36 森の中の小さな村【言い換え無し】
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チャールズは、ノーリーンくんずほずれつは、エロスですね**
occam 2010/11/24(Wed) 00時半頃
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―集会場― やあ。無事だったな。サイラス。パピヨン。 どうやら私たちは、正しい選択をしたらしい。
[紅蓮の炎を越えて。眠れぬ夜を越えて。 右腕は上がらず、左手の指は足りず、 絞首痕のような、首に纏わりつく火傷を負った男が ようやっと辿り着いたのは、平穏な朝だった]
生きることを選んだもの。 死ぬことを押し付けられたもの。
[冷たい石床に座り込み、片膝を立てた姿勢のまま この人狼騒ぎの経緯を思い返すよう、眼を閉じた]
(15) occam 2010/11/24(Wed) 23時半頃
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ようやく、夜に眠れそうだ。 泥のように熟睡したいところだがね。
[首の火傷が、絞められているように熱を持つ。 やがて眉を顰めながら立ち上がり、扉に手を掛けた]
少し、やることがある。 労働は尊い。殉ずるとしよう。 ああ、この村も三人になってしまったが、 お互いなるべく顔を合わせないほうがいいと私は思う。
[扉から流れ出る空気は、冷たく張り詰めていた。 左手の親指と人差し指を使い、引き攣る首を軽く掻く]
(16) occam 2010/11/24(Wed) 23時半頃
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個々の自由だが。 相互補助を目的とした、村という輪には戻れないはずだ。 三人では物資の調達も困難だろうしな。
[後ろ手で扉を閉める際に、僅かに声が低くなり]
私は、やることをやれば、この村から出て行くよ。
[逆光に身体を染め上げられながら振り返りかけた、 緩んだ唇の端だけで、サイラスとパピヨンに別れを告げた]
(17) occam 2010/11/24(Wed) 23時半頃
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人間は、半ば神性でなり、半ば獣性でなる存在だった。 魂を不断に葛藤させているからだ。
[ノーリーンを埋めた。ホリーを埋めた。 無数の骸を投げ込んだ地獄のような墓穴ではなく 荒れた教会の傍、なだらかな南斜面の頂上へ]
スティーブンの遺体は、燃え落ちてしまったのだろうな。
[持っていくのは、女中がいつも磨いていたナイフと 少女がいつも離さなかった、ひしゃげたロザリオの二つきり]
かわりに神は、ここに捨てていく。 だが、いつかまた、拾いにくるかもしれんな。
(18) occam 2010/11/24(Wed) 23時半頃
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その時は、なるたけ温かい出迎えを頼む。
[強いて軽口を叩きながら、暫くの間、立ち尽くしていた]
私は、生きている。なぜ生きている。 まったく、この死に損ないめ。
[掠れた哄笑を響かせながら、墓標に拳を叩きつける。 幾度もそうするうちに、草の露とは違う水滴が落ちた]
ああ、これは涙か。 温かいからには、私はまだ生きているのだ。
(19) occam 2010/11/24(Wed) 23時半頃
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ならば、どうして死ななければならない。
[何度も死者に問いかけた。ただの一度も答えは返らない。 そうすると、今まで思いもしなかった言葉が口から出た]
あのとき、俺も死んでしまえばよかったのか。 紅蓮の炎に任せて、あの女たちと一緒に死ぬべきだった。
[痙攣が来た。身体を捩りながら自虐の言葉が滑り出る]
また私は自らに嘘をついている。 下らない過去にしがみついて生きるのは――――。
(20) occam 2010/11/24(Wed) 23時半頃
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相場が男と決まっているものだ。
[墓標に最後の一瞥をくれると、 司祭はそれきり、丘を振り返らなかった。 鬱蒼とした森を抜けて、残った指を揺らしながら。 信仰という言葉の意味は、男と女が存在する意味は。 その狭間で、今も揺れているようだった**]
(21) occam 2010/11/24(Wed) 23時半頃
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