人狼議事


204 Rosey Snow-蟹薔薇村

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[終わったらーーー全て終わったら
 最期はーーーーー嗚呼]



 食べたく…………ない……

[全て終わったら…………きっと
 食べないでいい きっと もう 誰も食べない
 だれも 傷つけない ただ きっと寒いだけ]


 うん……


 ……――フィリップ。
 さむい、ね。


 寒いーーーーやだ 食べたくない
 いやだ…………いやだ…………



[けれど 水面は遠くて もう遠くて
 届かない ただ 嘆きだけが
 ぽつり こぼれるままに]


[伝わる嘆きに、
 胸が痛い]

 ……フィリップ。


[ただ、名前を呼んで。

 衝動にのまれたのがひどくならないようにと、願う]


[口元 微か シメオンの 血の味]


 いやだ…………助けて…………やだ
 やだよ……やだ

[ただ それは 案じる 微かな それを
 悲しませるに過ぎない けれど
 抑えきれず 浮上出来ない意識は
 耐えきれず ただ ただ ほつれる]


[伝わる思いが、痛い。
 悲しい]

 フィリップ。

 ――……いま、ホレーショーがそっち、いくから。

 だから、大丈夫……


[ただ、大丈夫だと信じたくて。

 言葉を重ねた]


 ………………うそ 怖い
 いない やだ…………助けて
 怖い 怖いよ…………


[子供のように 泣きじゃくる
 悲しませる 困らせる
 それらに気を配る 余裕はなくて]

 ーーーーーーっ


【人】 許婚 ニコラス

[>>404かわいそうと言ってあげた後。
深くなる幸せの顔に、ただ目を細めた。
彼の向こう側、可哀そうな僕が見える。

一番に。唯一に。
なりたくてなりたくて。
なのに手を伸ばすのをしない臆病さ。

それをぼくは知ってる]

 ディーン。

[顎まで濡らした顔を、彼の両手が包む。
泣きそうな声。声。子供みたい。
見上げた顔は、たぷりと涙が溜まっていて。
やはり、そのねだる目は綺麗だった。
食いちぎった腹、赤いそこが綺麗で。
触れて、ぎざぎざの断面をなぞり、溢れる赤色に指を汚す。
柔らかくて温かくて、くちくちと小さな音を立てながら。
安心させるために、ディーンの目元にキスをした]

(423) 2014/11/19(Wed) 00時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 大丈夫、どこにも行かないよ。
 ディーン、ずっといるからね。

[それが叶わないなんて、僕は欠片も思わない。
笑んで、頬に口付けて。
彼はとてもおいしかったから、彼にもその喜びを知って欲しくて。

自分の舌を噛んで、彼の愛言葉を紡ぐ唇に流し込んだ]

 大丈夫、大丈夫。
 大好きだよ、ディーン。

[きらきらしてて綺麗だから、その瞳の奥の感情がとても綺麗だから。
もう少し泣いてくれてもいいけども。
思いながら、頭と、腹を撫でてから。

あの日、幼い時に、ノックスにしたように。
彼の瞳へ、指を這わせた]

(425) 2014/11/19(Wed) 00時半頃


 ……フィリップ


 ―――……きっと、助けてくれる、から。

[そう願う。

 なにもできない無力さが、痛い]


[口の中 甘い香り 蕩けるような
 薄い肉付きの その ちぎった 若々しい 味わい]


 あ   あああ やぁ…………!!

[それは 人の味
 知っている味 衝動に負けるままに

 軋む 心が音を立てて軋む

 海の底 足りない 窒息するままに 悲鳴が上がる]




 ―――っ

[伝わるものに、息をのむ。
 ああ、痛い。

 壊れる。

 こわれて、しまう]


 ……フィリップ。
 


【人】 許婚 ニコラス

―昔々の話/家族が増えたときのこと―

[>>260ソレをノックスが持って帰ってきたとき。
僕は、口をオーの字に開けてじっとしていた。
怪我でもしているのか、弱り切ったソレをノックスは手当していて。
しばらく、まんまるな目で見慣れない光景を見つめていた。

石の気持ちから解放された後、手を伸ばして]

 めっ!

[ソレの綺麗な髪の毛を、思いっきり引っ張った。
思いっきりしかめっ面をして、ベッドから落とそうとする。

ノックスに止められて、理由を聞かれてもまだその頃は言葉がうまく出なくって。
ただ唸ってイヤイヤをしていただけだったのを覚えている]

 やだ、やーだーぁーっ。

[あのとき僕は、ノックスを独り占めにしたかった]

(435) 2014/11/19(Wed) 00時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[弱った彼のベッドに顎を乗せて、上目でじっと見つめる。
歌を歌えば怒ってくる、ノックスに大事にされる、喋らないソレ。
これはいったいなんなんだろう。って。
そう思いながら、じっと、じっと。

目が合う。
口が動くけど、声は出ない。
いま僕がこの子を噛んでも、この子は助けを求められない。

いまこの場では、彼の方が、弱い。
そう、電撃のように思った]

 トレイル。

[手を伸ばす]

(437) 2014/11/19(Wed) 00時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 この前ごめんね。

[頭を撫でる。

そうか、これは僕より弱いから。
僕の弟なんだ。

大事にしなきゃ。
目は笑わないまんま、口だけが嗤った*]

(438) 2014/11/19(Wed) 00時半頃

 ぁあ’’   や あぁああ ぅくっ

[吐き出してしまいたい
 なのに 美味しいと感じる味覚]



 ひぁっ あ…………やだっ
 助けて………………や ぁ

[悍ましい 浅ましい 狂ってる
 ぎしぎしと 締め上がって行く
 一分の 欠片も 残さぬよう
 心を締め上げる]

 あーー…………あっ

[痛みに 微か ただ握り締めるも
 ほつれて行くのを 止める手立てがなく]


[痛くて、苦しくて。
 辛い、それが伝わってくる。


 でも、どこかで。



   血を、味わってみたいと思う]

  ……フィリップ。
   ――

[ただ呼びかけることしかできない。

 きっと、いま、いけば。
 血の匂いに酔ってしまうだけになる]


【人】 許婚 ニコラス

 うん。
 ディーンは、僕の唯一だよ。
 ずっといっしょ。

[きっと。彼は。
望めば独占できたのに。
こうするしかないって。
思っちゃって。

指が、涙に触れて。
零れる透明な滴を見つめながら、深い。
深い彼の夜海を、その奥を見つめながら、指を瞼と球の間に潜り込ませた。

可哀想なディーン。
可哀想な、可哀想な――

可哀想なのは、ディーンと、誰?]

(451) 2014/11/19(Wed) 01時頃

【人】 許婚 ニコラス

 ――ああ、生きてるものはダメだって、言ったのに。

[なんとなく、ノックスの口真似をしながら、骨で守られたそこを無遠慮に探る。
指先にぶちぶちとなにかが傷つく感触がする。

指を、引き抜いて]

 ねえ、よくきいてね。ディーン。

(454) 2014/11/19(Wed) 01時頃

【人】 許婚 ニコラス

 ……君は僕の唯一だ。
 僕の一番だ。

[まだ繋がった視神経にキスをして、噛みちぎった。
彼の、僕のほしい言葉を紡いだ口の中に、ころりとしたものが落ちた]

(456) 2014/11/19(Wed) 01時頃

[視覚情報は シメオンの腹わたを伝える
 その頃には 心は次第に沈黙していく

 悲鳴をあげる体力も
 失った心が ころりと 転がる]








 ーーーたすけて………………らるふ……

[彼の思う心を知らぬまま ぽつりと]


[助けを求められて、はっと顔をあげる。

 伝わる、はらわたの、その感覚。
 自らの血の匂いが、腹を割いたものであるかのような錯覚


 くらり、めまいがする]



 ……うん……


  ――――いま、いくよ……

[いったところで助けになるかわからない、けれど。
 それでも――]


[下についたときにはきっとすべてが終わった後。

 ただ、血に染まったフィリップを見て、呼びかける]


 フィリップ――


[助けは、間に合わなかっただろうか**]


[結局 誰も来なかった
 シメオンを食べる間 誰も]




 ーーーーーーーー…………っ

[声を押し殺すように 心が泣いた]


【人】 許婚 ニコラス

 これは。
 綺麗だから、取っておくの。

 ――これからも、ずぅっと。

[口の中から球を指で取り出す。
濡れたそれは、やっぱり綺麗な色で。
手の中のそれに口付けて、微笑む。
その唇を、ディーンの欠けた指がなぞった。

向けられる言葉が、くすぐったい。

ああ、なんて素晴らしい日だろうか。
なんて素晴らしい日だろうか。

まだなにも知らないおかげで、僕はただそう思う]

(476) 2014/11/19(Wed) 01時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 ディーン。ねえ。ディーン。
 忘れないでね。僕が。

[彼の空白を、灰色の言葉で埋めていきながら。
腹に口付けて、中身を暴く営みを再開する]

 僕だけが、ディーンを――

[助けてあげられる。
味方でいてあげられる。

愛して、あげられる。]

(477) 2014/11/19(Wed) 01時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[言ってやらない。言ってやらない。
本当のことなんて、けして言ってやらない。

『ねえ、シメオンはきっと君が必要だよ』
『戻ってあげて』

やっと、やっと、自分だけを見てくれるものを
逃がしてなんか、やらない。




ああ、彼の臓物は、きっと砂糖菓子で出来ている**]

(478) 2014/11/19(Wed) 01時半頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/11/19(Wed) 01時半頃


 ………………ラルフ



[血ぬれのまま 呟く その心は 静かだった]


(………良かったね。)

[と。耳の良いトレイルは、耳を塞いでいたから。


 唇は音を形取る。**]


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