人狼議事


204 Rosey Snow-蟹薔薇村

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視点:


何処か
胃袋とも違う何処かが飢えている 

その欲は対象を持たず
具現化されないことで
餓えの凶暴化は未然に封じられ


[まだ、ごまかせている。
 まだ、だいじょうぶ。

 けれど、それもいつまでもつかわからない。

 こうして食事をしていてもどこか飢えている。

 渇いている。

 それを癒すものを本能は知っているけれど、まだ、抑えられている]



 ……まだ、大丈夫。

[ぽつり、言い聞かせる言葉が零れ落ちる]


………………?
あれ 人間だけじゃないんだ…………


一箇所に集まっちゃいけないって
言われてるのに…………あれ




[思考の何処か 何かに 自分の思考ではない何か]

 


[不意に、自分のではない音が聞こえた]

 ……あれ?
 聞こえてる人がいる……?

 ――どうしよう、あつまっちゃ、いけないのにね。

[知らないような、聞いたことのあるような、音。

 人間、という響きに、先ほど考えていた少年を思いうかべた]


【人】 鳥使い フィリップ

 …………食事 してないの??

[寝わらのところに 保護者がくれば
 保護者が兎も持たず 食事もとっていないと知れば
 彼は声に 微か呆れ含ませ 声を出す

 けれど それは邪険にする色合いはなく
 実際すぐに動いて
 雪の中にしまい直した
 毛皮に包んだ 兎の肉を取り出す]


 ………………二人分 もつかな?

[食事的な問題だけじゃなく
 肉食獣の本能に見合う食事
 干されていない肉 ……もう一羽 
 予備を探すべきだったか 過去に軽く後悔しつつ]

(5) 2014/11/15(Sat) 10時半頃

 …………人じゃないよ
 人は言葉を交わさずに思考をかわせない


 今更外にでても凍死するだけだからーー精々
 息を潜めて狩られないようにするしか…………

 飢えたりしていない?
 生け捕りは用意出来ないけど
 生肉ならーー…………少しだけ


【人】 鳥使い フィリップ

 上…………いかないよ
 ああ そうだ 言わなきゃいけないことがあったんだ

 自称狼がいた 
 ニコラって言う名前のーー狼と言うより
 犬みたいだったけど
 …………彼が本当に狼なら 
 ノックスと言う髪も肌も淡い人が保護者
 トレイルって言う 瞳の色深い静かな人が一緒に旅してる

 俺は だから 上にはいけない
 出来るだけ 集まらない方がいい のでしょう?

[念には念を込めて 獣は距離を置く
 母親も 彼女の話では父親も 先祖返りの如く
 衝動が強く その一人息子の自分は 凍死を免れるため
 けれど 厄介ごとも起こさないため 息を潜める
 ふるふる と首を横に振って]

(6) 2014/11/15(Sat) 11時頃

 ……人の振りをしとかないと、ごまかせないから。

 でも、そうだね……こんな、やりとり、人とはできない。


 一緒にいるドナルドたちにも聞こえないのに、君には聞こえるんだね。

 生肉は、下手に食べるとがまんできなくなる。
 人の食事でごまかしてるから、

 まだ、大丈夫。


[いろんなことに興味を持つのは、一つのことに熱中してしまうと危険だから。

 あちらこちら首を突っ込んで、
 いろんな人と当たり障りなく会話して。

 通り過ぎるだけにしておけば、抑えたものがでてくることもない。

 
 けれど――それは通り過ぎることができればの話で]


あゝ…………君は
ニコラ とも トレイルや ノックスでもないんだね
彼らも血族だったらーーーどれだけ集まってしまっているんだ


聞こえない狼は……人に近いか人に混れるか
…………俺の母さんはとても狼だった
人に紛れないで暮らせるよう 教えてくれたけど
ーーその時言葉なく思考を交わすのは便利だったけど
人に混じるのは とても難しいってーーーーー


そう……そうならしょうがないね
……距離に気をつけて ね 飢えないように


 ニコラたちも、血族なんだ……

 ディーンと、シメオンも血族だと思う……フランシスと、幼馴染だっていうし。
 もしかしたら、全員、血族かもしれない、ね……


 俺は、先祖がえりだから。
 家族の誰にも、聞こえなかった。
 だから人にまぎれるしかなくて――

 ただ、父さんが母さんを食べてたから、多分そっちからかなあって。

 うん、気をつける。


【人】 鳥使い フィリップ

 ーーーホレーショーは 大丈夫 だろうけど

[眠っているルーツを撫でる
 保護者は 衝動を 制御するすべを持つ
 大人だから けど 衝動がないわけでもないのも]

 無理しないでーー気をつけてね

[孔雀石は不安気な色を乗せて
 眠るルーツを一度緩く抱きしめて]

 あっち 温泉があったよ
 髪と身体に水分残すと逆に体悪くするけど
 そこに注意して 温まると気持ちがいい

[話題を重い 心地よいものに変えて]

 反対側の貯蔵庫 芋結構あったから
 お腹にたまるものもちゃんとある

(7) 2014/11/15(Sat) 11時頃

 …………ディーン シメオン
 フランシス それにドナルド 君
 俺と保護者

 集落でもないのに 10人もだなんて…………
 全員なら 皆なんて本能に無防備なんだろう
 それとも それだけ血が薄まっているのか……


 …………集落の対策じゃ
 やはり 対策しきれないんだね………
 狩りーー憶えてみる…………?
 この雪じゃ…………あれだけど
ナイフと弓の扱いなら 知ってる


 ……対象を持たないから
 俺は狩りは 本能を散らせて 好き

[弓を放つ時の 高揚感を思い出せば
 その 淡い高揚が 思考に滲む]


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2014/11/15(Sat) 11時半頃


 こんなに、集まって大丈夫なんだろうか……

 血が薄まってるのは、あるんじゃないかな……
 誤魔化すのがあたりまえになってるのかも。

 狩り、覚えたら楽になるかな。
 
[伝わる、高揚感に、小さく息を呑む]

 うん、教えてもらえるなら、覚えたい


 いまは、ちょっと、眠たいから。

 あとで、ね。

[それからしばし、思考がとぎれる**]


 なんとも言えない 満月も近いし
 ……他の狼の血が薄いのを祈りつつ
 俺たちは用心するしかないね
 彼らはもう 人間であるようにって


 ……餌を自分で得られるから
 そもそも 強い衝動になるきっかけを
 得ず 山や森でも暮らせるのは
 人に紛れるよりはーーー俺は楽


 そう 一階に 適当にいるから
 えーと…………君は??
 俺はフィリップ 赤い鳥……ルーツを連れてる


 ん 寝不足は 思考の敵
 しっかりと休んで

[ふと 衰弱したら 本能も弱まるだろうか?
 と言う思考も脳裏をよぎったが]

 …………衰弱を防ごうと
 餓えが強くなる可能性が 高そうだ


【人】 鳥使い フィリップ

[一つ 二つ ホレーショーは何を口にしたか?
 饒舌な彼の言葉を聞きながら
 取り出したウサギの肉を削いで
 そこに塩をふり
 また火を起こして……ナイフの先で炙る]

 
 ……肉

[動きにむずかるルーツを撫で
 宥めつつ 焼いた肉を差し出す
 先ほど焼いたのより しっかり焼いたそれを]

(13) 2014/11/15(Sat) 14時頃

 ドナもラルフも、君想いのいい子だね。
 君の居ない間にドナと話していたのだけど。

 『過保護はイヤじゃないけど、
 要らぬことを言って悩ませたくない』――って。

 背伸びとは違うけど、うん、いい子たち。

[フランシスの知らない1面であるのかないのか分からぬまま、ふっと小さく笑んだ。**]



―――いい子だろう、自慢、なんだ。
……――

[しかしながらノックスに、謂われて。]

要らぬこと……?

[(過保護は――嫌じゃないけれど?)
(悩ませているのだろうか?)]

[小さく笑むノックスは、人当たりのよい雰囲気を醸し出している。
もし、彼がトレイルを抱きしめたり、口付けたりしているのを見ていたらもう少し、警戒を深めていたかもしれない、が**]


 月が満ちると、ざわざわするからね……
 そうだね、声が聞こえないほどなんだから、人間であればいいけれど。

 森や山で暮らせるなら、うかつに恋をしてしまうこともないかもね。
 俺はそういう暮らし、したことないからできるかわからないけど。

 ――衝動はこわいから、ね。

 あ、一階にいた、君だったんだ……
 俺はラルフ。ルーツに怒られたやつだよ。



 うん、休んでおかないと、危険かもしれないし。

 弱ると本能が強くなるって言うし、
 フィリップも、気をつけて。

[衝動の結果、片目を失った同行者を思い。
 案じる気持ちを、眠る前に向けていた]


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2014/11/15(Sat) 20時頃


 集うことに 警戒が見えないから

[そうであって欲しい と 滲むのは
 気休め楽観思考と 思ってしまうのが滲むのと
 同じくらいの思考の分量]


 ーーそんなに 難しくないよ
 慣れてしまえばーー旅に出る前の
 ガキにも できたことだから



 ーーー少なくても 怯えて 息を潜める
 ことはしなくていい のは 楽


[ふっ と自嘲とも 諦観とも 安寧とも
 それらが混じり合った何か 滲ませ

 たのもつかの間
 …………今日だけで 何回
 ルーツが猛ったかわからず
 しばし思考が考え込む]




 ーー赤い プリシラ?が ひょこひょこ
 覗いていた人ーーーー?

[確かに そう名乗っていた気がして]




 ーーーーーーーーーーーーうん……
 ありがとう………………

[思考の空白 直前まで
 同感とやはりが滲んでいたそれに
 ぽつ と思考が走るのは
 ラルフの思考が 感じなくなっていたかどうか……*]


【人】 鳥使い フィリップ

ー 一階 中央奥 ー
[保護者に肉を提供した後
 肉を焼いた火 消せば
 周囲が先ほどより暗くなる

 彼はかすかな明かりで 周囲を整頓して
 保護者には 上で眠るよう促すが
 残る様子を見せたら
 それ以上言及することなく
 毛布がわりの防寒着を出し
 選んだ 藁を寝台に横になる]

 ーー…………おやすみなさい

[小さく呟いた それを聞いたのは
 誰かいたのか ルーツさえ腕の中眠る時
 眠るルーツは暖かく 防寒着と敷いた藁と
 同じ階の温泉が あることもあり
 寒さは眠りの妨げにならず
 そのまま 彼は ゆっくりと眠りの中にーーー*]

(30) 2014/11/15(Sat) 20時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2014/11/15(Sat) 20時半頃


 ――そう、だね。
 大人は、すこし、心配しているみたいだけど……

[それが心配性ゆえか、はたまた警戒しているからかは判断つかないと、思考が滲む]

 そっか。
 じゃあがんばれば俺にもできるかな。

 狩りができるようになれば、少しは楽になるかもだし。



[滲みかけた何かを捕まえる前。
 プリシラに対する形容詞に、くすっと笑いが滲む]

 そう、プリシラと一緒にいた、ラルフ。
 あらためて、よろしく――


[それを最後に意識は沈んで。
 完全に眠りに落ちる前に届いた思考に、ほんのりと暖かいものを感じた]


[保護者である ホレーショーが現れた時 をピークに
 思考に喜色が滲む 派手なものではないけれど
 静かに 思考のそこに滲み続けて

 それが 彼の意識が途切れるまで変わらぬか
 それとも 居間に 三階に 彼の保護者の姿が見える
 少し前から 寂しさを滲ませたか

 意識が途切れれば 相手の思考がこちらに滲まぬ同様
 こちらの思考も相手に滲まない]



 ―― ん……

 おき、た……

[そしてどれぐらい時間がたったか。
 体はまだ半分眠っているけれど、ゆらゆらと眠りから覚める]




  [ーーーーーーーーー思考の空白]

 





 ん…………んぅ……
 かぁ…………さん???

[微かな反応 浮上しかけた意識が
 届く何かに ぼんやりと 曖昧な思考を溶かす]


 ん、ん?

[おきた、と宣言しないと起きれない。
 それに反応が返ってくるふしぎに、思考がはてなを飛ばして]

 ……あー……
 フィリップ……ちがう、俺、ラルフ。

[眠りに落ちる前まで触れていたものだと理解して。
 半ば覚醒しながらかえす]



 ……………………???


[あともう少し 寝たい と
 早く起きないと どやされるの狭間を
 彷徨いた思考が
 全く違うものを感じて
 ぼんやりとしたまま 考える]



[考え込む]


 ーーーーーーーーーーー!!

[言語化まで至らない
 たいへん混乱した思考が
 突如明確に形を作る]



 いやっ あっ これはっ!!

[思考は慌てたまま どうやら弁解を図ろうと]


[伝わってくる思考の混乱具合に、笑いが滲む。
 寝ぼけたのはこちらもだけれど]

 んー……おはよ?

 俺、いま三階。
 ……どれぐらい寝てたのかな。

[吹雪の音はやまないどころか激しくなっている気がして。
 雪に山小屋がつぶされないか心配する思考が滲む]


 ………………おはよう…………


[滲むものを感じれば 今まで 母親以外で
 思考が混じることが無かったんだ
 と言う弁解と 恥と 拗ねが混じり合う]


 こっちは変わらないーーーかなり
 大きい山小屋 だし
 まだ 冬の初めだから


 ーーー長い年月 ここにある山小屋に
 冬の始まりから それはない はず

[少しつつ 心は落ち着きつつ
 落ち着くために 思考を滲んだものに向けて]


[伝わってくる思考が微笑ましく感じられる。
 感じてしまえば滲んでしまうけれど。
 それ以上考えないようにと意識をそらし]

 そっか……もっとひどい冬をのこりえてきてるから。
 多分、大丈夫かな……

[安堵が滲む。
 ほかの心配事があるいま、少なくとも雪から守ってくれる山小屋の心配をしないですむだけありがたいと思う]


[滲む思考に 思考がざわつくが
 そこに固執しない様子に 一拍
 落ち着かせるように 思考を切って]


 ……心配なら 雪かき……するには
 昨日より 弱くなってないと危険 か

 怪我も避けたいところ
 新鮮な血の匂いで
 殆ど人間だった獣まで
 目を覚まさせてはいけない と思えば…………


 吹雪がやむまで、待つしかない、か。

 ……怪我は、避けたいね。
 居間には炊事場もあって、ナイフとかも置かれてたけど。

 眠ったままの獣なら、そのままが一番……

 
 狩りを教えてもらうのも、弓の使い方とかぐらいに、なるかな。


 …………ナイフで怪我する子供は




 ニコラっていう 人物が少し心配
 見た目は子供じゃないけど
 どことなく ふわっとしてたから


 弓 そうだね ここは広いから
 藁で的を作れば 問題はない と思う


 そろそろ 活動しなきゃ 体がなまる


【人】 鳥使い フィリップ

ー 一階 中央奥 ー
[一度 防寒着の中に潜った後
 何か 慌てるように ばさりと起きて
 …………項垂れる……次いで頭を緩く振って

 突然の動きに よく眠っていたルーツが
 寒さも感じて]

 ーーーーぐぎぃ…………

[と 寝ぼけ半分 抗議の声を落とす]
[不機嫌になったルーツに 荷物から
 ルーツのご飯を取り出し食わせれば
 彼は一度伸びをして 外の気配に耳を澄ませる]

(32) 2014/11/15(Sat) 21時半頃

 ニコラは……居間で木を削ってるのみたから。
 以外と、大丈夫かもしれない……?

 でもふわっとしてるから、気をつけたほうがいいかもしれない。


 一階は、邪魔になるものも、少なかったし。

 そだね、そろそろ、動かないと。
 寝てばかり、いられない、か。

 降りるとき、スープもっていこうか?


フィリップは、肩に乗せたルーツがフランシスに不得手に思われたとはしらず

2014/11/15(Sat) 22時頃


 へぇ…………道具は扱える?
 あゝ でも はたから見てもそう言う………
 逆に 無邪気に 
 衝動からも遠ければいいんだけど…………




 ………………うっ

[同じ 獣だと知らなかったとはいえ
 昨日のことを思い出すと
 …………空腹に温かいものと
 躊躇する気持ちで葛藤するのが滲む]


【人】 鳥使い フィリップ

ー 一階 中央 ー

 まだまだ止む気配 ない か

[寝藁の上に座り 防寒具をかけた両膝立て
 その上にくってり 頬杖をついてぼやく
 
 起きた時同様 ゆるく首をふった]


 ーーー顔洗って 弓の練習

[己の生きる糧がさびぬよう
 今日に最初にやることを決めれば
 立ち上がり 防寒着に改めて袖通し

 ふと 昨日受け取ってしまったタオルと 別の布
 二枚つかんで一度温泉へと消え
 別の布で顔を吹きながら ニコラのタオルを
 広げながら戻る]

(38) 2014/11/15(Sat) 22時頃

 道具はつかえる、のかも。
 ノックスさんが小物作ってる人だし、教えてる?かな……

 そうだね……ニコラは、そういうの感じさせないままだと、いいな……


[葛藤が滲むのに、小さく笑う気配]

 うん、じゃあ、もってく。


 そうか 普通の生業…………
 狼を祖先に持つ犬 そうであって欲しいね
 




 う…………うん……あり、がと

[ぽつり 小さく滲む]


【人】 鳥使い フィリップ

[周囲を見渡して 家畜を収める柵 それを
 数度顔を拭いた布で強く拭って
 綺麗になったところに 温かく湿るタオルをかける

 そうしてから 寝ていた箇所とは別の藁を束ね
 他のわらでぎゅっと縛って

 それを三つ作れば 最奥の壁に立てかける
 …………練習用の的

 を ルーツが啄ばむのを ひっぺ剥がす一幕]

(41) 2014/11/15(Sat) 22時頃

 犬だったら、いいね。
 牙がなければ、いい。

[それは、ほかのみんなにも思うこと]

 どういたしまして。

 これから、降りるね。


 それに 犬なら
 人間とともにありたいって
 集うのもよくわかる


 嗚呼 そうか きっと犬だからだ
 きっと何も起きない
 ここは 犬の群れと人間
 ……ーー狼は静かにしていよう



 ………………的は作っておく


 ああ、犬なら、そうだね。
 人と一緒にいられる、からこそ、かな……



 静かにしていれば、犬は犬のままでいられるよね。

 きっと、だいじょうぶ。



 わかった。
 俺も、いまから降りていく。


【人】 鳥使い フィリップ

[弓を引き絞る 兎を仕留めた時同様
 ルーツは防寒着の前を寛げ
 そこへ押し込む……防寒のためではなく
 そうでないと 動き回り 最悪
 矢を当ててしまいそうで

 

 …………一本 二本 的に正確に刺さる
 人の気配 感じれば手を止めた]

(54) 2014/11/15(Sat) 22時半頃

 間違っても
 犬や犬の飼い主を噛んだりしないよう
 なに 雪がやむまで…………

[集中し研ぎ澄まされるのと
 普段に戻るのを
 二度ほど 繰り返す]

 …………俺たちのこれって
 しられない方が 良いのかな

 俺は 狼だって何回か言ってるけど……
 ラルフ 君は違うのだろう?
 


 うん。
 うっかりかんじゃったら、きっとたべたくなる。

 ……雪がやめば、いいのに。



 どう、なのかな……
 ああ、でも、――俺、フランシスにも、先祖がえりって、伝えてないから。

 知られないほうがいいかも……

[心配性な保護者に、心配をかけたくないと、ぽつり]




[的に刺さる瞬間 兎の時のような 高揚感はーーーない]

 


【人】 鳥使い フィリップ

ー 一階 中央奥 ー
[聞こえた声 弓を構えていた手腕おろして]



 …………これで 食べてるから

[一発屋な保護者の下 普段の糧の一つ
 毛皮もそれなりに売れる

 淡々と答える けれど視線はラルフに向く
 正確には差し出されたスープに


 しばし無言 胸元のルーツが
 ぎゃあぎゃあ騒ぎ始める中
 その合間に ぐぅ と確かに腹がなった]

(58) 2014/11/15(Sat) 22時半頃


 ーーーーーーーーー…………
 

 …………飢えたら 互いに何か考えよう
 何か 衝動を散らすのを
 

 そう わかった 
 俺も表向き変えると……人間や犬の中に
 混ざるのを拒むのが難しくなる


 利害一致 だね


 僕に何かあれば
 ――……シメオンを 頼む。

[人の動く気配や物音に紛れる程度の、微かな囁き。

身勝手な願いであることは承知している。
だからこそ、彼にしか告げられないのだ。

ディーンは数瞬の間、じっとベネットを見つめて、視線を逸らす。
それは、彼への懇願の視線であり、今は何を問われても答えるつもりがないことの意志表示でもあった。]


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2014/11/15(Sat) 22時半頃




 ――――うん。
 なにか、ないと、ね。

 一人だったら耐えられないかもしれないけど……
 ふたりなら、たぶん、大丈夫。



 混ざると危険なら、現状維持、が一番かな。


【人】 鳥使い フィリップ

ー 一階 中央奥 ー


 …………

[笑われたのに気がつく
 一度 視線を落として]


 ………………かわりに 何か
 施される だけは 気がすすまない

[もう一度 視線をスープに戻し
 ルーツは胸元で首を懸命に伸ばし
 暖かな湯気に目を細め

 けれど 彼は 代わりの何か
 が 出るまでは 受け取らぬのか
 弓と矢から手を離さない]

(66) 2014/11/15(Sat) 23時頃



 雪でーーー頭を冷やす とか
 厚い雲で月は隠れてる
 ーーーーきっと なにもないさ




 演技はあまり得意じゃないから
 あれだけど……面倒かける
 ……生業はまだみについてないのか?



……ディーン?

[酷く、深刻な声色であったとフランシスは感じた。
濃紺の眸と、緑色の眸がかち合って、
けれど、問いかける前にそれは逸らされた。
懇願――のいろ。でも。今はきっと答えてくれない。小さな頃から、頑固だった]

わかった、……よ  でも

……整理がついたらで良いから、
……教えてくれると、嬉しいよ

おれは、もしも、なんて、……いやだから な?


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2014/11/15(Sat) 23時頃


 満ちていても、見えなければ――
 感じていても、目にするのとは、違うしね。


 気にしなくていいよ。
 ――楽器相手、だから。
 音を聞き取るのはできても、練習不足な面もあるし……

 まだ、完璧とはいえない。


【人】 鳥使い フィリップ

[昨晩は珍しく 保護者の髪を啄ばまず済んだ
 ルーツの嘴は あわやスープに着きそうで

 ふとその嘴の様子に 昨晩
 相変わらずの饒舌を思い出す
 ……受け取られなかった肉 慌ただしい様子
 普段のことといえば普段のこと
 立ち去る言葉にこくりと頷いたのを思い出す
 素直に頷きを見せるのは
 保護者相手ぐらい]

[そうして 今 出された交換条件に
 しばらく考えて ようやく一つ頷く
 昨日と今日 二度勧められた食事]

 獲物はいない から
 それの追い方 までは教えられないけど

[それでいいなら と
 視線を彷徨わせた果ての提案へ]

(73) 2014/11/15(Sat) 23時頃


 思い込めば 気持ちも変わる


 へぇ 楽器…………人のいるところに
 ある生業なんだね…………
 触ったことないや へぇ

[二回 感心したように 思う
 全く音楽とは無縁の世界の住人]


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2014/11/15(Sat) 23時頃



 だね。
 気をしっかり持ってれば大丈夫。




 うん、人がいないと、仕事にならないから。
 音楽は好きだし、楽器の音が綺麗に鳴ると気分がいい。

 いままで人の中でも、問題なかったし……
 これを生業にしても、いける、とは思ってる。


[楽しげな思考と、
 祈りが滲む]


【人】 鳥使い フィリップ

[笑みに軽く顎を引く
 頷くにも 後ずさるにも似た仕草]

 ーースープもらうし…………
 そう 使ったことない んだね わかった

[再度の名乗り 交換条件が通ったことに
 暫く黙った後]


 ーーーーフィリップ

[と 小さく名前を告げて
 弓と矢を片手に持ち
  もう片手でスープと木の匙受け取り

 もう一つ頷いて
 視線が下がった時 昨日と違いがあるような
 どうだったか 装飾品に
 一度視線を止めて それから顔を上げた]

(85) 2014/11/15(Sat) 23時半頃

 

 ーーー不思議な感覚


[音楽のことに滲む様々は楽しげは知っていても
 祈りは知らない
 獣は何かに祈ることがないから
 言葉でしっていても 感情に滲むような
 本当の祈りを知らない
 せいぜい知っていて願い]



 この感覚 悪くないから
 そうであるといいね…………

[ふっと笑むような滲む]


フィリップは、ラルフを視線向けたあとまたスープに戻す

2014/11/15(Sat) 23時半頃



 うん。


 ありがとう――――


[届いた笑みに、小さく返す]


【人】 鳥使い フィリップ

ー 一階中央奥 ー
[スープを受け取れば ルーツが嘴を突っ込む
 のを 手で制しながら
 暫く 温泉のある方へ向かう姿をみてから
 スープにまた視線を戻す

 一度藁の上に腰をかけて
 一匙スープをすくう

 一口口にすれば まだ朝食を食べてない
 若い雄である獣は
 スープをかっこんで

 ルーツと奪い合いしつつの朝食は
 あっという間に平らげられた]

(90) 2014/11/15(Sat) 23時半頃




[小さくかえるのに頷きと
 空腹が満たされて行く感覚]



[届く思考に小さく笑みが滲む]


 ある程度、覚えたら、また上にもどるよ。

 教えてくれてありがとう。


【人】 鳥使い フィリップ

ー 一階中央奥 ー
[スープの入った器はすぐ空になって
 戻るまでの間に 弓矢に触れたことない
 ……の言葉に 鏃に薄布を巻いて
 藁ならこれでも刺さるだろうと]


 ん…………

[教えると言っても 言葉は少ない
 実演して見せて 渡す
 手が止まるところ……弓の持ち方から
 声に出さないまま静かに]



 暇な時 練習すれば身につく

[と ある程度の後口にして]

(95) 2014/11/16(Sun) 00時頃



 ん…………その方がいい
 そうじゃないと 違和感だろうし

[笑みの滲むは感じても
 まさか腹が満たされるにとは思わず
 不思議そうな気配滲んだまま]


 こう…………もつ
 で…………こう

[思考で告げれば口には出ない
 表向きは変わらないように]



 うん、あんまり一緒にいるのも、よくないかもしれないし。

[頷く気配。

 ふしぎそうな様子には何も言わぬまま、弓の引き方について教えてくれる思考に、まっすぐに学ぼうとする意思がかえる]

 とりあえず、なんとか届くようになったし。
 ありがとう。

 それじゃ、上に戻るね。

[顔は見えなくなるけれど、
 話すことはできるからそれほど後ろ髪はひかれない]


【人】 鳥使い フィリップ

ー 一階中央奥 ー
[手先は器用なようだ と
 弓や矢の扱う様子 その指先に視線を注ぎ

 最初は何処かにぶつかる前に落ちていた矢が
 壁にぶつかり跳ね返された矢が
 次第に藁に刺さって行く様子に

 こくりと頷きつつ 時折
 また 藁的で遊び始めるルーツを
 ひっぺはがす……自分以上に初心者の
 弓矢の練習では ルーツが危険だ]


 スープの分だし

[礼にはゆるく首を振って
 戻された 一式に視線を落とせば
 戻る姿を目で追うことなく 自分の練習に戻るため
 ラルフの温度がある弓を握った]

(108) 2014/11/16(Sun) 00時半頃



 ああ 万が一…………あるのかな?
 ちょっと 想像つかない



 手先 楽器使うから器用かな
 悪くないと思うよ
 …………ん
 周りの犬や人間で変な様子ないようにも気をつけて


【人】 鳥使い フィリップ

ー 一階中央奥 ー
[足元にスープの器おいて
 先ほど鏃に布を巻いたままの弓で
 自分の練習も さらに行う

 一回 二回…………
 矢はぶれることなく 藁の的へと吸い込まれて]

(111) 2014/11/16(Sun) 00時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2014/11/16(Sun) 00時半頃


【人】 鳥使い フィリップ


 ーーーー……ふぅ

[野を駆け 獲物を追い回すほどでなくても
 練習もしばらく続ければ それなりの運動になり
 防寒具を途中で脱いで 尚 汗が伝う

 何度か的に刺さった弓を回収する合間にクールダウンを試みても
 募るばかりで

 ちらと肉をしまって冷やしてある桶を見る]

 ルーツ ちょっとここにいて

[まぁ 遊びに行っても良いのだけれど
 ただ 外は相当な吹雪
 一回目雪をすくったように 人がいるとは限らない

 ルーツを地面におろし 防寒着を羽織って
 適当な桶を物色してから入り口へ向かう]

(118) 2014/11/16(Sun) 01時頃

【人】 鳥使い フィリップ

ー 一階玄関 ー


 …………

[ドアノブに手をかけ息を詰める
 ひんやりとした触り心地 はっ と短く息を吐く
 ……前に触れた時より冷たく この差は?と
 首を傾げながら 戸を開ける

 昨日より重いのは 吹き付ける風が強いからか
 蝶番や戸口が凍り始めたのか
 体重を扉に預けて押し開ける

 …………運動で火照った身体が
 瞬時に冷やされ小さくくしゃみをする]

(133) 2014/11/16(Sun) 01時半頃

 寒っ



 汗は拭ってから行くべきだった


【人】 鳥使い フィリップ

[ルーツは荷のところに置いてきたから
 寒さに怒らせる心配も とち狂って吹雪の中
 羽ばたいてしまう心配も必要なく
 溶けた分の補充 そのための雪を詰めて行く


 時折手に息を吐きかけて 時間がわからぬほど
 厚い雲で覆われ 真っ白に吹雪く世界

 後で湯に浸かろう
 そうと思う 上はもっと温かいのだろう
 けれど あれらは人間の そうして人間に従順な犬のもの
 獣で有る自分には不必要な
 ーーーーその差はしょうがないもの]

(139) 2014/11/16(Sun) 01時半頃

 間違いを犯さないために



 間違いで 衝動のままに食べないために


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2014/11/16(Sun) 01時半頃


人を食べると言うことは



いや今はダメだ 思い出すな


【人】 鳥使い フィリップ

[魚は魚であることを嘆かないだろう
 鳥は鳥であることを嘆かないだろう


 獣である母も嘆くことはなかった
 最期の最期まで…………知っている
 命がなくなる瞬間まで 未だ刻まれている

 重くなった桶を持って
 扉を閉じれば内側は十分暖かい

 芯まで冷えたのをもどすために
 湯にまでつかれるんだから
 そう思えば 足は早歩きに おくものをおいて
 そして 水分を拭うための古い布を持って
 少し寒さに急いでいたから
 人の気配 注意するのを忘れていた]

(143) 2014/11/16(Sun) 02時頃

[足取りが早足程度になるころ
 先ほどの思考とは打って変わって
 気がはやる そわそわとした心地滲む]


【人】 鳥使い フィリップ

ー 一階温泉 ー
[扉が閉まっているのも 注意しなければ
 人の気配を感づけない状況だった
 彼も彼で 先ほどのまま ルーツを置いていて
 賑やかさの欠片もない状況だった

 ので 扉を閉めて
 防寒具を置き 上着を捲り上げた段階で
 ようやっと 人影に気がついた]


 ……………………ーー

[孔雀石が丸くなる
 上着を捲り上げた中途半端な格好で

 …………トレイルはもっと驚いただろうか?
 彼は前に見た黒と生成り色ではなかった]

(149) 2014/11/16(Sun) 02時頃

[思考は驚愕に包まれる]


【人】 鳥使い フィリップ

ー 一階温泉 ー
[湧き出る湯特有の臭い 立ち上る湯気
 ぼんやりと霞んだ視界で
 もう 冷たい水は必要ない表情が見える

 あいた口 咄嗟に両の手で耳を塞ぐ
 ルーツが猛る際の反射神経の賜物]


 …………???

[けれど音は続かなかった
 届いたのは大きな水音だけ

 中途半端にまくれた上着を直す余裕なく
 白い軌跡を描いて落ちた身体に驚いて
 服のまま湯の中に入り]


 …………トレイル???

(155) 2014/11/16(Sun) 02時半頃

【人】 鳥使い フィリップ



[仰向けに落ちたはずの
 彼の腕を掴んで引き起こそうと
 かける声は大きくはない]

(156) 2014/11/16(Sun) 02時半頃

 ただの物静かな人物


 としては 不自然なほどの静けさ


【人】 鳥使い フィリップ

ー 一階温泉 ー
[ノックスが紹介してくれたトレイルの名
 瞬いた深い色彩 意識も何もかも
 明瞭のようで 安堵すれば
 服が張り付く気持ち悪さを感じる

 が]


 ………………

[白く滑らかで 筋肉質と言うわけでもなく
 不完全な下半身が 女性的とまでは言わないが
 中性的とは十分言えて

 腕をつかむ手に力が入った
 目をそらさなければ と思えど
 雫がこぼれる 滑らかな肢体から目がそらせないまま]

(159) 2014/11/16(Sun) 02時半頃




衝動と警告が入り混じる


【人】 鳥使い フィリップ

[喉が上下する 嚥下する音が耳に響く

 トレイルが首を振れば 髪を伝い雫が落ちる
 音のない 唇だけの その 口元に目が
 そのまま 白い首筋に 己より華奢な鎖骨に
 動く腕は こちらを振りほどくほどではなく

 無意識 身体が動いた
 濡れた肌に 鎖骨に歯を立てて…………


 跳ねるようにトレイルから飛びすさった
 口元 少量赤く染まるまま
 その味が 現実に引き戻して
 足元が滑り 湯の中に尻餅をついた]

 …………っ

[逃げなくちゃ 人から 衝動から]

(163) 2014/11/16(Sun) 03時頃

駄目だ これはただの衝動
これは 食欲でもなく 一瞬の
嵐のような衝動



駄目…………駄目なんだ


 甘い 違う 甘くない
ただの血液 違う これは違う


ひっ…………!


【人】 鳥使い フィリップ

ー 一階温泉 ー
[自分が散らした紅 鎖骨から細い筋

 目を離さなければ
 それは 違う 駄目だ
 いや 十分怯えるだろう?どうして?

 差し伸べられる両腕は誘うよう
 震える手を伸ばす 掴むのはその手首
 細い手首 上背は自分よりありそうな
 けれど 何か 線の細い身体を
 両腕で引き寄せて 強く抱きしめれば
 衝動は身体に火をつけて
 彼にもある箇所も熱く]

 …………にげっ……て

[喘ぐように 微かな理性が
 濡れた髪から覗く 耳に囁く]

(166) 2014/11/16(Sun) 03時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

ー 一階中央奥 ー
[暖かな息が首筋にかかる
 目を一度強く瞑ったのは背筋を駆け上がる
 ぞわりとしたものに 頭の中が焼かれるから

 物欲しげな視線が 濡れて張り付くのを
 下から押し上げる箇所に注ぐ

 どうして?けれど 深い色彩の蠱惑的な]



 ーーー俺は…………

[その首筋を食い破りたい]
[そう思って首筋を指先が辿る]
[胸を開き 肋骨の隙間から指を差し入れかき混ぜたい]
[そう思ってさらに手は下がり胸板を撫でる]
[細い腰をへし折り]
[もう片腕は腰に回し力が篭り]

(168) 2014/11/16(Sun) 03時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[嗚呼 この腹を裂いたら…………]
[さらに下がる手が優しく円を描くように撫でる]
[覆いかぶさるトレイルを見つめる目は獣のそれ]

(171) 2014/11/16(Sun) 03時半頃

[滲み続ける衝動の それを拒もうとする精神の
 せめぎ合いが続く]


【人】 鳥使い フィリップ

[トレイルが何を思っての行動か
 理性が焼き切れそうな獣は
 理解する知能はもうない

 それでも 牙も爪もたてないのは
 
 けれど 手の撫でるままに 跳ねる身体の
 白さは眩しくて
 揺れで硬く持ち上がる箇所が擦られ………]


 ………………トレっ イル…………

[掠れた声で囁く ゆるく傾げれば
 撥ねた髪からまた雫落ち
 覗くぬめる赤に吸い寄せられるままに唇を重ね]


 ……っあ  っ 

(176) 2014/11/16(Sun) 04時頃

【人】 鳥使い フィリップ

 

[甘い声を零すのは 捕まえた腰を揺らし
 硬くなったものを彼の尻へ すりつける動作に連動して
 ……先の仰け反る動きによる刺激が甘くて

 辛うじて こうしていれば
 最悪の事態……彼を喰らうことは回避できそうで
 何度もトレイルの腰を揺すり
 トレイルの幼い残されたものを巻き込み
 布越し何度も擦り当てる]

(177) 2014/11/16(Sun) 04時頃

[衝動に快楽を上書きして
 食べてしまわないように
 食べてしまわないように
 ただ それだけを願う]


【人】 鳥使い フィリップ

[深く眉間にしわを寄せ 衝動をすり替えようと

 見上げた孔雀色は その思考も忘れ
 トレイルの深い色彩を その嬉しげな
 必死の代用行為のはずが 溺れていく


 何度も名を呼びながら擦り上げた
 熱と欲に浮かされた声は 上ずって
 服越し 赤が刻み込まれるほどの

 トレイルの手の力に気づく余裕もなく
 身体と熱が強く脈打つまで
 重なる音は息遣いと踊り躍らせるための水音
 声を落とすのは彼ばかり ]

(180) 2014/11/16(Sun) 04時半頃

【人】 鳥使い フィリップ




 …………お願い……内緒に して

[危険な獣であることがばれないように
 ………本当にそれだけだろうか?]
[果てて内からも下衣を濡らした彼の
 最初の一言はそれ

 衝動も過ぎ去ったが ぐったりと疲れて
 持ってきていた自分用の布で
 トレイルの透明な雫も それ以外の身体も拭えば
 当人はびちゃびちゃに濡れたまま
 重い足取りで温泉を後にする
 ぐらぐらと目眩が*した*]

(181) 2014/11/16(Sun) 04時半頃

快楽を代償行為として衝動を散らす
咄嗟に殺さずに済んだ 襲わずに済んだ


ーーーけど 本当にこれでいいのだろうか?
寒い とても寒い…………


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2014/11/16(Sun) 04時半頃



 わからないけど、万が一があったら、こわいし。


 ありがとう。
 ほめられると照れるね。


[気恥ずかしさがにじむ。
 気をつけて、には小さく頷きを返し]

 そっちも、なにかあったら教えて。





 ――風邪、ひかないようにね。




 どうか、した?


[伝わる驚愕に静かに問いかける。


 けれど、衝動をこらえるような思考を感じれば口をつぐみ。
 落ち着くまで、声をかけることはなかった]


【人】 鳥使い フィリップ

ー 一階中央奥 ー
[びちゃびちゃに濡れたまま 定位置に戻る
 ほんの少し前 ラルフに弓を教えたり

 ーーーーー付け加えられた一言に
 迷った末 頷いたーーーーー

 そのまま 寝藁が濡れるのも気にせず
 その場に倒れこんで]

 あ…………上着

[防寒着を温泉で脱いだことを思い出す
 が とても取りに戻る気にはなれない
 
 ルーツが戻る早々横になる彼に
 遊べと乗っかろうとして
 飛車飛車な様子に その場から
 何歩か後ろに飛びすさった]

(186) 2014/11/16(Sun) 10時半頃

[ほんの少し前 それが遠く感じる
 感じた気恥ずかしさや 気遣いや

 そっちこそ と風邪の話に口にした
 上がどうなっているか
 こちらより暖かいだろうけど

 ーー嗚呼 風邪 そうだ 服 けど]


 ………………俺ーーー



 何かあった 何かあったけど
 どうしよう なんで 俺ーーーーー

[混乱が滲む]




 フィリップ……?

 何が、あったの。

[届いたのは衝動を誤魔化すもので。

 快楽がにじんでいたのも、理解はしていた]

 大丈夫?

[落ち着かせるように、問いかける]


 何かーーーーラルフ 俺……

[躊躇う ある程度成長するまでは
 集落で暮らしていた
 だから 人並みに倫理感も羞恥も 最低限はあって]


 衝動を散らしたかったんだっ!
 だけど 気持ちも良くて………… 

 こんな 散らし方…………

[うかがう様子に 問いかける感触に
 衝動を抑える方法 けれど内容は
 伝えていいのか 躊躇う
 躊躇いながらも 気持ちは消沈したまま
 落ち着きは少しずつ 取り戻されて]



 衝動を覚えるようなことがあって。
 それを散らす方法が――伝えにくい、と……


 どんな方法であっても……
 食べたのじゃなければ、まだ、誤魔化せるんじゃない、かな……

[羞恥と、快楽と。
 伝えにくいということがわかればなんとなく想像もできる。
 思い至ったことを言葉にはしない]


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2014/11/16(Sun) 10時半頃


 ーーー…………うん



 誤魔化せる…………かな

 …………最中も笑ってはいたし 
 内緒にしてもらえれば 誤魔化せる?

[トレイルが話せないこと
 ……静かすぎることに違和感は覚えても
 まだはっきりと核心には至っていない]



 人間が怖いのか 自分が怖いのか
 ーーー…………わからない…………
 




 きっと誤魔化せるよ。
 笑ってたのなら……頼めば、なんとかなる、かな。





 わからないの、怖いね。
 ――――気を散らす方法が、
 ほかにもあればいいのに――


[閉じ込める雪の音はまだ聞こえている。
 小さくため息をついた]


 ……内緒に とは 言ったけれど……
 はっきりと 声で 是 はもらっていない……





 ーーーーー………うん
 そうじゃないと……ーーー

 ……突き放して いいからね……
 もしもの時 俺が変わってしまったら……



 じゃあ、あとで、確認しておかないと。
 ――でも、伝えにくいことなら、
 誰にも言わないんじゃない、かな……


[希望的観測をぽつり、こぼす]


 もしもの時は、そうするけれど。
 フィリップのほうも、そうしてね。

 ――俺だって、いつ、どうなるかはわからないから。


 ……トレイルと 二人きりになるのは 怖い
 また……何か 衝動が首を擡げたら

 
 ノックス……いや ニコルと彼が
 一緒の時 ない かな…………
 あの ふんわりした 彼がいる時なら……

[希望的観測に縋りたくなる けど]



 …………………………ーー
 …………………… ………


 ーー……………………ラルフは 人を 食べたことは? 




 トレイルと……
 彼、静かすぎるから、なに考えてるのかよくわからないし。
 衝動は、怖いね……


 ニコラと一緒のときがあったら、教えるね。

[誘導するのは、難しそうだけれど]

 ノックスがいつも一緒にいるみたい、だからなあ……

[いや、そうでもなかったかと、昨日を思い返すけれど。
 いま目の前ではそうなので、よくわからないと思考ににじむ]


 ―――――
   ……まだ、ない、けど。


 ……口はあくけど……咄嗟に声が出ない
 ほどって……


 ノックスは……すごい 過保護 だったから
 ばれたら 殺されそう……

 どちらにしても 一回 火に 当たらなきゃ
 ……びしょ濡れなんだ 寒い
 二人が揃いの時か 人が少ない時……

[面倒かける と申し訳ない気持ちが滲む]



 ………………どっちが 後悔する かなって
 衝動的に 始めて喰べてしまうのと 今回の散らし方

[慰め方から 大枠ばれていると 判断して]



 ――その状態で声がでないなら……
 しゃべれない、のかな……


 ……殺されない程度に、がんばって……

[過保護な様子をみていたから、否定できず]


 びしょぬれなのは大変だ。
 ――居間に人が少ないって言えば、今もすくないけど。
 これる?

[もしくは、温泉で温まるのもありじゃないだろうかと、少し思案して]

 
 それは……わかんない、ね……

 ――どちらも、やってみないと。


 …………ああ ……納得 する


 ん…………少ないんだ 行こうかな……

[温泉は提案されればじんわりと怯えが滲む
 ……まだ トレイルがいる かもしれないし]


 

 どっちも やってみないでいいよ……
 ……母さんが 最後に教えてくれたのが
 人型の存在を喰べることーーーー
 
 けど……どちらかしか選べない状況なら
 ……ラルフが喰わないほうがいい


【人】 鳥使い フィリップ

[ルーツに離れた位置から髪を引っ張られる
 その間 寒さに震えながら 彼は丸まっている

 けど 何度か藁の中で首を振る
 このままここに濡れたままで居たら ……凍死する

 トレイルに 説明 しなきゃいけないと思った
 ……二人きりは避けたいけど 
 ちょうど タオルを返したい 犬のようなニコルなら
 いろんなものが 中和される気がして

 二人が揃っていればいい と
 思いながら 身体を起こす

 柵にかけておいた タオルは まだ湿っていたが
 それを持って ふらりと上に続く階段に近づいた]

(189) 2014/11/16(Sun) 12時頃



 しゃべれないなら……そこまで広まらない、かも。


 うん、上に来るなら、待ってる。


[居間には、ノックスとニコラのほかには、ディーンとホレーショーの姿が確認できた]

 人型――……血族も、食べることができるから、か……



 ――……うん……
 がんばってみる。


【人】 鳥使い フィリップ

[床が濡れて染みが出来る ノックスにばれていませんように
 彼の過保護ぶりを思えば 暴露たら殺される……と
 思いながら 階段を静かに登って行く

 その後ろ 濡れた箇所は避けるように ルーツが
 身軽に跳ねながら 階段を登って]

(190) 2014/11/16(Sun) 12時頃

 ノックスにだけは……どうか

[先ほども否定はかえらなかった
 思考の中で 人の良さそうな笑み浮かべた
 ノックスが 何故か出刃包丁を構えている
 そんな姿を視覚的に思い浮かべて]


 ーー……美味しいと 思ってしまった程度に
 俺は獣なんだなってーーーー

 協力するーーーー 

 もうすぐ つく


【人】 鳥使い フィリップ

ー 二階 居間 ー
[静かに入り口を開ければ
 それだけで廊下とここと 温度の違いに
 濡れて寒さに震える 息を吐く

 よく見知った保護者の姿
 スープのかわりに弓を教えたラルフの姿
 玄関で会話を交わした金糸の姿

 火の爆ぜる音が聞こえる 静かな空間
 暖かさに喜んだのか ルーツが部屋の中で羽ばたく]

 ーーニコラとトレイル 知ってる?

[誰ともなく口にして]

(192) 2014/11/16(Sun) 12時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

ー 二階 居間 ー

 ーーー…………

[何か書き物をしていた 金糸が気がつく
 集落を離れた時期が早い彼は
 教育が不十分で
 読むことはできても 書くことは不得手]


 邪魔はしない 
 ーー……二人が揃うまで
 火にあたらせて

[ぽた とまた身体から雫が落ちる
 少し寒さはマシになったが……
 視線を受けて 邪魔する意思はない と
 首をふりもしたからか]

(199) 2014/11/16(Sun) 12時半頃


 ……伝わらないことを願うね。

[同じ過保護でも、ノックスとフランシスは違って感じる]


 ――美味しかったんだ。
 それは……あぶない、ね。

[一度知ってしまったら我慢できるか、わからないと思う]

 うん。
 俺も、協力する。


[フランシスのそれは知らないから
 比べようはないけれど
 少なくてもホレーショーとは異質な]


 ……………… ……

[思考で嘘がつけるか つけない気もする
 だからこそ 同じようにかえる言葉に
 驚きの思考の空間]


 協力の 意味…………ーーーー
 どっちも知らないなら 無理 しないで


[しばし途切れる思考に、ゆるく疑問符を飛ばす気配]

 …………
   無理はしない、けれど。


 せっかく、話ができるのに、
 フィリップだけによりかかるのは、いやだし。


 できる範囲で、手伝うから。


【人】 鳥使い フィリップ

ー 二階 居間 ー
[ラルフの言葉に視線を動かす
 ソファーにいる二人 ……ノックスの姿に怯む

 視線の揺れ 理由がわからず
 ゆるく首を傾げはしたが
 まだ トレイルはいない ノックスは……避けたい
 ので ソファーから距離はとったまま 
 ペチカの傍に直に座り
 ニコラのタオルを乾かすように広げる]


 …………ここは人間の部屋だ

[鍋を持ってペチカにおいた
 金糸を見上げて 口にするのはいつもの

 ルーツがお気に入りの金糸に気づいて
 鍋おく姿に ばさりと近づく]

(205) 2014/11/16(Sun) 13時頃

 ーーーー充分 助かってるよーー


 すぐに落ち着けたのも
 こうして 思考を介して
 知っている存在があるのも


 ーーーーーーだから


 と 思っても 君は頷かなさそうだ



 そう?

 だったら、いいけど……
 ――でも、やっぱり、手伝えることがあるなら、って思う。


 ……それが負担になるなら、控えるけど、さ。


 負担……って言うか……なんだろう

 生業が 人から離れられず
 きっと いつか 制御を覚えて
 誰かと 恋をした時ーーー
 そう言う相手と した方が いいだろって

 そういう時 後悔させたら やだな と思う


【人】 鳥使い フィリップ

[手の中のタオル 水分が抜けて行く
 ソファーのニコラは
 それが自分が渡したものと わかるだろうか?]



 ………大人は 物言いがズルい

[直接的じゃない だから どう言えばいいか
 獣でも と言う意味あいでもとれてしまう
 だから 重ねて 否定しても
 獣を肯定されれば どう理由を告げれば?]

 …………ルーツって呼ばないと
 おこって叫ぶよ

[せめてもの意趣返しは
 また腕に止まりしらず後を増やそうとする
 ルーツの名前だけを口にすること
 暖かい火のおかげで 少しづつ 震えが収まる]

(208) 2014/11/16(Sun) 13時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

ー 二階 居間 ー
[ニコラは前にみた時と同じように
 人懐っこい犬のように 金糸を指差すような仕草
 素直な返事一つ 返す]

 ……トレイルも 揃ったら 
 トレイルと俺とニコラと 三人だけで話しても

[ニコラと彼の保護者 ノックスへ向けて

 その間に金糸は右腕に ルーツをその腕に
 左手に湯の入ったマグを持って]


 ………………

[じっと見やる けど 引っ込める様子はない
 人が増える気配 視線を彷徨わせ 緊張が走る

 同時に ちょうど揃って だいぶ身体も温まった]

(216) 2014/11/16(Sun) 13時半頃

【人】 鳥使い フィリップ



 何かーーー返すから

[受け取るまで引かないカップを そう口にして
 腕を伸ばし 手に取る……暖かな湯気]

(217) 2014/11/16(Sun) 13時半頃


[しばらく、考えるように沈黙が続いて]


 ――恋とか、するかどうかよくわかんない、けど。


 ……きっと、後悔はしないと思う。
 思うとおりにやったことを悔やんだりは、しないよ。


 母さんはさ……父さんを食べた らしいんだけど
 後悔はしてないって


 ーーラルフも そう言う 気質なのかな……ーー


[沈黙の果ての思考に 思ったのはそんなこと]


 そうなんだ……

 きっと、食べたことで、一緒にいられるから、じゃないかな……


[よくわからないけれど、と呟く。

 それでも、きっと似たような気質なのだろう]


【人】 鳥使い フィリップ

ー 二階 居間 ー
[視線……金糸をみているのか
 それとも その金糸で遊び始めたルーツをみているのか]

 ……トレイル ニコラと一緒に 話 いい?
 ニコラには タオル 返したいし

[緊張する 今は黒で包まれた身体の
 記憶を思い出しかけて 振り払い
 ニコラとトレイル 二人に(ニコラには再度になる)をかけ]

(219) 2014/11/16(Sun) 14時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2014/11/16(Sun) 14時半頃


 ………………どうなんだろう

 俺は 母さんと今も一緒なのか…………

 いや きっと ただ食べるだけじゃ
 だめ…………なきはする
 さっきの時も そう思って…………




 よくわからない、よね……
 いままで考えないようにしてきたわけだし……


 ――食べるだけじゃ、だめなら。
 相手の気持ちが、いるのかな……


【人】 鳥使い フィリップ

ー 二階居間 ー
[白い首と 何か下げている鎖
 トレイルに視線を向け 鎖骨の緋 見えない

 一つ目を閉じる 大丈夫 衝動は寝てる
 それに 犬のようなニコラ その無邪気さに
 きっと 毒気は抜かれるだろう]


 ーーーーーー…………

[視線に一つ頷く
 ……下か上かより人に聞かれないのは
 どちらだろう…………
 視線をニコラに向ける 彼はどうかと言うように]

(222) 2014/11/16(Sun) 14時半頃

 ずっと考えず 遠ざけてた

[同意する気持ち一つ]

 相手の気持ち……だけでいいなら
 俺は 母さんを今も感じられる


 けどーーー


【人】 鳥使い フィリップ

ー 二階居間 ー

 そうーーートレイル

[不思議そうな声
 きっと不思議なのは自分の保護者もだろう
 ニコラが二度トレイルの名を口にする
 彼は二度目は指差す先を見た後( >>222
 ニコルに視線を戻して
 ……タオルを憶えていない様子に
 瞬きを返していれば ニコラを見ていた
 その視界にトレイルが見え 隠れた]


 …………うん

[後ろに隠れたトレイル 応えたニコルに一つ頷き]

 上と下……どっちが3人で話せるかな……?

(226) 2014/11/16(Sun) 15時頃

【人】 鳥使い フィリップ

ー 二階居間 ー
[ルーツは今は金糸に遊ぶに夢中で
 手の中 マグカップが暖かい
 ニコラの指の先は下 トレイルの視線は上
 どちらも  三人にはなれる……ようだ]

 …………はい
 正確には トレイルと だけれど 二人きりは……と思い

[保護者( >>67)口にしていた ……だから 血のこと 
 それにも気を配った 故の 人選]

 ……二人が 聞いて 二人が
 保護者である貴方に 話すべきとなったら
 自然と伝わると思います

[在席を望まず フィリップの制止に首を振る
 自分の保護者にも目を向け
 じっと どうにか出来ないか そんな視線一つ]

(231) 2014/11/16(Sun) 15時頃



 考えてしまうと、欲しくなるから……


 ――気持ちだけじゃ、ないのかな。
 ほかにも、――?

[まだ、未知の感覚。

 気になることがイコール衝動につながるわけではないけれど。
 どこか落ち着かないものが、ひそやかにある]


 ーー……欲しくなる……のかな?
 それこそ 考えたことも 無かった


 わからないね……知らないから
 ……欲しくなるのかな
 誰かを 衝動だけじゃなくーーー

 あるのかな?


[視線に込めたのは苛立ち。

 僕には僕の考えがある。
 ‘保護者’の君なら分かるだろう?

 何故、わからない? と、棘含み。]


【人】 鳥使い フィリップ

[金糸の密かなる努力 しってか知らずか
 嘴でつまみ上げては 引いて
 時折 切れた金糸 キラと舞う]
[彼は彼で金糸の内心知らず
 自分の保護者の放任主義なだけじゃなく
 同位置からも 過保護なのか と]

 …………ほら トレイルも 安心する

[ニコラが頭を撫で トレイルがその服を握る
 眠そうなニコラに 理由を一つ 

 ノックスの視線が 二人から金糸へ]


 ……二人とも 行こう

(236) 2014/11/16(Sun) 15時半頃

[ディーンは視線を真っ向から受け止めた。
考え方の差異は人の常だ。
それは作品の受け取る感性の多様さにも似ている。

ディーンの表情は、変わらない。]


【人】 鳥使い フィリップ

 俺はあなたの庇護下にはいない

 あなたの言い分にどうするかは
 ニコラとトレイルに 場所を選んでもらいます

[彼の声に 不機嫌が混じる
 ノックスなりの妥協点より前に
 彼の言葉は 強固な姿勢と受け取っていて
 ……日頃 ホレーショーと言う
 放任主義な保護者の庇護下にいる
 彼には どうしても 馴染まない
 あまりに 子供扱いすぎて]

 どこで話すかは 任せるよ ニコラ トレイル

 …………ルーツをよろしくお願いします

[金糸の助け舟 ルーツの面倒 そうしてマグカップ
 返さなければいけないものが 積もる
 例え当人は必要としていなくても]

(241) 2014/11/16(Sun) 15時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[ディーン 金糸にノックスが声をかける]

[トレイルの仕草 二人が下を選んだ
 ならば前言とおり 上の様子を知らない 彼は
 そのまま 話す場所を 階下に定める]

[ノックスの矛先が ディーンに向くか
 それとも彼の保護者であるホレーショーに向くか
 余波が行きそうな 二人に会釈して]

(243) 2014/11/16(Sun) 15時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[人によく懐く犬 ついてきたニコラに思う
 きっと 彼の中に狼はいない
 だから 過保護にされなくても 平気
 居間の入り口 ディーンがノックスに 書くものを渡している
 それが終わるのを 扉に横かかり]

 ……ーーーー

[一つ息を吸って 吐いて 
 ノックスの言葉 無言を答えとする
 何時もの 淡々とした表情で]

(249) 2014/11/16(Sun) 16時頃

【人】 鳥使い フィリップ

ー 一階中央奥 ー

[準備が整えば 向かうのは階下 彼の荷物
 作った藁の的 雪が積まれた桶 そうして
 家畜を閉じ込める柵 そこで 湯気残る白湯
 口にしてから]


 …………ああはいったけど
 ニコラにも トレイルにも 誰にも話さないでほしい

[そう 口火を切って 静かに*返事を待った*]

(251) 2014/11/16(Sun) 16時頃

[きっと、ディーンにはノックスの懸念が分からないのだろうと、変わらぬ表情を見て思う。

 同じ‘保護者’のはずなのに。



 同行者に抱く想いの根底は変わらないと、思ったのに。]


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2014/11/16(Sun) 16時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

ー 少しだけ 居間を出る前 ー
[ニコラが 鳥 と言った
 慌てて振り返る またルーツが猛ると思って]

 ……………………ーーー

[ディーンの髪 よほどお気に入り 機嫌がいい
 一度 動きを止め ルーツはニコラをみ
 その仕草 気にすることなく
 悠然と ディーンの髪 楽しそうに嘴が触れる]


[彼も彼で驚いた
 犬でしかない そう思ってる ニコラの表情
 なにか 違和感 自分の考え方に

 いや 考えすぎだ まさか 

 そう思って*その光景から目を離した*]

(254) 2014/11/16(Sun) 16時半頃

[ 鳥は警戒しつつ、
ディーンの様子も窺った。
囁かれた懇願が、気にかかって。

心配そうな、視線を向けた時間は短くない。
よもや、彼の同行者とうまく行っていないなんてことは、ないだろうか]


[鳥に人差し指を噛ませる様子を眺める素振りで、ディーンはベネットの視線から目を逸らす。
何も話す心算の無い、拒否の姿勢は相変わらずだ。

直に聞かれることのない限りは、幾らでも逃げられる。
――それが卑怯なことだと分かっていても。]




 いままで、考えないようにしてたから、
 わからないね……

 衝動だけじゃないのが、あるのかもしれない……


 

 ――よく、わからないけど……


[ノックスの連れや他に聞こえないよう、声を潜める。
傍目には昔馴染みの内緒話程度に見えるよう。]

 お前の連れは…「まだ」か?

[まだ獣の性に目覚めてはいないのか、と問う。
目覚めていることにも危惧はあるが、目覚めていなければまた別の危惧もある。

どちらにせよ、互いの連れを遠ざけておきたいのが本音であって、それをノックスに指摘されれば隠すことなくあっさりと頷く。]




  ――血の、におい。


[ざわり、とうごめくものがある。

 近づきたいけど、
 近づきたくない。

 そんな葛藤がにじむ]


(よもや、彼らまで?)

(確かめなければ)

[ 話に集中しているなら、バーナバスとノックスがその視線に気づくかどうかは、わからない。でも]


―ディーンに向けて―

ディーン……あの、

[ 先程は、前のように目を逸らされたが
今度は答えてくれるだろうか――聞く内容は、いまは違うが ]

……君は、此処に居る
“ 同族 ”のこと、どれくらい把握、してる?

ノックスたちは、“ そう ”だと、思うけど
……バーナバスたちの、ことは?


[密やかなベネットの声を聞く者は、ディーンとルーツだけだ。
どうやらルーツが苦手らしい様子のベネットから、右腕を少し遠ざける。]

 ……君たちと、僕たちを除くなら、
 フィリップは、そうかも知れない。
 バーナバスたちのことは、分からない。

[ディーンは、フィリップと交わした会話を思い出す。
断言しないのは実際に確認したわけではないからだ。
それよりも、ディーンには気に掛かる節があった。
微かに瞼を伏せ、細く息を吐く。]

 ノックスたちも、なら
 ……ニコラも、そうなのか?


 ……まだ、だよ。

[少なくともそんな話を彼等から聞いたことはない。
 卵を見せた時も、何とも。]


 ……ねぇ、バーニィ。

 僕は、堪らなく    怖い、よ。

[そっと押し出した声は、思いの外弱々しかった。
 愛し子達に吐露した不安や本音とは、また別の話。]

 変だと思ったらすぐに教えるようにとは言い含めたけど。

 ……プリシラは?

[まだ、ならば。恐らく願いは同じだろう。]


 ーーーーーーけど…………

[言語化の途切れる思考 緩く傾げるような]
[じっと 思考は静かに
 時折 ノックスの過保護に 苛立ちが滲む
 けれど 取り敢えず
 三人で話せる環境につけば
 安堵 と 緊張

 その思考が それたのは]


[ざわり 衝動と言うには淡い感触
 背中を撫でられたような
 生肉も遠ざけている 思い出す]


 ーー近づいたら……囚われる


―ディーンへの―
フィリップ?
……そう、……かれが、そう言ってたのか?

[ それは、不思議ではない。むしろ
ぱちりと当てはまるような感覚。]

トレイル、たぶん、“ あの ”トレイル、……だから、

[ 謂いにくそうに、フランシスは目を伏せる。
ディーンは知っているはずだ。
歌の不和、高慢な天使の歌声の神童は名高く
ひどく落ち込むフランシスのことは、その影に。]

彼を連れて居るノックスも
ニコラも、“そう ”だと、思う……


ディーン。


ニコラが、
どうか、したのか?

[ 特定の、同行者以外の名前に――フランシスは、区切り、強調して、尋ねた ]


【人】 鳥使い フィリップ

ー 一階中央奥 ー
[居間にいるよりも 落ち着く
 壁越し 吹雪の白く染め上げる音少し
 寒さを訴える 呟き
 上着を持たせるべきだった と思うも
 柵に座るニコラ に身を寄せるトレイル
 その様子を孔雀石で捉え 冷え切る前に
 あの過保護のところに と思う]


 ーーー俺は まだ 死にたくないから

[ニコラの質問 トレイルの頷き
 先程の ノックスの過保護
 予防策 なんて生暖かいもの
 ではなく 差し迫った 何かに感じる
 彼に知られない ようにすることは]

(276) 2014/11/16(Sun) 19時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2014/11/16(Sun) 20時頃


 ……直接聞いたわけじゃない。
 ただ、僕がそう感じただけだ。

[ディーンは、1階でのフィリップの言葉を思い返す。好戦的にすら見えた瞳と、狼の話。
しかし、それは直ぐに頭の端に追いやられた。ベネットの口から聞こえるトレイルの名前に、過去の記憶を探る為だ。
彼と過ごしていた幼少期の頃の記憶をなぞる。ベネットが沈みこんでいた時期の辺りを入念に思い返して――見つけた。

ディーンは天使と称された彼の外見を覚えてはいなかった。結びつくのは名前のみであり、それもベネットの表情を曇らせるものであるなら、口にすることは意図的に避ける。]

 ……いや。

[普段嘘を口にしない人間の嘘は、白々しい。
疑問を否定する口振りは変わらないまま、しかしディーンの眉間の皺は俄かに深くなった。]


【人】 鳥使い フィリップ

[笑われた?]

[大袈裟 二人からすれば そう だろう
 優しい保護者 倉庫で 抱え上げられた
 トレイルは 芯から信用してた
 風に見えて]

[トレイル その笑みを そう解釈したまま
 彼は話を始めるための
 ニコラの頷きを 待つ

 その間 身体を温めるため
 湯気立つマグカップに口をつけた]

(288) 2014/11/16(Sun) 20時頃


…っ、ディーン、……

[追及しなければならなかったのに。
今のは、きっと、聞き逃してはならないことだったと
フランシスには思えた。
また逃げるように視線を逸らされる。
不安を、掻き立てられる―――]


[聞けば同じ問いが返ってくる。
当然予想されたそれに小さく首を横に振った。]

 まだ何も。
 あいつは、何も知らない。だから…俺はそれが怖い。

[経験がない故の無垢は、いざという時には瞬く間に望まぬ色に染まってしまうことだってある。
一度汚れを知った者よりもはるかに容易く抗えない波に飲まれることも。]


【人】 鳥使い フィリップ

 ーー……ありがとう

[トレイルの微笑み 引き続いて
 ニコラの 頷き
 ……どこか ふわとした 頷き
 人に飼われた 従順な 犬
 ……先の違和感は また隅に押しやられる]


 ニコラは 自分のことを 狼って 言ってたよね

[まずは ニコラに 確認するように
 ニコラの ゆっくり 区切る口調に合わせ
 自然 彼の口調も ゆっくりと]

(295) 2014/11/16(Sun) 20時半頃

 だって、この『赤い果実』は――…

 僕達の秘密に、良く似てるものだから。

[低い声は、フランシスにも届くだろう。]



 ――……

[赤い雫がたれる。
 それに彩られる姿を幻視して、小さく息を呑んだ。

 ざわり、揺らぐものを、振り切るように]

 血の匂いは危険だ――

[ため息をつくような、そんな思考]


[そう、これは物語では無い。
それよりも生々しく、逃れることの出来ない業を記している。
ノックスには、分かるのだろうか。
ディーンは伺うような視線を彼に向ける。]

 ――……これは、業だ。
 罪だと分かっていて、口にしたくなる。

[少し歪んだ業を持つディーンにも、食欲を抱いたことはある。
しかし、この文章は――まだ、完結してはいない。]




 ーーー…………うん


 衝動は……湧き上がると一瞬 だった
 だからーー気をつけて

[衝動だけで喰らうこと そこに 辿り着かせないように
 けれど あれは一瞬で 何ができるのか
 ただ 安じるばかり]




――……「人狼」。

[ぽつり、呟く、透明なこえ。]



 そうなんだ……

 ――――わかった。気をつける。

 血の匂いがつよく感じるのって……
 やっぱり、月が満ちてるから、かな――

[案じる気持ちに、すこし、暖かいものを感じて。
 気を引き締めなおす]


 業は棄てられない。背負い続けなくてはいけない。

 だから、誘惑を振り払い、口にしない努力をすべきだ。
 そして、僕たちはそれが叶っている。

[違うかい?]


 ーー………そうだとは 思う

 せめて 月が細ければ
 きっとラルフも……俺もーーーー


 知るのは怖いね
 考えてこなかった
 ……考えなくちゃいけない気もした


 けど 怖いーーーー


 うちのニコラが、君を指差した。何度か……ね。

[知っての通り。]

 それだけと言ったらそれだけ、だけど――…ニコラはダメだ。


 君も‘保護者’の一人なんだから、必要以上に用心して欲しい。


[フランシスの方をちらりと向き、唇に指を立てる。それだけで、伝わるだろう。

 トレイルの事を思い出させるから。]


―― っ…

[人差し指を立てる仕草、
口を噤んで、物思うように眉を寄せた。]


【人】 鳥使い フィリップ

[間違いの可能性 それが起こらない頷き
 頷くたびに 不思議な髪型も揺れる
 ちょっと 間の抜けた犬 どうしても
 それが重なるけれど

 淡い 今の季節の空色を見つめ返す]


 …………月が 丸くなる度
 何か 食べたくて
 親しいほど食べたくなってしまう
 食べれば 美味しいとも思ってしまう


 そんな 狼…………俺も 君たちも 

[またれた言葉を紡ぐ
 ゆっくりと だけではなく 子供の頃
 母から教えてもらった
 子供に向けた 言葉を 自然と口にして]

(307) 2014/11/16(Sun) 21時頃

[間近で、同じような立場であるはずの保護者たちが交わす会話を、嫌でも耳は拾ってしまう。

誰か、己の懸念など笑い飛ばしてしまってくれ、と。
そう思うのに。]


 うん……怖いね。


 月がほそければ……こうして、同じ場所にいても、
 大丈夫だったかもしれない……


 衝動がどういったタイミングでおこるのか。
 わからないけれど……違和感を感じたら、離れたほうがいいのかな……


[でも、離れたくないとも思うそれが、危険だとはわかっている]


 ……君の言っていることは、きっと正しい。

[ ――だが。]

 ニコラがどうするかは、ニコラが決める。
 僕がどうするかは、僕が決める。

[ノックスの要請にはやはり、是とも非ともつかない返事をした。
密やかな声は、近くにいるベネットにも拾えてしまうだろう。
ディーンは、ベネットの方を見ることが出来なかった。**]


[バーナバスにも聞こえているだろう、やりとり。
視線をそっと送り、表情を窺う。]

……はやく、吹雪が、止めば――いい

[――きっと、だいじょうぶ、
そんな気休めのような言葉は
フランシスには、謂えなかった。]


 ーー……同じように 怖がってくれる
 存在がいると 少し 落ち着くね


 ーーそれかー二人きり にならない……?
 ……少なくても俺は トレイルと
 二人きりに なるのが怖いーーー

 他の人とも そう なのかな…………
 二人きり は怖い


[――やっぱり、うそじゃないか。


緑の眼が、ディーンを半ば睨むように見るが
彼は眼を逸らし、視線がかち合うことは、なかった]


 一人じゃないから、心強いね。

 ――いつも、注意されてたのは、

 あまり強い気持ちを相手に向けてはいけない、って。
 恋を覚えたら、危険だって……

 二人きりになりたいと思う相手が、危険なのかもしれない……

 ほかの人とは、どうかはわからない、けど――

 トレイル以外にも、だったら。
 二人きりにはならないほうが、いいね……


[早く雪がやめばいい。]

 まったくだ…。

[フランシスの言葉に苦く呟き返して。
早く雪が上がるようにと願う。]


 うん…………一人で人間の中だったら……



 恋………… 強い 気持ち
 わからないね……知らないから

 そう そうだ……親しんだ 相手を喰いたい
 そうなるはず…………なんだけど

 ーー俺のは 何か違う
 トレイルに対しての あれは…………
 …………他の人とも……用心する

[ラルフの思考に素直に同意を返す]


    ………ハっ、

[呆れて物が言えないとは、この事か。]

 決めるも何も、あれは意思とは関係なくやってくる。
 災厄だ。



 ……あぁ、そうかい。
 シメオンにも同じことを言うんだね、君は。

[何故、そんな目で見られなければならない。
 藍鉄を射貫くようなフロスティブルーは、止まぬ吹雪の様に冷えていく。

 正しいと言いながら。まるでニコラが堕ちても良いとすら聴こえる返答。保護者失格だなと視るのを止めた。**]



 うん……、一人じゃなくて、良かった。



 知らない気持ちだから、余計に怖いのかもね……


 ――気持ちがなくても、衝動は、起きる……?
 それだと、危険だ……

 俺も、そうなるの、かな……


[気になる人がいる。
 それは過去にまかれていた種。

 衝動の種類があるのかすらも知らぬまま、不安がよぎる]


【人】 鳥使い フィリップ

ー 一階中央奥 ー
[真っ直ぐにこちらを見るニコラ
 視界に同時に入る ニコラで暖を取る
 トレイル その様子を見る
 その視線が彼とニコラをみて

 視線を釣られて落とす

 ニコラの理解が届く間と
 トレイルが何か書くなら その間
 彼はまたマグカップに口をつける]

(325) 2014/11/16(Sun) 21時半頃

 ーー恋が こういう
 穏やかなものなら 良いのにね…………

[いることに安らぐ 落ち着く
 ふっ と思考が笑みをこぼして]


 喰いたくなる……いつか知ったら なるのかなぁ

 …………あの衝動が恋なら
 即物的すぎないか ……てのはある……
 し ……二人きりに なるのは怖い

 
 ラルフは……獣だとしても どうかーー………

[ラルフの過去も 気になる人も知らない
 ただ せめて衝動の種類が
 己のように多岐にわたならければいい
 と 彼のまだ知らぬ衝動を思う]


[警戒を孕んだ眼差しを、そっと向けて見まわす。
獣の自覚ある大人と、獣の自覚なき子どもと、獣である子ども。

だれが、脅威になるのか。
否、誰が男の大事なものを傷つけかねないのか、と。]


[感情によって発生するそれを災厄と断ずることは、ディーンには出来ない。
物語には数多の捉え方があり、そこから生まれるものも様々だ。
彼にとっての災厄でも、或いは他の誰かにとっては幸福たりえることすらあり得るのだ。]

 ――……ああ。

[既に同じことを伝えた後だ。
蔑むように吐き捨てられたそれに、ディーンは頷いた。]

 だから僕では、シメオンを守ってあげられない。

[そう呟いて、ディーンはようやくベネットの方へ視線を向けた。]



……だから、って  何……。

[困ったような、怒ったような、複雑な表情を、
フランシスは浮かべていた。]


 ふふ……こんなふうに穏やかなら、
 きっと心配もいらないし、ね。

[一人じゃない安心感と、
 笑みが届く感覚に、小さく笑いがにじむ]


 二人きりになりそう、だったら声をかけて。
 俺でもいたら、違うかも知れないし……

 ――ん、ありがとう。

[願う気持ちに、感謝を返す]


【人】 鳥使い フィリップ

 ーー……そうだね その通り だよ ニコル

[幼い子供のように 己より背の高い
 けれど 今彼は腰掛けているから
 本当に 幼子のように 下にある視線]

[知らないと言う ニコラの言葉に 頷いて
 このまま知らず 犬であるように
 そうと 心で思ってから
 マグカップに口をつけ 乾燥していく 唇を湿らす]


 食べたい……は感じたことはある

[ちら と一度トレイルをみて]

 けど 俺は……どうも 
 はらぺこな狼……みたいで
 ちょっとしたことで すぐ 食べたくなるんだ…………

(336) 2014/11/16(Sun) 22時頃

 同感

[衝動の問題に 張り詰めていた気持ちが
 ゆる少しほどけて ]


 ーーーありがとう
 ラルフも…………何か の時には 呼んで?

[実際に間に合うかは わからない
 けれど 少しでも心の保険に
 互いになるようにと]


 うん。

[おなじように感じる気持ちが伝わって、ほわりと心が温まる]


 何かの時には、呼ぶね。
 呼べるなら、きっと大丈夫、だと思うし。

[間に合うかどうかよりも。
 助けを呼べるだけの理性がある。

 そういう安心が、ほしい]


 暖かいねーーーー



 俺 ラルフに会えて 良かったよ
 満月に 足止めされ ろくでもない かもしれないけど


 ーーそれでも


 うん、あたたかい。


 ――それでも。
 フィリップとあえたことは、良かったと思う。



 満月だって、ぶじに、越せるかもしれないし?

[冗談めかした表現で、願いを呟く]


【人】 鳥使い フィリップ

[ぴんとこない様子 犬に狼の食欲 それは理解出来ない
 …………それでいい
 少し笑った それが そのまま あればいいから

 ニコルの内心 知るもともなく]


 ーーーここから が トレイルに
 話したい話

[ゆる と傾げるニコラに 彼は首を振る
 食べるためでもない…………むしろ
 ……悪者かどうか は これから
 トレイルに話すことを ニコラがどうとるか]


 ……トレイル 俺は さっき
 君を食べたいと思った
 けど 何とか逸らした…………

(351) 2014/11/16(Sun) 22時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

 次も そらせるかは……わからないから
 

[先ほどの行動 その理由を 明確にする
 トレイルに 危うい状況だった と
 しっかりとわかってもらい 自衛してもらうために

 口にしている カップの中身は もうあまり無かった]

(352) 2014/11/16(Sun) 22時半頃

 バーニィは、衝動を知らないプリシラを守りたい。

 ―――でしょう?

[目を合わせなかった先程の様子を思い返す。

 ねぇ。プリシラは、バーニィの中でどんな存在になった?


[彼らも、『同じもの』だと――]


[同じ思考がかえれば
 嬉しさが思考に滲んで]

 そうだねーーーううん そうしなきゃ だ
 危険なことに 近づかず
 ……息を潜めるように



 時折 互いに思考で息を抜きながら


やだ。……忘れない。

此処じゃ話しにくいなら
別の、場所でいい。……聞かせてよ。

[ディーンに願う。
されど、――聞き入れてもらえるかは、分からない。]


[嬉しいが重なれば、ほわりと暖かさがにじむ]



 うん。危険なことには、近づかず、ね。


 話すだけで。だいぶ違うし――


[ふ、と思い出したことがある。
 衝動を、片目をえぐってこらえた同行者の話]

 ――フィリップの散らし方と違うけど、
 ドナルドも、衝動をこらえたことがあるよ……

 話を聞いてみるか、やめといたほうがいいのか……

[ドナルドが、まだその身のうちに獣を飼っているのなら。
 眠らせたままのほうがいいかもしれないと、悩む]


フィリップは、ベネットことフランシスの様子をルーツが面白がり始めているのを知らない

2014/11/16(Sun) 22時半頃


[このじんわりと暖かさが
 衝動を抑えてくれたらいいのに

 ゆると穏やかに感じながら]

 ドナルド…………ーー
 知りたい とは思う けど

[ラルフの悩むニュアンスに こちらも悩む]


 無理なく さりげなく 聞けたら
 ……かな……迷惑は かけたくないし


[穏やかさが、そのまま
 衝動をねむらせてくれたらいいのに、と]

 ……うん、じゃあ、聞けたら、ね。


 ――あのとき、かなり、しんどそうだったけど――
 でも、うまく抑えられたみたい、で。

 こんなやりとりも、できなかったし……

[できないなら、できないままのほうがいいのだと。
 そう、思った]


 あいつを、獣にしたくねえ。

[身勝手な大人の望みでいい。
男が味わった苦しみから出来る限り遠ざけてやりたい。]


【人】 鳥使い フィリップ

[少し笑った ことに
 思われていることがあるとは 知らないまま]

 ーー…………

[トレイルに告げた それに驚いたのか
 確認する様子に 緊張がほぐれる
 ……やはり ついてきてもらって良かった
 和む 光景に 軽く息を吐いて]

 驚かせてーーー……っん

[長い手指が伸びてきた
 こちらにまで伸びるとは思わず
 驚かせたことに 詫びる言葉
 その 終わり 息を飲む音が混じる

 暖かな手 避けるべきか しかし無邪気なそれを
 避けることの方が よくない気がして
 慣れぬことに 落ち着きなく両手でカップを包む]

(374) 2014/11/16(Sun) 23時頃

 ……僕は、君に嫌われたくない。
 心配もかけたくない。

[後者は今更だろうか。
ディーンは同行者に言うのと同じように、真実を告げる。
ただ愚直に。]


【人】 鳥使い フィリップ

[怒っていない様子 それには安堵した けど]
[促されて 困ったように 下から伸びた手に
 触れられながら ゆるく首を傾げる

 これでも たくさん たくさん話したから
 まだ あると 思われたとは 思わなくて]


 ああ…………もう 知ってしまったなら
 これ は返すべきだね

[と すんなり タオルをわたせそうな流れに
 先ほど乾かした タオルを引っ張り出して
 差し出そうと]

(376) 2014/11/16(Sun) 23時頃


[ああ、もう、 ばか。

――逃げる折、ディーンを――友人を、そんな眼で、睨んだのだ。
大丈夫、と同行者に繰り返す
そんな自分のことは、棚に上げて。]


[このまま 吹雪が収まるまでーー穏やかに]


 ドナルドを 揺さぶらない範囲で

[念を押すように 思う] 

 
 ーーあの時…………
 …………

[じっと 考える ドナルドの話]


 ……強い人?ドナルドは

[それでも 彼は 人を避けず]




 揺さぶらない範囲……がんばる……


[へたに、起こしてしまったら大変だと思う]

 ドナルドは強いよ。
 片目をなくしても、まだ、同じ仕事を学んでいるし……
 人を、避けがちではあるけれど……それでも、一緒にいるから。


【人】 鳥使い フィリップ

[二人で首を傾げあう 彼は 一度視線を上に外し
 ニコラに寄り添う トレイルに視線を向け
 きっと 彼自身の 意見もあるだろう と
 彼が 何かを書く……ノックスの持たせた紙とペン
 違和感あるほどの静けさの理由
 生まれつきか そうじゃないか……
 空いた口から 元は話せたであろう
 トレイルの発言を待つ間
 タオルの話に 話題をおく]

 もう 知っているのに……
 貰う ようなことを 俺はして…………んっ

 ニ ニコラ…………っ

(391) 2014/11/16(Sun) 23時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[心から疑問とでも言うような
 ニコラの声に 肩を竦めるも
 ……大きな手が頭のあちこちを撫でるのに
 かさ と 表面の皮膚が剥がれそうな唇
 触れられて 浅く息をこぼし

 ………伸びる指に 思わず 瞳をかばって
 両の目を閉じ 慌ててニコラの名を呼ぶ
 片手にタオルを 片手にカップを持ったまま]

(392) 2014/11/16(Sun) 23時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

ー 一階中央奥 ー
[あまり知らない声だった ぱちっと
 慌てて警戒すべく 両の目を開けて
 声の方向へ体をひねる]



 あ…………それ 俺の

[ディーンとも違う金色の髪 同じ年頃の
 彼が手に持っているのは…………
 あの時 置いてきてしまった防寒具

 またトレイルも見た
 …………自分の命が危うかった
 そのことに気がついたからか
 彼はなにか固まってしまって

 きっと怯えてるのだろうと 勘違い一つ]

(394) 2014/11/16(Sun) 23時半頃

 ラルフも 無理しないでーー


[がんばるに そう考えてしま ]


 片目…………それって

[ラルフの語るドナルドのそこに
 まさか という思考と この流れ
 と思うと 衝動を抑えたことと
 片目であること に思う]

 それでも……か
 見習わなきゃ…………


 ――……うん、ありがとう。


 あまり、見習って欲しくない、抑え方だけど。
 でも――抑えられたのだから有効、なのかも……

 ――痛みで、抑えられるの、かな……


 痛み…………強い 刺激が有効
 なのかな…………
 
 
 耐えられるなら 耐える方法は
 多いに越したこと ないよね
 目は……弓を射るときないと困るけど……


【人】 鳥使い フィリップ

 えーと……あんまり 人と 関わりたくなくて

[目を閉じたまま 瞼の上から
 眼球を押されると言う 始めての感覚に
 どう 反応していいのか これはこれで硬直する]


 ってーーー!
 …………っふぐっ ん

[まさかの 口内に入る指 に
 両手が塞がっていては どうにも出来ず
 ……本人は失敗したと 感じているとは
 彼は知らぬまま 新たな声に
 そちらへニコルの意識がそれたこと
 安堵して振り向きながら
 タオルをカップと一緒に持ち片手を開けた]

(408) 2014/11/17(Mon) 00時頃

 そうかもしれない、ね……

 あれだ、混乱してるときに頭はたいてもらうような感じ?



 ……目はね、普通に生活するのにも困るし。
 手も、困るし……

 ううん、どこも、困るけれど……

 衝動をこらえきれないより、まし、なのかなあ……


【人】 鳥使い フィリップ


 
 …………いや ありがとう

[二重の意味で 何故かニコルの
 おもちゃ状態だったことに
 それが終わったきっかけに 受け取りながら息を吐いて

 歯列に指が触れた時 ぞくりとした感覚を
 振り払うように軽く頭をふった]

(409) 2014/11/17(Mon) 00時頃

 出会い頭に 殴ればいいかな……?


 …………どこでも困るけど……
 少なくても ドナルドにとっては
 衝動のままに喰らうよりは……片目の犠牲
 それを選んだ………ーーそういうこと だよね


 ……ノックアウトされれば、気絶して動けなくは、なるよね……

[それだけの力で殴れるかどうか。
 そのあたりが不安ではある]



 うん……ドナルドにとっては、そうだったみたい。

 ――だから、衝動に負けるのが、すごく、怖いね。


 それだ いっそ弓で………は 死ぬか……



 …………怖いね……

[片目を失うより 衝動の入りやすさを
 自覚しているだけに]



 ……衝動にとらわれないように
 囚われても 殴るなりなんなりで……止めるよ

 [獣の性質を同じように持つラルフの安心になるように]


 ……それは、死ぬ。


 衝動が、どんなタイミングでくるかわからないから。
 それがこわい。

[いまだ、ざわめきしか感じなくても。
 これが、おさえきれなくなったらきっと、と思えるものを感じている]


 うん、ありがとう、フィリップ。
 俺も、そうするね。


[こうして、声をかけてくれるだけでも、ありがたいと思う。
 一人で考え込んでいたら、きっと飽和していただろう]


【人】 鳥使い フィリップ

[渡された上着を片手に 袖を通すには
 片手にまとめた カップとタオルが邪魔で]



 ん…………

[ニコルがシメオンと呼んだ金色の髪に
 こくり と一つ頷く
 とは言っても 防寒着をきて
 ここで寝泊まりをしている彼だけど]

 ……俺の話も 終わり
 
[ふと 貯蔵庫の方から人の気配
 タオルは渡せずじまいだけど そういって話を区切る]

(419) 2014/11/17(Mon) 00時半頃

 嗚呼…………それは ある
 怖くて 人間をさけてたはずなのに……


 ……思いっきり 鳩尾に打ち込んでいいから

[殴られるなら 先の散らした行動より
 ラルフにも頼みやすくって
 自分は…………できるだろうか?]


【人】 鳥使い フィリップ

 そうじゃないと 間違って
 食べてしまうかもしれないから

[子供のような わからないに 彼は自嘲気味に笑う
 まさか 瞼の上から眼球を押す動作に
 そんな怖い可能性があるとは知らず]


 ん…………もどって ノックスを
 安心させてあげて?
 風邪を 引かないうちにね

[ニコルに いまいち通じていない様子
 でも 実感があるより いいのかな と
 彼は 無邪気なニコルに頷いて見せて]


 もう 俺に関わっちゃダメだよ

(428) 2014/11/17(Mon) 00時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[と 言われた先から 伸びたトレイルの手に
 虚をつかれる]


 ………………???

[確かに 食べようとした と言ったはずなのに
 行動の意味がわからず 驚きに孔雀石を丸くして
 驚きと 塞がった両手に あっさり掴まれる]

(430) 2014/11/17(Mon) 00時半頃

 満月のときだけ、避けていたけど……

 ――なんとか、しないとね。


 うん、少なくとも痛みで動きが止まるぐらいには、思いっきりやらないとね……


 フィリップも遠慮なく、やっていいからね。


 ドナルドも強いし……ラルフも強いね
 それでも 人に関わって……満月以外の時




 狩で仕留めるように…………やるよ
 


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2014/11/17(Mon) 01時頃


 俺が強いんじゃなくて、二人に支えられてるだけだと思う。


 これから、がんばることができたら、強いのかもしれないけど。





 ――う、うん。
 ……身をもって体験するわけか……

[少し、痛みを想像して青ざめる心地]


 …………衝動に 負けない くらい


 そう 思えることが もう 強さの一つ
 だと思うよ




 一瞬だから…………!
 狩でもそうなんだ 長引かせないのが大事

[と 慌てた風に 思考を上書きする]


【人】 鳥使い フィリップ

[その顛末を知っていたなら もっと警戒しただろう
 ノックスに ある種の畏敬の念を覚えただろう

 唇をまくったように 瞼をまくられて
 同じようにされなくて良かったとは 彼のあずかり知らぬところ]

 …… 突然食べたくなっちゃうかも だから

[トレイルに掴まれ ニコラにまさに駄々を捏ねられ
 なれない状況に 眉を下げて
 自分と言う存在の危険性を説得しようと]


 食べられたら痛いよ?
 怪我するよりもっと痛いよ?

(442) 2014/11/17(Mon) 01時頃

フィリップは、ニコラスのばたつく足で藁が舞うのを見る

2014/11/17(Mon) 01時頃


 そっかな……そうだといいな。

 ありがとう、フィリップ


[あわてて重ねられる思考に、ほっと吐息をこぼす]


 一瞬なら、我慢できるはず……


 ううん  きっと のりきれるさ

[と 勤めて心はポジティブに
 混ざる感情は どうしよう この子供達と
 トレイルとニコラの様子に ちょっと遠い目したい
 けれどそれは牧歌的な悩みで 気がポジティブに寄ってたのもある]


 痛みを感じさせないくらい
 素早くしとめるよ…………


 だよね。

[話しているうちに楽観的になってきたのは間違いない。

 なにかほのぼのとした悩みが伝わるけれど、そこまで気にする必要はなさそうだとも思う]


 ……わあ、狩人っぽい。
 獲物になった気分ってこういうのかー。

[こちらはそこまで言い切れないから、なるべく確実性を狙うか、と思う。

 血が流れているわけではないから、まだ
 そこまで匂いで動揺することはない。]


【人】 鳥使い フィリップ

[トレイルがしゃがむように腕を引く
 ニコルのばたつく足に
 蹴られないよう気をつけながら 藁の上座って
 眉間にシワを寄せ なんとか文章を読み取る

 読んで理解して……バツの悪い顔一つ]
[言わなきゃダメだろうか?
 けれど 食べようとしたのはこちら
 彼には 知る権利があるし
 知ることで 対策も立てられるかと思えば]


 …………トレイルの 裸が
 なんだか あんまり 同性に感じなくて……


[しゃがみこんで シメオンから 渡された防寒着に
 顔を突っ伏して 細い声で答えた]

(455) 2014/11/17(Mon) 01時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[トレイルの倫理観を知らない
 彼も山で暮らした時期はあるけれど
 それでも 一定の年齢までは集落で
 ごく普通の少年として生きていたから

 ある一線から性的な接触とスキンシップは別れ
 別れた性的接触には 羞恥やモラルは持っている

 だから トレイルがどう感じたか
 理解する糸口も見えず
 ただ 笑顔を覚えているから
 改めて危険だと 伝えようという意図はあったけど]

(457) 2014/11/17(Mon) 01時半頃

[笑うような気持ちで 薄く羞恥プレイに
 恥を感じる思考もあれど
 今はのんびりと楽観の中笑って]


 ふっ 獲物になり切りすぎて
 逃げないでね?

[などと 冗談もこぼれ]


【人】 鳥使い フィリップ

[防寒着に突っ伏しながら
 ニコラのばたつく足と舞う藁の気配を感じる

 そこまで 自分への関わりに
 それを制止することに
 明らかな不満を見せられると
 どうしていいかわからないけれど
 同時にだからこそ 近寄らないようにと思えば
 ふてくされる遠ざかる足音を 引き止めることはぜず
 ……そのまま 怒って忘れてくれればいいと思った]

 ーーー…………

[ちらと トレイルはどうしたかと
 微か顔をあげれば
 苦笑が見える 其の後書き始める動作も]

(462) 2014/11/17(Mon) 01時半頃

[こちらもまた、喜色が思考にまじる]


 逃げない、けど。
 うん、がんばる。

[冗談にくすくすと、おかしげに笑いがこぼれる]


【人】 鳥使い フィリップ

 ーーーー………………

[聞き分けのない子供たちと
 そんな牧歌的な気分だった
 それが……扉でも空いたかのように
 一気に冷やされた気がして
 マグカップを無意識地面に置いて
 …………何度か読み直した
 自分の読解能力で誤解したと思いたかった

 あの音 が自分がこぼした嬌声とは
 わかっていないけれど

 最後の方 所々単語の読み取りが]

(468) 2014/11/17(Mon) 02時頃

【人】 鳥使い フィリップ

 ーーー…………ぅ

[食べても良かったのに]
[一瞬 あの時みた 鎖骨からかすか流れた紅
 それに 染まる姿を幻視した

 ぞく と 背筋を撫でる何か
 何度も振り払うように 頭を振る

 ダメだ 考えては……いけない

 二人きりになってはいけない]

 …………ニコラっ 行かないでっ

[喉が乾燥する みたしたくなる
 それをねじ伏せるように かすれた声で
 3人 あの無邪気なニコラがいれば
 何もきっと起きないから]

(469) 2014/11/17(Mon) 02時頃

[なにか ラルフにいいことがあった様子

 だから ダメだ 心配かけちゃ
 ダメだ]


 ーーーーーうん……そうだね


[フィリップの様子がかわったことに気づかず]

 うん――



 二人きり、は、あぶないん、だったっけ。

[嬉しさにまぎれていたけれど。
 ふと、改めて二人きりだと気づいた。

 それがちょうどフィリップのほうでも起こっているとは知らぬまま]


【人】 鳥使い フィリップ

[首を傾けるトレイルが視界に入る
 それはどう言う意味なのか?

 ……彼が直接内容を指導したとしても
 音楽を知らない彼には異国語のように
 言っている意味を理解出来ない]


 ーー…………??

[どう言う意味なのだろう?
 まだ 頭に残る妄想の残像を
 振って粉々に消して]


 …………

[リングをいじる指先
 時折赤が覗いて目をそらして]

(475) 2014/11/17(Mon) 02時頃

…………そう 二人きりはだめ…………
こわい……二人きりは怖いよ


[うわ言のように触発されて思考が落ちる]


フィリップは、トレイルから意識を逸らすためルーツは今頃遊んでもらってるんだろうなぁと思う

2014/11/17(Mon) 02時頃


 フィリップ……

 もしかして、いま、二人きり……?


[ふと、届いた声に、問いかける]


【人】 鳥使い フィリップ

[ニコラの足音が遠ざかる
 ああ これじゃ 意味がない
 それでも ニコラがトレイルにかける声で理性をつなぐ]

 …………だめだよ
 君は……彼らのお荷物と自分を思っても
 きっとノックスとニコラは 悲しむから

[ただ同時にトレイルなりに
 切実な 何かがあるのも汲み取れて]


 どうしても……食べられたくなったら
 二人を ちゃんと 説得して……?

[そうしたら……ディーンに言ったように
 …………考えよう と思う トレイルを食べることを
 母を食べた時のように ]

 そうじゃないと 俺は ノックスに殺される

(482) 2014/11/17(Mon) 02時頃

……ごめん

 でも 大丈夫 だから
 …………難しい ね 




 ――なら、いいけど。


 うん、難しい……

 居間には、きっとみんな集まってるだろうけれど。
 こんな狭い小屋なのに、ね。


 二人きり、なれる場所が多い……


【人】 鳥使い フィリップ

[ニコラを笑顔で見送るトレイルを見
 トレイルがいなくなったら
 ニコラ泣くよね ノックスに殺されるよね
 と 改めて意識を強く持つ 

 此方へ向き直る姿に目があった
 深い色彩の瞳

 その表情は苛立ちだろうか?
 伸ばされた手 びくりと怯えるが

 そのまま 掴まれるままに]

(484) 2014/11/17(Mon) 02時半頃

 居間じゃ……人間が多すぎて 息が詰まるけど

 
 どうしたら いいのかな…………
 縛り付けて 檻にお互い
 入っているわけにも……いかないしねーーー


【人】 鳥使い フィリップ

[文字を書かないトレイルの意思を汲み取るのは
 容易なことではなく
 納得してくれたのか していないのか
 よった眉は不機嫌そうなと言うことは伝えるが]

 …………?

[強く引かれて 藁の上に二人で
 ……ちょうど トレイルを押し倒すような形で
 寝転がることになって

 行動の意図が読めない 彼が言うあの声 が何かわからない
 それを望む強さは強いとわかっても
 音楽と縁がない 自分の声とはかけらも思わず]

 …………ごめん 重いね

[そう言って 掴まれていない腕と脚で互いの身体に隙間を作る
 密着した時の服越しの温度は 心地よさが逆に怖かった]

(490) 2014/11/17(Mon) 02時半頃

フィリップは、くけーと猛り叫ぶルーツの声を聞いた気がした

2014/11/17(Mon) 02時半頃


 そんなことしたら、みんなにすぐばれちゃうし……


 ……まだ、大丈夫。


[そう、願うように呟く]


 ーーーー………………
 ラルフも…………二人 きり?


[トレイルの行動に困惑一つ
 覚えはしたが 食べられても良かった
 そう書かれた言葉をみた時の
 衝動になりそうな それは今はなく]




 ―――――うん 

 いま、ノックスさんと、いる……


[つながれた手。
 巻かれた包帯。
 血の色を含んだ肉。

 思い返せば、自制ができなくなりそうで]


 ……まだ、大丈夫


 これから見せてもらうのは、作品、だし。

[ものがあれば、気がまぎれるかもしれない]


【人】 鳥使い フィリップ

[首を振られた……重くない?
 付き合いの浅い彼には トレイルの思考は読めず

 どうやら 上で……ルーツが暴れているようだ
 身を竦ませる様子 ぽんぽんと
 保護者がするように頭を撫でてから
 トレイルの上から彼の体重をどかして]


 あ…………これ ディーンの……

[倒してしまったインク瓶 染まる周囲
 赤でなくて良かったとおもうけど]

 ……ノックスたちのところに 戻ろう?

[自分も ルーツを引き取りに行かなければいけない
 そう思って 助け起こすために
 手を差し伸べながら 首を傾げた]

(495) 2014/11/17(Mon) 02時半頃

 ノックスと…………


[釈然としないものを感じる
 自身は大人だから
 子供と二人っきりでいいのだろうか]


 …………そう
 でも……気配は……あるの?


[まだ 先ほどもこぼれた思考
 緩く首を傾げるように思考が尋ねる]


【人】 鳥使い フィリップ

[何度もため息をこぼすトレイルの
 ゆるく首を傾げるしか彼には出来ない
 
 彼より背が高いの けれど狩をする彼にとって
 引き上げたトレイルの身体は軽く
 そうして 彼は彼で
 床に置いたマグカップを回収し
 トレイルが片付け終わったところで]

 ーー…………行こう?

[と 言葉少なに促して]

(502) 2014/11/17(Mon) 03時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[何か失望させているのはわかるけれど
 そんなに食べられたいのか?と
 別の方向でしか考えられない
 それ以外の点で トレイルが彼に
 失望する事象を彼は
 思い当たることは出来ないから]


 ーーーん

[黙っていて 内緒に]
[そんなジェスチャーに頷く
 そもそも彼の内面に深く根ざすであろう
 問題は 他人が口にするべきではない

 また 地面に落ちたインク瓶
 彼は拾って……呼びがなければ
 トレイルの言葉 で理解できるものが
 ほとんどなくなったことがわかる]

(510) 2014/11/17(Mon) 03時頃

【人】 鳥使い フィリップ

 インク 予備があるといいね

[真っ黒にそまった トレイルの言葉
 予備があれば 話せるだろうか?

 まだ旅の途中で食べられたがる
 過保護な腕の中の子供

 その保護者の行動を今は知らないまま上へと向かう]

(511) 2014/11/17(Mon) 03時頃



 ――っ


[小さく、堪えるように、息を呑む。
 ひざの上、抱きしめられているということに、どこか混乱している。

 ざわつく衝動の、箍が外れそうで]


 …………こわい……


[何を、するのか、
 してしまうのか。

 ――今はまだ、堪えられている]


 …………

[自分が感じるものと違う
 思考から流れ込むものに
 衝動とは違う何かが背筋を冷やして]


 大丈夫 落ち着いて
 …………どこにいるの……
 今 二階にむかってる


[何かあった時 約束通り
 鳩尾に一発……その心構えをして]


【人】 鳥使い フィリップ

[視線に気がついても
 ゆるく首を傾げる
 頷きと首振りだけで 聞き出すような
 会話スキル 残念ながら 持っていなくて

 居間から 聞き慣れた ルーツの
 呆れたように 同時にディーンに
 迷惑をかけてしまった と
 思っていた足が 2階の廊下で止まる]

(516) 2014/11/17(Mon) 03時半頃

[この、触れている手を、

 見えていた傷口に指を入れて、柔らかな肉をえぐったら。
 暖かい血をすすったら。


 そんな、想像にくらりと眩暈がする]


 ――――――フィリップ……

 三階、の、廊下……

 ……まだ、だい、じょうぶ。

[大丈夫だと、言い聞かせるように、くりかえした]


 …………っ

[具体的な視覚想像までは流れ込まずとも
 今にも外れそうなほど緩む箍の それを後押しするような感覚]


 わかった 答えてくれて ありがとう
 …………ね 戻ったら 何か 食事 作ろう
 美味しくて お腹に溜まるもの

[少しでも 思考をそらそうと考えたのはそんなこと]


【人】 鳥使い フィリップ

[彼は二階で廊下で一度止めた足を
 急いで三階へ向かう階段へと

 一度振り返れば トレイルがそこにいる]


 ーーーー先に 居間に

[そう 何時もの淡々とした声に
 焦り滲ませて階段を上がる]

(521) 2014/11/17(Mon) 03時半頃



 ――……っ、うん……

 おなか、すいている、せいだね……


 なんとか、抑えられた、けど……
 ちょっと、休む。

[逃げ込む前、視線があったときには、眉を寄せて苦しげな顔をしていた**]


  うん…………

[赤く染まることのない様子
 遠目からの姿に安堵をこぼすけど

 近づいた時の 苦しげな表情に
 …………こちらまで苦しい]


 うん…………がんばったね
 強かったね……
 たくさん休んで
 ゆっくりおちつくまで…………


【人】 鳥使い フィリップ

[ぱちっとラルフと目があって
 部屋に逃げ込む様子を視線で追った後
 そのまま視線は ラルフが来た方向へ] 


 …………

[その先を見据える ]

(526) 2014/11/17(Mon) 04時頃

【人】 鳥使い フィリップ


 ーーーー………………

[ノックスが近づけば 彼よりも背が高い
 視線は自然と上へと
 ただ 引き締めた口元
 ノックスの言葉に声を返さない

 無事に こくりと頷くだけにとどめて]

(529) 2014/11/17(Mon) 04時頃

フィリップは、もう一つのノックスの問いにも頷く

2014/11/17(Mon) 04時頃


【人】 鳥使い フィリップ

[視界の端 伸びたノックスの腕が見える
 けれど フィリップは動かない]


 俺たちは”旅”の途中で
 あなたは制御できる大人だ

[距離が縮まればより目線は上げざるを得ない
 ニコルに狙われ 包帯を巻いた淡い青
 それを 瞼でニコルからガードした
 孔雀石は見上げたまま そう言って首を傾げるだけ]

(531) 2014/11/17(Mon) 04時半頃

【人】 鳥使い フィリップ




 ……このことは フランシスに言えますか?

[誰が誰の保護者か 紐付けは危うく
 うろ覚えのまま じっと見つめたまま] 

(533) 2014/11/17(Mon) 04時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2014/11/17(Mon) 04時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

[頭の上に乗った手 これが保護者……ホレーショーの手なら
 嬉しいだけだった ニコラの手はくすぐったいだけだった]

[眉を潜めて 撫でる手を払うように右腕をかざす]



 …………じゃあ どうして

[と 言いかけた その口を噤んで 唇を引き結ぶ
 言われた言葉に返すことが出来なかった
 衝動も トレイルの書いた言葉も 何も
 それでも 孔雀石はじっと見上げていた*]

(538) 2014/11/17(Mon) 05時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2014/11/17(Mon) 05時頃


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フィルタ

注目:フィリップ 解除する

生存者
(4人 36促)

フィリップ
47回 注目

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通常
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仲間
死者
客席
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