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ふ、――ふふ、はは……ははは!!!
[わらう。嗤う。叫ぶように。喚くように。
可哀想自慢なんてしてたまるか、最後に残った己の意地が棘のように刺さって、痛くて、痛くて、痛くて痛くて痛くて!]
――何が悪だ! 何が善だ! 全部、全部!!
[生まれたことが間違いだったと言うのなら、
天に向かって罵声を浴びせ、地獄の果てで悪魔を食らおう!
ああ、殺した少女の最期の笑みが責め立てる、お前が食らうのはお前と同じ生き物だ、人間だ、お前とて人なのだ、どこまでも追ってくるそれが怖くて、怖くて、怖くて!!]
っ、ぅ、ぁあ、全部!! 決めるのは僕だ!!!
望みもしないのに産んでおいて、その上!!
――――その上、死に方まで決められてたまるか!!!
[ふつり――……ささやかに守ってきた何かが、*「死んだ」*]
.
【人】 良家の息子 ルーカス―― 弦月の宿前 ―― (61) 2013/08/31(Sat) 19時半頃 |
【人】 良家の息子 ルーカス―― 弦月の宿・入口 ―― (62) 2013/08/31(Sat) 19時半頃 |
【人】 良家の息子 ルーカス(隠してる。何か隠してる) (64) 2013/08/31(Sat) 20時頃 |
【人】 良家の息子 ルーカスうん、多分、大丈夫だとおもうから。 (66) 2013/08/31(Sat) 20時半頃 |
【人】 良家の息子 ルーカスじゃあ、離れる。 (68) 2013/08/31(Sat) 20時半頃 |
【人】 良家の息子 ルーカス[黙って彼女の言葉に耳を澄ませる。彼女の眸から、ぽろぽろと涙が溢れればそれを指でそっと拭い、握った手には力を込めて。 (74) 2013/08/31(Sat) 21時半頃 |
【人】 良家の息子 ルーカス[うっすら紅の差す、白桃のようなその頬に口付を一つ落とす。そのまま鼻に、耳に、うなじにも] (75) 2013/08/31(Sat) 21時半頃 |
【人】 良家の息子 ルーカスああ、それからね。 (76) 2013/08/31(Sat) 21時半頃 |
【人】 良家の息子 ルーカス[彼女の唇が降ってくれば、甘んじて受け入れて。 (80) 2013/08/31(Sat) 22時頃 |
誰?誰って…僕はセシル。
あ。
[頭に響く声の問いかけに、素直に答えてしまった自分に戸惑い辺りを見回した。しかし、自分の近くには誰もいない。]
そっちこそ…誰?
[おそるおそる聞き返す]
わわっ…!
[まさか本当に答えが返ってくると思っておらず、驚いて]
セ、シル…?
ぼ、僕はルーカス。
ルーカス・ポドルスキ…だ。
[なんだこれ?と首を傾げながらもそう答えれば]
ぶつけておいで。
僕に、全て。
.
【人】 良家の息子 ルーカス[集会場までの道のりを、キャサリンと腕を組んで歩く。 (84) 2013/08/31(Sat) 22時半頃 |
本当の"ナイト"は、君なんだから。
.
【人】 良家の息子 ルーカス[男の名前を呼び、急に立ち止ったキャサリンに、何事かと首を傾げれば、決心したような面持ちでこちらを見つめていて。 (87) 2013/08/31(Sat) 22時半頃 |
――ちょっと前:キャロの部屋――
[見えるはずもない、信じてもない、そう思っていたけれど。
ふと聞こえたのは明るく元気な――死者の声>>+8]
……やだなあ、僕も死期が近いってことかな。
[言葉の割に気にした様子もなく、そんなことを呟いて。
捻くれ者は、少年に気付かれない程度に、そっと視線を上げると]
殺されといて、よく殺人犯に声かけようと思ったよね。
どうしたの? まさか死んでもお腹空いてるとか?
それはさすがに僕の手には負えないから自分で何とかしてよ。
……ああ、それから。
心配しなくても、僕は君ほど腹ペコじゃない。
[鼻で笑って囁き返し、ちら、とジョージを目で示す。
取って食いやしないよと、いつか言ったなと思い出しながら**]
【人】 良家の息子 ルーカスどうして…かあ。 (90) 2013/08/31(Sat) 23時頃 |
[返事
泣きじゃくる姿に>>+9、どこか安堵を覚えつつ。
心底自分はどうかしていると、不意に笑いが込み上げて]
そうだね。君は弱かった。弱すぎた。
ちょっと驚くほど弱かったから、僕も反応に困った。
[少女の嘆きにとどめを刺すようなことを言いながら、
はは、と笑って]
だけどこの子はきっと強くなるよ。
君の屍を乗り越えて。
僕に辿り着くかまでは……分からないけれど。
――この芽は君が育てたんだ。誇っていい。
[いっそ清々しいまでに、静かに、呟く**]
(……まあ、今を乗り越えられればの話だけどね)
[――そんな本音は、胸に仕舞って**]
【人】 良家の息子 ルーカスうん。やっぱり笑ってる顔のが可愛い。 (95) 2013/08/31(Sat) 23時半頃 |
ルーカス・ポド……まあいいか。
[姓をうまく言えず、言葉を濁した。]
これ、いったい何?
君も旅で疲れてて、旅疲れ同士が頭の中で会話できるっていう・・・つまり、お互いの体を労わるための期間限定能力ってこと?
[自分の問いかけに対し反応があったので、続けて質問することにした。]
(あぁ、もう自分でも何を言っているのか分からない…)
[傍に誰もいないことを確認し、頭を抱えた。]
さあ、僕も良くわかってない。
君がどういう人なのかも、どこにいるのかも。
もちろん、この能力が何なのかも。
期間限定…そうなんだろうか。
僕がこういう違和感を感じたのは丁度…
3日前、くらいだったかな。
―― ??? ――
[目を瞑れば緩やかに、目蓋の裏で歯車が廻る。
ごとり、ごとり――大時計の針が、重い音を立てて動いて。
捨てられた布や藁をかき集めて、寝床を作ったっけ。
意外に隙間風が吹くものだから、冬は寒くて仕方なくて。
清掃用の出窓があるのは、数字の12のすぐ下で。
明け方の空、蒼に染まった星屑の棺桶。
沈黙に満たされた、深海の街を見下ろすのが、好きだった。
規則正しく鐘が鳴るよう、手入れをしたのが化け物だとは、
おそらく夢にも思うまい。
――思われたくも、ないのだけれど]
[目を開く。暗闇の中で、拳を握る。
きつく眉根を寄せて、――強く、叩きつけた]
[――理屈にもならない思い込みなんかで]
……処刑なんか、されてたまるか……
[――義理だの情だの、そんな訳の分からない理由なんかで]
命拾いなんて、してたまるか
[――群れるしか脳のない、弱い人間共になど]
――殺されて、……たまるか!! っふざけるな!!
僕はッ! 僕は認めない、認めたくない!!
そんな終わり方、絶対に!!
僕は望むように! 望む場所で! 死ぬんだ!!
[悲鳴のように。渇望の、声]
[叶うのならば、化け物でもなく。人間でもなく。
それから、「クラリッサ」でも、「俺」でもなく――]
僕として、……死ぬんだ。
[ぽつり、弱々しく。顔を覆って、]
[――行く先は、既に決めてある**]
【人】 良家の息子 ルーカス―― 集会場 ―― (97) 2013/09/01(Sun) 00時頃 |
【人】 良家の息子 ルーカスうん。 (107) 2013/09/01(Sun) 01時頃 |
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