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【人】 薬屋 サイラスいやあ、もらえる厚意は受けとっとくべきだろー。 (146) 2011/01/15(Sat) 19時半頃 |
【人】 薬屋 サイラスなーんでえ、そんなトコまで見られてたのか。 (155) 2011/01/15(Sat) 20時頃 |
【人】 薬屋 サイラス[追及がやんだことに内心ほっと胸を撫で下ろしつつ。 (158) 2011/01/15(Sat) 20時頃 |
【人】 薬屋 サイラスよ、よう。どったのそんな急いで。 (165) 2011/01/15(Sat) 20時半頃 |
[――小さい。小さくて、赤い影。何かを思い出す]
…まさか、ね。
[それは独り言としてはいささか大きな声になってしまった。
他の者にはいざしらず、夕顔には聞こえてしまっただろう]
・・・・・・!
[耳に届いたサイラスの言葉に思わず息を飲む。何かとても悪い予感がして、サイラスに向ける瞳には恐怖の色が見えた]
【人】 薬屋 サイラス[何か様子がおかしい。 (171) 2011/01/15(Sat) 20時半頃 |
[怯えた瞳を真っ直ぐ見つめて、彼女の反応をうかがう]
サイモンさん、意識不明の重体だって。
[静かな口調でそう告げて、それからふっと表情を緩める]
俺、昨日の晩現場の側に居たんだ。
【人】 薬屋 サイラス[夕顔が零した言葉を聞いて、昨晩見た光景を思い出す。 (176) 2011/01/15(Sat) 21時頃 |
現場。俺が滅茶苦茶にしといたから。
君が犯人だなんて、そうそうばれたりしないよ。
[不気味なほど落ち着いた声で、青年は囁く]
・・・・・・・・・えっ?
[サイラスから聞かされたのは驚きの言葉]
死んで、無かった・・・の?
[思わず呟いて慌てて口を閉ざすが、耳元で囁かれた言葉にさらに驚き]
・・・・・・何故・・・?
[サイラスを見上げる。瞳に宿った恐怖の色は完全に消えていた]
[夕顔の様子が少し落ち着いたのを確認すると、
僅かに笑みさえこぼれた]
あの現場を見て、ざまーみろって思ったんだ。俺も死んでると思ったから。
君の動機は知らないけど、俺は人形が恋だのなんだの言うの、嫌いだから。
あのヒトそっち系では有名っぽかったしね。
[まるで世間話のような口調で、そんなことを吐く]
…で、気づいたら…ね。いつのまにか。
我ながら無茶したもんだ。
【人】 薬屋 サイラス[屈んだ姿勢から立ち上がり、自然と夕顔を見下ろす格好になる。 (188) 2011/01/15(Sat) 21時半頃 |
・・・・・・そうですか。
私は・・・・・・ただお父様と、ただ、そう呼びたかっただけなのに・・・
[そう言って、俯く。しかし、すぐに顔を上げると、隠していた本を見せて]
・・・・・・実は、あの時にこの本を持ち帰ってしまって・・・それで、図書館に隠しに行こうとしていたんです。
彼女の事情の全てを察することは出来ないが、「お父様」という単語に幾許かの親近感を覚えた]
これ…あの部屋の?
…まいったなあ、あそこの資料って結構珍しいの多いから…。
それにそうでなくても、図書館って全部の本に番号振ってあるだろ。
下手したらそっから足がつく。
[そう言って困ったように視線を宙に投げる。]
できるなら、燃やしちまうのが手っ取り早いかな…。
・・・そうだったんですか。
・・・・・・危ない所でした。
燃やす・・・ですか。でも私は火を扱えませんし・・・
[サイラスの言葉に困ったように少しだけ眉を下げ]
・・・・・・さっそくですが、お手伝いしてもらってもいいですか?
[サイラスに聞いた]
【人】 薬屋 サイラス[夕顔の告白を聞く間も、青年の表情はあくまで穏やかなもの。 (208) 2011/01/15(Sat) 22時頃 |
分かった。多分、俺なら上手いこと処理もできる。
[仮に足がついたところで、それで身が危険になるのは少女ではなく己。
先ほどまで青い顔で怯えていたのに、今はあまり怖いとは思わなかった]
じゃ、こっちに貸してくれ。
[差し出した手の意味は、周りの人間には分からないだろう]
はい、よろしくお願いします。
[差し出された手に本を手渡す]
【人】 薬屋 サイラスこれはご丁寧に。 (216) 2011/01/15(Sat) 22時半頃 |
[人通りの少ない角のたばこ屋で、普段は吸わないたばこと、ライターを買った。
その次は雑貨屋でカッターナイフ。
全ての買い物を済ませたら、それらを持って公衆トイレへと駆け込んだ。
ここで本を切り刻み、枯葉と共に火をつけるつもりだった。
このまま水に流してもよかったが、全てをそれで処理するには時間がかかりすぎる。
すぐに流れる分だけを処理して、ページを減らした]
ふーっ……。
[なにせ人を殴り倒せるほどの本だ。
かなりの量があって骨が折れたが、ゆっくりもしてられない]
【人】 薬屋 サイラス―公園― (222) 2011/01/15(Sat) 23時頃 |
【人】 薬屋 サイラス[気を取り直して、たばこを紙くずの上に落とす。 (224) 2011/01/15(Sat) 23時頃 |
【人】 薬屋 サイラス[ひとまずの仕事は終えた。 (235) 2011/01/15(Sat) 23時頃 |
【人】 薬屋 サイラスっ、わ! (249) 2011/01/15(Sat) 23時半頃 |
【人】 薬屋 サイラスあー…マジで?俺そんな顔してた? (254) 2011/01/15(Sat) 23時半頃 |
[思いついた軽口があるにはあったのだが、
今は言う気分になれなかった]
若者が悩む内容なんて、色恋沙汰に決まってんだろ。なんて。
[言える訳がなかった]
…なんで。俺がこんな想いをしなくちゃならないんだよ。
[ひとつ、ふたつ。脳裏にちらつく映像。
その全てにケイトが居て―――時折、それに重なるように。
己が憎んでやまない、あの女人形の影がちらつく]
…いっそ、全部壊してしまえたら。
[母親気取りの勘違い女も。彼女も。
恋だの愛だのと煩い人形どもを、全て壊してしまえたら――]
【人】 薬屋 サイラスうへ、やべーやべー。 (266) 2011/01/16(Sun) 00時頃 |
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