246 朱桜散華
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……まだわからなくて、実感、のようなものが、ない。 ごめん、見に行ってくる。
[ 志乃が声を上げてから、様子を見に来る人は増えた。 置壱か、あるいは置壱ももし付いてくるようならば 通りかかる婦人に志乃を頼み、坂を登っていく。**]
(46) 2016/04/23(Sat) 15時半頃
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日向は、志乃の方を、一度だけ心配げに、振り向いてから
2016/04/23(Sat) 15時半頃
日向は、置壱に視線を移し、少し不安げに瞬きを、ひとつ。*
2016/04/23(Sat) 15時半頃
子守り 日向は、メモを貼った。
2016/04/23(Sat) 16時頃
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―桜の木のそば―
[ 置壱がついてきてくれたことは、有り難くもあった。 死、という現実を、受け入れることは 易くはない。
辰次からかけられた声に>>55 逡巡するも、見ることを選ぼうと。
そう思った折、置壱が視界を遮って>>57]
……私は見ない方がいい、か。
ならこの目で確かめる代わりに 確証を頂戴。
―――里長は、本当に……死んでるん、だね……
[ 肯定を求める。]
(62) 2016/04/23(Sat) 22時頃
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そう……。
[ 辰次の説明に>>65、事実を得、小さく頷き。 死を悼むように、目を伏せた。 瞼の裏側に、幾つかの追想を。]
長は、どうして……死んだんだろう。 胸を、一突きか。 誰かに殺されたのなら、それは [ 巫女の、伝承。]
巫女の幽霊が長を殺したなんて、思えない。 手を下したのは、人間なんじゃあ、ないのかな。
御伽噺みたいな状況に陥れて ……私たちを、嘲ってるんだ。
[ "依り代"についての知識まではなかったけれど、 この不可思議な状況を、"不可思議"という言葉だけで、片付けたくない本音が小さな炎のように燻る。]
(67) 2016/04/23(Sat) 22時半頃
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……どうすればいいか、って……?
[ 伝えられている。その言葉を耳に止めれば>>66 それを促すように、辰次に視線を向けるが けど。と、止まった言葉には、訝しげな色。]
言えない? もしかしたら、これ以上被害が出るかもしれない。
―――それでも、言えない?
[ それは暗に、言って欲しい、と―― 否、もはや無表情な日向は、辰次に迫るように繰り返す。*]
(68) 2016/04/23(Sat) 22時半頃
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[ 辰次が、伝承であろう言葉を紡ぐことに、 僅か目を見開いた。 力仕事の似合う辰次が、物々しい伝承を音に乗せる。 彼の家系であれば不思議ではないことだ。
読み物なんてらしくない、なんて思ったあの時に 彼はそういった知識を得ていたのだろうか。]
つまり、村の誰かが、その依り代になっている?
[ この村に余所者と言える人物はいない。 ほぼ全員が顔見知りの、この村で。]
聞いて答えないのなら……
[ 自分でもその言葉が出てくることに驚きながら けれど淡々と紡いでいた ]
疑わしきを拷問でもすれば、いいのかなぁ?
(73) 2016/04/23(Sat) 23時頃
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[ 言ってすぐに馬鹿馬鹿しくなった。]
疑わしきなんて、そんな簡単に見つからないか。
[ は、とため息一つ。*]
(76) 2016/04/23(Sat) 23時頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2016/04/23(Sat) 23時頃
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[ 考える。考える。 考えていないと恐ろしい感情が襲ってくる。 頭を回せと、訴えるのは理性か本能か。
拷問と告げた瞬間に固まった彼も見ていた。 それすら怖じるのかと一瞬だけ、唇を噛み 結論を出せぬ辰次に歩み寄ると>>77]
なぁ、辰。
[ 昔の呼び名で、軽く呼んだ声色は、 次第に重く、低く]
依り代が誰なのかなんて、わからないけれど 探す前から諦めちゃあ、だめだよぉ。
(82) 2016/04/23(Sat) 23時半頃
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長を殺した、依り代は 桜を咲かせて満足するわけじゃないんだよね? また血を流すのかな?誰の?それは村の人?――私?
[ 頭がぐつぐつと煮え立つようだ。 それはこの場にいる辰次や置壱に対してではない。 死という事象に対する畏怖と、 もう一つは言葉にならぬもの。]
……置壱、だいじょうぶ?
[ 肩をさする置壱に>>80、心配そうな視線を向けるが 次第、人を気にかける余裕すら失われそうで、 ごめん。と短い謝罪をつぶやき、 桜の木に背を向け駆け出した*]
(84) 2016/04/23(Sat) 23時半頃
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― 神楽舞台の裏手 ―
[ あの桜から逃れられるなら何処でもよかった。 祭りの準備が終わり、設営された神楽舞台。 その裏手で、木板に凭れ、がちがちと震え、音を刻む歯列。 噛み合わせた場所悪く、歯茎からすこしの血が滴っている。
早鐘のように打つ心音。恐ろしい、ただ恐ろしい。 両手で心臓のあたりに手を当て圧迫すれど逆効果。 落ち着くための深呼吸も、できそうにない。]
ひとが 、 死んだ
[ 日向の恐怖は、長の死だけに向いているわけではない。 二年前、消えたおもんのことを思い出すのだ。 彼女は死んだわけではないと、そう信じている、けれど]
(103) 2016/04/24(Sun) 00時頃
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……いやだ、いや、いやだ……
[ おもんが消えた朝。 家にあったのは、ぽたりぽたりと、滴ったような血の痕で、 おもんの布団に一つ。 探せば台所から外へと続いていく、血の辿り道。 生憎の雨の日で、外に続いた先はもう見えなかった。
あの時、辰次や置壱が止めてくれたから良かったけれど もし死体を、その血を見ていたら、 正気でいられなかったかもしれない。
(104) 2016/04/24(Sun) 00時半頃
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もぉいやだ、血はいやだ、誰かが消えるのは嫌だ。 ひとりぼっちがいやだ。 置壱も志乃ちゃんも、丁助も辰も、 みんながいるこの里が私の家なんだ。
[ 次の被害が出ない為に、己が為すべきことは]
依り代―――それの息の根を止めてしまえば
終わるの、か、な。
[ 失いたくないがために、殺意すらも燻らせてしまった。 それは、誰かを失うことなのだと、気付けぬままに*]
(105) 2016/04/24(Sun) 00時半頃
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[ ぽつ、ぽつりと 落ちるは冷たい水滴。
見上げれば、空を分厚い雲が覆っていた。
かっとしてしまっている頭を冷やしてくれればいい。 この雨で、不気味な桜の花も散らしてしまえばいい。
そんな風に希えど、侭ならぬことを知らず。 美しい桜に、果たして罪はあるのか、否か**]
(112) 2016/04/24(Sun) 00時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2016/04/24(Sun) 00時半頃
僕を呼ぶ貴女のために
彼女の音楽と血を……捧げられたら…
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―自宅―
……ただい ま、
[ 今でも期待してしまう。 彼女の飄々とした声が、己を迎えてくれることを。 そして返ってこないとわかったときに、 脆く散っていく期待の欠片が、胸を刺す痛みは消えない。]
なんで、……思い出すかなぁ。
[ おもんのいない日常に、少しずつ慣れ始めていたのに。 ひとが死んだ日に限って、曖昧な輪郭で彼女の影が瞼によぎる。
自分が抱く感情の名前を知らない。 彼女から与えられたものが何だったのかもわからない。
ただ、心地が良かった。離れたくないと願った。 繋いだ手を、いっときも放さなければ 離別なんてもの、訪れなかっただろうか。]
(137) 2016/04/24(Sun) 07時半頃
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―回想・日向と―
「桜の巫女はねぇ。きっと、寂しかったんだろうさ」
[ 日常のひとかけら、口を吐いた言葉に 日向は首を傾いでいた。]
「あんたとおんなじだ」
[ 湯呑を手の中で揺らし、正面に座る日向に 軽い笑み、ひとつ。 ]
私と同じ?
[ 意図を問いかける日向に、一つ頷いた。]
「そうでなきゃぁ、旅人なんかに縋ることもないだろう? ……旅人も一人ぼっちの娘を、 放っておけなかったのかもしれないね」
(138) 2016/04/24(Sun) 07時半頃
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[ じっと見つめてくる視線には、ひらひらと手を振って ]
「あたしの顔に何かついてるかい?」
[ 躱そうとしたけれど、日向は動じずに言葉を紡ぐ ]
おもん姉さま。 旅人は、同情や憐憫で巫女のそばにいたのかな。
最終的に巫女を自害に追い詰めてしまうような、 そんな軽薄な優しさなんて、巫女は求めていなかったと思う。 旅人の、ただの傲慢なんじゃ、ないかな。
[ 真っ直ぐに眸を見て、真剣に語る日向の貌には少々驚いた。湯呑を口元に近づけることで、動揺を隠すことは出来ただろうか ]
(139) 2016/04/24(Sun) 07時半頃
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[一拍、二拍、置いてから ]
「……それでも旅人は、巫女が好きだったんだろうさ」
[ そう告げるのが精一杯。]
「なぁ日向。あんたは本当に、鈍いねぇ」
[ きょとりと眼を瞬かせる日向に、 揶揄うようにけらけらと笑った。 よくわからないと不貞腐れる、 そんな今の日向には、わからなくていい。
いつかその意味を理解する日が来るのなら ――もうそばには、いないのかもしれないね。*]
(140) 2016/04/24(Sun) 07時半頃
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―現在・自宅―
[ ふらりと座布団に膝を下ろし、 この正面におもんがいた、あの時のことを思い出す。]
旅人は、巫女が、好きだった……
[ おもんが告げた言葉が蘇る。 いくつか桜に纏わる話をした、 彼女の言葉に何か得られるものはないかと、記憶を探る。]
私が、鈍い? ……なんだ、それぇ。
[ 泣きそうなのに、自分の言い方が可笑しくて笑う。]
(141) 2016/04/24(Sun) 07時半頃
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[ 笑う、わらう。 虚しい思いではなく 彼女が笑ってくれるように、 ―――ふと]
…………、姉さま?
[ 「あんたとおんなじ」 「旅人も一人ぼっちの娘を、放っておけなかった」 ]
……なんで、あんなこと
[ 弾かれるように立ち上がり、縁側へ急ぐ。 りん、りぃん、と涼しい音を鳴らす風鈴に手を伸ばし そっと手のひらに包み込んで、目を凝らす。
唯一、おもんが残したその風鈴には この村の、古い細工屋の印が、確かに刻まれていた。]
(142) 2016/04/24(Sun) 07時半頃
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旅人は、巫女に…… おもん姉さまは、私に、……?
[ 「好きだったんだろうさ」 ]
……なら、どうして なんで!!!
[ まだ確信ではないけれど、 おもんがもし、伝承の旅人と何か関係があるのなら ]
私は巫女でも、なんでもない、 おもん姉さまだって伝承の旅人のわけがない、 けど、だけど
模倣でもしているつもりなのなら、 そんなのっ……!
[ 同じ罪を繰り返しているだけではないか、と 風鈴を抱いて、慟哭に堕ちて、 **]
(143) 2016/04/24(Sun) 07時半頃
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……―――。
[ 家を出て、ゆっくりと畦道を歩く。 指先に引っ掛けた風鈴が、ちりんちりんと 足を進める度、音を鳴らしている。
何もかもが、わからない。 どうしたら、あの桜の呪縛はこの村から去るのだろう。
人の血を啜り朱に染まった桜の花。 妖し、現し世、置き去りの想い。]
繰り返すだけなのなら、
[ 一つの理由を絶ったとして、 巫女の"依り代"とやらの存在が この世から消えようと
次の、また次の依り代が 生み出されるなら、意味がない。]
(174) 2016/04/24(Sun) 21時頃
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なぁ、……
[ 鈍色に問いかける。 誰も持たぬ答えを求め、空を見上げて眉を下げた。 ]
死ぬのかなぁ。
[ もしもまた、里の者が死ぬのなら、 誰かが死ぬのなら、 ]
……っ、
[ ―――ほんの刹那、よぎった。 酷く冷淡な考えに、ぞっとして頭を振る。 ]
(175) 2016/04/24(Sun) 21時頃
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[ 振り払っても、一度根付いた考えは消えてはくれない。
この村の誰かに、死が訪れるならば
身体の弱い、あの青年の死ならば、 自分はそう、傷つきやしないと
――――――思ってしまった。]
(176) 2016/04/24(Sun) 21時頃
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[ 雨粒は空の涙。 恵みも災いも齎す、自然の気まぐれ。
人間の自分勝手な歓喜も哀愁も、 空にはなぁんも関係ない。
鈍く刺さる冷たさも 己の受ける、感情の次第だと そんな人間の難解さを思う。
畦道で足を止め、空を見上げて、 再度歩を進めるまで、少しの時間を要した。**]
(177) 2016/04/24(Sun) 21時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2016/04/24(Sun) 22時頃
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―畦道―
[ から、り、 りん。
風鈴が、少しだけ壊れ始めていることは知っていた。 それでも傍にありたいから、持ち歩こうと思った。
音は、小さな歪みを伴って。]
……
[ 答えの出ない問題ばかり。 おもんはとんでもないものを残して行ってくれたものだ。]
(192) 2016/04/24(Sun) 23時頃
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[ ぱしゃぱしゃと、雨の中に駆ける誰かの足音に振り向いて ]
あれ……置壱?
[ 自分を探していたとは露知らず、不思議そうに瞬いた>>185。 そこでふっと、視界がぐらついて 蹈鞴を踏んでしまう。]
なんだろ……、おかしいな。
[ 指にかけたままの風鈴は、繊細な細工ゆえ、 引っ掛け糸が、すぐにも切れてしまいそうだ。 ]
(193) 2016/04/24(Sun) 23時頃
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へへ……少し無茶をしたかなぁ。
[ ずっと考えていた。 頭を働かせないと恐ろしくて、 疑問に解を求め続けた。 ]
……置壱。
[ 風鈴を手に絡め、ちり、ちり。と短く触れ合う音。 拒まれなければ、その大きな躯体に抱きつこうとする。
疲れたよ。と。 一つ弱音を、こぼして。*]
(194) 2016/04/24(Sun) 23時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2016/04/24(Sun) 23時半頃
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[ 抱きとめてもらえて>>201、じわりと湧いた安堵感。 笠を被せてもらって、身体を抱き上げられて 少しだけ驚きながらも、その優しさに甘え、目を伏せて。
妙に頭が熱く、先ほど蹈鞴を踏んだのも目眩だろう。 当然だ。この雨の中、笠もなく彷徨い歩いていたのだから。
ふ、と 置壱に抱き抱えられている時に 懐かしい匂いがした。
その匂いが、二年前に姿を消した 彼女と似たものだと、思い当たる。
そんな思案をぼんやりしていれば、自宅まで運ばれていて]
(204) 2016/04/25(Mon) 00時頃
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……ありがとう。
[ 下ろしてもらえば、どうぞ。と促し、置壱を中に招こうと。]
ん?これ……
[ 入ってすぐ、笹に包まれたものを見つけ>>185 そっと笹を開けば、あの桜とは違う赤色。 置壱を一度見上げれば、相好を崩し 一緒に食べようと、手招いた。]
(205) 2016/04/25(Mon) 00時頃
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[ 今は、布団を仕舞っているから、 その分広々としたスペースで、ここが寝間だとわかるだろう。
障子の向こうに縁側がある。 天気の良い昼間には、 ぽかぽかと心地よい日差しが射すが 悪天候の悪い宵には、どこか不気味な雷鳴のシルエット。]
[ かんら、と指にかけていた風鈴を置壱に差し出し どこか高いところにかけて欲しい意を示す。 単純に身長が高い置壱に頼もうと、そう思っただけだが
―――気づくだろうか。
風鈴にある刻印は>>142 置壱の肩にある痣と、ほぼ一致することに*]
(206) 2016/04/25(Mon) 00時頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2016/04/25(Mon) 00時頃
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