人狼議事


233 逢魔時の喫茶店

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視点:


エフ! 今日がお前の命日だ!


 ― 夜 ―

[暗い路地。
街灯はあるものの光は弱く、中には壊れているものもあっただろうか。
そんな暗い、街の奥。

ぽつりと一軒輝く店に、揺れているのは小さな看板。
ツタの絡まるその店に煌々と明かりが灯っていても、周囲の住人は一切気付く事がなかっただろう。

その店は、辿りつけない。
その店は、人を拒む。
   特に、招かれざる者を。

ただ君の場合、決して拒まれる事は無く、
扉は昼間と同じように、すんなりと口を開く筈だ。]



   [ cafe & bar ]
   [  Twilight  ]
 


[昼間の営業より照明を落とし、店内を淡い光が包む。
カウンター背後の棚に並ぶのはコーヒーサイフォンではなく、コーヒーカップでも無く、無造作に張り付けた伝票でも無い。
棚を飾るのは、輝く色彩
様々な種類の酒瓶が並び、瓶が、グラスが、淡い光の中できらきらと煌めいていた。

出迎えたのは普段通りの店主の声だっただろう。
だが、着て居る物はいつもと違う。
白いシャツに、黒いベスト。
ピシリとアイロンのかかったそれを当たり前のように身にまとい、]


 ― cafe & bar ≪Twilight≫ ―

 いらっしゃい。

[笑んだのは、確かに昼間と同じ男。**]


 − cafe & bar ≪Twilight≫ −

[昼の気怠さを一切感じさせない、
凛とした空気の中。
妖しく、秘めやかな雰囲気を醸し出す淡い照明。

ごく一部の、限られた者だけが足を踏み入れ
ひと時の美酒を、特別な時間を過ごすことを赦された場所。]

  ――…いらっしゃいませ

[別人のように様変わりするのは、店主だけではない。
バーテンとは別、ウエイターとして誂えた制服に身を包み。

訪れる客へ、恭しく腰を曲げて出迎え、背筋を伸ばす。
視界を覆う前髪は今は緩く後ろに流され
縦横無尽に跳ねるがままにされている後ろ髪と合わせて、
ひとつに束ねられている。]**


 − cafe & bar ≪Twilight≫ −

[厨房から入口は直接見えない。
 しかし、凛とした空気とスタッフの挨拶の声で、客が来た事は分かる。

 厨房担当の蛇は、黒いシェフコートの黒髪姿。
 新たな迎え入れの声に、微笑んだ。

 仕込みは上々。
 さあ、今夜は、どんな客が訪れたのだろうか?**]


【人】 採集人 ブローリン

− トワイライト −

[入ってすぐ、出くわしたのは赤い異国の装束をまとった、知っている顔>>2:317
ファンタジックなそれはヴェスパタインが着ているものよりも動きやすそうで、流行の宇宙戦争もの映画に出てくる戦士達の衣装のようだ、とか]

 ……

[目を見開いたかどうかは前髪の下、小さく会釈をして、
唇の下に指をあてた。考える姿勢]

 コテツ…
   見飽きた格好
   似合わない、し
   今日はすぐ脱げば
 ──YOLO

[可愛らしいツンデレプレイヤーへとぽつぽつ呟いた]

(5) 2015/08/07(Fri) 13時頃

【人】 採集人 ブローリン

[黄昏の店は昼でも、少し自由になれる場所。

トレイルに砂糖入りのカップを貰うと、猿はチィチィ、零さないし大丈夫だしと胸をはり、
さっそく一欠けを口に放り込んでゴロウの元へ向かった。
もふもふとゴロウの指の優しさにうっとり目を細め>>2:293
オレンジかグレープフルーツか? →オレンジ”と"グレープフルーツ!
差し出された果実へ、両手を出して両方握った]

 きっきぃ

[なでくりなでくり。
甘やかすと図に乗って良くないのは、膝の上から身を乗り出してエビの匂いを嗅ぐ仕草に現れるし、からかわれて動揺する彼の頬のあたりをふにふにつついて楽しそう]


 ………

[猿の名を問われたなら、男は少し首を傾げた。問われれば答えなければならない。
炭酸水のグラスの縁をなぞり、しばらくして言う]

 ブローリン。それも俺

(6) 2015/08/07(Fri) 13時頃

【人】 採集人 ブローリン

[即席花瓶に挿した黄色い花に、店主の視線が向くと>>2:312
花どしたの、と響く声に今度こそ、困ったように沈黙した。
問われれば、答えなければ]

 ………
 …ここに……

[ただ、咲いていたから。と示しかけた指は、まあいいやの一言で動きを止める。
そのまま、グラスをとって炭酸水を喉へ流した]

 俺も



[悪魔は囁く。
   愛している──
それは情熱と愉悦をこめたものではなく、疲れ果ててそれでも諦められないような*]

(7) 2015/08/07(Fri) 13時半頃

 はは、
 あんまり固くならないで。

[ゆるく棚にに凭れかかる姿は、きっと彼のく奥と同じだっただろう。
昼間と同じように繋いできた手に目を細め、緊張丸出しの青年>>+17にほんの少し笑う。
昼と夜、姿は違えど中身は同じ。
それはヒト以外の彼らと同じように、入っている物は、いつもと変わらないのだから。

望まれれば、コーヒーもホットケーキもフロートも幾らでもお出ししよう。
昼と同じように。

厨房の準備も、いつもと変わらず問題なし。
今からトワイライトは、ちゃんとした仕事の時間。]


 いや?別に、そんな堅い店じゃないし。
 昼と同じでヘーキヘーキ。

[確かに夜は本営業であるものの、店自体の空気まで綺麗に分ける気もなし。
しっかりしているのは外見だけで、それを証拠に店主はゆるい。

席への案内はトレイルがしただろうか。
メニュー表は随分分厚く、中には聞いたことの無いような物も多くあるだろう。
料理やつまみは別の者に任せて、自分の担当はアルコール。

勿論、よく分からないからお任せでと頼まれれば、合いそうな物を提供するつもり。]


採集人 ブローリンは、メモを貼った。

2015/08/07(Fri) 16時半頃


【人】 採集人 ブローリン

[『この心は此処に置いていくから、
  せめて朽ちていくそれを見届けて』

交わしたのは契約ではなく、ただの約束。
悪魔は人間としか契約しないもの。

去っていった友人の心が最初に、空のコーヒーカップに咲かせたのは、薄青色の小さい五弁の花だった。
悪魔は、馬鹿か図々しすぎるだろう勝手な奴だなと罵った。
けれどその目に見えない小さな勿忘草を握り潰す代わり、掬い上げて懐に抱いた。約束──やがてセピア色に枯れて朽ち果てるまで]

(10) 2015/08/07(Fri) 17時頃

【人】 採集人 ブローリン

 図書館は
 9時から16時、平日は19時
 ……夏季は月曜だけ休み

[ビスケットをつまみ、店主に問われるままぽつぽつと答えた>>9
昼もカウンターは開いているが、職員が休憩中は人手不足で業務は滞る、とか]

 ニホン
 探しておくけど

[首を傾げて、ヴェスパタインの方を背中越しに指差した。
あれに聞いた方が早いんじゃないか、と**]

(11) 2015/08/07(Fri) 17時頃

【人】 採集人 ブローリン

− 後日 −

[悪魔の日常は平穏に流れるよう。

リツの夜デビューには、はりきって、
トイレに立ったが最後ドアを開くと迷宮に迷い込むとか、店中を飛び交うフェアリーの幻影とか、平面の絵が喋るわ襲ってくるわとか。
可愛らしいのからエグいのまで色々と悪戯は思いついたが、実行は営業の邪魔にならない範囲。


夜の常連は、朝になればトワイライトを出て、
図書館で勤めて。
開店前のファミリアに上がり込んで勝手に飲むのは相変わらず。

本に挟まれる願い事のカードは、他愛のないものが数枚続いた。
昨日トラムで見かけた可愛い子と今日も出会えますように
幾何の追試に通りますように
ホームパーティーの日に天気が晴れますように
劇の主役に選ばれますように**]

(12) 2015/08/07(Fri) 17時半頃

[堅苦しい挨拶は出迎えまで。
久しぶりに新規のお客とあって少々気合いを入れてみたが、
想像以上に尻込みされてしまった。

尤も、彼を待つ受難はここからなのだけど。
それは、あとのお楽しみ。]

  そうそう、気楽に楽しんで
  服? ……着てるからいいんじゃない?

[服装への不安については、>>+18
店主に続いてけろりと言い放つ。
言葉の意味は、説明せずともおのずと理解できるだろう。]


[ひとしきり驚いてもらったところでカウンターとテーブル、
希望の席を尋ねて案内しよう。

二人連れなら少し奥のテーブルの方が落ち着いて過ごせる。
ホレーショーのカクテル捌きがみられるのは、
カウンター席の特典だ。]

  ん? ああ。ありがとう

[装いこそキッチリしているが、態度は夜の方が軟化する。
>>+19リツからの褒め言葉は素直に受け取り、
分厚いメニューに面食らう様子にくすりと笑って。]

  言えば、大抵のものは出てくるよ
  うちのシェフも、バーテンも腕は確かだから

[そういえば二人は、追悼会には顔を出していなかったっけ。
ケイの料理を口にするのも、もしかしたら初めてかもしれない。]


  ――…ああ、そうだ

[昼と変わらず喜色満面のエフと、>>+5
まだまだ挙動不審なリツに向けて。>>+21]

  見ての通り、この店には色んな奴がいる
  中には、得体の知れない生き物も
  いるかもしれない

  でも、怖がる必要はないよ
  不安ならエフさんだけ、見てればいい

[恐らくエフ本人からもフォローが入ると思うし、
彼と一緒なら何も心配もいらないだろうけど。
同じ人間として、ちょっとしたアドバイスを耳元で囁く。]


  では、注文がお決まりになりましたら
  声かけてくださいね

  ごゆっくりどーぞ

[ゆるりと笑みを浮かべて、その場を離れる。
ひとを観る眼、なんてものトレイルは持っていない。
誰も信じていないから、警戒と観察を怠らないだけ。

でもここでは、その必要がないから。
視界を覆うことなく、注意は向けるものの

昼間より上手く、"見ないふり"もできる。>>+11>>+22]*


  まー、そんな感じ
  昼は道楽なんだって

[トレイルにとっては、どちらも大差ない。
人手が足りない時は簡単なメニューを作ったりもするが、
だいたいは他の店員に任せている。]

  そう、今は厨房かな?
  コーヒーね。かしこまりました

[ケイが彼らが交わした約束については聞いてはいない。
ただ、来店をとても楽しみにしていた覚えはある。

リツの飲み物も決まればひとまずオーダーを通し、
先日話題になったばかりのワイバーンの翼が見えれば。
「最大積載量ってどんくらいすか?」なんて声をかけたり。]


[コーヒーと、コーヒーと、雲。
まるで詩のようなオーダーを厨房に伝えれば、返事はあったか。]

  それもそうなんだけどさ
  慣れない内は、色々刺激が強いかなって

[面白いもの、他では目にできないものはここには沢山ある。
新規の客――特に人間は、概ね歓迎されるものだが。
それが、そのままプラスで相手に伝わるとは限らない。

ここの客はどれもこれも、悪戯好きが多いから。]


[今日も店主の酒は、尋常でない肌色の客から好評だ。
シェイカーを振る彼の横で、
つまみを盛りつけながら小声で尋ねる。]

  あの、さ。――今度……なるだけ早いうちに
  休みが欲しいんだけど

[昼でなく夜に、こういった願いを申し出るのは珍しい。
こちらの営業が本番だと理解しているからだ。]

  昼間、その分働くからさ。ねっ?

[いつになく殊勝なことを並べて、店主の返事を待った。]


―― cafe & bar ≪Twilight≫ ――

[いらっしゃいませ、とマスターやトレイルが口にするのに合わせて、深く一礼する姿がある。
 昼間の赤とは真逆に、黒基調の制服に身を包んで、そこに居る。

 カウンターの奥の客の注文を聞いては記憶して、バーテンのマスターに投げる。
 それから、伝票に書き留めて管理をする。
 名詞と筆記のやり取りで可能な仕事を出来る限り率先してやるのが、昼間働かない代わり。
 厨房の洗い物も片付けていたりしたから、最終的にエフたちと話す機会が持てたのは、少ししてからだった。]


  コーヒーと、コーヒーと、雲の糸
  了解


[オーダーを復唱
 獏と人間が見える。
 あの獏は珍しく蛇のコーヒーを好んでくれているが。

 早速のデビュー
 慌てるのか、案外肝が座っているのか。
 それを楽しみながら見守るのも、人外の役目]


こんばんわ。
……オレのことって、言ってない?

[口元を指して、エフに聞いてみる。つまりどれぐらい言葉に気を使うべきかと。夜の客の中には、もう一切修正をかけなくてもそのまま喋れる客も、ゼロではないからだ。
 YesNoの疑問文は反語になっても大抵意味が通るから楽でいい。]


[棚から取り出す珈琲豆は、2種類。

 ひとつの豆は、吸血鬼の庭園で育てられたもの。
 育てているのは、吸血鬼に愛された人間だ。

 ここに招かれた彼らのように、深く深く繋がりを得た、先輩の作ったものだ。

 ヨモツヘグイ。
 その入口は、人間の手で祝福を受けると良い。


 挽かれた豆から漂う香りは、深い。
 濃い、濃い、夜の色のコーヒー。
 いつものように、ユニコーンの角を浸した水で、抽出する。


 これは、リツの為に]


[もう一つは、人間を愛した吸血鬼が育てる豆。
 月と血の香りが僅かに漂う豆。

 二度と離さないと誓った、吸血鬼の心を信じて。
 絶対に見棄てたりしないようにと、人外達の心に刻むための、一杯。


 これは、獏の為に]


  こっちがリツ、こっちが獏の旦那な。


[他の料理が有るので、運ぶのはウェイターに任せて]


【人】 採集人 ブローリン

― 図書館 ―

[黙々と、書庫で業務に励む。
暑い時期だったが地下はどこかひやりとして、古いインクの匂いがした。
おさるのブロくんはゲーム漬け、他の職員が入って来ても大丈夫なように書見台と棚の隙間にパソコンを引き込んで巣をこさえたらしい。

傍らには何冊かの本が入った袋が置かれていた。
ホレーショーに頼まれた日本についての本、ブローリン選。
自分の名で帯出して店に持っていけば早いのだが、図書館へ顔を出す>>20という発言を律儀に遂行するつもり]

(35) 2015/08/07(Fri) 21時半頃

[雲の糸。

 地味ながら入手が難しい貴重品である。
 そもそも獏や精神を食う生き物向けの品は総じて入手困難であるのだが


 棚から取り出すのは、白く濁った大瓶。
 フライパンの上に、蝙蝠の羽を散らす。
 そして、羽の上に、大瓶を傾け雫を散らした。
 雫は花弁に触れた途端にふわりと雲のように膨らむ。

 雲に細長い串を差し込み、引く。
 編み物のように、透明な糸が光を弾いた。
 弱火で炙りながら糸を依り合わせ、網目状の繭の形にまとめ直した。


 独特の香りが漂う、雲の糸。
 竜の血をソースに掛けて、完成]


[悪夢好きで辛党のエフィの為に、味付けは苦めに。

 普段の雲の糸は、薔薇の花弁で香りづけしたスイーツになる事が多い。
 そのせいか、どことなく盛りつけが可愛らしいのはご愛嬌である]


[おはようと、獏からの言葉に挨拶代わりに笑みを向けて、手元は別の客からのオーダーに忙しい。

もしリツがこう言った店に馴染みがなくとも、きっと映画やドラマで目にした事のあるシェイカーを振って、

使うのはジン、レモンジュース、チェリーリキュール。
兼のワイバーンに差し出したのは、逆三角形のグラスに注がれた、軍用機の名を持つ白いアヴィエーション。]


 今度?夜に?
 ――別に構わないけど、

 …トレくん、珍しーね。

[夜に遊びに行くなんて。
新しく友達でも出来た?なんて聞いてみようかとしたのだけれど、それは人のプライベートなので別にいいだろう。
そもそも、お互い子供じゃないし。

まさかその『友達』が自分もよく知る奴とは思いもせず、OKの返事は早急に。
日にちが決まったら教えてねなんて言って、望むなら、日中も休みを出そうか。

ひっそりと持ちかけられたお願いに同じくひっそりと答え、おねだりの様なそれに肩を揺らして笑う。]


  ほい、雲の糸できたぜ

[出すと同時、別の料理に取り掛かる。
 暫くは厨房は、忙しいようだ**]


  お待たせしました
  コーヒーと、コーヒーです

  お間違えのないよう

[深く濃い香りが立ち込める方を、リツへ。
続いて、芳醇、かつ不思議な香りを湛えた方を、エフへ。

シェフの気持ちが籠った、最初の一杯。
求められれば、それぞれの豆の違いを説明しただろう。

配膳は勿論、二人の会話の隙間を狙って。]


[続いて完成した雲の糸。
ドラゴンの鱗と違い稀少性が高いのか、
試食を頼まれたことはない。

盛りつけこそ可愛らしいが
なんとも形容が難しいそれを何食わぬ顔でトレイに乗せて。]

  お待たせしました

[エフの前に運ぶ。伝票などの管理はコテツ任せなので、
そのまま軽く一礼すると、新たな注文を受けにテーブル席へ。]*


【人】 採集人 ブローリン

[悪魔が運命の導きに介入した場合、他愛のない成就にも代償はつきまとう>>12

一目惚れの若人は、自転車で転んでチェーンが外れ、結果として二本乗り遅れたトラムで目的の可愛い子と遭遇した。
幾何の追試に受かった学生は、ついでに代数の追試も受けることが決定した。
悪魔に頼るまでもなく今日はホームパーティー日和の快晴で、
極度のあがり症だった女の子は弱点を克服して劇の主役に抜擢されたけれど、緊張したら爪を噛まないと落ち着かない癖がついてしまったらしい]



[地下書庫での作業が一段落、
いつもならばカウンターへ手伝いに入るか、ふつといなくなる自主早退のところ。
棚から辞書を抜いて来て、ノートを広げた。

こちらも勉強中、けれどどこかに旅行に行く作戦ではなく、
広げるのは英英の反語・類語辞典]

(37) 2015/08/07(Fri) 22時頃

【人】 採集人 ブローリン

[いつかのトワイライトの夜。
その日は、ブローリンは猿を連れていなかった。
店員のコテツがだいぶ店にも少し馴染んできたくらいの頃だ。

猿がいない分だけ表情豊かで発言量過剰な悪魔と、客達と、
人ならざるものの因果な性質あるあるネタについて雑談を交わしていたのがきっかけだったか、
この時、アマノジャクの背負うさだめを聞いた]

   東のオニの血ってのも大変だな
   どーせなら、口ん中で修正するより、
   まるごと全部逆逆で喋っちゃえばいいんじゃないのー?
   聞く方で変換する方がよっぽど効率的だろ

[羽根を伸ばし切った悪魔は金色の双眸を細めて、アルコールのキツい黄金の蜂蜜酒を呷ったりした。つまり酔っていた。
それきり、その話題も出していなかったのだが、

先日のジンベコスチューム以来>>32、コテツに話しかける時に反語を混ぜるようになっていた。
傍から聞けば訳がわからないに違いない**]

(38) 2015/08/07(Fri) 22時頃

  ん? んー。まあ、そんなとこ

[休みが貰えない、ということはないだろうと思っていた。
言い出し難かったのは、理由を聞かれた時に。
なんと答えたらいいか困る気がしたから。

客観、ありふれた約束でも。
トレイルにとってはそうじゃないと、こんな時まで意識して。]

  ――…ありがと、ホレさん

長年、つかず離れずの距離で共に過ごしてくれた、
数少ない人間の、友人に向けてはにかむような笑みと共に礼を。]


採集人 ブローリンは、メモを貼った。

2015/08/07(Fri) 22時半頃


 別に、いーって。

[そういう顔をされるとくすぐったい。
彼には世話になっているし、沢山働いて貰ってるし。
つまりはまあ、お安い御用と言う訳だ。

歳の近い、世界も近い同族の彼。
お互いヒトとアチラの狭間で感じる事も葛藤も其々だけど、店員と雇用主と言う関係ではなく、もっと親しい間柄と思っているのは、さてお互いだったかもしれない。]


採集人 ブローリンは、メモを貼った。

2015/08/07(Fri) 23時頃


【人】 採集人 ブローリン


 ききっ!

[ぴょい、と猿が後ろ足で立ち上がった。
鼻をひくひく、天井へ向けて嗅ぐ。

それからソワソワと自分の腹のあたりを毛繕いして、最後には口許へ手をやって爪を噛んだ]


 ……

[ノートを閉じて席を立つ。
置きっぱなしの辞書は、誰も気付かないうちいつの間にか書棚に戻っていくだろう]

(48) 2015/08/07(Fri) 23時頃

【人】 採集人 ブローリン

― 図書館カウンター ―

[呼びに来ようとした職員が立つのとほぼ同時、偶然のように本を積んだカートを押して顔を出した]

 ……

[ホレーショーの姿へと表情乏しい顔を向けて、小さく会釈する。
肩の上で猿は尻尾を上げてバランスをとり、ちちちち、と甘えて鳴いた]

(49) 2015/08/07(Fri) 23時頃

【人】 採集人 ブローリン

 ………こんにちは

[間をおいて、ゆっくり唇を綻ばせる]

 時間、いい

[仕事なら済んだ、と続けて、カートをカウンター横に置いた。
肩を飛び降りた猿はホレーショーのチノパンに抱きつく。そのまま抱っこちゃんで運んでもらおうとするらしく]

 ……
 どうぞ

[図書館の外や中庭に出るには好天に過ぎる昼、
休憩室ではないが、飲食も(こっそり)出来る地下の書庫でもいいかと首を傾げた]

(56) 2015/08/07(Fri) 23時半頃

[まだ、とゆっくり話していい>>+40、に二重の意味で了解したと頷く。
 それから、メモを一筆。カウンターの客は初めて来る人間の客だということを、他の客にもこそりと伝えるべく、2〜3枚用意して、オーダーのグラスの下に忍ばせた。]

もう少し、ここに、慣れたら。

[話に興味を示すようだった>>+44ので、この適応力があればいいかと思いながら、まだ一杯のコーヒーでも新鮮な様子>>+42に情報量を制限しようと多少の気遣い。]


【人】 採集人 ブローリン

[邪魔じゃない大丈夫、と首を振る。
そも、時間いいか、と聞かれた時点で、応える以外の選択肢はない]


― 地下書庫 ―

[開架の地上階よりも、地下はさらに古びた本の香りに満ちていた。
のし掛かるように高い一面の本棚を通り抜け、作業台のスペースへ。
用はこれだろう、と、本の収まった袋>>35を取り出した]


 …
 どうだろうか

[中身の一冊は、オニヘーというヒーローが近世日本を舞台に活躍する読み切り小説の翻訳版第一巻。
一冊は、写真や地図が豊富な日本旅行者向けの最新ガイド本。
もう一冊は、世界最古という特異なエンペラー一族にまつわる神話や、当地の魔物・妖怪達の奇譚を西洋人の視点で纏めた古い本。

自分でも目を通したそれらの内容はなかなかに興味深く、ゴロウが見せてくれると言った旅の写真>>17に自分も見たい、と言ったことを思い出す]

(64) 2015/08/08(Sat) 00時頃

【人】 採集人 ブローリン

[エプロンをしていないマスターの姿、つまり店の外で会う姿は珍しい。
先日ファミリアの追悼会で酔っぱらって、休憩室に連行されてきた時も、あれも珍しい姿だったか]


 …

[興味を得られたのか盛んに本をめくっていたホレーショーの仕草が変わって、声がして。本の貸し出し期間について聞かれている、と認識する。
他に借りたい人がいて予約されれば別だが、どれもこの都会とはいえない小さな街の図書館で、借り手候補はいまのところいない]

 必要なだけ。いつまでも
 待ってる

[抑制された平坦な声で、囁いた]

(79) 2015/08/08(Sat) 00時半頃

 甘いのね、わかった。

[呼びとめられた声>>+56に注文を受け取って、要望は甘いカクテル。>>+52
シェイカーは使わない。取り出したミキシンググラスに注いだのは、二つの黄金。
片方はビールと、もう片方はジンジャーエール。

何時も使う辛味の強い物ではなく、甘い砂糖の混ぜられた炭酸飲料。
風味はやや薄まるだろうが、甘みを求める彼にはきっと飲みやすいだろうから。
冷えたそれらをバースプーンで混ぜ合わせ、きっと見た目は、ビールと同じ。
背の高いゴブレットグラスに移し替えカウンター越し静かに置けば、黄金のシャンディ・ガフの中で炭酸がパチリと弾けた。]


【人】 採集人 ブローリン

 借り出しは済んでる

[袋の中から、折り畳まれた紙のようなカードを取り出す。電子化の波が遠い図書館での手続きはどうやらレトロかつアナログ。
表には既にホレーショー・アンバーの名前が記されていた。
読み終わったら一緒にカウンターに出して返却手続きを、とぽつぽつ説明して、]

 ……はな


 ………

[黙った]

(93) 2015/08/08(Sat) 01時半頃

【人】 採集人 ブローリン



[ホレーショーの足元、マドレーヌの匂いを嗅いだり寝転んで踝あたりへすりすりと懐いて過ごしていた猿が、上を見上げた。
ホレーショーの笑顔に真ん丸な瞳を揺らして、
カリ、と爪を噛む]

 …なぜ…?

[望まれて、断る選択肢はないのに、
まるで時間稼ぎのように尋ねる]

(94) 2015/08/08(Sat) 01時半頃

【人】 採集人 ブローリン


 …気に、しな

[贈った花になんて意味はない。ただ咲いているだけで、路傍の雑草と同じで、目に見えない勿忘草、捨てていかれた心と同じで、――]

 ……あなたが望むなら
 そうすればいい
 けど代償は。大きい…かもしれない?

[抱き上げられた猿は不安そうに毛を逆立てて、腕の中でじっとしている]

(100) 2015/08/08(Sat) 02時頃

【人】 採集人 ブローリン

[悪魔の言葉は、人を誘い惑わすという。
魔力もつ言葉は呪い、思いを口にすればすべてが罠になる。
ブローリンが店の外で人間に話しかけることはほとんどなかった]


 ………

[だけど言葉を介さない花も、意味を伝えてしまったら、知られてしまったら、
罠になるのではないか?

人間の、彼の、彼らの。悲劇であっても望まれる本当の願いから、利己によって歪めて遠ざけてしまう罪]

(101) 2015/08/08(Sat) 02時頃

【人】 採集人 ブローリン

[奪えるものならばたくさんある。まだ。
思考に浮かんでは消える"対価"の候補]

 かもは 可能性

[律儀に答える声が遠い。
彼の腕の中で猿は緩慢に瞼を閉じた。
擬態した小さな温もりと鼓動を残して、灰が崩れるように闇へ消える]


   お前は何をくれる、ホレーショー
   私を知ろうとする強欲の代償に

[欲しいものならばたくさんある。
欲されたい、求められたい。契約ではなく、悪魔の誘導ではなく。
真に美しく煌めく人間の魂達。
荒野と評されるそれは、こんなに、豊かに輝いている]

(104) 2015/08/08(Sat) 03時頃

【人】 採集人 ブローリン

[猿の消えて空虚になった腕を、掴んだ。
力をこめる――折れない程度。

もつれる足音、ガタガタと古い木と紙が揺れ、

本の背表紙並ぶ書棚へ押し付けて、
間近に、
鼻が触れるほど近くに、鬱金の虹彩はセピア色を覗き込んだ]



   望むのならば 契りを

[優しげでさえある口許に言葉を乗せて、 誘う*]

(105) 2015/08/08(Sat) 03時半頃

採集人 ブローリンは、メモを貼った。

2015/08/08(Sat) 03時半頃


【人】 採集人 ブローリン

[悪魔の誘いを受け容れる言葉が沁みた。
、、、後悔するぞ 思考の奥底で囁くのは自分自身に対して。
そんな声は聞かない。目の前の、傷を抱えて美しい魂だけを見ていた]

(112) 2015/08/08(Sat) 10時頃

【人】 採集人 ブローリン

[契約の接吻は自分からはしてはならない、
悪魔のくちづけは吸血鬼が生贄の血を啜るのと本質的に同じである故に。
その決まりを破った、と自制が追いつくのは、書庫を深く長い沈黙が支配した後]



 ………

[ああ、人間は呼吸をするいきものだ。
顔を離し、捉え掴んでいた腕を解放する。
隠されない尾が心配そうに揺れた。

契りを交わした相手の頬へ伸ばし、指先は鼻梁をたどって眉間に触れ、髪を撫でた]

   もはやお前は私を知ることができる
   私の存在、私の悪夢、私の罪、私の愛を
   そうして境界を越えて煉獄へ近付き、
   私に触れることができるだろう

[知り得た全てを忘れ、永遠に夜の民をその身から遠ざけるならば、神の御許へも帰れるだろうと抑制された低い声が続けた]

(113) 2015/08/08(Sat) 10時頃

採集人 ブローリンは、メモを貼った。

2015/08/08(Sat) 10時半頃


ブローリンは、ホレーショーを見る瞳が人懐こく緩んで笑う。

2015/08/08(Sat) 10時半頃


【人】 採集人 ブローリン

 さてさて、花に意味を尋ねる本ねぇ
 写真が多くていいのはたぶん…

[指先に、手品のように浮かび上がる一冊の本は、文庫サイズの花の図鑑。
それをホレーショーの腕の中へ落とした]

 これは図書館からの貸し出し。
 あとは

[ひらと、悪魔の指が翻って。
花が咲く。
八重咲きのペチュニアの花を添えた]

 あげる。此処には幾らでも咲いているから

[更に続き咲くのは一本の茎に青紫の花をいくつも並べた、リンドウ。
集合して咲く可憐なスターチス。
際限なく次々と綻ぶ青紫色で、一気に彼の腕の中は抱え切れぬほどの花籠の様相を呈し、
そこへリナリアの花を一本、寝かせて乗せた。
いつかの勿忘草と同じ色の、別の花々**]

(114) 2015/08/08(Sat) 10時半頃

[決して広いとは言えぬ店内。
今夜もあちこちで賑わいを、
時に艶めきを魅せている。

初めて来店したリツが、
どう過ごしているか気になりはしても
時折追加されるオーダーを受け、
配膳する以外は声をかける暇もなく。

コテツのちょっとした計らいや
何より隣にエフがいるから、
さして心配はしていなかったが。]


[回るメモという店員の気遣いに、ホントよく出来た子達だなあ。なんて大変感心して。
やっぱりこの店は自分がサボってても安泰だと、昼間のサボリ算段をつけ始める。
そうだな、一日ぐらい店開けっ放しでぶらついても、何も問題ないだろう。
そもそも昼なんて営業してるようでしてない事の方が多いし。

回ったメモの代償として代わりに他の客からひそひそ話を聞かれるのは自分なのだが、求められれば少しを喋って、しかし深い場所まで知らないから、エフの連れてきた可愛い子。そこまでしか、自分も話す事は出来なかっただろう。]


 ケーくん、エスプレッソ一杯頼めるかな。
 こっちで"使う"から、エフィさん用に。
 カップはこっちで、一度入れ替えるから。

[そう言えば、厨房の彼はカクテル用と分かってくれるだろう。
彼のエスプレットが仕上がるまでの間、ブランデーを適温まで暖めておく。

あまり続けてコーヒーを出し続けるのもどうかと思うが、獏は普段からコーヒーばっかり飲んでるし。
他の味覚の好みを多く知らない上に、夢の入荷はウチには無いのだ。

透明な耐熱ガラスのコーヒーカップに注いだのは、ほんの少しの、苦いエスプレッソ。
それを温めたブランデーと混ぜ合わせ、砂糖はナシ。
熱い液体の上部に甘くないホイップクリームの層を敷いたのなら、ガラスのソ−サーの上に乗せて、]

 お待たせしました。
 カフェ・コレットです。

[砂糖は彼には、必要無さそうだから。
これならきっと飲める筈。]


[次いで出てきたのは、ほんのりオレンジの香りのする冷たいカクテル。
頼んでないと彼が言うなら、サービスだからと微笑んで
レジ横には、まだ彼用のメモが貼ってある。

使ったのはオレンジジュースと、オレンジリキュールと。
逆三角形のグラスに注いだ色彩が半透明なのは、生クリームを混ぜてあるから。

クリームリキュールなら、きっと彼も飲みやすい。
店内の淡い光に照らされた顔は色々と、少し余裕がなさそうだったから、
カクテルの名はゴールデン・ドリーム。
隣の男の傍で、静かな、眠りを。

ただアルコール度数は少し高めであったから、もしかしたら酔い潰してしまったかもしれない。]


 …?

[半透明で無く不透明か。
生クリームの分量を間違えたかなと、もう一度作り直して。
気付いたのが出す前で良かったと、珍しい失態に肩をすくめた。]


採集人 ブローリンは、メモを貼った。

2015/08/08(Sat) 16時頃


 おいしい?
 良かった。

[称賛には素直ににっこりと。]

 好きな風味とか言ってくれれば、
 それに合わせて何でも作ってあげるよ。

[昼営業はだらだらのんびり。しかし夜は割と、積極的に働くのだ。
ぐいぐい飲む青年に結構いける方なのかななんて勘違いをして、望まれればどんどん出す。どんどんと。

やってしまったと後悔するのは、きっと彼の瞼が下がり始めてから。
その辺りは昼と変わらぬ駄マスター気味であった。]


[鶏肉っぽいもの>>+86のリクエスト。
 夜の食材で一番人間風味寄りなのはコカトリスの肉だ。
 生きたコカトリスは石化能力が有るが、肉は安全でしかも美味]


  ま、二人でつつけるぐらいの方がいーよな


[玉葱を薄切りにし、セイレーンの花でスパイシーに香り付けをしながら炒める。
 薄切りにしたじゃがいもと混ぜ、グラタン皿に敷く。
 食べやすい大きさに切ったコカトリスの肉を載せ、
 その上に更に玉葱とじゃがいもを敷いて、層状に。

 チーズを惜しげも無く振り掛け
 フェニックスの羽を乾燥させ摩り下ろした調味料で味付けをする。
 熱々のオーブンで、加熱。


 完成したのは、グラタン風味のコカトリスのチーズ焼き。
 味は、人間でも違和感なく食べられるようにしてある]


[少し厨房に余裕が出てきたので、配膳は自分で行う。
 しゅるりと人間から蛇に姿を変えた。

 全長3m程の黒蛇の頭の上に、器用にグラタン皿を乗せ
 音もなく運んでいく]


  よ、リツ、獏の旦那。
  調子はどーだ?


[声だけ聞けば、調子のいい黒髪店員そのものである。
 しかし、それと蛇が繋がるだろうか**]


  了解、エスプレッソな

[店長からのリクエスト
 吸血鬼の豆を使い、サイフォンでどろりと濃いものを抽出して。
 そして、店長の元へ]


【人】 採集人 ブローリン


 これだけ?って顔
 これだけだけど…もっとひどいことしたかった?

[拍子抜けだろうと笑う。
契約のもたらしたもの――見る者が見れば明らかな変化、
魔に踏み込んだ越境者の魂は、悪魔憑き、等と誹られる類のそれに変じていた。

花を抱えたホレーショーの、不器用にはにかむ懐かしい笑みに、
後悔する、と深くで囁いていた声へと蓋をする]

(127) 2015/08/08(Sat) 20時頃

【人】 採集人 ブローリン

 えーと…
 本見て調べる前に言っておくけど
 俺を知っても、だからってホレーショーに応える義務があるわけじゃないから
 今まで通り
 何も変わらずに過ごしていい よ

[腕一杯の花。それは真摯に捧げる願いではあるけれど、
これまでと同じ距離、あるいは、彼が彼だけの新しい幸福を見つけたとしても。

鬱金の双眸を細めて、
猿がするのと同じ人懐こさで、ホレーショーの肩へ額を擦り寄せる]

(128) 2015/08/08(Sat) 20時頃

【人】 採集人 ブローリン



 だけどそうだな
 ……悪魔を知るっていうのは、もうその悪魔を使役出来るってことだから
 ひょっとすると今後の人生は良くないものを引き寄せやすくなるかもね、"黒魔術師ホレーショー・アンバー"

[後出しで酷い情報を漏らしつつ。
くすくすと笑う。黄昏時の喫茶店の当代主人に、黒魔術師の肩書きは悪くない]

 あとねぇ、エクソシストなんて連中にもロクなのはいないから、気を付けて?
 もし絡まれてまずかったら、
 助けろ、って願えば。俺は絶対。いつでも。駆けつけるから

(129) 2015/08/08(Sat) 20時頃

【人】 採集人 ブローリン

 ………

[それから。
やがて、地下書庫から図書館の地上階へ戻るのは
両手で市販のマドレーヌを握って頬へ詰め込み上機嫌のオマキザルと、
両手が異様なほど大量の花で塞がった客と、
その代わりに本の袋を提げた職員と。

ゴロウが持って来てくれると言う日本の写真は、見に行くつもりだった。異国の情景とそれを切り取る視線に興味があって。
仕事は、もう終わり]

 …すぐ戻る?
 俺も

[トワイライトへ行く、と呟いた**]

(130) 2015/08/08(Sat) 20時頃

  そうそう、ケイ

[蛇はちろっと舌を出した]

  手無くてもヨユーだって、こんぐらい
  アシカとかもやるじゃん?

[この反応は非常に素晴らしいものである。
 まあ、あまり虐めすぎると獏からしっぺ返し食らうかもしれない
 この程度にしておこう]


[蛇がぐるりととぐろを巻くと
 黒い鱗が捲れるように、そこに立つのは黒いシェフコートの黒髪人間。
 今までどおりの、人間のケイである]

  ま、俺みたいなの――いっぱいいるよって事

  正しい道案内は、獏の旦那にしてもらいな
  闇は油断ならねえからな

  別の奴に攫われねえように


[クスクスと笑う]


採集人 ブローリンは、メモを貼った。

2015/08/08(Sat) 22時半頃


【人】 採集人 ブローリン

[道中、花屋の宅配兄ちゃんみたいになっているカフェ店主と、
つかず離れずの晴れの外。
日陰を選ぶような歩き方よりは、石畳の段差で転ばせないようにと、拓けた路を歩くことになり、結果
眩しい]

 ………

[店員から店主へのお説教の可能性については知らんプリンの素知らぬ顔。
偽ガードマンは契約がなければ力を発揮出来ない軟弱役者だったが、今は、
『ヒーローっていうか、魔術師の使い魔みたいな?』
安っぽい立場がとても気に入ったみたいに、悪魔も緩く笑ってそう返していた>>140]

(144) 2015/08/08(Sat) 23時頃

【人】 採集人 ブローリン

― トワイライト ―

[真鍮のドアベルを鳴かせる。
ホレーショーは二階の自室へ一旦戻ったなら、階段を突破するくらいまではナビゲーターを務めての後]

 ……

[ああ暑かった。というように、僅かに襟を緩め、カウンターへ歩み寄る。
店内には既に客の姿があって、結構常連で繁盛している、と本来の寂れ具合をはっきり把握していない故に感心した。

お猿のブロ君はカーテンレールを伝い、もう早速写真を覗き込もうと飛んで行く。挨拶代わりにきゅいきゅい甘えた声の自己主張]

(145) 2015/08/08(Sat) 23時頃

  いやいや蛇にも鱗あるぜ?
  翼も……ないことはない

[翼は練習中なので、今は無いだけである]


  ま、こんな感じで
  これからもうちの店、よろしく


[素晴らしい常連客になりそうだ。

 獏の会計>>+99の申し出に、店長を示してそのまま下がった**]


【人】 採集人 ブローリン


 き、き?

[元気だ、と二方から言われて>>150>>152猿は首をこてんと傾けた。知らんプリン。
ヴェスパタインのアイスに指先を伸ばそうとして死守されれば、その顔を見上げ、
それからカウンターで水のグラスを出して人のブローリンに礼を言われているトレイル店員の方を見て、]

 …
 …ちちちち、ち

[舌を慣らすのは御機嫌な仕草。
じゃあいいよ!と尻尾を振って、ゴロウの隣へ。
大きなコットンの写真?>>153を覗き込んだ。

食べちゃダメ、と言われれば、逆に食べられるってことなの?と、紙を突ついてみる]

(159) 2015/08/09(Sun) 00時頃

【人】 採集人 ブローリン

[カウンター席に腰を下ろす男の方は、トレイルに出された水のグラスへ口をつける。
礼を伝えた少しの間の後、
飲み物は注文せずに、隣のケイへ顔を向けた。呆れた声、そりゃそうだろう]


 …なんか
 サンドイッチとか
 なんでも

[ぽつぽつと、とりあえず軽食のオーダー]

 ……
 知りたいと…言ったから?

[我が身をも危うくする契約だと、たぶん思うが。
やっちゃいました。と表情乏しい真顔でてへぺろり、報告した]

(162) 2015/08/09(Sun) 00時頃

【人】 採集人 ブローリン

[ゴロウにつつかれながら、写真を指先で広げて興味津々に眺める猿は、人間の子供を小さくしたような。
しかし、ケイの口から不穏な発言>>172が出ると、えっ無料!?とキッと一瞬振り返った]


 ………
 エクソシストは嫌

[低位のDQN連中ならまあ、とか。
昼はともかく夜ならばどうせ毎日のように入り浸っている。
ついでに蝿叩きを握るくらいは容易い、ホレーショーがそう望むなら]

(179) 2015/08/09(Sun) 00時半頃

【人】 採集人 ブローリン

[極めてまっとうな普通のサンドイッチ>>176を差し出されて、抑制された表情のままほんのり溜息を吐く]




 あと

 ……
 古い友人に、別れを 言いたい

[追悼、という単語を使わずに、
儀式ではないけれど、ここを出て行った友との訣別の区切りを、今日にと
店員や店長の誰へ、ともなく注文した]

 コーヒー一杯。砂糖抜き。
 …出来るだけおいしいの

(180) 2015/08/09(Sun) 00時半頃

 金額、多いんだけど?

[困った様に笑んで、しかし彼が払うというのなら受け取ろう。
二人分の少し多い代金をレジに収めて、これじゃサービスにならないと少し肩をすくめる。

おぼつかない様子のリツを見て、ひっそりと獏に]

 はは、わるい。
 飲ませすぎた。

[そう耳打ちをしただろう。
すまんと言いつつも悪いと思っていないのは、見ての通り。
扉をくぐる二人の背を見送って、次回の来店も楽しみにしてますと、青年に振る舞う酒の種類を数えて。]


【人】 採集人 ブローリン

[黒が揺れる。
ふわりと薫りの立つブラックコーヒー>>189の、カップの縁へそっと触れた。

昼にあまり来ないからもあるが、ブローリンはコーヒーを注文しなかった。
正確にはコーヒーのコーヒー抜きを注文した。
出されれば嫌がらずに飲む。けれど、平気な顔で他の店に浮気した。

理由は勿論、この店の店主が淹れるコーヒーの味にあり]


 ありがとう
 …すまない

[カップを差し出したホレーショーの手へ僅かな間だけ、自分の手を重ねて引っ込めた]

(195) 2015/08/09(Sun) 01時頃

【人】 採集人 ブローリン


[かえれのコール>>177にはどうも、とごく自然に片手をあげていた、馴染んだ相手。
ゴロウの隣で日本の写真を見ていた猿は、店主にも見せる、コテツは場所をあける>>191と見れば、

自分も移動してコテツの膝へ]

 ちちちちち♪

[上機嫌に舌を鳴らして、
コテツの腹のあたりをぽすぽす叩いた。
捕まりそうになるなら素早く、逃げ出す姿勢*]

(196) 2015/08/09(Sun) 01時頃

[昼間は店内で、飲んでもいないのにくだ巻いてるような居座りぶりだが、だからといって昼行灯なわけではない。
 制服に身を包んでからは仕事モードのスイッチが、ぱきんと入る。
 話の空気を読む、というのは、苦手なので。オレは誰かに話しかけられた時だけ話をするようにしている。
 そうでない限りは、逐一伝票の確認をしたり、テーブルをセッティングしたりが主な仕事。
 働き者のウェイタートレイルの仕事を、なるべく軽減しているとも言える。]


[リツが、吸血鬼コーヒーや、さざめく光の蝶や、獏の存在や蛇の姿形やコカトリスチーズ(これは正体を言っていなかったか)に一喜一憂するのを、時々横目で見ていた。
 確かに順応力あるな、とは思うが、そうなってくると今度は芸のない自分はなおさら言い出しにくくなる。
 だから、ほろ酔い加減ぐらいの様子を見かねて、ぽつりとだけ聞いた。]

……こわくないか。

[それに、頷き一つでも返るなら。
 オレ自身のことは次の機会に話そう。これきりとは思っていない。獏に夢からぱっくり食われて、また手つなぎここの扉を叩くのが、簡単に想像できた。
 それまでに、言い方を考えておこう。]


[帰るという頃、伝票をマスターに渡していきさつを見ていれば、会計はまるきりエフが持つらしい。
 次はリツが払うというなら、次があるということだ。
 天邪鬼らしく人の動きを読みながら、天邪鬼らしくなくその通りになることを期待して小さく笑った。

 またのご来店をお待ちしております、なんて長くは言い切れないから、彼らが来た時と同じように一礼して見送る。]


採集人 ブローリンは、メモを貼った。

2015/08/09(Sun) 01時半頃


【人】 採集人 ブローリン

― 黄昏 ―

[店内の遣り取りやお猿の攻防戦とは離れたカウンター。
コーヒーのカップを、"定位置"へ。そして宙を撫でるように指を動かす。
そこに置いていかれた、誰かの心。萎びて朽ちた勿忘草の残滓]

 …身勝手

[お前は逃げたのに。
真実の愛と己の存在理由の、崩れてしまった魂のバランスに堪え切れず。心を切り離した日、常連だった死神は壊れて消えた。
お前はもう戻らないのに、
愛したものを置いて逝ったのに、

   わたしをわすれないで   なんて]

(206) 2015/08/09(Sun) 01時半頃

――少し前のこと>>+113――

そうか。

[ふわふわ定まっていない様子に、昼とはまた違う一面を見た気がしながら短く頷く。]

……ありがとう。

[自分が好きなこの店を、自分の居場所であるこの店を、いい店だと言ってくれることは、素直に嬉しかった。]


【人】 採集人 ブローリン



 もう いい
 だろう

 お前には謝らない


   忘れない

[ゆっくりと、美味しいコーヒーは冷めていく。
それと同時、勿忘草の幻影も淡く薄れ、少しずつ黄昏の店内へ交じりとけるよう**]

(207) 2015/08/09(Sun) 01時半頃

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