人狼議事


298 終わらない僕らの夏休み!

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視点:


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2019/09/02(Mon) 00時半頃


 

[ そっけなく断られるかもしれなくても。

  お祭りに、誘ってみればよかった

  なつやすみがおわるまえにと

  おもってたのに……           ] 

 


 
[  時計の音が、うるさいなあ………  ]
 


[新学期が来る。
 部活に燃える生徒達の涙や受験生たちの焦燥にまみれた夏が終わってしまう。
 私はこの場に留まったまま何処へも行けやしないのに。]

 
 どうして?みんな私の事、なんで置いて行っちゃうのかなあ……。 


【人】 双生児 オスカー

――回想――

[無事に顔の方のお墨付きをいただけたところで、かき氷のシロップ選定に入った。
 何か、何かこう、ちょっと大人っぽいやつがいいんじゃないか。
 そう思って選んだレモン味は、香りだけそれっぽくても、酸味はまるでない純粋な甘さだった。]

レイ姉って、青りんご好きだよね。

[なんとなくだけど、前も選んでいたような。
 そもそも青りんご味って色以外にりんごと違うところがあるんだろうか。りんご味のほうが馴染みがあるんじゃないか。
 そんなふうに思った記憶があるから、きっとそう。]

(13) 2019/09/02(Mon) 01時半頃

[ぽつりと零れ落ちたのは涙なのだろうか。否、それにしてはやけに熱い。

熱い、熱い、熱い……! 業火に灼かれている。狭い銀色の箱の中で。 
瞼の奥からどろりと溶けだしたマグマのようなものに焼かれながら、
  
遠くでカチリと時計の針が動く音を聴いた気がした。]


【人】 双生児 オスカー

――回想――

[くじ引きはハズレの飴だったけど、型抜きは飛行機のやつだけ、なんとか抜いてやった。
 いいか、型抜きってやつはな、細くなるところの手前に溝を掘って、形をシンプルに作り変えるのがコツなんだ。
 気分よく事を済ませたのが功を奏したのか、そのあとあんず飴のじゃんけんにも勝って、2つのうち1つをレイ姉にあげた。

 縁日で食べ歩くと、どうしてすぐ満腹になるんだろう。
 食休みついでに、提灯の並ぶ中を歩く。
 「夏休み、終わらなければいいのにね」そういうレイ姉の横で暮れてきた空を見上げてたら、足がもつれて転んでしまったのは、他に誰にも見られてないといい。]

(14) 2019/09/02(Mon) 01時半頃

[誰にも、見られてないといい。]


【人】 双生児 オスカー

――回想――

……ただいま。
うん、ちょっと転んだ。
大丈夫、だいじょうぶだって。

[帰るなり、泥のついたズボンの膝小僧を指摘された。
 大丈夫だって、心配しすぎ。
 擦りむいた膝はお風呂で少し滲みたけど、それだけだ。
 夏休み最後の1日は、存分に遊んで、ゆっくり休んだ。]

(17) 2019/09/02(Mon) 02時頃

[時計の音がする。
昔買って貰った、目覚まし時計の音だ。]


 
[あたしの両親は娘の死を悲しがってくれた。
              ・・・・・・・
同時に、あたしが死んだことが恥ずかしかったみたいだ。
あたしは然程それを不自然におもわない。
お祭りで釣った金魚が、もし二日三日で死んじゃったら?
育て方が下手だったみたいで、あたしなら恥ずかしく思う。
だからね、そういうところ、家族だなと感じたんだ。

・・・・・・・     ・・・・
家族だけの時間を両親にはたっぷりもらった。
その間に、ひとりだけ、うちに来た人がいた。]
 


 
[あたしの両親は、あたしの死を、
『恥ずかしいから誰にも言おうとしなかった。』**]


【人】 双生児 オスカー

――朝――

[朝が来た。
 学校へ行く時間より少し遅く起きて、カーテンを開ける。
 焦りもしないし制服に着替えもしてない。
 そう、大多数の学生と違って、今日学校へは行かないのだ。
 登校中の学生ズを見下ろして湯悦に浸るつもりだった。

 のに。]

(18) 2019/09/02(Mon) 02時半頃

【人】 双生児 オスカー

え……?

[窓から見えたのは、法被姿で、陽に焼けた肌をてかてかさせた、町内会のおじさん達だった。
 さあ今日もこれから祭りの準備だと、威勢よく笑っている。]

(19) 2019/09/02(Mon) 02時半頃

【人】 双生児 オスカー

[慌ててスマホを見る。ロックを解除する。
 画面には、09/01の文字がはっきり映っていた。
 TVをつけても、ベッド脇のデジタル時計にも、日付のところだけ狂ったみたいに、9月1日だった。]

なん……、どうして……?

[もしかして、変な夢でも見てた?
 今日、今から本当の9月1日?
 なら、それでも別に構わないけど。
 あんまりに、あんまりにもリアルすぎた夢じゃないか?]

(20) 2019/09/02(Mon) 02時半頃

【人】 双生児 オスカー

[それからはっとして、膝を見た。
 あれが夢なら、転んでなんかいないはずだ。
 ベッドの中で膝を擦りむくほど、器用な寝相はしていない。
 そう思って、膝を見た。]

……――

[そこには擦れた傷と、情けない青痣が残っていた**]

(21) 2019/09/02(Mon) 02時半頃

なんで。

俺が、明日なんて来るなって、思ったから――?

[まさか。
 そんな簡単に天変地異が起きてたまるもんか。
 いや、もし起きるんなら、何回でも祈るけど。
 そんな超能力が自分にあるなら、明日が来ないことより、もっと別の願いを叶えたい**]


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2019/09/02(Mon) 03時頃


[カチリと音を立てるのはベッドの枕元に置いた目覚まし時計の音か。

朝を告げるベルがけたたましく鳴り出すほんの少し前に覚醒してしまう事がある。
早く目覚めたのならタイマーを切ってそのまま起き出せばいいものを、私は息を殺してじっと秒針が時を刻むのを見つめている。
一周ぐるりと円を描き切った後に、カチリと──ああこの音だ──短針と長針が定められた形に合わさり、そしてジリジリと無遠慮なベルが鳴り出すのだ。
起きろ、起きろと叫ぶように。]


[何もこんな時に──全身を炎で焼かれる己の姿を見つめながら頭の隅で思う。

明るい色に染めた柔らかな髪。ふんわりと自然なウェーブが出るように毎日こてで巻いてる。
嫌味にならない程度に形を整えて、ぴかぴかになるまで綺麗に磨いた爪。
睫毛がツンと上向くのはバイトで貯めたお金でマツエクしたからだ。
それなりに苦心して気を遣っていた。私の全部。

燃えて灰になるまでどのくらいの時間が必要だったろう]


[8月初旬。
私はSNSで援助交際を持ちかけて来たおじさんからお金を盗んで、ラブホから逃げる途中に幹線道路に飛び出した。

視界を灼く真っ白な光に驚いて立ち竦んだらそこは運悪く突っ込んで来たトラックの目の前。何を感じる暇もなく強い衝撃に襲われた。
ほんの一瞬の浮遊感の後に地面に打ち付けられた──所まで本当に憶えているのか、轢かれたと思った瞬間に受けた錯覚なのかもわからない。ただ、こめかみを酷く切ったらしく、そこから路面に広がる赤い水溜まりが不思議だった。
膜を張ったように急速に掠れて行く視界の隅に、脱出するトラックの運転手さんの姿が見えてああ良かった、と思ったのは確かだ。]


[横転したトラックは積み荷が悪かったのかガソリンが漏れ立ちたのか、黒煙を上げて燃え上がった。
結構な規模の事故だったし、その日は町中にサイレンが鳴り響いただろう。

昔流行ったらしい莫迦なネット小説みたいな終わり。
──幸いテレビや新聞に未成年の私を名指しで非難するような報道はされなかったが、人の口に戸は立てられない。

休みが明けたら、この事は学校中で噂になっているかもしれない
……だって、エミちゃん達が大きな声で言っているもの。

あの子はビッチだった、友達の彼氏も寝取るような女だった、って]


[カチリ。ああ、また時計の音がする。
今日こそベルの音が鳴る前に起き出して、アラームを止めてしまおう───

焼け爛れた手を緩慢に持ち上げる。
時計……あの目覚まし時計に責め立てられる前に止めてしまえたら、

そしたらきっと*気分良く目覚められるだろう*]


[エミちゃんからの通知を見て、息を呑んだ。
昨夜送られてきた文面と同じ。彼女もまた夏休み最後の9月1日を繰り返しているのだ。

私が願ったから?私を置いて次の季節へなど行かないでくれ、と
嗚呼、それなら、それだったら、なんて都合が良いのだろう───

喜悦が浮かび上がって、思わず口元を抑えた。
そうしないと哄笑が零れ落ちてしまいそう。

嗚呼なんて莫迦なエミちゃん、私に捕らわれた事も知らないで
まるで姉、ううん女王様気取りで私にそんな指図をして───

いいよ、大丈夫。今まで通りにあなたは私の女王様だ。
いくらだって見上げてあげるしいくらだって尊敬する。尻尾だって振るよ。

だから、私とずっとずっと一緒に居てくれるよね]


 
[  こんなに早く終わってしまうなら、
  うじうじと悩んでなんかいなければよかった。  ]


 
[ 「嫌われたくない」っていう、それだけだった。

  少しでも、イヤなことを思われたくなくて。

  引かれたくないとか、面倒がられたくないとか……

  それだけ。

  もっと好きになってもらう自信がないから、

  何も伝えられないだけになってしまった。     ]


 



[ 今さらこんな我儘……
  願ったってしかたないんだろうけど
  でも、気持ちくらい、伝えてみればよかった。  ]


 
[あたしは秋山先輩に届いた意味不明な文字化けメッセージのことを『自分でも知らずにいた』。]
 


[『もしこんな風にできていたら』

あたしという人間は死の間際
それを望んでいたように思う。

『願い川』『叶い橋』が
あたしの願いを叶えてくれたのだろうか。]


[あたしの死後、うちの冷房はフル稼働だった。
夏だから、温度をできるだけ下げていた。]


[そしてあたしが、振り返って、
颯成の手をとろうとしたことも]


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2019/09/02(Mon) 20時頃


[夏休みが始まったら?

どんなにあたしの死を両親が
恥ずかしがって隠そうとしたとして。

学校からあたしが突然いなくなることになれば
どんな言い訳も嘘も、きっと罷り通るまい。
きっと、誰しもに明らかになることだった。

あたしが死んだら…………]


[あのひとはこれから先いつかきっと
誰かにとられてしまう。

あたしが想いを一言も伝えられもしないうちに。**]


[まあ電波障害で納得出来ているのなら別にそれでいいのだけれど。
ずっとそれで説明付く筈無いよね。

己の内で渦巻く何かがゴウゴウと音を立てて燃え盛っている。
肉なんだか神経なんだか、それとも骨か。
焼き切れる痛みに包まれているようでいて、その奥から溶け出す浮遊感に浸かっているようでもあって。

己の頭の後ろからまた別の己がこの世界を覗いているようだ。
───誰がどの程度この事態に気付いているのだろうか。
気付いて、どんな風に思うのだろうか、と。]

じゃあいいか、ってならないかな。
皆一緒に此処にいようよ。

[ベストを掴んだ自分の手を見下ろす。桜色の爪、子供っぽくて小さいけど、それなりに形の良い指。
夏色に少し日焼けした肌。

焼け爛れて崩れ落ちたあの手には見えない。
嗚呼、このまま。このままがいい───誰も邪魔しないで]


【人】 双生児 オスカー

――自宅――

……確かめないと。

[今日がもし9月の1日なら、朝はオムレツとトーストだった。
 焦がさないようにって注意したパンはほとんど焼き目がついてなくって、ただの食パンの味がしたっけ。

 記憶を辿りながら、部屋を出る。
 控えめなバターと、牛乳の匂い。
 朝のニュース番組が、今年は一日長い夏休み最終日です、と言っていた。]

(87) 2019/09/02(Mon) 21時半頃

【人】 双生児 オスカー

[本格的に訳がわからない。
 "昨日"は"今じゃない"けど、"今"は"昨日"みたいだ。

 混乱の中で食べた朝食は味がわからなくて、ぼうっとして見えたのか体調を心配された。
 大丈夫、をまた重ねて、出かけてくるね、と外に出る。
 たった今心配されたばかりだからいい顔はあまりされなかったけど、このまま家でじっとしてるなんてできそうになかった。]

(88) 2019/09/02(Mon) 21時半頃

【人】 双生児 オスカー

[今がいつか確かめたいけど、どうしよう。
 とりあえず神社に行ってみようか。]

……学校だと、もしほんとは2日だったら、変に見えるかもしれないし。

[9月2日は、登校しないはずだった。
 もちろん1日にいることはおかしいことじゃないはずだけど、今日は1日の翌日のはず、なんだ。

 とはいえ途中まで同じになる道を、確かめるように歩き出す。
 昨日レイ姉に会った時間よりは早いから、今会わなくたって不思議じゃないけど、だとしたら昨日と違って朝から歩いてる今は、何月何日なんだろう*]

(89) 2019/09/02(Mon) 21時半頃

わっかんない……

[無意識に漏れたつぶやきが、どこに届くかなんて考える余裕もない。]


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2019/09/02(Mon) 21時半頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2019/09/02(Mon) 21時半頃


[昨日食べた串焼きの屋台の前で、「わっかんない」という颯成のつぶやきをきいた気がした。]

 ……颯成?

[近くまで来ているのだろうか。]


― 八月の回想(1) ―



 お母さん、なんか頭痛いんだけど……



[あたしは、あたまがずきずきずきずきずっと痛くて。
なんだかわからないけど、手がしびれてるような感じもあって。でもそれは錯覚かも。
心配しすぎかもしれないけど、でも頭がいたくて。

その時家にいたお母さんに相談してみたんだ。
けど、あたし頭痛がそれなりに多いほうだから、またあ?なんて感じで、薬のむ?ガマンする?といわれて、あたしは、ああ、そうか、『あたしのこらえ性がないだけだ』と判断して、我慢を選んだ。**]


――え?

[名前を呼ばれた気がして、立ち止まる。
 きょろきょろと辺りを見回しても、声の主が誰かはすぐにはわからない。]


[あたしは、あたまが痛かった影響か、なんだかわからないけど、とにかく、人との距離を聞き分けるのが難しかった。

あたしは、みんながあたしを生きているものと扱うから、あたしが生きていると思い
あたしは、あたしは確かに死んだという気が縺励※縺?k縺九i縲√≠縺溘@縺梧ュサ繧薙□縺ィ諤昴>

とにかく、『昨日お祭りに一緒に行った』とあたしが思い込んでいるはずの颯成の姿でも見て、今日が9月1日と、まずは確かめることから――]

 鬚ッ謌! 鬚ッ謌ー?


[自分の声が妙にボヤける。水の中に入っているみたいだ。]


 颯成ー!
 


【人】 双生児 オスカー

――神社そば――

[懸念に反して、どこからどこまでも、今日は9月2日ではないらしい。
 神社のあたりまできたって、制服を来て登校しようとする人はひとりもいない。

 きょろきょろと辺りを見回しても、何も代わった様子や人は見つからなかった。
 みんな今日が9月1日。日曜日だって何も疑っていない様子で、一日を過ごしているようだった。]

……俺がおかしいのかな、やっぱ。

[でも、あれは夢なんかじゃない。
 擦りむいた膝が、それを教えてくれてる。]

(117) 2019/09/02(Mon) 22時半頃

[あたしは、颯成の名前をよんでいる。
声が、出ているかどうかの判断がつかなくて、「いまはもしかして声なんて出てなかったん縺倥c縺ェ縺?°」と思ったから、二度三度とよんでみているまるで夢のなかにいるみたいだおきているのかねているのかわからないけれどあたしはたしかにここに居る

エアコンの効いた我が家に、「たった一人きてくれた」のは誰だったろう。()
あたしはあたしがはずかしいとおもわれているだけなのがこわくて誰か知っているひとをとおもっていたけれど叶ったんだっけ叶わ縺ェ縺九▲縺溘s縺?縺」縺


昨日掴んだ手のひらの柔らかさをおもいだす。]


[声が聞こえる気がするんだけど、うまく聞こえない。
 誰かが読んでる気がするんだけど、誰だかわからない。
 それが言葉なのかもわかんない。モゴモゴ言ってて、外国語ともどうも違う感じの、くぐもった音。
 そのくせ、『颯成』って呼ぶ声だけは、はっきりと聞こえた

 2回めの9月1日と合わせて、本当にとうとうおかしくなったみたいだ。]

ああ、もうっ!
誰なんだよぉ!!

[頭をぐしゃぐしゃに掻きむしりながら、癇癪任せに叫んだ。]


【人】 双生児 オスカー

[あまりに普通に進んでいく『9月1日』に、混乱してわけがわからなくて、ぐしゃぐしゃと頭を掻きむしった。
 何が起きてんだよ、いったい!

 うがーっ、と吠える1秒前だったと思う。
 おはよ、って言われたのは>>124。]

レ、イ姉。

[まさかこのタイミングで会うと思っていなかったから、びく、と肩が跳ねた。
 ……なんで、レイ姉がここにいるんだろ。
 朝、一回神社に来てたってこと、なのか?]

(128) 2019/09/02(Mon) 23時頃

[犬がおこって蜷?縺医k荳?豁ゥ謇句燕縺ョ繧医≧縺ェ荳肴ゥ溷ォ後◎縺?↑讒伜ュ舌↓鬩壹>縺ヲ縲√≠縺溘@縺ッ縺吶%縺礼岼繧貞、ァ縺阪¥縺励※縺?◆縲ゅ↑繧薙□窶ヲ窶ヲ?溘??2縲?遘偵⊇縺ゥ縺ョ髢薙r縺ィ縺」縺溘?]

 縺?s。お蟋峨■繧?s縺?縺代←。
 今からお祭いくの?譌ゥ縺??。

[逅?罰縺ッ縺ゅl縲∽サ翫@縺後◆蜃コ縺ヲ縺阪◆縺ー縺九j縺ョ縺ゅ◆縺励′險?縺医◆縺薙→縺ァ縺ッ縺ェ縺?¢縺ゥ窶ヲ窶ヲ螯吶↓鬘斐′縺薙o縺ー縺」縺ヲ縺?k縲ゅ@繧?≧縺後↑縺??ゆサ頑律繧、繝∵$繧峨¥貊醍ィス縺ァ縺ゅm縺笑い話でもしてやるか。]

 聞いてよ。
 あたし莉頑律蟄ヲ校陦後¥譌・縺九→縺翫bっててさー……

[喋るたび、水のなかでしゃべってるみたいでなんだかおかしい。耳がおかしいのかな……プールで水が耳に入った時のように、あたしは少し耳を気にした。]


[それは、無意識に出た音だった。]

ひ、

[恐怖と混乱が行き過ぎて、喉が引きつれるような音。]


【人】 双生児 オスカー

う、うん。
早いうちのが空いてるかもって思って。

[>>129それにしても準備中が目立つお祭りに来るのは早すぎるかもしれないけど、他に言い訳も思いつかなかった。
 本当のこと言っても、どうしようもないし。
 ただ、笑い話みたいに話されたその先の部分には、えっ、と驚いた声をつい返してしまった。]

学校……?
行くって、なんで。

今日、1日じゃん。

[周りの一般常識では、そういうことになっているらしい現実を投げかける。
 今日は9月1日らしい。今朝からの情報で、知った限りによると。
 けど。
 もしかして、と思った気持ちをそのまま、ちょっとふざけるみたいに、笑って聞いてみる。]

(136) 2019/09/02(Mon) 23時半頃

【人】 双生児 オスカー

それとも、"昨日"1日だったから――?

[膝小僧は、擦りむいてるけど今はきれいなズボンの内側だ。
 短パン履いてはしゃぐほど、もう子供じゃないって自負のつもり。
 そんなはずないかって言うみたいに、ノリで頭を振りながらカマをかけた。]

(137) 2019/09/02(Mon) 23時半頃

[そうやって笑っていても、頭の中はめちゃくちゃだ。
 さっきの気持ち悪い声がする。
 くぐもった、言葉なのかもわかんない音が、レイ姉のしゃべった言葉に重なるみたいに、二重に聞こえる。]

なん、何なんだよぉ、これ……!

やだ……

[振り払うみたいに頭を左右に振っても、消えてくれそうにはない。
 耳、耳だ、そう、耳を塞ぐ?
 いやでも、話してる途中に突然耳を塞ぐなんて変中の変じゃないか。
 浮かべた笑顔をがちがちに強張らせるくらいしか出来ずに、レイ姉を見ながら、半分固まっている。]


[ひ、という音の意味がわからなくて、あたしはまわりを軽く見まわした。何か驚くようなことがあったのかとおもった。すこしあたまがぼんやりしているから、なにか見落としたのかなとゆっくり視線をあっちとこっちとむこうへやった。]


[真顔になったのはもう一つ理由がある。()
颯成がなにかをこわがっているせいだ。]


 螟ァ荳亥、ォ?

[大丈夫?と聞いた。耳に水が入った時や耳鳴りで音が遠い時のようによく聞こえない。颯成が頭をふっている。虫でもいたのかな?虫、虫、虫、虫、陌ォ縲虫、陌ォ縲虫を探す。みつからなかった。ごめんね。]


[きょろきょろするレイ姉に、何でもないってもう一回首を振った。
 頭の中で鳴っている声の主を目で探そうとしたって無理だと思う。
 特に、レイ姉に聞こえてないんだとしたら。

 何でもないっていうのは、もうずいぶん無理がある言い分かもしれないけど。]


【人】 双生児 オスカー

なんだ、レイ姉もこんな時間からお祭りだったわけじゃん。

[今見てきたということは、神社の中を回ってたってことだ。
 お互い様じゃん、と同時に、なんで、って頭の中に浮かぶ。
 だって、本当に今日が昨日なら、レイ姉はもっと遅くに、午後、家の近くであの彼氏じゃないヒトと会って、それからここに来るはずなんじゃ。
 こっちが同じ行動を取らなかったから未来が変わった、にしては朝から縁日って、ちょっと理由がわからない。

 そうしたらもしかして、同じように何かを確かめに来た、って方が正しいんじゃないかって思ってからの、今日が学校だと思った発言だったから驚いたんだ。]

(147) 2019/09/03(Tue) 00時半頃

【人】 双生児 オスカー

オチの予測、っていうか、その。
えっとさ。

[頭がうまく回ってなくて、起きてることもよくわからなくて。
 けど、変にパズルのピースがハマるみたいに、頭の中で組み上がってきてしまった。
 それをどう説明したらいいか、言葉でうまく言える気がしなかったから。]

これ。

[ズボンの裾をたくし上げて、膝の辺りまでまくる。
 そこには、擦り傷と青痣がある。]

(148) 2019/09/03(Tue) 00時半頃

[相変わらず声は何を言ってるのかはわからない。
 わからないから怖いけど、さっきより落ち着けたのは、声が途切れて、目の前のレイ姉が何かを探すようなのを止めたからだ。
 何でもないって言ったのが、聞いたんだろうか。]

レイ姉、なの。

[声の内容も聞こえる理由もわかんないけど。
 こっちの訴えを聞いてくれるのがレイ姉で、声が重なってるのがレイ姉なら、可能性はそれくらいしかなかった。]


[言葉をうしなった。考える先から目玉の裏が思考につられて引っ張られているようなかんじがする。……]




 ………?


[あたしは宍井澪だ。
だから颯成の質問に黙って頷いていた。

あたしは鳥肌と同時に、難しいことや不安を思うよりも何よりも先に、ただシンプルに「ああ、――じゃあ、あたしの願いは叶っていた」と考える。]


 

[これがあたしにとって
唯一のやり直しの方法なのだろう。]
 


【人】 双生児 オスカー

え、

[唐突な声>>149がして、そのまま繰り返すみたいにレイ姉の視線の先を見た。
 ……制服? たぶん、夏呼西高の。
 ゲコ中の制服だったら、岸先輩だって気づけたんだろうけど。
 見慣れない高校の制服姿ではすぐにはわからなかった。

 でも、制服の人がいるってことはもしかして、あの人も。]

(152) 2019/09/03(Tue) 01時頃

 ………

 縺溘@縺九↓螟休みおわらなければって、……
 言った縺代←縺……

[()また自分の声がぼやけている。
腕を摩り、そこを強く手で握る。]


【人】 双生児 オスカー

[ただ、足の傷を見せていたらそれを確かめることもできやしない。
 レイ姉が傷を見て、息を呑む様子にこっちの視線も傷の方に戻した。]

そう。
昨日、転んだ時のだ。

俺が上ばっか見てて、こけて、レイ姉が手を伸ばしてくれて――

[間違いない、って思えた。
 今日は、本当の、本当に、2回めの9月1日だ。]

(154) 2019/09/03(Tue) 01時半頃

[喉が震えている。
涙をこらえる時のように苦しい。
この想いだけは、明瞭だ。]



 じゃあ………あたし……

 まだ諦めなくていいんだ……


[あたしの胸はそれでいっぱいになって
気付けば、小さく絞り出すような声になっていた。**]


【人】 双生児 オスカー

ねえ。
やっぱり、昨日は1日だった?
俺たち、かき氷食べたじゃん。あんず飴分けたじゃん。

おかしいのは、俺たち? それともカレンダー?

[確信が持てたら、あとはどんどん出てきた。
 早口でまくし立てるみたいに、レイ姉に詰め寄った。
 レイ姉が絶句して固まっているのにも気づかずに。]

(155) 2019/09/03(Tue) 01時半頃

[さっきまでの恐怖も何もかも忘れて。]


【人】 双生児 オスカー

俺も……

[そして、腕を擦るレイ姉の、独り言みたいな呟きに、矢継ぎ早な言葉も急ブレーキで止まった。
 だって、その思いは、あまりにも。]

俺も、夏休み終わんなければ、って、思ってた――

[あまりにも、覚えがありすぎる、思い。]

(158) 2019/09/03(Tue) 01時半頃

【人】 双生児 オスカー

ねえ、さっきの、さっきの女の人、追いかけに行こ。
制服着てたし、もしかしたら"同じ"かもしんない。

[今日が、今日が登校日だと思っていた彼女なら。
 もしかしたら2回めの9月1日の中にいる人かもしれないって、思ったから**]

(161) 2019/09/03(Tue) 01時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2019/09/03(Tue) 01時半頃


[己の身の内を焦がし燻り続ける炎を押し宥めながら祭りに浮かれた人いきれや石畳を行き交う下駄の立てる音に耳を傾けていた。
社の何処からか響くくぐもった水音…と言うには濁り切たノイズのように届いたそれにゆるりと眼を向ける。

生者の体に流れる血潮や息吹の持つ熱には程遠いただひたすらに冷たい何かが其処にあって。
嗚呼……これは、と焼け付いている癖に酷く冷えた心に一つ刻んだ。

此処には自分と同じようなものがいるんだ。

もう一つ、それに寄り添うような これは生者の気配に思える。

だって命の炎が暖かく周囲を照らしているように見えるもの。
たまたま、同じ社に足を踏み入れて距離が近付いた事でこの邂逅を察する事が出来たのだろう。

ノイズの内容までは耳にする事が出来なかった。]

ハ、ッハハハハ、ハハ!!なあんだよろしくやってんじゃん
素敵だね、ああ素敵ィ……いいねえ、そう言うのウラヤマ。


[死が二人を分かつまで、と言うけれど。
その死すらも乗り越える絆ってやつ。
私も欲したら手に入るだろうか?とクツクツと笑みを零した。
否、零れたものは笑みなどと言う柔らかなものではない、ただ煮えたぎるような何か。

自分の領分を侵さぬのであればあれは自分の預かり知らぬ事だ、と思っておけばいいのだろうか。

漏らした溜息が神聖な筈の境内の風を焦がす。
きっと屋台や何かの煙に紛れてしまうだろうけれど暫く焼け焦げたような匂いが風に混じっただろう。]


[その声がきこえたとき、あたしは一番最初に『怒っている』のだと判断した。
つぎに感じたのは、焦げ付くような熱さだ。
わらっているような音なのに、溶かした鉄みたいだった。
沸騰した金属のようなくせ、どうしようもなくひえている。

あんなにぐつぐつとはなすのに
その誰かは、とっくにもう手の施しようなく死んでいる。



新聞に死んだひとの名前が書かれる。
あの灰色の一覧をあたしは思い浮かべた。

あの笑う誰かは、いつ死んだのだろう。
熱した鉄はいつか冷えるもののように思っていたから
あのひとも、もしかして
つい最近、死んでしまったのだろうか?]


 
 鄒ィ縺セ縺励>……?

[分厚い濁った音があたしから発しているとも気づかないで、あたしはただ耳が聞こえにくいせいだと思いながら「うらやましい」と言われたことを上手く理解できなくて、音だけは鸚鵡返しになぞろうとしていた。

あたしの人生には、誰かを見てはそう思うことばかりがくっきり刻まれてきた。
秋山先輩を好きになってからは、いっそう深くなって、いたいほどだった。
もう終わった短い一生ながら、自分がどう、なんかより、誰かより劣るばかりの一生だ。

すこし童顔なところが可愛い先輩。頭がよくて泳ぎの上手い先輩。野球のうまい先輩。我慢せずに嫌いなものに悪態をつける人もきさくで明るい人も、こうと決めたらまっすぐに覚悟をきめて飛んでいけるあの子も。みんなみんな、あたしにとってはうらやましいものだった。]


[欲しいことがあるらしいことは分かるのに、その燃える鉄がどんなものを欲しがっているものが、じゃあどんな形の何なのか、あたしにはいまひとつ想像することができなかった。

あたしという未練ばかりの水たまりは、あの燃える鉄のように「あたらしくほしいもの」を思わない。

ここにあるのは、
「かつてほしかったもの」ばかりなのだから。**]


[社を離れる間際、ゴブリと何かが沸き上がるような音が追って来たような気がした。
問いを投げかけるような響きだった。
もしかしたらあちらも私の事感じ取れたのか、と考えながら町の中を歩く。

夏の終わりの、私の秘密が保たれたままの世界を過ごす。
其処に過ごす人々も一緒に閉じ込めて、そこから出さない。
これでいいじゃん、完璧なままで───9月1日を一度過ごした記憶のある彼らの方が異物なのだ。
此処から出たいの?どうして?ずっと夏休みのままで、お祭りで、受験とか挫折とか失恋とか、そんな苦しみも絶対にやって来ないのに。

受験勉強が無駄になっちゃうのは気の毒かな?
でもこれからは今日みたいにたくさん遊べる───エミちゃん達みたいにずっと受験生のまんまのつもりで勉強し続ける人達を尻目に。]


[ねえ楽しいじゃない、楽しいよ、そうしよう?
ッハハハ!大丈夫私がずっとずっと遊んであげるから。

それはとても甘くて優しくて魅力的な想像で、ああこう言うのをきっと甘美と言うのだろうな。
煮え立つ胸の奥がもっと沸き立つみたい。

ああ、でも……ほんの少しだけ、それでは得られないものがある、と囁く声がする。
胸に空いた穴からそれが忍び込んで来て煮えて元の形もわからないくらいに溶け出した私の真ん中にあるものを冷やすようだ。
そこから罅割れて脆く崩れてしまいそうで、燃え燻る掌で胸を押さえた。**]


【人】 双生児 オスカー

――神社――

俺たちも……か。そっか。
カレンダーだけだったら、みんな驚いてるってことだし。

[>>164それにしては、世界はあまりにも普通に「9月1日」すぎた。
 みんな笑って日曜日を満喫してる。
 誰もが今日を「9月2日」だと思っていたなら、変わらない日付がニュースになりそうだけど、TV番組は昨日見たものだった。
 苦しそうにわらうレイ姉を見て、少しだけ同じように笑えたのは、たぶん一人じゃなくなったから、かもしれない。
 ちょっとだけ落ち着いた気分だ。

 あの人を追いかける、で同意して、レイ姉とふたり歩き出した。]

(209) 2019/09/03(Tue) 19時頃

[もう、水の中でくぐもるような声だけでは、恐怖にとらわれない。
 その声の主が、おおよそあたりがついているからかもしれない。

 くぐもるような声、だけでは。]


[だから、そこにもうひとつ、ごぼごぼ煮えたぎるような声がしたのは、さっきの数倍驚いた。
 びくん、と大きく肩を跳ねさせて、思わずレイ姉に縋りつきそうになった。
 ぎりぎり密着するくらいで止められたのを褒めてほしいけど、誰にもわかるはずのない現状を誰も褒めちゃくれない。]

なっ、んだよぉ、よろしく?
そういうの……って、こういうの?

[頭の中に聞こえてくる声、っていうくらいだから、自分に向かって言ってるんだろうけど。
 よろしくやってるとか、ウラヤマしいとか、そういう風に言われることがすぐには思い浮かばなくて――
 一瞬の間のあと、レイ姉のことを見上げた。
 いやいや、姉と弟(みたいなもの)だし。無理あるし。
 そう思ったけど、照れ臭いしちょっと離れておいた。]


[そして、そのレイ姉が――いや、レイ姉っぽい"水"の声が、返事をするように頭の中で会話しようとしたのに、また驚いた。
 なんなんだ一体もう。
 そこの二人で話せるんなら、勝手に巻き込まないでほしい!]

何なの。
なんで、なんでさぁ、俺の頭ン中で話してんの……

[きもちわるい。きもちわるいきもちわるいきもちわるい。
 理解ができないことってこんなにきもちわるくて怖いってことを、身をもって知った気分だ。
 だからせめて、理解しようと聞いてみるけど。
 返事があったらあったで、やっぱりきもちわるいとは、思う気がする。]


【人】 双生児 オスカー

[そうして追いかけるうち、黒髪の女子高生のほうがこっちに気づいたみたいだった>>170。]

中学は……その。
今日って、9月1日、だし。

[ああ、やっぱり岸先輩――岸の姉ちゃんだ。
 と思う間もなく学校は、って聞かれて、一瞬詰まった。
 いや、ええと、"今日"行ってないのは普通、だよな?
 "明日"も行く予定はない>>18のだけど、それは今は、いいか。]

学校って今日からでしょ同盟。

[あっ、って声に続いて出てきたのは、変に長めのアライアンス。
 なんだその同盟、って思いながら繰り返したら、レイ姉>>184の復唱とまるきり重なった。]

(210) 2019/09/03(Tue) 19時頃

【人】 双生児 オスカー

[『今日は本来9月2日だと思う』。
 岸姉がレイ姉を見上げて言うのに、どきりとした。
 いや、もしかしたらそうかもって思って追いかけてはきたんだけど、こうも想像通りだと、ビビる。]

う、うん。
俺もそう思う。

9月1日、過ごした。

[ぐっと隣を見上げていた視線が、急に下がってこっちに来た。
 そのきっぱりとした言い切りに、若干気圧されつつ。
 レイ姉と一回顔を見合わせてから>>186、同盟員への加入を申請した**]

(211) 2019/09/03(Tue) 19時頃

オスカーは、レイ姉や岸姉が移動するなら、ついていくつもり**

2019/09/03(Tue) 19時頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2019/09/03(Tue) 19時頃


[隣に肩がくっついてきた。颯成も多分不安なんだろうとあたしは思った。どこからら聞こえてくる熱した鉄のような燃え滾る人の声におどろいたんだろう。()]

 
 あの莠コ縺ッ縺ュ、豁サんで繧九s縺?よ


[あの人はね、死んでるんだよ。
あたしは颯成を安心させようと声をかけた。耳がおかしくて自分の声は聞き取れなかった。見上げてくる颯成の目にあたしの顔はどんな風にうつったろう。おねえさんだから優しく隨代≧縺薙→縺悟?譚・縺溘°縺ェ?あたしには自分の顔を見ることはできない。ていうか……あたしの顔はどんな顔だったっけ。]


[――あたしはあたしの顔がわからないことを意識した途端、あたしの頭まるごとが、固まった黒い油か泥のように真っ黒になって零れそうになっていた。ほんの一瞬の妄想や幻覚みたいな出来事だった。

千早ちゃんと会うころには、まるで当たり前みたいにあたしの顔は戻っている。]


 頭縺ョ荳ュで、誰か話て繧の?

[あたしは、あたしが頭の中ではなしているうちの一人だと考えていなかったから、颯成がなにを怖がっているのか嫌がっているのか不安がっているのか不思議がっているのかがわからなかった。
ひょっとして、最初の9月1日、あの時手を取った時にこちら側にひっぱりこんでしまったんだろうか。颯成にはいきている人のあたたかさがある。まだ死んでいないはずなのに。]


 逵ゥ縺励>窶ヲ ……


[あたしは千早ちゃんとの会話の間ぶつぶつと周囲で誰かが囁き声でつぶやいているのを聞いていた。ぶつぶつした声はあたしの頭の周囲のあちこちから聞こえていて、とくに意味のなさない言葉なのかそれとも意味のある言葉なのかあたしには聞き分けられそうもなかった。そのぶつぶつした独り言のさざめきのひとつが自分から出てきているものだとは、あたしもおもわなかった。]


 縺?>縺ェ縺…… 縺ゥ縺?@縺ヲ縺ゅ◆縺励?………
 縺?>縺ェ縺…… 縺?>縺ェ縺……


[鳥居から参道を通り境内へと抜ける道に渦巻く風に酷く焼け焦げた匂いが混じる。

屍の肉を焼いているような、溶けた鉄を熱する炉のような、地中から溶け流れるマグマのような。
形容された言葉通りにも、またその何れでもないようにも感じられる熱に混じり、ぐらぐらと何かが煮え立つ音。

再び距離が近くなったのか、濃厚になった気配は社で寄り添う二つの存在に己を主張はしない。

ただ、どうしたって焦げ付いた匂いが漏れてしまう事と零れ落ちる不快な哄笑は抑えきれなかった
───二つに向けたものではなかったけれど。
それはクツクツと、ぐつぐつと、炎のようなそれ自身を絶え間なく自嘲し、灼いているのだ。]


【人】 双生児 オスカー

[>>222たとえ何回目であっても、今日は9月1日だ、というのはもう事実という受け止め方をしていた。
 そう思ってしまうほうが楽だった。
 普段から他人に乗っかって調子よく生きてきた、そんな流れ性分のせいで、思い込むのは簡単。]

岸も?
ってて!

[ここで言う岸とは、岸弟だ。
 竜太の響きに反応して、普段の呼び方が出ただけだけど、岸姉には紛らわしく、呼び捨てにされたみたいに感じたかも。
 そのせいか、こっちまでほっぺたをつねられた。
 痛い。痛いってことは、夢じゃない。]

(268) 2019/09/03(Tue) 23時頃

【人】 双生児 オスカー

なんだよーもー。
そんなに俺に触りたかったの?

[茶化してみるけど、あんまり声は楽しくならない。
 これでいて案外、まだ心底楽しむ気にはなれないくらい、ビビってる。]

(269) 2019/09/03(Tue) 23時頃

[夢じゃないなら、この声は何なんだろう。]

あの……は? し……だよ?

[気付けば、少しずつ水の声の方は聞き取れるようになってきていた。
 といっても、言ってることは相変わらずわからない。
 もしかしたら向こうが聞かせる気で言ってくれてるからかな、って思うのは、言い方がなんとなく、優しく感じたから。
 聞こえたぶんを繰り返したら、だんだんわかるようにならないかなって、そんなぐあいの探り探り。

 優しいって。こんな声に何言ってんだろって、思うけどさ。]


【人】 双生児 オスカー

[レイ姉はもう一日楽しんじゃおうか、って言うけど、それそのものは賛成だけど。]

……ほんとに、明日2日になるのかな。

[こんな状況早く抜け出したいから、なってほしいような気もする。
 ただ、ずっと遊んでられるなら、それはそれで悪くないよね、なんて思う。
 つまるとこ、どうなってるかわかれば安心できるんだけど、中高生の頭じゃ今のところ無理そうだ。
 どうしよう、っていう不安と、どうしようもない、っていう諦めが、一緒にやってきてた。]

(271) 2019/09/03(Tue) 23時頃

【人】 双生児 オスカー

[考えてるうち、だんだん人が増えてきた>>218
 追いかける目印にしたくらいだ、制服っていうのはそれだけで、登校の意思に見えるってことなんだと思う。]

あ、彼氏……じゃないヒト。

[その二人組が、はっきりと"昨日"見た二人だとわかって、それを示せるように名前を呼ぼうと思ったのだけど。
 名前を思い出すよりも前に、脳にインプットされた情報が先に出てきてしまった。
 向こうは名前を知ってるっぽいけど――昨日、名前言ったっけ?]

(272) 2019/09/03(Tue) 23時頃

【人】 双生児 オスカー

っ、わ。

[思い出したのが昨日の気楽なやり取りだった上に、突然聞こえた変な悲鳴>>254
 驚くと同時に、頭が真っ白になってしばらくぽかんとそっちを見ていた。
 ついでに、張り付くように残っていた不安が、少しどこか飛んでいった気がする。]

(275) 2019/09/03(Tue) 23時半頃

[聞こえにくかったのだろうか。()
耳がきこえないと、こんなにも話にくいものなんだ。


神社のにそそぐ日の光。
太陽はだんだん高くなってきていた。
神社の夏の色をした樹が作っている濃い影のなかで
あたしは出来るだけ注意深くもう一度繰り返した。
スローモーションのように声が濁る。]



 あのひとはね、しんでいるんだよ。


[セミが大声でないている。
屋台や枝、石畳がつよく陽を反射していてまぶしい。
あたしは颯成の肩に手をやって安心させてやろうとした。]


【人】 双生児 オスカー

[ぱち、ぱち、何度かまばたきをして正気を取り戻せば、岸姉たちはすっかりお祭りの方に向かっていってて、楽しそうに遊んでる。
 それを見たのか、独り言みたいな質問が聞こえた>>259。]

……わかんない。

[こっちじゃない方の岸は、一緒にバカやれる相手だけど。
 岸姉には岸が叱られてたみたいな記憶が強い。
 けど。]

俺もおみくじ、引いてこよっと!

[とにかく何か動きたくなって、二人のことを追いかけ神社に走っていった。
 もしかしたら岸姉たちも、うじうじしてるのが面倒になっただけ、かもね。]

(278) 2019/09/03(Tue) 23時半頃

[走り出したのは、もしかしたら、手を振り払いたかったからかもしれない。
 だって、そんな、何でもない、ふつうのことみたいに、そんな。]

しんでる、の。

なんで。

[レイ姉の手が肩に触れた瞬間、周りの全部の音がなくなったような気がした。
 まるで、世界全部が、このレイ姉の言葉を聞けって言ってるみたいだった。
 あのひとはしんでる。言葉の意味を呑み込みきるには少し大きくて、喉につっかかる。]


[なんでと理由を尋ねられても
あたしはただ颯成にすこし笑うだけでいた。

あの燃える誰かが死んだ理由を
あたしは答えられなかったからだ。]


[本当は音はなくなってなくって、蝉の声も風の音も、それに吹かれた木の葉の擦れる音もする。
 祭りの太鼓も聞こえ出したし、町内会のおじさんたちの話し声もする。
 だけど、レイ姉の声だけが、水の中みたいなくぐもりもなく、まっすぐに、はっきりと、聞こえた気がした。
 理由はわからない。
 でも、想像することはできた。]


……俺も、死んじゃうからかな。


[死んでる人の声が聞こえるなんて。
 ちょっと前なら、笑い飛ばしてジョーダンキツいって言ってたと思う。
 だけど今は、あんまり笑えない。]


[理屈はわかっても、覚悟はできてない。
 言葉にしたが最後、ぞくりと怖くなって、おみくじを引きに行った。
 神様の思し召しなら受け止められる気がしたのかも。]


【人】 双生児 オスカー

[引いたおみくじは、小吉だった。
 なんともコメントしがたい結果に、どうしたものかと思いながら眺めていたら、突然絶叫アンド泣き声(しかも女の子!)が聞こえてきて>>279、思わず手から落としてしまった。

 慌てて細い紙切れを拾う。]

(290) 2019/09/04(Wed) 00時頃

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