人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 9日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


…さーね。直接聞けば。渡してほしいと預かっただけだ。
あと伝言。涼平と周を返せ、だとさ。

[零瑠の視線はあえて流した。
もう突っ込まれて色々踏み込まれるのはゴメンだったからだ。ただ、誰と問われれば、暫し躊躇した後、静かにその菊結びを指した。

アヤだ、と]


ああ、全く。
ああ言えばこう言う。

育てた吸血鬼の顔が見たいわ。

[そんな軽口を叩きながら。
向かうのは神宿]


  − 回想・零瑠への褒美 −

[和本の内容を零瑠が知っているのかは尋ねなかった。
最後まで読み終えてどんな感想を持つか、今は判らない。
そも最後まで読み終えるかも定かでは無かった。
積み上がった書物はそうやって、思い出した様に
読み直されたり、山に埋もれたままになる]

迷信とは、人間は己と違う遠い存在から、畏れから逃れる為に。
己を安心させる為に創りだしたものだ。

その分、その迷信が効かぬと知れば面白いように慌てふためく。

[零瑠の途切れた言葉に、何を思うと視線を合わせる。
だが直後の模範解答に、その瞳の奥に潜むものを追及はしなかった]


――…!


[僕は絢矢の名前が出たことに分かりやすく息を飲む。
それにしても、絢矢と、この紐と、零にーさんにどんな繋がりが?

木箱を持って、僕と手を繋いで逃げていた絢矢の姿なら記憶にあるけど……]


――もしかして、あの、5年前、ほら、零にーさん明日が誕生日、で、それで…

[僕の言葉が途切れ途切れになるのは色々と思い出してるから。
「シュークリームが食べたい」。
聞こえる、子供達の歌声。
帰らないにーさんやねーさんを待って絢矢と二人身を寄せ合ったあの時]


直接聞いて、腹に傷でも負ったら堪らない。

[理依と絢矢の間でどんな話があったのか、
 そんなものは想像に過ぎないし。

 どんなヘマなのかも、また。

 彼の指が差す、若草色。
 もしかして、と話すリッキィの声。]

 ………は、は。絢矢なら、こういうの、用意しそうだけど。


 馬鹿だな。この5年、ずっと……


[子が夢中で首筋に立てた牙に、酒以上に酔う。
嚥下する音が間近で響いて、子が喜んで飲み下している事に
満足げに笑みを浮かべて、指を絡めた髪を見下ろした]

………泣いているのか。

[途切れる事無く、迷う事無く感謝の言葉を述べながら、
子は泣いた。
その涙の意味が判らず、僅かに傾げた頭を頬杖で支えながら
その透明な雫を見つめた。
家畜なら命乞いで泣くのは知っている。
断末魔の前に痛みで泣く事も知っている。
だが零瑠は家畜では無い。
命の危険も痛みも無いのに何故泣くのか]

何を泣く?

[痛みを覚えいているとすれば、彼の心か。
贄を差し出そうとする程、彼は吸血鬼と成っているのに。
まだ涙する部分があると言うのか]


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

─ 早朝:神宿へ ─

[神宿への道中、
はじめは、昇る朝日を見ながら速足で歩いた。

しかしアスファルトに刻む足音は徐々に早く、強く。
いつしか絢矢は駆け出していた。

一刻も早く、一秒でも早く。
ホリーを狩らなければ周と涼平が危ない。
彼らはきっと、今も吸血鬼の居城で抵抗を続けている。

一部でも鬼の支配が解ければ状況は好転する。
そうと信じて絢矢は走る。]

(367) 2014/02/13(Thu) 22時頃

そう。

[伝言に対しては、短く。
 生死を問わず、返してやれば良い。

 立ち去ろうとする理依には、これ以上話すことはないだろう。
 背中からリカルダへと視線を落とし。

 ぽんと一度、頭の上に手を置いた。]

じゃあ、ふたりとも。また後で。


[家畜の悲鳴や涙は食事の時間に彩を添えた。
ならば吸血鬼の涙はどうなのだろう。

沸いた興味のままに舌で零れた雫を掬い、転がした後。
離れずに零瑠の首筋に牙を立てた。

力の強い吸血鬼の血はそれだけで味わい深い。
まして血の絆の子の血は更に味が濃い]

成程、甘い。

[涙を混ぜた血は芳しく、甘さを増していた。
味に満足したのか、喉を数度鳴らした後、牙を離す]


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[傷など──失血など
放っておいてもっと早く出立すれば良かったと
己を責める声が裡から湧いて来る。

サミュエルは、足音も聞こえない距離から
それでも自分を見失わずついて来てくれている。
姿が見えなくてもわかる。

サミュエルに同行を申し出た時、
絢矢には兄の答えがわかっていた。
それがどれほど危険なことかも。

だから──死地への連れ添いを頼むようで、
頼むと告げるのを躊躇した。

けれど、きっと。
話してしまった時点で、頼まずとも彼は付いて来た。
付いて来てくれていた。

サミュエルとはそういう兄だ。]

(373) 2014/02/13(Thu) 22時頃

………。それだけ忘れたくなかったってことだよ。

[僕は零にーさんの気持ちも絢矢の気持ち、どっちもなんとなく分かる。
ただ、周にーさんと話したばかりだったから、気持ちはなんとなく周にーさん寄り。

最後に見せた、笑顔。
あれで本当にお別れ、なのかな。

僕は零にーさんが頭に手を置いた時、
相っ当心配そうに見える顔をしてたことだろう。

――いかないで。
――つれてかないで]


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[気配も音もなく、
それでも寄り添う心を背に感じながら──。

──結局、絢矢は神宿へのほぼ全行程を、
ひと時も休まず駆け抜けた。*]

(374) 2014/02/13(Thu) 22時頃

私が呑んだ中でも上質のものだ。
大事にすると良い。

[また1つ、面白いものを見つけたと、
弧を描く口元を隠さずに零瑠が下がる際に背に声を掛けた。
あの涙は何処かに残ったままの人間の部分か。
人間の涙と吸血鬼の血潮。
混ざったその味に、機会があれば、
他の眷属達も試してみるかとほくそ笑んだ*]


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

─ 神宿 ─

[そこは──一度震災で壊滅的な被害を被ったことなど
嘘だったかのように整備されていた。

それでも、建築物は高くとも二階か、三階。
──その程度の背の低い建築群の中に
天を衝く高さの巨塔が在った。]

 ───…、

[見慣れぬ高層建築を正面に据え
絢矢は立ち止まり、塔の天辺を見上げた。

純白の外套が風に裾をはためかせ、
それが軍服であると気付いた年若い着物姿の少女が、
何かに怯えるように路地へと消えた。]

(379) 2014/02/13(Thu) 22時半頃

[きょとりとした。
 何か素朴なものを見たような印象だ。
 永く生きているだろう純血の吸血鬼でも、
 慣れない事というのはあるらしい

 そうですか。

[そして有言実行とばかり一人で出て行く背へ、
 行ってらっしゃい、と静穏に頭を垂れる。
 指示されれば従う以外の道はないから*]


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[慣れない紅を引いた唇で
通行人の一人を呼び止め、言伝を頼んだ。

ホリーの訪れを待つ間、
絢矢の左手はずっと鞘に結んだ下緒に触れている。

着物や帯や絹紐の感触は
忌まわしい記憶の引鉄であったが、
しかし同時に、幼心に馴染んだものでもあった。]

(384) 2014/02/13(Thu) 22時半頃

   − 襲撃の前 −

[血酒と穢れた肝を用意してきたホリーのピクニックには
僅かに苦笑を浮かべたまま、探る様な視線を投げる]

行って来ると良い。
愉しんで来い。

[贄を探しに行くわけではないだろう。
そこに何があるのか迄は図れないが、わざわざ出向くのだ。
それ相応の愉しみがあるのだろうと許す]


どんな遊びをするつもりか知っているか?

[肝を運んで来た家畜に訊いた所で、知る筈も無い。
震えながら存じませんと答える家畜に]

そうか。だが貴様でも私に教えられる事があるぞ?
この穢れた肝と、貴様の肝の味の違いもそうだ。

[意味を家畜が理解した時には、その腹は裂かれていた]

やはり女は処女が、男は穢れた味が美味い。

[味の劣る肝は、一度舐めだけで床に棄てられた*]


―書庫―

[探していた本は見つからなかった。
 元々置かれていないのか、誰かが持って行ったのか。
 どちらもありえるし、どちらもないようにも。
 堆く積み上げられた本の森を諦めて去る]


―廊下でのこと

もう、死んでいたかも知れないじゃないか。
忘れられなかったのは、同じ……

[リカルダの視線。何を言いたいのか、敢えて考えるのを止めた。]

ねぇ、リッキィ。
絢矢がこれを預けたってことは、さ。

………さよならって、ことだよね。


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[サミュエル(と、来ていたならば安吾)は
絢矢にも察知出来ない死角に潜んでいるだろう。

使いの鬼が現れれば、
躊躇なく後に従い建物の中へと進む。

後ろを気にする素振りなど見せない。
気にせずとも兄なら、
必ずなんとかすると信じている。]

(394) 2014/02/13(Thu) 23時頃

― 廊下にて ―

そう、おなじもののままだって思ってたからだよ。……でもさ。
僕が違うものになっても変わらないの。キャロライナにーさんも周にーさんも!

[それがただただ、最初は信じられなくて耐え難くてでも、……不思議と悪くはない気分も浮かんできてて。

―――じゃあ、絢矢は?

さっきの理依にーさんの、まるで“直にーさんを殺したのは絢矢だ”と言いたげな態度は]


そんな、……ちがう、


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

 ───。

[中には思ったよりも人がいた。
鬼も何匹か。

人間が皆一様に浮かべる、
貼り付けたような笑みに恐怖の陰を感じ取る。

憐れみを瞳に浮かべぬように。
しかし決して眼を逸らさぬように。

意思の力で己を抑え込み、
家畜と蔑まれる人間の貌を眼に焼き付ける。]

(404) 2014/02/13(Thu) 23時頃

―廊下にて

……キャロライナ、も?

そうか。彼にも会ったんだ……。

[逃げたの? 逃がしたの?
 そう問う気力が、今はない。]

変わらない人達が居て。
でも、変わる人達だって、居るよ。



……ちがう? さぁ、どうだろう。
俺にはそう、思えない。


[廊下でちらりと、遠目に零瑠の部屋を窺う。
 部屋の前にリカルダがいたことで、
 ぴんと、周が目を覚ましたんだと思った。
 涼平に知らせようと思って、足を急いだ。]


変わっても良いんだよ。

変わらないなんて、そんなもの……

[あるはずがない、とかぶりを振る。*]


隠れん坊 アヤワスカは、メモを貼った。

2014/02/13(Thu) 23時半頃


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

─ 神宿:高層建築屋上 ─

 ───ッ

[最後の鉄の扉を抜けた瞬間
吹き抜ける風に髪がはためく。

その風をすら切り裂くように
鋭く前方を見据えれば、
蒼穹を背負って悠然と佇む、漆黒の少女がいた。]

(425) 2014/02/13(Thu) 23時半頃

……うん。

[僕は……キャロライナにーさんの武器だけ壊して退いた。
これじゃあ逃げたのと変わんないや。
“始祖様”に知られたらどうなるか――って実に今さらだよね。とりあえず何も言わないでおいた]


れ、零にーさんがそう思いたければそう思えばいいよ、僕は、思わない。


なんで、……なんでそんなこと、言うの。


[僕は零にーさんはただ“始祖様”の血に縛り付けられてるんだって、そう信じてる。
僕と零にーさんを隔てる違い――誰の牙を受け吸血鬼になったか。

信じてるのに、零にーさんがまるで“吸血鬼に変わってよかった”って言ってるみたいに聞こえて、―――寒気がする]

――…ごめん。

[僕はその場から走り去った*]


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[屋上の中央まで来ると白を脱ぎ捨てる。
風に舞い上げられた外套は屋上を越え、空へと。

白の下には禍刻の空に散る薄紅の花弁──。
小袖の花を風にはためかせ、
絢矢は『兄』と『妹』を鞘より解き放った。]

     ホリー──ニルヴァーナ。


               ボクがオマエを狩りに来たよ。

[戯言を視線で跳ね除け、凛と立つ。

菫の眼差しは揺るがない。
──例えその傍らに、紅の在ろうとも。]

(435) 2014/02/14(Fri) 00時頃

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 9日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:アヤワスカ 解除する

生存者
(5人 75促)

アヤワスカ
6回 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
裏方
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.078 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび