226 【突発誰歓】君の瞳に花咲く日【RP村】
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
――――……ありがとう。
[知らなくても、覚えていなくても。彼女の言葉は向けられているのは、確かに彼だと。はっきりと、分かるから。口をつくのは感謝の言葉。かっこ悪く、照れまじりのへらっとしつつも。誰かさんが言ってた通り、かっこつけの小さな囁き声。
変わらないものは、変わらない。嗚呼、でも。些か幼く見えたか、いつもよりも。――――8年分を失えば、そうも、なるかもしれない。]
俺はそんな大したやつじゃ“なかった”だろうけど。 君にそんな風に言ってもらえるなら、それは
[かいがあったな、なんて。何についてか分からない言葉を小さく呟くと、ぎこちなく左手を伸ばせば、すっと触れるのは彼女の髪。ほら、“いつか”と同じように
ぴしり、ぴしり、と音がする。今度は、*どこから?*]
(0) hamy 2015/06/15(Mon) 00時半頃
|
|
[彼女の瞳は、今何を映しているのだろうか。それは、彼には決してわからないけれども、ふわりと微笑んだのは――どうしてだろう。見いだせないはずの問の答え。
(ぴしりぴしりと音をたてる何かは、止まらない。)
笑顔は消えない。頭痛がひどいのはわかるのだけれど、もうそれもほとんど感じないらしい。これが何を意味するのか。どこかで“わかっていた”こと。“自らの本当の病”――――だから]
いいよ…………じゃ、なくて
聞かせて、ほしい。
[凍ってしまった水晶の心に、響かせて]
(6) hamy 2015/06/15(Mon) 16時半頃
|
|
[――――彼女の紡ぐ歌は、彼の望んだこと。] [それとも、彼女の歌を彼が望んだの? ]
[みしり、きしっ。まだ、まだ全てが割れてしまう前に。消えてしまう前に。聞けて、よかった。彼の心に宿ったのは、安堵。
――――“落した”ものは戻らないはず。それはまだ、彼の中に残っている話。でも、それに対する疑問なんて、もうすぐ消えてなくなってしまうから。そんなことより、今を。]
[無言で微笑む彼の頬に、彼女の手が触れる。浮かんだのはやっぱり、紫の花。いつかみたいに。彼は、覚えちゃいないけど。
淡紫のこれが表すもうひとつの意味は――――落したわけじゃなくて、知らないだけ。そっと見えない綺麗な色の髪をなでる指は、優しい。壊れ物に触るようなおどおどしい指でも、子供を撫でるような荒々しいそれでもなくて。]
――――……よかった、聞けて。
[何故だか。一筋だけ落ちた雫が、彼女の手を伝ったかもしれない。]
(15) hamy 2015/06/15(Mon) 22時半頃
|
|
[揺れる、揺れる。花は揺らぐ。少しだけ何かを堪えるように細められた目――細めようとした瞳。結局は何も表せない。髪をなでる手がすこしだけ、止まった。]
――――……、
[もちろん。そう紡ぎかけた口は息を零しただけ。
結晶化は――――外側からも内部からも侵食する。まるで、彼の記憶の様に。どこから消えていくのか、分かったものじゃない。だからこそ。さ。
優しい嘘など、最期に、この子にはつきたくはないと。はっきりと思えたから。]
……もう少しだけ、このままでいさせて。
[言外に告げる、否の言葉。かっこ悪いとこ見せられないからね。普段ならそんなことを言って誤魔化したかもしれないけど――そんなこと、言えなかった。だって、本当にそれだけはごめんだと思った、から。]
[髪から、頬へ。移る手は、少しだけ震えていた。]
(23) hamy 2015/06/15(Mon) 23時半頃
|
|
[嫌だな。“消えて逝くこと”への恐怖や心残りなど、なかったはずだったのに。そんなもの、どこかへ“落として”いったはずなのに。でも、どちらにせよ遅すぎる。
リミットはそう、遠くない。]
…………ごめん。
[伝えたい思いがうまく言葉にならなくて、零れたのは謝罪の言葉。だから、泣かないで。なんて。笑って。なんて。言えるはずもない。左手に伝う彼女の涙は、少しだけ熱を帯びていた。
まだ自由のきく指で、彼女の頬の雫をそっと拭う。]
(誰かを見つけて。)
(こんな俺じゃない、誰かを。)
(ね。いい子だから。)
[そんなこと。言えるわけないだろう。そんな――綺麗ごと。]
(25) hamy 2015/06/16(Tue) 00時半頃
|
|
――――……、
[やっとの思いで絞り出した想いを口に出しているのが分かって。彼女の震える手に透明の髪がかかってしゃり、しゃり、と音を立てる。彼の指先から、雫が消えない。
いつか。素直になれと、彼女に言ったのが自分だとは知らない。それがこんな形で成ってしまうことを、あの時の彼は知らない。]
(俺、だって)
[残酷な同意など、はけるはずもなかった。記憶なんてものに囚われるのは、俺だけで良い。頭に鳴り響く音はどんどん強くなってやまなくなっていって。
姿も知らない彼女の姿が、ふと。浮かんだ。]
――――……目、閉じてくれるかい?
[彼女の目尻を、手さぐりに、不器用になぞって。告げた言葉はいつかだか、かけた声音と同じ色を帯びていた。]
(83) hamy 2015/06/17(Wed) 23時半頃
|
|
[指先で分かることもある。
彼女の涙がいまだ止まらないことだとか、言葉を紡ぐ前の一瞬の呼吸の音だとか。何かを思いつめて唇を噤んでいるのも――こちらを一瞬見て、ぱちりと揺らいだ睫毛が触れる。]
ありがとう。
[小さく耳元に落とす呟き。]
ひとつだけ、約束して。 俺に、“ついてきちゃ”駄目だよ。
君の中には――“今”だけを遺しておいて、ね。
[髪をそっとあげれば、彼女の額に唇を落した。]
(これが俺の、最期の我儘*)
(90) hamy 2015/06/18(Thu) 00時半頃
|
|
…………目、まだ開けないでね、
[否定など、できない。そのまま手はぎこちない動きで、彼女の頭を撫でて。拒まれないのなら、ゆっくりと抱き寄せる。それはお幼い子をあやすようにも、また睦まじい恋人たちのようにも見えた。
ただひとつ、彼の表情が酷くつらそうだったのを除けば。]
――……馬鹿でも、いいからさ
[忘れてくれなんて、もう、言えない。]
もういっかい 聞かせてほしいんだ、君の歌
[そっと体を、手を、離して。”好きなんだ”。小声で告げたそれは、瞳を閉じた彼女にわかっただろうか――一歩、二歩。下がれば、後ろ手に触れるドアの取っ手。]
(110) hamy 2015/06/18(Thu) 12時頃
|
|
[涙で濡れる彼女を遺すのは、胸が疼いた。この頭の痛みなど、それに比べたらどうにでもなる。ただただ、自らの心を抑えることで、もう、意識はもうろうとしていた
(でも、最期ぐらいかっこつけさせて)
声にならない想いは、彼女の歌にとけて。ぱたり。扉をいつもみたいに背で閉めれば、廊下に力をなくして座り込む。上がる息。でも――――扉越しでも、最後まで聞こえたその歌は
俺には到底もったいないくらい、綺麗な鎮魂歌みたいに、聞こえた。]
――――これで、いい
[息の間に混じった声は、自らに言い聞かせるもの。重い体を起こせば、壁越しに手をやって。引きずるように足を進める。どこでも、よかった。ここから、離れられれば。
彼女に触れた唇が、少し――――透明を帯びていた*]
(125) hamy 2015/06/18(Thu) 22時頃
|
|
[耳に入った声には、覚えがあった。] [笑みは絶やしたくなかった。何故か、この声の主には。]
まぁ、ね でも――――泣かせてしまった、か ら
[弱々しかったのは、声だけじゃない。]
君にも、ひとつ 頼みごとをして いいかい?
[誰かに頼んだのと、同じことだなんて。彼自身は、知らないのに。でてきた言葉たちは、徐々に過去と混ざり歪んでいく。でも、やっぱり――――こころを、記憶を枯らしてしまうことなど、できなかったのかもしれない。
何故か。彼の声を聞くたびに、小さな少年の後姿が見えた。]
(131) hamy 2015/06/18(Thu) 23時頃
|
|
――……無理ってほどじゃ、ない な
[浮かべたのは微笑から苦笑いへ。軽口には軽口で返そうと思ったのだけれど、上手く、思考が回らなくて。ただ、大事なものを“とりもどす”だけで、精いっぱいで]
じゃあ、メルヤ。
[見えないはずの瞳を瞬かせた。偶然か、どうか。しっかりと彼をとらえているような、そんな。そんな顔の振り方だった。]
――――あとはあんたに、任せたよ。
[花があるんだ。一輪の花が。小さくつけたしたそれ。ただ前の言葉が意味するのははたして本当にそのことだけだったのか。]
(141) hamy 2015/06/18(Thu) 23時半頃
|
|
[呟かれた言葉の意味。] [何故だか、目の前の小さな少年がこちらを見上げた気がした。]
[ゆらり。左手をぎこちなく声の方に伸ばして。触れたのはきっと彼の頭だったろうか。いくらか自らより低い背丈ではあったけれど。いくらか、小さ目な頭ではあったけれど]
――……大きくなったよ、お前は。
[くしゃり。髪をなでる手は、あの時と同じ。余計な言葉は、きっといらない。だが、すぐに――――ぐしゃりと膝をついて折れ曲がった体は、あの時とは、違う。]
(142) hamy 2015/06/18(Thu) 23時半頃
|
|
…………な。 やっぱり、“ナナオ”のこと、見てきてくれないかい?
ちょっと心配でさ。
[唐突に逸らされた話題。俺が行くよ。そういったのは、ほんの数日前。ならば――笑みは、少しだけつくられていた。でも、行ってくれと。そう、言いたかった
最期は。“消えて”“遺りたい”。最後まで――鏡合わせだなんて。]
(143) hamy 2015/06/18(Thu) 23時半頃
|
|
――――……お前まで、泣くことないだろう?
[ 弱々しい声は、それでもいつもの調子を喪わなかった。背を、壁に預けて。漏れる息は、どんどん荒く荒く。その頬を触れなくても、声を聞いていればわかった。
泣き虫メルヤ。]
やだなぁ、俺が いつ、かっこつけたって ?
[再び伸ばした手は、彼には少しだけ届かずに宙を切る。叶わないなぁ。もう一度、零した。俺だって初めはその気だったよ。誰がお前に見送られるもんか、なんて、思って。]
ばーか。 …………おもしろいもんじゃ、ない からな
[大きく漏れた息。強がりな表情の裏に出たのは――――了承の言葉に、違わなかった。嗚呼。結局、最後に折れたのは俺か。でも悪くないなと、思って]
(165) hamy 2015/06/19(Fri) 00時頃
|
|
お前は――お前らは、
[生きて。
喉の奥が、冷たくなって。出なくなった声は苦笑いで誤魔化しながら、咳き込む。体は、熱い*]
(166) hamy 2015/06/19(Fri) 00時頃
|
|
――そして――
[ぴしっ みしり きし がりり]
[侵食する水晶。今度はどこへ? 彼自身には、なんとなく分かっていたのだけれど。不規則に自らを侵すそいつが、最後に求めるのはどこかということぐらい。
瞼の裏に見えるのは、やっぱり淡紫の小さな花。それは、こっちに置いていきたいんだけどね。すくめようとした肩はもう動かない。音すらも、霞む。頭の痛みは増すばかりなのに、体の痛みはどんどんどんどん消えていく。
でもそんなこと、どうでもよくて。 彼は、探していた。]
[俺の中にあるはずの、それを。最期まで結局、独りよがりだったな。ふっともらした息。それでも、何か残せただろうか。なにか…………与えられたと、いうのだろうか。]
[そして。“心”に潜り込んだ水晶が、煌めいたその時に。口角を、少しだけあげた。]
(169) hamy 2015/06/19(Fri) 00時半頃
|
|
[――――やっと、“全部、思い出したよ”]
[大好きだった、君のことも。お前のことも。]
(170) hamy 2015/06/19(Fri) 00時半頃
|
|
[瞳に咲いた小さな花。黒い角に青い翅。、金の髪に桃の花。色とりどりの幻影に、紛れたふてぶてしい猫。黒い翼によりそう、紫の宝石。そして小さな道化師――――透き通った、いつかの歌声。
中庭に響くそれは、花々を揺らしていた。 嗚呼。俺は……この時に、もう、既に]
[ ぱり ん っ ]
[自らの鼓動で、水晶の心の臓は。ただ、ひかり輝くだけ。青年の最期の表情は見るまでもなく崩れて――――あとに残るのは、光り輝く透明な砂。それぞれが光を反射して、様々な色に輝いてた。
でももし。ある青年がその様を見ていたというならば。さながらそれは手品のようであり――――魔法のようであり。彼が一瞬だけ浮かべた穏やかな表情からは、それが“死”だなどと、分かる、ものか。]
(171) hamy 2015/06/19(Fri) 00時半頃
|
|
[そして“紫苑”は、揺れるのを*やめた*]
(172) hamy 2015/06/19(Fri) 00時半頃
|
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る