54 CERが降り続く戦場
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(やっ ば!?)
(二人とも!
君たちの事を他言無用にするのはもちろん了解するよ
君《記憶の雫》の知識を悪用されるのは僕にとっても本意じゃないし
二人のやりとりも聞いてて楽しいしねっ)
(それでもってドリーマー
先ほどの約束を覚えているかい?
僕さ 今が
本当に困ってる時なんだけど)
(つまり 何が 言いたいかというと)
怒りに震える事も嘆く事も悼む必要もないのにな。全て終わるのに。
[命があるから、形があるから、想いがあるから苦しむのだろう。
獣からすれば与える終焉は獣なりの慈悲かもしれなかった]
語りかけろアック!
今ならキミの『言葉』が聞こえるはずだ!!
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[箒で空から俯瞰していると、津波を消そうとする少年を見る>>1389]
未だ、諦めないか。 健気ね。
[箒に跨った儘、鍵の形状をしたスティックを取り出し、 虚空に魔方陣を描く。]
……
[魔方陣は風呂の孔の様に、水を吸い込んでいく。 此方も簡単な転移魔法。]
(1398) 2011/06/06(Mon) 00時半頃
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[闇雨が降り続く。こんな中を飛行していれば]
シャワーを浴びたいわね、アメリア。
[呑気にそんな言葉を紡いで、水を吸い込んだ魔方陣の中に 箒ごと突っ込んだ。
《Front》から掻き消えた魔女は、何処へ行くのか。]
(1405) 2011/06/06(Mon) 00時半頃
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始めたり止めたり、忙しいな。
[混乱する天狼の声が耳に届く。
獣としては救われようが崩壊しようが構わないのだが、不安定な泣き声はあまり心地良くは無い]
慌てるな、お前が悪いわけじゃない。
お前の大切なものはまだ生きているんだろう。
だったらそれを守ることだけに集中しろ。
タバサは、オスカーの顔がちらりと浮かぶ。この闇に鎖される世界で、彼は何を選ぶのか。
2011/06/06(Mon) 01時頃
いいか? お前は悪くない。
[一瞬誰が悪いか、と口に出そうとしたが、それでは天狼を操る事になる。
そこまでする気は無かった。
ただ泣き声をあやすだけ、言えるのはそれだけだった]
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[ザバァ]
―― 酒場《デーフェクトゥス》 ――
[魔女と従者は大量の水と共に酒場に現れた。 迷惑極まりない話だ。店内は水浸しである。]
あら
[転移先を間違えた、とばかりに小首を傾ぐ]
ごめんなさいね?
[ゴドウィンに余り反省の色が見えない口調で謝罪し、 箒を仕舞った]
(1425) 2011/06/06(Mon) 01時頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2011/06/06(Mon) 01時頃
(ありがとうドリーマー!
責任とるとる!
これは借りだよっ!!)
……!!!
(今 か!)
(―――――…アリス………)
(アリス!!!)
[それは、横にいた男だけでなく、もう一人の声に対しても述べたもので。]
だいじょうぶ。私は、私の守るもののために、今は集中するもの…。
[お前は悪くない。といわれた言葉には、少しだけ嬉しくなるが]
こうすると決めたのは私だもの。
使命を受け入れると決めてしまったのも私。
でも、大切な人を守るって決めたのも私。
[真っ直ぐ言い放ち、それから…]
だから、この世界は終わらせる。
その罪はちゃんと背負うもの。
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間違えちゃった。そうね、海水ね。
[ゴドウィンに返すのは、人差し指を頬に添える仕草]
また吸水の魔法を使ってもいいけれど、 そうしたらお酒まで一緒に吸い込んでしまうわ。
[アメーリアがせっせと海水に濡れたテーブルを布巾で拭いている]
(1450) 2011/06/06(Mon) 01時頃
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[背負うと決めたその罪も、償いも、それはあまりに大きく重く。]
でも…これが正しい…私の使命…。
再び同じ事を繰り返さなければならない…。
[悲しみに似たような声を上げて、それでも真っ直ぐと]
あーちゃんに嫌われちゃうだろうなぁ…。
私、最後までやりきらないといけないのに…。
[思い出したのは使命と記憶。
そして、その力の全て…。]
なんて…世界は簡単に滅ぶんだろう…。
[自分の力を持ってすれば、それがとても簡単なことだと、改めて知ってしまった**]
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糸は私じゃないわ。
[腕に絡むが決して身動きの邪魔はしない己の糸を示して謂う。]
魔力の糸じゃないわね。 ……、それを超越した おそらくは《奇跡》の糸。
ポーチュラカ、ね……
[栄光《グローリア》の面影を残す少女を思い、一寸の思案]
(1463) 2011/06/06(Mon) 01時半頃
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[己を取り戻し、しかし悲しみに暮れる天狼の声]
そうだ、命は脆く儚い。
それを気付かず大切にしなかったから世界は滅びる。
ただそれだけだ。
[傍にいれば頭を撫でる位はしたかも知れないほど厳しく、そして穏やかな声を掛けた。
獣は気紛れに情をかけ、けれど敵になれば躊躇い無く牙を突き立てる]
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そうね。 お似合いよ。
[魔女にしては珍しく淡い笑を浮かべ謂う。]
だけれど次第に糸の力が弱くなっているのを、感じる?
[無表情に戻り、腕に絡んだ糸にそっと触れた]
小さな扉《ポーチュラカ》の力が弱くなっているということ――
(1474) 2011/06/06(Mon) 01時半頃
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ええ、間違いなく。
[ドヤ顔のゴドウィンを流すようにさらっと言った後]
そう―――非常事態ね。 この糸に繋がる者が、世界を変える。 尤もFrontは……、だけど。
まだ何とかなるわ。 根拠なんて無いけれどね。
奇跡を起こす気がない? 傍観者を望むということかしら。
[せっせと残りの汚れの掃除をするアメーリアの肩を叩きつつ]
(1490) 2011/06/06(Mon) 02時頃
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成程。
[動けるようになる、と謂うゴドウィンに 矢張り世界の――宇宙の理がずれて来ていることを思う。 彼は此処に居て、彼だったのが当たり前だった。 そんな彼が、動き出す―――]
世界を再生はどうかしらね。 一度滅んだものをすぐに再生させても、 また同じことが起こるでしょう。
貴方にとっての奇跡とは何なのかしらね―――
[魔女にとっても奇跡が何を意味するのか解らない。 やがて魔女はアメーリアを連れ、魔方陣を描く。]
今日は冷やかしでごめんなさいね。
[そうして、次なるステージへ―――]
(1497) 2011/06/06(Mon) 02時頃
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俺にとっての奇跡? 簡単だ。滅びるものだ。
[エフィの問い掛けに応えたのは獣。
終焉を与えるべき片割れの世界が滅びたのは少し口惜しい気もする。
だがそんな事は些細な事。
終焉を与える存在がある限り、滅ぼすのが獣の役割]
―酒場で目が覚めた後―
あ…そうだ…!
アックアッツォーネ…!
…アック…!
[彼と…そしてアリスの安否が気にかかり語り掛ける。
しかし、アックに彼女の言葉は届くかもしれないが、アックの「言葉」は彼女に届かない。
彼女自身は、そういった会話手段…声にならない言葉を受信する手段を有していないのだ。
ヤニクの力の影響や何らかの形でアックの「声」が強まっていれば彼女にも聞くことはできるかもしれないし、同じ場所に飛ばされていたなら、直接的に『言葉の記憶』によって得た人と同じく、空気を伝わる声で語りかければ、もちろんそれは聞こえただろう]
※
訳:『彼女』のみでいる間は、『アック』の声を飛ばす力が強まっている等なければ、『彼女』には聞こえないかもしれません。
『言葉の記憶』で人語をしゃべれるようになっている(はず)なので、直接話しかけられればそれは当然聞くことができます。
思ったよりも早く、願いが叶いそうだな。
[言葉とは裏腹に声は冷たい。]
[冷たい声が届く]
まさかここまで表が崩壊、いや消滅するとは思ってなかったか?
[彼の望みは《Rebirth》だったはず。
最早そんな事を言っていられないような事態になっているとぼんやり思っていた]
ああ――最早セカイは反転《Rebirth》だけに留まらない。
宇宙は歪み、天は崩れ、全てが混ざり合う――
[小さな溜息]
暴れる必要性がないか…獣の存在を認めてもそう言えるかね。
[ククッと口元が歪む。
獣の姿を知ればどれだけの者が裏切り者と罵るだろうか、憎むだろうか、そして戦いを挑んで来るだろうか]
楽しみだな…。
[獣の見えぬ牙がギラリと光る]
混沌《Chaotic》――
[しかし、次に呟いた声は、僅かに高揚していた。]
|
[アメーリアとつないだ手]
[世界の果てまで貴女と]
[二人、扉を開いた先に、何が在るか―――?]
[*to be continued*]
(1510) 2011/06/06(Mon) 02時半頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2011/06/06(Mon) 02時半頃
[僅かに昂揚が耳に届く]
お前さんも魅入られた者だな。
[それは嘲りではなく称賛なのか。
問い掛けられても答えるつもりはなかった**]
……ここまで崩壊すれば、後は自滅を待ってもいいものだが。
《契約》は、果たされなければならない。
確実に。
全ての"混沌を望む獣"を《解放》する為に、《栄光》を手に掛ける。
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