人狼議事


22 共犯者

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【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

─日没後の広場─
[ 日が落ちる頃、ヴェスパタインも広場に姿を現す。
 殆ど普段着のまま森に入らざるを得なかった昨夜に比べれば、一応の準備はしてきたようだ。

 辺りを見回し、揃っている人間の顔ぶれを確認する。
 まだ全員は集まっていないようだ。
 それとも、もう森に入った者もいるのだろうか。]

(272) 2010/08/03(Tue) 22時頃

─昼間・工房にて
[ 既に身支度を整えた彼は、じっと同胞を見詰める。]

 何を気弱なことを……

[ 一笑に付したが、眸はそれ程笑ってはいない。]


[話している場で、ノックスが狼の血を引く者だったと言う話を聞いただろうか]

そうか、アイツが……。

[確かに、思い当たる節は有る。]

俺と対峙した時のあの少年の目。

覚悟を決めたあの眼は、
獣のごとき鋭さと気高さを確かに持っていた。



オスカーの姉妹?
「ホリー」か……。

俺はあの娘こそ
我らの血を引く者かと思っていたが。

確かに方割れを喪った少年が、
どの様に豹変するか、見てみたくはある…。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

─広場─
[ こちらを見るミッシェルたちに軽く会釈し、近寄っていった。]

 こんばんは、ミッシェルさん。
 ……ええと、ニールさん。

(278) 2010/08/03(Tue) 22時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、若者 テッドにも「先程はどうも」と挨拶した。

2010/08/03(Tue) 22時頃



[マーゴを狙うかと告げる同胞の言葉を
じっと考えているようだ。

マーゴへの、一種言語化し難い感情が
ヘクターの中で無意識に揺れ動いて居るのかも知れない。

同胞の身を護るには…それも止む無し、
と言うのは理解してはいるが。]



[ 同胞の考え込んでいる様子を観察した後、]

 ──ならば一日猶予しよう。
 お前の決心が付くように。


 だが思い出せ。
 儀式を完遂するには、あの娘も手に掛けねばならない、と言うことを。

[ それは事実であり、冷酷な宣言だ。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

─広場─
 何の話をなさっているんですか?

[ 僅かに首を傾け、宵月色の瞳をミッシェルとニールの二人に眺めやる。]

 やはり昨日のことですか?

(285) 2010/08/03(Tue) 22時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>284
[ ミッシェルの質問で彼は、目に見えて顔が暗くなった。
 目の辺りが何処か虚ろだ。]

 ……ええ。まあ。
 別に参加したくてしたのではないですけど。

[ 渋々といった口調で答えた。]

(292) 2010/08/03(Tue) 22時半頃


[一笑する同胞に近づき、心を落ち着ける。
そして真剣な顔で真っ直ぐに彼を見つめると、口を開く。]

俺にもし何かあった時は、「キツネ」を頼れ。
アンタの命令なら、喜んで命を投げ出すような奴らばかりさ。
表向きには出来なくても、色々と今以上に援助できるだろう。

[ヘクターが墓地でマーゴに話した伝承は大筋事実であった。

実際、彼の家の人間をマーゴが視たならば、濃さの程度はあれ、同じような違和感を感じ取っていただろう。

中には、ヘクターの子を宿した女も何人か居るかもしれない。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>289
[ ボリスの名を出されると、びくりと目の縁が引き攣った。
 だが、それでも敢えてボリスの名に言及する真似はしなかった。]

 いや、用があるとかないとかではないんです……。

[ ぼそぼそぼそ、と語尾は口の中に消えた。]

(296) 2010/08/03(Tue) 22時半頃


[ 同胞の瞳の奥の真剣な色を読み取り、
 それを真正面から受け止める。]

 ──ああ。

[ 短い応(いら)え。
 だが彼はどこまで同胞の言葉を守る気であったか。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>298>>300

 ともかく。
 行かなければならなくなったので行くんです。

[ 顔を伏せ、視線を地面の何処かに彷徨わせながら、二人に向けて、半ば自棄になったように説明にならない説明をした。]

(304) 2010/08/03(Tue) 22時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、どんよりしている。

2010/08/03(Tue) 22時半頃



[同胞に、万一自分が先に還った時の事を伝える。
それは杞憂かもしれない。だが―――。]

ヴェスパタイン…。
アンタの肌に、ちょっとだけ、触れてもいいか?

俺は、きっと、たぶん、
アンタより先に………。

[それ以上は言葉にならなかった。]



[ 同胞を見詰める宵月の瞳は揺らがない。
 だが。
 無言で腕を開き、愛しいものを呼ぶように誘(いざな)った。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>303
[ どんより落とした肩に、声を掛けられて、顔を上げる。]

 あ、いえ。こちらこそ。
 ありがとうございました。

[ 水を汲んでくれた礼を返し、少しだけ唇を横に引き、精一杯の微笑の形を作ってみせた。]

(311) 2010/08/03(Tue) 23時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、靴磨き トニーの言葉を注意深く聞いている。

2010/08/03(Tue) 23時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 あ、そうですね、そろそろ──

[ つられるように濃紺の夜空を見上げると、そこには半円の縁を少し膨らませたような明るい月が浮かんでいた。
 月の美しさとは裏腹に、憂鬱そうな溜息が洩れた。]

(320) 2010/08/03(Tue) 23時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[ 鐘の音が夜の大気に解けてゆく。
 ただ月を見上げているだけと取れる横顔は、あくまで白く、憂いを含む。
 背に垂れた長い髪が、そよと夜風にそよいで、彼はゆっくりと森に向かって歩き出す。

 そして、一度だけ振り返り、生贄たちの姿をその顔を、順繰りに眺めやるのだ。] 

(336) 2010/08/03(Tue) 23時頃


[始めに腕に触れ、肩に触れ、長い髪の懸かった背に手を伸ばす。
やがて彼に抱かれるよう懐に入る。人の子とは違った感覚。
自分の心が落ち着き、また同時に湧き立つのを感じていた。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[ 持ってきた手製のランタンを地面に置き、火を移して明かりを灯す。
 ランタンは遮光用の開閉窓の付いた本格的なものだ。
 ぽっと拡がった光の輪が、森の闇を駆逐し、人ならざるものの支配する領域に人の存在することの出来る空間を作った。]

(351) 2010/08/03(Tue) 23時半頃

オスカー、ホリー、オスカー……。
[夜の森で一人呟く。]



[ 広い背に腕を回し、近付いて来た肉体を抱き取る。
 腕の中、招き入れた赤毛の同胞は彼よりも大きく、圧倒的な存在感を持っているのに、包み込むのは同胞ではなく、彼、なのだった。
 そのまま、静かに腕の中の同胞に身を委ねる。
 仰のいて、祝福を与えるように額に口接けた。]


[ 彼が望めば、そのまま抱かれることもしただろう。
 触れ合った同胞の汗の匂い、呼吸と鼓動の音に包まれ、『かれ』は宥めるように背を撫で続けた。]



[マーゴ・ラトル…
我らが宿敵の「視る者」の一族。
我らの敵、只の贄の筈なのに、
あの娘に覚えるこの感情はなんだ?

―――俺は、人に混じり過ぎたのか?
自分でも制御できない感情に戸惑っていた。]



ホリー・アレクサンデル…。
あの少女、何か恐怖を察知しているようだ。

我らの眼に気付いたか、それとも「人の手」が怖いのか――。

片割れが邪魔だ。襲う際に上手く引き離せると良いが。

[彼の眼は同時に樵の少年や白いシャツの女へも向けられていた。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[近くで聞こえるホリーとオスカーのただならぬ様子が気になったか。]

 大丈夫ですか?
 そっちに明かりを持っていきましょうか。

[ オスカーたちのいる方向に向かって声を張り上げた。]

(363) 2010/08/03(Tue) 23時半頃

[ オスカーには、闇をも見通す捕食者の眼が彼の姉を見据えているなど、知る由もない。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[ 明かりを掲げてがざがさと落ち葉と下草を踏む。
 多分この明かりを目指して来る者もいるだろうが──]

(369) 2010/08/04(Wed) 00時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>373
[ 少し離れたところからオスカーの返事が返って来た。]

 分かりました。
 じゃあ私はここに立って待ってますから。

[ 叫んで明かりを大きく振った。]

(375) 2010/08/04(Wed) 00時頃

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