人狼議事


249 Digital Devil Survivor

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視点:


【人】 樫の樹の子ら リツ



  …………“元”ソロモン72柱が1つ
  アンドロマリウス

  全てを奪う、正義の悪魔だよ


[強い光も、星の神が願う、全てが消える世界すら奪い取ってやるつもり。>>5:@28*]

(1) belphe 2016/06/26(Sun) 00時半頃

樫の樹の子ら リツは、メモを貼った。

belphe 2016/06/26(Sun) 00時半頃


  …全部、終わりにしてくれ


[ 見届ける事は叶わなない、願いを** ]
 


【人】 樫の樹の子ら リツ

[くつくつ。くつくつ。

かの高名なるヘルメスと違い、こちらは盗みにしか
特化してはいない。悪魔としても、半端な立ち位置だ。

だが星の神の全てを奪い取る。返しはしない。
自分のものにする。]


  “かつての悪”に背を預ける事になるなんて
  そこまでは見透せなかった、な


[蛇の口から吐き出していた程の忌々しさは湧き上がらない。彼の麻痺の呪文に乗せて口を開く]

(13) belphe 2016/06/26(Sun) 02時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

もろもろの とがつみけがれ はらひきよめて ながしたまへり


[奪い取ったものしか使えないのだ。
だから他にも奪いたい、と思うのは矢張り悪魔だからだろう
くつくつ。くつくつ。]

(15) belphe 2016/06/26(Sun) 02時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

  一緒にしないでくれる?
  あれは同胞だけど、従うわけがない。
  使役を許したのはソロモン王1人、だ。

[金のエンジェルほどのありがたみもありはしない>>@0]

  今俺が制裁対象にしてるのは、アンタだ
  アンタの願いの先には何もない。
  ────それがひどく気に入らない。

  主だろうが神だろうが、人間だろうが悪魔だろうが
  関係ない。………その光も、いただきます。

[人間はか弱いから、放たれた光を引き寄せ、両手を合わせて星の神の強い輝きごと奪い取る。>>@2>>@3
ぐら、と視界が歪む。腹が減ってきた。
──────腹が、減ってきた?]

(21) belphe 2016/06/26(Sun) 02時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

――――――(至高の魔弾)


[ヘルメスほど芸達者じゃなくて申し訳ない。
制裁対象だけど、認める。
放たれる光はとても、強く、綺麗だと────。*]

(22) belphe 2016/06/26(Sun) 03時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


  そうだ。
  正義のためなら魔王ですら敵に回す。
  ソロモン王が堕落していくのを見るのは
  愉しかったけどね………だが、趣味じゃない。

  ──やれやれ
  正義なんてものを司ると、苦労するよ

[崩れ落ちる星の神を見下ろし、言葉を漏らす。>>@5
正義は常に移ろうもの。
電波塔での会話。回答次第では、時代が違えば、そして菫色の揺さぶりが無ければ、そちらに加担した自分も……もしかすればいたかもしれない。]

(31) belphe 2016/06/26(Sun) 11時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


[かつての敵、どころか。
驚いた事に今や戦友になった男の問いかけには、
此方も同様に首を傾げる事になった。>>30

正義を司ってるだけで、平和を願うわけじゃない。
むしろそうなれば商売上がったりというか]


  どうしようかな…そういうの、ずっと
  頼ってきたから。


[或る日突然、自分の中で目覚めた存在に。

つい、と纏う光を奪われた星の神を一度視界に入れ、
周囲の人間ならざる者や人間達を視界に入れ、
その後は、菫色へと。]
 

(32) belphe 2016/06/26(Sun) 11時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


  制裁はここらで終いかな。

  随分人間が死んだ。御渡もボロボロだ。
  俺が制裁を与えるのは、陰謀や悪しき心って
  やつだから……それを奪って潰えた今
  此奴をどうこうしようとは思っていない

  遠い時の先、W仮にWまたこんな事を起こそうと
  しても。もう此奴が光輝くことは無い


[そして菫色の瞳に揺れる金糸の目の前の男のように、
“その時も悪”とは限らない。
言葉にするのも気がひけるのでここで静かに白状しよう──“かつての自分”が罰を与えなくてよかったと思っている。]


  それに俺が頑張ったのって、人間のためじゃないし

 

(33) belphe 2016/06/26(Sun) 11時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


  今回は、私情が多分に含まれてるからな
  ………俺は人間じゃない。だから。
  尚更止めを指す必要もないだろう

[召喚されたわけでもない。殺せと言われたわけでもない。数限りない犠牲は出たが国一つ消し去る前に事が済んだ……というのが自分の考えだ。
思うところは、ないわけではないが。]


  我らは常に人間を殺し、
     常に人間に殺される可能性と共に在る──。


[例え束の間の夢でも“人生”というやつを経験してみるのをオススメする。なかなか悪くない。
光へと溶けていく星の神の、その光までは奪いとることなく。>>@6
尾を噛む大蛇と共に見送った。]
 

(53) belphe 2016/06/26(Sun) 18時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


[自分の役割は終えたものの。
全てが終わったわけではない。
人間と神と悪魔が互いに跋扈しあげた結果が、これだ。]


  あれでまだ人間を名乗ってるんだもんなぁ…
  人間とはそれ自体が罪深い


[元よりその欲深さは理解してはいるが。
“それ”も持っていたのか。忌々しい。>>45>>46
紫電が円陣となり、清めていく。

浄化された湖は、居心地の悪さを多少感じるものの
──同時に心地良さと安堵も得ていた。]
 

(55) belphe 2016/06/26(Sun) 18時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


  結局、お前の見る世界を見透すことは
  叶わなかったな

[十字を切った彼の足元。>>49
過ぎ去った物事に対するWもしWというものが
存在しない事も、その空虚さも知っている。

だから只、横たわる死骸に
あの時見過ごすべきではなかったと目を伏せる。
>>2:308


結局、その陰謀は何だったのか知ることは出来ない。
かつて男の手を引いた妖精は
──WこれからWどこへ行くのか。
そんな事に思いを馳せるくらいは良いだろう。

               いってらっしゃい。]
 

(56) belphe 2016/06/26(Sun) 18時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


  じゃ、俺は腹ごしらえしよう

[マガタマや星神の力を奪い取り、使ったからには、
力の消費もこれまでと桁違いというものだ。

あの時、星の神に対して並び立っていた男も又
涼しい顔をして実のところかなり無理をしていたらしいが、知ったことではない。]


  悪魔も相当数喰われてるけど
  ──ま、アフターケアってことで。
  一応、御渡の“元”市民として、さ


[蠱毒壺の底の底。
元凶が消え失せた今、送りに出た神が戻ってくるまでは
これ以上の犠牲者が出ないようにしようかな。>>52*]
 

(60) belphe 2016/06/26(Sun) 18時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


[嗚呼、誰が予想しただろうか。]


  ……………さて。אָנוֹנִימִיさん
  頑張ったから、ご褒美、ちょーだい、ね
  忘れたとは言わさんぞ?


[あの時はこうするしか無かった。
それは承知している。


        『     』


     ────まさか“ ”の声が、聞こえない事を
        自分が寂しく思う時が来るなんて。**]
 

(61) belphe 2016/06/26(Sun) 19時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


[まさか言葉に紡がれない部分で、身体の変化やこれからどう生きていくのかと考えられているとは思わない。]

(W仮にW人間の自分が存在した状態で今が在ったと
しても。今回の騒動で天涯孤独となった身なのだから。

これから、なんてどうとでもなるのだが、実のところ
そこまで考えが 及んではいないのだった。)
 

(63) belphe 2016/06/26(Sun) 23時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


  俺は全部欲しくなっただけだよ
  オネーサンの分まで奪い取ったんだから、
  怒られこそすれ、感謝されるのは違うなぁ。

  ……そういうのは、“そっち”にあげる。

  今こうしてるのは…….そう。オネーサンから
  マガタマをいただいたおかげでもあるし。

[マガタマを盗みとっていた事を白状しつつ
それでも畏怖だけは受け取っておく。ありがたく。*]
 

(64) belphe 2016/06/26(Sun) 23時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[生存者達と言葉を交わしながら、マガツヒの気配に
寄ってくる悪魔の群れを、これまでの取り分で
焼き払って腹を満たしていく。

ふと、灰青の視線。>>67

  (………そういえば)

悪魔として目覚める時から、今までの間、この女性には色々な姿を見られたものだ。
それをほんの少し恥ずかしいと思いながら、頭を下げ返した。*]

(81) belphe 2016/06/27(Mon) 09時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


  あ、でも1つだけだから。
  鳴さん、ぐっすり寝てたから
  無防備すぎて、逆に遠慮しちゃったよ

[羽織の袂を確認する姿に、くつくつ。くつくつ。と笑う。>>65>>66
当時は人ならざる者としての親近感と、清浄さにほんの少しの苦手意識を持っていた。1つしか盗まなかったのはそちらが関係するというのに。]


  ………それは褒め言葉として受け取って
  いい…のか?

[なかなか複雑な気持ちにさせる男の名前が出てきたが。少し顔を歪ませた後、元の表情に戻って右目だけを閉じる]

 
  礼には及ばないが、言葉を受け取ることは出来る
  俺の方こそ、ありがとう
  

[跳ね除けることは出来ず、感謝の気持ちを受け取った。嗚呼、面映い。*]

(82) belphe 2016/06/27(Mon) 09時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


[そんな穏やかなやりとりも、弧を描いた唇から絶望の
言葉を聞くまでだった。>>74]
  

  ちょ、ええええ…頑張ったのに!
  酷い!


[思考の背後で雷が落ちる。
哀れ。こうして褒美はアイスのように溶けてしまった。

しかし、思考の背後でわかっていた言葉でもあった。
そういう奴だよ、お前は。]
 

(83) belphe 2016/06/27(Mon) 09時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


  “偶々”忘れてなかっただけだよ
  名前のない名を持つお客さんなんて…
  なかなかいないから、さ

  ……それに友人なら、今後忘れることもあるまいよ

[あくまで偶々だと言いつつ、一歩近づく男の瞳を覗く。

     君は、「人間に戻りたいかい」?

その問いかけの意図は何か。>>75
付喪神との会話の切れ端達が耳に届く。>>71>>80

その先に見据えているもの。
舞台役者のように大袈裟に腕を広げてみせる菫の男を
見透かす事は出来ない。

嗚呼────忌々しい。
自分が出来ることは、その問いに向き合うことらしい。]

(84) belphe 2016/06/27(Mon) 09時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[日常に潜む非日常に目を向けず、人間として在ろうと
した事もあった。

あの日々は、仮初めの夢のようなもの。
只、微睡みが過ぎただけ。
今回の件が無くとも“いずれ”自分はこうなっていた。]

  ・・・・・・。

  W仮にW人間になったとしても、俺にはもう
  家族も棲家もないんだけどなぁ…


[アイオライトを見つめても、相変わらずそこに
陰謀の色を見る事が出来ない。

「人間に戻る」、なんて事が出来るのだろうか
     この男なら“それが出来ても驚きはしない”。

いつかのような評価を下す。]

(85) belphe 2016/06/27(Mon) 09時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


[「人間に戻る」ということは、悪魔である自分が、
“この肉体”から消えることを意味する。

                その後は────。]


  それって、“俺を殺すってこと”、かな?



[為そうとしている事が何なのか、天秤を瞳に宿した。**]
 

(86) belphe 2016/06/27(Mon) 09時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



  享受されるべきだったものと、
      棄てなければいけないもの──。


[一歩半程まで男との近づいてくる頃には、
彼が悪魔となった自分を、“どうにかしようとしている”事は理解できていた。>>97

それを決めるのは自分自身。

ごちゃりと混ざって
悪魔として黒く塗りつぶされている魂と肉体。

……そこから人間の色だけを抜き取ろうというのか。]
 

(99) belphe 2016/06/27(Mon) 23時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


  ははっ、すっごい賭け。
  でもそれが、錬金術の──
  ……否、世の理の一部分、だろうね

[賭けるのは単純に、“ ”だけでもない。
それはわかっていた。
正義か否かを判断する天秤は、普段と違う判断を
迫られて、瞳と共に大きく揺れる。

それを悟ってか、結論を出すまでには夜までの猶予が与えられた。
すれ違いざまに飛ばされたウインクをじっとりと睨み、叩かれた肩を一つ撫でる。>>98]

  渡したいもの……
  アイスクリームなら歓迎するよ
  それじゃ、また──夜に。

[御渡の山へと消える姿を見送った後、残る悪魔を平らげるため、反対側──御渡市内へと踏み出した。
夜までには片付いているといいけれど。*]

(100) belphe 2016/06/27(Mon) 23時頃

[ああ、人の子は忘れる。
あの惨劇を無かった事として、日常へと塗り潰していく。
振り返り、後ろを見ればほら。]


[怨嗟に塗れた思念が手招きして待っているから。]


[足元に鬼火が広がる。
肉の焼ける匂い、皮膚を焼き引き攣るような痛み。
あの日からずっと囚われているから、あの日のまま慶一の時は止まっている。]


 後、100年―――――――いや、1000年。
 俺には時間がある。

 マガツヒなんてそこら中に溢れてんじゃねぇか。
 ああ、死んでから気づくなんて俺も馬鹿だね。

 浄化? いくらでもすればいいよ。
 ねえ、新しいカミサマ。

 人間なんてのはさ、醜い生き物だから幾らでも溢れてくんだよね。
 ほら、ちょっと煽ってやればこんなにも憎悪が溢れてくる。

 精々頑張りなよ。
 俺は見てるからさぁ、今は……うん、今はね。


[炎の中、笑えば喉が焼ける。
息を吸い込めば灰の中まで焼ける。
死んで尚、生きているかのような感覚。

焼かれていく度にナニカが壊れる音がする。
それは人間として慶一が存在する為に必要なナニカ。
それが完全に壊れるまであと――――――――*]


【人】 樫の樹の子ら リツ

ー御渡市内ー

[転生体でなければ、泥方ナツメは悪魔と関わる事のない
平凡な人間だった。

ひったくり犯を捕まえるわけでもなく
マガタマの存在も知らなかった
今回の件で出会った人間とも、出会うことはない

恐らく喰われる直前まで悪魔の存在を知る事もない。
その死は他の御渡市民と同様に、免れる事はなかった。]

  ・・・・・・。

[転生体であったからこそ、喰われずに済んだ。
只々、それだけの存在だった。矮小で哀れな、人間。]
 

(114) belphe 2016/06/28(Tue) 01時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


[大嫌いだった。

自分の身体を、いきなり悪魔の転生体である
“私”のものだと主張してきたアイツが。

                  忌々しかった。

    自分の身体で、勝手に魂として成り立った挙句
       “俺”のものだと譲ろうとしない彼奴が。


     だけど今、“あいつ”はいない。      ]
 

(115) belphe 2016/06/28(Tue) 01時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


  気に入らない……気にいるもんか

[口惜しげに表情を歪めながら、盗んだ大鎌で
悪魔の首を躊躇いもなく刎ねあげていく。
まだまだ腹は満たされない。
        (満たされないのは腹だけではない)
頭の中。
もう何度“אָנוֹנִימִי”の言葉を反芻したかわからない。
  
"泥方ナツメ"として享受されるべきだった
「人間として」の平穏な生──。

そんな馬鹿な。“これ”は“自分”の身体だ。
ヒトとしての生命の理から離れ、悪魔として存在する
事が定められた身体だ。]


  それでも、なぁ……?
 

(116) belphe 2016/06/28(Tue) 01時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[周囲の悪魔を平らげた後、大蛇を見やる。
思考の中で騒ぐ存在も、自分の要求を却下する存在も
いない。蛇の口を借りて言葉を紡ぐ存在もいない。

子守唄が風に乗って微か、耳に届くだけ。>>107

大蛇はジッと自分の眼を覗く。
結論など出ているのだろう、とばかりの眼光に
そんな眼をするなよ、と笑って顎に指を這わせてやる。

一欠片であっても未練があった。
マガタマを飲み込みたくないという思いは確かにあった
未練を断ち切った事を後悔はしていない。
後悔するくらいなら飲み込んでいない。

それでも、まるで悪魔のような“אָנוֹנִימִי”の囁きは、
天秤を揺らし続けていた。

自分と向き合う事から逃げられはしないのに、
場所を変えて悪魔を殺して殺して、殺していく。]

(117) belphe 2016/06/28(Tue) 01時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


[陽が落ち、暗闇に身体が溶ける頃。
指定された場所にたどり着く。

“生命の水”を意味する名。
矢張り何度見ても忌々しい。

決戦の前。
店主によって閉じられたその扉は開いているだろうか?
ドアノブを捻る。


          自分は、あいつを────。**]
 

(118) belphe 2016/06/28(Tue) 01時頃

 ……アンタ、なんカ持ってる?


―御渡湖―

[あの日、炎に飲まれ消えた男がいた。
藍色の波は今は神となった付喪神が祟った通り、その男に憑いた犬神だけを地の国へと送り込み、残された人間は燃え尽きた。


けれど、多くを殺し続けたその魂は。
浄化されるには赤い石の力を持ってしても黒く染まり過ぎていた。]


[そして、その手元にはマガタマがあった。]


[6つの内、砕けた5つ

砕けたその時にマガツヒが残っていたかどうか。
今となっては確認する術はないだろう。]


 
     オレは、怪異くちさけ

           コンゴトモヨロシク。
 


【人】 樫の樹の子ら リツ

ー『Aqua Vitae』ー

[開けると同時に鳴り響くベルの音。>>140

照らす灯りに身を起こす店主を目に入れながら、時代に取り残されたモノで溢れかえる店内へと踏み入れる。

自分はこういう場の礼儀を弁えていないので、馴染みのある言葉しか吐き出せないが、気にするような仲でもない。]

  ……ただいま

[その声が届くのは店主だけで十分だから、呟くように漏らして、カウンターにまっすぐ向かう。

ここは神殿じゃない。
自分は水の香りと共に真鍮の中に戻る必要もないし、
彼はあの時連れていた水銀と溶け合っている。
時代も、姿形も、何より状況がまるで違う。

それでも、似ていると思った。
    今更あの時の答え合せをするつもりもないが。]

(144) belphe 2016/06/29(Wed) 00時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



  決まったよ……色々ね


[静かな問いかけの言葉。
その一言が最後の波紋のように広がっていくのを
感じながらカウンターチェアに腰を下ろす。

覗き込んでくるアイオライトは、灯りのせいか、
それとも自分がかつてを想起しているせいか、
いつもとは色合いが違うように見えた。

笑顔には笑顔を返す。
自分が浮かべる笑顔と言えば人間年齢相当のものか、
悪魔のものばかりだった。
ゆるり、穏やかな笑顔を浮かべるのは、我ながらなかなか珍しい事だ。]
 

(145) belphe 2016/06/29(Wed) 00時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


[しかしそれも“ご褒美”が出されるまで。>>141
パッと喜色に塗り潰して、勝利の味に舌鼓。
いやぁ、この一口のために頑張ったって言っても
過言じゃないね。幸せ!]

  んあ、そうそう。
  俺は……アンドロマリウスは。
  泥方ナツメにこの肉体を“譲り渡そう”と思う。


[すくっては口に運び、チョコレートの風味が広がるのを確認して嚥下。
組まれた両の指の奥で、揺れる金と照らされる菫。
対してこちらは黒を向ける。]

  無論、消滅の可能性を考えなかったわけでもないが
  ……そう、兎角…人間の器は窮屈でね。
  魂が2つあるせいだとも思ったものだが、
  1つになったとて、窮屈だ。
 

(146) belphe 2016/06/29(Wed) 00時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


[香る茶葉を楽しみながら、ゆっくりと言葉を紡ぐ。
未練や覚悟や、そんなものすら人間の残渣物。
                  
                    ──まぁ。
   それに思考を割く事は、悪くはないと思う、が。]


  だから、譲ってもいいかなと思ったんだ。
  返す、じゃないよ。元々俺のだからさ


[正当な持ち主は自分である事を主張しつつ、店主と
同じようにしてカウンターに肘をつき指を組めば
天秤が揺れていない事くらい伝わるだろうか。]

  これが俺の答えだよ。

[「人間に戻りたいか」などという問いに対する答えは、以上だ。**]
 

(147) belphe 2016/06/29(Wed) 00時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


[前回のように揶揄されることもなく掛けられた
受け入れの挨拶に、“食事”で硬くなっていた表情が緩む>>149

2人しかいないのだから、漏れた吐息が耳に届けば
それが誰によるものかは考えるまでもない。
彼も流れる時の中で、こんなやり取りとは既に
縁遠くなってしまっているのだろう事が推し量れた。

彼越しに目に入ってくるのは、灯りによって
淡く輝く瓶と、店の名の由来となった“水”。

────あの時。
“客人”を見送った後。
周囲からその香りが消えないうちに戻された真鍮。

  尤も、あれからそう時間を置かずに我らは真鍮から
          解き放たれる事になるのだけど。]
 

(155) belphe 2016/06/29(Wed) 08時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


[しかしながら、今やその“水”は、自分の中で速やかに
対処しなければならないモノ、ではなかった。

取り残された、とはまた違うものの。
その必要がなくなった時代のせいかもしれない。
自分もまた、「転生体が人間でなければ」時代と
関わる事もほぼほぼ無い存在。

生命の水を冠した名はそんな自分への呼び水になった。
(流石に、それが狙いだとは思いはしないが)


かつてと違い陰謀の色の無い。
かつてと同じ無色透明の液体。
それに言及することを“今”は止めた。]
 

(156) belphe 2016/06/29(Wed) 09時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


[回答を提出した後、再び銀の匙を手に取り、
甘さと冷たさを同時に堪能しながら、友人の言葉を
静かに耳に入れる。>>152

中断された言葉を見透かす事は出来ない。
出来たところで揺らぐような結論でも無い。
そんなところもまた、この肉体の不便なところだった。]

  人間のモノとは言え、2つの魂が存在しても
  耐える器だから、手離すのを惜しいとは思うけどね
  ほら……こういうのって人格とは違うし
  人間と悪魔じゃ種族が違うし、さ

  でも、そう。
  それでもこの器じゃ身に余るから、別の器を
  気長に探すのも、いいと思って

[果たしてその器にいつ巡り合えるのか、分かりやしないが。蛇の尾でも噛んで輪廻に委ねるのも悪くは無いと思うくらいには、自分は“俺”を気に入っていたらしい。]
 

(157) belphe 2016/06/29(Wed) 09時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


[銀の匙を少しの音を立てて置く。
その余韻に浸りつつ最後にひとつ、と前置きされて
かけられた問いは──嗚呼、なんと懐かしい事だろう。

くつくつと笑い声が漏れる。
“今回は”かつての様に時間をかけるまでもない。

彼がいなければ、被害は今以上に甚大だった。
(少なくとも自分は消滅していた)
“ゲームオーバー”の可能性は多分にあった。

口惜しい気持ちがないわけではない。
かつての悪を制裁する機会を、“今の自分”も
持ち合わせていないことに。

しかし神殿での対峙から、変わってしまったことは
多く、また、大きすぎた。]
 

(158) belphe 2016/06/29(Wed) 09時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


[

         “客人”と“友人”


自分がそんなものを作るとは思わなかった。
「いつかわかるかも」なんて視線を送られた事も
あったが>>0:309

       認めよう。「わかった」

わかったところで、すぐに別離を迎えるわけだが、
互いにまた違う姿で相見えるかもしれない。

少なくとも、纏う水の匂いは消えないようだし、
     ────まぁ、気は長い方だろう、互いに。]
 

(159) belphe 2016/06/29(Wed) 09時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



  ────「悪だとは思わない」よ。

  じゃないと、友人になれるわけないだろう?


[屈託無く笑う。まぁ、少しだけ(少しだけだ)
寂しいとも、思ってしまうわけだが。]


  それで・・・どうすればいい?


[赤みがかるアイオライトを綺麗だと思いながら、
その奥の天秤が揺れを止めるのを、静かに待った*]

 

(160) belphe 2016/06/29(Wed) 09時頃

  『ねえ、おともだちになってくれる?』


  『お巡りさん、この人です』


 その目は好きなのかもしれないな。


【人】 樫の樹の子ら リツ


  ……こういう時、なんて言ったらかっこよく
  決まるのかな?ま、いいか。とりあえず……
  おやすみなさい

[赤い石の煌めきを目に留める。それが握りしめられ
翳された先は、当然、自分。
金糸の下の菫の揺らぎが無くなったのを見れば、
そっと、瞼を閉じた。
普段とはまるで大違いだ、まるで判決を待つようだ。

似たようなものか。
自分に待ち受けるのは、どんな判決なのだろう?]
 

(187) belphe 2016/06/30(Thu) 00時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


[消滅するのかもしれない。
だが、何とかなるだろう、とも思った。
相手が他ならぬ、この男だからかもしれない。

瞼を閉じていても、視界を支配する光。
耳を疑いたくもなった。
肉体生成なんて──お前。それは。>>175>>176

しかし咎める暇もなかった。

聞こえなくなっていた“泥方ナツメ”としての声。
その言葉を、恐らく最後になるその言葉を
しっかりと耳に入れようとして────。]
 

(188) belphe 2016/06/30(Thu) 00時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


[変化は案外、呆気ないものだ。
数度瞬きをして、眩すぎる光の名残に顰めたまま、
自らの身体を確認した。

肌の色からは、すっかりと闇が抜けきっていた。
しかし闇は、その“居場所を変えただけ。”

     ──まるで人間のように見えるのに、なぁ。]
 

(190) belphe 2016/06/30(Thu) 00時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


[この国の言葉で喩えるならば。
彼は誰時から、誰そ彼時に変わった程度の、
単純な見目では区別がつかない程の器の変質。

しかし逢魔時とも呼ぶように。
器が魔へと転じた事を、水銀と溶け合いながらも
「人間」である彼には、気づかれていることだろう。

それとも、肉体生成の失敗(ではないのだが)に
驚愕でもしているだろうか?

確認するように、二度、三度と手を握りしめた後、
「やられたなぁ」と一言漏らした後、くつくつ笑う。]
 

(191) belphe 2016/06/30(Thu) 00時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

  

  ………また“却下”、だ。
  もう何度目かわかりゃしない


[こちらが折角手を引いてやろうとしたのに。
本当に忌々しい。]

 

(192) belphe 2016/06/30(Thu) 00時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


  うん、人間じゃなくても“俺”は、“俺”だ。
  そう言える。確かに未練はあったけど……
  それを捨てる覚悟も……とっくに出来てた。

[平穏無事と乖離した日々の中で、徐々に固まっていた事でもある。復讐した時から、もう覚悟出来てたさ。]

  それに悪魔の自分を、俺は結構気に入ってる。
  多分、“俺”が人間を、存外に気に入ってるのと
  同じくらい。

[同化したのだから、もうその声は聞こえない。
それでも、最後の最後まで相変わらず、気が合わない事を、嬉しいなどと思ってしまった。]

  俺は人間としての日常を、もう、楽しんだ。
  これ以上長い夢を見るのは止めておくよ。

[アイツは窮屈だと言ったけど、
俺だって物足りない。まぁ同じだ。]
 

(193) belphe 2016/06/30(Thu) 00時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


  それにさ、ほら!
  何しでかすかわかったもんじゃない友人が
  折角出来たのに、すぐ放っておくのは……
  “正しくない”と思うんだよね

  ……何肉体生成なんてしようとしてんの
  大罪じゃん!まったくもう…


[アンドロマリウスとして本来の、見透かす力も
取り戻したけれど……敢えて見ないでおくのも
楽しいかもしれない。

俺はさっぱりわかんないけど、鬱陶しい羽音に
まとわりつかれる前に(あ、ごめん千里眼復活記念に
覗き込んだわ。試しで。多分これっきり。)]
 

(194) belphe 2016/06/30(Thu) 00時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



    ・・・とりあえず、ずらかろうぜ


[まるで悪役の台詞。
似たようなもんだろ。悪魔だし。
屈託無く笑って御渡からの脱出を提案してみた。
次に来る頃には、どうなってるかな?楽しみだよ]*
 

(195) belphe 2016/06/30(Thu) 00時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



「うん。俺はああいう事をするような奴じゃなかった。
生まれてこのかた、17年とちょっとくらい。
でもわかった。自分が変わらないといけない理由が──
それを俺は、受け入れようと思う。
自分で決めた事なら、人間でも悪魔でも、
案外悪くはないと思うんだ」

『長い夢は醒めた。目醒めたくなかったような
気持ちも、ないわけではないが。
たった10数年でも人の生を味わえたなら幸せだ。
これから途方もない時を過ごすことになっても、
あの日々を忘れる事はあるまいよ。
悪魔らしくない?それは罪にはなりえない。』
 
  御渡の日々を、風景を、出来事を──
  また会えるのを、楽しみに。

  

(201) belphe 2016/06/30(Thu) 00時半頃

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