人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

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イアン! 今日がお前の命日だ!


消防隊長 トルドヴィンは、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 00時頃


 ……リッキィ、円には……

[空気を伝って、違和が流れてくる]

 リッキィ?


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[零瑠が選んだのは鬼の横。
それでも安吾に語り掛ける様子は、戦いの最中だと言うのに。
何処か剥離するものを感じさせた。
それでも交わる刃が止まる事は無い]

………よくやった。

[言葉と刃を交わらせた2人の間に、2人にしか判らない
語らいがあったかもしれない。
それが零瑠に何かを齎すかもしれない。
それでも、目の前の事実だけ、零瑠を認めた]

(14) 2014/02/19(Wed) 01時頃

それでこそ、私の傍に仕えるに相応しい。

[その心に痛みが走るのか、空虚が広がるのか。
それともそれ以外の想いが埋めるのか。
周を贄とし、安吾の命も奪った零瑠に。

向けるのは何処までも冷酷な笑み]


……はい。
あなたが示す道もまた、正しい…。

[一歩、また一歩、鬼に成る。
 『冀望』の通り。]


[それと、もうひとつ]



   ごめんね――――…


【人】 消防隊長 トルドヴィン

そう。よくある話だ。
同情する涙1つ出て来ない。

[ジャニス>>6:248に全く同意だと頷いて、
縮まった距離に丁度良いとジャニスの貌を観察する]

私と良く似ているではないか?
金の髪に、殺戮を愉しむ貌。
鬼を斃しながら、お前は何を感じていた?
殺す事への昂揚感に、満たされなかったか?

[数日の修行であれだけの迅さを身に付けられる筈は無い。
それとも先日は実力を見誤ったか。
ただ、同じ鬼の血を多かれ少なかれ宿しているだろうその身。
殺す対象が違うだけ、命奪う事に心躍らなかったかと
闇を覗き込もうと]

(20) 2014/02/19(Wed) 01時半頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

貴様の心は知らぬ。
だが私の血は、喜んでいただろう? 殺戮を。

[一緒にするなと抵抗の様に腹を殴られる>>24
家畜ならば頬を撫でる風程度。
だが力を増したジャニスの拳が鈍い痛みを伝え、一瞬顔が歪む]

その腕力で人間と名乗るか。

[確かに腹に響いた打撃。
僅かに睨む視線を間近の貌に投げ付けて、
サーベルから手を離すと同時、片手となった斧の柄を
掴みジャニスの身体ごと揺らせとばかりに振り回す]

(25) 2014/02/19(Wed) 02時頃

全く…家畜の分際で手に負えんな。
人であった事を捨てさせても、人のままでも。

[未だ鬼の血に抗い、鬼からも異端となった周の聲が響く。
あれを飼い慣らせれば面白いだろうが、
孤独のうちに完全に狂い鬼になってしまうのも面白いだろう。

零瑠がどんな想いで彼を連れ、彼を同じ鬼へと望んだのか。
零瑠の予想と周の姿が願った通りなのかは知らないが。
あれを見る零瑠の顔を覗き込むのも愉しいだろう。

その為に少々鬼が犠牲になっても構いはしない]


己が身位、己で護れ。

[幾らか助けを求める聲も聴こえるが、
そんなもので心揺さぶられる筈も無い。
むしろ、弱者の悲鳴を嘲笑する]

私にも感じるぞ。
抗い続ける力、実に惜しいな。

人の心手放せば楽になると言うのに。

[誘いの声を掛けてはみたが、
この強固な意志の鬼は決して見失わないだろう。
純粋な迄のその想いは、例え全ての記憶を失っても
手放さないだろう、そんな確信めいた想いがあった]

私に手が届いた時は、お前が死ぬ時かもしれんな。

[周と言う鬼が死ぬのか、人が死ぬのか。
どちらにせよ、会うのを楽しみにしていると]


【人】 消防隊長 トルドヴィン

そうか、囁きだったか。
それはすまなかったな。

[喰えぬ会話も愉しみの1つだと大袈裟に謝ってみるが、
歪んだ顔を見せた事に紅の眼は細く眼前の戦士を睨んだ]

ではこの距離なら聴こえるか?

[斧を奪う事が目的では無かった。
柄を掴む腕に伸びる片手。
至近距離で塞がった両手にまさに血の彩に瞳は輝く。
掴まれた手と、斧の柄を力任せに引き寄せる。

吐息が触れる程顔が近付けば。
頸動脈を肉毎食い千切ろうと牙を光らせた**]

(29) 2014/02/19(Wed) 02時半頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

愉しいだろう? 殺し合うのは? 

[聴こえる様に喜べと言ったジャニスの耳元に
流し込む聲はやはり鬼の生き様そのもの**]

(30) 2014/02/19(Wed) 02時半頃

消防隊長 トルドヴィンは、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 02時半頃


[その為には、安吾の死が必要。

 何も迷うことはない。
 安吾も『おまえを殺す』と、言うのだから。


 それでも零れる涙は胸の内に。]


[鬼と人との残酷な現実。
それは実体験に基付くものか、それとも単に事例を見続けただけか。]


消防隊長 トルドヴィンは、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 21時頃


あ、りが たき、幸せ……


[分かっていたこと。この亀裂も、望んだこと。
 拡がる空を新たに埋めるだけ。
 それは、主の言葉。笑み。
 満ちる幸せをそのままに、微笑む。

 誓約。
 願わくば言葉で。伝われば涙で。]


――あなたの一番の傍で共に歩み、


あなたを置いて死に逝く事もなく、




……『永久不変』で在りましょう。


消防隊長 トルドヴィンは、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 22時半頃


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[血の匂いが増える。
さすがにジャニス相手に余所見をする程、
相手を侮ってはいない。
だが匂いが覚えのある香りと上がる聲で、
零瑠が傷を受けた>>48と知る]

まだ、戦えるな?

[部隊の刃で受けた傷なら容易には塞がるまい。
それならばまだ他の部隊員が駆け付ける前に
この戦いを終わらせるべきかと、
斧の柄を振り回す手に力を込めた]

(59) 2014/02/19(Wed) 23時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[零瑠の語る夢物語>>35を聞き逃す筈は無い。
ジャニスと鍔迫り合いを繰り広げる中、口角が僅かに上がる。

鬼と人間との共存。
それは人間が牛や豚と共存出来ると言っていると同じ。

生まれながらの鬼には有り得ないその案を、感覚を
やはり面白いと思う程永く生き続けていたらしい。

もっとも面白いと思うだけで、それを現実のものに
するつもりなど欠片も無かった]

(62) 2014/02/19(Wed) 23時頃

消防隊長 トルドヴィンは、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 23時頃


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[鬼に殺された人間が。
家畜に殺された鬼達の誇りが。

それを許す筈も無いだろうと。

人と鬼の間を沈みそうになりながらも泳ぐ中、
掴んだ藁なのか]

(64) 2014/02/19(Wed) 23時頃

やはりお前達は面白い。

[ジャニスには聴こえぬだろう、闇の嗤いが漏れた]


 ……リッキィ、僕が解る?

[血を通じて呼び掛ける。
 解るなら、おおよその方角さえ掴めれば、
 いずれは相手の場所に行き着く事が出来る。]


[恨みも憎しみも誇りも悲しみも。
 此処で終わりにしようと、語る。

 城の中で、まともに会話が出来たのは自分達『お気に入り』と、主とホリーぐらい。他の吸血鬼は表面だけ。

 話を聞けば、皆が一笑するだろう。]


【人】 消防隊長 トルドヴィン

そうか? 私は愉しいぞ?

[身体を捻り、離れようとするジャニス>>71に嗤い掛けたまま、
咄嗟に首筋を守ろうと不自然な体勢を崩し、
あわよくば馬乗りになろうと、
踏ん張って力を込めているだろうジャニスの片足を払おうと]

(76) 2014/02/19(Wed) 23時半頃

………、明にーさん、

[僕は霧みたいにかすれた声でにーさんの名前を呼ぶ。]


僕、……だめ、だった。やりたいように、できなかった。


[目蓋を閉じた緋の世界、
己の心は悲鳴を上げたわけではない。

ただ揺らがぬ水面は千々に乱れて、
焦がれるような切望と行き場の無い諦念と、
暖かな底なし沼に沈むよう。

絶望を覚えるほどの希望は初めから無かった、
後悔を覚えるには幸福を感じすぎた。]


[父の居場所を問われた、
その黄金を手探りで探るように、
緋い闇の中にある]


[恐怖で縛ることのない『管理』であればどうだろう。
 思い思いに自由に過ごせば良い。

 気紛れに戯れ死んだとしても、それは鬼だけのせいではない。
 人と人とでも感情のまま、或は衝動的に、殺し合うではないか。

 全ての人間ではなく、人から堕ちた身なら?

 主の命ひとつで、呆気なく崩れるとしても。


 夢物語。絵空事。

 それでも。請わずには居られない。]


 ……え――

[呼吸の音ですら、掻き消してしまいそうな位の小ささで、
 届いた声は泣いているのか、と思う

 どういう……こと?

[円の名前を言っていたから、彼女には会ったのだと。
 円と何かあったのか。あるいは]

 円に、何かあったの?


[ただ横に在るだけでは駄目だ。
 ただ従い仕えるだけでは駄目だ――とも、思う。

 時にはぐっと『負けない』で。

 ……居られたら。]


【人】 消防隊長 トルドヴィン

愉しいさ。ジャニス、お前と殺し合えてな。

[見下ろすジャニス>>81に向ける表情は笑みのまま。
斧の柄から手は離さずに、見下ろす視線はそのままに]

零瑠、彼女も安吾の元へ送ってやると良い。

[怪我は未だ癒えてはいないだろうが、首位は
落せるだろう?と零瑠に命じた]

(84) 2014/02/20(Thu) 00時頃

……お気に召すままに。

[何を願っても。
 思考の行き着く所は全て、主の為に。


[ジャニスを大人だと言う零瑠の聲を聴く。
緩やかな時の流れに生きる鬼ならば、
未だ零瑠は雛のままと言う事だろうか。

だからまだ空は何処までも青く、美しく、雲は真白で、
温かな日差しが続くと信じているのだろうか]

人と生きる生きたいと望んでも、守護部隊がある限り
それは許されぬ話だろうな。

[眷属達から首を取ったと言う聲は無い。
逃げ腰なのか、それとも零瑠同様、雛の心のまま夢や
願いとやらを叶えたいと言うのか]


聞け。私の聲の届く全ての吸血鬼よ。守護部隊を全滅させろ。

[人間が完全に屈服すると言うなら、考えてやらない事も無い。
だがその前に、
鬼の脅威となり明確に戦う意志を棄てないだろう者達の排除を。

全ての鬼に命じる聲は酷く冷たく、
強い圧迫を感じさせるものとして届くだろう]


 ……他の吸血鬼達は、あなたをここまで愉しませてはくれませんでした?

[書架に置かれた本達の、虫干しをしたいと申し出た時。
 世話係の鬼は不思議そうな顔をしていた。

 価値を語れば、不要なものと笑い飛ばされる。

 他の鬼が見向きもしないものを。
 銀の眼鏡をかけて読んでいた姿を思い出す。]


消防隊長 トルドヴィンは、メモを貼った。

2014/02/20(Thu) 00時半頃


………。

[僕は明にーさん相手にすら、ありのまま起こったことを話すのをためらう。
明にーさんが絢矢と一緒にいるのは知らない。けど、ここで話したら少しでも赦されてしまう気がして]

来て。そしたら、…話せる、から。


[遠くても、途切れても、月影の見えぬ所がないように
 声は意識を締め上げる。
 今、ここにいる守護隊員は絢矢だけだ。それだけは、]

 ――――っ……

[それだけは。]

 解っ、た。すぐ行く。

[応えてくれるリカルダに意識を集中する。


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[不利な体勢の中、ジャニスが呼んだ名前>>96
阿吽の呼吸を見せていたからこそ、
声が返らぬ意味を知るだろう]

お前も同じ場所に逝くか?

[腹目掛けて繰り出される膝頭。
流石に二度も同じ場所を抉られるわけにはいかない。
反射的に飛び退くと、間合いを測る。
そこらの隊員なら即座に飛び掛かるが、今のジャニスには
その隙も与えないほど迅い。
それでも三日月の刃に集中しながら、
右の爪で両の腕を少しずつでも裂いて行こうと駆け出す]

(98) 2014/02/20(Thu) 01時頃

消防隊長 トルドヴィンは、メモを貼った。

2014/02/20(Thu) 01時頃


[――この名は鬼を刺す木であるから、尚鋭く。

 自覚しろ、名は呪詛より深く身に刻まれている。

 視界に姿を認めなければ、正しい矛先を自覚していれば、
 例え守れなくても、せめて誤らずに済む。]

 リッキィ、あと少しで。
 ……もう少しで行くから、待ってて。


守護隊なんて――…。

そんなもの、何の役にも……

[白い外套たち。
 感傷も何もかも。過ぎた後に
 安吾の遺体を見て思うのは、白にはやはり赤が良く映えるということ。


 見回りと称しても、人の出入りに意識もせず、
 助けて――と、裾握る小さな紅葉手を払い、
 役に立たなかったのは―――…]


そうだな。永い事愉しませてくれたのはホリー。
次はお前達位か。

[ジャニスから飛び退いた直後、少し考えてから零瑠に返す。
ホリーと眷属達が仕えた時間の差は膨大だ。
だがその僅かな時間である眷属達が次に来ると言う位、
鬼達は始祖を恐れ諂っていただけなのだろう]

いや…一番永く愉しませてくれたのは。

[思い出す]

家畜達か。

[短い生の中、代を重ねて繁殖し、
芸術を残し抗って死んでいく]

確かに家畜は必要だ。

[呟いたそれは改めての認識だった]


[主の命が下る。広がる。

 まだ3人とも生きている。
 『家族』と会い、話し、何をしているのだろうか。

 零瑠の刃は安吾の血で濡れたのに。

 そういえば、真弓は明之進とリカルダを探していた。
 会えたのだろうか――…と、ふと思う。]


……待ってる。

[絢矢が来た。
明にーさんの言う「あと少し」を待ってる間に。

だからさっきも言ったことをもう一度繰り返して願いとする。
家族の何人かが久しぶりに揃ったその先に、どんなさびしい未来が待ってるとしても**]


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[始祖から与えられた命は1つだけ。

穢れ知らぬ白を纏った守護部隊を殺す事。

呪詛とさえ言える始祖の紅の命に力の弱い鬼達は
彼らに襲いかかるだろう。

例え呪縛から解放された吸血鬼達がそこにいても。
始祖の眷属の鬼がいたとしても。

最上位にいる始祖の命は絶対で、
始祖やホリーの眷属達の力が上だと知ったとしても
理性を無くした亡者の様に隊員達に飛び掛かるだろう]

(118) 2014/02/20(Thu) 02時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[今のジャニスの迅さと力の強さは己が身を持って知っている。
砕いた筈の脚で駆け、追い付く実力は精神の強さもあるだろう]

お前が隊員で無ければ良い眷属になっただろうな。

[あの安吾と言う男と共に。
薄い笑みと共に零瑠と戦うジャニスの隙を狙うが、
命受けた鬼達の猛攻を潜り抜けた者達が姿を見せるなら
そちらへ意識を向けるだろう**]

(121) 2014/02/20(Thu) 02時頃

消防隊長 トルドヴィンは、メモを貼った。

2014/02/20(Thu) 02時半頃


消防隊長 トルドヴィンは、メモを貼った。

2014/02/20(Thu) 02時半頃


 ……いつまで生き残れば、充分生きた事になると思いますか?

[答えはないと知って問う。]

 僕がしているのは、甘い事と面白い事と、
 どっちに見えるでしょうね。

[夜襲に煙る空を見た。これが自由の色かと思うと、晴れない]

[自覚は在るかと己に問う。
 もし、リカルダが本当に、誰の願いも、幸せの最低限も、
 "生きて"というだけのことも嫌だ言う時が来たら、
 きっと自分は、それを赦すだろう。
 ――己は鬼を刺す木であって、
 人と鬼とが相容れないのを知ってしまっているから]


 …………時間がない。

[今からでも遅すぎるくらいだ。]

 僕はあのひとの所に行くよ。

[そう言って視線を向けるのは、始祖の気配のある方へ。
 これ以上、この連鎖を繰り返しては駄目だ。]

 リッキィは、どうしたい?

[絢矢とキャロライナの傍にいる事だって出来る。
 自分は寧ろ、そうして欲しかった――今でも本当に、
 満身創痍の絢矢を戦場に戻したくない。

 リカルダなら、彼女を引き留めて守ってくれるのでは、
 そんな勝手な期待があったのは、否定できないけれど**]


―――…。

[そっか。“始祖様”のところに行くんだ。
僕だって分かってる。“始祖様”を殺すのが、一番、最良に近いやり方だって]


僕は、――終わらせたい。

[戦って、誰かが死ぬ、その繰り返しを。
あるいは、罪にまみれた僕の生命を―――?]


  嗚呼、あなただけだ。


   俺の永久は、あなただけ……


      全ての支配者である名を持つ、



   あなた、だけ…………

 

 


 うん。

 僕たちは、これ以上……――人に触れない方が良い。

[手を伸ばした所為で喪った、相似を知らずとも

 でも、今の絢矢とキャロ君を放ってもおけない。
 それにリッキィは、真弓ちゃんや零瑠君とは、
 たぶん戦えない。じゃない?

 ……と言うより、僕は、戦って欲しくない、かな。


……心地良い憎悪だな。

[家畜から憎悪を受ける事はあっても、所詮家畜。
この身に吹き付ける風よりも意識する事は無い。
鬼であっても同じだった。
もっとも、そこまだ憎悪を向ける鬼などいなかったが]

周、聴こえるぞ。
人でも鬼でも無くなった獣のお前の聲。

[気付けば夜明け。
家畜はその光に希望を見出すと言うが、
その光に照らされた獣>>+22はどんな姿なのだろう。
ピリリと肌を刺す殺意を感じながら、
目の届かない事が残念だと嗤った*]


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[気付けば夜が明けようとしていた。
人間はその光に希望を見出すと言うが、今の家畜達には
どう見えるのだろう。
希望の光に照らされるのは紅。
多くの人と鬼の死体を平等に照らす光に僅かに目を細めた]

これが平等と言うものだろうな。

[鬼も人も、生者も死者も関係無く。
そこに想いを見せる事無く平等に注ぐ]

(171) 2014/02/20(Thu) 22時半頃

[血統の異なる明之進に、周の声は聞こえないままだ。
 彼が今どうしているのか。零瑠と共にいるのか。
 解らないけど、無事を願ってしまうのと裏腹に、
 どこかで刺すような気配を感じる気がしていた]


【人】 消防隊長 トルドヴィン

後、平等に注ぐとすれば…死か?
そう思わぬか。ジャニス?

[そう、家畜にも鬼にも死は平等だ。
ただ訪れ方が違うだけで、死ぬ時は死ぬ]

私にとっては夢物語だがな。

[永く生き続けた身には、ただの御伽話の様で。
もしその身にも降るとすれば、そこにあるのは恐怖か歓喜か。
訪れる事を想像すらしない傲慢さは未だ変わらず。
零瑠との戦いでそれどころでは無いかもしれない
ジャニスに嗤って問い掛けた]

(173) 2014/02/20(Thu) 22時半頃

消防隊長 トルドヴィンは、メモを貼った。

2014/02/20(Thu) 22時半頃


人に、……、そっか。

[明にーさんの言うことはもっともだと思う。
僕らの間に絆がもたらされたとしてもそれはきっと、触れれば崩れ落ちていくほどもろいもので。

でも、だからって、触れれば崩れ落ちそうな絢矢の傍にいてあげられないのは、――苦しくて]


……僕だって、

[違う、これは強さで張り合えるかの問題じゃなくて。

同じ運命を歩んだ“家族”に刃を向けられるかどうかを訊かれてるんだ。

沈黙が肯定になっちゃうって思っても、
すぐにそれしか返せなくなる]


【人】 消防隊長 トルドヴィン

真弓はなかなかに強いな。

[気配を感じる。
眷属でありながら、また違う能力を得て強さを得た鬼。
心は傍にありはしなかったが、ホリーを斃すと言う
大事をやってのけ愉しませた。

そして反旗を翻す意志を見せて愉しませ、
今また、私の抗えぬ呪いに苦しんで愉しませてくれているはずだ]

真弓はホリーの力を得た。
力だけなら、お前よりは上だ。

[右腕を紅く染め上げ、尚主の為に戦う零瑠を煽る]

(176) 2014/02/20(Thu) 23時頃

だが、お前だけは私の傍にいて良いと決めた。
その期待裏切るな。

[ホリーの力を得た真弓に実力では敵わぬだろうからこそ。
その忠義の心を見せろと、誘う様に笑みを投げた]


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[不利な体勢からでも対応してくるジャニス>>179
残る隊員達の心身どちらの意味でも砦だろう]

始祖である私に殺されるより、鬼に殺される方が
他の隊員達も絶望するだろうな?

[どう足掻いても届かぬのだと思わせる為に、
一旦退きはするが、僅かな間に交わして気付いた彼女の能力。
加えて実戦の経験値。そしてその執念。

眷属である零瑠を凌駕するのか否か。
戦闘を視界の隅に収めながら、近付く眷属の気配へと跳んだ]

(184) 2014/02/20(Thu) 23時頃

消防隊長 トルドヴィンは、メモを貼った。

2014/02/20(Thu) 23時頃


[結局、零にーさんが何を望んでるのかは訊けずじまい。
僕の耳に届いたのは、周にーさんが吸血鬼になったという結果だけ。


生きてて良かった。
みんなも同じ場所に連れて行きたかった。

こんなワガママを、にーさんはどう思うのかな。

声を、顔を、懐かしむ。けれど、そのどちらも、届かないんだ]


【人】 消防隊長 トルドヴィン

愉しそうだな。真弓?

[2人が金の声が直に届く距離になった時、
2人はどんな姿になっていたか。
ホリーの力を得た真弓の迅さは、他の鬼と比べようがなく。
その前にまだ命ある隊員にわざと驚いて見せる。

やはりあの時の雛]

私を殺しに来たのだろう?
それとも、その男を私の贄に、頭を下げに来たのか?

[2人の心に降り注ぐと知っていて掛ける言の刃。
浮かべるのは笑みのみ]

(191) 2014/02/20(Thu) 23時半頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[力得た真弓は惜しいが、簡単に許すわけにはいかない。
それこそ贄の1つ2つ手土産でも無ければ]

お前はその男の末をどうするつもりだ?
折角手に入れた力、使わず果てるのも味気ないだろう?
それとも。

共に果てるか?

[零れる涙に降り注ぐのは容赦ない言の刃。
サミュエルがこちらに戦意を見せるなら、受けて立つと
牙と右手の爪が陽に照らされて光った]

(195) 2014/02/20(Thu) 23時半頃

[14の誕生日の日を思い出す。
 乾杯したのは『新しい家族』に。

 ホリーとの暮らしがどれ程長かったかは推し量ることしか出来ない。]

確かに、あなたが読んでいた本も、また家畜が――…人が、作り、形にして、継いできたものですね。

鬼にはないものを、あなたは愉しみとしてきた。

[他には心の内の。希望に絶望に後悔に反省に幸福に苦しみに哀しみに――色の変わる、心の。]


では、どうされます?

[必要と分かった家畜を。]


 あぁ、……あなたに、試して頂きたいものがあります。

きっと、美味しいですよ。

[本だけではなく、久しく口にしていない菓子も。料理も。*]


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[だが構えたのも束の間。
真弓の手は彼の首を捕え、真弓が叫びを耐えるが如く
力が籠っていく]

苦痛全てお前のものか。
なかなかに芯の通った娘だ。

[真弓の苦痛の中から絞り出された返答>>196
満足そうに頷いて見せる。
愛しいと言う感情等、
家畜を愛らしいと思う事はあるかもしれなかった。
だが対等に認めて狂おしく思うほどの感情など。

持つ事が出来ていれば、何か変わったのだろうか。

だが知らぬ今、それを思う事さえ浮かびはしない]

(199) 2014/02/20(Thu) 23時半頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[城には家畜が残した多くの蔵書が溢れていた。
家畜の書いた物等と、読む鬼は殆どいなかった。

だがそれを永い命の愉しみの1つとした鬼もいた。

己の知らぬ心を持って書かれた書物は、
それなりに退屈を紛らわせる。
そしてその心もまた己の退屈を紛らわせると知った。

苦しみ、絶望させ、後悔にのたうち、
呪詛を吐いて死んでいく人間達の剥き出しの心とやらが
慰みの様だった。

他の鬼はどうだか知らぬが、
己に家畜の様な心は無いだろうと思っていた。
愛しいと思うほど近く深く寄り添う鬼も人も無く、
ただ高見に1人立つだけ。
見下ろした者に心があると知ってはいても、自ら
そこに降りようとはしない。
今までも、今も、見下ろす者達の心を真に知る事はない]

(207) 2014/02/21(Fri) 00時頃

えぇ、けして決して――裏切りはしません。
あなたの期待に沿いましょう。

[そう、主が零瑠に向かう笑みひとつあれば。

 気力は増し、士気高まるのだ。]


……お父様、
あなたの終わる時、
それはそう遠くないのですから、
どうぞ思い出してくださいね。

わたしがあなたの終わりを祈ることを。

[姉から受けて託した死の棘、
それこそが己の父に対する祈りのかたちだ]


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[だが]

それが答えか。

[サミュエルの刃の行方と真弓の笑みが
陽の光に眩しいと瞬いた]

(209) 2014/02/21(Fri) 00時頃

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