26 Fairy Tales Ep.4
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[程無く湯気をなぞる掌のかける魔法。 説明は初めて振る舞った時にしただろう。
沈黙の赦される魔法のお茶を啜り口を開かぬ間。 訪ねて呉れたテッドの過ごす時に添うだけの一時]
え…? 他の人…
[思い当たるのはグロリアやルーカスやサイモン。 オスカーも着ているとは聴いたが未だ逢ってない]
ン…どうだろう? 逢った事がない人だったならルゥかグロリアか… オスカーも着てるらしいけど
実は僕、騒ぎの後に暫く寝込んでたんだ 回復した頃には村を出てる人もいてね
詳しくは判らないや ごめんね
(177) 2010/08/06(Fri) 22時半頃
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ま、後で適当に主の力を借りるとしますか、なのなの。
主の記述は絶対、なの。
真似るのも楽ね、なのなの。
めでたしめでたしのおとぎばなしに、どれほどの価値があるのかしら、かしら。
そんなの直ぐに忘れ去られるわ、なの。
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そそ、ルーカスだからルゥ 似た女の子なら妹のグロリアかな
二人が如何かしたの?
[問い掛けに雑巾とシャツが重ならず一拍。 シャツを掴んでわたわた手を振る]
や、是は、そのっ! ちょっと失敗しちゃったから…
[広げて見せれば穴のあいた部分にはしろい花の柄。 所々が透かしになる模様らしいが未完成]
って、あ、はーい 怪我したお客さんかな ちょっと待っててね
(183) 2010/08/06(Fri) 23時頃
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[テッドに断りをいれて内側から扉を開く。 先に店を訪ねて呉れたアイリスと―――…]
え…フランシスカさん 大丈夫ですか?
[アイリスとフランシスカを交互に見て、 どちらに問えばいいのかときょろきょろ]
えっと… フランシスカさんはそっちの椅子に
[アイリスの分の椅子を奥から持ち出して、 お茶会途中の机の回りに椅子が増えていく]
(187) 2010/08/06(Fri) 23時頃
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………具合でも?
[調子の悪そうな様子に『声』を掛ける。]
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お客さん来てもゆっくりして呉れて大丈夫だよ 賑やかになるけど さ
[テッドの表情は余り好意的には見えないけれど、 叶うなら引き留めて一緒にお茶会をとの想いが滲む]
ふぇ…?
駄目 かな? 花柄… 大きめのデザインだし縁取りもしてるし ルゥ可愛いから似合う かなって…
[云い訳がましく言葉を並べるも語尾は尻すぼみ。 シャツとテッドを見比べて肩を落とした]
(192) 2010/08/06(Fri) 23時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/08/06(Fri) 23時半頃
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おじいちゃんの所へいかれたんですね 其れなら安心です!
あ、さっきのだとちょっと足りなかったです 食後に是も一緒に服用して下さい
[肩を落とすところに処方箋を受け取りこくこく頷く。 足りなかった薬の包みを差し出した]
フランシスカさんはランプ用オイルですね お店用ですか? ご自宅用ですか?
[大きさの違うオイル瓶を指し示して、 求められた方を渡すだろう]
ふぇ? アイリスさんはテッドにももう逢われてたんですね
(200) 2010/08/06(Fri) 23時半頃
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今度はどうやって悲劇を作ろうかな、主様。
誰と入れ替わったら楽しく遊べる?くすくすくす。
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ルゥやグロリアがいたのはテッドが来る前だからね サイモンも久し振りだったけど
…そうだね ほんと、久し振りな人いっぱい オスカーにも逢えるかな
[アイリスにお茶を望まれれば普段のお茶ではなく、 ハーブティをいれてフランシスカとアイリスに出す]
是なら少しは気分も落ち着くかと思います アイリスさんの頭痛も治りますように
[湯気をなぞる掌は呪いをかけるよりは願う態。 ロミオの所からきたのかと予想すれば心配は少ない]
(206) 2010/08/06(Fri) 23時半頃
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ほんとに…?! よかっ た
[テッドのフォローに安堵して顔をあげると、 珍しく彼が微かに笑みを浮かべていた]
ン…ありがと 洗濯の途中で失敗しちゃったんだよね 沁みなかなか落ちなくてさ
[怪我人を運んだとは聴いていたけれど、 流石に血痕がついていたとは口にしなかった]
あ、お店用ですね 大人の世界を覗かせて貰うには僕が未熟で残念です
[アイリスから説明が添えられると大きい瓶を包んで、 フランシスカの横顔を見詰めて瞳を細めた]
(210) 2010/08/06(Fri) 23時半頃
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…?
[そうして顔をあげ窓の外に不意に目をやる。 視界に留まったのは男の子。 此処からはグロリアやポーチュラカまでは見えない]
あ、れ?
[ぽつんと立つ姿は何処か懐しくて何処か心配で―――]
あ、ちょっとごめんなさい ふぇ?! だだだ、大丈夫テッド 直ぐ戻るから!
[咽るテッドに勢いよく頭を下げて入り口の扉を開く。 男の子の姿は近くなくてでも見間違うにはあんまりに]
…
オスカー!
(214) 2010/08/06(Fri) 23時半頃
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店番 ソフィアは、双生児 オスカーに向かって駆け出し―――盛大に転んだ。
2010/08/07(Sat) 00時頃
ま、テッドと入れ替わるのはやめとこうか、なの。
下手に入れ替わってぎゃあぎゃあ騒がれるのは面倒だわ、なの。
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[自分の目に絶対の自信があった訳ではないけれど。 ただグロリアから名前を聴いて逢いたくて―――…] [ 心配で ] [オスカーはルーカスともグロリアとも仲良しだった。 でもふとした瞬間に兄弟ではない事を感じてそうだった]
オス カー…
[呻くように名前を繰り返し上半身を起こすと、 其処にはグロリアとポーチュラカと一緒のオスカー。
一人ではないオスカーを遠目に安堵すれば、 遅れて打ち付けた膝の痛みに気づき地に座り込むかたち]
あ… テッド ええと、あ うん
嘘をつくと味が変わるお茶はね 知っている人達にとっては沈黙の赦されるお茶なの 今日はさ、来て呉れて嬉しかった ありがと
(230) 2010/08/07(Sat) 00時頃
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店番 ソフィアは、若者 テッドを見上げるまま、物言いたげに口唇が震えた。
2010/08/07(Sat) 00時頃
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う、うん 大丈夫 次は気をつけなくても甘くなるお茶でも出そうかな
あのs…ふぇ…?!
[ポーチュラカやグロリアの声までは聴こえずも、 テッドに何か口を開き掛けたところでオスカーの声]
あ、あ またさ 近いうちに遊びにきてね お茶だけじゃなくてお茶菓子も準備しとくから こなかったら僕からいっちゃうからね!
[言う間にも立ち上がり何時もの見送りも忘れて、 テッドに手を振りオスカーのいた方へと駆け出した]
(240) 2010/08/07(Sat) 00時半頃
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店番 ソフィアは、立ち上がった折にテッドの襟の中が見えれば、瞳を揺らしただろう。
2010/08/07(Sat) 00時半頃
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オスカー! 僕は此処だよ!
[三度、名前を呼びながら今度こそ駆け寄って、 転んで砂に塗れた服のまま抱き締めようと]
(241) 2010/08/07(Sat) 00時半頃
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[きゅうと抱き締めて前髪のかかる額をすり合わせ、 人心地つけばオスカーを抱き揺らす態で腕を緩める]
嗚呼、オスカーだ 大きくなったね でもグロリアと違って未だ僕の方が大きいかな
―――おかえり…
[近い顔を覗きながら砂に塗れた手を服の裾で拭い、 濡れる頬を包めば砂の匂いと微かにしろい花の香り。
はたと周囲の人に気づいて見回せばグロリアと、 何処か幼ない頃のグロリアにも似るポーチュラカ]
はっ…! 若しかして君はポーチュラカ? わあ わあ 大きくなった ポーチュは本当に大きくなったね
(248) 2010/08/07(Sat) 00時半頃
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[半ば脅しの意味を含んで来いと云ったのだから。 先にテッドが迷惑そうな気配を漂わせても、 眉を下げて申し訳なさそうにすれど何もいえなかった。
またと繰りかえされた声は聴こえなかった。 ただお茶を褒めまたと云うテッドは、 また来て呉れるのだろうと待つつもりで]
そだ! 僕お店! オスカーもグロリア達と宿にいくの?
[三人の顔を見回して首を傾げる]
あの、さ オスカーさえよければ僕の所にこない? 先客がいるからちょっとせまいけど…
ちょうどポーチュくらいの歳の女の子だよ
(254) 2010/08/07(Sat) 01時頃
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は、はい! こんにちはっ! 僕はソフィア・ローレンていいます ほんとは久し振りだけど…
改めて宜しくね ポーチュ
[元気なポーチュラカの挨拶につられて再び挨拶。 大きく成ると云う様子にはうんうんと頷く]
『 皆一緒に 』
…
あ、うん そう…だね 其れじゃ、僕 そろそろお店戻らないとだから
[曇りそうになる表情はまたこくこく頷いて隠して、 誤魔化すように場を辞する言葉を沿え店に戻ろうと]
(259) 2010/08/07(Sat) 01時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 01時頃
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うん、何時でも遊びにおいで お茶とお菓子を準備して待ってるから
ふふ、追い抜かれたら背伸びしてないとかな
ン…オスカー やっぱり一緒においでよ
[抱きついてきたオスカーは連れてかえる事にした。 答えを待たず断られなければ手を繋いで店へ向かう]
お待たせしましたっ! なんだか店番させてしまったみたいでごめんなさい
(273) 2010/08/07(Sat) 01時半頃
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店番 ソフィアは、踊り手 フランシスカとアイリスに謝罪とお礼の意味を籠め頭をさげた。
2010/08/07(Sat) 01時半頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 01時半頃
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あわわ…大丈夫です
[転んだ事が店内のアイリスにまでばれていた様子。 照れて視線を彷徨わせるもお呪いの台詞]
…ご心配ありがとうございます ふふ、なんだか懐かしい 母もね 僕が転ぶとそうして呉れたんです
アイリスさんは何時まで此方に?
(276) 2010/08/07(Sat) 01時半頃
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…そうねぇ。
やっぱり血縁同士の殺し合いが一番楽しそう、なのなの。
[くすくすくす。]
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いいですね…ハッピーエンド どんなですか? フランシスカさんにとってのハッピーエンド
[人其々に想い描く結末は違うのだろう。 視線を追いかけるともなく見遣る鮮やかな赤いツメ]
(282) 2010/08/07(Sat) 01時半頃
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二人共お客様だよ でも、うん 仲良くして貰ってる
[連れかえったオスカーが口を開き自己紹介と問う言葉。 手招いて二人に紹介する頃には酒場へ向かう話も始まるか]
店番ありがとうございました これとてもささやかですけどお礼です
[二人の手に乗せたのはテッドにも渡した咽飴。 店を出るなら扉までは見送るつもりで]
(288) 2010/08/07(Sat) 02時頃
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物語の宿題 ですか え? あ… いえ、この村の滞在期間―――…
[アイリスからかえる答えは少しだけ質問とずれて、 けれど席を立つなら引き留める訳にいかず語尾が解ける]
(290) 2010/08/07(Sat) 02時頃
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店番 ソフィアは、受付 アイリスの言葉>>287にはありがとうございますと、頬を染めてそわそわ照れた。
2010/08/07(Sat) 02時頃
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あ…あのっ
[アイリスの去り際の言葉に見開く瞳。 呼び止めど震える口唇は言葉を探して]
お二人ともお綺麗ですから 如何か お気をつけて
狼さんに出逢ってしまいませんように
(293) 2010/08/07(Sat) 02時頃
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…
[二人を見送り終えると店の看板には『CLOSE』の文字。 お茶会の後片付けをして新しく二人分お茶を淹れる]
嘘をつくと味の変わる魔法のお茶はね 人に嘘をつかせてしまわないお茶なんだよ
お腹も減ってるかな?
[問いながら木苺のパイも出して向かいの椅子に座り、 繕いかけのシャツを再びちくちく縫い始める]
オスカーに逢えてとても嬉しい 何時までだって泊まって呉れても構わないくらい でも其れを飲み終わったら村を出て欲しい
この村は今―――とても危ないから
(297) 2010/08/07(Sat) 02時半頃
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出来れば何処か安全な所まで送ってあげたいけど 僕は帰還魔法しか使えないし… 此処でしないといけない事があるから動けない
[ちくちくちくちく縫う花から視線をあげずに語る。 嘘はなくとも目を見たら想いが届いてしまうから]
声が聴こえるの
[縫い終えた糸を結び引いてちょきんと鋏で切る。 背中に幾つも大きな花のさくシャツは仄かに花の香り]
危ないって云ったのにルゥは逃げないの だからきっとグロリアもポーチュラカも逃げない
せめて オスカーだけでも逃げて 僕は誰かを護れるほどに強くはないから
(299) 2010/08/07(Sat) 02時半頃
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店番 ソフィアは、息を吐いてから緩やかに顔をあげる―――…
2010/08/07(Sat) 02時半頃
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― 回想/憧れのひと ―
具合よくなったなら何よりです 踊りたのしみにしてる人も多いでしょう
ふぇ…?!
[頭を撫でられ驚いて見開く瞳と染まる頬。 瞬く事も忘れ動けず大人しく撫でられていた]
は、はひ 気をつけます って、えええ?! 王子様って…
[可愛いなどといわれ益々頬を染めるも、 囁かれた単語をなぞり眉を下げる]
わあ わあ…ありがとうございます! 是非是非*お邪魔させて頂きます*
(307) 2010/08/07(Sat) 03時頃
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― 現在/雑貨屋 ―
[視線を受け留めて揺れる前に瞬く瞳。 隠しきれなかった感情の残滓は自らに対する恐怖]
…うん
[強い口調と潤んだ瞳を前にまたも説得は失敗に終わる。 一気にお茶を煽るオスカーに手を伸ばして―――…]
ごめんね
[頬を包み涙で滲む目尻を手指がそっとぬぐう。 お茶の感想と笑顔を貰えば困ったように眉を下げた]
僕ももう少し頑張ってみるよ
[オスカーを胸に抱き込んで両手を背に回し、 とんと背をあやし自分に云い聴かせるように*囁いた*]
(312) 2010/08/07(Sat) 03時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 03時半頃
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