人狼議事


204 Rosey Snow-蟹薔薇村

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 ゆっくりした釣りだと
 俺も初心者

[人間らしい釣り方に和むこと
 食事の準備を手早く行わないでいいこと
 何と無く贅沢な 狩の仕方だと ぼんやり思う]


 …………ラルフと 早く大人になりたいね……って
 いってたんだけど…………


 そう思うと まだまだ、きっと遠い


 慰めねーぞ。

[奪われたように、奪ったのだ。
誰かの、大事に思い思われていた命を。


それでも、ドナルドに告げたように情が枯れ切ったわけではなくて。

まだ、それでも、どうにかして生きて欲しいと思えるから。]


 …………そう……なの?

[拙いばかりの歌とも言えぬ歌に
 そんな風に思ってもらえると思えなくて]


 そうだと…………いいな……

[そうすれば もう少し自信を持って
 歌えるだろうか?くすぐったい気持ち
 ドナルドも照れ臭いのは感じるから
 痛み分け 何て思う暖かい心



 は 帽子の男の来訪で
 いまは ふつ とわくみにくく黒い感情]


 釣りは俺も初心者。
 だからおんなじ。


 ……そっか、ラルフそんな話してたのか。
 俺もはやく大人になりたかった。
 けど、まだこどもでもありたかった。
 おとなになったらフランシスやラルフと別れて
 別の道をあるいてくんだって思ってたから。


 そうだよ。
 今度は故郷までの道を歩きながら
 フィリップとフランシスと俺と、ルーツのみんなで
 一緒に歌ってみようぜ。

[一人で歌うは気恥ずかしさばかり勝るけれど
フィリップとルーツと共に歌った先は
それよりも楽しさが勝ったから]


 ……

『バーニィも、2人が死んで当然だと、思ってる……?』

[慰めないとは、そういうつもりなのだろう、と。

 伝わりきれないなら、水で濡らした指先を綴る。]


[初心者どうしで釣れるのか……
 釣果のために 結局普段のやり方に
 走ることになりそうな 先の季節を思う]



 そっか……うん フランシスや ラルフや ドナルドと
 ……離れるのは……辛そう…………


 ホレーショーとも離れたくなかった
 けどーーー迷惑かけたくないなって言うのも 思ってた


 死んで当然とまでは思わねえよ。

[指が綴る言葉に、嘆息する。]

 だが、他人の大事なもんを目の前で踏みにじれば…恨みや恐れ、そういう負の何かは返ってくるもんだろうよ。

[庇護すべき相手がいるディーンを、その対象から奪うように喰らったニコラ。
ドナルドとフィリップの激昂の合間に漏れ聞いた、ラルフの遺体を足蹴にして笑ったトレイル。

どこで、何を違え、そうなってしまったのか。
男には知りようもない。]


 ――…ホレーショーがどんな人だったか
 ほとんど話せなかったからわからねぇけど、さ。

 保護者なら、迷惑、なんて思わねぇと思うぜ。
 お前さんは、もっと甘えて良かったンだよ。


 ふはっ

[物凄く騒々し一座だと ドナルドの思考に
 思わず笑みがこぼれる

 気がついたらそこに 一人 混ざってるといいな
 なんて 思ってしまうのだけれど]


 山の中でも 熊がきっとこないね

[こんな楽しそうな時を思えばこそ
 ラルフもいないのがとても寂しいけど
 そんな騒がしい先に ラルフの過ごした世界が
 あるのだと思うと 寂しさいがいに目を細める]


 それでも、お前が悲しんでるのを指さして笑うほど、俺も悪趣味じゃねえよ。

[信じきれない。その気持ちの中で、せめて嘘でないものを。]


[笑み声に空気が和らぐ。]

 熊?
 ああ、いるンだっけか。
 熊がこないなら道中も安心だな。

[熊を見かけぬのは賑やかだからか。
考えたところでからりとした笑み声が重なる。]


[そう、か。ひとまずの安堵を得たが。


 ……踏みにじる?

 ノックスの知らぬところで何をしたか、そこまでは見当がつかない。

 知っているところ――…では?]


『……待って。バーニィは、トレイルとニコラが何をしたと、聞いてるんだ? 思ってるんだ?』

[確かめたくて、問いを重ねる。]


 …………でも
 そう おもってたの……


[今となっては 何もわからない ただ
 あの大きな手の 撫でるのを もう少し
 味わいたかった とは思う]


 ……そっか。
 お前さんの保護者はちぃと不器用だったのかもしれねぇな。

 ――…フィリップ。
 甘えても迷惑だなんて思わない。
 だから、我慢すんなよ。


『悪趣味というよりは、ロクデナシだ。

 それは……。


 ……こうして話が出来るだけで、充分さ。』

[充分慰められているのだ。
 ぐずとした思いが溶けていく、感覚。


[ふぅ、とため息を零す。]

 今更言っても仕方ないだろうが。

[指を一つ立てる。]

 保護者を喰らえば…残された仔狼はどうなる?
 それを見た他の奴は…何を感じるんだろうな。

[庇護されるべき者から、保護者を奪ったのだと。
それを止められぬ者と、止まらぬ者に覚える恐怖。]


[二本目の指。]

 死者を足蹴にする。そいつを大切に思った奴の前で、な。
 俺が直接見たわけじゃねえ…が。見た奴が半狂乱で喚き散らしてたんだ。でっち上げにしちゃ急すぎる話だ。

[名前が挙げられることはない。
けれど、ノックスにも伝わるだろう。]


[罪なき存在は無い。]

 だからって、死者やお前をこれ以上追い詰める気もねえ。
 それに、話すべきは、…俺じゃない。

[短く告げて。
それでこの話はしまい。]


[誰の事を言っているのか、すぐに分かった。]

『あの場にバーニィも居たじゃないか……。
 あれは、あの男がニコラを誘った。

 止められなかったというなら、僕も――あの男の腕を落としたって、ニコラから引き剥がしてやれば良かった、んだ。』

[忠告も、警告も、何もかも無視をして。あの男はニコラを選んだ。特別に、した。――ニコラの願いを、叶えた。]

『シメオンには、僕らが代わりに‘保護者’になれば良い。――何を思うか。けれど、シメオンはフィリップに……喰われた、から。』


[フランシスの様子に 空気が緩めば
 ふっと 心も軽くなる]


 熊よけの鈴より 効きそう

[なんて 明るい日差しのような笑みに思う]
[名前を呼ぶ思考の そう言われながら
 呼ばれる名前の くすぐったい心地よさと]


 ……何を我慢してるのか……よくわからない

[何が甘えることなのか
 何を自分が我慢してるのか
 いまが当たり前すぎて 困ったようにぽつり]


[2本目の指に首を振る。]

『何故、トレイルが足蹴にしたか、バーニィは知らない。
 フィリップも、知らないだろう。


 トレイルは、僕がラルフに取られたと――そう、思った、から……。』

[喉が痛い。眼の奥が痛くなる。]


 何を我慢しているか。
 何を我慢していたか。
 いつかわかる日がくるよ。

 ゆっくり知っていけばいい。
 ぜんぶ、ひとりで背負う事ないンだって。


[言葉を綴ろうとして、ぐ、と拳を握る。
 けれど、告げずにはいられなかった。]


『フィリップは、トレイルにナイフを向けて。

 刃で傷付けた。血を流させた。
 そうして、引き摺って―――楽しいと言って…。』

 ………っ

[肩で息をし、ぐと唇を噛み……ゆると力を弛めた。

 唇は紡ぐ。]

『……憎むのも、疲れた。』


[本当ならば殴ってでも止めれば良かった。
それを選ばなかったのは、もっと大事な優先する相手がいたから。

そして、ただの見物人と化していた男らは、保護者が、あるいは自らの庇護すべき存在が他者に心奪われる恐怖を、あの瞬間から抱え続けている。]

 慰めねえ、とは言ったが苛めるつもりもないんだっての。

[結局誰も彼もが、己やそこに属する相手が大事なのだ。
ノックスにはノックスの論理があるように、他者にはそれぞれ異なる論理がある。

男の大切な存在は未だ奪われていない以上、必要以上に責められるものでもない。]


 ーーーわかるようになるのかな




 色々 想像つかないよ…………
 ドナルド 変な人

[まっすぐな言葉に どうしていいかわからず]


『……バーニィがもっと気遣ってくれれば、良いんだ。
 知らないから、苛められてるように聞こえるんだ。


 シメオンからしたら、確かにニコラは――保護者を奪った相手、なんだよ、な。』

[視点を変えれば、当然のように変わっていくもの。]


 わかるようになるさ。
 今は想像つかなくてもわかる日がくる。

 ――…って、
 変ってなんだよ。


 ーーーーうん


 だって……俺なんかを構うから
 変な人ーーーー


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