕は、……まだ、死にたくない、から…]
ヤニクさん。
ヤニクさんは人を食べたこと、あるんですよね。
どんな、気持ちだったんですか?
悲しい? それとも―――…何も、感じない?
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ふー、こんなもんか。 [汚れが落ちてピカピカになった床を満足げに見つめる。ふと、コルクボードの方へと視線を向ければ占い師を名乗る2人のメモを見つけ]
占い師に人狼か…
[呟いて、広間に居る人たちを見回す。結社員の言う事が本当ならこの中の誰かは既に…]
まさか。ありえない。
[考えを打ち消そうと頭を振りつつも、集まった人達の中でどこかおかしな所はないかと、視線を向ける。]
(253) 2010/02/20(Sat) 16時半頃
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ベネットさん。
[ベネットならば前に見せてもらった人狼の話を覚えているだろうかと、傍へ近づくと蒸しアーチ>>239という言葉が聞こえて一度アーチを見る]
……揚げアーチ
[美味いのだろうか?ベネットに聞こうとしていた事も忘れて考え込む**]
(254) 2010/02/20(Sat) 16時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/02/20(Sat) 16時半頃
お前は豚を食べるとき、悲しむのか?
[ことさらに素っ気ない声。
むしろ、それに続いた言葉の調子に答えはあったかもしれない。]
サイモンには死んで貰う。
これ以上、奴を野放しには出来ない。
もうじき夜が来る。丁度良い…。
カルヴィン。俺にとってもひさびさの獲物だがお前に譲ってやる。
どんな気分か知りたいか。…すぐに解るさ。
あまりピッパの料理に手を付けるなよ。
せっかくサイモンが帰ってきたとき、腹痛で動けないでは困るからな。
[そして、失笑のような笑い声が囁きに漏れた。]
…………。ふふっ。
ヤニクさんは、豚、食べないじゃないですか。
[きょとんとした間の後に、何処か楽しげな声が返る。
続く彼の声が響けば、静かにそれを受け止めて]
分りました。
…僕、が。
[最後は独り言のように。自分に、言い聞かせるように]
いや、いや、いや。
ピッパさんのディナーが振舞われることになったのは、
半分以上ヤニクさんの所為じゃないですか…!
[しかし夕食の話になれば、
とてもとても必死な様子で声を返す。
少しだけ、拗ねた調子で]
………あぁ…、もー…。
[はぁ、と混じる困ったような溜め息一つ]
それがどうした。
[重々しい声の後に抑えきれない笑いの衝動が続く。だが。]
さあ、お前も席に着け。
食事は人を観察する絶好の機会だ。…気を抜くな。
観察する余裕があれば、良いのですが…。
[ピッパの料理の完成品までを確認したわけではない。
匂いはとても美味しそうだった気がするのだが。
しばし遠い目をした後、気を強く持つように緩く首を振り]
………が、頑張ります!
[少年は、半ば自棄気味に気合を入れた]
そう…。
…まずは食べることだ。
[低い、笑いを押し殺した囁き声。]
[―――食べなくては。
…本当に、食べなくては、いけないモノは………]
…………。
[しかしとにかく、今は目の前の現実《料理》と向き合おうと思った]
口をつけたら最後まで食せー♪
毒を食らわば皿まで食せー♪
[キッチンで聞こえてきていたお料理ソングが、
頭の中を駆け巡っていた]
よせ…。カルヴィン。
[悲愴な響きが、囁きの乗る。]
僕、……強く、なれた……かな……。
[もぐもぐしながら、独り言のように零れた囁きは、
意図せず今際の言葉のようになっていたという]
……
サイモンは…失敗は許されない…俺が、代わるか?
[カルヴィンの苦悩が解らなかったわけではない。相手はピッパだ。
それでもなお、厳しい口調で囁く。突き放すように。]
……………。
[ヤニクからの囁きが聞こえれば、一瞬の間を置いて]
いえ。
―――…大丈夫です。問題、ありません。
[返る声は真っ直ぐで、真剣なもの。
きっぱりと言い切る様子は、少年なりの決意の表れだった]
………たっ、ただ、少しだけ胃休めさせてください。
[再び暫くの間を置いて、苦笑気味に言葉が付け足される]
深夜までには、元に戻ると思いますから。
[如何してグラタンを食べて、胃の辺りがひりひりするのだろう。
ちょっとした恐怖体験であった]
ならば良い…。
これ以上、お前は巻き込まれるな。
[自身は巻き込まれていた。初めて囁きで見せる。情けなさそうな声。]
……分りました。
や、ヤニクさんも、どうかご無事で。
[初めて聞く相手の力ない囁き声に、
心配そうな声色で言葉を付け足した]
問題ない…。
[気を取り直したように傲然と言い放つ。
そしてまたカルヴィンが手を付けようとした料理を、鋭い眼光で制止しながら。]
今日の主演は…お前なのだ。
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どうして……こうなった…
[夕食の席に着き、目の前に広がった惨状を前に小さく呟く。]
でも、残すわけには…いかないよな…
[諦めたようにため息を付くと、スプーンを握って構える。]
い、いただきます!
[ぱくり。一口食べるとそのまま固まる]
…うん。美味しいよ。ありがとうピッパさん。
[ピッパにお礼を言うも、顔には冷や汗が浮かんでいた]
(319) 2010/02/20(Sat) 22時頃
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[鋭い眼差しで制されれば、大丈夫だと言うように緩く頷く。
他人が倒れるのを止める気はあっても、
これ以上自身が料理を口にすることは無い。
というか多分、もう食べようと思っても
食べることは出来なかった。色々な意味で]
今日の、主演……?
[続く相手の言葉に、不思議そうに呟いて]
僕が………。
[襲うことが出来たら。なれるだろうか。父のように。
―――……認めて、貰えるだろうか。人狼だと。
小さく、息を呑む]
はいっ。頑張ります。
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[まったく減る様子の見えないグラタンと格闘をしていると、結社員から雪を持ってきたと伝えられ>>@48]
ああ、そこにおいておいてくれればいいよ。
[冷や汗を浮かべたままそう応えると改めて料理と向き直って]
急いで食べないと溶けるよな…
[こちらに笑うカルヴィンに応えると覚悟を決めてグラタンを掻っ込む]
(331) 2010/02/20(Sat) 22時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/02/20(Sat) 22時半頃
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[グラタンを食べている最中、カルヴィンから薬を受け取ると、目と目で頷き合い。グラタンを食べる作業に戻る]
ありがとう…サイラスさん… だ、大丈夫です…多分…
[全身から嫌な汗を流しながらなんとかそれだけを答える。グラタンを食べ終わると、固まったスープを食べて紅茶で流し込む作業に入った]
(349) 2010/02/20(Sat) 23時頃
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ご馳走様!!
[スープを流し込む作業を終えると、ふらふらと立ち上がりカルヴィンの傍へ近づき]
お。おまたせ… さあ、雪だるま作ろうか。
(363) 2010/02/20(Sat) 23時半頃
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わっ!?
[カルヴィンに冷たい手を当てられると驚いて首を竦める。楽しげに笑うカルヴィンの頭を撫でながら]
ははは、なんとか… ああ。じゃあ、俺は体を作るからカルヴィンは頭を頼むな。
[バケツから掬った雪を丸めて見せる。]
朝までか…広間に置いといたら溶けちゃうかもしれないけど、冷えた廊下あたりに置いておけばもしかしたら…かな
(381) 2010/02/21(Sun) 00時頃
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[雪球をサイラスに投げるカルヴィンの様子に笑いながらも、雪がなくならないかとサイラスに聞かれれば残りの雪を見て]
まあ、小さい雪だるまなら平気じゃないかな それに、なくなったらまた持ってきてもらえばいいし
(389) 2010/02/21(Sun) 00時頃
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[車椅子の倒れる音に顔を上げると、車椅子から落ちたキャサリンを見て]
あ、大丈夫かな?
[心配そうにつぶやくも、他の人が助けに向かったようなので、向かおうとはせず]
そうそう。 頭は体より小さめに作るから、そんなに大きくしなくてもいいよ。
[カルヴィンに作り方をおしえつつ、どんどんと雪球を大きくしていく]
そうだな。今日は寒いしきっと大丈夫さ。
[そうしてカルヴィンと一緒に雪だるまを作って、廊下に飾る。その後、皆が部屋に戻るようなら一緒に部屋に戻って行っただろう。**]
(404) 2010/02/21(Sun) 00時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/02/21(Sun) 00時半頃
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