人狼議事


238 聖痕の空〜Knockin' on heaven's door〜

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視点:


――今日も今日とて異常なし。

表向きは……な。

[有翼種にも様々なモノが居る。
遺伝子改良によって生み出されたそれは、彼と同じ意思を持つ者にしか聞こえない声で囁く。]

俺の声が聞こえる?
――門を開こうとする同志たちよ。


あぁ……やはり、今代で、"我が"悲願は成されるのですね。

[唐突に、脳内に響く声に驚くこともせず。
寧ろ、喜ばしいものとして受け入れる。]


カイちゃんは強いから大丈夫とは思うんだよ。
……それでも。
私は貴方が傷つく可能性があるなら。其れを排除したいの。

貴方が守るそれさえ。門とか痕とか。
それがなければ、貴方は傷つかなくって済むんでしょ?

ね。カイちゃん。


仰代か……よろしく頼むよ。

[彼女の声に頼もしそうに応え。
言葉を続ける。]

君にもこの“鳥”を貸そう。
俺からの一方的な通信では不都合だろう?

[彼女に別の通信手段があればそれでも構わないとは思いつつ。
同志への協力は惜しまない。]


【人】 幸運の科学 リッキィ

―【ねこのくしゃみ】2号店―

[幸運にも式鬼紙《シキガミ》は其処に辿り着いた。
黒猫フードトラックの上に止まり、12柱の一人>>3の姿を見下ろしてかさかさと囀りのように紙の翼を鳴らす。]

 ……どーも、三黒の。
 随分と似合わぬ場所で会うもんですね。

[地上を行く術者が渋い顔して合流したのは、少し時間が経ってから。

式鬼紙《シキガミ》使いはその名の通り、紙を使う。
炎は大敵であり、以前にうっかりか何かの巻き添えか、式鬼紙《シキガミ》を燃やされて以来。
三黒と纏う炎の気配には敵意まで行かずとも疎ましげな警戒が滲む。]

(6) 2015/09/12(Sat) 00時半頃

[呟くと同時か。2つの声が聞こえる]

 ……だれ?白羽くんと、麗亞ちゃんかな。

[こてんと、頭に響く声に。私は首を傾げたのです。]


幸運の科学 リッキィは、メモを貼った。

2015/09/12(Sat) 00時半頃


紫藤か、君も一緒とは心強いな。
よろしく頼むよ。

[そう言って声をかけていく。
同じように通信用の鳥を貸すと告げて。]


ありがとうございます、大須賀様。

[片方だけでは、いささか不便だ。
やはり、同志とは連絡が取れるほうがいい。]

さぁ、天の階へと手をかけましょう。


 ああ、やっぱり。あってたわ。
 よろしくね白羽君。

[無邪気に笑えば通信用の鳥をありがたく受け取ろう
肩にのったシマエナガは、鳥にちゅん!とご挨拶]

 さてこれからは、
 私たちの邪魔をする子たちを排除していけばいいのね?
 ――ああでも、カイちゃんを殺そうとするなら。
 問答無用で貴方達を潰すわよ。

[そう釘は、さしておくのです。]


さて。それはどうでしょう。
龍山様が、私達に協力してくれるのでしたら手出しは致しません。
こちらとて、無用な争いは避け、門を開きたいので。

[つまり、彼が拒むなら致し方ない、ということだ。]


ま、そう言う事。

彼が無事に聖痕を引き渡すか俺達に協力してくれるならば其れで良し。
そうじゃないなら、ぶつかる事は避けられない。

[そう言うと、場違いにも聞こえるような明るい声で。]

君が説得してくれるのが一番良いかな――お互いの為にもね。


 ……無用な争いは、確かに私も嫌だわ。
 そんな時はカイちゃんがもう何にも手出しできない位に。
 情勢をかえちゃえばいいのよね?

[彼女の言葉にしばし考え、辿り着いた結論は是でした。
彼女も、白羽も心強い同志。
――そう、カイちゃんに手出しをしなければ。
私は門を開くという願いのままに、2人に協力を惜しまないでしょう。]


傷つけたくない、と仰られるのでしたら。
まず真っ先に、いの一番に貴方様が、彼に目的を話し、そして門を開く事に賛同してくれるよう説得してくださいませ。

[一言一言。
しかと区切り釘を刺し返すように。]

よいですか。
貴方は、他家にとっては裏切り者。
それは龍山様にとっても同じこと。


 頑張って説得してみるわ。
 きっとカイちゃんだってわかってくれると思うもの。
 もう何も手がないってくらいになったら。

 きっとカイちゃんだって、あきらめてくれるはず。

[白羽の明るい声にはそう答えます。
正義感の強い彼の事だもの。無茶ばっかりしそうで。
それがちょっと怖いなと思うのです。]


 ――麗亞ちゃん。
 カイちゃんの性格的に、真っ先に言っても。
 直ぐ頷いてなんてくれないわ。

[だって、ずっと見てきたんだもん。
少し寂しそうに告げます。]

 裏切りは承知の上。
 私には止める枷となる血族も居ない。

 だから、どうしようもなくなるまでは黙っているのよ。
 少しずつ、傍にいる時に門を開くことの大切さを。
 解いていくわ。彼が傷つかぬ様に。

[そうしなければ直ぐに突っ込んでいきそうなの私の幼馴染様。]


一先ずは撹乱、それから柱を各個撃破と行きたいところだが……

ああ、サイモンは俺がやる。
構わないかい?

[サイモンと、もう一人。
彼の傍にいる面倒な相手を思い浮かべながら。]


説得が叶わなければ、貴方様の手で弑してくださいね。
同意がなければ、開けないのですから。

[告げる声は、静かに。
しかし、狂気を孕んだ声で]

―――大丈夫です、別れは一時


/*
と言う訳で、ダミーをキリングしたいと伝えておいて。

俺はそろそろ休むか、モブでも出しておくか考え中。


天の門さえ開けば、いつでもお会いになられます。


 ――わかっているわ。
 とはいえ1対1のときは私の戦闘力はお察しだけれど。
 ……門さえ開けば、またあえるなら。
 その時は私が。

[麗亞の言葉に眉を顰めた後、苦渋で呟き。
最初の1人を弑すと言った白羽に、あの男の処理は任せましょう。

――12の家の、1人。聖痕を持つあの男の。]


そして、説得はすぐさまなさってください。
貴方は、ずっと龍山様に張り付いて洗脳なさるおつもりですか?
我らは人数で負けているのです。
いかな私と大須賀様とはいえ、二人で彼ら全員を攪乱し、一人ずつ弑していくなど無謀です。

[ゆるゆると首を振る。
手に入る人員なら、ひとりでも多く欲しい。]

我らが大志、悲願。
潰えるわけには行かぬのです。
一刻も早いお力添えをお願いします。


……それでは、そちらは大須賀様にお任せいたします。

[先ずの一手は、彼に任せよう。]


 ……むぅ。

[一刻も早い説得を。理解はしてるが。
――難しそうかな、とは思うが。]

 分かった。言ってみるけど。
 難しいかもしれないとは言っておくわよ。

[くるっとスカートを翻し、小さく息を吐いた後――]

 大丈夫、万一説得できなかった場合でも。
 貴女達を辿らせはしないから。


/*
あ、モブは大須賀様が出されてよろしいと思いますよ。
一番出すのにも向いているでしょう。


【人】 幸運の科学 リッキィ

[命拾いをした紙の鳥たちが術者の側へと舞い降りて、解けて色紙に戻りながらその手のファイルの中へと還っていく。]

 そうとも子供のオヤツの調達だ。

 ……へえ、偶々ですか。
 やはり今日のボクは相当ついてないらしい。

[言葉>>13から棘を感じとれば、ますます険のある言い方になる。
戦いなどに使えばほぼ使い捨てに近い式鬼紙《シキガミ》ではあるが、余りに強い力に晒されれば術者にダメージが返る事もあるのだから。
燃やされた挙句に謝罪もないとあれば、良い印象など抱けるはずもない。]

(21) 2015/09/12(Sat) 01時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 クレープって持ち帰りあり?

[派手な伊達眼鏡の下。
三黒の中の炎を見据えるかのような黒い眼を不意に逸らし。
見るからに持ち帰りに向かなそうなメニューの写真を見て、黒猫フードの店員に尋ねてから。]

 とりあえず。
 『ラブ』とか変なものは抜きでオススメひとつ。

[自分の分をひとつ、注文した。**]

(22) 2015/09/12(Sat) 01時頃

/*
私も麗亞ちゃんに追従。
とりあえず1dでカイちゃんにCOするんで1狼露出しようと思いまーす


/*
それでは、一度にCOしたらごちゃごちゃするので私は早くても1d後半、2d以降にCOするとしましょう。


幸運の科学 リッキィは、メモを貼った。

2015/09/12(Sat) 01時頃


【人】 幸運の科学 リッキィ

[幸々戸の前当主とその妻は長らく子に恵まれなかった。

戸籍的には従兄妹同士。
実際には繰り返された一族内の結婚によりずっと血は濃い。
跡継ぎを授からぬのはそれが原因であろうと前当主は血の関わりのない外に子供を作った――と聞いてはいるが実際は火遊びの結果だろう。
義母や一族達の態度から察してはいる。


『お前は良い眼をしている。
 その才を磨き、有象無象に惑わされることなく、
 "真"を見分けられる賢き者でありなさい。』


幸々戸らしい力は受け継がなかった。
それでも、跡継ぎに相応しいだけの力を得る為に、式鬼紙《シキガミ》使いとして邪気を『見抜き』、祓う力を鍛えた。

それも当主夫妻に実子が生まれるまでだ。]

(62) 2015/09/12(Sat) 12時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 残念ながら食事したばかりなので少な目で結構。
 それに、不審な大人から物を貰うなと言われているので。

[冷えた笑みの男>>38を不審者扱いして、嫌がらせのような注文に訂正を入れる。

度のないグラスに隔てられた世界。
目の前の男に痣持たずと侮られているとこは、薄々読み取っても見ない振り。
過去の相手には記憶すらされていないトラブルが不快感の原因を、理由をすり替える。

当主の子と期待され、妾腹だと無用とされ。
異母弟が弱すぎると再び期待され、結局無用者のまま。

期待に応えようと努めても、気を引こうと悪ガキ三昧を尽くしても、変わらぬから。
良い眼で人の顔色をまともに見るのは止めた。]

(63) 2015/09/12(Sat) 12時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 ……ん?

[12柱へと送られた警告>>26
幸々戸の場合も、動けぬ当主の方へと連絡が行ったらしく。
間を置かず、代理且つ実動員の式鬼紙《シキガミ》使いのスマホが震えた。]

 敵意あるな。

[有翼種を手の甲に止まらせた三黒>>43に答え、スマホをポケットへと突っ込む。
地下鉄の入り口から飛び出してくるドローンは、見えづらくする眼鏡越しでも、黒い靄に覆われて見えた。]

(64) 2015/09/12(Sat) 12時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 アンタそれでも……っ!

 ……。
 えらそーに大人ぶるなら相応の行動で示して貰いたい。
 三黒の当主殿。

[一般人が見えないのかと。
物騒な発言>>44を咎めて、紙入りのファイルを掌に乗せ前へと差し出す。

開いたファイルから一斉に色紙が吹き上がる。
色鮮やかな紙吹雪に一般人達が空を見上げた時。
羽のある虫の型へと織り上げられた式鬼紙《シキガミ》達から発せられるのは、耳障りな不協和音。]

(65) 2015/09/12(Sat) 12時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

[――ィィィイィィイィィイィインッ!!

人々は耳を押さえ、わっとこの場から逃げ出していく。
避難させるならば別の手もあったが、不協和音は傍らの三黒への嫌がらせ返しのようなものだ。]

 ……?
 "ボク"を狙わない?

[ドローンは明らかに迎撃態勢を取った式鬼紙《シキガミ》使いを素通りし、三黒へとその銃口を向ける。
簡単な命令外>>24なのだと今は知る由もないが。]

 やれ。

[紙と言えど術者が繰れば鋼鉄よりも鋭い。
群がる紙虫は数体のドローンを引き裂き地へ落とす。

赤いコートのポケットの中で、幸々戸本家の方にもドローンが現れた事を知らせる着信にスマホが震えた。**]

(66) 2015/09/12(Sat) 12時半頃

幸運の科学 リッキィは、メモを貼った。

2015/09/12(Sat) 12時半頃


 もう!カイちゃんを狙うなんて。

[ドローンという名称は知らないままに、
頬を膨らませるのです、ぷくり。
一撃で粉砕されたから良いようなものの――……
と、考えたところでそういえばと傍らの鳥に尋ねよう。]

 私達以外の12の柱は、今何処にいるのかしら。

[ターゲットの位置がわからねば、襲撃しようがないわ。*]


それこそ、今立腹していらっしゃる機械をたどればよろしいのでは。

[はぁ、と小さく吐息を零す。]

見ればわかるとおり、あの機械は痕を持つものを無差別に攻撃いたします。
あれの動きが活発なところに、他の柱はいるのではないでしょうか。


 嗚呼、成程。
 唯1つ懸念はあるのよね。
 辿るのは何だか諸々他の痕の保有者に思惑がばれそう。
 後は――そうね。
 多数対1とかになったら不利でしょ?色々。

 それと痕の者を狙っていると気づかれて、
 集合されたら色々厄介かなぁ。
 
[吐息を零す麗亞に肩を竦めてそう告げる。
万一鉢合わせした時に、どう言い訳しようかなと考えつつ。
でも機械を追うのは良い案だわと頷いた。]


援軍に駆けつけた、あの機械の密集地には他家がいるものと思って追ってみたところ、案の定だった……
言い訳などこのようなものでよいでしょう。
その後、奇襲するなりなんなりはご自身の判断に任せますが。
決して、私と大須賀様の事は口に出さぬよう。

集合される前に、各個撃破していけばよいだけのことです。

[とはいえ、自分はもう少し大須賀の起こした騒ぎに乗じて期を見ておくつもりだが。]


 ふんふん。それが妥当、かな。
 そっちも私の名前は出さないでよね?

 互いが互いの名を出せば、
 不利になる事は承知の助だとは思うけど。一応。

[さて、どの柱を襲おうかしら。
戦闘能力が高い柱は、異能力的には此方も負けてはいないが身体能力的には圧倒的に劣る。
こういった相手は複数の方がいいわよねと後回し。
そんな事を考えながら、私は頷くのでした。]


提案した者が口外するとお思いですか?

[多少、物思いに耽りつつ。
ただ、それだけを。]


 うふふ、わかってますって。
 万が一、のたーめ。

[告げれば肩に留まる白羽の遣わした鳥の頭を撫でて。
私は目を細めたのです。]


そうだな、ドローンを辿ってくれれば良い。
言い訳は適当に出来るだろう。

[それこそ、自分が足元に壊れた試作機を置いているように。]


ま、余裕が出来たら辿ってみるわ。
ありがと二人とも。

[今は幼馴染の説得に尽力を注いで。
それから、各個撃破しなきゃねと、私は算段をたてるのです。]


嗚呼、嗚呼。



だからこそ


"私"はお前《天使》が憎い。


……奇遇だな。

[自分の感情は彼女とは異なるのかもしれない。
ただ、彼女の呟きは良く理解できた。出来てしまったから。]


[誰が聞いているわけでもなく。
真の声とは裏腹の。]

[隠しきる事に慣れたのは、何度目の代の巡りの頃であったか。]


……大須賀様も、ですか。

[彼の感情は、おおよそは推測できる。
彼が抱く感情は、自分のものとは違えど、言葉にできる単語は同じであろう。]


 ……カイちゃんの、わからずや。

[寂し気に呟き、ぎゅっと唇を噛み締める。]


【人】 幸運の科学 リッキィ

[目立つ>>72のならば式鬼紙《シキガミ》も同じことだ。
手妻だ路上パフォーマンスだと誤魔化しは利く方かもしれぬが。]

 ……理岐です。

[背後に銃声>>74を聞きながら、電話に出る。
相手は本家の家屋敷の管理をする年配の男だ。
その彼が告げるのは、当主の居る本家にもドローンが出現したが防護障壁により大事に至ってはいないとの報告。]

 此方にも出現しています。
 狙いはボクではなく三黒の当主のようですが。
 ……"形代"を?分かりました引き受けましょう。

[通話の間も紙虫の群れは色鮮やかな霧の塊ように中空でうねり。
近付くドローンを裂き墜とし、結果的には無防備になった三黒>>75を護る。]

(126) 2015/09/12(Sat) 22時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

[無事を問われる事のなかった通話を切る。

女であれば。
或いは相応の婿入り先があれば。

一族の者が囁く言葉と顔。
例えば女であり三黒の家>>73から声が掛れば、断る道はない。
幸か不幸か、幸々戸の長男の存在は宙ぶらりんのままだが、緊急時の役目ならある。]

(127) 2015/09/12(Sat) 22時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 ――――繋がった。

[四肢に針を刺すような感覚。
紙虫の群れが空で一瞬静止して、湧き上がる天敵である炎>>76に煽られ、焼かれ、数十が落ちた。]

 ……先に。
 ボクは、狙われていない。

[三黒にへと返した声は苦しげ。
ぎゅ、と服の胸元を掴み近くの電灯に手をつき、倒れそうな身体を支える。
式鬼紙《シキガミ》達も動きを止めたまま、ひたりと冷や汗が落ちる。]

(128) 2015/09/12(Sat) 22時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

[――『形代』
人の形を模して、人の身代わりとなるもの。
幸々戸に伝わる秘術の一つには人間そのものを形代とするものがある。
術式には長い準備期間が必要であり、その詳細は極秘中の極秘。
だが、12柱の者ならば知っているだろう。
それが行われれば『形代』の人間が生存している間は対象者を害する事は絶対に出来ないと。


宙ぶらりんの長男でも緊急時の役目ならある。
当主《弟》の盾になる事だ。]

(130) 2015/09/12(Sat) 22時頃

幸運の科学 リッキィは、メモを貼った。

2015/09/12(Sat) 22時半頃


[地にいる女には知る由もないが。


女の、上辺ばかりの姿を天使と。
その、当人が称したのを知れば。

羨望と、
恨みとで
焼き尽くしてしまいそうだ。]


【人】 幸運の科学 リッキィ

[気分が悪い。
耳鳴りかと思ったのは避難勧告>>104だ。]

 ……サイモン。いや。

[息をゆっくりを吐き出した。
体調の悪さはまだ術に馴染み切っていないのと、異母弟の体調の悪さゆえだ。
だが調節はされている。大丈夫すぐに、慣れる。]

 カムイか。

[空へと上る青い線>>105
人は天使に及ばない。
それでも、結界術は幸々戸も得意とするところだから、不調であっても張られる結界障壁には感知する。]

(148) 2015/09/12(Sat) 22時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 面倒は承知。
 だから置いて行けと……。

[頭上から降る声>>153が癪に障る。
俯いた顔を上げ、見上げ男を見据えれば。]

(164) 2015/09/12(Sat) 23時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 ……は?

[紙を押し付けられた。
そこにある忌むべき火の気配>>154に反射で三黒を睨み、続いた言葉に瞬きを一つ。]

 ……。
 ありがとう。

[男に対する不快感は変わらないが気遣いは気遣い。
一瞬の腹立ちを消化しきれぬまま、憮然としながらも礼の言葉を絞り出す。]

 役目も果たさず倒れるなんて。
 するものか。

[やはり腹立たしい。
走り去る男の背に吐き捨て、受け取った爆破符となった紙をたたみポケットにねじ込んだ。]

(165) 2015/09/12(Sat) 23時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 ……いっつ、あの野郎。

[三黒の去った後、顔を顰め、左袖を袖をまくる。
腕の赤い火傷は紙虫が焼かれた時の反動らしい。]

 悪いが、オヤツどころじゃなくなった。
 アイスと『幸運』はいずれまた。

[クレープ屋の店員はこの騒ぎの中でもまだ居たのだろう。
あの時、髪に隠れた眼>>@6と視線が交わり、そして逸らした。

――わからない。

眼鏡の硝子が視界を眩ませてはいても、そんな印象を持ったのは初めての事だが、敵意は感じていない。
だからひと声かけて、ファイルを拾い上げるとよろりと去った男とは別方向へと歩き出す。
その背を、生き残った紙虫達が追っていく。]

(167) 2015/09/12(Sat) 23時頃

幸運の科学 リッキィは、メモを貼った。

2015/09/12(Sat) 23時頃


【人】 幸運の科学 リッキィ

[羽をもぎ取られたドローンが錐揉みしながら地に墜ちる。]

 やはりボクを追っては来ない。

[歩みは遅く、式鬼紙《シキガミ》の動きも精彩を欠く。
弱った動物は真っ先に狙われるもの。
だが、追跡はなく今落としたのも偶然に見かけた一体だ。

ならばやはりこの機械は12柱を狙うものであり。
情報更新はされていない。]

(181) 2015/09/13(Sun) 00時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

[上空で雷鳴が響いている。
強い力同士がぶつかり合う気配だ。

まだ気分が悪い。
だが少しずつ歩みを早め、走り出して。
荒い息を付きつつ、人の気配のない通りの角を曲がった時、その光景が目に入った。]

(182) 2015/09/13(Sun) 00時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 オマエらァ!なにやってるッ!!

[上空の争いの気配とは違った。
だが、悪友と灰羽が対峙する光景は尋常ではない。]

(183) 2015/09/13(Sun) 00時頃

幸運の科学 リッキィは、メモを貼った。

2015/09/13(Sun) 00時頃


【人】 幸運の科学 リッキィ

 無事に決まってるだろ!

 勘違いだ?
 また馬鹿でもやったのか!

[上空に居る相手>>190に届くよう声を張り上げる。
少し辛いが、顔色の悪さも伝わりにくいのは幸いか。]

(191) 2015/09/13(Sun) 00時頃

 うう、カイちゃんの説得は難しいみたい。
 ――天使のもう一人、に
 私を裏切り者として報告してたのを聞いたけど。

 これ上手く使えたらいいんだけどね。
 情報のかく乱とか。無理かしら。

[しょんぼりした様子で、傍らの鳥に囁きました。]


そうですか。

[返す声は、はじめからわかっていたというように。]

それで、貴方はいかがなさるのですか?
同意を得られぬのであれば、殺すしかない。

最初に、そう約したはずですが。


 わ、わかってるわよ。
 ちゃんと私の手で……でも、最後でもいいでしょう?
 痕の主を殺す順番までは決まってなかったはず。

[それまでに説得できれば。そんな甘い考えだ。
麗亞からすれば、苛立ちしか感じないかもしれないが。]


最後。
何を仰るのやら。

貴方が?
身体も弱く、戦う覚悟すらもない貴方が?

[説得、と言い出した時点でわかっていた。
彼女に戦う気など毛頭ないであろうことは。]

いいですか。
私たちは温情で説得の時間を渡しているのです。
貴方がそこに拘泥し続ける以上、私たちの動きも自然と拘束され、貴方自身の動きすらも縛ります。

そのような不自由、看過することはできません。


他家を裏切った以上、腹を括りなさい。
すべての家は、貴方の甘さに付き合ってあげられる余裕などありません。

覚悟なき者は、戦場には不要です。


【人】 幸運の科学 リッキィ

 ……こいつら引き連れて走ったからだよ。

[目の前に下りて来るカムイ>>196に、自分の背後で飛ぶ紙虫の群れを示す。
『形代』の件は誰が耳にするか分からない以上、口にしない。]

 ……は?裏切り者?
 オマエが?
 あの機械を嗾けったってのか?

[あっさりと言われた言葉に、呆気にとられたように悪友を見て、空の大須賀を見た。]

(202) 2015/09/13(Sun) 00時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 それにしちゃあ、ボクが攻撃対象に入ってないのはおかしな話だな。
 近場に居て、邪魔するのは分かってたろうに。

[大須賀を見据えたまま言って、視線を戻す。]

 ……で。
 お前の考えている事は大体わかるが。

[体調を気遣った後、『治癒』に長けた仰代の居場所を問う>>198というのはそういう事だ。]

(203) 2015/09/13(Sun) 00時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 断る。

 仰代に借りは作れない。
 治癒でどうにかなるものじゃないしな。
 それに。

 ボクは『治癒』は嫌いだ。

[麗亞個人を忌避する事はそんなにないが。
『治癒』という力そのものは、どうにも異母弟を思い出してダメだ。]

(206) 2015/09/13(Sun) 00時半頃

[彼女の告げる言葉は真実で、
そして当たり前の事で。]

 ―――……――

[困惑。苦しみ。
分かっている。もう腹をくくらねばならぬことくらい。
覚悟なんてできていなかった弱い己だ。

彼の冷たい声だけで泣きそうになる己が。
甘すぎる事は知っていた。]


 ……麗亞。ひとつだけ。
 本当に、門を開けばまたカイちゃんにあえるの?
 ――なら、私は。

[彼を弑す、覚悟を決めるわ。
告げる言葉はきっと、震えている。]


ええ、会えるでしょう。
天と地の堺を隔てる門……それさえなくなれば、いずれ会えます。

ですが、こちらとて待つのは疲れます。
少々、刻限を早めさせていただきました。

[答える声は気だるげに。
しかし、笑みを含んだ声で。]

ご安心ください。
決断を迷わぬ者にこそ、救いは訪れるでしょう。


仰代麗亞……いいえ


仰九羅璃紗が、古の記憶より保証いたします。

[名乗るそれは、かつて、仰代が仰九羅と名乗っていた頃の。
初代の当主の名。]


 わかったわ。
 刻限の早まった事。これは私の責でもある。
 腹をくくるのに時間がかかったの、申し訳ないわ。

 もう、迷わない。
 ――其方にも、幸運を。

[ぱり、となる紫電は、
私が覚悟を決めたことを彼女に伝えたろう]


【人】 幸運の科学 リッキィ

 信じるも何もボクには根拠が判らんのですが。

[普段から有翼種の連絡を密に受け取るでもなく、大須賀>>210に対しては特別悪感情は無い。
だが、理由がわからぬ以上は腐れ縁の分、友人寄りだ。]

(212) 2015/09/13(Sun) 01時頃

……それでいい。

[どこか安心したように声をかけて。]


ならばよろしいです。
貴方にも、門の先の幸があらんことを。

[軽い笑みを含んだ言葉を返し、瞑目する。]


【人】 幸運の科学 リッキィ

[雨粒>>209が頬に落ちた。
それは奥底へと染み入り体温を奪っていくように冷たい。]

 ああ、喜ぶといい。
 『治癒』が使えたら今頃はあの執事と一緒に追い掛け回す側に……。
 ……これは。

[安堵の顔を見せる友人>>213への言葉は中断されて。
くらりと意識が地へと吸い込まれそうになった。]
 
 来い!

[降り出す雨に慌てて、掌を掲げれば飛ぶ式鬼紙《シキガミ》達が集まって、傘の型を成す。
それに結界札を貼りつければ、長時間は持たずとも簡易的な防御にはなる。]

(226) 2015/09/13(Sun) 01時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 おい、待て!使え!

[作られる型はもう二本。
一本は走り出す男>>218を追って、その背に槍投げのように投げる。
紙だからもし当たっても痛くはない

そんなには。]

(228) 2015/09/13(Sun) 01時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 争いの気配は感じていた。
 ボクはどちらも見ていない。
 キミの集めたという情報も。
 カムイの言い分も。

 まだ聞いてはいないから今は判断はしない。
 
[言い切って、もう一本は大須賀へと。]

 いらなければ捨て置け。
 勝手に解ける。

[そして、友人の後を追って駆け出した。]

(232) 2015/09/13(Sun) 01時半頃

幸運の科学 リッキィは、メモを貼った。

2015/09/13(Sun) 01時半頃


/*
これ、玉露様初回の吊り襲撃を遠まわしに立候補していらっしゃいますね。
どのみちそれができるのは明日以降になりますが。


/*
まあ、その時までの流れ次第でってところかねえ。


/*

多分そうですね……体調不良をメモで申告されてましたし。
吊り襲撃的には有翼種⇒白羽君に襲ってもいいわよ!アッピ?

若しくは今日明日中に私がカイちゃんSATSUGAIか振り切ってそっち向かった方がいいのかしら。
私の場合は逆に初回落ちの可能性もあるけど。


/*
取り敢えずは2d以降の流れでって感じですかね。
私はコンクリートと戦ってくる……!


/*
菖蒲様はできれば龍山様との決着を。
ここでそれを振り切り、玉露様の方へ行ってしまうと龍山様もお困りになるでしょう。
玉露様はこのままの状況でしたら、私か大須賀様で対応します。


/*

了解です。2d終わりまでには決着をつけれるように頑張ります。(ぐっ


【人】 幸運の科学 リッキィ

―路地裏―

 門を開こうとしている?

[力を削る雨から避難した場所で、神威>>262から大須賀と対峙していた理由を聞いた。]

 それなら12柱が狙われてたのは分かる。
 家の方にもあの機械は来てたって連絡があった。

 でも、そうか。
 門を、か。

[まともに生活の送れぬのに聖痕持つ異母弟。
ちら、と過る誘惑がなかったと否定すれば嘘となる。]

(278) 2015/09/13(Sun) 20時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

[曇る表情は、顔色の悪さに隠れ。
ただ考え込んだだけにこの友人には見えてくれるだろうか。]

 ……なんで、ってのは後にして。

 快流と紫藤の御姫さんが対峙しているのは共通認識で。
 オマエは快流にそれを聞いて。
 大須賀は独自情報で逆と判断したとは、ボクも聞いた。

 誰を信じて誰を疑うか。
 大須賀はそう言ってたけどな。

[濡れて曇った伊達眼鏡を外して、拭いながら悪友の顔をじっと見る。]

(280) 2015/09/13(Sun) 20時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 ボクには大須賀の言う事に根拠が見えないんだよなあ。

[大須賀が有翼種によって情報を集めているのは知っている。
一方的に片方が怪しいという主張を訝しく思うのも分かる。
けれど、『紫藤が敵ではない』との情報の根拠は何だろうか。]

 ん?飛ばせるぞ。
 式鬼紙《シキガミ》は元々は連絡手段にも使われてたからな。

 この雨だけど
 まだボクは攻撃対象に入っていないらしいし。
 少し多めに飛ばせば届くだろ。

[急にぱあっと顔が明るくなった気がする悪友>>264に、眼鏡をかけ直して頷いた。]

(281) 2015/09/13(Sun) 20時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 龍山と紫藤が争い。
 龍山曰く紫藤が天国の門を開こうとしているらしい。
 ただ、大須賀は紫藤は此方側と言っていると。

 いちおー、両方の言い分で送るけどそれでいいか?

[ファイルから濡れずに済んだ紙の束を取り出す。
異存がないようなら、無数の連絡用の紙飛行機が他の12柱を探して路地裏から飛び立つだろう。]

(282) 2015/09/13(Sun) 20時半頃

幸運の科学 リッキィは、メモを貼った。

2015/09/13(Sun) 20時半頃


【人】 幸運の科学 リッキィ

 オマエ、大須賀に頭殴られたか?

[らしくない言葉>>288に。
まずは頭をぶつけたのかと疑ったが。]

(306) 2015/09/13(Sun) 22時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 ……。

 大須賀が不審なのはともかく。
 カムイ、オマエはボクを騙さないだろ。

 考えとか立場とか。
 違う事も変わる事も言えない事もあるかもだけど。
 それだけは信用してる。

[過った思いの後ろめたさがさせたのか。
こちらもらしくない、思いを吐露した。]

(307) 2015/09/13(Sun) 22時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 わかった、それで送る。
 
[紙束が淡い光に包まれ。
メッセージを携えた紙飛行機へと変わって飛び立っていく。
『浮気現場』などと聞こえてくる言葉>>290には不思議そうにするものの、悪友の意識がこちらへ戻れば。]

 ……。
 カムイ、ひとつ話しておく。

 幸々戸の聖痕の心配は必要ない。
 ボクが生きている限りは。
 わかるな?

[聖痕の『形代』――身代わりは今、自分という事。]

(308) 2015/09/13(Sun) 22時頃

幸運の科学 リッキィは、メモを貼った。

2015/09/13(Sun) 22時頃


幸運の科学 リッキィは、メモを貼った。

2015/09/13(Sun) 22時頃


本当に、聡い子。
いつまで騙し通せるかしら。

[さて、どうしたものか。]


【人】 幸運の科学 リッキィ

 守られるほど弱くねぇよ。

[らしくない事を言ったのが今更気恥ずかしくなって。
カムイ>>322へぶっきらぼうに返してから。]

 そう『形代』。

 本来ならば安全の為にもボクは当主とは別の場所へと退避が最善だろうけど。
 聖痕が狙われている以上。
 幸々戸の家の代表として事態に対処するつもりだ。

 だから、守られるつもりはない。
 必要ないってくらい知ってるだろ。

[にっと少しだけ笑って見せる。]

(337) 2015/09/13(Sun) 23時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 ともかく、今は情報収集だな。

 快流と紫藤の御姫さんの事も直接確認したいし。
 大須賀の態度が勘違いなのかどうか。
 他の12柱も探したいし。
 
 あとは補給かな。

[大分薄くなったファイルに目を落とす。
戦う力である『紙』の入手は容易いのだから早目に補充しておきたい。]

(338) 2015/09/13(Sun) 23時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 ともかく、今は情報収集だな。

 快流と紫藤の御姫さんの事の確認に。
 大須賀の態度が勘違いなのかどうか。
 他の12柱も探したいし。
 
 あとは補給かな。

[大分薄くなったファイルに目を落とす。
戦う力である『紙』の入手は容易いのだから早目に補充しておきたい。]

 手分けするか?
 それなら連絡用に式鬼紙《シキガミ》渡しておく。

[傘ももう暫くは使えるだろうしと。
カムイにどうする、と視線を送った。]

(339) 2015/09/13(Sun) 23時頃

目的を成されたのでしたら、連絡くらいくださってもよろしいのでは?

[こんな紙が届かなければ、こちらも知らずにいた、と。
少しばかり批難めいた声をかける。]


【人】 幸運の科学 リッキィ

[有翼種>>@13は本来とは違う受け取り手の傍にも、遅れて降りてきていた。
恐らくは本家から此方へと回されたのだろう。]

 ……まさかっ。

[『サイモンが殺された』
思わず信じられないと呟いて、すぐに自分の言葉を否定する様に首を振る。]

 ゆっくり、してられないな。

[先にメモを受け取り握り潰した悪友を見る。
最悪の事態に、声の緊張は隠せない。]

(349) 2015/09/13(Sun) 23時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 ……カムイがそういうのなら。
 ボクも別を当たろう。

[二人の問題とかじゃないだろう、カムイ>>347へと出かけた12柱の一族としての言葉を呑みこんだ。

『お熱いねえ、おふたりさん』。
悪ガキ時代は幼馴染だという龍山と紫藤の二人をそんな風にからかった事もあった。]

(357) 2015/09/14(Mon) 00時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 前より速くなってるから。
 そう簡単に他人には捕まらないぞ。

[悪友>>348に渡すのは真っ白な鶴の折り紙。
一度折るごとに力を込めた通常よりも3倍近く速い手折りの特別性。

それを『勝負』の為に開発した事は、ちょっと積極的に忘れていたい事だが、今はその性能が必要だろう。]

(358) 2015/09/14(Mon) 00時頃

ああ、すまないな。
ちょっとこちらもダメージを受けていたので。

万全に戻してから知らせる心算でいたのでな。


あの娘ですね?
……まぁいいです。
私の屋敷に、傷を癒す聖水が庭に溜めてあります。
量に限りはありますが、軽いものなら癒せるでしょう。
必要なら、私とつながっていると悟られぬよう、お使いください。

[実際、何か非常時用に瓶に少量取っておいただけのものだ。
さほどの期待はできぬだろうが、それでもないよりはマシだろう。]


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