88 吸血鬼の城 殲滅篇
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
心配…、だって?
──ざ、けんな…。
誰が……。…
[よわよわしく、吐き捨てる。
まるで子を甘えさせる父親の様なその声音。
『彼女』が愛した男の。
『彼女』が──待ち続けた男の]
[全てが罠で欺瞞で偽りであると知りながら
くぐもり笑うその声をかつての彼女も聞いたのかと
この胸の痛みを、
──彼女も、]
ふん……
[鼻を鳴らすような吐息に覆いがたく滲むのは、愉悦。]
"親"にそんな口をきく"子"には、
躾が必要だなぁ。
[弱々しいその声に、抵抗の意志は薄いと知りながら、
"血の親"たる義務にかこつけて、罰を口にする。]
おまえの為を思ってのことだぞ?
[優しさを装った声を掛けながら、見えない手を伸ばした。
血の縁をたぐり寄せ、内に流れる己の血を操って
きつく、内腑を締め上げる。
魔に堕ちる前、受けた痛手を思い出させるように。
懲罰は尾を引く苦痛だけを与え、
ごく短い時間続いたあと、引いていった。]
良い子にしていたら、ちゃんと褒めてやる。
だから、オレに逆らうな。
いいな?
[支配の絆を刻みつけるように、言葉を突き立てた**]
[地を力無く睨む男の耳に響く、嗜虐的な嗤笑。
あらがえぬ獣をいたぶるような其れに、かっと怒りで頬が紅潮する]
躾、だって?
誰がてめえなんかの子に──ッ
……っ、…ひぁッ
[ぞくり、と背筋を裂く痛み。
躯の内を「何か」が弄る感触に悲鳴を上げた]
…、…な、…や、……ぁ、…あ、ぐッ
[腹を押さえ、無様に床に転がって苦痛に悶えた。
『それ』は臓腑の中を掻き回し、潰し、締め上げて、
ひとならぬ身にすら耐え難い程の激痛を齎す]
…、……っ、…。──
[それはほんの須臾であったのかもしれない。
痛みは嘘の様に引き
横たわったまま、息を荒げる]
………。……
鎖で首を絞め上げるような、支配者の宣旨。
もう、何かを言い返す気力は失っていた。
石床に顔をつけたまま、声に出さずただ小さく肯く。
──食い破った唇が、薄赤く濡れて鉄の芳香を放った*]
|
― 中庭 ―
良かろう。
[宣誓(>>81)を聞き入れ、 捧げられた剣を掴んで騎士の頭上に擬し]
ヒュー・ガルデン。 いまこのときよりは、 血盟騎士《ブラッドナイト》の称号を加えて名乗るが良い。
[告げると同時に剣を振り下ろした。]
(106) 2012/05/01(Tue) 22時頃
|
|
[本来ならば、切る真似事をするだけの儀式。 だが、刃は首と肩の付け根を砕き、 胸の半ばまで食い込んだ。
噴き上がる血が落ちるよりも早く、 柄をさらに突き入れるように押し倒し、 騎士の身体を地面に縫い止める。]
(108) 2012/05/01(Tue) 22時頃
|
|
貴様の血は、"娘"に。 貴様の命は、オレに。
[降りかかる鮮血は、闇の主を赤く染め、 騎士の傷口から迸る血が、地面を黒く染め変える。
流れ出す命が城に吸い込まれていくのを 真剣な目で見守っていた。]
(109) 2012/05/01(Tue) 22時頃
|
―――…おいおい
[見ている、と宣言したとおり、
意識の一部は眷属の動きへと向けていて]
だれがオッサンだ。だれが。
[別に声を届かせる気もなく、存外楽しげに文句をつけていた。]
|
― 中庭 ―
[手についた血に舌を這わせ、降り注いだ幾ばくかを舐め取る。 もっと貪りたい衝動も覚えたが、今はそれを無視した。
短い痙攣が途絶え、騎士の身体が動かなくなる。 それを見届けて、横たわった身体を踏みつけ 深々と突き立った剣を引き抜いた。
新たに開いた傷口からなおも血が溢れるが、 もはや、勢いはない。]
(126) 2012/05/01(Tue) 23時頃
|
|
[抜いた剣の切っ先で自分の腕を浅く刺し、 魔の気帯びる血を騎士の身体へと注ぎ掛けた。
ドナルドの時と同じく、血は青み差す身体へと呑み込まれ 大きく開いた傷口が次第に癒えていく。
しかし、その速度はドナルドの時と比べて、 明らかに遅かった。]
(127) 2012/05/01(Tue) 23時頃
|
|
……しゃーねぇよなぁ。 ふたり立て続けなんざ、オレも久しぶりだし。
[眷属を生み出すことは、命を分け与えること。 さすがに消耗していたかと苦笑して、 騎士の身体を肩に担ぎ上げる。]
(129) 2012/05/01(Tue) 23時頃
|
……この城の何処に、
他にケッタクソ悪ィオッサンがいるんだよ。
[呆れたように、囁きを返して]
|
……… 一旦、風呂でも入るか。
[勢い良く斬りつけたせいで、 頭の先からつま先まで、くまなく血を被っていた。 濃い血臭は心地良いが、濡れたままではさすがに気持ち悪い。
騎士一人担ぎ、機嫌良く鼻歌を歌いながら 中庭から厨房へと続く扉を開けた]
―→ 厨房 ―
(132) 2012/05/01(Tue) 23時頃
|
なんだ。聞いていたのか。
[自分が盗み聞きしていたことも棚に上げて、
返ってきた囁きに、心外だとばかりに眉を上げる。]
しかし、案外と楽しそうじゃねぇか。
[笑い含みに指摘したのは、戦いぶりのこと]
[
命を分け与えること。
そんなことは知らない。
ヒューを眷属にしたことも、わからなかったが
――ほんの僅か男の気配が揺らぐのを感じ、
躊躇う様に、声、をかける。]
……なぁ。
何か、…あったか?
[声の使い方をわからぬ侭のそれは
さえずり方を知らぬ雛鳥の様に、
聞こえにくいものだったかもしれないが]
[ためらい、惑い、一拍を置いて、
おずおずと手を伸ばすように、『声』が届く。
不安。或いは、心配する響き。
微かに感じたそれらを、鼻で笑い飛ばした。]
なんでもねぇよ。
余計なこと考えてねぇで、
目の前に集中しやがれ。
……時々、聞こえるようになってきた。
アンタの声なんて、聞きたくもねぇのにな。
[聞くと、苦しいから。
そうは口にせず、
自嘲する様にそっと囁いた後、
肩を竦めるに似た小さな気配]
良い子で帰ってきたら、
あとで良いことしてやるからな。
[嘲笑と揶揄を込め、
それ以上の問いを拒むように声を投げた。]
……俺は元々傭兵だからな。
昨日までの味方と戦うのには、慣れてる。
残念だったか?
[感情を押し殺したような、低い声]
|
― 厨房 ―
[ご機嫌な鼻歌をそのままに、 厨房に踏み込んで、階段へと向かいかける。
その足を止めさせたのは、 カーテンの向こうから聞こえる複数の声。]
(144) 2012/05/01(Tue) 23時半頃
|
|
……………。
[肩に騎士の身体を担いだまま、 どうするべきかと耳を峙てる間にも、 口元からは愉しげな笑みが消えなかった。]
(145) 2012/05/01(Tue) 23時半頃
|
……ああ。…悪い。
集中する。
[いつも通りの傲岸な声に僅かに安堵して]
…ッ、……アンタの良い事とか怖すぎンだよ…っ!
[動揺したように声が揺らぎ。
僅かに、ワイヤーがぶれた様な軋み音が聞こえた*]
…。
ま、おまえが言いつけをちゃんと守っていれば、
おれは満足だがな。
[残念かとの言葉()へ、ごく軽い調子で声を返し、
動揺の気配()には忍びやかに笑みを漏らして
あとは口を噤んでおいてやった。]
|
― 厨房 ―
[カーテンの側に立って様子を探れば、 討伐隊の三人が大広間で話をしているようだった。
最初に来た人数を思い出し、 死んだ者、死につつある者、眷属へと変えた者の数を引けば、 そこに、生き残りの全員がいると知れる。]
……。
[もうしばらく考えたあと、 やはりご機嫌に鼻歌を歌いながら、大広間に踏み込んだ。 どのみち、階段はその先だ。 別に、使う必要もなかったが。]
(155) 2012/05/02(Wed) 00時頃
|
|
― 大広間 ―
[大広間には、やはり人間共の姿が3つあった。
そちらの方を一瞥しただけで、 当たり前のように階段へ向かって歩いていく。
大広間の惨状には少しばかり眉を顰めたが、 機嫌が悪くなるほどでもなかった。]
(158) 2012/05/02(Wed) 00時頃
|
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る