97 せかいがおわるひに。
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[ホリーが高校生でない事は解ったが、自分よりは大分年下だろう。 そう思い至りながら、目の前にいる三人と、校舎を見遣る。
>>35 名乗りを聞いてまた再度会釈し、会話を交わしている彼等を暫く眺めていたが]
…えっと。
[ホリーを見て言う]
じゃあ、これで。 僕は、ちょっと街に戻ります。
(39) 2012/07/20(Fri) 02時頃
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[少年が言い残して校舎に向かうのを横目にし。>>38 それから、少女とホリーを見る。 最後ににこりと笑って、高校の裏門を後にした**]
(40) 2012/07/20(Fri) 02時頃
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[――ぽすん、と何かが背中に当たって立ち止まる。 足下を見るとサンダルが片方。 拾い上げ、顔をあげるとホリーが見え、裸足の片足と、今、自分が手にしているのと同じサンダルを履いているのが見えた。
――まだ小さな子供みたいな人だ。
サンダルをホリーの足元に向かって投げ返す。 そうするのが相応しいのかどうかは解らないが。 ゆるゆると手を振ってから身体を返し、再び歩き出した]
(51) 2012/07/20(Fri) 08時半頃
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[学生、か。
――そういえば、あの子は何を撮影していたのだろう。 傷だらけに見えた彼は、何をしていたのだろう。
彼等がいた校舎前の風景は、ごく普通の日常と変わり無いように見えた。 ただ、それは彼等が今まで通り、何も変わらず、その場所に居たかっただけなのかも知れないが。
歩きながら空をちらり、見上げる。
――あと、数日。 それきり、この世界の時間は、止まる]
――。
[太陽だけが眩しく、辺りは静かだ。 一度、振り向いて校舎を見上げてから。 かつては明るい声で溢れていたであろう、その場所を離れた**]
(52) 2012/07/20(Fri) 08時半頃
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[鉄色は何色にも揺らがない。
まるで初めから、死の色に染められたかのように。
足が高校に向いたのも、無意識に彼女に会うためだったのだろうか。
あんな行動を取ったのも、心のどこかでずっとそうしたいと思っていたからだろうか。
それすらもう、よくわからない。
すべてを飲み込み呟く。]
……ああ、早く。
落ちて来い、俺の上に。
[これ以上醜い情景を双眸に映したくない。
これ以上無用な傷を増やしたくない。]
[あの少女も、高校の中に居るのだろうか。
フィルムの中限定の果敢無げな、姫。
彼女の上にもまた等しく、隕石は落ちる。
その前に、会うことは叶うだろうか**]
― 校舎へ向かう道 ―
ぽーけっとーのー
なー かー にー はー
びすけっとー がー
ひっとっ つう ?
[外れた音で歌いながら、]
もない…
[余計な言葉も付け加えながら。
撮影を続ける。]
たーたーいーてー
みーるーたーびー
…
ビスケットー はー ふーえーるー…
…
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――住宅街――
[記憶を頼りに元来た道を暫く歩き。 男は住宅街を突っ切る道の真ん中で歩みを止めた。 周囲の、人気の無い窓を幾つか見上げる。 それから、商店街の方を向く。
数時間前に見た時、黒煙は一旦収束したようだったが、今、またいくつかの煙の柱が上がっていた。 火事は鎮火されても、また次々に破壊が続いているようだ]
――。
[再び、近くの家の窓に目をやる。 喉が乾いていた。 そういえば、昨日から何も口にしていない]
(90) 2012/07/20(Fri) 22時頃
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[食糧までは行かずとも、最低限、水くらいは欲しかった。 そして――煙の柱を再度見遣り。
もし、あそこに向かうなら何らかの武装は必要かも知れない。
ここ数日、人が集まりそうな場所は避けてきたが。 行って、目にしておくべき事が、そこにもある気がする]
(91) 2012/07/20(Fri) 22時頃
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[それから、家の窓に目を戻し。 門の前へ歩み寄り玄関先を覗きこむ。
――住人は、中にいるだろうか。
五分五分、と思った。 中に誰か居るのであれば、立ち入るのは気が引けるが無人であれば、今更誰に咎められる事も無いだろう。
門戸を開き、玄関先へ続く敷石を踏んで中に入る。 玄関のドアノブを手を伸ばそうとして、一瞬躊躇ったが。 思い切ると握り締め、引いた。
――かちゃり、と施錠されていないドアが開く。 隙間から、家の中を覗き見た]
(94) 2012/07/20(Fri) 22時頃
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…ごめんください。
[薄暗い、家の奥に向けて呼びかける。 暫く待ったが、人の気配は無い]
…あの…いらっしゃるなら、すぐに出て行きます。 誰も居ないなら――。
[しん、とした廊下。 そこに響く自分の声が、少し間抜けた様に感じられる。
家の周囲を再度見渡してから、やはり誰の気配も無いのを確かめると、男は静かに家の中に入った]
(95) 2012/07/20(Fri) 22時頃
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[向かったのは部室。
壊れたPCの部品が散乱している。]
あー…
あった
…
[机の中にあるメモリーカード。
それとデジカメのバッテリー。
充電が切れたらおわりだもの。
私はまだまだ、
まだまだ、
撮りたりない。]
― 部室にて ―
[窓から外を撮る。
煙がたくさんあがっている。
たくさんの最後が。
たくさんの最期が。
カメラに収まる。]
――― … …
[この感情は、なんだろう]
[遠く、天文台が見える。
その周辺の様子まで見えはしないけれど。]
[美しい感情を閉じ込めたまま。
美しい光景を胸に残したまま。
そんな瞬間に死ねるならばどんなにいいだろう。けれど藍色ははきりよく落ちてくるほど出来たモノではない。]
早く、は、や、く
[会いたいと思った人が居る。
まだ話したいと思う人も居る。
なのに、残り火のような世界に残っていたいとも――思えずに。]
― 現在:部室 ―
…
[天文台を見つめながら、携帯を取り出した。
電源をつけるとメールの着信がずらりとある。
送信者に眉を寄せながら。
天文台の電話番号を引っ張り出した。]
[別に電話がなったとしても。
出なくても構わないと思っている。]
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[迷ったが、靴は脱がずに中に上がった。 足音に気をつけて歩こうとしたが、革靴の底が床を踏む音は思ったより家の中に響く。
廊下を進み、台所を探して部屋を覗きこむ。 間もなくして、磨りガラスの窓から光の差し込むダイニングキッチンに辿り着いた]
(139) 2012/07/21(Sat) 00時頃
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[整然と、食器が並べられた棚。 換気扇のファンの陰が透けて見えるレンジフード。 まだ、電気を通しているらしい冷蔵庫の低く小さく唸るような細動音。 窓から差し込む光で、ダイニングは明るかった。
水道に近づこうとして、綺麗に片付けられたテーブルの上に置かれた一枚の紙切れに気づく。
手に取ると、おそらく家人が、誰かの為に書き置いた物なのだろう。
家を離れる事と、行き先と、待っているという言葉と。
そして、無事でいる事を祈っている――そう、書き綴られていた]
(140) 2012/07/21(Sat) 00時頃
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[見知らぬ誰かに宛てられた手紙を、暫く男は見つめていた。
それから、手紙を元あった場所へ戻し、水道の前に立つ。 脇にあったコップ立てに掛かるグラスを一つ取り、蛇口の下に持って行く。
捻ると、勢いよく流れ出した水があっと言う間にグラスを満たし、それを支える男の手の上をつたって行く。
水が溢れるのを、そのままに男は、顔を伏せたまま暫く動かずにいた。
この数日。 もう、会いたい人に会えないと解ってから数日ぶりに。
男は、声を漏らして泣いた**]
(143) 2012/07/21(Sat) 00時頃
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あの子もどうしてんだろうなぁ。
ちょっと歩いただけで、未だに瀕死だったりすんのかね。
[電話越しには笑みを含んだ声が届くだろう。]
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