人狼議事


84 戀文村

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【人】 病人 エリアス

 うん、そろそろ帰るよ。
 ――大丈夫。

[何時の間にやら日が暮れて、真っ暗になる前に帰りなさいと。
 顔色が悪いと心配されて、小さく笑んだ。
 昔からのことだから反発することもない]

 また、来るね。

[お茶を飲み干して席を立ち。
 見送るナタリアに手を振って、ゆっくりと道をゆく]

(293) 2012/03/27(Tue) 22時半頃

最後の夜だろ。
ゆっくり……自分の言葉で伝えればいい。

[薬を一緒に飲むと言えば、ヨーランダは死ぬと判っていても
飲むだろうか。
だがそれをセレストに伝える事はない。
嘘偽りない自分を受け入れてくれた相手を最後に騙すような
形になる事を、セレストは望まないだろうと思ったから]


【人】 病人 エリアス

[夜、日が落ちてから村を歩くことなど殆どない。
 子供のころは外に出歩くだけの体力もなかったし。
 ましになった今でも、夜遅くなれば心配する家族がいるから、心労をかけないようにと日が暮れる前には帰っていた。

 だからこんな時間に出歩いているのは珍しい。
 歩きなれた道でも、暗くなれば勝手は違うから、普段からゆっくりな足取りは、更に遅くなった]

(296) 2012/03/27(Tue) 22時半頃

自分の…言葉で…

[できるだろうか、自分に。
一時の別れの時間は…近づいている]


 食合せてはいけない食べ物ってあるでしょう。
 そういう感じで、ヨーランダの薬草にも
 決して混ぜてはいけないものがあるのを知っているわ。

 昔、それこそギリアンさんが生きている頃に
 墓場で遊んでいたら教えてもらったの。

 ……母さんも、ほかもそれを使ったから効果は。

 でもね、アタシがそれを良しとすると、思う?
 セレスだけじゃない、一緒にヨーランダも失えって、
 言うんだよね。


 そんなこと、アタシが黙って見ていられると思うかい?


ダーラ……。


[ダーラの言葉は痛いほど分かる。それだけに胸に突き刺さる]

ダーラさん…そうだよね…
やっぱり…我儘だよね、私の。

[だからこそ、戸惑いがある。]

…ダーラさんがどうしても嫌というなら、
私…ひとりでも、いいよ?

[自分より、年の近いダーラのほうがヨーランダへの思いは強いだろうから。]


(……明日俺がお前を2人の元へ送ってやろうか?)


[……と口に出来れば良かったのだろうか。
ただの機械の筈の通信機から何かが溢れて来る。
その想いに衝動的に口を付き掛けるが。
だが結局それを言葉には出来ず]

すまない。

[口に出来たのは何に対してか。謝罪のみ]


 人殺しでいいなら、アタシにくれば良かったのに。

 ねぇホレーショー。こうなったら、皆で静かに眠りましょう?
 手伝ってくれるわよね。

[ヨーランダの決意が固いから、出る言葉は、村を覆う仄暗いもの]

 順番に、すれば……ネ。


ああ、あんた達が安らげるなら手伝ってやるよ。

[その場にはいないが、無機質な鉄の塊の向こうの張り詰めた、
痛い程純粋な想いが伝わって来る。
この想いを戦火で散らせるくらいなら、と改めて決意を固め。

ただ、それに自分を含めなかったのは。
この村の人々には安らいで欲しいと思ったから。
自分は戦場で散るべきだと判っていた。
地獄に落ちて、馬鹿な上官達を引き摺り込むのが役目だと。
だからこの村で眠る事は出来ないと…決めていた]


【人】 病人 エリアス

[夜に歩けば、昼間は気づかなかった村の静けさが耳につく。
 昔は、日が暮れても窓の外はもう少し騒がしかった。

 普段と違うのは、朝の騒ぎのせいかもしれないけれど。
 普段を知らないから判断はつけられない。
 人がいる家には明かりがともっているけれど、火が消えたままの家も、ある。
 そんな風景に僅かに吐息をこぼして、ゆっくりと家へと続く道を歩いた]

(320) 2012/03/27(Tue) 23時半頃

 ……アンタも、もうこの村の一員よ。
 そこ忘れないで。

[小さく息を吐いて、あのときの―母を殺めた時―と同じ顔になる]

 アタシは皆を眠らせるまで、起きているわ。それでいい。


…ダーラさん。
私は(戦地に)行くよ、…だから…私には毒を盛らないでね。

[おどけた言い方をする。でも本気である]


【人】 病人 エリアス

[ふと後ろからかかる声>>327に足をとめる。
 近づいてくる姉の姿を認め、問われたことに首を振った]

 姉さんもセレストを探してたんだ?
 僕は午前中にあったっきり……

 いつ行くかは、聞いてないんだ。

[いつもとは姉の声の調子が違う。
 でもそれはこの状況では当たり前だとも思い]

 ……見送りはしたい、けど。
 セレストが見送られたいと思ってるかどうか――

 思ってたら、カフェであったときに伝えてくれたんじゃないかな……

[道を歩きながら、カフェでのやり取りを思い返していた。
 そして思い至った事をぽつりとこぼす]

(329) 2012/03/27(Tue) 23時半頃

 あら、バレちゃったなら仕方ないわね。

 ふふ。

[一緒に飲めたら、どんなに良かったか]


エリアスは、夜の暗さに慣れていない目は、近づかれない限り人に気づけない。

2012/03/27(Tue) 23時半頃


ちょっと、冗談で言ったのに。
ダメだよ。私が行かなかったら村が危なくなっちゃう。

[融通が利かない“妹”である。]


……感謝する。

[ダーラの言葉に目を閉じて数秒の沈黙の後、静かに礼を。
本当なら抱きついて大人気もなく大声で泣き喚いてやりたかった。
共犯者として、村人として、家族として……。
だがそれだけは出来なかった。
2人に嘆きを背負わせたのは戦争で、結局は自分達のせいなのだから]

セレスト……ヨーランダ…良い夢を……。

[絞り出した言葉がヨーランダには届かないとは知っていても。
酒を呑もうと言った彼女を思い出しながら、呟かずにはいられなかった]


[ヨーランダの行動にうろたえた]

ヨーランダさん…ここまで本気だったなんて。


【人】 病人 エリアス

 セレストが大事な人と一緒にいてるのなら、邪魔はしたくないね。

 ――姉さんが見送りたいって思う気持ちで十分だと思うよ。
 僕だって、たいしたことが言えるわけじゃないんだから。

[軽く肩をすくめて自嘲の笑みを浮かべ]

 ……見送りはできなくても、帰ってきたときに出迎えれたら、いいんじゃないかな。

[幼馴染と、薬草をくれる姉のような女性の決意を知らず。
 ただ、そんな望みだけを呟いた]

(334) 2012/03/28(Wed) 00時頃

 ……やっぱり盛っちゃうべきかしら。

[真顔でぼそり]


それだけ……あんた達の絆が深いんだ。大切なんだよ。

もう賽は投げられた。


ダーメーーー

[小声で喚く]


ダーラさんが盛るくらいなら、自分でヨーランダさんから貰った薬飲むから。

[真顔で返す]


ほんと、仲良いよな。お前ら。

[通信機は小さな呟きも拾うのか]


次は、戦争の無い時代に平和な世界で姉妹で生まれて来いよ。


 二人共ウチのベッドで、ずっと寝ていればいいわ。

[割と本気の呟きも、機械は拾うか]


…見守っているから。


【人】 病人 エリアス

 ……うん、そうだね。

[姉の言葉にしんみりと同意した]

 ――姉さん、僕は帰るけど、どうする?
 まだ、セレストを探す?

[さすがに、大分遅くなった。
 母親はきっとやきもきしているだろう。
 二十歳まで生きられないといわれて、それでも漸く誕生日を越したところなのだから]

(343) 2012/03/28(Wed) 00時頃

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