人狼議事


224 Cнег дьявол〜凍ったケツ村〜

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視点:


【人】 お針子 ジリヤ

― 厨房 ―

林檎のシャルロートカ、素敵!
え…転んで。…ええと、大したことないのよ?

[告げられたケーキの名前に表情は明るくなる。>>0:108
が、引きずる足を指摘されて言葉が詰まる。「転んだ?」という問いかけを否定しようとするが、嘘は付けない。ケイトを心配させまいと弁明しようとする。大丈夫だと証明するように、くるりとその場で回ってみせて、 ぐきっ。]

……!

[声にもならない、悲鳴。
美味しい匂いについ我を忘れてしまったが。勿論、痛みは消えた訳ではなかった。促されるままに椅子に座り、おずおずと足を差し出した。大人しく手当を受ける。*]

(1) 2015/05/25(Mon) 01時頃

[────己の、正体にも。]*


お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2015/05/25(Mon) 01時半頃


[  ────本当に?  ]


【人】 お針子 ジリヤ

― 厨房 ―

[一見、しっかりしているように見えて、うっかりなところがあるとは知っている。例えば返す筈の本を忘れて来たりね。けれどもそれ以上にドジなわたし。
ケイトは一緒に宿屋を手伝う仲間。仕事ではケイトには頼ってばかり。わたしの方が年上だというのに情けない。]

えへへ〜、ごめんね。
ケイトにはいつもお世話になってばかりだね。

[へりゃりと眉を垂らした。謝罪する声も弱々しい。
手当が終えれば具合を確かめる様に立ち上がって、とんとん。靴の踵で音を鳴らす。]

ち…ょっと、痛むけど大分マシになったよ。…ありがとう。
…そういえば、もちろんケイトはあしたのお祭りには参加するんだよね?

(12) 2015/05/25(Mon) 08時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

明日のお祭りが楽しみだね?
きっと今年もヴェスが素敵なランタンを作ってくれる。それに、ケイトのお菓子も楽しみ。

…ねえ、明日はどんなドレスを着ていくつもりなの…?

[その後、ふたりでポルックのボルシチを食べただろうか。今度はふにゃりと柔らかい笑みを浮かべた。**]

(13) 2015/05/25(Mon) 08時半頃

お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2015/05/25(Mon) 12時半頃


お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2015/05/25(Mon) 22時半頃


【人】 お針子 ジリヤ

― 回想/宿屋、ケイトと ―

[怒られた子供のように眉を寄せてしゅんとうつむいてしまう。ケイトにも笑われてしまった。>>24
「お祭りで歩けなかったら嫌でしょう?」と聞けば勢い良く顔を上げて小さく叫ぶ。]

うん…、明日のお祭りで歩けないのは嫌!
明日は…シメオンと回る、約束をしてるの。酷くならない様に気をつけるわ。

[にこり、と笑って。]

ねえ、知ってた?
シメオンと…そう、アランさんが帰って来てるのよ!
お客様はアランさんだったの。うん、おにいちゃんに料理を届けてあげて。
もうひとりのお客様はヨアヒムさまと言って、お肉が食べたいみたいだったわ。

ふふっ、
大好きな人達が、ふたりも帰って来るなんて嬉しい。

(74) 2015/05/25(Mon) 23時頃

【人】 お針子 ジリヤ

[お祭りには何を着て行こうか。なんて、年頃の娘たちらしい話に花を咲かせながら。
ケイトの叔父さん特製のボルシチを二人で食べた。ホッとする優しい味、上に乗ったサワークリームの爽やかな酸味も食欲をそそる。焼きたてのお菓子も美味しくてぺろりと平らげてしまった。*]

(75) 2015/05/25(Mon) 23時頃

【人】 お針子 ジリヤ

― 夜、暖炉の前で ―

[しんしん、と、物言わぬ世界に、確かに響き渡る音。暖炉ではパチパチと音をたてて薪がはぜて、部屋には暖かい空気が満ちている。
暖かさを横顔に感じながら、常に形を変え続ける炎を横目に、肘掛け椅子に腰を下ろす。]

[シメオンのもとを立ち去る間際、彼は言った。「あの子」にもよろしく、と。
それに、わたしは返事が出来なかった。今や「あの子」の話しを他人にすることはない。彼女への手紙は書き続けている。炎が爆ぜる音を伴奏にお友達の好きな歌を口ずさんだ。]

雪の降る夜は 楽しいペチカ ペチカ燃えろよ お話しましょ
昔 昔よ 燃えろよペチカ 〜

[もう時間がないのだ。わたしは布と布を縫い合わせていく。
白い布と紫の糸それらが針と共に踊るとき、そこには鮮やかなすみれ色のドレスが仕上がっているはず。]

(77) 2015/05/25(Mon) 23時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

[わたしは針子。自信の為に服は仕立てない。
このドレスは、あの子の為の。]

どうしてかしら。ケイトは自信のないように見えるの。
ケイトは、優しくて、かわいい。素敵な女の子なのに。

[わたしは見逃さなかった。シメオンの名前を口にした際に僅かに顰められた少女の眉を。
仕立ての終わってないドレスを手に取った。ずっと前に出来上がる筈が随分と遅れてしまった。今更だろうか、押し付けがましくはないだろうか。ぎゅっと、胸の辺りで抱きしめる。]

ねえ、A。
ケイトは喜んでくれると思う…?

[寒さの為ではない、震える声で訊ねた。返事は、ない。*]

(78) 2015/05/25(Mon) 23時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

「前にお話していた、ケイトに贈るつもりのドレスは完成しました。ただ、彼女へ渡す勇気が出ません。
今日は待ちに待ったお祭りの日。
角灯が冬の夜を美しく飾るのでしょう。お祭りで並ぶお料理やお菓子も楽しみです。それにね、大好きな人達が帰って来たんです。今年のお祭りは一段と賑やかになりそう。

貴女もお祭りに行けたら良いのに。」

(83) 2015/05/26(Tue) 00時頃

【人】 お針子 ジリヤ

― 翌朝 ―

[何時もの決まり文句で締めくくり、筆を置く。書き終えた手紙は白い封筒へと入れる。
わたしは机の中を開く。中から出てきたのは、古びた手紙の束だ。どの手紙にもお友達があて先に書かれ、差出人にはわたしの名前がある。幾通ものまっしろな手紙たち、それらは全て、消印は押されていない。切手どころか、宛先すら書かれていない。
出せない手紙の束が幾通も積み重なるばかり。*]

(84) 2015/05/26(Tue) 00時頃

【人】 お針子 ジリヤ

― ドロシアの店 ―

[ドロシアは祭りの会場へ出掛けた後だろうか。
(受付は終了してるとは知らず、)昨日の内に頼んだ洋服を取りに行った。あくまでも、会場へ寄るついでを装って。
昨日の今日、洗濯は終わっていなくても仕方がない。事情も話せず、祭りに間に合わせて欲しいと図々しくお願いは出来なかった。]

[コン、コン。と扉を叩く。**]

(85) 2015/05/26(Tue) 00時頃

お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2015/05/26(Tue) 00時頃


  『 嘘吐き。 』


  『 わたしよ。 』


[カラカラ、と、頭の奥深いところで何かが回る音がする。
見開かれた菫色の瞳は、確かに目の前の青年を捉えていた。

否。目の前の青年の、瞳のもっと奥の奥。


ねぇ、わたしよ。
遠くて近い声が鳴く。まるきり別人の思考が割り込んだように、少女の意識は完全に停止する。

わたしよ。わかるでしょう?

カラ、カラ、カラ。
ああ、滑車が回るような何て耳障りな音。
彼が答えてくれたなら、この不快から抜け出せるんだろうか。
明滅する意識の底で、少女の知らない獣が息をする。急かすように。

はやく。はやく。]*



[ 目蓋の裏側に直接破片が混じったような冷たさを痛覚として認識する。

せり上がる唾液を嚥下することも忘れて、唯々魅入る。
戸惑いの種を摘み上げた唇はゆぅるりと弧を描き、吐息混じりに音もなくひとこと「囁く」だろう。 ]

  『 あぁ───…見つけた。 』


[潜り込む異分子。
内側から侵食しては脳を巣食う正体に気付けた者を知らない。

何故なら、真実に気付く前に、人は皆───]


  [ 凍らせてしまうのだから。 ]



[くすり。


喉奥で声は嗤う。
唇は動いていない。ただ息をするように滑らかに紡ぐ。]

     『 誰に見て欲しい? 』

  『 誰に気付いて欲しい? 』


  『「キミ」の望むままに。』



[ 何が「変わった」というのか、

この男は自覚していないのだけど。]


[それはまるで、いつも通りを望むように。]*


【人】 お針子 ジリヤ

― 祭りの広場 ―

[さて、昨日はケイトにどんなドレスを着るのか訊ねてみたけれど。
わたしは言うと… 

お洒落よりも食い気だった。シャルロートカを昨日も食べたのに今日もぱくぱく。]

(101) 2015/05/26(Tue) 02時頃

【人】 お針子 ジリヤ

[昨日だって――。こっそりお皿の端に乗せられた焼き立てのお菓子に。>>24
「え、良いの?お祭りの為に焼いたのでしょう?」驚いた様に目を瞬かせて。質問はするものの、シャルロートカから目を離さなかった。
水色の瞳は、キラキラと輝く。大きく口を開けて食べれば、口の中いっぱいに広がる甘さ。]

っ、美味しい。やっぱり、ケイトのお菓子は世界一ね!

[おかげで笑顔までとろける。何時もの様に素直に感想を告げる。]

(102) 2015/05/26(Tue) 02時頃

【人】 お針子 ジリヤ

[彼女の作るお菓子が好きで。勿論、本人のことも大好きで。
怪我の心配をしてくれて、今もこうして皆に内緒に明日のケーキを味見させてくれた。不思議と、甘やかされてる気分になる。
くすり、くすり、その後の少女達のお喋りでも笑い声が零れた。楽しげで、くすぐったげな笑い声。]

(103) 2015/05/26(Tue) 02時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

[ケーキを食べながら会場を見渡す。折角の祭りだ、普段は眠ってばかりのあの男も来ているかもしれなかった。
シメオンと同い年で、わたしとも歳が近かった。男の口先だけなところが好きになれず、こどものわたしは邪険な態度を取ってしまうこともしばしばあった。
珍しく外出しているところを見つけては、「ねえ、何時までご両親に甘えてるつもりなの?」「貴方も働きなさいよ。」なんて、口煩く言ってしまうことも。
けれど、そんな男に呆れても不思議と距離を取らなかった。もし、男が嫌がる素振りを見せようが、お節介を焼くのを止めようとはしなかった。]

(104) 2015/05/26(Tue) 02時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

[もし、リーの姿を見つけたなら、]

貴方もお祭りの時は起きてるのね。
普段から起きていたら、どう?

[一応、起きている姿は見かけるのだが。ぼーっとしてるだけなら眠っているのと大して変わらない。
尤も、それも思考に耽っているらしい。そう宣われた時は、「何時になったらその思考をお披露目してくれるの?」と将来の大物に返しただろう。]

(105) 2015/05/26(Tue) 02時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

[腕には籠をぶら下げている。紫色のドレスを忍ばせて。
まだ、シメオンとケイトには気が付いていない。**]

(106) 2015/05/26(Tue) 02時半頃

お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2015/05/26(Tue) 02時半頃


  『 あぁ───…見つけた。 』




[カラン。……カチ、リ]


[音を介さない囁きが、そろりと風に乗った。
鼓膜では無い場所から脳の深く深いところまで、届く。

カチ。カチリ。空回りする歯車が、確かに噛み合う音。深めに被ったプラトークの陰で、停滞した意識が戻る寸前に、少女は確かに──微笑んだ。

誰に見せた事もない、愉悦と欲に濡れた瞳で艶然と。]


  『 はじまりは、今夜 』

 

     『 誰に見せたい? 』

  『 誰に気付かせたい? 』


  『「あなた」の望み通りに。』


  『 今夜、始めてしまおうか。 』



[人の負の感情を媒介にして獣は嗤う。
ゆっくりとではあるが確実に人の身体に染み込んでは、記憶さえも支配しようと喰らう。

手始めに誰から魂を引き取ってしまおうか。

幼馴染でも、師匠でも、誰だって構わないのだけど。

人が集まる場所といえば───…]

  『 料理は得意? 』

[肉体は離れた場所ではあるが、一度確認することは出来たから囁きは届くのではないかと。

万が一、届かなくとも問題はない。
身に纏う冷気が伝えてくれる。

今夜は荒れる。]


  『「キミ」の料理が食べたいな。』*


【人】 お針子 ジリヤ

― 回想、リーと ―

[返事もせず、ケーキを口に運んでモグモグと咀嚼する。代わりに、「本当かしら?」と訝しげに見つめた。
ごくりと飲み込んだあと、行儀悪くもフォークでリーを差しながら、>>117]

まあね。こんなに美味しいなご馳走…、ううん。素敵な夜を見逃すなんて、損よ。貴方はどうせ女の子目当てなんでしょう?
働かないんじゃ、村の女の子は引っ掛からないわよ。

[こどもの頃から変わらず色気のない、食い意地の張ったそれ。誤摩化すように肩を竦めてみせるも。]

…恩返し、ね。本当に何時になるのかしら。

[呆れた口調ながらも柔らかく笑った。]

(132) 2015/05/26(Tue) 22時頃

【人】 お針子 ジリヤ

[皿の上が綺麗になればテーブルに引き返そうとして、踵を返す。
その前に。首だけを回し肩越しに振り返って、小さく口を開く。]

ねえ、ピロシキも良いけど、シャルロートカもとっても美味しいんだから!

[いつもの、お節介。フォークに刺さった最後の一口を押し付けようとした。リーの口の周りをクリームで汚すことに成功すれば、にんまり。]

折角来たんだもの。お祭り、楽しんでね?

[悪戯めいた笑みを浮かべて、ひらひらと手を振った。*]

(133) 2015/05/26(Tue) 22時頃

【人】 お針子 ジリヤ

― 現在 ―

[ひそひそ、と。村人達の囁き合う声が耳に入ってくる。
『―――今夜は吹雪くかもしれんな』『祭りの日に、縁起が悪い――――』
ちらちらと視界を掠める、白いもの。
頬にふれた冷たい感触にわたしは頭上を仰ぐ。重くのしかかるような灰色の雲から舞い落ちる。風によって攫われた粉雪が目線の先で踊った。吹き荒れる風に粉雪が凶暴な吹雪へと変わってしまうのも時間の問題だろう。
『雪鬼が来なければいいが―――』
拾い上げた言葉をきっかけにこの地方に伝わる伝承を思い出した。]

…ただの、お伽噺よ。見えも、触れもしない存在なんて……。

[信じられないと言いかけて、止めた。わたしの独り言は雑踏に紛れる。]

(135) 2015/05/26(Tue) 22時頃

【人】 お針子 ジリヤ

[夜。なのに、騒がしく明るい。ランタンから溢れる蝋燭が柔らかな色彩を散らし広場を灯している。そしてそれらの前を大勢の人間が行き交う。そう今日は待ちに待ったお祭りの日。たくさんの声。臭い。色。騒音。すべてが混じって――、ふと、何処かを彷徨うように漂っていた目線が、吸い寄せられるように一点に留まる、
この人混みのなかでも、中でも一際目を引く存在から目を離せない。
向かい合う二つの人影――、片やは変わらぬ様子で。もう一人は、長い睫に縁取られた、美しい、ヴァイオレット。白い頬も、艶やかな唇も、魅力的な少女。たくさんの人が居るというのに、少女の姿は鮮明に浮かび上がって。
その瞬間、あんなにも騒がしい揺れのざわめきも消えて、音を、失った。]

[吹き込む風にふるりと身体を震わせる。頬を撫でる冷気が突き刺すような痛みをも連れてきた。]

(136) 2015/05/26(Tue) 22時頃

【人】 お針子 ジリヤ

[また、遠くなった。]

(137) 2015/05/26(Tue) 22時頃

【人】 お針子 ジリヤ

― 回想/朝方、ドロテアの店 ―

[ドロテアの返事に淡い期待が急速に萎んでいく。>>125
聞こえて来た謝罪に直ぐに首を振り、慌てて笑顔を作った。]

そうですか…。いえ、お祭りに行くついでだった、ので。
お天気ばかりは、どうしようもないですもんね。

[着ていくお洋服がないとは言えない。
お気に入りの洋服だったから。それを着てお祭りに出掛けようと思っていた。金銭的な余裕がないせいもあり、持っている洋服の数も少なくて。
普段、服装なんて気にしない。久しぶりに幼馴染みとお祭りに行くだけだというのに。]

…ドロテアさんは、むかしのお祭り。…結婚される前は、お祭りにどんな風に参加してらしたんですか…?

[首を傾げるドロテアをじっと見つめる。彼女の若い頃が気になって、ちょっとだけ。話しを聞かせて欲しいとねだった。*]

(145) 2015/05/26(Tue) 22時半頃

お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2015/05/26(Tue) 22時半頃


 だから、作るの。「あなた」と「わたし」で。 


【人】 お針子 ジリヤ

― 現在/祭りの広場 ―

[たかだか、数十メートルの距離。
此処から声をあげれば気が付いて貰えるだろう。だけど、そういう問題じゃないんだ。わたしは、そこには、いない。行き交う人々の影が邪魔してケイトの表情は見えなかった。立ち去るケイトが視界の端に捉える。シメオンはその場に残されて。
足が竦む。どちらに駆け寄るべきか、立ち尽くしてしまう。
約束を忘れた訳ではなかった。わたしは、またシメオンと一緒に祭りを回れるのを楽しみにしていて。]

(158) 2015/05/26(Tue) 23時頃

【人】 お針子 ジリヤ

[あの日も、村全体が幻想的な光に溢れていて、
誰もが外へ出て、わたしのあしも浮き足立っていたの。
手には、ランタン。花を象ったもの、鳥を象ったもの、丸いもの、四角いの。
装飾的な鉄の持ち手に、煌びやかな硝子に目をきらきらと輝かせて、
そばのシメオンにそっとささやいた。
「ね、きれいだね。」
くす、くす。くすぐったげな、笑い声。嬉しくって、しかたがない、という感じ。]

(159) 2015/05/26(Tue) 23時頃

【人】 お針子 ジリヤ

[触れて、握って。引っ張って。ぐぃ、と手を引きながら歩いていく。
ランタンの光は、仄かに橙がかって、暖かみのあるひかり。
柔らかで、時々強まったり弱まったりする光は、わたしたちの夜道をあかるく指し示して。
「ね、たのしいね。あの子もつれて来れたらよかった。」
内緒話でもするみたいに、かおを突き合わせて。ランタンに照らされる、ふたりの顔。
くすり、くすり、「あのね、しめおん」――。]

(161) 2015/05/26(Tue) 23時頃

【人】 お針子 ジリヤ

[……子供の頃のように、ランタンを片手に一緒に夜道を歩けたならどれだけ楽しいだろう、と。
昔みたいに戻れるのではないか、と。

そんなの無理に決まってるのにね。
今と昔、変わらないものなんてない。]

[わたしは悩んだ末に走り出した、会場の外に向って。
吹雪が酷くなってしまう前にあの子を迎えにいけたなら。**]

(163) 2015/05/26(Tue) 23時半頃

  『 さて。「キミ」が行かないなら「僕」が行ってこようか。 』

[ 外は吹雪いてきている。

檻の中に閉じ込める準備は整いつつあるのだ。
だが、同時にここには人が多い。
見つからないように人を欺き、狡猾に操るにはどうすれば良いだろうと。

人間にも人間で時たま獣らに惹かれてしまうような者はいたけれど。

宴の始まりは自分達の手というのも一興。]

  『 さて。どうする。 いい案はあるかな。 』

[侵食は進みつつある。
こうして媒体の意識が覚醒しているのに、囁ける程度には。]


お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2015/05/26(Tue) 23時半頃


【人】 お針子 ジリヤ

― 回想/ドロテアの店 ―

[あの人と一緒になってから、と聞けば好奇心が頭をもたげる。>>151
ドロテアの口から夫について詳しく聞いたことがなかったから。]

あの人と、一緒…、それって、もしかして……。
…旦那さんと、一緒にお祭りに行ったんですか……?

[そう言って、話しを促す。
ドロテアの話しに興味深そうに耳を傾けていた。聞いてるこちらも胸の辺りが暖かくなりそうな、幸せそうな記憶。ふふって、思わず笑みが零れる。
かつて、ドロテアもひとりの男性と約束をしたこと。また、その人と会う為に着飾ったという話しに、いまの自分と重ね合わせた。]

ドロテアさんも、そんな気持ちになったんですね…。
お洒落、したいって…。

[ワンピースを来たドロテアは綺麗だったのだろう。
彼女がまだ少女だった頃を想像してみる。]

(184) 2015/05/27(Wed) 00時頃

【人】 お針子 ジリヤ

…え。良いんですか?
でも、ドロテアさんの大事なワンピースなんでしょう…?

[突然の申し出には吃驚してしまった。>>152
着ていくお洋服がない、と思っていたから。ドロテアの提案はとても魅力的だった。けれども、話しを聞いていて、そのワンピースはドロテアの思い出のワンピースに思えて。
夕方頃であれば預けた様服は乾く。ただ、時間も場所も決めていない約束に間に合うかどうか分からなくて。こころは、ゆれていた。*]

(185) 2015/05/27(Wed) 00時頃

お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2015/05/27(Wed) 00時頃


─???─
 

 『 料理は得意? 』


  (ああ、そうだ、ごはんを作らなきゃ。……どうして、だっけ)


  『 「キミ」の作った料理が食べたいな。 』


  (そうだ。そう。あのひとが望んだから。私の作った、料理…私の…わたし、の。)

[知っている誰かの知らない声が、麻薬のように脳の芯を犯している。
甘ったるい倒錯感が少女の意識を曖昧にする。頭の中の誰かと自分が、じわり、と、混じり合う感覚。
彼の問いに、答えなくちゃ、ならない。]


  『 「あなた」は誰がいい?
  大切な先生かしら。久しぶりに会ったお友達?──ああ、それとも 』


  『 あの、雪の妖精みたいな、幼馴染? 』


──────ッ。だ、め!


[赤い紅い微睡みの中、唐突に少女の意識が浮上する。
ここは?
一体なにをしてるの、私。
今の声は、だれ。

溢れるように割り込んだ思考に、脳は勝手に混乱する。足がガクガクと震え、制御の利かない少女の身体はその場に膝をついた。

咄嗟に視線を巡らす。
知っているはずの叔父の家なのに、そこが何処なのか認識出来ない。
ただ、一つだけはっきりしている事実がある。目の前に、その叔父が居て。────伸びたその両手が、指が、自分の頸を締め上げている、という事だ。]


お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2015/05/27(Wed) 00時半頃


  ────っ、お、じ、…さ…

[ひゅう、と喉が鳴る。息が出来ない。
力の抜けた手から、からん、と何かが落ちた。つられるように視線が床に落ちると、転がっているのは肉切り包丁だ。どうして。どうして、こんなもの。]

  『すまない…ケイト、兄さん、すまない…!』

[泣きながら叔父が両手に力を込める。
ぐ、と喉笛が押し潰される。声なんて出る筈無い。次第に細くなる意識に、パルックの泣き声だけがいやにはっきりと届く。

殺さなきゃいけないんだ。
雪鬼《スニェク・ディアボル》は、殺さなきゃ、いけないんだ。そう。]

  (ちがう。わたし、雪鬼なんかじゃ。)

[じゃあ、何故?
肉切り包丁で何をする気だった?ぐるぐると回る視界に、歯車の音。
どんどん遠くなる意識の中、ふいに脳裏を過ぎった何か。陽光を跳ね返す、金の、柔らかな──]




  ────……す、けて、

        …シ………オン……

[ぶつん。]**


【人】 お針子 ジリヤ

[結局、天秤は片方へと傾いて。]

…ワンピース、お借りしますね。

[許可を貰ってその場で着替えをし始めた。注意を払って着替えたが、身体に残った古傷が見え隠れしたかもしれなかった。
不自然な場所に痣があるという噂が一部の村人達の間で流れていた事が過去にあった。男達にも勝るとも劣らないお転婆な少女だったから直ぐにその噂は忘れられた。**]

(206) 2015/05/27(Wed) 01時頃

お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2015/05/27(Wed) 01時頃



[ いつだって、何にだって。

自分は、一番には、なれない。

足を突き動かす衝動の名前は分からない。
ただ、何かに誘われるようにしたつま先を差し出していた。

唇は閉ざしている。
運が良かったのか、周囲に人影は無い。

けれど、鼓膜を揺らす囁きは聞こえる。]



  たいせつな、せんせい。

  ひさしぶりにあった、おともだち。


[ 幼い子供のように囁きに倣って繰り返す。

誰だ。それは。何だ。それは。

俺は、「 あの、雪の妖精みたいな、幼馴染? 」]




  ──────ぁ。

[ ぐらり。


逆流する世界に落ちていく。 

背筋を這うのは爛れた掌。
氷のように冷えた指先が思考を凍てつかせていく。

まるで硝子のように。
破片のような鋭さを持った眼差しは思考を停止させる。]


[ 口角が、一人でに上がった。 ]



  パルックさん…何して…ッ!

[絞り出したような声を放つと同時に地を蹴る。
捨て身の攻撃で身体ごとぶつかれば二人で縺れ合うように倒れ込んだ。

肉切り包丁は自分の後ろ手にある。
動揺したパルックを宥めるように声色は穏やかだ。]

  ケイトが雪鬼《スニェク・ディアボル》な訳ないじゃないか…!

  落ち着いてよ、パルックさん!

[何かの間違いだ。
そう訴える。
男の表情はきっと見えない。
ただ、温度の無い双眸が、見下ろす先にあるのは二つの双丘。

パルックが何か喚いている。
だから貴方を落ち着かせてあげる為に、囁く。]


  『 「よく見て。誰が────雪鬼《スニェク・ディアボル》か。 」』


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