情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
………ん?
…うん、まぁ……。
[尋ねられて、曖昧に返事を濁す。
あの時は啖呵を切ったものの、実際に大学生である自分が一人で赤ん坊を育てられるかと言われれば、非常に謎だし不安の方が大きい。
今更、やっぱり無理だとシュウロに丸投げしてしまっては呆れられ…、いや、嫌われるだろうか…。
唸るシュウロを前に、不安に目を伏せ。
卵とやらが有るか無いかも分からない腹をそっと撫でる。]
………え?
あ、………は……?
[そんな状況で提示されたのは、あまりにも理津にとって都合がよすぎる提案
これが部屋へ入ったばかりの頃であれば「馬鹿にするな」と一蹴して終わりだっただろうが。
困ったことに今の理津には、断る理由がひとつもない。]
[腹を撫でていた手を取られ。
瞼を伏せたシュウロが、誓いを奉げる騎士のように指先へ唇を落とす。
―――………っは…
[言葉や感情よりも先に、ただひとつ零れた吐息。
本当に、見た目のいい男は狡い。
なにをしてもさまになるんだから。]
責任とか、世間体とか。
そーいうのを気にして言ってるんだったら、俺はいらない。
どうしても、子供だけ欲しいって言うんだったら…
考える……けど…、
[絡めた指先に、少しだけ力を込めて。
真剣な眼差しを向けるシュウロから視線を逸らしたのは、ほんの少し、続きを言う事に勇気と決意が必要だったから。]
浮気と二股。
絶対しないって約束してくれるなら…
もらわれても、いい…よ…?
[順序もへったくれも無い、シュウロの必死のプロポーズに。
もうふたつ、条件を付け足した。*]
【人】 紅茶屋 クリストファー[甘ったるい空気と大事なフラグを自らへし折った男は、 (41) momoten 2015/11/16(Mon) 00時半頃 |
【人】 紅茶屋 クリストファー[悪魔の名を冠する男に思わず制止を仕掛け、 (42) momoten 2015/11/16(Mon) 00時半頃 |
【人】 紅茶屋 クリストファー[言い訳の語尾が揺れてしまうのは、仕様だ。 (43) momoten 2015/11/16(Mon) 00時半頃 |
【人】 紅茶屋 クリストファー[解かれた長い髪が宙に拡がり、波を打つ。 (44) momoten 2015/11/16(Mon) 00時半頃 |
【人】 紅茶屋 クリストファー[だが、此度頭から風呂に沈む際は、彼の手を離しはしなかった。 (45) momoten 2015/11/16(Mon) 00時半頃 |
[ピロートークと言うには色気もムードもない会話の切れ目に、音もなく扉を開いて現れた闖入者
目が合って数秒の沈黙の後に、お隣さんとは違う部屋へ入って行ったガチムチ系おっさんの片割れは静かに部屋を出て行った。
一体なんだったんだろうと冷静に思う理津に、羞恥や憤怒の色はない。
なにせ普段からモデルのアルバイト
真っ最中でもあるまいし、男同士で裸を見られたからといって何がある。
ただシュウロの方はそうでもないらしく…
ん……?
あぁ、うん…。結構好み。
[好きか嫌いかで言えば好きだと、若干間の抜けた調子で答える。石膏像の肉体美など何時間眺めていても飽きが来ない。
出産(?)までの一月をここで過ごすのだという事を注いでのように思い出し。
もしおっさんさえよければ、その見事に鍛えられた男性的な肉体をデッサンさせてもらえないだろうかと。
トランクの中にあるスケッチブックを思いだして悩む理津が、シュウロがジム通いを検討し始めたことなど知る由もない。*]
[せいやっ、と勢いを付けて吾郎をベッドの上に転がした。
その横に倒れ込むと、まだ湿り気の残る髪を掻き上げる。]
………………、
[なんと言って良いか分からずに、口を開けてから閉じ。
吾郎の腹に手を伸ばし、膨らんでないそこを優しく撫でる。]
あー、妊娠してるだろう、から、
あまり無茶とかは、するなよ。
───…もう、吾郎一人の体じゃないんだから。
[言ってから、実感と羞恥が交互に襲ってきて、
みるみる赤くなった頬は目の錯覚ということにしてくれ。*]
―――へッ !?
[ベッドの軋む音が一際大きく鳴り響く。
仮にも身籠る身体がディーによってベッドへと勢いよく転がされる。
その横へまるで悪びれもなく身体を沈めるディー。
髪を掻き上げる仕草は可愛いと言うよりは格好良いと言うべきなのだろうか。]
人をベッドに転がしといてその台詞を言うのか……、まぁディーらしいけど。
んじゃ無茶しねぇように上に乗ってもらおうかね?
――――わかってるよディー、俺とディーの子だからな。
[ディーの方を見れば目の前で顔を真っ赤にしているではないか。
此れは此れでもの凄く可愛いものを見れたな、と口許を緩ませて。
ゆっくり身体を起こしながら彼の上へと覆いかぶさる。]
俺、優しくは出来ないかもよ?
ヤられたことは倍返ししないと気が済まないタチでね。
[フン、と愉快に鼻を鳴らして顔を近づけ鼻を甘噛みする。
容赦なく何度も己の身体を貪ったからには、倍ぐらいヤり返さなければいけないなと。
俺の欲が早く突っ込みたいからと言う我儘を彼のせいにして優しくしないと言うのは致し方なし。
ちゅ、と頬へリップ音を立てながら数度口付けを落として、
己の両方の五指を彼の五指へと絡ませて、暫し彼を見つめながら。]
ディー、愛してる。
お互いの子を一緒に産んで、一緒に育てようぜ?
[耳許へ唇を寄せて甘く囁いて。
彼の希望も俺の希望も両方叶えばもう言う事はないだろう。
後は愛に溺れるだけの事だから。**]
[まだ触れ足りない。
けれど、同じくらい彼も大事にしたい。
理性はシーツに沈む身体を労ろうとするけれど、まだ収まらない煩悩は足を絡ませて触れる肌の範囲を少しずつ増やしていく。
年上の自分がこんなじゃだめだろう。
疲労が滲む掠れた声一つでまた貪りたくなるのを耐えて。
煮えきらない返事に、やっぱりそうかと早合点を。
畳みかけた提案に返ってきたのは、拒絶ではなく。戸惑い。
期待しても、いいだろうか。
この先を告げても、この手が振りほどかれないことを。
僅かな緊張で、鼓動が早くなるのを感じながら。
微かな吐息に、指を絡めたまま息を詰める。
握り返される指先に、祈るような想いで瞼を上げれば。視線が逸らされ落胆した。
けれど。]
………え。
[了承の言葉と共に付け足されたのは、条件。
それの両方とも己にとっては、考えつきもしなかったもの。
必死だった分だけ気が抜けたせいで。思わず聞き返すような声を漏らしてしまい、慌てて釈明する。]
違う違う。
どっちも考えてもいなかったから驚いただけで…っ。
[本当にそれだけでいいのか。
彼の目を覗きこむように見つめて。ふ、と頬が緩んだ。
絡んだ指を押しこみ、硬く握るように繋ぎ直し。
背に回した腕に力を込めて、もう一度強く抱き締める。
その約束が、彼にとって言葉にするほど大事なものなら。
己も同じように、大事にしよう。]
約束する。
浮気も二股も、絶対しない。
だから理津を全部、僕にちょうだい。
僕も全部、理津にあげる。
[曖昧さを取り払った『全部』が、彼に伝わればいい。]*
[色気もムードもないとしても。
実質新婚ほやほやの雰囲気に割り込む闖入者。
元より人の視線には慣れている。
腕の中の彼と同じく、真っ最中でもなければ。向けられる視線に邪なものが混ざりらない限り、平然としたものだが。
ただ彼の口から聞こえた答えだけは。
わかっていても、面白くなかった。]
……ふぅん。
そうなんだ。
[思いの外拗ねた声が零れてしまったことに、ハッと気づいて。
なんでもない、と鬱血が散る彼の首筋に顔を埋めて誤魔化そうとした。
好みの対象が石膏像であることも。ヌードモデルのアルバイトのことを知るのも。
アルバイトを断らせるために彼の身体に定期的に痕をつけたがるようになるのも。
全ての真相とその顛末は、もう少しあとの話。]*
【人】 紅茶屋 クリストファー[リボンタイを翻しもしない雇用関係から、 (63) momoten 2015/11/16(Mon) 22時頃 |
【人】 紅茶屋 クリストファー[けれど、素直な身体も、弾む心臓も、一瞬の衝動に覆される。 (64) momoten 2015/11/16(Mon) 22時頃 |
【人】 紅茶屋 クリストファー[躊躇いを孕んでいた挙動に注ぐ燃料は悋気の名を持つ。 (65) momoten 2015/11/16(Mon) 22時頃 |
【人】 紅茶屋 クリストファー
(67) momoten 2015/11/16(Mon) 22時頃 |
【人】 紅茶屋 クリストファー[何せ、病める顔も、健やかなる顔も、或いは、焦れる顔すら、 (68) momoten 2015/11/16(Mon) 22時頃 |
[涙ぐむ姿が嘘泣きだってことくらい、分かっている。
それでも甘やかしてやりたくて、静かに唇を寄せた。
その一方で身重だと気遣う体を放り投げるのだから、
呆れられても、見捨てられても、文句も言えない。
いや、その。
……乗れって言って、その行動はなんだ。
[照れ隠しだ、分かれ馬鹿と緩み切った口を睨み付け。
覆い被さって来た体に心臓が跳ね、肩を震わせた。
もっと屈辱的な想いをすると思っていた。
だが、実際、こうして押し倒されてみると照れ臭さや
むず痒さはあっても、嫌な気がするどころか、むしろ。]
その時は、その時だ。
体だけは頑丈なんだから、手加減せずに来い。
吾郎の全てを受け止めてやろう。
[噛み付かれた鼻に、くく、と喉を鳴らして片目を閉じて。
復讐に燃える吾郎を煽るように、腰を太腿で撫ぜてやる。
たかが上下が反転しただけだというのに、
頬に落ちる柔らかさと、絡む指の逞しさの落差に眩暈がした。
つい先程までは可愛いと囁いた吾郎に可愛いと囁かれて、
悔しいと思うよりも嬉しさがこみ上げるだなんて。]
互いに産めば、幸せも二倍になる。
政府から養育費をたんまりと毟り取ってやろう。
[くすくすと笑い声を共鳴させながら肌を合わせ、
激しくも甘い蜜の坩堝にただただ、落ちて行くだけ。**]
【人】 紅茶屋 クリストファー[賑やかになるバスルームでは、纏うべき外面も形無し。 (79) momoten 2015/11/16(Mon) 23時半頃 |
【人】 紅茶屋 クリストファー[そうだ、その通り、当然だ。 (80) momoten 2015/11/16(Mon) 23時半頃 |
【人】 紅茶屋 クリストファー― そう遠くない未来の話 ― (94) momoten 2015/11/17(Tue) 00時頃 |
【人】 紅茶屋 クリストファー[喉に落としたカフェインに喉を潤され、 (95) momoten 2015/11/17(Tue) 00時頃 |
【人】 紅茶屋 クリストファー
(96) momoten 2015/11/17(Tue) 00時頃 |
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
sol・la
ななころび
下記の場所以外では、人狼議事内キャラチップ
の利用を許諾しておりません。ご了承ください。
議事総合トップ
人狼議事lobby
人狼議事morphe
人狼議事cafe
人狼議事perjury
人狼議事xebec
人狼議事crazy
人狼議事ciel
SoyBean
Sangria
@hello_giji
@7korobi