194 花籠遊里
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なんだい、ソレ。 ――ならさァ、もっと。…悦んでよ。
[言葉を彼に流したならば、次は自発的に数度摩り入れ。 告げられた状態>>170には、込められた力には、また一つ笑みを零し、燻りを上げ始めた熱を飲み下して耐えては、確かめる様に指先を熱先に食い込ませる。 そうしてソレが確かであったならば、今度はクスクス声を響かせ嗤ったことだろう。
しこうして耳を掠めた嘲笑には、僅少狂の気の滲む嗤声を打ち消し、眉を釣り上げあからさまにも美しい笑みを貼り付けて魅せ。]
…俺はさ。やっぱり、「花を愛でる」のが好きかな。
[――そんな嘘を、花に綴った。
胸元に掛かる体重には、応えるように頭を傾げて擦り寄り。 只己が胸先に違和感を感じ得たならば、一拍動きを止め、唇を引き締め。 仕返す様に、掴まれたままの手を手早く衿下から滑り込ませ、直に熱に触れては手の内の中心、中指を軸に添えてまた擦り入れ、先の液を混ぜる。]
キミは案外、蝶を喰らう花に成りそうだよね。
[そうして預けていた頭を上げ、彼を見上げて。彼の胸元に滞在する黒衣の手はその胸の飾りを弾くようにはじいた]
(184) 2014/09/16(Tue) 01時半頃
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[ごめんなさい、と
唇は涙浮かべた子供の様に震えながら言葉を紡いだ]
[隣より聞こえるは、激しさを表す声でありました。
肌の打ち合う音も、粘膜擦れる水音も。
やがては明瞭でない嬌声が、弾ける瞬間を伝えたでしょう
見えぬはずの涙の音が、此方へ届いた気さえします。
他の牢でもきっと、花々は咲き乱れているはずです。
此処はそういう場所なのですから。
そしてそれが僕たち『花』の、『しあわせ』であるはずなのです。]
[僕の戯れのような接吻けに、頬を染めた銀花も
誰ぞ彼の腕の中、咲き誇っているのでしょうか。
丸窓からちらりとだけ、月の端が見えました。
「月が欠ける前に」などという言葉を
不意に僕は思い出し
傾く月を眺めては、彼の『花』の行く末を想うのです。]
[尋ねる事が出来たのは、亀吉さんだけでありました。
丁助さんには、寸でのところで訊くのを躊躇ってしまいました。
朧さんに訊けば、叱られてしまうでしょうか。
藤之助さんに訊けば、困らせてしまうでしょうか。
他の花たちにも、訊きたくとも訊けないでしょう。
どうして、訊けないのでしょう?
何故、訊けないのでしょう?
わからないまま、僕はいつであろうとこう答えるのです。]
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[各所から届く甘い音色が、厭らしい音が鼓膜を叩く。 漏れる甘美な嬌声は、どれも腹底に来るものなのだろうけれど。]
――キミのように、ワガママな方が。
[届く宴の音色を耳に通して、尚。 目前に揺蕩う銀月の、劣情の滲んだその顔に、ただ掠り声でそう告げた。 悪趣味だと今一度嘲笑が降って来るだろうか。然しそれも、また一興。
夜空に朧に、然し気品高く咲く銀月が情け無くも乱れる姿を、この目でしかと、見届けたいと。
宙に馴染んだ嘆息に>>192は思わずその胸に置いた手に力を込め、誤魔化す様に下から上へと二三揉み上げたのだったか]
[そうして紡がれた誘い言葉に、誘き寄せられた花蜜の香には、こくりと咽を鳴らし。 その唇が自分の名を形作った事を暗闇の中に知れば、胸を満たすのは征服感とはまた別の、耽美な情。 まるでむずかゆい其れが衝動として競り上がって来たならば、自身もまた花の名を――ちいさく、形作ってみせたことだろう。
花の躰に動きが在った>>194ならば、ぱちりぱちりと目を瞬き、睫を揺らしてその様子を見届け。 手を黒く飾る布越しにその胸先が膨れたのを感じ得れば、親指と人差指に挟めて擦り、偶にはゆるうく引っ張り。]
(198) 2014/09/16(Tue) 09時頃
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…キミ、優しくしてくれなさそうなんだもん
[まるで拗ねた口振りだと、誰かが嗤うだろうか。 熱を孕んだ瞳を別方へと投げ、眉を寄せ。 口端を掠めた感触には唯睫を揺らし。 彼の口がまた距離を置こうと遠退くものなら、強請る様にその顎横へと口付け、唇にて柔やわと挟んだだろうか。
闇に吐息を漏らしながら、されども彼の口先には決して触れてやらずに。 つつ、と下に辿ったのならば、首筋にリップ音を立てながら接吻を落とす。
その間に矢張り疼く腹下と、帯びる熱が辛くない訳ではないけれど。 自身の慾情を隠すかのように、花の熱を強く握り締めては上下に手を揺らした]
(199) 2014/09/16(Tue) 09時半頃
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…脱がせてくれるの?
[言の葉には茶々を飾り。 「然しそうだ、身体に張り付くシャツが居心地悪い」と、花に添えて居た手を外し上衣を脱ぐ事位は甘受して。
放り投げた衣はそのままに、がしがしと一度頭を掻いたならば。 軈ては彼の首元に片手を回し、有無を言わさず自分がシーツに沈むのに巻き込ませ、その銀月が上に覆い被さる様な形を取って見せ。 ぺろりと舌を覗かせ唇を舐めたなら、首元にかけて居た手を下へ下へと回り込ませて、反り立つ熱を手の内にて弄び始めたことだろう。]
ほうら、キミも好きに動いて魅せてよ。**
(200) 2014/09/16(Tue) 09時半頃
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──幸せとは、こんなにも胸が苦しいことなのですか。
[“教えて下さい”
闇世の中、音にさえならなかった吐息が小さく反響しては、消える。]
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[彼の視線>>204を追いながら、打ち震える脚にはただ悦を。 何を映すこともない丸窓には拡がる孤独のみさえ憶え。 ただ何処か物寂しさを感じ得たならば、己の頭上に揺蕩う銀月に視線を戻し、揺れる淡藤を目を細め睫をちいさく震わせて、眺め入り。
その色に先夜の金月を意識の底から浮上させたのならば、今や片銀月は自分の手の内に在ることにただただ歓喜。 恍惚とその淡藤に視線を釘付けては、もう片手にて絹の様な髪に触れ、手櫛を通し。――まるで愛玩を愛でる様に厭らしく。 そうして他の物に意識を回すことを忘れ掛けて居たならば、突如として来たる胸先の違和感には呻きにも似た嬌声を漏らし。]
〜…っの、
[引き戻された現実に、喘ぎ掛けた事実に、己が自尊心の砕かれる音を聴く。 きゅうと唇を噛み締めては面白く無いと云ったような表情を銀月の元に曝し。 ――それでも身体は熱を帯びたままで居るものだから、果たして本心は。]
(210) 2014/09/16(Tue) 15時半頃
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…嗚呼、そうだ、
[軈て紡がれた言葉>>205にはこくりと一つ、咽を鳴らして。 窄まりへと誘われた指先は、悪戯にその入り口を丸く弧を描き走る。
「月光が届かなくなる前に、キミの歪むカオが見たいから」
なんて。矢張り真面目な形に成ることを忘れた唇は、形と同じく瑜伽んだ言葉を吐いては花頭に口付けを落とし。
指先が弧を描く事に飽いたならば、その腹で窪を二三撫で付け、早々と中へ侵入したことだろう。
そうして銀月の声が、表情が歪んだなら。 遠慮がちに指を引き戻し、前に立つ硬い熱に辿り。手の中心でその先を押し潰しては擦り付け、滴る透明の汁を手土産に再度窄まりへと食指を埋めたことだろう。]
亀吉、
[吐息は先よりも早く、温く。その耳元にて聲を出すと、耳朶を舐り始め。水音を立てることも遠慮せずに、ただ銀月の意識を自分へと当てさせようと、蝶は必死に触覚を揺らし。
痛みは覚えているのか、否か。考える暇も無く、ただ窪へと沈んだ指先は緩々と出入りを繰り返した]
(212) 2014/09/16(Tue) 15時半頃
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僕は『しあわせ』です。
[何時の時もそう答えましょう。
何方さまにもそう応えましょう。
胸が苦しいなど、僕にはわからぬ想いなのです。
朽ちた花の行く末を知ればこそ。
その毒に囚われてはならないと。]
[櫻は誠の『しあわせ』に、まだ散るを知りません。
咲いてさえ、いないのですから。]
‘Tis better to have loved and lost
than never to have loved at all.
[この感情をどう表せばいいのか。
腹の辺りに渦巻くこれを。
怒りか、呆れか、それとも悲しみか、羞恥か。
『花』として誇りを持ち、美しく咲き誇れ。
俺を育てた花は口癖のように言っていた。
どんな辱めを受けようとも、どのような思いをしても蝶を惑わせる花であれ。
その言葉を道標に、今まで歩んできたはずなのに。]
――……
[ごめんなさい、朧
と。蝶の言葉により友の貌を伝える際に小さく告げる
命によりその怜悧な顔を穢し、なおも言葉で責めねばならぬ事への謝罪と、それでも目を逸らせぬことへの懺悔であった]
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ーー…ッ…!
[下腹部に与えられる痛みに、否快楽に、咽喉から小さく嗚咽が漏れる。 それは空気に融けただ銀月に届いたかは定かでは無いけれど。
己の肩口に沈む花頭には自分の蝶頭さえも寄せ。擦り寄るようにただ耳元に唇を寄せ吐息を吹き掛けて。]
仕方無いなァ、
[ただ紡いだ言の葉。余裕ぶって挑発を、自尊心を着飾る為に聲に芯を這わせた筈なのに。 自分に反響したその声色は何処か打ち震え、まるで自分こそが耐えられないとでも言うように、ただただ焦りの色が混ざる。
そうして気付いてしまった己の”我慢の糸”に思わず花の躰に優しく触れる翅を休めては、暫くの思案の内に強くその肩口を押し。
ぐるりと景色が一転したならば、花の色はどのように揺らいだだろうか。 布団に花が沈む感覚を膝から知り得つつ、花の上に蝶が躍り腰を据えたならば。窪みに嵌めて居た指先を緩々と動かし退かせ、履くベルトを解き始めた]
(268) 2014/09/17(Wed) 01時頃
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ーー待った、ナシね。 急かしたキミなら、きっと大丈夫だろうけど。
[最早余裕の欠片など見せることもせずに。 脳裏に誘い>>233を反響させては、笑みは冷ややかに、蝶は花に唄う。
ただ丸窓の無い月から降る光を身体に当て、紺瑠璃は鋭く淡藤を射抜いて。
言葉尻を待つ間も無く翅が彼の膝裏に差し込まれたならば、ゆうるりとそこを広げ。 常闇の中目を細め、だらしなく垂れる透明の汁にぺろりと唇は潤いを欲して。 余興だと言わんばかりにその先端へと口付けを落としては、一回。 喉奥までその熱を咥え込み、舌にて弄ぶ。
其れから先端の液をこくりと喉に通したならば、蜜を吸う口先を離し、漸く後ろ孔へと熱を当てがいーー花の身を案ずる間も無く、一気に熱を深めた。]
(269) 2014/09/17(Wed) 01時頃
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[こんな、ゆめものがたりが誠であれば
所謂『しあわせ』というものなのでしょう。
ですが、なりません。
『特別』になることも
『特別』をもつことも
『花』には許されざるべきことなのです。]
[僕たちに許されているのは、ただひとつ。
『花』として咲く。
ただ、それだけなのでございます。]
[――朧、朧
声ならぬ声で彼を呼ぶ
そんな顔をしないでと虚空を見つめる彼の頬から白を拭う
友にだけは、こんなに泣き濡れた姿を見せたくなかった
失望されたくないんだ、と]
愛しい愛しい吾が子達。
お勤め、ご苦労様。
夢を売り売り、躯を売って。
せっせと借金返しておくれ。
いやいや、返せなくとも構わないんだよ。
花咲く内は、私が愛でていてあげるからね?
[どうせいつかは枯れる花なれば。
月下の元 夢に揺蕩うことは許されよう。
押し潰した筈の芽は 結局は小さく蕾を芽吹かせた。
けれども孰れ摘み取られてしまうのだから。
蜜濃くなるその一瞬だけでも。
『花』として、『蝶』を望む]
[花しかしらぬ男の一面。
笑い、嗤っては、今宵の対価をばら撒いていく。
地下牢に舞うのは紙幣の花吹雪。
花弁の枚数が、今夜支払われた対価。
さあ拾えと、男は花々を見下した。
歪んだ唇に滲むのは、狂気の沙汰であっただろう。]
[鏡であれば何があっても耐えられると思っていた
鏡の様に全て相手を映し委ねれば、この狂乱にも順応できると
剥がさないで、中を見ないで
そして失望しないでと、藤の花は静かに夜露を零すのでした]
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[ーー嗚呼、花はまた、次の夜が来たるならば、また翅を休める蝶にその蜜を与えのだろうか。 嬌声、水音。鼓膜を敲くのはまだ慣れぬ厭らしい音。 いつの間にか己をもその舞台に舞い降りては、花の蜜を咽に通し花の唄に胸を昂らせているのだから、全く持って解らないと今更に瞳を揺らし。
床に敷かれた白に広がる淡藤は、起こす揺れに淫らに咲く。 咽喉から零れる花の唄は、酷く心地が良くーー何故か切なく。 何時ぞや彼の手を引く前、本の僅かに聴こえた歌とは異なる其れに、目蓋を伏せては睫毛を揺らし。
思い馳せるのは硝子戸の向こう側。 まだ夕闇が空に滲み始めた頃。 金月が朧気に自分達を照らしては、隣に銀月は気高に在った。 箱から飛び立つ為に自分の翅に触れたその手は案外小さくーーその銀を手中にと、二欲に塗れた結果が、これだと。]
(284) 2014/09/17(Wed) 02時頃
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ーー…き、…だよ。
[花に滲む汗を肌に感じながら、その肩を掴み彼を抱き。 口先にて愛撫するようにその首筋に接吻を捧げては、少しずつ上へと唇を掠めて、花が唄うその唇に、己のそれを重ね。
重ねる前に囁いた音色は、酷く掠れていたけれど。 ただ其れで満足だと目元を緩め、唇を割り舌を突つく。
そうして唇が物惜し気に離された時に、彼の唇から自分の名が唄われたのならばーーどくりと熱は脈を打ち、心中には喜のみが広がり。 ほんの少しの照れ臭さを表情に出しては、眉を下げ、真似るようにぎこちなく、はにかみ笑い。
ただその躰の中へと、腰を押しては引き、やがては夜に融けただろうか。
握られた手を、強く握り返して。*]
(285) 2014/09/17(Wed) 02時頃
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