人狼議事


112 燐火硝子に人狼の影.

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視点:


オスカー! 今日がお前の命日だ!


[厳密に言えば、己も余所者である。
生まれも育ちも都市部で家族もそちらにあった。
あえてそれを口にすることはないまま目を細める]


 思い通りにいかぬなら喰らうまで。


[テッドに対しての言葉には短くそう告げる]


[サリスが自身の名を付け加えれば
クツクツと愉しげに喉を鳴らした]


 私を愉しませてくれるなら
 考えなくもない。


[本気か冗談か。
弱々しい声音を受けた獣の聲は悪戯なまま]


【人】 読書家 ケイト

……誰?

[恐る恐る問いかけた声に返ってきたのは、
耳が痛くなるような叫び>>2:114
恫喝の中に必死さと悲痛さが入り混じっていて。

声の調子から、部屋にいるのはテッドだと分かり。
……今はそっとしておいた方がいいだろうと、
ゆっくりと、その場を離れた。]

(0) 2013/02/06(Wed) 00時頃

【人】 読書家 ケイト

[自警団が広間を訪れていたなどとは知らず。
近くまで戻る頃には、事は全て終わっていただろう。

厨房の近くで空の容器を手に歩いているオスカーと出会った。
容器の数から紅茶はそれなりに好評だったと思われるのに、
その顔色は酷く悪い。]


お茶はもう、終わっちゃっいましたか。
……どうかしたんですか?

[片付けを手伝おうと共に厨房へと入りつつ、尋ねる。
そこで広間での出来事を聞けば、声をなくし。]


……そう、なんですか。

[ようやく搾り出した声は擦れていた。]

(6) 2013/02/06(Wed) 00時半頃

【人】 読書家 ケイト

[オスカーの口から説明を受けて。
ヴェスパタインという名前はそこで初めて聞いただろう。

銀に近い色の髪を長く伸ばした、
不思議な形をしたランタンを携えた青年だったか。
一度も言葉を交わす事はなかった。
……ここから連れ出される時に立ち会う事も。]


自警団の人達も、本気なんですね。

[硬い声に、オスカーはなんと返しただろう。
手つきも自然と重いものになり。
それでも戸棚へとすべて片付け終えれば、
オスカーとはそこで別れた。


少年の亡骸が見つかるのは、それよりしばらく後。
中庭へと通じる廊下の片隅での事となる。**]

(7) 2013/02/06(Wed) 00時半頃

読書家 ケイトは、メモを貼った。

2013/02/06(Wed) 00時半頃


[旅支度のような麻袋や、見慣れぬ肌のいろ等でも無ければ、余所者とは気づかれにくいのかもしれない。
 テッドがルーカスという男を――ついでに、シーシャをも――「余所者」と意識さえしなければ良いだけのこと。

 だから、その時のリヒトの端的な答えには、ただ頷くような是を返すのみで]


[そして、ケイトのこともまた、テッドにそう意識されなければ良い、ということ。
 この件については、一度思考は途切れ――。

 もう一つ、別のことに、サリスの意識は囚われる。]


愉しませる、って。

……良い声で啼け、とか?

[悪戯な響きの獣に返す、小さな、震え帯びたこえ。]


 あの頃は可愛げもあったが――…


[震えを帯びたこえに過るのは愉悦。
捕食者である獣の欲がむくりと頭を擡げた]


 他の愉しませ方を考えて呉れても構わぬよ。
 嗚呼、啼かせる方法は、他にもあったな。


[痛みでなく快楽を。
どちらにせよサリスにとっては災難でしかないだろう。
彼の反応を愉しむかのように、クツ、とまた喉を鳴らす]


『それじゃ、また後で。』


[オスカーは手を振って言ったかもしれない。
一度は彼と反対側へと足を向け。



――狩りをするなら今だろうと。

その無防備な背に、本能が囁く。


[爪や牙を使えば、返り血で汚れる。
人が通りかねない場所で、血を落とす前に見つかれば、
それだけで致命的だ。

飢えに急かされない故に頭は冷静に働いて。
足音を立てぬよう静かに厨房へと一度戻ると、
目的のものを手にしてから、オスカーの背を追った。]



オスカー君。



[声をかければ、彼は素直に振り向いてくれただろう。]



中庭で花が綺麗に咲いているようなのだけど、
一緒に見に行きませんか?


[気分転換に、と笑みを乗せて誘えば、
オスカーは頷いて同行をしてくれただろう。

中庭へと続く廊下。
人の視線がない事を確認して。

少し歩調を落として、自分よりも小さな背丈の彼を見下ろし。
眼鏡を外して懐へとしまいこんだ。]


――すぐに楽にしてあげるね。


[苦しめるのは本意ではなく。
声を不思議に思って振り向いたオスカーの片腕を掴み、

彼の心臓に厨房から拝借してきたアイスピックを突き立てた。]




暴れないで。


[冷えた声で囁き。
押しのけようとする腕を、爪を立てて阻む。
声を出そうと開かれた唇は、他にないので同じ口で覆った。


見開かれた目に映る己の目は、鈍い赤の色を帯びていて。
差し込んだ柄を更に強く押せば、体を押し返す力は徐々に緩んだ。]


[顔を離す頃には、目は濁り、輝きを失って。
もう何も映さなくなっていた。

崩れる体に手を添えながらその場に伏せ、
引き抜いた鋭い針に付着した赤を舌で辿る。]



ん、美味しい。


――リヒトさん、サリスさん。
狩り、終わりましたよ。

[狩りの終了を告げると共に、
食餌にしますか、と問いかけた。]



生きていても、ここにいたら苦しい事がたくさんあるから。
早く楽になれた方が、いいでしょう?


[応えの声を待つ間。
少年の亡骸に向けて呟くのは、正当化のための言葉か。

出会って間もなければ、かわした言葉も多くはなく。
罪悪も後悔もありはしないが。]



……オスカー君の淹れた紅茶、飲んでみたかったかもね。

[せっかくの機会を逸してしまったのは残念だったか。
苦笑混じりに呟いて、紅茶の代わりに彼の血を味わう。**]


[あまり多くの言葉を人としての声で紡げなかったのは。
 その時の「こえ」に、過った可能性に背筋が冷えたから。
 震えは止まらない。だって、あの時と同じにしろ、「別の方法」にしろ、きっと――。]



………判った、さ。
狩りが終わった後にでも、あんたの部屋に行けば良い?

[ただの冗談、という方に賭けられる程、サリスは剛毅では無い。故に断れない。
 ――この変態め。
 奥底で密かに毒づいた言葉は、誰にも届かない。]


[「狩りやすそうな」「大人しそうな」少年を狩ったであろう、ミドルのこえが届いてくる。
 誰の事か見当はつく。ぶっきらぼうで、硬い面持ちで、それでも微笑を見せてくれた人。
 こうしてサリスは、アイリスを、ヴェスパタインを、オスカーを、見殺しにした。]


………だってさ。リヒト。
食餌、には行くのかい?


[サリスの聲にクツとわらう]


 色よい返事を聞けるとは思わなかった。


[実際の所、遊ぶだけなら性別などささやかな問題であるが
好んで男を選ぶというわけでもない]


 その気がないなら止めておけ。
 無理に組み敷くは狩りの時だけだ。


[メアリーに対しての行動を見ていたからこそ紡ぐ言葉。
今は愉しめぬだろうと何処かでそう感じていた]


[狩りの終了を告げる囁きが落ちる。
ミドルの問い掛けに考えるような間があく]


 喰いきれぬなら頂こう。


[狩りは飽くまでも食餌の為と考える男は短い応えを向ける]


 調理されたものは、平らげるべきだろう?


[サリスの問い掛けには聲を返しながら思うのは
昨日彼が振舞ったシチューと
何処か嬉しそうにも見えた彼の顔]


[夜の帳がおりる中。
同胞の気配を辿り中庭へと続く廊下に赴く。
金色の獣の足取りは軽く、たてる音は微か。
扉や壁一枚隔ててしまえば、人の耳には届かぬ音]


 狩りの腕も見事だね。


[オスカーの遺体を前にミドルに囁く。
動かぬ姿となってしまえば食餌としか認識しない]


[翡翠に情のいろは一切感じられない。
ただ、美味そうだと思う。
獣に必要なのは力を得る為の糧。
生き延びる為の方策]


 ――――――……。


[奥底にある望みは遠い昔サリスに向けたもの。
大人になりきれていなかったからこそ零した言葉も
今は誰にも知られぬようしまいこまれている]


[わらいごえに、どくりと胸が鳴る。凍りつく。
 ただ黙って返答を聞き遂げる時間が、酷く長く思えた。
 けれど、結局、リヒトから返ってきた言葉は――]


え、……


………………うん。あァ。

[零れたのは、純粋な安堵の響き。
 彼が誰の姿を見て、何を感じてああ答えたのか、覚ることは無かった。]


[それから、食餌に向かう旨をリヒトが返す。
 調理、と。その言い回しは人間の食事のことを述べているようでもあった。]


いや。うん。全く。リヒトは――人狼サマは偉いわ。
あァ、残したり、手ェつけねェどこぞの誰かと違ってよ……。

[抱いたのは、まるで奇異な安心感。
 実際、このふたりが人食い人狼だと知っても尚、ふたりが人間のシチューに呉れた感想は嬉しいものだった。
 ……もしかしたら、人食い人狼であるのに呉れた感想だからこそ、だったのかもしれないが。]





でも、オレは、やっぱり行かねェわ。ミドル、リヒト。
やっぱ………ニンゲンの肉は、オレには喰らえ無ェ、から。


……あァ、行ってら。

[斯うして、今宵もサリスはひとりで部屋に戻る。
 月の照る夜の度、じくりと痛む古傷を抱えながら。**]


[爪や牙ではなく鋭い針に穿たれた心臓。
命の灯火が消えた少年を見下ろし徐に口を開く。
やわい皮膚を獣の牙が裂きその肉を引き千切る]


 悪くはない味だ。


[咀嚼しながら漏らす言葉。
比べる血の味は昨日襲った見極める彼女のものか
それとも遠い昔に見逃した唯一の存在か]


 ―――…は。


[サリスの安堵の響きに思わず漏れるのはわらい。
その中には自嘲にも似たものが滲む]


 あからさまに安堵するなど失礼な男だ。


[ふん、と軽く鼻を鳴らしはするが咎める色は薄い]


 命を頂くのだから、当然の事。
 料理には命だけでなく思いもこもるそうだからな。


[偉いというサリスに返す言葉は何処か生真面目なもの]


 以前、妹が町で菓子を買ってきたんだが
 私は、どちらかというと甘いものに苦手意識があったんだ。
 遠慮すると言ったら、作り手の思いを考えろと言われた。
 ワッフルだったかな。
 甘いものもたまになら良いものだと思えたよ。


[ぽつぽつと独り言ちるような聲が落ちる。
双子でありながら同じではない妹。
それがもどかしく、壊してしまいそうで
いつしか距離をおくようになった存在]


 ――…美味いと思うものを喰えばいい。
 サリスにはそれを作り出す手があるのだろう?


[金色の獣は尋ねるようにゆると頸を傾げる。
無論その場にサリスの姿はないのだが]


 人狼の食餌風景など人間にとっては不快なものでしかなかろう。


[無理に誘う事はせず見送る言葉に嗚呼と短い応えを向ける]


[野良犬のように獲物を喰い散らかす事はしない。
器用に牙と爪を使い喰われたオスカーの亡骸は
比較的きれいなものだったかもしれないが
遺体を見慣れぬ者にはその違いがわかるかどうか]


 誰が襲われたか。
 分からなくなっては自警団も困るだろう。
 顔くらいは傷つけずにおくか。


[満たされた獣は満足げに呟いて。
庭先の水場で獲物の血を流してから部屋へと戻ってゆく]


【人】 読書家 ケイト

[オスカーと別れ広間へと向かう道すがら、
厨房へ行くらしいルーカス>>20と顔を合わせれば、]

あ…ルーカスさん、でしたでしょうか。
その、さっき自警団の人が来たと聞きました。
ヴェスパタインさんが連れて行かれたと。

[外見の特徴からオスカーの話の中に出てきた名前と
結びつけ、確認するように呼ぶ。
ルーカスが口火を切ったとは知らず。
オスカーもまた、そこまでは語っていなかった。]


テッドへと差し入れをすると聞けば、
先程の部屋の位置を教え。]

かなり興奮してみえるようでしたから。
差し入れに口をつけてくれるといいですね。

[軽く頭をさげ、広間へと。]

(24) 2013/02/06(Wed) 07時半頃

【人】 読書家 ケイト

ー 広間→自室 ー

[広間の扉を薄く開きはしたが。
中にいる二人の様子>>18に、そのまま立ち去る事を選ぶ。

途中、昨日見つけた書庫から適当な本を手にして。
部屋へと戻り、椅子に腰かけてページを繰った。
読むためというよりも、日頃触れているものに、
心の安定を求めた。


この街の歴史や過去の出来事を綴った本。
文字は視線の上を滑るまま。
思考は今日の出来事を反芻する。]


……ここから生きて、出るには。

[処刑が現実だと知り。
薄い紙を指先で擦りながら、考える。**]

(25) 2013/02/06(Wed) 07時半頃

読書家 ケイトは、メモを貼った。

2013/02/06(Wed) 07時半頃


[流れてくる二人の冗談のような本気のような会話には、
興味深く楽しげに耳を傾けていた。]


ぜひご一緒に。
力を蓄えるためにも。

[応えに返す。]


[中庭の側で同胞と見える。]


ありがとうございます。

[かけられた声に、嬉しげな色を乗せた。
世辞であっても褒められれば悪い気などしない。



血を啜り、少しばかり控えめに肉を口にし。
飢餓の薄い状態での食餌は静かに終わった。
先に戻るリヒトを見送れば、
五体の中で唯一傷ひとつない頭部に触れ。
闇に近い濃い色の髪を少し撫でた。]


ご馳走様。

[満ち足りた声で言い残し、その場を去った。]


殺したならば、食べるのが礼儀でしょう。
悦楽のために奪っているのではないですし。

[偉い、という言葉の意味が掴めず、
サリスの声には不思議そうな声色で返しただろう。
食餌は生きるためにするもので、
今この場においては生き残るための手段でもある。

どちらも当然の事、という認識でしかなかった。]


サリスさんはサリスさんの口にあうものがあるでしょうし。
…ああ、でも、私甘いものも好きですよ。

[食餌についてのやりとり。
零されたリヒトの呟きに、サリスの生業を思い出し。

人狼としての食と同列にされたら不快を感じるのだろうか。
とはいえ己の中では、どちらも同じ。
命をつなぐに不可欠か否かの違いがある程度の差。**]


【人】 読書家 ケイト

ー 自室→廊下 ー


ん……

[いつの間にか少し眠っていた。
眼鏡を外して眉間を指でほぐし、肩を回す。
灯したままだった明かりを消すと、
本は残したまま部屋を出た。

この外出が終わればしばらく自室にいるつもりで。
飲み物と…果物をいくつか失敬しておこうと、
厨房を目的地とする。

その途中、床に落ちる小さな赤に気づいた。]

(36) 2013/02/06(Wed) 12時半頃

【人】 読書家 ケイト

[床本来とかなり異なる色故に目を引いた。
近づけば、鼻を掠めたのはアイリスの部屋で
嗅いだものと同じ……

……それよりも、強いものだった。


惹かれるように、視線をあげ、横へ。]



………ひっ…!

[引き攣った悲鳴を漏らして口を覆い、
力が抜けたように、その場にへたりこむ。

中庭へと続く、横に逸れた通路の端。
アイリスと同じように体のいたるところに
赤い花を咲かせたオスカーが在った。]

(38) 2013/02/06(Wed) 12時半頃

【人】 読書家 ケイト

[散らばる赤。
引き裂かれたような傷は体のいたるところにあり。
すでに死んでいる事は明白だった。]


…………。

[その場に座り込んだまま、
しばらくオスカーの亡骸を見つめていた。

やがて自警団にオスカーの死が知れれば、
アイリスと同様にその体は運び出されただろう。**]

(39) 2013/02/06(Wed) 12時半頃

読書家 ケイトは、メモを貼った。

2013/02/06(Wed) 13時頃


――オスカーが狩られた折のこと――

[リヒトのわらいに滲む、自嘲のようないろの意味は察しかねた。察しかねたまま――。
「失礼」なんて語に、思わず人間の声のほうで抗議しそうになる。]


ッな!あんた、男に押し倒されるなんざ――…


   ……はい、すいません。人狼サマ。

[咎める色が其処にあまり無く思われたのが幾らかの幸い。
 確実にミドルに――少女の人狼にも聞こえていると思った故の気まずさも含めて縮こまったこえは、やがて一度、途切れる。
 実際には、彼女はどこか楽しげでもあったようだが。]



あァ、そういうコト。
精一杯の思いを込めてこその料理人。ウチの虹色看板だってそのポリシーさ。

[生真面目にリヒトが語る話には、彼の過去の話も混ざる。サリスはそれを聞きながら、少しの明るさを帯びたこえを返す。]

で、残念なコトに、ニンゲンの中には、折角の料理を――獲物を無駄に捨てる客も多くてなァ。
礼節を以て平らげてくれる人狼サマが居てくれて、料理人としては嬉しいさね。

[ミドルに返す言葉には比喩も混ざり、人狼の食餌とも人間の食事とも取れる言葉となる。
 つい一個の料理人として、ある種の上機嫌になっていたこともあるが、頭では「生きる為」の狩りを理解している心算だった、というのもある。]


[とはいえ。
 「食餌」に人間としての嫌悪を持っているのもまた事実。]

うん、………。
オレは、オレが食えるモンを食う。それで良いわ。

[「私と同じになるなら」――かつてのリヒトのその言葉も過る。
 けれど此処では、ただリヒトとミドルに頷くように是を返すのみ。]

ん。じゃあ。
次の「食事」には、何かとっときの菓子でもご馳走しようかね。
手早く作れる美味いモン辺りで。

[甘いものも悪くないと。甘いものも好きだと。
 それぞれに伝えてきたふたりに、他愛ない響きで答えた。]



……ってか。
リヒト、妹さん居たンか。

[彼の話に、ふっと思い出されたことはあった。
 その記憶を辿れば、更にあるひとつのことも引っかかったのだが――。]

ひょっとしてその妹さん、「グロリア」さんかい。
そう名乗ってた、育ちの良さそうな金髪のお客さんを知ってるンだが、もしかして……って思ってさ。

[この時はただ、一つの問いにのみ、留めていた。**]


【人】 読書家 ケイト

……ああ、本当に。


[人狼はいる。
そう語るオスカーの死体。

いつまでもこのままにしておくのも可哀想だと、
ふらりと立ち上がりエントランスへ向かった。
やや戸惑ってから、控えめに扉を叩き、]


あの――


[扉越しに、自警団へとオスカーの死を伝えた。]

(62) 2013/02/06(Wed) 21時頃

【人】 読書家 ケイト

[自警団が中へ入るのを脇に逸れて見送ると、
鮮やかな色を透かすステンドガラスを眩しげに見上げ。]


……あたしは、ここから出れるの?

[自問する脳裏に蘇るのは、
昨日から何度も反芻した、母が最期に遺した言葉。

ここから無事に出られたとして、帰りを待つ人はいない。
しかし、すでに亡き母との約束に、
ここから出たいと願う心は強く。]



…………。

[陽光に輝く色硝子をしばし眺め、
自警団がオスカーを連れて戻るのを待たずにその場を離れた。
ルーカス>>50とは入れ違いとなり、会う事はなかったろう。*]

(63) 2013/02/06(Wed) 21時頃

[母が殺される間際。

人狼を繋ぐ声なき声を通して渡されたのは、
人間への恨みでも、潰える命への嘆きでもなく、
母狼としての最期の望みだった。



『永く、永く生きなさい。』



子狼の生を願った言葉は、
孤独となった後も娘が生きるための糧となった。]


ああ、あれはもったいないと思います。
そんな贅沢できる余裕もないので。

[それならば最初から食べなければいいのにと、
そう感じる事も少なくはない。
「普段」の食生活を思い出せば、別の意味で苦々しくも思い。



そんな苦言も、菓子と聞けば
ころりと声は弾んだものへと変わった。]



それは期待してますね。
ここを出たらワッフルを食べるのも、楽しみにしているんですよ。

軽い飢えを誤魔化す時、代替品として砂糖を口にしているが。
食餌の後も、あの甘さがまた恋しくもなり。]


[リヒトとサリス、互いが身近な人物に思い当たる節が
あるようなやり取りを耳にすれば。]


……リヒトさん、もしかして。
サリスさんのワッフル食べた事あるんでしょうか?


[羨ましげな色を滲ませ。
是と返れば、味について感想を求めたかもしれない。]


―回想―

[ミドルとサリス、二人の聲に耳を傾けていたが
菓子をご馳走しようと彼が言えば目を眇める]


 愉しみにしているからその前に体調を整えるといい。
 しっかり食べてしっかり寝れば少しはマシになろう。


[無茶をするな、とか、心配だとか。
そんな言葉は口にしない。
メアリーに向けたようなわかりやすい労りにならぬのは
人狼としての、否、リヒトという獣の性分]


[妹の事を問われれば、嗚呼と肯定の響き。
グロリアとサリスの口から紡がれればはたと瞬く]


 名を教えた事があったか?
 ――…嗚呼、そういう事か。
 多分、そのグロリアが、そうだ。
 金髪で利発そうな眼差しの、――…自慢の妹だよ。


[さらと認めるは隠す心算など毛頭なかったから。
ミドルの問いには少し間をあけて頷く]


 ワッフルを買ってきた事があったから食べた。
 まあ、ほとんど妹が食べていたんだが。


―回想/了―


[心配なのか突っ込みなのか良く解らないこえをあの時受けながらも。
 結局きちんとは眠れておらず、自分とメアリーで作ったシチューの他は何も食べていないことに気付く。]


人の事は言えねェわな……。

[漠然と零すこえは、そうとは知らず、かの男の声と重なる。]


【人】 読書家 ケイト

[エントランスから広間へと入り、
先にいた大柄な男性>>37に気付けば軽く頭をさげる。
彼もまた容疑者の一人。
体躯はこの中で最も容易く、事を起こせそうであったが。]


…オスカー君のことは、聞きましたか?

[そう尋ねる声は落ち着いていた。]

(77) 2013/02/06(Wed) 23時頃

【人】 読書家 ケイト

[男性は何と返しただろうか。

椅子のひとつに腰かけると、くるくると指で毛先を弄ぶ。

空腹は感じない。
喉の渇きは多少はあるものの、求めて止まぬ程でもない。




廊下から何やら騒がしげな気配がすれば>>66>>69
扉の向こうへ視線を投げた。]


疲れないのかしら。

[思った事を声に落とし。
――あのバリケードは少し手間がかかりそう、と。
続く言葉は喉奥に消えるのみ。]

(79) 2013/02/06(Wed) 23時頃

読書家 ケイトは、メモを貼った。

2013/02/06(Wed) 23時頃




ここを出たら、か――。

そうさね。ここを出たら――楽しみにしててくれ。
屋台の味は格別だからよ。格別。

[ミドルが弾ませていたこえを思い、そう屈託なくこえを載せながらも。
 「ここを出る」――未だ続くその障壁を思う。
 其処に弱々しい不安など、感じてなるものか、と――。]




でさ。ミドル。リヒト。
今日の「食餌」の方は、どうするンかい。

[閉ざされた扉の奥で叫ぶ少年への苛立ちを抱えたまま。
 サリスは、今目の前に在る現実の問題を口にする。]


【人】 読書家 ケイト

おはようございます。

[振られる手>>81にはいささか力がなく、
問うような視線をシーシャへと投げかける。]


ええ、食事はまだ。
それほど空腹は感じていなかったので。

……シーシャさん、顔色悪いですけど。
大丈夫ですか?


[無理に食事を作る必要はない、と言外に含ませつつ。
この状況で、彼の作る料理を楽しみにもしていた。]

(83) 2013/02/06(Wed) 23時頃

 ――…飢えてはいない。
 私は一日くらい喰わずとも問題ないが。

 狩らせたい相手でも出来たか?


[サリスの問いに返す聲]


そうですね……。

[今日の食餌について問われ。
今目の前に在るのは、サリスと大柄な男性の姿。]


……二人のどちらか、と言われたら、
あたしの力ならサリスさんを選ぶことになるのですが。

[冗談をひとつ落とし。
現実として、狩りの獲物としては適さない。]


 困った姫君だ。
 ――…それは私の獲物だよ。


[クツ、と笑いながらミドルの軽口に同じものを返した]


あら、それはごめんなさい。

[リヒトの声にくすくすと笑いを落とした。]


狩りはした方が、早くここから出られるのでしょうけれど。
生憎あたしの近くには、狩れそうな人はいませんね。
サリスさんは止められてしまいましたし。


[軽口を少し残して。
リヒトとサリス、二人の見立てはどうだろうかと窺う。]


[狩らせたい、という言葉に、苛立ちの中思案しつつ。
 取りあえず、一つ名前を挙げようとしたその時。]



……………………。

[返ってきた答えは軽口。
 けれどサリスには、本気やも、という思いも過ってしまう。
 流石にこの場でケイトが、あの大柄なホレーショーを襲うことは、無いとは思っていたが。]


…………いや。
喰わなくても平気ってンなら、良いんだけどさ。

[気を取り直した心算の声は、微かに怯えた震え滲むもの。]


【人】 読書家 ケイト

[初日と同様、調理を引き受けてくれるようだった。>>86
男に向ける言葉の内、
甘いものと耳にすれば、無言のまま僅かに目を輝かせた。]



そうですね……色々、ありましたから。
食事をしたら、ゆっくりと体を休めてくださいね。

[厨房へと向かうシーシャ>>88を見送った。
ちら、と男性へと視線を向け。

くるり、と毛先を一巻き。]

(91) 2013/02/06(Wed) 23時半頃

[ミドルからの笑み声には微かな笑みを返す]


 早く出られるよう狩りを続けるべきとは思う。
 ミドルが獲物を欲するなら――…
 アイリスの時のように私が狩るでも構わない。
 ――…サリス以外なら、な。


[サリスから怯えたような気配を感じる。
だからといって安心させるために冗談だと改めて言う事はなく
別の言葉を赤い意識にのせた]


 ――…挑発、か。


[クツ、と喉が鳴る。
ゆるやかな笑みが口許に浮かんだ]


 気が変わった。
 今日は私が、――…踊り手を。


なら、今回はお任せしても?
誰にするかは、リヒトさんのやりやすいように。

――ええ、もちろんサリスさん以外で。


[楽しむように一言付け加え。
今は嗜好品を楽しもうという心持ち。]


[気が変わった、というリヒトの声。]


踊り子……ああ、あの女性ですね。

[軽く見えただけの姿を脳裏に描き。
リヒトに任せるつもりだった故、異論はない。]


読書家 ケイトは、メモを貼った。

2013/02/07(Thu) 00時頃




あァ、そうさねェ……。
無駄に長引いても良いことが在る訳じゃ無ェ。

[「喰わなくても平気なら」、とはさっき言ったものの。
 ミドルとリヒトに、頷くでもなく是を返す。
 そのリヒトが「踊り手」、というのが聞こえれば、その場に揃っている二人を思う。
 筋のついたおんなの身体は、確かに優美な踊り子のもの。]

あァ。そういや、

[これは飽く迄、可能性でしかない。……が。]


………彼女の目、気ィつけた方が良いかもしれねェ。
まさか、とは思うんだけどよ。

何か、射抜かれてるような気が、してさ。


 ――行ってくる。


[ミドルとサリスの二人に短い聲を向け]


 サリスも――…
 私が獲物を狩り終えるまでには
 腹を満たしておくといい。

 倒れられては難儀だからな。


 ――…彼女の、目。
 良い目をしている、と思ったが。

 嗚呼。


[サリスの感想に理解を示すような音が漏れ]


 忠告して呉れるとは思わなかったよ。


[彼が怯える様子をみせることがあったのを知る獣は
恐怖の対象でしかないのだろうと何処かで思っていた]



あァ、行ってら―――気ィつけて。

……解ってる。
ちゃんと、喰っとくから。さ。

[人の事など言えぬ身は、あかいこえの方でも、
 リヒトに短く見送りの言を掛けて――。
 「目」についての返事に瞬く。少しの間、間が空く。]



そりゃ、……人狼サマの為に、役立たねェと、いけねェから。

[サリスが人狼に向けるもの。確かに其処には畏怖がある。
 獣に囚われながら、怯えも、時に憤りも、毒さえもある。]


[けれど。



 言葉は今は紡がない。
 彼は今、目の前の女と対峙している頃だろうから。]


 ―――… 良い子だね 。


[サリスの言に妹に向けるにも似た響きが落ちる]




………………。

[妹に対する兄を思わせる響きは、何処か甘く優しく聞こえ。
 親を亡くした子にとっては、また別のいろをも想起させる。]



あァ。そうさ。

殺されたんだよ。
オレの母さんも。自警団に――ニンゲンに。
神様を信じる人、だったのに。

[母を亡くしたというミドルに向けて。
 ぼんやりと、声は赤い響きに乗る。]


 
[その夜はサリスに向けた囁きを最後に聲は響かない。
赤い意識にのる言葉は届いているが
目の前に在る獲物との時間を重んじるかのようにある**]
 


【人】 読書家 ケイト

わぁ、綺麗。

[シーシャが持ってきた皿>>116を見て感嘆の声を。
ビスコッティをフォークで割り、
クリームを絡めて口へ運ぶ。
ふわりと香る柔らかな甘みに頬を緩ませた。]



とてもおいしい。
さすがですね。

[シーシャがまだ広間に留まっていれば、
そう感想を述べただろう。]

(125) 2013/02/07(Thu) 07時半頃

【人】 読書家 ケイト

[皿を彩る黒と赤の流線。
赤のみをフォークの背に取りぺろりと舐める。]


やっぱり、似てても違うのよね。

[同じ赤でも、同じ香しさであっても。
自然な甘みの中に混じるほのかな酸味を楽しみつつ、
当たり前の事をぽつりと零す。

どちらも味においては等しく楽しめるものであったが、
ここに来てからは片方を多く口にしていたから。]

(126) 2013/02/07(Thu) 07時半頃

【人】 読書家 ケイト

[ビスコッティを食べ終えた頃には、
他に人は残っていなかったか。

そこでしばし無言の時を過ごした後に、皿を片付けに行く。
その途中、わずかに新しい匂いを嗅ぎ取った。]


…………。

[途切れていた声を思い返し、唇に静かな笑みを乗せた。]

(127) 2013/02/07(Thu) 07時半頃

【人】 読書家 ケイト

[闇が再び世界を包む頃。
少し離れた位置からテッドの部屋を窺う。

声はまだしただろうか。
廊下に残されたままの差し入れに、彼の消耗を思い。]


だいぶ、弱っているのかしら。
……このまま死んでしまうのは、

(128) 2013/02/07(Thu) 07時半頃

【人】 読書家 ケイト

ーーもったいない、わよね。


[死肉は美味しくないのに、と低く。

疑いを撒いてくれる存在はありがたかったが、
なんの意味もなく死なせるもったいない。


死んで悲しむ者がいる人間は対象から外しがちだったが、
辿る結末が同じであれば、躊躇いは軽くなり。

やがて、ドアノブに手をかけただろうか。**]

(129) 2013/02/07(Thu) 08時頃

読書家 ケイトは、メモを貼った。

2013/02/07(Thu) 08時頃


読書家 ケイトは、メモを貼った。

2013/02/07(Thu) 13時頃


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