159 せかいのおわるひに。
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ーー 一ヶ月前:帰り道で ーー いいんです
…フランクさんがくれたものですから
[声色から彼の思ったこと>>5:+44をなんとなく察しながらもその食べ方を変えることはない ぼそりと照れた様子で、そうではないということを分かってもらえるよう口にする。 決して気付かれないように、と。想いの欠片だけをのぞかせて]
誰かが一緒にいてくれれば、あたたかいですよ
[鈍感な返しにくすりと笑いながらほんの少し寂しさも覚える けれどこれでいい、このままでいいんだ。]
(9) Tael 2014/01/25(Sat) 00時半頃
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え、ええっ?
[相手の気持ちが分からないのはお互い様なのだろうか、デメテルはともかくどうして自分なんかを>>5:+47と驚く]
デ、デメテルだけのほうが素敵な小説になると思いますよー……
[フランクがしたいということを否定するのは嫌だとも、自分をモデルになんてすれば彼の書く話が汚れるような気もして 柔らかく否定しながらも声は弱かった]
(10) Tael 2014/01/25(Sat) 01時頃
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ん、ありがとう。デメテルは優しい子だね
[そんなの>>12悪いよ、そう断ろうとしてふと思い至る当たり前のこと いつまでも小さな女の子のままと思いがちだが、撫でる頭はあの頃より高く妹は年頃の少女へと成長しているのだ。 それについては触れないままただ口許を緩めて自分が貰った分を食べ終えた手で素直に受け取った]
い、いいんですか?……嬉しい。はい、その、……楽しみにしてます
[不意に結ばれた約束>>13にそれを落としそうになったりして。なんとかそれは防いだ後、はにかんだ]
〜〜〜〜?! ……あ、えっと、ごめんなさい。びっくりしちゃって
[まさか自分が言ったことをこの場で実行してくるとは思いもせず、思わず離れてしまった どうしよう、フランクは嫌な気持ちになっただろうか?おろおろとしながら謝罪の言葉を口にする]
あ、あったかいです…ね
[くっつかれるのが嫌だったわけじゃないのだと分かってもらえるように自分から距離を戻す もっと普通の反応が出来るように頑張ろう、この時誓ったのである。]
(16) Tael 2014/01/25(Sat) 02時頃
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そんなことないよ、君は僕の自慢の妹さ
[デメテルの口から勉強ばかり…とつまんない子だと>>14言わせてしまうことが悲しい 本当はこんな短い言葉で愛妹への想いは収まらないのだけど、抱えた負い目までは口に出したくない悟られたくはないのだ ただ彼女が解放される日が早く来ることを祈った。]
……
[そう、僕から解放される日を。 だからこそ続けられた言葉には何も言えなくなって]
ああ、勿論だよデメテル。何を今更ってぐらいだね
[嬉しさと複雑な気持ちが混ざり合うのを感じながら静かに笑う 許してくれるのなら傍にありたい、けれどそれは妹にとって幸せなのか? 彼女が大人になる頃には答えが出るだろうか。ただ今は素直に返しておいた]
(17) Tael 2014/01/25(Sat) 02時頃
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2人でいる、から……
[フランクの言葉>>15を小さく繰り返す 果たしてそうだろうか、迷いなくはやはり頷けないが綺麗な心のままに自分に接してくれるデメテルの声を聞いていればそうであればいいと思う そして耳元に落とされた声に少しどぎまぎしたせいだろうか、こんな胸のずっとずっと奥にしまっている本音をさらけだしてしまったのは]
……れ、恋愛
ごめんなさい今の無しで!
[すぐに後悔した**]
(18) Tael 2014/01/25(Sat) 02時半頃
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え、ええと
[近付く声>>29にどきりとする 恋しい本人にそんなことを問い掛けられどう返せばいいのか。フリーズした頭が再び動き始めたのは、その言葉>>30を聞いてのこと]
……ふふ
[相変わらずの鈍感さと昔から変わらない兄のような温かさにふ、と笑みが零れる]
そんなことを言ってもフランクさんには教えてあげませんから
[「誰か好きな奴いるのか?」先程は答えられなかったことを悪戯っぽく唇に人差し指を当てて返す それは半ば、いるということを肯定していた]
恥ずかしいですよ
[やはりそれ>>31に縦に首を降ることはないけれど、今は暗い影を見せず、ただ恥じらうだけだった
ーーそれはすごいことだと、大事なことだと彼は言う ならばこの気持ちを諦められるその時まで、大切に胸に抱えていても赦されるだろうか*]
(32) Tael 2014/01/26(Sun) 00時頃
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ーー 一時の救い ーー [その夜、デメテルが「うそつき」と吐き捨てて家を出て行った日 「全部お前のせいだ!」ヒステリックに喚く両親からの暴力にただじっと耐えていた。終われば痛む体を引き摺るように自室へと戻り、寝台に体を横たえる 20で人生の幕が降りてしまうのも、親からの愛情を最期まで感じられないまま死ぬであろうこともどうでもよかった 恐怖さえも無い、ただ悲しく思うのは大切な妹が自由に人生を謳歌することは出来なかった 少年の頃から密やかに慕い続けていた小説家が売れないまま終わる、その二つだけ]
フランクさん
[恋情の切なさの色を乗せたか細い呟きは未だ二人で喧嘩しているらしい両親には決して聞こえない 最期までこの想いは、誰にも知られないまませかいはおわる 疲労した精神と体はすぐに眠りに落ちていく、想っていたのはやはり彼のことだった だからだろうか、そんな夢を見たのは]
(33) Tael 2014/01/26(Sun) 00時半頃
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[最初に耳に届いたのは子供の笑い声、囲まれているように四方から聞こえるそれは逃げ場がないことを示す ぎゅっと体を丸めて、蹴られることに耐えていたまだ少年の自分は不意に笑い声の一人に杖を取り上げられて「返して!」泣きそうな声を上げる 嗚呼、これはあの時だ。虐められていた頃の、一番酷い思い出 立ち上がって伸ばした手は空を切るばかり、簡単に転ばされて痛みと恐怖と悔しさから涙が溢れる。 幼い彼らの心は悪意で満たされてはいない、自分達と違う存在で興味本意に遊んでいるだけ。それは無邪気に残酷だ 杖は遠くへ放り捨てられ、彼らは楽しそうに仲間と共に公園を去っていく 這うようにして探して、探して、泥だらけになってもそれは見つからず 膝を抱えて独り泣いていた。]
(34) Tael 2014/01/26(Sun) 01時頃
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[「“君達”も色がある夢を見るの?」いつか誰かに問い掛けられたことがあった 色というものが何なのか分からない、こちらを理解していない質問にはそう苦笑いしながら返すしか無かったけれど 全てが暗闇なのか、そこには音以外何もないのか、と言われればそれは間違いだと思う。 だってこの夢はとてもとても、冷たいんだ。]
っ!……ふらんく、お兄ちゃ…ん?
[足音にまた戻ってきたのか、今度は何をされるのかとびくりと震えれば大粒の涙が閉じた瞼の下から落ちる けれど耳に届くのは甲高い声ではなく落ち着いた低音で>>4幼子はふっと体の力を抜いた]
うん……
[無くしたのかと聞いたその人は>>5今思えば本当はいじめられてのことだと分かっていたのだろう けれどその時はそれを口にしない優しさに気付かないまま、こくりと頷いて]
ごめんなさい
[探してくれるということにも、ジュースを握らされたことにも申し訳なくて同じ言葉を返すばかりだった ありがとうより先にそれが出てしまう癖は、残念ながら今も残ったまま]
(37) Tael 2014/01/26(Sun) 01時頃
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[そうして足音が遠のけば本当に飲んでいいのか、怒られないだろうかと少しだけ気にしつつもジュースに口をつける 柔らかい桃の香りと炭酸の無い甘い味は優しくて、渡してくれたその人のようだと思った]
あっ……!
う、うん。これ、ぼくの
[帰って来た彼に交換の形で杖を握らせてもらう すぐに自分のものだと分かり、ぱっと笑顔になった、それは彼には、あの日のフランクにはどう映ったのだろう]
ありがとう、お兄ちゃん!
[頭を撫で、繋いでくれた大きな手は温かくて>>6いつの間にか涙は止まりあの子達に言われた酷いこともされたいじめも忘れていて 苦手だった言葉をちゃんと言えて嬉しくなり、自分からぎゅっと握り返してみた 冷たい夢はいつの間にか温かさに包まれる。いつだって自分はフランクに与えられる温かさに助けられていたのだ 夢という形でも彼が助けてくれるなんて。覚めるまでの間、幸福でいられた*]
(40) Tael 2014/01/26(Sun) 01時半頃
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ーー 今は無き日常の欠片 ーー [片手に文庫本二冊を抱え、あの人の自宅の前をうろうろとする デメテルに音読してもらったそれらの感想を、というのを口実に会いに来たのだけれど ……インターフォンを押す勇気が中々出なくて不審な行動を取るばかり]
……うー
[小さい頃はそんなことは無かったのに、思春期になって恋を自覚してからはたまに自然に接することが難しくなるようになった 変な奴だと思われてなければいいな、大丈夫かな結構鈍感だから……ああそれよりもいい加減に押さなければ
そう壁に触れた指先が、それを探り当てて 爆弾のスイッチでも押すように恐々とーー]
こ、こんにちは……!
[うわつく気持ちを抑え、まずはそう一言*]
(56) Tael 2014/01/26(Sun) 22時半頃
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[ぱちぱちと。音を立てて全てが燃え上がる。
生きた証が。
生きていて欲しいと何処かで願った命が。
星の続きが。
街の続きが。
自分の。
あの兄妹の。
全てが燃える。
もう今は、何を残したかったのか判らないほど。
自分の想いも燃え尽きようとしている]
[それでも自分は。
書き残したかった。
書けない………………………はずなのに。
感覚のないこの手を伸ばしまだ書き残そうとする]
あの子達の……物語……。
[約束したのに]
ごめん……………。
[星が終わっても…必ず]
いつか必ず………俺は……書くから……。
[その声さえも消えゆく星の悲鳴と共に掻き消えた**]
[燃える炎の伴奏。
ギターの音色。
青から赤く染まる空。
赤い炎。
一日が終わりに向かう時間。
世界が終わりに近付いている。]
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