5 おんがくのくにのふしぎなおはなし
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―プレストの宿―
――……、ッ――…
[目蓋はどうにも、重かったけれど、目は覚めた。 深く、安堵の息を吐く。 眠りの中、囁き声は聞こえたが、今はまだよく思い出せない。
痛みのように、鈍く響いているのは、]
( …………しょう、殿下 )
――上等だ。
[中空を睨むように見据え、立ち上がる。 ディーンが部屋に戻ってくれば]
……さっさと行くぞ、まずは遅れを取り戻す。
(3) 2010/03/27(Sat) 10時半頃
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―宿・ロビー 朝―
[虎の子たちはどうしていただろう。 どうやら自分のせいで余分に留まることになってしまった、らしい]
――あい、すまぬ。
[ここでの呪詛の犠牲者は、2人に増えていた。 見覚えのあるロケットで、豹の騎士の赤子と知れる。
戦いに長けた者は、これでもう誰もいない。 その剣を、借りてゆこうかとも思ったが、この状態では奮えない。
商人が赤子の傍らにいる意味は、よくわからなかった が。
出立前、老鶯のおとぎ話を聞くだろう。 聞きながら、険しい面差しで、夢の残滓を探っていた。
月明りにも似たランタンの灯火が、揺れる]
(5) 2010/03/27(Sat) 11時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/27(Sat) 11時頃
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―プレストの宿―
『今はどうなっているか…』
[ランタンを抱え森へ赴く出掛け、 宿で森の先に集落はあるかどうか訊ねた答えがそれだった。いぶかしげに首を捻れば宿の者は慌てて言葉を続けた]
[森がいばらに覆われて、行き来はほとんど途絶えた、と。 その村落は小さく、土は痩せ、冬は霜に覆われる、 あまり豊かではない土地なのだという。
――そして更に寂れたその理由]
『あそこはひどい流行り病がありましてねえ…』
[定期的に発生するという病、 60年ほど前のそれは特に被害が酷かったそうだ。 そうか、と返せばそれきり、会話は途切れた]
(7) 2010/03/27(Sat) 15時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/27(Sat) 15時半頃
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――いばらの森→村へ――
――…これは、また。 月光の加護、か。
[森を塞ぐ黒いいばらは、手にしたランタンの、 その月灯りを嫌うように退いて道を開けていく。
烏の翼をも傷つけようとした拒絶の茨は、 その意志を失って、道化の手で刈り取られていった。
いばらが刈られ放られるごとに、 鈍い痛みのようなものが体に響いた。 意識にまだ、ゆらぎはある。]
…寂れた村か、今は本来出稼ぎの時期、だと言っていたが。流行り病真っ最中などということが、なければよいが な。
[宝番が2人にかける声を聞きながら、ぽつり、呟く]
(17) 2010/03/27(Sat) 21時頃
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―名も亡き村、手前―
……ッ、……――、 ここに、入るのか…?
[村の入り口で、足は止まった。 深い悲しみと怨嗟の気配が、体を蝕むようで。
一度訴えるようにディーンを見て、 それが無意識だったことに気付けば、気まずそうに足元を見た。
揺れる、一輪の白い花 春の訪れを告げるスノードロップ]
(18) 2010/03/27(Sat) 21時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/27(Sat) 21時頃
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[>>19 わかってる、ように見られて、小さなため息。 何か呟き続けている道化の姿には、わずか眉根を顰めた]
……、
[手にしたランタンの輝きが、ふっと風に揺らめいた。 淡い月の燐光は、一つの箇所を指し示すように、流れていく]
――あそこなら、いいかもしれない。
[村のはずれには古びた聖堂。 寂れた村落には不似合いな大きさで、 あるいはこの村よりも、それは歴史が古そうだった。]
(20) 2010/03/27(Sat) 21時半頃
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奏者 セシルは、釣り師 ヌマタロウがいずこかへむかう後姿を 見る
2010/03/27(Sat) 22時頃
ひとりぼっちで永く───
生きすぎたね、ぼくも、おまえさんも。
おまえさんは休ませてあげよう。夜が来たら。
[梅の木にはそう話、幹をなでた。]
そして、ぼくは
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―聖堂―
――……、 少しはましか [ディーンにランタンを押し付けてその場所へ。 天窓は高く、集められた光は穏やかに降り注いでいた。 ここにもまた、かつては音楽があった証。
同じく古びたオルガンは、けれど こんな状況でも手入れはされているのだろう。]
――…待ち人、か。 むしろ私に用があるのは、そなたではないのか?
[>>25 訪れた声に、鍵盤に触れようとする手を止める 祈ると言うのならそれは邪魔せずに待つつもりだった]
結末だけを知ってる御とぎ話を聞くというのは、おかしな気分だな。
[ぽつり、呟いて]
(26) 2010/03/27(Sat) 22時半頃
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[犬、という言葉にはある種の確信を持って、 あからさまに耳が、ぴくり跳ねた]
…一緒じゃない方がいいんじゃないのか?
[オルガンの蓋を閉めれば、そちらへと向き直る]
(28) 2010/03/27(Sat) 22時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/27(Sat) 22時半頃
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――ッ
俺があいつに子守歌、って、 ……大体、話すのも恥ずかしいだろ、あのオチは。
[言葉と笑みに調子を狂わせられて、思わず髪をかき混ぜた]
――なんだよ、認めんのか。 理由くらいは聞いてやる、毎晩安眠妨げやがって。
(31) 2010/03/27(Sat) 23時頃
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奏者 セシルは、扉の気配に一瞬ちらと目を向けた
2010/03/27(Sat) 23時頃
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認めようが、認めなかろうが。
[距離が一つ、縮まる]
どっちみち、おとぎ話の結末をわざわざ、 子守唄代わりに聞かせられた俺には、バレバレだろうが。
――お前が、あいつの手下だってことは。
[真っ直ぐに見据える、 けれどその身の衰弱はやはり見て取れるほどで]
……それとも、あのおとぎ話を実演してみるつもりか? 手先の内緒話を知る者こそが――、とかいう。
(39) 2010/03/27(Sat) 23時頃
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――だったら、 騙す皆がいたほうが都合がいいんじゃないのか?
[意図をまだはかりかねている、 けれど、うっすら笑ってみせた]
(40) 2010/03/27(Sat) 23時頃
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――守り役だからな。 まあ、必要なら同室も許す。
[犬、という響きにぴくりと片眉跳ねさせて、 さげすみの混ざる言葉が気に入らないのは確かだった]
なるほど、翡翠もとんだとばっちりだ、が。
翡翠には悪かった、って。 ――他の連中はどうなんだよ。
[縮まる距離にも、臆することなく、退きもせず]
……、……―ー、
[>>42には怪訝そうな顔をしたか]
(43) 2010/03/27(Sat) 23時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/27(Sat) 23時半頃
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余計なお世話だ。
[揶揄にはぽそり呟いて]
――もう出来ないって、どういう意味だ。 謝意があるなら、直接謝罪するのが筋というも……
[空気を伝う 柔らかな鍵盤の 音。
それはただの音でしかなかったけれど、 古い物のまとう郷愁をどこか纏っていて。
失くした家族の元へ、言葉を聞けば、眉間に皺を寄った]
――…親父、の? まて、それはつまり… お前が言いたいことは、
[ずきり、と 鈍く痛むようなこめかみ、騙されているのは誰だろう]
(48) 2010/03/28(Sun) 00時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/28(Sun) 00時頃
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だ、って 対決だのなんだの言っといて、 いきなりんなこと言われりゃ、戸惑うにきま――
[途切れるのは、終わりを示す言葉を聞いたから]
おい、何縁起悪そうなこと言って、 ――…ッ、おい! 大丈夫か、そか、これあいつの――!
[鍵盤の上に倒れ伏す、老鶯。 夢を渡った鈍い痛みが自分にも伝わってきて]
しっかりしろ…!
[支えようと上体をかがめれば、 懐から音の砂時計がころり、零れ落ちた。不協和音に儚い音色が重なる]
(50) 2010/03/28(Sun) 00時頃
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奏者 セシルは、助けを求めるように、無人の聖堂を見渡した
2010/03/28(Sun) 00時頃
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[音の砂時計は、きらきらと、その透明な旋律を奏でる。 水晶そのもののように、聴く者によって色を変える
老鶯が聴いた音色はなんだったのだろう。
苦痛の滲んだ表情は、懐かしいものに触れたように和らいで。 ただ、その言葉からそれは既に、失われた音楽なのだと知る]
――生きた証を残すのだろう? そなたの、いや、その失われた者の。
しばし休め。あとは任せろ。 そなたは謝罪をせねばならぬこと、きつく肝に銘じておれ。
[言葉は届いただろうか。 うなだれる様にはびくりとしたけれど、寝息としれれば安堵の息を吐いた]
(56) 2010/03/28(Sun) 00時半頃
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[そして、老鶯を支えながら]
――…く、 あれか、やっぱ少しは体力ってのも必要か…
[とりあえず椅子に寝かせて、 誰かを呼びに行こうかと思ったけれど]
――ま、用がある時には呼ばれずとも傍に来るのが優秀な……
[砂時計を手に取ろうとすれば、ぐらり、ふらついた]
(59) 2010/03/28(Sun) 00時半頃
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[>>58 宝番の姿には、ふらり、手を振って]
――なに、老体が少し旅に疲れたらしい。 この村においていくのは、心配ではあるが。 まあ、少し休ませてやるとしよう。
ああ、それと。 どうやらもう裏切り者は、おらぬようだぞ。
心おきなく魔法使いをぶちのめしにいけるな。
[にやり、猫科の顔で笑った]
(60) 2010/03/28(Sun) 01時頃
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――遅い。 おまえ、優秀な守り役にはなれそうもないな。
[駆け寄るディーンには憎まれ口一つ]
ああ、裏切り者はもういない。 鶯が語っていただろう、おとぎ話で言ったところの、 耳のいい人 というのは、どうやらこのご老体だったらしい。
夜毎手下の囁き声が聞こえて、うるさかったそうだが。 どうやらもう声は聞こえなくなったらしい。
まあこのとおりの安眠状態だ。 ゆっくり寝かせてやるといい。
[ザックに老鶯を預ければ、ねむたげにあくびを一つ]
(64) 2010/03/28(Sun) 01時半頃
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お前、俺を誰だと思ってるんだ――? まあいい、肩貸せ。疲れた。
[>>62 やっぱりあくびをしながら、体重をかけるのでした]
(65) 2010/03/28(Sun) 01時半頃
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はあ?そんなんアレだ――
筋合いなくても、勝手にいなくなっても、 どこにいたとしても、必要な時は呼ぶ前に駆けつけろ。
[と、わがまま全開発言したところで]
――…って、また言いやがったな、お前。
[>>67 とっても睨みながら、視線の先を追って眠たげな目をこすった]
(69) 2010/03/28(Sun) 01時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/28(Sun) 01時半頃
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ま、まあ、そう簡単にはいえないよな。 手下の声が聞こえるとか、なんだそれ?って感じだし。 そもそもそんなん向こうに、バレたら危ないことこのうえないしな。
[>>68 労わる言葉には、ほんのりやっちまったか、な顔をしました、が。ある意味間違っちゃいないからな、と呟いて。]
――まー反論があるなら、 起きた時に自分で言えばいい。
[ちらり、老鶯を振り返った]
(70) 2010/03/28(Sun) 01時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/28(Sun) 02時頃
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――…俺の音楽も、誰かの中で生きてるのかな
[呟きは傍らの友にも届いただろうか]
(71) 2010/03/28(Sun) 02時頃
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