人狼議事


19 生まれてきてくれてありがとう

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今は、もう少し。

このままで、居たいんだよ。
ヴェス。


…私、頑張る、から。
我が儘でも、なんでも。

─…だから、もう少しだけ。

妹で、いたいんだ。


[何処からか聞こえる囁き]

 ただ、幸せに――…。

 この村を覆う死病の果てに苦しみ、絶える前に。
 あなたは、慈悲を齎すの?


 現世の苦しみから解放された世界へ
 そこで、幸せに、苦しまないで、との祈りを乗せて。


 ―――分からない。

[死んだサイモンが幸福だったかどうかは知らない]

 慈悲なんて偽善かもしれない。

[生きることに価値があると、説いた]

 此の手は今は未だ、誰にも伸ばせない――

[されど彼女が、苦しみから解き放つ事をするのなら]

 ……委ねるわ。


 そう、偽善、かもしれないわね――…。
 生きる事は素晴らしい、もの。


 たとえ、時間が限られていたと、しても。

[生きる事に価値があると説く彼女に]
 
 でも、愛する村が悲しみに包まれるのはみたく、ないわ。



 今は、誰にも伸ばせない、のね。

 私は、メアリーが死病に伏すなら――…。
 残された人に共に逝ってもらう心算。


 彼女が苦しんでいるのか、否か――…。
 私は出会った事がないから分らない、けど……。


[彼女の声を聞きに向かう心算では、いるけど。
委ねるの言葉に――…]

 私で、いいの?
 あなたの手でなくて――…。


 あなたにその力が無いのなら、それをしてもいいけど。

 私はあなたが死病に冒されるまで――
 それをする心算は、微塵もなくて、よ?

 あなたの想いの強さを感じていた、から。


 メアリー

[ぽつ、とその名を復唱し、
 彼女に執心だった人物を、想う]

 彼女を想った彼は――…

[後を追うことを望むか否か。分からない。分からないけれど。]
 
 異議は無い。


 ――−"彼女"の終わりだけは

 委ねません。

[ただ、今はその時ではない、とだけ]


 委ねてもらえるようなら、私が――…

 メアリーさんにご執心だったあの人に旅立ってもらう事にする、わね。

[そう、ヴェスパタインがそれを望むのか否かは分らないけど。
別れ、残される側は辛いものとの、妄執も女にはあって。]

 ラドルフさんも――…
 妹のメアリーさんが死病に逝くの知れば、
 苦しみそう、ね。

 でも、ラドルフさんは誰かをまだ選びきれて、いないわ。
 それを見届けてから、とも想っているの。


 そう、わかったわ。

[ 其の囁きには、短く]


 ……はい。

 それで、構いません。

[手を汚さないことも卑怯かもしれない。
 だけど誰を選べば誰が笑ってくれるかなんて
 わからなくて。]


 ――…。

[ そう、誰に死を齎せば――…。
誰かが笑ってくれるかなんて、女にも分らない。

でも、今この人を選べないという人はいて――**]


 生まれて来る朝 死んで行く夜

 生まれて来る意味 死んで行く意味

 あなたが生きている現在《いま》。


 泣きながら生まれ

 笑いながら歩み

 どんな顔をして死ぬのでしょう。


 「こんにちは、はじめまして!《Ich freue mich, Sie kennen zu lernen!》」

 「わたしの 可愛いお姫様」

 「握り返す手が愛しかった」

 「あなたがどうか、幸せな道を歩みますように――」




 それが母の、願い。

 


 「ご機嫌はいかがかな?《Wie geht es Ihnen?》」

 「僕の 可愛いお姫様」

 「笑う顔を見るだけで嬉しかった」

 「お前がどうか、素晴らしい人生を送りますように」




 それが父の、願い。

 


 嗚呼 Mutter, Vater...
 
 私はあなたたちの願いに副うことは出来るのでしょうか。

 ただ、産んでくれた事実は、"今此処に居る私"。



 毎日、しあわせを、さがしています――**
 


 あなたは、呪うの?

 誰かを――…。



 村の人々が噂するように、本当に。


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/07/06(Tue) 22時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[ゴドウィンの酒屋を出て、村を歩く。
しかめ面をして、まるで幽鬼のよう。

誰が死んだ。誰が死にそう。誰が出ていった。
くだらない話ばかりが耳に入ってくる。
どれもこれも――知った名前ばかりだ]

……地獄か。

[慌しくこの村から逃げようとするもの、嘆くもの、泣くもの、腐るもの。誰しもが切迫した眼をしている。
この村をこんな風に表現するときが来るなんて、夢にも思わなかった]

やがては土に還る。
廃されて、骨となって。

その先が――

["み国"?

身体に染み付いた祈りのことば。そのあまりのつまらなさに唇を歪めた]

(421) 2010/07/06(Tue) 23時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[『――薬屋の親父が消えたらしい』

『アイリスが探してたとか――』

壁に拳を叩きつけた。
浮かぶのは兄妹の顔。身近な者もどんどんと消えて行く。分かっていたつもりだが、それでも、胸の焦燥はどんどんと重たくなっていくのを感じていた。
叩きつけた拳が震えている。手のひらで覆うと、こぼれた血で汚れた]

怖いのか……

[呟く。頬を引きつらせ、歪んだ笑みを浮かべた]

このまま……僕も死ぬ。

[村の者の名前をひとりひとり挙げていく。意外と憶えているもので、男はおかしみを交えた表情すら浮かんできた]

は、は。
はははは、はははははは!!

[引きつった笑い声を上げた。物狂いか。そう思われるような笑い声を、上げ続けた]

(430) 2010/07/06(Tue) 23時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

ふ……くく……
いや、ちょっとな。
少しおかしくなっただけだ。

[怪我したほうをだらりと垂れて、血を拭われるままに。壁に背を預けて、うざったそうに髪を掻き上げた]

この村が――やがて、人を埋葬する余力もなくなって。
静かに死んでいって。
みんなみんな死んじまって、腐って、蝿が集って、蛆が涌いて、疫病が発生して、放棄されて、地図から消える。
そう思ったら――

なんだか、おかしくなっただけさ。

(440) 2010/07/07(Wed) 00時頃

 あなたは、死ぬのが、怖いの?


 一人で逝くのが、残されて逝くのが怖い、の?


 あなたの傍には――…。

 あなたを想う人がいたのに、……
 あなたも、その人を想っていたのでしょ?


 選んだ道は正しかったの?


[何処から聞こえた、
の哄笑に、漏れる呟き。

目の前には、永遠の眠りにつこうとするゴドウィンがいて――。
せめて、静かに、との思いが沸いて。]


[でも、人は弱いから――…。

狂気に堕ちても、その人を責められる事だろう、か。]


 ――…。

[誰も、皆、心に弱さを抱えているのだから――]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

僕らしく、ね。

――は。

[その言葉を鼻で嗤い、呟いた]

分かってるさ。
ただ……どうしようもなくて――
どうしようもなさすぎて笑えてきたんだ。

こんな時でも、まだ仕事残ってたとか思ってる。
死ぬ前にはあのゴミ溜めみたいな仕事場を片付けなきゃなぁとか思ってる。
生きてる限りは、死んだやつをちゃんと送ってやんなきゃなぁって、思ってる。

結局――出来ることをするしかないのさ。
誰しも、な。

[包帯の巻かれた手のひらを、開いて、閉じた。手の甲で口元を抑える。
視線はミッシェルへと向かない。目付きの悪い視線の先は、何か別の誰かがいるようで]

(449) 2010/07/07(Wed) 00時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

――お互い、な。

[口元を歪めて、ミッシェルの背中を見送る。
視線を、一度だけ向けて。
気怠そうに身を起こして髪の毛を掻き上げた]

――

[無言で、墓地の方へと歩みを向ける]

(455) 2010/07/07(Wed) 00時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

…………

[墓地へと歩みをすすめると、目元を真っ赤にした妹と、歯を食いしばった兄の姿を見た]

タイミングが悪かったか。
いい。
祈りくらいはあげていく。

[手には何も持っていない。墓地には、幾つか新しい花が飾られていた。つまり――それが、新たに死んだ者。
それを見て男は頬を引きつらせ――不機嫌そうに眉根を寄せた。
もしも彼らが帰ろうとするのなら、そのまましかめ面を貼りつけて、すれ違っただろう]

(462) 2010/07/07(Wed) 00時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/07/07(Wed) 01時頃


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