人狼議事


84 戀文村

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視点:


[ポケっとに手を入れる。手にした小型通信機で話しかける]

聞こえますか…――

[答えが返るかどうかわからないが、呼びかける]


  − 回想 分隊長宿舎 −

[その知らせが齎されたのは何時だったか。
いつも陽気な表情が冷たい無機質な軍人のものになる]

俺達じゃなく、村人に死ねと言うのか?

[赤紙を届けに来た伝令部隊の若者に冷たい視線を投げる。
戦場を駆け抜けて来た男の視線に若者はどもりながらも、
自分には判りません、とだけ何とか口にした]

あぁ、そうだな。お前さんに詰め寄っても仕方ない。
悪かった、お勤め御苦労さん。

[確かに彼に言ってもどうにもならない、と
苦虫を潰した表情のまま若者を労い、送り返した]

くそったれ。

[1人になった部屋に机を叩く音だけが響いた]


放蕩者 ホレーショーは、メモを貼った。

2012/03/24(Sat) 00時半頃


―回想―
[日々舞い込む赤紙、そして、死亡届。戦場から遺体が戻ることはまずない。遺族に届くのは遺髪、もしくはドッグタグのみ]

いい加減にしてよ。なんで…なんでっ!

[自宅に戻ってやるせなさを募らせるだけの日々。
せめて、この村で安らかに眠らせることができれば…
まだ、いいのにと思っていた]


―回想・数年前の夜―

 母さん、ごめんね。
 ううんアタシが弱いってだけ。
 もうこれ以上弱る母さんを見てられないから、サ。

[ベッドに伏せる母、父は生まれた頃から居なかった
 二人きりの家族だった、ずっと]

 先、行って待っててくれないかな。
 いるんでしょ、向こうに父さんが。
 いーよ、そんなだと思ってたよ。

 だから、ごめん。

[死んで、くれる?]


[――翌日、ヨーランダの所へ向かう女の姿
 そしてその夜は葬儀となった**]


【人】 放蕩者 ホレーショー

毎回肉食ってたら飽きちまうからな。
たまにがいいんだよ、たまにが。
有難みが増すってやつだ。

[申し訳なさそうなダーラに行儀悪くフォークを振る。
エリアスにした様に今度は自分が頭を撫でられる。
だが振り払う訳でも無く、むしろ撫でられて嬉しそうに]

スキンシップはダーラみたいに綺麗な姉ちゃんに限るね。
いやいや、口説いてなんかいないよ。
俺結構恥かしがり屋だから、ダーラだってこうやって
酒の力を借りないと口説けない位だぜ。

[カランと、空になったグラスに氷の音だけが響く。
お代りとダーラに差し出して、陽気な音を立てるピアノに
耳を傾けた]

……なぁヤニク、ピアノとか何処で覚えたんだ?
色んな国の曲とか知ってっか?

(6) 2012/03/24(Sat) 00時半頃

  − 回想 戦火の中 −

[男は兵士として、指揮官としては優秀だった。
だが戦火の中、人間でありすぎた]

もう…あいつら死んじまってるんですよ? そこまでしなくても。

[思わず上官に立て付いたのは、敵兵達の遺体を見せしめとして
焼却しろと言う命令が下ったから。
先程まで交戦していた年若い少年兵達の顔は覚えている]

焼いてしまったら…遺族の元に戻してやれないじゃないですか。

[死の際に大事な人の名を呼び続けた仲間の声が耳に残っている。
彼らの遺体も形見も持って帰る事が許されない、出来ない
自分の不甲斐無さに何度悔し涙を流した事か。
それが敵兵であろうとなかろうと関係なかった。
彼らが帰りたいと願った地に、
帰りを待っているだろう人の所に、返してやる事も出来ず。
出来た事は焼け爛れた彼らに酒を掛けてやる事だけだった]


[そして敵兵の遺体を焼く事を拒んだ事を理由に降格処分となった。
さっさと一番苛烈な前線に送り込めばいいものを、なまじ
身分のある家柄の出身の為に生かされてしまったと言うべきか]

前線に立てば、もう何も残らない。
生きて帰ってくる事も、欠片となって帰って来る事も。

それならいっそ……嘆き悲しまれるかもしれないが…。
大好きな場所で、大好きな人達のいる場所で死んだ方が…。

[他の軍人たちの前では口にしなかったが、
同じ想いを抱えた者をこの村で見つけたのは偶然だったのか]


[一人殺してしまえば
 二人三人と手をかけてももう心は痛まなかった

 何より、招集されたらもう帰ってくる見込みは低い
 それよりは、と――時折常連客が減ったのはその所為]

 遠くの地で死ぬより、此処に居なさいよ。
 ……アタシを置いて行かないで。

[女の顔は変わること無く、いつでも店では笑顔のまま]


―自宅―

[誰もいない家にただ一人、もちろん家事はひと通りこなせるし、不自由をしているわけではない。時折来る父親からの手紙が唯一の慰めである。
しかし、父は、生きてここに戻れると思ってはいないようで。]

『せめて、この村で死ねたらと思う』

[手紙に、事あるごとに書いてあるのを見て、切なくなる。]

そうだよね…ここで、ここに骨を埋めたいよね…

[手紙の文字をなぞりつつ、溜息をつく]


【人】 放蕩者 ホレーショー

腕に覚えか……俺もそう言った芸術面の腕が欲しいね。

[ヤニクの返事>>11にこちらも深い突っ込みはしない。
目を閉じて続く曲を堪能し掛けて]

ヤニク…それ女の子に弾いてやれよ。
それともヤニク、ダーラ宛て?

[聞き覚えのある曲に一瞬だけ眉を顰めたが、
すぐににやりとヤニクに笑い掛ける。
同僚がこの曲に歌詞を付けて唄っていたのを思い出す。
故郷に残した恋人にこの唄を唄って口説いたんだと熱弁していた。

その男はもうこの世にはいない。
軽快なメロディーに似合わぬ激しい歌詞を思い浮かべると、
ヤニクも案外中身は仔犬では無く狼の様なものかと苦笑してみる]

(16) 2012/03/24(Sat) 01時頃

[それを知らされたのは、上司のハワードが徴兵された時、村長のアルフレッドから直々に聞かされた]

『君を信頼して、君に託そうと思う』

[酒場の女主人が、徴兵されるくらいなら、この手でと言って人を殺めていること、そして、ハワードはそれを事故、病死として書類を改竄しているのだということを。]

『これからは、君はその役割を担ってくれないか』

[父からの手紙のこともあり、快諾したのである。さらに、自らも、もともと病弱だった母に手をかけたのだ、もちろん、病死として処理をした。]


【人】 放蕩者 ホレーショー

ダーラの料理なら何でも美味いだろうから明日も楽しみだな。

[見事に釣られて明日の約束もしてしまう。
本当に明日が来るかは神のみぞ知ると良く判っていたが、
口にして少しだけバツの悪そうな顔になる。
それを誤魔化す様に]

素面で口説いたら振られた時立ち直れないだろうが。
俺は憶病なんでね。

[逃げ道を用意するんです、とやはり口を尖らせた]

(19) 2012/03/24(Sat) 01時頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

[ブローリンの飲みっぷりに少し驚いたようにグラスを覗きこむ]

お前結構いける口なんだな。

[飲み方も様になっていて、
これは侮れないと内心財布の心配をしていた。
だが驕ると言った以上顔には出さない]

……なぁブローリン。
この戦争負けると思うか?

[ダーラがお代りを作る為に席を外した一瞬、
呟く様にブローリンに視線だけを向けて問うた]

(22) 2012/03/24(Sat) 01時頃

[かなり無理をしているのは承知の上でこの酒場に足を運ぶ。
そのほうがいろいろと都合がいいからである。]

“仕事”は順調ですか?

[一人暮らしで咎められることもないのが幸いしているのかもしれない。それと、駐留している軍の人の顔を覚えるにも好都合である。]


[同じ思いを抱いていたからだろうか
 年齢差はあまり感じないまま打ち解けた
 というよりは、――知られていた]

 ええ、そこそこに。
 貴女も、大丈夫?

[頬を撫でようと手を伸ばし、そっと触れる
 ちら、とホレーショーにも視線を送り
 癖のように肩を竦めた]


【人】 放蕩者 ホレーショー

楽しみにしてるぜ。

[ダーラに笑い掛けるが最後の台詞には]

あれ? もしかして脈あり? じゃあ本気出しちゃうよ?

[本気とも遊びとも取れる言葉遊び。
ダーラ位に空気を読める相手以外には仕掛けない。
軽い男だとブローリンに見られているかもしれないが
それはそれ、とちらりと横目で反応を見ていたりした]

(29) 2012/03/24(Sat) 01時半頃

[姿を見せたセレストと彼女を労わる様に伸ばしたダーラの手を見遣る。

あの細い手はどれだけの哀しみを散らしたのだろう。
どれだけ涙を拭ったのだろう。
どれだけの哀しみを見送ったのだろう、あの2人は。

だが口には出さず一瞬だけ目を瞬かせて合図を送った]


【人】 放蕩者 ホレーショー

[扉が開く音に顔を向けると書類の関係で良く見かける女性の姿>>21]

お、また美人が増えたね。
眼福眼福。

[セレストの姿にグラスを軽く持ち上げて乾杯の意を示す]

(33) 2012/03/24(Sat) 01時半頃

こちらは、大丈夫ですよ。

[頬に触れたぬくもりを感じ、笑顔で応えた。
ダーラの視線を追って、ホレーショーを見、笑顔のまま会釈する]


【人】 放蕩者 ホレーショー

ほおほお。つまりこの村に意中の人がいると言う訳ですね。
春が来る事祈ってるぜ。

[ピアノを弾き終ったヤニク>>28に拍手とからかいを贈り、
にやにやと若者の青春の行末を見守る事に]

(34) 2012/03/24(Sat) 01時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

だよな。なのに……国はまだ…国民を犠牲にしようとしている…。

[ブローリンのはっきりとした意志表示>>27に苦笑を浮かべて、
そう続けた]

またこの村に…赤紙が来る。俺達じゃないんだと。

[宿舎に戻った時に知らされた報告。
女子供も関係ない総力戦になると伝えられた]

(37) 2012/03/24(Sat) 01時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

[敵兵の遺体を見せしめに焼却する、
その命令を拒否したのが降格理由]

だってなぁ、何にも残らないだぜ。総力戦で根こそぎ奪ったら。
根こそぎ無くなる前に、敗戦で良いから…終わって欲しい。

[今度こそ降格処分では済まないだろう台詞を途切れ途切れに
呟く]

(39) 2012/03/24(Sat) 01時半頃

 そう、ならいいけれど。
 泊まっていってもいいのよ?

[笑顔のセレストに心配そうな顔は髪を揺らした]

 ……もちろん、ホレーショーも。


歩けなくなったら、お言葉に甘えちゃうかも

[ちょっと舌を出して、照れ笑い。
お酒は実は弱くないのだが、寂しさのあまり宿に泊めてもらうこともある。]


【人】 放蕩者 ホレーショー

なぁブローリン、お前にも残したいもんあるだろ?

[こんな危険な発言をブローリンにしたのは偶然では無く。
他の陰口を叩く部下よりも余程思慮深く真面目で、
そして優しい奴だと彼を慕う犬の姿からも勝手に思っていた。
そんな彼になら告発を受けても仕方ないと思い
胸の内を打ち明けたのだ]

(44) 2012/03/24(Sat) 02時頃

あ、でも、お邪魔ならちゃんと帰りますよ〜?

[チラリとホレーショーの方を見て、ニッコリ微笑んだ]


【人】 放蕩者 ホレーショー

この村の連中だって…残したい、残りたいに決まってる。
でもそれが出来ないなら……。

[ブローリンの方は見ずに、そこまで言い切ってから改めて
彼を見た]

(45) 2012/03/24(Sat) 02時頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

せめてこの村で死なせてやりたいって思う俺は…軍人失格かな?

[小声だったが、ブローリンには唇の動きでも読み取れただろう。
一瞬だけ真面目な視線になったが、
ダーラの注意がセレストからこっちに戻る前に舌を出して
またへらへらと笑う]

やべ、ブローリンの方が酒強いわ。
俺の財布がピンチですよ、ダーラさん。

[へらへらと笑いながら、ブローリンに唇だけで
「忘れてくれ」と形作った]

(49) 2012/03/24(Sat) 02時頃

 やーだ、毎日でもいいわよ。ホント。
 ……ホレーショーは別料金ネ。

[黒髪を思い切りわしゃわしゃと撫でる]


【人】 放蕩者 ホレーショー

俺丈夫だからどんだけ重くても潰れないから任せなさい。

[ダーラの言葉遊び>>38に胸を叩いて、
セレストの言葉>>25にも合わせて、2人にウインクを送った]

じゃあセレストは可愛い子猫ちゃんでいいかな?
俺の膝の上で甘えてくれねえ?

[先程までの昏い光は何処にもなく甘えて見せた]

(51) 2012/03/24(Sat) 02時頃

俺は美女2人で両手に華なら何時でも歓迎だぜ。

別料金って金取るのかよ。

[差別だ差別だと小声でぶつぶつと。
だが宿を借りるつもりではいた。
新しく届いた赤紙の存在。
もうこれ以上見ていられないと。
この村に彼らを残す為に2人と話し合う事が必要だろうと
思っているのは確かだから]


わふっ

[頭を撫でられて咽そうになる]

もう、せっかくのカクテルこぼしちゃう…

[不満気な声を出しつつ、顔は満面の笑みである。嬉しくてたまらないのに、照れ隠しで文句を言っているのだ]


【人】 放蕩者 ホレーショー

わりぃな。めんどくさい上司で。

[肩に置かれた手は直接肌の上では無いのに温かみを覚えた。
小さく頷くブローリンの姿にバツが悪そうに苦笑して、
改めてグラスを掲げ、その後はダーラやセレスト、ヤニクにも
ちょっかいを掛けていただろうか]

あ、ダーラ、金払うからベッド貸して。

[暫く飲んだ後、真っ赤な顔でダーラに
上の階のベッドを要求しただろう**]

(56) 2012/03/24(Sat) 02時頃

 あーったり前じゃない。
 二食付きなだけいいと思って頂戴。

[他に宿泊しているのはヤニクだけで
 全くの無償で貸し出すのは、少々痛手で]


 ……ヤニクには、気付かれないようにしたいわ。
 あの子本当にいい子だから。


 あーん!セレス可愛いッ。

[照れ隠しもいつもどおり、これだから甘やかしたくなる
 小皿に軽いつまみも出してまたぽふんと撫でた]


あーなんだか…やっぱりお言葉に甘えて泊まらせてもらおうかな。

もちろん宿代は払いますよ?

[役所勤めゆえに一応給料は入る身である。]


[勿論ブローリンまではいかないが、これ位で酔う筈も無い。
千鳥足でベッドに着けば直ぐに素面に戻って音を立てずに
抜け出す]

人殺しは俺の仕事だ。
あんたたちがこれ以上哀しみを増やす必要はない。
今迄辛い思いさせたな。
俺に召集令状が届かない限り、俺がやるから。

[女主人にそう告げた顔は真剣そのもので、けれど瞳は
労わりに満ちたものになっていただろう**]


放蕩者 ホレーショーは、メモを貼った。

2012/03/24(Sat) 02時半頃


女に生まれりゃ良かったな。

[じゃれあう様に見えるダーラとセレストを羨ましそうに見つめて
ぽつりと呟いた**]


 あら。セレスは本当にいいのよ?
 ホレーショーがたっぷり置いてってくれるみたいだから。

[くすくすと、しかしどうしてもというのなら
 負担にならない程度に]


ホレーショーは、えー、ダーラのベッドがいい、とむにゃむにゃ言いつつ二階へと連れて行かれた。

2012/03/24(Sat) 02時半頃


やっぱ女怖いわ。男は弱い生き物だな。

[ダーラに男女差別だと口を尖らせるが、口で適う筈も無く
財布を抱きしめて泣き真似位はしただろう**]


[飲んでいた時とは違う真剣そのものの顔で戻ってくる姿に
 驚きは浮かべどこちらも真剣な顔になる]

 ……ありがたいけれど。
 アタシがやりたくて勝手してきたのよ。
 全部をアンタに背負わすなんて甘えたことだめよ。

 ――共犯者、それがいいわ。

[誰が召集されるかわからない今
 ホレーショーだけに頼る訳にもゆかない

 何より自分で決めて始めたことだ
 その決意は彼が思うもの以上だろう]


そうなんだ〜ホレーショーさんに甘えていいのかな?

[首をかしげる。それでも、少しは払う心算である。]


ホレーショーさん、泣かないで。
私もちゃんとお金だすから。ね?

[泣きまねするホレーショーの頭を撫でてみたりして。
ホレーショーがダーラに話す言葉を耳にすれば]

ダーラさんがやってることはバレませんよ。
まぁ、私たちのやってることを見ぬく人はいるかもしれないけど。
証拠は、残しませんから。

[上手く処理をするのが役場側にいるセレストの仕事だから]


[カウンター越しとは違う真剣なダーラの返答に表情を緩める]

やっぱ最終的には女の方が強いな。

[崩れない強い意志に口角だけでなく両手を挙げて降参とおどけ]

もうすぐ総力戦になる。
年齢も性別も関係なく国は無差別に招集する気だ。

宜しく。

[最後の宜しくは、共犯者と言う事にか、殺人に対してか、
セレストの言葉にか、それとも全てにか。
少しだけ悲しそうに目尻を下げてそう告げた**]


 アタシも色々見たからね。
 今更戻れないのよ、強くないから余計に。

 伝言があればこの部屋か、カウンターにお願い。
 私は余り出歩かないし、お酒位なら提供するわ。

[料金は、半ば冗談としても宿屋が機能するのは
 純粋に喜ばしい事だ、独り身としても]


[サイモンが泣きわめきつつ]

『この村に、骨も埋められないなんて、嫌だ!!!』

[と言ったのを、聞き逃すことは…できなかった。]


―回想―
[母に手をかけたのは、母からの願いだった。すでに父は徴兵され、母一人娘一人で何とか暮らしていた時に、国が女子供も徴兵をすると決定した。
その決定を受けて、自分を殺してくれと、頼んできたのだ。

もちろん、はじめは泣いて拒否したが、
病気のために、起きることもできなくなっていた母は、

『もしあなたが徴兵された時、私が気がかりで動きが鈍くなってはいけない。
それになにより、これは親孝行なのだ』と強調してきた。
次第に、母の強い願いなのだということを理解して]

これが…母さんの、願いなんだね?

[何度も念を押した、そして、そのたびに母は頷いた。

母の顔は安らかだった。苦しみから解放された、そんな顔だった。
この顛末を知るのは、相談した村長と上司のハワードだけだった。]


―回想―
[その顛末を知った村長の計らいで、いまの職を得ているのである。
ダーラの事を教えられても、不思議はなく、ハワードの後任としても、もってこいの人材…だった]


[またやってきてしまった赤紙。
自分にはどうしようもない。やるせなさに唇を噛む]

ここで…ここでサイモンさんを殺すことはできないの?

[それは許されないのだろう。赤紙が来てしまってからでは。]


―回想―
[母に強く請われたとはいえ、手をかけた事実に変わりはない。

そして…]

自分が…楽になりたかった…のは…否定出来ない…のよね。

[自分が徴兵された時に思い残すことがないように、
未練を残さないために。
母がそう願ったと思いたかった。
でも、やはり、自分が願ってしまった――…弱さから。]


[だから、時折依頼される“改竄”に、なんの躊躇いもなく加担できたし、ダーラに共感してもいたのだ。]


[そして、目の前でうろたえる同僚を見て、いっそこの手で…
そう思ってしまうのである。

今は書類の改竄だけだろう。しかし、もし自分が実行役をすることになっても、躊躇いは…ない。]


放蕩者 ホレーショーは、メモを貼った。

2012/03/24(Sat) 22時半頃


   ー 昨夜 −
いや、ダーラ。
あんたは、いや覚悟を決めた女がこの世で一番強いって
親父も言ってたぜ。

[同じ軍人でもある父の言葉。
息子も息子なら父も奇異な軍人であった。
人を殺した数より殺さずに攻め落とした数を誇る。
息子が軍に志願した時は喜びでは無く哀しみで頬を濡らした]

「ホレーショー、この時勢で軍に入ると言う事は、
誰かの命を奪う事だ。
誰かの希望を、願いを、想いを踏み躙る事だ。
どれだけ罪深い事か、拭う事の出来ない罪を背負う事になる。
その罪を真正面から受け止め、逃げない覚悟が無いなら止めろ」

[そう言って酒を寄越した父に、へらっと笑って盃を返した]

「でも俺が出れば、他の誰かは行かなくて済むだろ?」
[そう軽く返した言葉に父は馬鹿だと一言だけ告げた]


親父も強かったけど、その親父が強いって言ったんだから
女は強いよ。

[父の声が耳に蘇り、へらっと笑いながらもう一度口にした]

ま、力仕事が必要なら言ってくれ。
あ、そういやセレスト、通信機、あれ役場のか?
それともお前のか? 
俺も一応仕事柄通信機持ってて拾ったんだが。
周波数がちょっとずれててはっきり聞こえなかったんだ。
後でちゃんと合わせさせてくれ。

[何となくセレストの声ではあるとは思ったので、
通信機について確認を取ると、
ダーラとの連絡方法も了解する]

OK、ラブレターと一緒に届けるわ。

[そう言って笑う顔はいつもの顔]


【人】 放蕩者 ホレーショー

  − 朝 宿屋 −

[朝陽が差し込む頃に布団に埋まっていたぼさぼさの頭が
漸く動く]

ふわ……ん、と……何処だ、ここ?

[宿舎の硬いベッドでは無い柔らかな感触に、
暫く頭を掻きながら辺りを見廻す。
少しの間を空けて、漸く昨夜の事を思い出した]

ブローリン酒強ぇな、あいつ。

[静かに飲み続ける部下を思い出して苦笑を1つ。
宿の中にはダーラが用意してくれた朝食>>72の香りが
漂っていて腹の虫が盛大に鳴き出して]

(130) 2012/03/24(Sat) 23時頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

人間はパンのみで生きるにあらずと言うけど、
腹が減っては生きてはいけませんって。

[ブローリンと重い話をした事など忘れたかのように
鼻歌を唄いつつ朝食へと向かい、素顔のダーラを見れば
少し慌てて自分のぼさぼさの髪を慌てて直したりもしただろう]

ごっそさん。
いやぁ、こんな美味い飯が出るならずっと宿に泊りてぇな。

[出来ない相談だと判った上でダーラとセレストにウインクして]

目の保養も出来て一石二鳥も三鳥もあるしな。

[ヤニクに羨ましいぞ、
と言いつつ少し多めに金は払って宿を出ただろう]

(132) 2012/03/24(Sat) 23時頃

―昨夜―

[通信機について聞かれる]

父が技師でね。これは、父が残してくれたもの。
今日は、ダーラさんに渡したくて、もうひとつ持ってきたの。

[もう一つの通信機を取り出す。]

でも、いつ壊れるか分からないし、手紙のやりとりもありだと思う。

[渡すタイミングが見つからなかったので、酔ったフリして二人になるタイミングをはかった。
ダーラが断らなければそれを渡し、周波数を合わせた。
それは軍隊も使わない周波数]


【人】 放蕩者 ホレーショー

  − 回想 郵便屋 −

[手紙が汚れない様にだろう、手袋をして
使い込んだ自転車を直す手際は慣れたもの>>67でこちらの
手伝いは必要なさそうだった]

流石だね、自転車位まともに修理出来る様になるといいんだがな。
ととと、今の内緒な。

[流石にマズイかと人差し指を口に当てた。一度咳払いをして]

ああ、そん時は遠慮なく頼ってくれ。

[次は任せとけと胸を叩いて彼と別れ、宿舎へと戻っていった]

不幸を運ぶメッセンジャーか……。

[赤紙を運ぶ軍の伝令が陰でそう呼ばれているのを思い出す。
振り返って、もう姿の見えない郵便屋が幸せだけを運ぶ日は
いつ来るのだろうとふと思った]

(134) 2012/03/24(Sat) 23時半頃

―昨夜―
手紙…
私も、何かあったら、…間違えてはいけないことは、手紙にしていいからしら?

[通信機は聞き間違いも多いためである]


【人】 放蕩者 ホレーショー

  − 朝 ナタリア宅 −

[宿を出てから真っ直ぐ宿舎へと帰らず、
密かに噂になっているもう一人の配達人の家へと出向く。
朝のせいかナタリア宅には老婦人の姿しか見えず]

よう、ばあちゃん、元気か?
なんか困ってねえか?
そうか、クラリッサが手伝ってくれてんのか。
じゃあ心配ねえな。
薪とか力仕事があったら言ってくれ。

[綺麗に片付いた老婦人宅でお茶をご馳走になって少しだけ
話相手になる。
村の事、昔話を少し聞いた後で意を決したように顔を挙げた]

(139) 2012/03/24(Sat) 23時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

なぁ…ナタリアさん。
おエライさんが…女も子供も関係なく総力戦を言い出した。
多分、あんたに手紙を事付ける奴が出て来ると思う。

[老婦人には辛い事実を真綿に包む事無くストレートに口にする。
微かにカップが揺れるているのを見ないふりをして、
自分は一気に飲み干して席を立った]

酷い言い方だと思うけど…ナタリアさん。
あんたは生きていて欲しい……。
多分、皆あんたに心を預けて村を出て行くんだろう。
あんたが生きて誰かにそれを渡す事で、心を預けた奴は
生き続ける事になると俺は勝手に思ってる。

だから、あ、いや何に言ってるか判んねえな、俺。
悪い。昨日からなんか俺変なんだわ。
取り敢えずばあちゃんが元気で過ごしてたらそれでいいや。

(140) 2012/03/24(Sat) 23時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

じゃあな。

[不自然なまでに大きく笑って自分の台詞を流して、
後は老婦人が呼び止めても足を止める事無く
今度こそ宿舎へと向かった]

(141) 2012/03/24(Sat) 23時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

[帰る途中でナタリアの手伝いをしている
クラリッサと入れ違っただろうか、出会えば軽く声を掛ける]

よう、クラリッサ。
ナタリアさんとこかい?
朝からお茶お呼ばれしたんだが、後片付けすんの忘れてた。
今度薪割り手伝うから謝っといてくれ。

[動揺させてしまったとは言えず、
いつものへらへらとした笑みを向ける。
本当は知らせたくはなかったが、
いずれ彼女の元に何人も訪れる事になるだろうと予想が付いたから。
突然訪れる知らせに嘆くのと、嘆くと知りながら待つのと
どちらが辛いのかは敢えて考えなかった]

俺みたいな大男がいるよりクラリッサみたいな
可愛い女の子の方が安心するみたいだしな。
宜しく頼むわ。

[流石にエリアスにした様に髪を弄る事はせず手を挙げるだけ]

(142) 2012/03/25(Sun) 00時頃

  − 宿舎 −

[宿舎に戻ると早速不幸のメッセージの件を知る事になる]

なんで兵隊呼ばねえんだろうな。

[ぼそっと呟いた言葉に誰も答える者はいなかった。

部屋でセレストから預かった通信機を手にして回線を開く]

赤紙……村人に出ろだとよ。

[機械を通じても少し疲れた様な声は聞き取れただろうか]


[通信機の声は聞こえてきた。が、今まさに赤紙をもらって頭を抱えている人物を目の前にしている状態では]

サイモンさん…辛いわよね…赤紙がきて…

[呟くように状況を知らることしかできなかった]


【人】 放蕩者 ホレーショー

そういや無断外泊になるんだっけ、これ。

[上官にばれたら減俸位はありそうだと、財布の中身を
更に心配しつつ宿舎に戻る。
改めて身支度を整えた頃には赤紙の件>>91>>93
知る事になっただろうか。
誰かまでは判らずとも、少なくとも自分達兵士が
招集されない事に悔しそうに顔を歪めた]

だから俺達から呼べって言うのに……。

[苛立ちを見せても軍の指示が変わるわけではないが、
溜息を付く位は許されるだろう]

(146) 2012/03/25(Sun) 00時半頃

サイモン……。

[通信機から届いた囁きに混じって慟哭が聞こえた…気がした]

サンクス。

[死にたくないっ!と叫んだ敵兵を思い出す。
お母さん、と泣きながら逝った部下の声が離れない。
返してやりたかった。
愛する者、大切な者の傍に残してやりたかった。
戦場で積もった慟哭が心を揺する。
絞り出す様に漸く通信機に一言だけ呟いた]


―昨夜―

 ええ、手紙で残っていた方が……
 残せないものは、この機械で。

 ……大丈夫だと思うわ。

[使い慣れない通信機なる機械をそっと撫でた]

 わからなかったら、うん、二人を呼ぶことにするわ。


【人】 放蕩者 ホレーショー

招集されれば皆軍人だって屁理屈だよな。

[前線の現実を見る事無く突き進む、いや、知っているからこそ
無謀な策を取り続けるのだろう。
その愚策に嘆き悲しむのはこの村の様に一般人なのに。

苛立ちを隠さずコートを羽織って外へと。
いつもと違う落ち着いた表情の分隊長に違和感を感じつつも
部下達は敬礼をして見送るだろう。
向かう先は役場、一番早く情報が届いているだろう場所。
途中ブローリンを見掛ければ昨夜の事を思い出すが、
特に声を掛ける事も無く敬礼だけを返すだろう]

(160) 2012/03/25(Sun) 01時頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

  − 役場の途中 墓地 −

[曲がりなりにも軍関係の出自なのだから、
上層部の考えを理解しようと努めたが、
何度考えても辿り着く答えは同じ]

やっぱり間違っている……。

[死にたくないと泣き叫んでいた敵兵。
母を呼びながら逝った部下。
戦争を望んでいない者達が何故前線に出て
死ななければならないのか。
自分が志願したのは出自もあるが、
自分が出れば出たくない者が1人出なくて済むから。
父は戦争を飾り立てて語る事はしなかった。
残酷な現実を淡々と語り、戦争の残酷さを伝えた。
他の軍人の様にきらびやかに語らない父を尊敬し、
同じようになりたかった]

(166) 2012/03/25(Sun) 01時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

[部下を人を大事にする父の様に生きて、
彼らを守りたかったがそれをするには自分は甘すぎた。
前線で彼らを守る事はもう出来ない]

俺が出来る事は……。

(167) 2012/03/25(Sun) 01時半頃

前線に消える前に彼らをこの地に残して遣る事……。


【人】 放蕩者 ホレーショー

[呟きと共に足を止めて、墓地を見る。
手入れの行き届いた墓地に管理者の姿はあっただろうか]

いつもお疲れさん。
大事にしてくれて、ありがとな。

[管理者の姿があっても無くても、そう口にした。
自分が知る者達の墓ではないが、何かしら想いを抱いて
逝った者達の墓だろうと思うと礼を言わずにいられなかった。
自分には出来ない事をしてくれている事に素直に感謝して]

ここに眠る連中は幸せ者だな。

[どう繕っても死から逃れられそうな言葉は浮かんで来ない。
潔いほど空気を読まずに漏れた言葉は、
聞く者がいたらどう届いたか]

(170) 2012/03/25(Sun) 01時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

[管理者がいれば幾つか会話は交わしただろうか。
姿が見えなければそのまま役場へと足を運ぶ。

その途中で誰かに逢えば足を止めて言葉を交わすだろう。

その途中、若しくは役場で、
赤紙を受取った相手を確認する事になるだろう**]

(172) 2012/03/25(Sun) 01時半頃

放蕩者 ホレーショーは、メモを貼った。

2012/03/25(Sun) 01時半頃


[しかし、ダーラのほうがより大切な存在であることは、
紛れも無い真実なのだが
それは、…その真意は、村人には悟られてはいけないと思っていた。]


【人】 放蕩者 ホレーショー

   − 役場 −

[道行く途中で聞いたか、役場の入り口で出会った
セレストから聞く事が出来たか]

そうか、サイモンか。
手当たり次第の人選って感じだな。

[もっと他に招集するに相応しい奴がいるだろうに。
妹を守る様に暮らしていた線の細い男を思い出す。
顔は見ない方がいいだろうと、セレストを追う様に役場を
後にし掛けたが、それより早くサイモンに気付かれた。
物凄い形相で駆け寄り、胸倉を掴んで喚き立てる]

(192) 2012/03/25(Sun) 10時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

………。

[何故お前達では無く、自分なのか、
ナンシーを残して死ねと言うのか、
妹の花嫁姿を見送る事さえ出来ないのか、
何も残して遣れないのか。

狂ったように叫ぶサイモンに掛ける言葉も見つからず、
ただ揺さぶられるまま叫びを聞く。
届く手紙から、戻って来れない事も悟っているだろう。
それこそ形見1つ戻らない事も。
そして戦局が悪化した今、遺族に払われる金もほとんど
無い事も知っているだろう。

何も、残された者に何も残して遣れないのだ]

(193) 2012/03/25(Sun) 10時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

「嫌だ、嫌だ嫌だ。
紙切れ一枚で生死が決まるなんて。
あいつも俺も信じない。
俺が死んでもきっと妹は待ち続ける。
待ち続けて……幸せになれないまま死んでいくんだ」

[己の死よりも妹を想う叫びに視線を逸らせなくなる]

「何処か判らない場所で
妹が不幸になると思いながら死にたくなんてない!」

[悲痛な声に思わず手が伸びていた。その首に]

ならいっそ。

(194) 2012/03/25(Sun) 10時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

このままこの村で妹の傍で……眠るか?

[首に伸ばされた手にサイモンは一瞬目を見開いて動きを止めた。
それに我に返って慌てて手を引っ込める]

いや、悪かった。
空気読めない俺が悪かった。忘れてくれ。
でも、もし覚えていたら。

(195) 2012/03/25(Sun) 10時半頃

今夜教会の裏のモミの木の下に俺はいる。

[それだけを彼に伝えた。
来なければ明日彼を戦士として見送る。
来たのなら……この村で……]


【人】 放蕩者 ホレーショー

[囁いた言葉にサイモンはゆっくりと手を降ろし、呆然と
こちらを見ていた。
先程までとは違う歪めた表情を静かに見つめて敬礼を]

貴重な時間をすまなかった。
じゃあ。

[一礼して今度こそ役場を後にする。
背後のサイモンに動く気配はなかった**]

(196) 2012/03/25(Sun) 11時頃

[1人になって通信機の回線を開き、サイモンとのやり取りを話す]

……サイモンが望むなら…俺はあいつを眠らせてやりたい。
部外者の俺じゃダメだってならともかく、どうかな。

[許されない行為だと判っていても衝き動かされたのだ。
調子の良いいつもの声では無く
少し泣き出しそうな弱々しい声で、共犯者達に問うた**]


【人】 放蕩者 ホレーショー

  − 回想 墓場 −

[墓地で逢うヨーランダは酒場で出会う時と違い、
近寄りがたい雰囲気を見せる。
軍から彼女を守ろうと死者達が庇っている様に見えるのは
きっと自分の中に後ろめたいものがあるせいだ]

……仕事か。そうだな。

[丁寧に、心を込めて、自分には決して出来ない仕事。
目を細めて眩しそうに見た]

こんなに大切に扱われりゃ幸せだろ。
本当は一部でも返してやれりゃいいんだが……悪いな。

[戦場では人間より弾丸1つの方が価値がある。
それに比べれば、と続け掛けてまたバツの悪そうな笑みを見せた]

(210) 2012/03/25(Sun) 15時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

昨日ブローリンと飲んだんだけど、ありゃ酒のバケモンだぜ。
飲んだ事あるか?
無かったら驕る事だけは止めといた方がいいぜ。

[話題を酒場へと変えて、ブローリンについて口を尖らせた。
ヨーランダが驕る事など有り得ないが、下らない話題は
それ位しか思い付かず]

お互い仕事が減るといいな。
おうじゃ、また酒場でな。

[それだけは本心から口にして、追い立てられる様に墓場を後に]

(211) 2012/03/25(Sun) 15時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

  − 現在 役場からの帰り −

[ぼんやりと雪に残る足跡を見ながら考えていた。
あの時サイモンに他に何と言えば良かったのか。
配属先次第では生きて帰れるかも知れない?
妹はそんな弱い奴じゃないだろうと叱咤激励?
国の為に働けるのだから名誉ある事?
軍人としては万歳三唱で送り出すのが正解だろう。
だがそれをするには]

あんな奴に名誉だとか激励とか…出来るわけないだろう。

[ぶつぶつ言っていたところに、部下の1人が駆け寄って来た]

(212) 2012/03/25(Sun) 15時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

あ、どうした?
悪いな探させて…は? 上官が来てる? 聞いてねえって。
判った、すぐ戻る。

[突然の上官の来訪を知らせる連絡に自然と足早になる。
伝令も無しにここに来ると言う事は裏の目的が合ってだろう。
上層部の意図の確認やこちらかの直接の意見を言える機会だと
逸る気持ちのまま駆ける姿を誰か認めただろうか。
誰に呼び止められても軽く手を挙げるだけで今は駐屯所へと]

(213) 2012/03/25(Sun) 15時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

   − 駐屯所 −

[切れた息を整え、身支度を整えて上官の部屋の扉を叩く]

失礼します。ホレ―ショー=アルバーン入ります。

[普段とは違う、軍人の姿に上官はじろりと一瞥しただけだった。
溜息を1つして、机に書類を投げ捨て用件だけを伝える]

物資ですか。
こちらでも金属、毛皮、食糧などをあらゆる手段で
確保と輸送を努め…違う? と言いますと。

[ノルマをわざと守っていない事についての処分でも来たのか
と思ったが違うようだ。
処分で自分が前線に出されるのは結構な事だが、
村への重圧がかかるのだけは避けようとして
言い訳を考えていたが、杞憂だったようで。
だが、まだその方がマシだと思わせる上官の言葉に
流石に凍り付く]

(217) 2012/03/25(Sun) 16時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

申し訳ありません。
もう一度伺いたいのですが……その意図は。

[上官から提供を求められたのは、この村の残った人間の内訳。
女、子供もそうだが、一見訓練されていない兵士に見えない男達も。
聞けば他の場所でも確認していると言う。
サイモンに届いた赤紙や、総力戦と言う言葉が飛び交う中、
隠れていた更に残酷な現実が晒される]

……特攻…。
待って下さい! 納得出来ません!
何で俺達じゃないんですか!?
俺達は戦う為に、国を守る為に死ぬ覚悟で兵士になったんです!
まず俺達からが当然ではありませんか!?

[サイモン達が、いや、これからこの村に届く赤紙の配属先。
それは確定の「死」が齎される部隊。遺体も拾ってやれない。
あまりに無残な事実に思わず吼えた。
だが上官は五月蠅そうに鼻を鳴らしただけで]

(218) 2012/03/25(Sun) 16時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

「兵士は貴重な戦力で、そうでない人間はその身を弾にして働いて貰う。その方が敵も油断するだろう」

[合理的だ、と言い切った上官に飛びかかろうとした身体を
背後にいた部下達が抑え付けられた。
怒鳴り付けたくても怒りのあまり言葉が出て来ない。
血が滲むほど拳を握らなければ抑え付けられない衝動]

「そんなに暴れたければ配置転換出来る様話しておいてやる」

[無様だと笑う上官に、せめて今すぐの移動を希望を申し出ても、
物資の把握と報告の方が先だと相手にはしてくれなかった。
興奮している自分の姿に機転を利かせた部下が、上官に
報告を買って出る。
報告される村人の名を聞きながら、引き摺り出される様に
部屋から追い出された]

(219) 2012/03/25(Sun) 16時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

何なんだよ。なあ。何なんだよ。

[力無く座り込む自分の背後に部下の1人が苦笑する]

「余計な事言わないで下さい。折角安全枠にいるのに。
こっちまでとばっちりが来るじゃ無いですか」

[直後に彼は吹っ飛んだ。殺気だった分隊長の姿に流石に
部下達は凍り付く]

一般人を送り出して安心してる奴、他にいたら前に出ろ。

[慌てて否定し、用事を見つけて立ち去っていく部下達を
追い掛ける事はしない。
本当は叫び出したい気持ちを押さえて、上官が出て行くのを待った]

本当に……何やってんだよ…俺…なぁ……。

[暫く後、防寒具も身に付けず、
項垂れて座り込んだ軍人の姿が村外れにあった**]

(220) 2012/03/25(Sun) 16時半頃

[回線を開いたままの通信機から届くのは途切れ途切れの声]

…なぁ…サイモン…特攻だってよ。
あいつだけじゃなく…この村に届く赤紙の先。

皆…もう…生きて帰れないんだとよ…。

なんで俺達じゃねえんだろうな。


同じ死ぬなら……この村で死ぬ方が…幸せかな。

[サイモンを励ます言葉も慰めの言葉も判らない。
ただ彼が望むものが一番幸せの様な気がした。

答えを求めているのか、いないのか。
自答するように声は暫く続いていた**]


放蕩者 ホレーショーは、メモを貼った。

2012/03/25(Sun) 16時半頃


[軍にいるホレーショーとつながっているおかげで情報は早く得ることができる]

…特攻…戦地ではもっと前からあったみたいね。
父からの手紙にあったわ。

[そうした情報は通信士として招集された父から、いち早く伝えてくれていた。暗号を使って。
しかし、それを口外することはとてもできない。
父からの手紙は即焼却して証拠を隠していた。
表向き軍需工場への出向ということで招集された女性も特攻で散っていることも…。]


[母に手をかけた自分に泣く資格なんてないはずなのに、
それすら許してもらっているような…不思議な気持ちで]


[自分は、とても幸せ者だ。心配してくれる姉が二人もいる。
…でも、だからこそ、……二人に不幸になってもらいたくない。

特に、赤紙での出征は……認めたく…ない。]


[ヨーランダを欺いていることに、良心の呵責がないといえば嘘になる。
生きている限り、自分はあちらこちらで欺き続けて生きてゆくのだろう。

それも、自業自得なのかもしれない]


[母親の墓前で、ヨーランダとミッシェルを見遣る]

……もし、………

[口にだすのは躊躇われた。

『この村で、愛する人の隣で眠ることができるならば…
その道を選びますか』

という問い]


放蕩者 ホレーショーは、メモを貼った。

2012/03/25(Sun) 22時頃


【人】 放蕩者 ホレーショー

う、寒ぃ……。

[項垂れたままどれだけそこに座り込んでいたのか。
くしゃみを1つして漸く顔を上げた。
多分酷い顔をしているだろうから、手近の雪を掴んで顔を洗う。
雪の冷たさが疲れた顔に心地良く、
大きく息を付いてゆっくりと立ち上がった]

冷えるな、また今夜は雪でも積もるのかね。

[防寒具を着ていない事に気付いてまたくしゃみを1つ。
宿舎へ戻るべきか、その前に少し買い物をするべきか
悩みつつ足は村の中央へと向かっていた]

(262) 2012/03/25(Sun) 22時頃

ホレーショーは、エリアスに声を掛けられるまでは気付かないだろう。

2012/03/25(Sun) 22時頃


【人】 放蕩者 ホレーショー

  − 村の中央 −

[声を掛けられるまでエリアスに気付かなかった>>268
戦場だったら死んでるなと思いつつ、やはり今の自分は
普通じゃないなと苦笑する]

……と、エリアスか。
はは、エリアスに心配される様じゃ俺もまだまだだな。

[コートについて指摘されて、バツが悪そうに頭を掻く。
いつもの悪ふざけの顔をしたいが、多分失敗しているだろう]

エリアスこそ毎日出歩いてて大丈夫か?

[話題を逸らす様にエリアスを心配してみたり]

(272) 2012/03/25(Sun) 22時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

そっか、それ位は元気か。良かったな。

[歩けない程具合が悪ければ…少なくとも彼は「物資」と
して見られる事はないだろう。
そんな事まで思う自分に嫌悪しつつ、恐らくわざと話題を
変えてくれたのだろう、彼に感謝する。
だが指差した山菜には顔を顰めた]

わ、ほんとに山菜だな。
誰が料理するんだ?
エリアスの母ちゃんか? それとも美人の姉さんか?

[凛とした顔立ちのエリアスの姉を思い出す。
ちらと移した視界の端にその姉を見つけて>>275]

心配されてねえか? 迎えに来たんじゃないか。
エリアスの姉さん。

[美人にはとびきりの笑みをと、ミッシェルに大きく手を振った]

(282) 2012/03/25(Sun) 22時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

そか、ここの村の女性陣は皆料理上手いから食べがいがあるよな。

[段々いつもの調子を取り戻して、不自然ではない笑みを浮かべる。
そしてミッシェルの慌てた様子>>291に更に大きく笑みを見せた]

よ、俺よりよっぽどしっかりした弟だから、そんな過保護に
ならなくていいんじゃねえか。
俺なら、男のエリアスより、美人のミッシェルの方が心配だ。

[それこそいつも以上に饒舌にミッシェルに語りかける。
エリアスの心配など勿論読まない]

(298) 2012/03/25(Sun) 23時頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

おいおいおい。
俺そんな信用ない男に見えるかよ。
男は狼だが、美女の前では仔犬になるんだぞ。

[姉と自分にそれぞれ声を掛けるエリアスに>>296口を尖らせ、
髪を掻き回してやろうかと手を伸ばし掛けたが、それより
先に立ち去られて悔しそうに顔を歪めた]

今度会ったらその髪三つに編むぞ。

[だが見送る視線は優しいままで、頭を掻いた]

(300) 2012/03/25(Sun) 23時頃

 ほんとうに、男女も年齢も関係なく召集されるのなら。


 される前に、……この手で。
 この村に、皆で残るのよ。

[小さい呟きは二人には届かない大きさ]


どうせ汚れるなら、…いや、私が汚れることで皆が少しでも、幸せになれば、安堵できれば…


…この手で……

[母を殺めえたこの手は、決して清められることはない。
ならばいっそ、皆を…と、思ってしまうのだ。

そんなつぶやきは、誰の耳にも届かないだろうが]


【人】 放蕩者 ホレーショー

あー、すんません、なんかこんな格好で。
美人と2人きりとかなかなか恥かしくて。

[エリアスを見送った後、間が持たずに苦笑しつつ、
何か無いかと話題を探す]

今度エリアスの家で春のご馳走を食べさせてくれないか、
ってお願いしたんですが。
ミッシェルの料理も楽しみにしてます、って、いや唐突に
すみません。

[無理矢理引き出した話題は春のご馳走のご相伴の話。
我ながら下手くそだな、と苦笑が増えた]

(307) 2012/03/25(Sun) 23時半頃

[通信機を開く、ホレーショーの言葉は聞こえていたが
簡単に答えられる状況でなかった]

…本人が望むなら、叶えてあげて欲しい。

[自分の言葉の後に付け加えたのは短い言葉。
それに、全く嘘偽りは…ない。]


 ほんとうに、それがほんとうなら。

 アタシはもう、誰も失いたくないわ。

 母さんと同じように、もう誰も。

 残されたくないのよ……!


【人】 放蕩者 ホレーショー

いやいやいや、俺は寒くないですよ。
あんたみたいな美人の前で着込んでたら熱が上がって倒れちまう。

[笑いながらも真顔になったミッシェル>>306に少し困った様に
眉を歪めて一瞬彷徨わせた手をエリアスにするのと
同じように頭に載せた]

ほんと、エリアスは俺より余程しっかりしてる。
両親も姉のあんたも、この村も、皆いい奴ばかりだからかな。

[だから、逝かせたくはないのだけれど。
そこまでは口に出来ず、頭に載せた手は掻き回す事無く
ポンポンと叩くのみ]

(311) 2012/03/25(Sun) 23時半頃

 厭よ、厭だわ。

 これ以上この村から、誰も出てゆかせはしないわ。
 だから、ねえ。

 ……私の手で。また、母さんのときみたいに。
 そして、―――や――のように。


【人】 放蕩者 ホレーショー

あー、やっぱ野菜ですよね、そうですよね。

[肉と言う単語が一番に出ない様子に、やはり食卓に
上がる可能性は低いと覚悟しておこう。
一瞬とは言え現実から逃れられる会話に笑みを絶やす事はしない]

酒まで望んだら追い出されるって。
ワイン位なら持っていけると思うから、一緒に飲もうぜ。
美人と飲む酒は味は5割増しだからな。

[途切れない様に軽口と共に頭を叩いていて、
止めるような手の動き>>318にハッとなる]

あ、悪い悪い。
なんかいつもエリアスからかってる癖で。
美人にする事じゃねえな。

[慌てて引っ込めた手の行き場が無く、また頭を掻いた]

(324) 2012/03/25(Sun) 23時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

本当にいい村だよな。皆いい奴ばっかだ。

[自分達にも向けられた言葉に照れ臭そうに笑みを向ける。
何時までこうやって村の皆を見る事が出来るだろう。
赤紙は次々と死を届け、この村に哀しみを増やしていくだろう。
それを自分はただ見ているしか出来ないのだろうか。

浮かんだ昏い考えに笑みが引き摺られて強張るのが判った]

(332) 2012/03/26(Mon) 00時頃

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