56 いつか、どこかで――狼と弓のワルツ――
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[砦にいるほとんどの看護士たちは、戦場からの負傷者の手当てに追われている。
まして、治療に使われているホールや中庭は、地下牢からは、やや遠い。
そして、戦場を往復している女衛生兵は、まさか砦の中にいるムパムピスや、フィリップが負傷しているなどとは露ほども思っていなかった]
(134) 2011/07/01(Fri) 23時半頃
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ベネット…
[地を駆けてゆく狼の足は、オスカーも驚くほど素早いもので。
敵の合間を縫い、ただ、貪欲に得物を求めて、前へと。
その姿はまさに『狼』其の物。]
姫様がどうかしたのか?
[彼が言いかけたその先を促すように聞いてみたが、士気を高める為の演説へ意識が行っていた。
きちんと聞いていれば良かったと後に後悔するかもしれないが、今はまだわからない。]
こうなってしまっては……それはできないだろうな。
[ムパムピスの願いに、小さく答える。
もっと早い段階で話し合いが纏まっていたらそれは叶ったかもしれないが、それはもう無理だろう。]
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大丈夫、大丈夫だよ。 イアンさんもベネットさんも、すごく強いから。 一人で、何十人分もの活躍してるよ?
だから今は、自分のことを考えて…!
[きつくなりすぎない程度に包帯を巻き、止血する。砦まで運ぶ余裕も段々となくなり、その場にいる負傷者に、応急処置を次々と施していく。時々、もう助からないとわかる者もいるが…それでも、声をかけ、手当てを施す。見捨てられるのは辛いから。
血と、土のにおいが鼻をつく。]
(149) 2011/07/02(Sat) 00時頃
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[砂と汗と血が舞う。
敵味方問わず聞こえる怒声の中、不意に聞こえてきた声に、矢を番えたまま固まった。]
なんだ?
今そんな話をしても仕方が――おい、どうした!
返事をしろ!!
[急に途切れた声に、嫌な予感が胸を過ぎった。]
[負傷の衝撃で途切れた意識が息を吹き返した。
しかし、それは再び、少しずつ細っていくだろう]
あ、あああ……
神様、どうかフィリップ君をお守りください。
私はどうなっても構いません、この子を助けてください。
……お願いします、お願いします――っ
[心の声は、苦痛と恐怖にがたがたと震えていた。]
[息が、言葉が、詰まった。
一瞬の出来事に、崩れ落ちる彼の身体に。
自分を覆う全ての『音』が、止んだ気がした――――]
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―砦内―
『何か、ありましたか…ひっ、何で…!?』
[バーナバスの大声に、たまたま近くを通りかかった女性が現場を確認にきて。その凄惨な光景に絶句する。>>162]
『た、大変だ…!すぐ看護士を呼んできますから…! あなたは、傍についていてあげてください!』
[運ばない方がいいと判断したのか、女性は踵を返して、その場を後にしようとする。]
(174) 2011/07/02(Sat) 00時半頃
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何があった!
お前はこっちに来ていないんだろう?
なのにどうして、そんな――
[震える声に、何が起こったのか分からぬまま必死に声を掛ける。]
何があったのか分からないが、大丈夫だ。
お前が祈るのなら神は聞き届けてくれる。
お前ほど祈っている奴なんて他にいないじゃないか。
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[もう何人目か、数える気にもなれないくらいの処置を施し。そろそろ、薬品の補充も兼ねて戻るべきかと、息を吐いて。
負傷者がいないか、辺りを見て……]
………え。
[思わず、声が漏れた。ほんの少し、目を離しただけだったのに。
イアンのそばに倒れているのは――。 少し距離があったから、最初は見まちがいだと、思った]
(180) 2011/07/02(Sat) 00時半頃
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これからなのに……
……ごめんね……?
[漸く覚悟を決める事ができたばかりなのに。
もう、こうして死ぬことになるなんて、残念。
もう視えないイアンに聲を向ける]
……君は 生きてて……
[だから、せめてイアンが生きてくれる事を祈る]
[最期に溢す思いは、たったいま思いついた。
純粋な願い、もしくは僕の夢……]
夢が叶うなら……
また……君とこうしていたいな………
[一人きりの重責を分け合ってくれて。
その、僕を不甲斐無いと思っても]
うれし……かったんだ……
[この夢の続きを。
次がもしもあるなら、もし立場が変わって居ても良い。
どんな出会いでもいいから…… ]
まってても………いい……かな………
[あぁ……頭の中もぼやけてきた。
瞼が消えて、心が融けて行くような不思議な感覚]
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