103 善と悪の果実
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―大広間―
[>>30ポーラチュカの傍に戻った後、 門前と…テラスでも見掛けた男性がやって来た。 ごきげんよう と、こちらも笑顔で一礼して、挨拶に答える。]
私は先程、ここより少し近付いて見てきた所ですわ。 神秘的な輝きに吸い込まれそうでした。
もっと近付いて見ることが出来たら、というのは… つい、思ってしまいますわね。
今、この場に来るまでは、本当に一目見ることが 出来るだけでも良いと思っていましたのに… 一つ願いが叶ったと思えば、既に次の願いが生まれているなんて、我ながら我侭なものですわね。
[自然と差し出されたカクテルグラスを両手で受け取り、]
お気遣いありがとうございます。頂きますわ。
(71) 2012/09/24(Mon) 22時頃
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―大広間―
[>>34怖い、という少女の言葉を受けて、会場内を見回してみる。 …たった一つの禁断の果実に集う、人、人、人。 己もその魅力に強く強く惹きつけられている一人ではあるが、 ポーラチュカのその感想を、おかしいとは思えなかった。
>>37テラスで風が運んできたものと同じ名前を、 改めて本人の口から聞いて]
自己紹介もまだでしたわね。失礼致しました。 私はコリーンと申します。 どうぞ宜しくお願い致しますわ。
[同伴かと言う問いにはポーラチュカが答え>>40 親しみを込めて名前を読んでくれる少女を、 愛おしげに見詰めた。]
(78) 2012/09/24(Mon) 22時半頃
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[――それは幼い貴族の少女にも、
見覚えのある髪飾りだっただろうか。
まだ、ブロワ家が栄華を誇っていた頃。
遠い遠い昔。
学者が捨てられた時。
父母が最後の情けにと、持たせた髪飾りだった。
彼らは学者が其れを売り払って生活を凌ぐと考えたのだろう。
しかし、学者はそうはせず、髪飾りを大切に持ち続けた。
黒い蝶の髪飾りと対になる、赤い蝶の髪飾り。
かつてはブロワの屋敷に置かれていた筈だ。
今はもう、売られてしまったのかもしれないが]
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[>>43警官然としている人だったから。 仕事の事については、やはりそうか、と納得したのだが。
>>45ポーラチュカの様子が、急に大人しくなったように感じて 彼女に視線を向ける。 笑っては、いるのだけれど… 警察にあまり良い思いを抱いていないのかしら、と 薄っすら考えてみたものの、 それは根拠の無いただの思いつきのようなもの。]
[>>47警官だけはよした方が というジェフに] 実際にお仕事なさっていると、きっと色々あるのでしょうね。 お疲れ様です。
えぇ。それでは、また。 [去って行く姿に一礼した。]
(82) 2012/09/24(Mon) 23時頃
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[グラスを手放した少女に問い掛ける。]
ミス・ポーラチュカは、 近くで黄金の林檎を見なくても良いんですの? もし行くのなら、お供しますわ。
…とは言え、今からあの人垣の中に入っても、 なかなか近寄れないかしら…?
(102) 2012/09/25(Tue) 00時半頃
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[母が最後まで大事にしていた髪飾り。
赤い蝶は、羽ばたくことができずに、ずっと屋敷に囚われていた。その羽を広げたまま、震えることすらできずに、ただ、ずっと。
そして今も、少女の手の中に。
対となるものがあるとは知らず、ただ母の形見として布に包んで持ち歩いていた。
待つ者のいない屋敷にはおいていけないと、鍵のかかった箱から出して、懐へとしまいこんだ。
ただ、持っているだけで、一人ではない気がしたから]
[――否。
細める眸は果実だけを見ているのではない。
この大広間を見渡しているのだ。
誰がどんな表情をしているのか。
反応を窺っている。
出し抜く為の算段を。
あれを奪う計画を。
だから近づかず、遠巻きに。
恐怖や畏れなど、とうの昔に失った。]
どうすれば近くで見られるかしら
[グロリアに頼めば、と
幼い思考がゆきつくのは単純な帰結。
パーティーが終わったら、今度こそ会いに行こう。
金銭の無心というもうひとつの目的は、林檎を目にした時から頭の中から消え去っていた]
恐ろしい果実を持つ貴女は、さしずめ魔女のようだ。
[そこにはいない女主人を思い、唇が弧を描く。
あの林檎を盗み出せば、恐らく一生を楽に暮らせるだろう。
見せびらかすから悪いのだ。
目の前にちらつかせるから悪いのだ。
“魔女”は磔にしなくては――…**]
[その最中、壁際の椅子にかける少女の前を通過する。
黒い蝶は彼女の眼からもよく見えるだろう。
それは偶然を装うようで、
敢えて行った行為であったのだけれど。
行儀よく座る姿へ数瞬のみ視線を向けて、
にこりと柔らかな微笑みを浮かべた]
…お疲れですか? レディ。
どうかご無理なされませんように。
[囁くような声は、彼女以外には聞こえまい。
今はまだ、そう声をかけるにとどめて]
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[>>103困り顔の少女の返事を聞いて] そう…無理はしない方が良いでしょうね。 落ち着くまで、少し休憩したら如何かしら。
せっかくのお披露目ですもの。 今すぐでなくても、見たくなった時に近付いてみると良いと思いますわ。 [小さな身体には、会場に漂う ある種の熱気が堪えるのかも知れないと考えながら。 先程聞いた、怖い、という言葉が蘇る。]
(133) 2012/09/25(Tue) 20時半頃
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[>>105何かに気付いた様子の彼女の視線を追うと、 その先に居るのは、白と朱の上に止まる黒い蝶。 中庭のベンチで二人が話していた光景を思い出して訊ねる。] あの方は、お知り合い? [蝶と、少女の手元の間を往復する視線を不思議に思い どうしたのか訊ねると、『人に酔った』との答えが返ってきた。
本当に疲れているのだろう。 休むために、壁際の椅子の近くまで、 少し危なげな足取りで歩いていく彼女を見送ってから、 壇上を見上げた。
魅惑の果実は、未だ大勢の視線を惹き付けて止まず。]
(134) 2012/09/25(Tue) 20時半頃
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[ポーチュラカと別れたのは、もう一度、近くでじっくりと 果実を眺めたいという気持ちが湧き上がっていたため。 そうして人垣に近付こうとした時。
>>126沈黙とざわめきが、波紋のように広がるのを見た。 刺青の男の不機嫌な声が、空気を支配したかのように。 男が睨み付ける先には、夕闇伯。 こちらも剣呑な雰囲気を醸し出している。]
…どうしたのかしら…
[仔細な会話までは聞き取れていなかったが、 仮に一目見ただけの人間であっても、 この二人が正反対の性質を有している事は 想像に難くないだろう。
秘宝の前で、これ以上の悪態を吐くことも無いだろうと 気を取り直し、様子を見るために、近付き過ぎない程度に 壇上前へと歩み寄って行く。]
(137) 2012/09/25(Tue) 21時頃
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[>>136どうだった?と問われれば]
素晴らしかったですわ。 美しさは勿論の事、心奪われる不思議な魔力を 持っているようで…まさに、禁断の果実と呼ぶに 相応しいと感じました。
…オスカー様は、お優しいのですね。 あの果実も、きっと、歌えないことを悲しんでいるのでしょう… 私には、あの果実をどのようにすれば歌わせてあげる事ができるのか、分かりません。 ただ、いつか歌えるその日まで、生き長らえることができるよう大切にしてあげて欲しいと… グロリア様なら、きっとそうして下さるでしょうけれども。
悲しみで萎れてしまう前に、あの果実に音を届けてあげたいですわね…
[俯き、少しだけ寂しげに微笑むが、すぐに表情を取り戻して]
そんなこと。オスカー様のお話、とても興味深いですわ。
(140) 2012/09/25(Tue) 21時半頃
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[館の主の名前を出した時 はたと、大広間に通されてすぐの挨拶の後 一度も栄光の姿を見かけていないことに思い当たった。 何処に行ったのだろう、というぼんやりとした疑問は しかし、そのまま誰に問い掛けるでも無く。
閉ざされた世界で与えられた煌びやかな時間を享受し その外で進む事態に気付くはずも無かった。]
(142) 2012/09/25(Tue) 22時頃
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[>>141青年の言葉に、そうですよね、と相槌を打ちながら、 続く否定の言葉に困ったように首を傾げる。]
…だって、あの黄金の果実の事を可哀想だと言う方って なかなか居ませんわ。 ついつい、眩しい姿に目が行ってしまいがちですもの。
[青年の言葉の奥底にある考えには思い至る訳も無く。 ただの謙遜だと受け止める。]
(148) 2012/09/25(Tue) 22時半頃
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>>143 機巧にはお詳しそうですけれど、それでもやはり、分からないものですのね…
[現代の技術では届かないという、謳い文句通り。]
ええ。その日が来ることを、願って止みませんわ。
[青年が本心を隠そうとしている等と思ってもみず、 戦慄にも気付かず。 だが、呟きにはしっかりと答えた。]
禁断の果実に手を出せば、罰を受けるに決まっていますわ。 そんな人は居ないと思いたいですわね。
[似合わない、と言われて、今度はしっかりと微笑む。]
…ありがとう。
[否定されそうな気がしたので、そういう所が優しいのだと思う とは、心の中で言うだけに留めておいた。]
(149) 2012/09/25(Tue) 22時半頃
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>>150 珍しいけれど、変、ではないと、思いますの。 [青年の真意は見えずとも、 そう間違った感想では無いだろう。]
私、ですか?
[どう説明したものか、少しだけ逡巡して]
…今は、お休みしているんですけれど。 歌い手をやっておりましたの。 お褒めに預かり恐縮ですわ。
(154) 2012/09/25(Tue) 23時頃
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[>>145何かに気付いたようなオスカーの視線があった方を 見遣ると、テラスで話していた組み合わせの二人がいた。 綺麗なストロベリー・ブロンドは仕舞われてしまっていて、 勿体無いな、と思う。]
(157) 2012/09/25(Tue) 23時頃
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[>>158深く追求しないでいてくれた事に感謝しつつ]
ありがとうございます。 果実が歌う事を思い出した時には、きっと 素敵な音を奏でてくれるのでは無いかと思っていますわ。
オスカー様にも、あの果実の仕組みが解明される日が訪れますよう。
[適当な所で会話を終えると、一礼し、喉を潤すために 飲み物でも貰おうかと使用人に声を掛けるだろう。]
(160) 2012/09/25(Tue) 23時半頃
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[烏の眸は射る。
そこには冷たい憎悪と羨望を持って。]
……………。
[言葉はない。
ただただ、“男女”と思わしき二人を見詰めている。]
[ただ、"蛇"はその強い眼差しに灯る意思を感じて]
――――――――…ふふっ。
[小さく、小さく、笑ったのだ]
[黒い蝶が、羽ばたいている]
……… ぁ
[小さく洩らした声をかみ殺して、唾を飲み込む。
赤い蝶が眠る薄紅よりも、ずっと鮮やかな流れるストロベリーブロンド。
近くで見ればそれはやはり同じようで
でも自信がなかった。
赤い蝶を起こして確かめる気はなかったけれど]
……ええ もう随分よくなりましたの
[少し強張った笑顔。
今はまだ、見送るのみで]
…………ふっ。
[笑みには笑みを。
黒く塗りつぶされ、光さえ灯らぬこの眸に
“蛇”のような女の顔を刻み込んだ。]
[少女の髪の赤へ。
そして林檎と似た色の髪へ。
その視線の先。
――否、その眸。
甘い林檎の蜜を啜ろうとする、そんな眸を烏は捕らえる。
微笑を向けたのは、扉をすり抜けるほんの一瞬前。]
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