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――不安、やな。うん。
絶対殺さへんって、……傷つけへんって。
自信が、ないんよ。
[途切れ途切れに言葉を紡いでいく。
最後は今までより小さく、掻き消えるような声だった。]
【人】 手伝い クラリッサ信じてくれて何よりね。 (39) 2014/03/20(Thu) 16時頃 |
――っ、げほっ、ごほ、っ
………いや?こっちの話。
[ まさか口に出ていたとは思わず、驚きで噎せ返る。
実際、自分にもわからないこの黒い靄がかかる感情。
きっと『 トウマ 』が防衛側の人間だから、
櫻子が傷付く未来が来るような気がして―― ]
( ―――なんで、こいつの心配を )
[ 無理に笑っているような彼女
「 別に 」と短く漏らす。 ]
…でも、他人にトウマを殺られるのは嫌なんだ?
とんだ我儘だな
[ ふう、と呆れたように煙草の煙を吐き出し、
煙草の火を踏み消す。 ]
…なら、止めてやるから
[ 自分でも驚くくらい、
宥めるような優しい声で彼女の返答を待つ。 ]
…そう、なん?
ならええんやけど……
[噎せ返ったのだろう、咳き込む声
煩くしていなかったなら、それでいいのだが。
短く返された言葉には苦笑を浮かべる。]
う……それは、自分でも分かっとるよ…。
…先輩、呆れた?
[我儘だと言われ、言い返しようのない表現にうっと言葉を詰まらせて。もしや呆れられたかと、先ほどとはまた別種の不安が胸に積もった。]
――……っ、…先輩…。
………ありがとう。もしそうなったら、頼りにしてる。
[宥めるような優しい声。それを聞いた途端、胸に安堵が広がって行く。
不覚にも涙腺が緩みかけたが、何とか耐えた。
少し声が震えたのはバレてしまったかもしれないが。]
呆れた。
―――……って、言ったらどうするの?
[ 不安げに問う彼女
…『 大切 』が難しいんだろ
[ 「 俺にはわからないけど 」と
無線が拾えない程の小さな声で呟く。
自分にはわからない感情を彼女は抱いていて。
自分できるのは話を聞くぐらい。 ]
…あとで飯食うぞ
[ 震える声に気づいていたけれど、
何故だか触れない方がいい気がして。
初めて見る弱気な櫻子に戸惑いは隠せないまま。 ]
……どない、するやろ。
でも今、一瞬すごい怖かったから。不安でオロオロするかもしれんね。
[呆れたと聞いて>>+26、本当に心臓が跳ねた。
信頼していい仲間だと分かった彼に失望されるのが怖いのか、理由は分からないけれど。
"大切が難しい"。
その言葉には、彼に見えないと分かっていても頷かざるを得なかった]
……おん? ご飯?
…はいな、後でそっち向かうな。
[今までの会話とは一転したご飯という単語に少し呆けるも、クスクス笑いながら肯定の返事を。]
…怖い?
[ 思いもよらぬ回答
どういう意味で言ったのか全く検討もつかないが、
「 ごめん 」と小さく漏らし。 ]
俺が行くからそっちが落ち着いたら連絡して
[ 笑っているような声に、一瞬、眉間に皺が寄るも、
笑い声につられたのかすぐに穏やかになり、
微笑んでいるようにも見えた。 ]
…あ、別に謝らんでええよ?
先輩なんも悪ないし。
[小さな謝罪に、慌ててそう付け加える。
首をぶんぶんと横に振ったせいか、隣にいた三下がぎょっとしたようにこちらを見て来た。]
ん、分かった。
ほなまた後で、連絡するな。
[そういうと、何もなければ一度無線機の電源を落としただろう。]
【人】 手伝い クラリッサ分身の方が行ったわ、そっちはなんとかしなさいね。 (56) 2014/03/20(Thu) 20時頃 |
【人】 手伝い クラリッサそっちはどう、片付いた? (61) 2014/03/20(Thu) 22時半頃 |
【人】 手伝い クラリッサうん、やるじゃない2人とも。 (71) 2014/03/20(Thu) 23時半頃 |
【人】 手伝い クラリッサだからね、パイロキネシス能力を上手く使えば。 (72) 2014/03/20(Thu) 23時半頃 |
【人】 手伝い クラリッサまあ、正直。 (75) 2014/03/20(Thu) 23時半頃 |
【人】 手伝い クラリッサなるほど、消火器ね……それはありだわ。 (81) 2014/03/21(Fri) 00時頃 |
【人】 手伝い クラリッサそうね、探すとしましょうか。 (83) 2014/03/21(Fri) 01時頃 |
―――――――――――
To : 櫻子
From : レイ
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屋上が真っ白な景色に
なるのが見えた
大事な話があるから
死なせないけど
[ 送信してから『 大事な話 』なんて表現は
大袈裟すぎたか、と小さく溜息。
休息の睡眠を取りたいがさて、
バレずにとれるだろうか。 ]
『宛先:鳳先輩
差出人:櫻子
屋上が真っ白?
よう分からんけど、了解。こっちでも気ぃ付ける。
ん、うちも死ぬつもりはあらへんよ。
大事な話はちゃんと後で聞く』
[白い景色とは一体なんだろうか。
外からの異能による攻撃は防げるはずなのだが――と、まさか消火器を使われるとは考えもしない櫻子は首を傾げるのだった。]
―――――――――――
To : 櫻子
From : レイ
―――――――――――
消火器らしい
あっちも視界が狭くなる
さりげなく応戦する
[ まるでスパイのような自分の行動を嘲笑する。
―――全ては、世界の混沌のため
鍵の在処を知っている者は見つけた。
あとは場所だけ。
楽しみで、楽しみで。
見える未来が赤に染まる日を夢見て―― ]
『宛先:鳳先輩
差出人:櫻子
了解や。
一応、風を使える部下は置いといたけど…正直使い物にならんやろうし、頼りにしてる』
[それにしても消火器を選ぶとは。
大方煙で屋上から出すつもりなのだろう。やすやすとハマってやるものかと独り言ち。]
【人】 手伝い クラリッサ此処までは良いかしら? (115) 2014/03/21(Fri) 21時半頃 |
【人】 手伝い クラリッサ― 屋上 ― (128) 2014/03/21(Fri) 23時頃 |
死んでもええよ。
[そう、世界が実現するのならば。
この命くらい、投げ捨てたって構わない―――]
【人】 手伝い クラリッサ……気持ちは分からなくもないけどね。 (139) 2014/03/22(Sat) 00時頃 |
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