人狼議事


303 突然キャラソンを歌い出す村4

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視点:




[それは愚か者の語り草。


とある天使は、人の魂――感情を呑み込んでしまえる奇跡を天から授かった。

そうして悲しみ怒り憎しみに溢れ、押しつぶされた者から
溢れてしまった分の感情を呑み、消化する。そんな奉公を続けていた。]

 



[ある日、天使は困ってしまった。

「出会ったこの子の溢れた感情が一体何だかわからない。
果たしてこれは、呑み込んでいい感情なのか」

愚鈍な天使は判断つかず、
ずっと胃の中に留めてしまった。]

[馬鹿な天使。さっさと平らげてしまったなら、
こんなに爛れることもなかったのに。]
 



[いつしか爛れた感情はどんどん膨れ上がって悪魔になり]

[天使の羽はでたらめな色に染まっていった。]

[なのに、天使は愚鈍だからまだ呑み込まない。
はち切れんばかりに、膨れているのに。]
 




[満ち足りない。

満ち足りない。
此処には何もない。

満ち足りない。
ただただ、わたしは惨めになるだけだ。


満ち足りない。満ち足りない。満ち足りない。

―――復讐の怒りですら、まだ足りない。]

 




[―――それは愚か者の語り草。

愚鈍な天使が惨めな悪魔に喰われる与太話。]

 





[ごぽ、]


[水音が、どこかへと響いていく。

虹の羽の奥の奥。
天使の身体の奥から、どこか繋がるところへと*]
 


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2020/01/05(Sun) 12時半頃


【人】 許婚 ニコラス

― 始業後 / 天獄学園礼拝堂近く ―

[結局、ニコラスは一時限目の授業をサボっていた。]

 誰だったんだろう、さっきの歌。

[今朝方耳にした歌声(>>0:5>>0:6)を思い返しながら、ニコラスは礼拝堂近くの木陰に座り込み、ぼんやりと空を見上げていた。なんとなくこちらの方から聞こえた気がした、程度の理由で歩いてきたが、勿論歌声の主は既にいない。]

(41) 2020/01/05(Sun) 14時頃

【人】 許婚 ニコラス

 ……授業、出ないとなあ。父さんうるさいし。

[ニコラスには、進学する気がなかった。
 母は自由人で、世界中の美しいものを見て回りたいという息子の希望を認め、父を説得もしてくれた。長男でないということもあり(あと美術以外の成績が兄と比べてあまりにも残念なこともあり)、渋々ながらその希望は聞き入れられたものの。
 高校だけは最後まできちんと通うこと。
 それが厳格な父の譲歩点だった。

 ――なのだが。]

 まあ、一限くらいサボったっていいよね。
 うん、いいことにしよう。

[この通り母に似て自由で能天気なニコラスは、この寒空の下、もう少し雪を眺めていることにしたのだった。]

(42) 2020/01/05(Sun) 14時頃

【人】 許婚 ニコラス

 ……うん?

[そうして、空から落ちてくる雪の欠片を目で追っているうちに、一面の白に混じる極彩色(>>3)に気がついた。
 ゆっくりと立ち上がり、目を細めながら近づく。]

 鳥の、羽……?

[見たこともない色、まさしく虹と形容するべき鮮やかな色彩の羽を見下ろし、ニコラスは不審そうに片眉を上げた。]

 ……違う。

[生物学者が見たら新種生物かと飛びつきそうな色の羽を前に、ニコラスの表情は冷めていた。]

 ぼくが描きたいのは、こんな騒がしい色彩じゃない。

(43) 2020/01/05(Sun) 14時頃

【人】 許婚 ニコラス


 違うんだ これじゃない(Razzle-Dazzle!!)
 求めているのはこれじゃない(Gaudy!! Lurid!!)

 焦がれるのは君の色だけ
 目も眩むような下品なcolorに惑わされはしない

 雪のように澄んだ歌声(White as snow)
 なあ君 わかっているだろう?(As you know)
 その羽にふさわしいのは清らなる純白だけ

 きっと君を見つけてみせるよ
 ぼくが描くべき美しきもの《アンジュ》――

(44) 2020/01/05(Sun) 14時頃

【人】 許婚 ニコラス

 はあ。話にならないな。

[つまり、極彩色の羽は許宮ニコラス瑛二の美的感覚からすると、美しくなかった。
 それが紛うことなき「エンジェルさん」――天使の羽だなどと知る由もなく、ニコラスは踵を返し、校舎に足を向けた。
 二限目からは流石に出なければ、父に何と言われるかわからない。

 虹色の羽は拾われることなく、その場に残されたまま。]

(45) 2020/01/05(Sun) 14時頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2020/01/05(Sun) 14時頃


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2020/01/05(Sun) 14時半頃


うわっ――――――

[近づこうとした際にふと感じる目眩のような感覚――――――

夏彦は何か共鳴するような感覚に頭が痛くなった――――]


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2020/01/05(Sun) 19時頃


[目の前の男が話す裏で、ごぽ、ごぽと水泡音が響く]


 ………もしかして、君は悪魔かい?
 この音が聞こえるのかな。

[目の前の男が語る声とは別。
「同じ声」が水泡音を伴って、有働へ語りかけた]


[水泡音ががぼがぼと少し強くなる。
まるで嗤いか、怒りか。
感情が高ぶりのようであった。]

 挨拶が随分と荒々しいねえ。
 胃が震えたよ。
 いやあ悪魔の流儀なのかい?

[先程の共鳴のような感覚の事なのだろう。]


いや、すいません。
オイラにもよくわかんないんすよね。
礼拝堂で変な箱に触ったら、何か見えるっつーか。

[コポコポ、と水泡のような音で喋れている自分がいる。
不思議な感覚だ。]

ただ、ただ、


白鳥や眼鏡のおっさんを見たときに、モヤモヤした感じを覚えたっつーか…………
無性に歌いたくなったんです。何すかね。
あの箱に触れたら何か思い出したりするのかも。

[水泡から聞こえるは夏彦の奥底に秘められた得体のしれない感情。
それは天(そら)で封じられたもう1人の夏彦の記憶――――]




 その優しさごと 黒に染めてあげるから


[水音に悪の意思が混じった音色を乗せた。]


――――――っ!!!

[何処からか、得体のしれない悪意が水泡として夏彦の耳に伝わってくる。]


後で、礼拝堂に行かなくちゃな…………

[目眩のような感覚に、また苛まれ。
その原因を突き止めるべく、あの箱の元へ行こうと。**]


[音坂舞は、天使でも堕天使でもない。

悪魔だ。
生粋の悪魔だ。

人を、生あるモノを、誘惑し堕落させる存在。

その誘惑は、時に耳元で囁かれているかのように聞こえ、時に背後から刃物で貫かれたかのように感じるだろう。

近づく足音は優しく、気が付くと傍らで支えてくれる。
その全てが罠だと気付かせることもないまま、…――。*]


ニコラスは、ジェルマンにアンコールした。

2020/01/05(Sun) 21時頃



 箱…?
 何だ、君はなんか、変わった奴だな?
 未完成の悪魔、というのもあるものなのか。
 まあ尤も、悪魔かどうかもわからないか。

[ ごぽ、と水音が嗤うように上がった。]

 へえ…素質をあげるのかな。
 あの眼鏡天使が見えるなら、相当だ。

 成程ねえ、面白そうだ。
 いいねえ、若い情動には素直になったらいい。

 その箱について進捗あったら教えてよ。

[爽やかに後押しするように声は言う。]


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2020/01/05(Sun) 21時半頃



 ―――、

 おやおや。
 皆、随分元気がいいね。

 本当、流行ってんのかな
 こういう挨拶。

[悪意の篭った音色に、どうやって鳴らしていると言うのか、水音交じりの口笛が上がる]


[普段はあまり耳を澄ませない水の奥の音、耳を傾け、]


 …、へぇ

[普段、足を運ばない礼拝堂にあるという箱の話。
興味を示す声を届ける。]




 ――、…最近の定義が難しいな。

[こぽ、と水音に返事を混ぜて届ける。]



 ほ〜ら、
 現代社会の繊細な子が此処に居るんだぞう?
 もっと労わってあげなくていいのかい?

 おっ いいねえ
 欲望に真面目な若者。

 いい進捗を楽しみにしているぞー!

[ 相手が今眩暈のような感覚に苛まれているのも
知らぬ風に、声は爽やかにエールを送る。
器用にも水音は三三七拍子を刻んでいた。]



 …、流行には疎いけれど
 そう、だね…―― 挨拶か、
 
[ぽつぽつと返事を水音に返すが、三々七拍子と混じってしまった。]



 おや、哲学的。
 若い子相手に通じなかったら
 最近じゃないんじゃないか?
 早速若い子が戸惑ってるみたいだがね。

[ 所詮は雑談。と、雑な返しをする]

 若しかして昔から
 こういう悪魔のテンプレみたいな
 イキり感のある挑発的な挨拶が流行っているのかい?

 まあ私は君達から見れば堕天使だろうから
 所詮、偏見乗せ乗せの所感だが。
 



 日々悩み多き繊細な若者を相手にしているよ。


 悪魔も数多いるが世界もまた広い。

 天獄市に転k…いや来てから数年経つが、
 …、随分と物騒な事になってないかな?

[水音にひとつため息を混ぜて、]

 誰かと話すのは、実は…久しい。
 だから、挨拶のつもりではなかった。



 元、天使…か。
 天使流の挨拶なんて、あるのかい?
 



 おや。若しや指導者か何かかな?なら職務怠慢だ。

 導いてやりなさい、
 疑問を持つ青少年が其処に居るんだぞ?

[ごぽぽ、と まるでくつくつ嗤うように
小刻みの水泡音が上がる]

 そうだねえ。この界隈は随分と賑やかだ。
 善いことじゃないか。嫉妬しちゃうね。

[ため息に、大きな水泡音が上がる。]

 へえ。

 友達少ないのか?
 難儀なことだな、悪魔も
 
[あけすけに言ってのけた]



 んん?? 口に出すも吐き気がする、
 お綺麗な挨拶を知りたい?
 パーティでも行くつもりかい?

 まっさかタダなんてそんな都合のいい話は無いだろ?
 口直しの受講料が欲しいねえ。 
 




 勘が良いなぁ。
 大丈夫、ちゃんと仕事はするよ。

[嗤う水音はリズムを刻んで聞こえる。]


 ――…、… そうだね


[嫉妬しちゃう、と聞こえ、僅かに間を置いて
美味しそうな単語を味わう。]


 それじゃぁ、君がなってくれると嬉しいな。
 僕の、友達にさ。
 



 ふふっ

[ 口調から感情を読み取れば、毀れ落ちる笑み。]


 いや、笑って失礼。

 これから仕事の予定だから、
 挨拶は顔を見て会った時にしよう。

 その時に、その、煌びやかなのをひとつ…頼もう。
 勿論、僕もお返しはさせてもらうよ。
 



 おや、まずそっちが当たったか。
 別案でそうじゃなかったら…
 おっと。これ以上は青少年の
 聞こえる可能性があるものでは言えないな。

[規制音が如く伏せるようにごぼごぼと水音が
上がった痕に、興味もなさげな声があがる]

 おやおやへーえ。
 堕天使の「お友達」が欲しいのかい?
 


[ぐら、と煮えるような水泡音が響く]


 いいとも。

 「欲しい」「嬉しい」、
 そんな言葉程、魅力的な響きは無いね。

 では、今後とも宜しくしてくれ。
 で?契約書でも作るかい?

 「わたし」以下甲と「君」以下乙は
 数分程度の楽しげな雑談を義務とします、
 みたいな? 
 



 ん? 失礼だと思うなら
 何か益になる形で謝罪してくれ。
 わたしは強欲だからね。遠慮なんてしないとも。

[そう冗談のように言ってのけ]   

 んん、取引になってしまったか。
 面倒だし癪だがご趣味の悪い
 「お友達」の天界デビューとやらに
 助力してあげようじゃないか。
 


 欲しい。

 天使にも堕天使にも、
 友なんて呼べる者はいなかったから、


 …欲しいよ。

[静かな声色、水音と共に伝える。]


[承諾の言葉が返る。
自然と口元が綻んだ。]

 ああ、宜しく。


[素直な欲を吐く堕天使を好ましく思う。
優しく傍らに立ち寄り添う。いつものやり方だ。]


 …、ただ、友達って契約が必要なのかい。
 悪魔みたいだね。


 …、面白い――。


[ごぼごぼ、水疱の音が沸き立つ。
昂る精神状態、隠す代わりに歌う事にしよう。
聞いて下さい。『友』] 


 ――♪

 友、君を想う

 君の声が震える時は いつ
 君の身体が壊れる時は いつ

 大切に育てたモノほど
 この手で掴み
 苦しむ顔を見たくなる


 友、君を想う

 君の心が罅割れる時は いつ
 君の魂が闇に染まる時は いつ

 水をあげて育てた花を
 この手で手折る
 瞬間が…たまらない




 こんな歪んだ僕と
 「友達になってください」

 こんな歪な僕と
 「毎日雑談してくれますか」

 友、君を想う
 「僕は君の強欲が…、好きだよ」


 ―――(囁くように)loving you …

 ――♪




 君に出会う楽しみが増したよ。

[しっとりとアルトのボイスで歌い上げた歌は、水音が混じらずクリアな音声でお届けした事だろう。]


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2020/01/06(Mon) 00時半頃


【人】 許婚 ニコラス

― 始業後 / 天獄学園3年教室 ―

[一限目を華麗にスルーしたニコラスがHR前の騒動を知るはずもなかったが、3年生の教室にも噂は届いていた。
 休み時間にクラスメイト達が話す"事実">>107を聞くともなく耳に入れながら、ニコラスはつまらなそうに窓の外を眺めていた。

 ――"某アイドルグループのPV撮影が校内であったみたい"、だの。
 ――"もしかしたら私もPVに映ってるかも"だの。

 どうやら、わざわざ騒ぎを見に行った者もいたらしい。
 あと数週間で自由登校になるからって浮かれすぎだ、などと自分のことを棚に上げながらため息をつく。]

 ……はあ。

[ニコラスは、クラスの中で浮いている方だ。
 流行りのテレビドラマやアイドルに興味がなく、休み時間はぼんやりとしているか、外でスケッチをしているかのどちらかで、自分から周囲に話しかけることは滅多にない。かと思えば美術の話になると急に食いついてきてめちゃめちゃ喋る。
 絵に関しては天性の才能と言っていい技量があるが、その他の座学全般や運動は落第しないギリギリを何とか保っている程度。
 一言で言えば、ニコラスは周囲から"変人"として認識されていた。]

(161) 2020/01/06(Mon) 01時頃

【人】 許婚 ニコラス

[そして、ニコラスはそうした周囲からの評価の一切を、特に気にしてはいなかった。**]

(162) 2020/01/06(Mon) 01時頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2020/01/06(Mon) 01時頃


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2020/01/06(Mon) 08時頃


[悪魔みたいと言われれば、]

おや。
人間の空想曰く、
悪魔と堕天使は同義であると云う。
そんな一説もあるとかだ。
何、そう遠い話でも無いかもしれないよ。

案外仲良く成れてしまうかもしれないな?
似たもの同士。

[感情を示すようで、
声に籠る温度を隠しもする水泡音。
それを覆い隠す代わりに歌う。

泡立つ水泡音の陰から、ギターリフが鳴り響いてくる。
やがて水泡音はフェードアウトし……―――♪]



 さあ お手をどうぞハッピーエンド 
 暗転 カーテンコールのその裏で
 手を曳いた先は何処だっけ? 
 さあ? 何だっていいわな?そんな事 
 反転 お幸せにと伸ばした手
 深い奈落に突き落とすのは誰? 

 ほらほら こういうのが皆好きなんでしょ?
 やり切った矢先のコメディーショー
 墜ちる一瞬にシャッター切って
 喰らわせてもらおうかNOW ON SHOW

 開けゴマで開いた黒い感情
 「大丈夫みんなそうだって」
 味付けつけた甘い言葉
 えげつないその味を舌に載せて

 味合わせてくれよ 楽しい食卓風景
 


[対して、明るく下種を語り歌う声は
音楽が終わるころには、いつものゴボゴボ音を
ノイズに載せていた*]


 それじゃあ今回は時間切れ。
 次の雑談タイムまでお預けだ。
 毎度有難う、「お友達」。
 


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2020/01/06(Mon) 21時頃


『剥ガレタ季節 ―side:B―』(副音声)
♪━━━…・・・‥…

 黒い手招きは甘い罠
 弱いふりして近付いて
 そっと懐忍び込む
 黒猫みたいに懐いていても
 甘い牙にはご用心

 ざらついた舌で舐められて
 それを嬉しく思えたら
 君は既に僕の裡
 黒猫みたいに懐いても
 甘い鳴き声にご用心

 それは誘惑 それは導き

 気づかぬうちに影は伸びる

♪━━━…・・・‥…


 
 
 [こちらも都合上、カラオケバージョン
            でお楽しみください。]
 
 


♠はじまりは いつも雨
 憂鬱な世界 望みはかなわないきっと


♠天使のようだと 持て囃された僕への視線は
 いつしか尊敬から 侮蔑へと変わり
 


♠濡れ鼠のような惨めな僕と
 重なりあう存在などなく


♠凍えた体に手を差し伸べる君は
 いったい何処の偽善?

[礼拝堂で『箱』を必死に探す夏彦のBGMに『時雨、塗り潰す闇(short ver.)』が流れる]


[―― 水音と共に聞こえる詩にも耳を傾けつつ、]


 …似ている?

[音楽性の話は置いておいて、「友達」の声にそう返す。
まだ見ぬ友の姿――まさか虹色の羽の持ち主とも知らず、
漆黒しか纏わない悪魔は、想像だけを膨らませるしかできない。]

 ――…、…

[雑談は終わりと切られた会話。
強請りはせず、沈黙を返すのみ。*]


【人】 許婚 ニコラス

― 回想 ―

[ずっと、ひとつの絵が心の中にある。

 昔、父に連れられて外国を旅した時。
 雑多なバザールの一角でひっそりと売られていた、一枚のキャンバス。

 額縁のないその絵>>253は、幼い少年にとってまさに天啓だった。

 そこに描かれていたのは、天使の姿。
 無垢で、清廉で、まるで雪のように白い天使。

 そう、あの絵に描かれた天使のような誰かを。
 ぼくはずっと探している。]

(272) 2020/01/06(Mon) 23時頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2020/01/06(Mon) 23時半頃


【人】 許婚 ニコラス

― 授業中 / 3年教室 ―

 ……ジェ。
 ……ぼくの、アンジェ……

(278) 2020/01/06(Mon) 23時半頃

【人】 許婚 ニコラス

「許宮ニコラス瑛二ィ!!!」

[耳元で大音量の怒鳴り声。続いて、ばし、と教科書で頭をはたかれる衝撃。
 ニコラスはつかの間の微睡みから強制的に引き戻された。]

(279) 2020/01/06(Mon) 23時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 んぇ……?

[涎を拭いて体を起こす。クラスメイト達のくすくす笑う声と、呆れの混ざった白い目。
 それを気にするでもなく、すみません、と教師に頭だけは下げる。
 ため息をつきながら教壇に戻る教師を横目に、ニコラスは大きな欠伸をした。]

 はやく休み時間にならないかなぁ……

[物憂げな表情で座る姿は、容姿も相俟って優等生という印象を与えるが、ノートに書かれていく文字は解読不能なほど汚いし、罫線という存在は丸ごと無視されている。しかも居眠り常習犯だ。
 授業は退屈だ。高校生活最後の試験に向けて真面目に聞いている者もいれば、内職している者もいるし、遠方受験で欠席している者もちらほら。
 1、2年の頃とは随分周りの様子が違うと思いながら、ぼんやり黒板を眺める。

 その横顔にカメラがズームインし、クリーントーンの美しいギターリフが流れ出す――]

(281) 2020/01/06(Mon) 23時半頃

【人】 許婚 ニコラス


 夢見がち(romantic)? それとも空想家(dreamer)?
 多少マシかな どうでもいいけど
 気狂い(lunatic)? それともイカれてる(crazy)?
 構いやしない 何とでも言え

 Kitschな駄作はもうたくさんだ
 息を止めるような Masterpieceをぼくに見せてよ

 いつか見たイコン きっとそれはこんな雪の日に

 天啓(revelation)? それとも魅入られた(Temptation)?
 どうでもいいさ ただ探してる
 描いてみせる ぼくの聖像《アンジェ》

 cheesyな俗物はもううんざりさ
 あの日見たような Masterpieceを求めてるんだ――

(284) 2020/01/07(Tue) 00時頃

【人】 許婚 ニコラス

[早く美術室に行きたい。
 今朝閃くままに描き殴ったスケッチを整理したいし、かわいい後輩のハロルリラも来るかもしれない。

 ハロルリラは我が美術部に今年入った1年生、期待の新人だ。ニコラスは今時の女子のファッションには疎いが、彼女の服装には独特の美意識を感じていた。

 ハロルリラ・E・マスカルウィン。

 母の生まれた国の出身だと、名前を聞いてすぐにわかった。
 かの国で名高い名門貴族。そして、悪魔祓いという歴史を持つ由緒ある血統。
 だからこそ、彼女をマスカルウィンの名で呼ぶことはなかった。

 出自に縛られることがどういうことか、ニコラスはよく知っていたから。]

(289) 2020/01/07(Tue) 00時頃

【人】 許婚 ニコラス

[ニコラスの母は、あまり外聞のよくない仕事をしている女だった。裕福な父と結ばれたのは間違いなくその仕事のおかげである。
 天獄市に来てからは昔の母を知る者もおらず、後ろ指をさされることもなくなったが。

 子供の頃は、母に似た顔のせいでよく揶揄われたものだ。

 "――おまえも売っているのか?"

 と。**]

(291) 2020/01/07(Tue) 00時頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2020/01/07(Tue) 00時頃


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2020/01/07(Tue) 00時半頃


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2020/01/07(Tue) 09時頃


ニコラスは、キランディにアンコールした。

2020/01/07(Tue) 09時頃


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2020/01/07(Tue) 09時頃


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2020/01/07(Tue) 13時頃


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2020/01/07(Tue) 13時頃





[ ごぼ、 ]



[胎動するみたいに大きく鳴った水疱音。]


 



[天使の内側。
内側から膨れ肉を裂いて、胃が軋む]

[次いで襲ったのは、千切れて離れるような喪失感。
一瞬の意識の剥離。]
 


 
  [水面に響く、水泡の音。]
  


こんなクソガキの中に閉じ込めやがって、クソがっ!!!!

[イースターに触れた瞬間に解けた、封印。
ごぼごぼと激しい音が流れる。]


まァでもあのクソメガネ野郎にも感謝しねぇとな。
お陰でこのクソガキの殻をブチ抜ける切欠を作ってくれたんだからよォ。

[野蛮な水泡音を立てたその笑みは『下品』という言葉がまさに相応しく。
夏彦の体を動かして]


[ごぽ、と、水泡が湧き上がり破裂する音]

…、随分と荒れた声だね


荒れるも洩れるもあるか、天(そら)のヤツら、地上(スラム)に堕とすばかりかクソガキン中に閉じ込めやがったんだぞ!?
俺様の歌で黒く染めてやらねぇと腹の虫が収まるかってんだ畜生め!

[だいたい天(そら)から『堕とされた』理由は推してするべしと言える粗暴な言動。
彼の歌う歌もまた、血の香りが漂う、荒々しい――――――]



 んん? 随分と印象が変わったな?
 垢ぬけたっというか、殻を破ったというか。
 いや、元気で何よりだ。
 
[野蛮な水泡音に、水音交じりの口笛が返る]

 …あらら、ご同輩か?
 それはご愁傷様だ。
 



…、君も…堕ちてきたんだね。

[やはり、元よりの悪魔というのは少ないのかもしれない。いや、数的なものはよくわからないけれど。天使の事情には疎いから。]

天使の社会は少しの汚点も
許されないのかな。

酷いね。



殻を破った世界は、さぞ美しかろうね。

[荒々しい口調の堕天使に向ける口調も、こちらは普段とさほど変わらない。]

/*
あ、なんかお仲間が2人ともいる予感がしたから、ふわっと中身。
僕的には中身相談とか、平気なので、必要なら呼んでください。


まァな。天(そら)の連中は俺様みたいなのは手に余るンだろうなァ。
そうそう、俺様みてェなのがもう一人こっちに潜んでる噂さァ。天使をメッタメッタにしてェヤツがいるかもしれねぇェなァ?

/*
成り行きでCOしちゃいそうな空気なので半狼食べたいね探したいね



強欲だな。

[ぶつかってくる言葉、ごちそうさま、と情をたいらげて]

正直、…僕の管轄内でさ天使達のいざこざとか
派手な事しないでくれると助かるんだけど…



 いやいや。汚点かどうかは判らない。
 可哀そうなことを云ってやるなよ。
 彼は己の気持ちに対して
 純粋であっただけかもしれないじゃないか。なあ?

[ それが如何いう欲望であったかなんて、
天使は問いはしない。勿論わざとだ。]

 手に余ったものはポイ捨てする、
 昔からの悪い癖だ。いやあ、酷いものだね。
 重ねてご愁傷様、娑婆祝いに
 ご馳走探しでも手伝ってあげようか?
 何食べる?

[まるで昼飯は定食かラーメンかみたいなノリで話している…]


まァ、まだこのクソガキの体から出たばっかりだ、あんま派手な事はしねェさ。
あの兄ちゃんに触れただけじゃあ、殻は破れど、本来の力を発揮するのには不十分って話だわ。

[がぼがぼ、という水泡は穏やかさを取り戻し、勢いはゆったりとなりつつある。]



 …あ〜〜〜〜〜〜
 若しや会ったことあるかもだな??
 学校で暴れていた、黒くて頭の白い…
 若そうな見た目の子だ。

[噂の主に得心がある様子で、
水音がごぽぽぽぽと伸びた声に合わせて長く聞こえる]

/*
是非探したいねえ、はんろう。
二日目になったら動きあるかもかな?
まだ一日目だし、48hだし。オトサカがCOしてくれたしね。有難うだ。




 おや、本調子じゃない?
 ならそれこそ、箱とやらが必要なんじゃないか?

 君の殻、眼鏡天使が見えるようになったくらいには
 ものが見えるようになったと言っていたろ。
 若しや美味い絡繰りでもついてるんじゃないか?
 


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2020/01/07(Tue) 19時半頃


いや、箱じゃァねェな。
恐らくだが、あの兄ちゃんだ。
あの兄ちゃんに触れた瞬間に、俺様が出てこられた。

[礼拝堂であった少年。触れただけでああなったのだからあの兄ちゃんと共鳴(ハウリング)し始めたら。
考えただけでゾクゾクした。]

だから、あの『箱』には意味が無かったのさ。
大切だったのは『箱の中身』だったわけだな。



 素直で純粋であっても堕とされる…なんて
 僕は天使じゃなくて心底良かったよ。

[素直な感想を伝えるが、荒々しい水音と共に聞こえた言葉に引っ掛かりを感じる。]


「あの兄ちゃん」…?

 …眼鏡 ――天使、…


 …、――、…

[ごぼ、と水泡の音がひとつ。]

/*
半狼は覚醒させたい気持ちはあれどログの読み込みが甘い自分の罪を憎んでいる。
僕のCOは流れで、ね、みたいな部分が大きいから、気にせずに好きに利用してくれるといい、



 おや、気が乗らないかい?「お友達」。
 こういういざこざがあってこそ、
 美味しい話は生まれやすいと思うがね。

 迷える子羊の手っ取り早い作り方は、
 争いを起こす事だ。
 いくつもの美味しい金脈が眠ってるもんだぞう?

[ 飲み物を何か注いだような、
こぽぽぽと小さく高い水音が煽るように上がる]


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2020/01/07(Tue) 22時頃


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2020/01/07(Tue) 22時頃



 んん?兄ちゃん?
 …それが箱に詰められてたって事かい?

[傍から聞いて、人間の世界であれば事件である。
それを案ずるような声は、全くしては居なかった。]

 へ〜〜え。いいね、面白そうじゃないか。
 私も後で探してみようか。
 




 いざこざは丼飯のように
 腹を一気に満たす。
 胸やけになったら意味がない。

 僕の趣味はコース料理のようだ。

[こぷこぷこぷ、と静かに規則正しい水音で返す。]

 …、まぁ、…既に何やら
 起きているのだろうから、

 その美味しい金脈のお零れくらいは
 啜らせてくれるかな。


 …、…しかし、よくPV撮影で誤魔化せたな…
 



 何処の世も、そう上手くは回ってないという事だね。
 だからこそのビジネスがあるとも云う。

 いやいや、何処も大変そうで何よりだ。
 
[ 素直な感想に声は皮肉を明るく添えて、]

 そういう君は、
 何か今ホットな話題は無いのかい?

 面白そうなものとかさ。
 
/*
私もログ読み込みが甘すぎてひいひい言ってるから自信は無いなあ…!今から、今から頑張る。
うんうん、すまないね有難う…!私もとっかかりを撒きながら動いていこううう。


【人】 許婚 ニコラス

 ― 昼休み / 美術室 ―

[不毛な(と本人は思っている)授業がようやく終わり、時は待ち焦がれた昼休み。ニコラスは足取りも軽く美術室に向かっていた。
 自宅のような気安さで扉を開けると、そこには想定していた先客>>409と、そうでない珍客>>421の姿。ニコラスは僅かに眉を上げて、首を傾いだ。]

 やあハロルリラ。今日も来てくれて嬉しいよ。
 見込みのある部員は君くらいだからね。
 ……と、そっちの君はなに。 見学?

[ハロルリラには微笑を向けて、明らかに年上と思われる相手にはタメ口をきいた。明らかに学園に入り込んだ不審者なのだが、生憎ニコラスにそういった危機意識は皆無だった。
 ただ、目の前の黒づくめにどこか既視感を覚えて、反対側に首を傾ぐ。]

(473) 2020/01/07(Tue) 22時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 もしかして、何処かで会ったことあるかな。

[遠慮も何もなく近付いて、じっくりと顔を眺めようとする。避けなければ目と鼻の先くらいの距離まで接近してくるだろう。危機意識もなければ距離感覚もバグっている。
 そうしてしばらく黒衣の不審者の顔を観察した後、は、と息を吐いた。]

 ……いや、まさかね。

[あの絵は、結局に手に入らなかった。
 人波に流されて一度通り過ぎた後、やっぱり欲しいとねだって戻った時にはもう、店ごと忽然と消えていたのだ。

 だから、細部はわからない。
 ただそこに描かれた天使が、どこかこの男に似ているような気がした、それだけだ。]

(474) 2020/01/07(Tue) 22時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[それから、男が見ていた描きかけのキャンバス>>405に目を留める。]

 その絵、気になるかい?
 見ればわかると思うけど、描きかけなんだ。
 どうにも行き詰ってしまってね。

[その絵は、どこか冷えていた。
 緻密に描き込まれた羽毛の表現や髪の光沢、肌の質感。どれをとっても描き手の技術の高さは明らかだったが、それでも何かが足りなかった。それがわかっているのか、絵の一部は下絵のまま。途中で筆を止めたような印象だ。

 例えば、可愛がっている飼い犬。最愛の家族。かけがえのない友人。そういったものを描いた絵に宿るもの。
 例えば、親愛や愛情。様々な温かい想い。そういったものを乗せた柔らかな眼差しが、その絵には感じられなかった。
 ただ、塗り込めたような執念だけがそこに乗っていた。]

(477) 2020/01/07(Tue) 22時半頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2020/01/07(Tue) 22時半頃




 …、難儀な世だな。

[ぽこん、と泡がひとつ弾ける音。]


 ン…、―――?
 僕かい?

 



 …、…嘗ての堕とした天使と
 運命の再会をしてみたよ。


 …、―― 素敵だろ。


 向こうは僕を、未だに、人だと思っているんだからね。


/*
君は頑張ってるよ!むしろ無理せずだ。
ところで半狼、伶か許宮の二択だと思っているんだが…
賢者はジェルマンのようだから有働は明日が楽しみだね



 成程、良い育ちだこと。
 どちらかと言えばジャンクのように食べる、
 わたしはそっち派かな。
 一種の解放感みたいなものを味わう、
 そういう嗜みもある。

[ 対して、あくまで下らない、
まるで酒飲みの雑談のような、アップダウン、
スローハイの不規則な水音を奏でながら]

 んん? おや、早い者勝ちかと思っていたが?
 謂わば競争相手、だ。  
 お互い、面白味があると思わないかい?
 まあ、請われたのなら仕方ない。
 そういう機会があったなら、
 雛の如く指し示す事もあるかもだ。
 


[PVという言葉に、こぷ、と一つだけ水泡をこぼした後
思い出したように水泡音が揺れた]

 …ああ〜〜〜〜、あれかい?

 ちょっと猪が畑を荒らし過ぎて、
 逆にこっちがこれから迷惑する感じだったからねえ。
 昔取った杵柄、ってやつだ。

 正直杵柄が働いた、というよりは、
 根源、今の人間は何処かで
 刺激を求めているのかもしれない。
 何、そう思う方が夢がある。わたし達にとってはね。
  



 おやおや、それは!
 へええ〜、随分ドラマがあるじゃないか!

[ ごぼぼぼ、と嗤うような一しきりの水泡。]

 事実は小説より奇なり、
 世の中、退屈しないもので溢れているもんだ。
 一本、舞台でも書けそうだねぇ。

 いや実にいい、実に憐れに満ちている。
 何ともはや旨そうだ。

 で? 如何するんだい?
 其の実に面白いドラマの犯人さん。

 その無様な鴉は、これからの脚本じゃ如何するつもりで?  

/* うおおおありがとう……有難う…
ああ〜〜其処の可能性もあるのか!んん〜〜如何だろうかな…!やっぱ一日目じゃ判定が 難しい…!賢者ジェルマンは確かにそう思ってる。黒判定出たらこれは楽しみだな…




 さて、悪魔としてしか
 生きていないからね…
 育ちの良し悪しは判らないけれど

 ――…僕は、 愛しい味をじっくりと味わいたい


[不規則な水音に、規則正しい水音が合わさる。]


 せっかくできた友と争え、だなんて
 随分と君も堕ちたものだ

[悪魔ジョークを向けて、]

/*
賢者ジェルマンはメモでCOしてるって僕は思ってる、明日楽しみ



[揺れたり弾けたりする水音の中]


 …、猪、…

[こぽぽ、と珍しく水音のリズムが乱れる。
刺激を求めている、それは確かに同意できるなと想う。]


 ――…、成程。




 コース料理の…まだ、途中の話さ。

 ――…、…

[嗤うような水音と、疑問符が沢山飛び込んできて]

[こ、こぽ、と水音が乱れる。]




[――間――]

 




 …、ぁ、―― うん
 すまない、…



 僕がしてきた事を、こうやって
 話す事なんてなかったから、


 …君の、そういう反応に、
 どう応えればいいのか、一寸、
 迷いを覚えてしまった。


 …悪い意味じゃない、 その、
 ―― 嬉しかった
 


[こぽ、…

こぽこぽこぽ、と暫く間をおくと水音は規則正しいリズムに戻り]




 …、これから、――か
 筋道は決まっているけど、
 どういう結末を迎えようと

 僕は――責任を持って
    彼の骨の髄まで全て堕とす≪喰らう≫つもりだよ。

[静かにいつも通りに、悪魔は言った。]


【人】 許婚 ニコラス

[初対面>>481、との答えに微かに落胆の色が浮かぶも、そう言われれば素直に頷く。確かにあの絵とは表情や纏う雰囲気がかなり違っていた。]

 そっか。そうだよね。
 いや。昔見た絵に似ているなって、思っただけさ。

[いつ誰が描いたのかもわからない絵だ。偶然絵のモデルに会うなんて、それこそ話が出来すぎている――そう自分を納得させた。]

(529) 2020/01/08(Wed) 00時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 え?

[近いと指摘され>>489、後輩には気に入ったのでは>>494と言われ、きょとんとした表情を見せた。老若男女有象無象の区別なく、これはと思ったものにずんずん近付いていくニコラスの態度がいらん悲劇を生んだことは何度かある。短い付き合いながら、後輩の見る目はあまりにも正しかった。>>516

 気になるものはつい近くで見たくなる質でね。
 驚かせたならすまなかった。
 でも、そう、"映える"と思ったのは確かだ。
 ぼくが今描きたいものとは、少し違うようだけれど。

 おや、君にも絵描きの知り合いがいるのかい?
 なるほど、天使を描く……是非会ってみたいものだね。

[その"知ってるやつ"に体育を教わり、あまつさえファン補正により加点をもらっている(それによってかなり首の皮がつながっている)ことをニコラスは知らない。それから、]

(530) 2020/01/08(Wed) 00時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 ……"冷たい"?

[その一言>>489に、眉根を寄せた。
 不快からではなく、不可解に由来する表情だった。]

 おかしいな、ぼくはこんなにも情熱を持って向き合っているのに。
 しかし、……なるほど、そうか。ふむ……

[敬愛する音坂先生の関係者で、しかも芸術に造詣が深い>>492と聞いていたからか、その評価は素直に受け取られた。]

 彼の知り合いというなら、きっと見る目も確かなんだろう。
 参考にさせてもらうよ。ありが……

 うん? 翼?
 ハロルリラ、君は今翼と言ったかい?

[後輩の言葉>>516を耳聡く拾い、ぐるりと首を回してお弁当をつつく彼女を見た。]

(532) 2020/01/08(Wed) 00時半頃

ニコラスは、シーシャに視線を戻してじっと見つめた。

2020/01/08(Wed) 00時半頃


ニコラスは、シーシャの背中の辺りをじーっと見ている。

2020/01/08(Wed) 00時半頃


ニコラスは、シーシャの背面が気になる……

2020/01/08(Wed) 00時半頃


【人】 許婚 ニコラス

― 美術室/昼休み ―

[前のめりになる相手に瞬きをして、思い出すように視線を斜め上に向ける。]

 どこ……って言われても、ぼくがほんの子供の頃のことだから、よくは覚えてないんだ。ただ、外国の市場みたいなところだったな。
 今思えば、不思議な店だった。煙のように消えてしまったんだから。

[と、当時のことをかいつまんで話した。]

(560) 2020/01/08(Wed) 01時頃

【人】 許婚 ニコラス

 ふふ、流石はぼくが見込んだ期待の新人だ。
 ハロルリラも好きなことを思う存分一生懸命するといい。

[かわいい後輩の言葉>>537にうんうんともっともらしく頷きつつ。
 PV撮影と聞くと露骨にがっかりした顔をした。朝騒ぎになっていたらしいアレか。]

(561) 2020/01/08(Wed) 01時頃

【人】 許婚 ニコラス

 ……アンク。
 アンクというのかい、その絵描きは。
 その絵描きにあって、ぼくにないもの……か。いや、これは素晴らしいヒントだよ。まさに啓示というやつだ。

[その絵描きの名>>542は後で検索してみようと思うも、恐らくは何も引っかかってはこないのだろう。
 そして、しばらく背中を見ようとして往生際悪く彼の周りを回ったりなんだりじりじりした後、]

 ……ふふ。
 いや、すまない。そんなに慌てるとは思わなくて。
 大変だったろ? こんな学生の多いところで撮影なんて。

[背中をかばう様子がおかしかったのか、ふわりと小さく噴き出した。
 それから、隣でハロルリラが名乗るのを聞いて、そういえば名乗ってなかったし相手の名前も知らないことに気付いた。何食わぬ顔で背筋を伸ばし、すっと色の白い手を差し出す。]

 ぼくはニコラス。許宮ニコラス瑛二だ。
 見知らぬ助言者の君。
 君のことは、シシャと呼べばいいのかな?

[薄紫の目でふたつの柘榴石を見つめて、差し出した手はそのままに、細い首を傾けた。**]

(563) 2020/01/08(Wed) 01時頃

ニコラスは、ハロルリラと一緒に「みせてもらえるのかい?」とわくわくしている。

2020/01/08(Wed) 01時頃


【人】 許婚 ニコラス

― 昼休み / 美術室 ―

[天使を描きたいのか>>540、との問いに答えるまでには、少しの間があった。]

 ……そう。
 正確に言えば、ぼくは美しいものを描きたい。
 その美しさのイメージの根底にあるのが、幼い日に見た天使の絵というわけさ。

[つまり裸体で眠るシシャの絵である。]

 だから、ぼくはぼくの天使を探してる。
 きっとあの絵は、描き手にとっての天使《アンジェ》……美しいものを描いたものだと思うから。**

(576) 2020/01/08(Wed) 01時半頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2020/01/08(Wed) 01時半頃


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2020/01/08(Wed) 01時半頃



 愛しい味、ねえ。 成程ねぇ。

[―――言葉尻にはそう言っているが。
それは、この声の主に「最も遠い感情」だ。その温度をかき消すように、ごぼ、と大きい水泡が上がった]

 あらら、手厳しいな?
 曰く、生命は生きる為に進化し、
 進化するために競争する生き物だ。
 そして、競争なんて社会には有りふれたこと。
 
 何、心配は要らない。
 何時か、誰もがやる事だ。  

 私が堕ちているとするのなら、
 皆にも等しく問うべきなのさ。

[ジョークに皮肉を嗤って返す。]

/* メモCOほ 本当かい…見逃していたわ…!!


[ 間が生まれて、謝罪が返る]

 ――おや。それは勿体無い。

 料理だって、表現の一部。
 コースであるなら猶更だ。
 表現というのは、誰かに示せば
 更に価値が上がる。

 嬉しい事は続けたらいい。
 何者であれ、苦しみの為に生きるべきではない。
 喜びの為に生きるべきだ、
 
 天(うえ)じゃ、よく云われる綺麗な標語だとも。
 大衆から約束されたんだ、
 皆やってるなら怖くない、だろ?

[促すように、小さく水音が上がる]




 なんだ、ネタバレは無しかぁ。残念。
 わたしそういうの気にならない派だけどねぇ。

 いやあ、君も思わせぶりに云うもんだ。
 こりゃあ、続きが楽しみだね。

[ がぼがぼ、とまた嗤うようなリズムで水泡が揺れた*]


♪はじまりは いつも雨
 憂鬱な世界 望みはかなわないきっと


♪天使のようだと 持て囃された僕への視線は
 いつしか尊敬から 侮蔑へと変わり


♪濡れ鼠のような惨めな僕と
 重なりあう存在などなく


♪凍えた体に手を差し伸べる君は
 いったい何処の偽善?


♪闇を覆い尽くせ 時雨
 心の奥底の孤独は
 潰えることはない 永遠に
 離さないなんて 陳腐な嘘をつくんじゃねぇ


♪闇を覆い尽くせ 時雨――――――


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