人狼議事


43 朱隠し

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【人】 楽士 ウト

― 寂れた階段 ―

[飽きたのかと振り返る老妖>>0:262に、
 狐の面越しにアヤカシは笑う]

 そのような事が有るはずもなかろう。
 それよりも、じいもせっかくの祭りじゃ、愉しめ。

[囃子が聞こえる方へ、ちらり見やりながら]

 若い者達に先んじられてしまうぞ。

[くつくつと笑い、階段を下り背を向ける]

 ほれ、俺がおぶってやる。乗れ。

[有無を言わさずそう言って。
 無理やりにでも祭りへと誘うだろう。誰も等しく、祭りは愉しむべきなのだから*]

(1) 2011/02/12(Sat) 08時半頃

 ――でないと、若い者達にめぼしい人の子を皆奪われてしまうぞ?

[狐面の上からは表情は視えぬが、
 その口調は少しばかりの揶揄が混じる。

 どうやらこの老妖が久方ぶりに祭りを行うかどうかに。
 アヤカシの興味は尽きぬようで*]


楽士 ウトは、メモを貼った。

2011/02/12(Sat) 08時半頃


【人】 楽士 ウト

― 朝・境内 ―

[寒村の朝は早い。
 日の登りと共に、人の子たちは少ない日照時間を惜しむように、
 火を起こし日々の営みを始める]

 皆起き出したようじゃの。

[家々からあがる白い煙を一望にしながら、誰もいない境内をりん、と鈴の音を響かせて歩く。
 何時しか自然と足は神社の裏手へと進み]

 ……そう謂えば。此処で昔誘うたあの子供は健在じゃろうか。
 きらきら光る飴細工が、ほんに見事であったが。

[華月斎が好んで良くやる蝶のカラクリ。
 それ同じように、手の裡で小さな獣たちを作る手腕が見事だったと、狐面の下の眸は僅かに細まる]

(2) 2011/02/12(Sat) 08時半頃

 あれを手元におけば、何時でも見られるようになろうか。
 ……藤の様に、拾うのもありやもしれぬな。

[思いつきに、まんざらでもなさそうにそう呟いた]


【人】 楽士 ウト

 ……まあ、よい。
 あの子供も、いまでは良い年になっているじゃろう。
 ひょっとしたら、今年の祭りで相見えるかもしれぬな。

[あの頃の面影はもう思い出せないけれど、
 あのきらきら光る飴細工の手腕をもう一度見れば忘れぬだろうと結論付ける。
 今しばらくはこうして、祭の準備が始まるまでのんびりと境内に鈴の音を響かせているだろう*]

(3) 2011/02/12(Sat) 08時半頃

楽士 ウトは、メモを貼った。

2011/02/12(Sat) 10時頃


[ウトに連れてアヤカシに転じてから幾年、もうどれぐらい昔かわからないけれど]


あの家に一人で住まうのは、些か飽きた。


――今度は飽きないのが欲しいな。

[ウトを真似て自分のように人の子を連れて帰る事はあれど今は一人。
寝ているだけなのも流石に疲れてしまうからと……新しい玩具をねだる子供の様にぽつり漏らす。

其の視線は何処へ向くやら**]


 ――ああ。
 すまんの。
 
[背を向けられれば、口の端上げて。
 遠慮なく、身を預けることにした。]
 
 
 …………そうじゃの。
 
[返事は、曖昧。**]


[男は、理由を知らない。

 アヤカシの里で、けれど人と同じ歳を重ねる。

 自身を人では無いかと疑った事もあった。
 けれど、アヤカシたる証拠は確りと其の身が証明している]


[指先1つで踊る、蝶
 ひとに触れることの出来ぬ、躯]


[男の血の僅かに人が混じっている。
 遠い遠い、隔世。
 真実は、ただ、それだけだけれど]


[ ―― 触れたい ―― 、 と 思う ]


[それはきっと、自身の中の人のためだと思っていた]

[男は理由を、知らない]


[アヤカシの里での生活に厭いて、
 ふらり出たのは何時の頃か。

 住み着いた遠くの山の祠暮らし。
 姿を見れる人は居なかったし、
 呼びかけても気付く人も居なかったけど。

 様々な人々の声を身近に聞く生活は愉しかった。]

 ああ、それも――。

[人の理に支配されている世界の刻が移ろうに従い。
 参る人も徐々に少なくなっていって。]


[ふと思い起こすのは、
 アヤカシの里での暮らし。]

 祭の空気は愉しいな。

[祭の季節だけは人と言葉を交し合う事ができる。
 自ら人を攫う事は無かったけど。

 そして、今――。

 この祭の場にいる。]


 はじめまして、かな。


 オレは暫くアヤカシの里を出ていてね。
 久しぶりに来たんだ。


 祭の季節だからね。

[祭の季節ゆえ、
 境内にふらり寄る人もいるだろうと。

 人には聴こえぬ声で囁いて。]


はじめまして、だな。

[聞こえたものに、同じように応える]

成程、里で見たことのないかと思えば。
久しぶりならば、愉しんでいくといい。

俺の名は、華月斎。
そのままいる場所に戻るのならば祭の間だけだろうが、仲良くしよう。宜しく。

[悪意や裏など何も無い。
 純粋な感情を向ける]


 ああ、よろしくな。
 オレは勝丸。

 久々の祭だから。
 愉しませてもらう心算だよ。

 祭はいいもの、だからな。

[山の神を祭る供物なども
 勝丸の気を良くさせていて。

 屈託の無い笑みを浮かべた。]


よろしく、勝丸。

そうだな……
祭はいいものだ。

[屈託の無い笑みに、嬉しそうに同意する。
 アヤカシの里とは異なる祭の空気を深く吸い込んだ]


[祭の空気を吸い込む様を
 愉しげに見ながら。]

 祭にあわせたかのか十二支の供物を捧げた男もいたんだ。

 奥ゆかしいのか謙遜していたけど。
 いい出来だったな。

 祭を盛り上げてくれている。

[供物台の方へとちらり視線を向けて。]


ああ、俺も見たよ。

とても良い出来だった。
明之進も、謙遜しなくてもいいのになあ。

[ちらりと向かう視線に、供物台に並ぶ十二支と、巳を納めに来た明之進の姿を思い出し微笑んだ]


[勝丸に触れる。
 そこにヒトと同じ熱はあったか、あるいは無かったか。
 ふ、と笑みを浮かべる]

[同士であると確かめる意味以上に何かに突き動かされた、
 触れてみよう、という意識]

[確かめられれば胸に沸く、満足と、空ろな感情]


ふぁーあ。
まだ、眠いや。

[寝ぼけてどこか、うっかり人間を通り過ぎてしまわなければ良いのだが**]


楽士 ウトは、メモを貼った。

2011/02/13(Sun) 01時半頃


【人】 楽士 ウト

[りん、と鈴が鳴る。
 猫を見、呟く男の後ろに突如生まれる気配。

 アヤカシは狐の面の下で、嗤う空気だけを滲ませる]

 猫は嫌いか?
 あれはあれで良いものだ。
 誰にも靡かず媚びぬ姿は、俺らと似て小気味良い。

(80) 2011/02/13(Sun) 12時半頃

【人】 楽士 ウト

[追う事が出来ぬと告げる男の手に持つ杖と、
 そしてその欠けた足を見る]

 そうか。
 悪い事を聞いたな、すまぬ。

[狐の面はぺこり、と頭を下げる。
 目を細めて見やる様が、痛々しくアヤカシの目にも映る。

 ふと、明之進が被る犬の面に気づき]

 おや、良いものを付けておるな。

[顔を晒す事の出来ぬアヤカシは、興味を惹かれた様に其の面へと視線を向けた]

(84) 2011/02/13(Sun) 13時頃

【人】 楽士 ウト

[呟く聲には、ゆるり首を傾げて]

 どうした?

[男の感じる違和感になど、
 機微に疎いアヤカシは気づかない――否、気づけない]

(85) 2011/02/13(Sun) 13時頃

【人】 楽士 ウト

 ほう、そのような物が売られておるのか。

[後で覗いてみようと、弾む聲。
 続く言葉には、ふむと小さく頷き]

 思って、お主も山の神になりたくなったのか?

[狐の面の下から、心の裡を見透かす様に。
 此方を見詰める相手を見やる]

(87) 2011/02/13(Sun) 13時半頃

【人】 楽士 ウト

 おお。沢山おるぞ。
 犬になり切れず、猫のように心の侭に振る舞う物ばかりじゃ。

[くつくつと笑う声は、少しくぐもって聞こえるだろうか]

 ――…もしお前が猫の生を望むのなら。

[りん、と鈴が鳴る。
 りん、りん――と、歩むたびに響く鈴の音が、二人の距離を縮めて行く]

(88) 2011/02/13(Sun) 13時半頃

【人】 楽士 ウト

 お前も、俺と共に来るか――?

[明之進が狐の面から視線を反らしたその一瞬に、
 耳元でアヤカシは誘う。

 惑わす様に甘く――]

(89) 2011/02/13(Sun) 13時半頃

【人】 楽士 ウト

[だけど、それも一瞬の事。

 りん、と。
 もう一度鈴の音が響いた後には、
 狐の面のアヤカシは、明之進の前から其の姿を霞と変える。

 甘い囁きと、惑わす言葉だけを遺して――**]

(90) 2011/02/13(Sun) 13時半頃

楽士 ウトは、メモを貼った。

2011/02/13(Sun) 13時半頃


 そういや――。
 春松は兄が急に居なくなったと言っていたけど。

[子供達と別れた後、
 アヤカシの里へと続く蝋燭の火が等間隔に並ぶ道を見て。

 連れてゆかれたのなら
 己が里を離れていた間の出来事だろう。
 春松の兄を知る人はいるのだろう、か。]

 聞いてみよう、か。

[早い時刻に見た春松の顔と何時かの顔が重なり。
 の事をふと思い起こし。]


…………誰か呼んだ?

[何処かで声が聞こえて返事を返す]


[屋根に腰掛けながめるなかに、アヤカシと彼を探していたひとが話すのを見つけた]

会えたのか、良かったな。

……あの様子では……連れていくのだろうな。あちらに。

[予感を口にし、頬杖をつく。
 以前に彼の誘ったひとのこは、その後どうしていたのだったか。
 手元にはおいてはいなかったな、と、ぼうやりと思う]


[くつくつと朧には見えぬように肩を揺らす。

このアヤカシは本当に悪趣味で、意地の悪い性格だ。
何人も人間を攫っては泣かせ、途中で飽きて放り投げるばかり。

今度の相手はそうならないと良いなと願いつつキセルを吹かす**]


[ひとによく似たアヤカシである男は、藤之助に捨てられた人の子を助けたこともあっただろうか]

――… 今度は。

[どうなるだろうか、
 その答えは誰に問うわけでなく、風に流れていく]


楽士 ウトは、メモを貼った。

2011/02/14(Mon) 02時頃


【人】 楽士 ウト

― 屋根の上 ―

[りん、と鈴の音が鳴る。
 ふわりと降り立つのは、細工の蝶が舞う屋根の上]

 おお、久しいな。華月斎。
 誰ぞ、面白き者でも見つけたか?

[狐の面を外すと、
 幼さを残す素顔を覗かせながら、赤い瞳をにぃと細めた]

(141) 2011/02/14(Mon) 02時頃

[「アヤカシに会った」という明之進の言葉は、定吉の心をざわつかせるのに充分だった。

りん……とどこかで、鈴の音が鳴った気すらする。

…心の中のざわめきを、無理矢理に押さえつけて]


【人】 楽士 ウト

[周りを舞う蝶へと指先を向ける。
 その内の一羽が其処へと止まれば、嬉しそうににぃとその唇は弧を描いた]

 それなりに?
 あの中に居るんだな、よし当てて見せるから待ってろ。

[どれどれ、と華月斎の背中越しに覗きこんだ所で、
 あれをと、指し示す指]

 藤じゃないか。
 あいつも祭りを楽しんでおる様じゃな。

[人の子と共に在るのを見て、くつくつとアヤカシは笑う]

(146) 2011/02/14(Mon) 02時半頃

【人】 楽士 ウト

 どうするって……どうしてくれようか?

[にぃっと笑う貌は、酷く残酷な色を帯びていた。
 降りろと文句を謂われれば、天邪鬼なアヤカシはいーやーじゃーと逆にしがみつくだろう]

 俺と藤が…?
 ぜんっぜん似とらんと思うが。時々そなたは不思議な事を謂うのう。

[まるで新しいおもちゃを得た子供の様相で、撫でる手を取り、
 その指先をぺろりと舐めた]

(151) 2011/02/14(Mon) 02時半頃

【人】 楽士 ウト

 困らせたりなどせぬ。
 ただ、遊ぶだけだ。

 長く時を生きると、時折思うのだ。
 この孤独を癒す何かが欲しいと。

[ちらりと、赫は下で談笑し合う人の子たちへと向けられる。
 言外にそれが人の子との触れ合いだと謂わんばかりに]

 あまり面白いことばかりを謂うから、
 面白い味でもせぬかと思ってな。
 しかし……そなた意外と初心よの。

(158) 2011/02/14(Mon) 03時頃

【人】 楽士 ウト

 何故じゃ?
 お前も俺も、別に困らんであろう?

[華月斎の言う”困る”の意味が判らずに、緩く傾げる首。
 アヤカシの中に巣食う孤独。
 それは幾ら人の子を浚っても、
 また幾ら人の子を喰らっても、癒える事はなく]

 ――…たとえ、浚っても。
 皆俺を置いて死んでいく。

[ぽつりと呟く聲には、寂しさが滲む]

(162) 2011/02/14(Mon) 03時半頃

【人】 楽士 ウト

[ばつが悪そうに視線を外す華月斎へと、
 狐の面を被り直して向き直り]

 味はせぬが、そなたの其の初心な反応は、
 中々に面白かった。

 ……伽をさせても、同じなのか興味はあるな。

(164) 2011/02/14(Mon) 03時半頃

【人】 楽士 ウト

[名を呼ぶ同胞に、つんとそっぽを向く。
 ひらり舞う蝶は、その指先に留まらせて。
 大切にもう片方の手で包むだろう]

 ……慰めなど要らぬ。
 もう慣れておる。……それに今は祭の時期だしな。

(167) 2011/02/14(Mon) 04時頃

【人】 楽士 ウト

[狐の面の下の表情は、誰にもうかがい知ること等出来ない。
 声だけは楽しげに、くつくつと笑っているけれども]

 なんじゃ素っ頓狂な声を出して。
 初めてという訳ではないじゃろう?

[伸ばした指先は、華月斎の唇を舐めるように掠めて]

 なんて、冗談じゃ。
 ほんに初心な奴よ。

[愉快愉快、と。高らかに笑う]

(170) 2011/02/14(Mon) 04時頃

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ウト
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