人狼議事


231 獣ノ國 - under the ground -

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【人】 落胤 明之進

― 第一図書室 ―

[どれほど経った頃か、本をぱたりと閉じて
 図書室の棚の方に向かったところ

 羽が見えた。
 今日はよく鳥を見る日だと思う。
 見下ろせば女の黒髪>>259が柔らかく揺れた。
 第二棟の方へよく行く獣人だと記憶していた。

 図書室で特段、騒ぐ事はない。]

  本は好きかな。

[それだけぽつりと落とした言葉は聞こえたかどうか。
 背表紙に書かれた題字を追う。]

(2) 2015/07/12(Sun) 02時頃

【人】 落胤 明之進


[彼は「月夜のけだもの」と書かれた本を
 手に取ると、ぱらり、捲り、
 それから本棚に戻して、

 くるり、踵を返し、暖炉の方へと歩いていった。
 暖炉を潜る姿を目撃されたとしても
 きっと、気づかないままで*]

(3) 2015/07/12(Sun) 02時頃

【人】 落胤 明之進

―→第三棟 管理人室 ―

[梯子を上り、第三棟へ。
 梯子は棟の真ん中にあり、そこから真っ直ぐ見れば
 そこからはふわりと夜風が薫る。

 第一棟にあるそれとは違い
 施錠も何もない大扉は、
 指紋認証さえ行えば出ることが出来る。

 ……獣人が出るには、
 そこから更に警備を潜り抜けなければならないが。]

 ……。

[彼は口を開きかけて、閉ざし
 何も言わずに右手の方へと歩いていく。

 袂に入れていた赤い羽根を、
 部屋の机の上にそっと置いた。**]

(5) 2015/07/12(Sun) 02時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2015/07/12(Sun) 02時半頃


[私の得た情報は、獣たちに共有されるべきだろうか。
しばし悩んで、結局答えは出せない。
確かに月見は暖炉の中に消えたけれど、そしてそれは、獣たちには知らされていない“どこか”への通路なのだろうけれど、必ずしもその行き先が、外の世界とは限らないのだ。
考えなしにその情報を伝えて、例えばジリヤが、例えば“誰かと出て行く”ことを呟いた鮫が、暴走した挙句捕獲され、殺されてしまったりしたら。
私はそんなことに、責任を持てない。
自分が無表情で、無感動でよかったと思うのは、こんな時だ。
私は、とても隠し事をするのに向いている]


[ひとまず、保留にして、口をつぐむことにした私は、まだ気づいていなかった。

いつも自分が通う第二図書館に、この施設の地図があるということを**]


―― 一間 ――

[ 独り感想じみて投げていれば、返答がなくとも構わなかった問いに。聡明な梟の声が届けば、これまた無意味かもしれないが、ぐる、とそちらを向く。]

   …――あたまは、多い方がいいから?

[ 大人しくここで過ごすことも、抗うことへも。誰かに口出しなんてするつもりもなく。また自ら“うみ”をのぞむからと、力添えを貰うだとかそういった事も毛頭、期待して投げたつもりもない。
 単に同じ目的を持つ者がいるなら、1人で動くよりは、と。疑問を口にしたのみだった。

 ――ふ、と流れでゆるく、梟へと意識を向けかける。無感情な奥、彼女が口を噤んでいることには気付かないまま。]




  一緒にでてみる?

[  ――そらへ、と語る先ほどに噓は見えなかった。
 ただ、といつかどこかで聞いた”愚か”の響きを思い返しながら。勿論、容易なんて考えもなく、その先の保証すらできず。種族的な問題も自身あれば、本気で誘い込むつもりもなかった。断られたにしろ、そうか、と頷いたのみだろう。

 ――もし梟との会話が続いたなら、そういえば、と。”かあさま”の響きを思い返しつつ。以前誰かを呼んでいたか、と。聞き慣れない「なまえ」に首を傾げては、軽く投げながら。]
 


【人】 落胤 明之進

― 翌 自室 ―

[薄く目を開ける。
 真っ暗に閉ざした部屋の中。

 袖から骨ばった腕がのぞく。
 割り当てて貰った和室の畳に、
 かり、と小さく爪を立てた。

 そこから更に小さな時計を手に取ると、
 暗がりの中彼は気だるげに目を凝らす。

 ――……あゝ、鐘の鳴る時間だ。]

(8) 2015/07/12(Sun) 08時半頃

【人】 落胤 明之進

[起き上がり首裏に手をやると、
 乱れた髪を軽く背へやって
 着物の合わせを整えた。

 髪を結ばぬ侭に煎茶を淹れると、
 温かさを喉に流し込み、机上の赤い羽根を一瞥。
 問いに「はい」と答えた梟>>6
 目当ての本を見つけたのか。
 第二図書室で眠りこけていた同僚は、はてさて。

 彼はそっとマイクに手を伸ばす。*]

(9) 2015/07/12(Sun) 08時半頃

  ――おはようございます。

[我々は「今日も今日を守」っていくのだろうか
 ――それとも?

 そんな事を考えながら
 マイクに向けて朝の挨拶をごく小さく呟いた後。

 こくん、と煎茶を飲み干した。]**



ええ、ええ。 …おはようございます。
朝ですねえ……。

[ かちりと鳴った機械のそば、男は眠た気に挨拶を返した。

今日も今日とて大扉の前、犬と戯れつつ 。――ああ、久々に上に出るのも良いかもしれないと、思う。 ]

―――変わらない、朝だ。

[ マイクの奥、向こう側。 食事を共にした輩が何を思っているのか知らずに。 管理人の上、総監の昨日の声などとうに忘れた。

―――どうせ、今日も今日は、変わらないのだろう。

諦念じみて、また怠惰に思考を侍らせる。 ]


 おはよう。今日も頑張っていきましょう。

[いつも通りの管理人たちの朝の挨拶。
アキラとヴェスパタインの声に、頬を緩ませた]

 あら、今朝はお寝坊さんがいるのかしら。

[未だ聞こえぬノアの声に、
嫌味のひとつでも言ってやって。
今日も変わらぬ1日が始まる]


[耳を澄ませば聞こえてくるは同僚の声。
 彼は眠たげな声に引きずられるよう一つ目を擦った後、
 繰り返される「朝」の単語にゆるく、首を傾げる。]

  アーロン君は……大扉の前かい?

[今日もあの同僚は「朝が来た」と思いながら
 扉の前にいるのだろうか。
 昨日の言葉を思い出しながら
 小さく笑った。]

  地面に潜っても朝はやはり朝だからねえ……。


[諦めたような言葉を吐けば、
 アマルテアの声が響く。]

  そうだねえ。頑張ろうか……。
  メティス先生はご無理なさらず。

[いつも真面目だからとつけたして]

  ……。
  寝場所が悪くって風邪でも引いたかな。
 
[嫌味に、ぽつりと続け、よっと立ち上がった**]



……ええ、大扉の前に。

[ ―――昨日の出来事から、幾許か。 針鼠の彼女と別れたのち、暖炉を潜り抜けたその先。 身構える大扉の横、尋ねられたことに答えながら、くうんと鳴いた犬を撫ぜる 。 ]

本物の畜生ならば、情も掛けずに済んだものの ……。

[ ――完全なる人と、不完全な獣人。
互いを結び付けるのは、大きく異なって、また同じの――「 人 」の一部なのだろうと、 ちいさく、ちいさく囁く 。

そうして女医の揶揄いの声にそういえばと思考を巡らし、飄々として―――即座に「 ひと 」に銃口を向けることのできた同僚の姿を思った 。]


[あたま、という回答は私に不穏な印象を与えた。
頭数が多い方が、脱走の成功率が上がる。……囮に、できるから。
そんな印象はきっと被害妄想で、私は自分が思った以上にナーバスになっていることを悟る。
隠し事のせいだろう]

行かないわ。
……少なくとも、今は、まだ。

[だから、続いた誘いの言葉にも、私は乗らなかった。
私は、外に出たい。外の世界に行ってみたい。
その気持ちは本物だけれど、だからこそ、軽はずみな行動は避けなければならない。
私は、抗うために抗っているジリヤとは、違う。
私が行動を起こす時、その行動は手段であって、目的ではない。
だから、計画は周到に練られなければならないのだ]


[そんなことを考えていたのに]

私が、誰かを呼んでいた?
いいえ、知らないわ。

[人との接触は少ない方がいいと考えている私が、誰かの名前を呼ぶなんて、考えられない。
問いの意味がわからず、私の声には微かに不審が混じる]

何のことを言っているのかしら。


【人】 落胤 明之進

[髪を結び、ごく軽い身支度をして、
 彼は部屋を出る。
 ここは朝陽がささない。

 管理された棟内で、そっとマイクに口を寄せる。]

(35) 2015/07/12(Sun) 15時半頃

[…………

 『本物の畜生ならば、情も掛けずに済んだものの ……。』

 その小さな小さな囁きに、軽く首を傾げて、彼は歩く。]

  情、か。
  それが友情か同情か恋情かはさておき
  向き合い長らく暮らしていれば情も沸くだろうさ。
  君も彼らも「人」だもの。

[人ならば人情には逆らえぬ。]

  ……君は困惑でもしているのかね。アーロン君。

[穏やかに問いかけて、小型マイクから口を離し]


【人】 落胤 明之進

[それから、梯子を下に降りる前。

 頬を撫ぜる隙間風が吹くほうを見たならば、
 そこに、番犬の姿はあっただろうか。*]

(36) 2015/07/12(Sun) 15時半頃


[ 殆ど予想していた梟のこたえには、ただ1つ頷くにおさめた。ひり、とその声の間に硬い色を覗けば、それも当然だろう。とのみ、奥、彼女の“心”の状態には意識も向けられないまま。

 “すくなくとも、――”と、慎重に足した梟に、
 いつかは。とそらをとびうたう2羽の姿を思いめぐらせる。
 いつかは。彼女だけでない、他の「同胞」たちも、“手段”をとるときがくるかもしれない。


 ――うみに標を立てるように。失敗するにしろ、成功するにしろ。何かしら“そと”へのそれを残していけるだろうか。
 ……ただ。それが必要かも、”いい”結果を結ぶかも分からず。ましてそんな余裕があるかすら知れなかった。*]




    ……、気のせい?

[ “知らない”とキッパリ言われてしまえば、自らの聴覚にすら首を傾げる。確かに、(最近のあれそれは別として)施設で窺う梟の傍に、あまり人影も獣影も見つけたことはなかった。それでも、たしかに聞こえた言葉は。

 あれは――、と思い返すうちに。もし彼女が意識を逸らしたり、また会話を閉じることがあれば、それまでに留めただろう。]


   “ かあさま ”。

[ ――やがてぽとり、と。その「なまえ」の意味すら知らなければ、不完全な音程で落としたそれは、届いたのだったか。
 よんでいる、と自分は思ったけれど、もしかしたらなまえですらないのかもしれない、と巡らせながら。もし彼女が声に含めた不審を一層濃くするようなら、それ以上を切り上げる事も考えつつ。]


 だーれが寝坊だってハナシ


[寝起きで不機嫌な声のままマイクを取れば、そう呟いて
尤も、そんな会話をしたのは一体どれくらい前の事だっただろう。反応が遅い事から完全に寝坊であるし、聞いていたかも怪しい]


 この施設に畜生なんか居ないぞ、と
 居るのは……


[ふと、自分の過去を思い出す。けれど、それを管理人全員に言う気にもなれず]


 …いや、なんでもないぞ、と
 気にしないでくれ


[言葉を飲み込んで。それから詮索を拒否するようにマイクを切る**]


[私の質問に、返ってきたのは長い沈黙だった。
勘違いか何かだったのだろうか。というか、そうとしか思えない。だって私は、誰かを呼んだ記憶などないのだから。
そこで、話は終わったのだと、そう思った時に、不意にその言葉は落とされた]

[“かあさま”]

[それは、初めて聞く言葉のはずで、私には縁のない言葉のはずで、それなのにどうして私は、こんなに衝撃を受けたのだろう。
どくりと、心臓が脈打ったのだろう。
私のどこかが、警鐘を鳴らす。言ってはいけない。いや、その言葉で“呼んではいけない”
それなのに、私の唇は。口数の決して多くないはずの私の唇は、その言葉を鸚鵡返した]

………………かあさ、ま。

[初めて口にする言葉のはずなのに、妙にしっくりとその言葉は私に馴染んで。
そして私の唇は、聞いていない言葉まで勝手に綴る]

とう、さま。

[何だそれは。そんなもの、私は知らない。
知らない、はずだ]


― 寸刻 ―

  ………どうしたの?
  両親が、恋しくなった?

[ 僕にとっては 特に珍しくもないふたつの単語
 博識なはずの梟が 譫言のように呟いたのを聞いて
 僕はまさか「知らない」なんて想像だにせず
 軽率に、ことばを投げる。

 そういえば僕も両親の顔は知らないな、って
 そばに居てくれたのは ”兄さん” で

 兄さん。 にいさん。

 記憶の靄はまだ晴れずに 背中だけがほうやり浮かぶ。
 赤い鸚哥が 僕の傍で 『 ガア 』と啼いた。]



[ 鸚鵡返しに落とされた“なまえ”の響きに、音程にふ、と意識を持ち上げる。先ほどのじわりと警戒を帯びたそれとも。平生の聡明なくうきとも、どこか異なるいろだった。

  黒い瞳の奥底で、警鐘が鳴らされているとも知らず。同じ声音から溢れたそれにやはり、聞き間違いではなかった、と思いながら。
 容量を超えた水があふれるよう、つづいたあらたな“なまえ”を、自らも口内で転がす。とうさま。*

 だれかの名前だろうか。
 もし彼女が少しでも、己の踏み込みじみた言葉を避けるようであれば。と、面体の下口を噤み。


 ――それでも、彼女が未だ耳に自分の声を届かせたなら。本に触れ、“おおく”をしる梟へ純粋に尋ねるように。

   “ かあさま ”“ とうさま ”

と、微かに低い己の声に反芻しては、

   ――それは誰のこと? と、初めてしる“なまえ”に、首を傾げただろう。ここのだれかだろうか、それとも、と。レンズ越しの目を細めながら。]
 


[フィリップの声に、はっと私は我に返る。
そう、それは、両親を意味する言葉で。それくらいは、私も知っていて。
そして、私には縁のない言葉のはずだった。
だって、私はそんな対象を知らない。そんな風に呼ぶ相手を知らない。知らない、はずだ。
“父”でも“お父さん”でも“お父様”でもなく、“とうさま”
甘えたようなその呼び方。意図せず唇から零れた言葉に頭の中は嵐のようだ]

そんなことは……ないわ。
私には、そんな人……いた記憶が、ないもの。

[そんな返事をしながら。どこかから、訴えかける声がする。本当に? 本当に? 本当に?
胸の奥がぎゅっとするような感覚に襲われながら、私は表面的には平静を装い、無邪気な質問に返事をする]

母親と、父親。両親のことよ。
私たちを、この世界に、送り出した人のことよ。


 ―― 一間前 ――

[ だれ、と投げる寸刻前だっただろうか。
 うたう彼の声 に“りょうしん”、と心中に落とし込みながら。綴りは知っていたかもしれなかったが、馴れない耳にきく発音に鈍く、頭を傾けた。

 ――だれのことをはなしているんだろう。鳥の2人がしるのだから、“ここ”のだれかだろうか。と勝手な憶測を巡らせる。


 もし彼女の意識がそちらへ向くのを確認したなら、最後の問いはただ腹の奥に沈めつつ。

 2羽の会話から、そのだれかをしることはできるだろうか、と。声をかけられでもしなければ、以降は黙って、ただ耳をたてていたことだろう。*]


明之進は、マユミの翼はあれは飛べるのだろうかとふと思った。

2015/07/12(Sun) 19時半頃


【1:52】/【仕事】働きたくないそんな貴方に【やめたい】part52

52 名前:パズルの暗号は774さん:2XXX/9/A(月) 時間:XX:XX
     ID:njsLYrai

ケツ拭いた紙で鼻かんだ奴が今まで最高に優勝な死にたさだけど、罪背負って生きるのって超死にそう
特定怖いから隠して言えば取引先の都合の良い事したら自社に影響ある感じ

>>=XX
(・∀・)カエレ!!半年ROMってろ


【1:53】/【仕事】働きたくないそんな貴方に【やめたい】part52

53 名前:パズルの暗号は774さん:2XXX/9/A(月) 時間:XX:XX
     ID:njsLYrai

嫌味な同僚が押しかけてきた、居留守きめこみt


落胤 明之進は、メモを貼った。

2015/07/12(Sun) 22時半頃


【人】 落胤 明之進

[そこに誰かがいたならば
 きっと会話をしただろうけれど。

 恐らくはノアとすれ違うタイミングで
 彼は階下へと降りて庭園の方へと向かった。**]

(130) 2015/07/13(Mon) 01時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2015/07/13(Mon) 01時頃


【人】 落胤 明之進

―→ 第一棟 医務室 ―

[硝子が割れる音。>>138
 喚き声が二つ。

 彼は庭に向かいかけていた足を止め、
 くるりと振り返る。
 そしてそれが幻聴でない事を確認すると、
 た、と音のする方まで小走りに行き

 医務室の扉をあけた。]

  ……何をしているんだ。

[そこには零れた液体と、泣きだす猫と、
 それからハリネズミの姿があっただろうか。

 彼は薬品と思しき中に
 ガラス片が混じっているのを見ると
 険しい顔で二人を見た。**] 

(144) 2015/07/13(Mon) 03時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2015/07/13(Mon) 03時半頃


【人】 落胤 明之進

 ( こんな事には? 何だ……?)

[喚きたてる彼女>>145は大きく興奮しているようで
 何があったのかわからぬまま、
 彼は叫び散らされる言葉に眉を顰めた。]

  猿とは云い得て妙だな……。
  落ち着きなさい。 あゝ、硝子には触るなよ。

[クラリッサを一瞥してから、
 ジリヤの方へと視線を遣る。]

  泣かせたのは君か? 

(146) 2015/07/13(Mon) 04時頃

【人】 落胤 明之進

  ああ……、
 
[続いた自己弁護に彼は息を吐いた。
 彼女が薬を捨てようとして、
 クラリッサがそれに抗ったのかと理解した。

 アマルテアの実験を思えば、ジリヤが薬に
 不信感を抱いていたとて仕方なかろうが]

  何の薬かも知らずに捨てようとしたのか?

  ……騒ぎを起こして、
  メティス先生が知ったら折檻かもしれないぞ。

[彼はジリヤに近づき、
 手を伸ばして、その頬を抓ろうとした。]

  …………片付けはやっておくから
  ちと頭を冷やしなさい。

(148) 2015/07/13(Mon) 04時頃

【人】 落胤 明之進

 ( ……おや、)

[ジリヤが穏やかに手を退かせようとするならば
 彼はそっと手を離し、ぱちりと一つ、瞬きをした。]

  そうか。

[鉄火の気性と思うておったが、
 案外冷静だなとぼんやり考える。
 ――何か、あったのやもしれぬ。あずかり知らぬ事だが。

 彼女が出て行くならば、彼は、止めはしない。
 ジリヤとクラリッサの間に会話があるならば
 邪魔はしないだろう**]

(150) 2015/07/13(Mon) 04時半頃

    うみじゃ、ないから。


【人】 落胤 明之進

[「ただ、外を知りたいだけ」
 場の闖入者たる彼はその言葉を聞いてふと思う。

  (「 …こわい。森へ還りたい
     ……にいさんを かえして」)

 もしも。この仔らを、あの大扉から出したなら。

 ―― そうしたい、と思う心と
    いけない、と自制する心は

 彼女>>169から発された頼みに引き戻された。
 ジリヤの針のような白い髪を見送ってから
 彼はクラリッサを見下ろす。]

(179) 2015/07/13(Mon) 20時頃

【人】 落胤 明之進

  ……断るよ。
  それで打つ気だろう? 外に出る前に君が危ない。

[自殺願望でもあるなら兎も角。
 清潔なタオルを一枚。クラリッサに差し出す。]

  顔を拭くといい。
  それと、怪我はしていないかな。

[それから掃除用具入れに向かい、手袋をして、
 雑巾と紙を手に後片付けをはじめた。

 アマルテアには、後で謝っておこう。
 医務室で袖をひっかけたと。 
 貴重な薬ならば申し訳ないとは思うが。

 ……そんな事を考えながら。]

(180) 2015/07/13(Mon) 20時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2015/07/13(Mon) 20時頃


【人】 落胤 明之進


 そう。ならいいんだが。

[カチリ。
 紙の上に砕けた硝子の欠片を置いて、残りを拭く

 別に危なくてもいい、と淡々と言う
 クラリッサの言葉を聞いている。
 その心中がいかばかりか彼は知らない。]

  外に出る前にうまく起きられなくなったら
  本末転倒だろう。

[だめですか、と聞かれたから、ふるりと首を振る。]

  だめだよ。
  

(229) 2015/07/14(Tue) 00時頃

【人】 落胤 明之進

[他にたくさんいる”私達”が治るなら、――

 その言葉の真意は知らないが。
 もし、自分が死んでも、と云う意味なら
 かなしいと思った。]

  クラリッサ君。
  君は、君しかいないんだから、
  自分自身を大事にしておくれ。

[説教じみた言葉を吐くと、
 ガラス片を始末して、
 薬品を拭った雑巾をそっと洗う。]

(230) 2015/07/14(Tue) 00時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2015/07/14(Tue) 00時頃


【人】 落胤 明之進

  そう。そんなに……

[そんなに外に出たいか、と考えて
 小さく息を吐いた。
 そもそもあの薬が何かわからぬのに投与できるものか]

  自由……?

  ああ、いいものだろうよ。
  生きるも死ぬも自由でいられるなら。

[それはきっと幸福だろう。

 その言葉を飲み込んだ。]

[そうこうしているうちに
 アマルテア>>234が戻ってきたので]

  ――ああ、すまない。
  私がドジを踏んでしまってね、

(237) 2015/07/14(Tue) 00時半頃

【人】 落胤 明之進

[流れるように嘘をついてから苦笑し、
 罰なら受けると云ってから

 優しく見える女医の動きが
 どこかぎこちないように見えて
 軽く、首をかしげた。]

 ……あまり被検体に無理はさせないで
 彼女が望むなら、いいかもしれないが

 あと、君もあまりご無理なさらず。

[そうっと、アマルテアにだけ聞こえるように言うと、
 二人で話もあるだろうと、考えて

 引き止められなければ
 静かに医務室を出て行くだろう。*]

(238) 2015/07/14(Tue) 00時半頃

【人】 落胤 明之進

―→ 医務室を出て、少し ―

[彼は静かに医務室を出ると、
 今度はと第二棟へ向かう廊下へと歩きだす。

 ――途中、
 その影を見ることはあっただろうか。>>232]

   ……  ?

[いつもしているマスクがないように見えて、
 彼は、少しばかり目を凝らし立ち止まった。*]

(241) 2015/07/14(Tue) 00時半頃

【人】 落胤 明之進

[ぱちり。

 瞠目する。
 息苦しい深海から、何かが音もなく泳いでくるような
 ――そんな気がした。

 えさ? と小さく虚空に問いかけた
 その男>>250は、
 彼にはまるで動物のようにも見えて

 鱗の乗る肌が彼女のものにも 似ていたから

 ――逃げ出す事も、
 連絡をまわすためにマイクに口を近づける事も、
 どちらもできずに、彼はただそこに立っていた。]

(257) 2015/07/14(Tue) 01時頃

【人】 落胤 明之進


  ……きみ、は、

[脅すようにからを破った掌が見えた。
 首元に鱗をかざされる。

 ――いきたい、

 そう投げられた言葉に、彼は声を詰まらせて]

  抵抗は、しないよ

      …………。

[行きたい? 逝きたい? ……生きたい?
 ぐるぐると思考は巡るだけ。
 そうしてその鮫を、第三棟へと案内する。>>251]

(258) 2015/07/14(Tue) 01時頃

【人】 落胤 明之進

― 第三棟 ―

[「ありがとう」と小さく呟かれた言葉と
 低く唸る空腹の音に、
 彼は静かに目を閉じた。

 ―― この獣人を、解き放てば、
 人死にが出る  ……だろうか。
 解き放った先でモスキートは生きていけるのか。

 空の鎖が転がる大扉の前。>>254
 うみ、と小さく云う声が聞こえた気がする。]

  ……君は、 いきたい、のか。

[生きるためにいくならば、
 その自由は、奪っていいものなのか。]

(259) 2015/07/14(Tue) 01時頃

【人】 落胤 明之進

[彼は悩んで悩んだ末に、指紋認証のセンサーに 
 指先を 添えた。]

   ……なら、 


   いきると いい

[大扉が開く。
 ――そこから先は、
 鮫の 鮫だけの物語だと思った。
 モスキートはどうしただろうか。

 ただ一つぼんやりと思うのは
 こんな全てが死んだ場所ではなくて
 どうか、どうか、
 その先にいきる場所があればいいと 

 ――見送る彼の首元で、
 月長石がひとつ、涙のように煌めいた。*]

(260) 2015/07/14(Tue) 01時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2015/07/14(Tue) 01時半頃



         ――……さみしい、 ……

  


[さみしい、と声が聞こえた
少し前までなら、理解できなかっただろう。私は、何よりも孤独を愛していたのだから。
からからに乾いた心では、自分がさみしいことにも気づけない。
さみしいというその声の主は、きっと願いがあるのだと思う。
満たされない何かがなければ、さみしく思うことは、ないのだから]

どうか、したの。

[返事をしてから、気づく。
この声の主は「鍵」を持っているという獣ではなかったか]



      ―――……、


[ あれ? いま僕は、なにと言ったのだろう?
同じものにしか聞こえない声が届いて、僕は眉を顰めた。
「 さみしい 」―――僕はもう一度そう言った。
しくりと、胸中蟠るなにかが頷いた気がする。

   「 さみしい 」 『 どうして? 』

         ―――どうしてだろう 。クエスチョン。 アンサー。 ……それは、 ]




          どこかへ、 行ってしまうから


[    『 誰が 』と、『 なにが 』と。
     僕は続く言葉を並べることは、できなかった。
            ただひたすら、 ”   ” 。 ]



    ―――君も何処かへ、行ってしまうの?


[   「 いきたいの、 」 なあんて。 僕は平生と同じ錆色を灯して、声を奥に投げ込んだ。 ]*


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