165 【突発村】bouquet
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[友の姿。叔父貴の姿。組の頭の――娘の姿。
無言。疑問には反応を、返さなかった。
そして、光悦の影を見せる表情。
初めてその柘榴色の紅唇を動かし、
艶かしい狂気の声を届かせた。
言葉を捧げる。]
お前さんがその手に刃を握れば、誰でも。
銃を握れば、簡単に。
殺せるわな。
[縋ったような可憐な華顔に。
微かに期待の色をのぞかせながら。]
[今更、手を汚すことなど厭わない。
殺すための道具は鞄の中にある。
──にっこり笑い、頷いた。殺意はもう止まらない]
『そうよね。人はあっさり、終わるから』
[悲しいほどに、花の茎を手折るよりたやすく。**]
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『はい、お待ちしてます』
[そう返した後、周囲を見渡す。 本当にいっぱい人がいる。ああ、なんと不幸な。 鞄を抱きしめてばれないよう、ある一点を見つめる]
(真衣、───まい)
[あなたを。あんな目に合わせたのは、人間。
殺意を必死に押さえ込む。 心には彼らへの憐れみと殺意、そして“ ”が宿り。
──待っていて、真衣。
少女の抱える闇はきっと、見つけられることはない**]
(3) 2014/03/05(Wed) 00時半頃
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迷いは、一人で断ち切れねぇ。
喰うなら、こいつか?死に囚われた狂気なぞ、
味気のないものではあるが。
―――嗚呼。しゃべっていたら口が乾いてきやがった。
――飲みてぇ。飲みてぇ。飲みてぇな。
―死ぬまでいっぺんに飲みてぇな。
俺の気狂いを肴に、飲みてぇな。
/*
こんにちは、最低限のご挨拶と相談を。
パルックは私が殺してもいいかしら。でも貴方が落ちるならそちらが殺したほうがいいならお譲りするわ。
落ちたい希望は特にないから、先に落ちたいなら勿論どうぞ。
/*
では、此方も簡潔に。パルックに関しては構いませんよ。
魅力的な狂気に囚われた貴方が残っていた方が、
最期までよい雰囲気を出せるかなと思いまして。
私が先落ち、ということで。ありがとうございます。
/*
パルックの件、了承頂き感謝します。
そう言って頂けて恐縮です、ありがとうございます。
それでは引き続き、どうぞよろしくお願いしますね。
|
[周囲で交わされる言葉を、少女は黙って聞いていた。 抱きしめた鞄にあるのは。 ――少女の願いを叶える道具。]
『他にも誰かいたような気がするんですが…』
[我関せずというように、見当たらない姿を探す。 男性二人がいない。さっきはいたのだけれど。 鞄に顔をうずめるようにして、視界を黒で塗り潰す。その口元に浮かんだのは、笑み。
何かに深く囚われた人間たち。 真衣を追い詰めて私から奪ったのは人間。だから、そう、もっともっと。 いっそ息さえ出来ないほど、苦しめばいい。]
(大丈夫、真衣。私がちゃんと成し遂げるから。
だって、お姉ちゃんだもの。)
[――妹を守るのは あたりまえ でしょう?]
(11) 2014/03/05(Wed) 13時半頃
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『分かりました。では、謡さんの後に。』
[また名前を呼ばれ、同じように声をかけられる。 謡の時も思ったが。一体何の用事だろう。 貼り付けたような笑みを見せた彼女に、頷いてメモを見せ]
『終わりましたら、声をかけますね。』
[喋られないのに、そういうのは何だか少し変な感じがした。]
(14) 2014/03/05(Wed) 16時半頃
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[手招きされれば、頷いてついていく。 彼女の顔が顰められていたのは気のせいだっただろうか。まだ痛そうな様子を見せたなら、大丈夫かと尋ねただろう。]
『あの、お話って何ですか?』
[水が滴る音が時折響く台所の奥に行けば、裏口が見えた。木戸の外。 外は真っ暗闇だ。心地よさより先に、あまりよくない視界に文字が歪まないか不安になる。
あらかじめ書いておいた問いかけを見せて、首を少しだけ傾げた。]
(16) 2014/03/05(Wed) 18時頃
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[彼女が振り向くのにつられて、公民館に視線を向ける。 廃村に電気は通っているのだろうか。そんな些細な疑問が浮かぶけれど、考えても答えは出ないだろう。
妹を亡くしていると。同じ境遇の言葉を聞けば、目を少し見開いた。 文字を綴ろうとして――けれどその手は、次の。 好きだった、亡き妹への告白で。ぴたりと止まる。]
……!
[同性相手への警戒など、少女は持っていなかった。 肩に触れることを容易に許して、彼女が押し付けようとするならば抗うことさえ出来なかったはずだ。]
(欲し、い。謡さんは、一体なにを言って……)
[顔に怯えの色が灯る。家族愛以外の好きという感情なんて、恋愛での好きしかないはずだ。 一つの考えが思い浮かぶ。 そんなまさか、俄かに信じ難い考えは否定材料などない。慌てて抵抗を試みるが、力仕事などとは無縁だった少女の力で逃げ出せはしないはずだ。]
(18) 2014/03/05(Wed) 18時半頃
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[あの日の光景が、頭の中に蘇る。 ボロボロになって泣きながら帰ってきたあの子。見知らぬ男に犯されて、そして――。 このまま自分も同じ道をたどれば、少しでもあの子の痛みが分かるだろうか。 彼女の胸元を探ろうと伸ばされた手が、ネックレスに触れた。
――このネックレスだって、あの子の一部だ。 二度目の苦痛を、共にさせようというのか。そんなこと出来ない、駄目だ。]
――――ゃ、っ!
[掠れた、消え入りそうな小さな声が零れ落ちる。 必死になったが故の、無意識に出た声。 「嫌だ」。そう言い放ったのは分かっただろうか。]
(逃げるなら、今……!)
[押さえつけている腕が片方だけになっている。自分の腕を押し付けられていなくて良かったと思いながら、彼女を強く突き放そうとする。 成功したならば、そのまま走って公民館の方へと逃げ出すだろう。]
(20) 2014/03/05(Wed) 19時頃
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[逃げ出して、けれど今は人に会っても上手く話せる気がしなかった。台所には誰もおらず、ほっと一息つく。 そして窓から見えた人影。金髪の、話したことのない男の姿。]
………
[―― ころさなきゃ。 さっきまでの自分なら、気にも留めずにいたかもしれない。 けれど今は。あの子が受けた行為を、自分も受けそうになった。 そして――男。この二つの条件が、少女の正常な思考を奪う。復讐を、あの子の為に全てを壊さなければいけない。台所にあったナイフを、持ち手をハンカチで包んで持ち出した。]
(そう、すべては、あのこのため)
[気付かれないよう飛び出せば、外で空を見上げていた男の背後に近付く。 月明りできらりと輝くナイフ。もうすぐ、赤に染まり人を孤独に貶める道具。少女を狂わせるもの。
吸い込まれるようにそれは男の左胸を貫く。 何とも言えない声を上げて倒れ伏した男。金の髪が赤色に濡れていく。 酸素に触れ、やがて黒ずむ血を眺めることはせず、少女はそのままナイフを置き去りにして公民館の中へと戻って行った*]
(23) 2014/03/05(Wed) 19時頃
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― 公民館 ―
[ナイフを抜かなくて良かった。あそこで抜いてしまえば吹きだす血で、自分が殺したとバレてしまう。 皆が集まるところに出る前に、すっと深呼吸をして。 何でもなかったように、こちらに視線を送ってきた愛梨に近寄った。]
『お待たせしました』
[そう書いたメモを見せて、お話しますか?と尋ねるように小首を傾げ。]
(…大丈夫。見られてないはずよ。 夜に、あんなところにいる方が悪いの。)
[心の中は決して穏やかではなかったけれど。]
(24) 2014/03/05(Wed) 19時頃
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『わかりました。…お気遣い、ありがとうございます』
[落ち着かないのは事実だった。 同性に襲われかけたとか、人を殺したせいだなんて言えやしないけれど。 彼女が上の階に向かって歩き出せば、後へ続くだろう。
どうして彼女は、自分を呼びだしたのだろう。 謡のような境遇だということも、過去の話も聞いたことはないから。 だからこそ、不思議だった。]
(26) 2014/03/05(Wed) 19時半頃
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…?
[飲み物を飲むお誘い、なのだろうか。 それともほかに何か用事があって――後々分かることかと、考えを振り払う。 勧められた座布団に浅く座った。先ほどの出来事から、念のためいつでも逃げられるように。
彼女が合法ドラッグを混ぜているなど、勿論気付くことはない。]
(29) 2014/03/05(Wed) 19時半頃
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[ぺこりと頭を下げて、コップを受け取る。 飲みかけた瞬間にかけられた問いに一度コップを置いて、メモにペンを走らせる]
『……妹を殺しました』
[それは簡潔な告白。 今でも時折夢に見るのだ。あの日の悪夢を。 自分が殺した、あの子の笑顔を――。]
『直接殺した訳じゃないですけど、でも。 私の言葉で、あの子は死にました』
[そう書き終えれば、コップを再び手に取って。 一口飲めば、乾いていた喉が潤う気がした。喉を使わないから、乾いていたことに気付けなかったのだろう]
(33) 2014/03/05(Wed) 20時頃
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[気にしない方がいい。彼女の言葉は最もだろう。 彼女の家に来た警察はみんなそういった。]
……、?
[不意に。 身体が、変な感覚に襲われて。思わずぎゅっと目を閉じれば、感じた違和感は霧散する。 ――気のせいだろうか。 少女は混ざっていたものに気付かず、更にもう一口飲み込んだ。]
(43) 2014/03/05(Wed) 21時半頃
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『……そうでしたか。 ここにいる人のほとんどが、誰かを失っている気がします』
[そんな人ばかり集まっているなら、何という不幸連鎖の場所だろう。 けれど、自分には関係ない。 どうせみんな死ぬのだから。自分が、殺すのだから]
『お話って、これですか?』
[そう尋ねる瞳は少し不思議な色をたたえ。]
(45) 2014/03/05(Wed) 21時半頃
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……?
[じゃあ、他になにがあるのか。 不思議そうに首を傾げる少女は、きっともうじき悟るだろう。
自覚のない変化は、もうすぐそこまで**]
(62) 2014/03/06(Thu) 00時頃
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[妹がいたと、彼女はそういう。 いなくなったということは、既に。自分と―――謡と同じように、死んで。いるのだろうか。]
………ッ…?
[先ほどの光景がざわりと思い浮かぶ。 手が震えたのがバレないようにコップを置くと、不思議と怯えや恐怖は心になくて。 ただ、ふわふわとした心地。 感じたことのない感覚に何故かぞっとする。]
『すみません、気分が優れなくて……お話は後日窺っても、いいでしょうか』
[そう書いたメモを、彼女に見せた**]
(71) 2014/03/06(Thu) 13時半頃
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『すみません、ありがとうございます』
[渡された、一見すれば粉薬のようなそれを受け取る。 風邪だろうか。熱が出て来たなら飲もう、そう考えながらその優しい笑顔は疑うことなく。]
『もう夜も遅いので、明日に響かないように気を付けてくださいね。』
[今日はもう人を殺すつもりはなかった。 だから気遣うような言葉を綴り、呼び止められなかったなら下へと降りていっただろう。]
(75) 2014/03/06(Thu) 19時半頃
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―― 回想/或る少女の記憶 ―
[赤い水が、小さな体から滴り落ちる。 青ざめた顔。血の気の失せた肌。 可愛らしい声で家を華やかにしていたその唇は、きっともう動くことはなく。
ただ一人残された少女は。
やり直すことさえ叶わず、そこにいた。]
[人間なんて存在しなければ良かった。 自分とあの子以外、みんな消えてしまえば。そしたらきっと、幸せな姉妹になれたのに。]
…………あ゛、……ッ!
[けれど、一番悪いのは。
酷い言葉を投げた私、で。]
(77) 2014/03/06(Thu) 22時頃
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―――――うあぁああああああああああああっ!!!
[ごめんねと謝ることさえ、もう許されない]
[がらがらになった喉で叫ぶ。泣き喚く。]
[そして、動かないあの子に縋って消えた存在価値を求めた]
(78) 2014/03/06(Thu) 22時頃
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[それはいつか泡沫となってすり抜ける幻。]
[ゆるして、と。
封じ込めたあの日の恐怖から、目を逸らす**]
(79) 2014/03/06(Thu) 22時頃
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真衣、
[ 見ないで ]
やめて――
[ そんな目で、私を見ないで ]
「おねえちゃん」
「おねえちゃん」
「どうして、おねえちゃんはいきてるの?
わたしを、ころしたくせに――」
[こんなの、悪い夢だ――**]
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― そして現在 ―
[あの後。すぐに眠れば、余程疲れていたらしい。 気付けば日が暮れて、こんなに人間は眠れるものなのかと驚く。]
(……夢、そう。あれは夢。)
[真衣が、自分を 責めるなんて。
そんなこと、ない。]
……?
[握りしめていたものは粉末の薬。はて、これはなにかと首を傾げ、思い出す。 覚醒すると同時にどこか胸が苦しいような、物足りないような感覚に陥って、あのふわふわした心地が恋しくなる。
まさか、と。
きゅっと粉薬を握り、息を吐く。もう壊れているのだから使っても同じだろうが、自分は“苦しまなくてはいけない”。 カーディガンのポケットに薬を押し込むと、眠っていた部屋を後にした。]
(91) 2014/03/06(Thu) 23時頃
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