人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

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視点:


【人】 記者 イアン

[絢矢の声>>4:319を後押しに、ホリーへと駆ける。
その僅か前に飛び出した真弓の脇差は、漆黒の吸血鬼の紅を狙って突き出され>>4:316

その陰を突いて、ホリーへの一撃を見舞わんと。
袴姿の少女ごと斬り裂きかねない一太刀を、下から上へ一息に。

――この一瞬、無駄にはしない。するものか。]

(3) 2014/02/16(Sun) 00時頃

[理依には、口煩い奴だと距離を置かれた。
 真弓には始めから、それが先の会話で増々広がったはずだ。

 リカルダの、何か含んだ笑みを、変えることも出来ず。
 明之進の選択を見守ることも出来ず。]

……ねぇ、だから。周じゃなきゃ………


【人】 記者 イアン

[しかし純血の吸血鬼の行動は速い。
ホリーの視界を奪わんとした真弓の身体は突き飛ばされ>>1、逆にこちらの動きを邪魔するかのように。

…元より、真弓に当たるかもしれなかった一撃。
今さら勢いを殺すわけにもいかず、外れることを願いつつそのままに右手を振り抜いて。

次いで身体を捩る勢いに任せて左の刃をホリーへと斬りつける。
反対側で斬りかかる絢矢へと、ホリーが左手を落とすその瞬間――]

(10) 2014/02/16(Sun) 00時頃

【人】 記者 イアン

 もらった!

[絢矢へと左手を向けるホリーの、真弓を突き飛ばした右手の戻らぬうちにその脇腹を割く一撃を。

――捉えたか?]

(13) 2014/02/16(Sun) 00時半頃

お前達、喜べ。家族が増えたぞ。名はアマネ。
仲良くすると良い。

[命を掛けた戦場で眷属達に告げる残酷な事実。
ホリーが傍にいれば、彼女の牙で、彼はいつも自分を
殺そうと狙い続けてくれたかもしれないなと。

少しだけ、ほんの少しだけ残念に思った位か]


【人】 記者 イアン

 さぁて、そんな甘く見られちゃ困るんだが。>>16

[脇を狙うも予想外に深く届いた刃は、ホリーの胸元へも伸び。
しかし完全に埋まらない手応えに歯噛みする。
黒衣の脇腹が裂け、血が滲んでいるのが見えるのみ。>>19

後方へと下がるホリーの正面に立ち、再び苗刀の間合いを保たんと詰め。]

 …悪いが。そこのは吸血鬼なんでね。

[表情は変わらない。…表情は。

真弓へとかける声>>19には、耳を貸さない。
容赦なく斬りつけはしたが、――信じている。真弓を。]

(23) 2014/02/16(Sun) 00時半頃

【人】 記者 イアン

[その隙を突いて駆け出す絢矢>>20
刹那見えた表情は危うさを含むそれ――]

 ―――!!

[名を叫ぶ余裕はなかった。飛び出す。
――前に。絢矢の前に。あの子が斬られないように…]

(26) 2014/02/16(Sun) 00時半頃

【人】 記者 イアン

[頭部へと繰り出される膝蹴り。>>30
低身長の絢矢を狙ったものだろうが、飛び出した姿勢のままの安吾の顎下を僅かに掠めて。
俺よりチビのくせによくやる――と内心舌を巻きつつ。]

 …絢矢!

[顔を見る余裕はない。ないから、声だけで測る。
絢矢、何を考えているんだ、絢矢…。

肩口を蹴って飛び退くホリーに、さらに追加で一閃]

(35) 2014/02/16(Sun) 00時半頃

[零瑠の腕に収まった周を見つめる色は既に紅に。
見下ろしながら、現実を彼の胸に楔として打ち込んだ]

たった今より、お前の敵は守護部隊含めた人間達に変わる。
人間達を鼓舞したように。

その傷でこの戦いに臨めとは言わぬ。
家族の勝利を応援すると良い。

[返せば守護部隊の全滅を、人間達の家畜化を願えと
優美な三日月は残酷な言の刃で周を裂いた]


【人】 記者 イアン

 まゆm――…

[言いかけて、共闘ではないと言った真弓の言葉を思い出す。
利発なあの子なら、場はしっかりと読んでくれるだろう。
――相手の隙を作る動作。隙を突く一撃。

ひたすらに飛び出す絢矢をどうしたものか悩みながらも、今はそれをどうすることもできずに。

3人の息が合えば、先のように攻撃することも可能と思うが――]

(38) 2014/02/16(Sun) 01時頃

よっ…と。

[邪魔な外套を外して引っ張り、襟のフックを外す。
 何度か周の首には噛みついたから、何処に噛み付けば良いか、分かるはず。無論、この時のためにしていた訳ではないけれど。]


 ……周。負けない為に、さ。
 居て欲しいって―――俺は、思ったの。

 周が居てくれれば、きっと人間の部分は残ってくれるんだろうなって、思ったから……。


そうか、私を殺してくれるのか? 愉しみだ。

[一層燃え上がる憎悪の炎>>+1宿る瞳を受けて、
返すのはやはり冷えた口元。
人でも鬼でも無い周がこれから見るのは何なのか。
鬼として生まれた金の鬼には判らぬ事だが。
もっと悲劇と苦痛に裂かれれば良いと願いと言うには
残酷な呪詛を込めて]

涼平ももう少し愉しませてくれるかと思ったのだがな。

[口にしたのは共に城に囚われた男の名。
周が知っているかどうかは気に掛けず、
末路を示唆する様な口ぶりで話を切った]


【人】 記者 イアン

[絢矢、よせ、それ以上は――しかしその言葉は音にならない。

…やめてくれ。生きてくれ。
何故そんな風に死に向かって行く。
おまえの今の役割は、俺のサポートだろうが――]


[それでも止める言葉が出なかったのは。
今、この機会を逃せば、ホリーを倒せないから。
ホリーを倒すには、この勢いを止めるわけには、いかないから。

だから、ぐっと堪えてこちらも絢矢に呼応するように刀を揮う。
深く考えずとも、息は合う。一朝一夕の絆ではない>>42]

(46) 2014/02/16(Sun) 01時頃

[大事にしろ、と主に言われた事も含めて。]

 あまねく光がある限り、きっと……。

 ………あぁ、リッキィと明が、ね。
 周に生きてて欲しいって。

[こんな『生』は嫌、かなぁ?と、前を向いて笑う。]


【人】 記者 イアン

[しかしどう足掻いても届かない一手もある――間に合わない。
突進していく絢矢の頭部を掴み、地に叩きつけるホリー]

 やめろっ!!

[咄嗟に左の刃を伸ばせども、
刀では引き摺って蹴りつけられる絢矢を護ることはできない。

その手を離せと言わんばかりに、右の刀でホリーの背を斬り付ける。
片足の浮いた状態なら、回避は難しかろうと。]

(53) 2014/02/16(Sun) 01時頃

[あぁ……明を、探してやらないと。

 真弓に頼んで折った獅子を、牡丹と共にと贈った事があった。
 『おかあさん』と訪ね探すような歳ではないけれど。

 姿が見えず、声すら届かぬ事を、今は寂しいと思った。]


【人】 記者 イアン

[ホリーの左腕を落とせば、勝機はあるだろうか。
神宿での絢矢の一撃、先程の真弓の一閃。確実に弱っているとは思うが。

日本刀一本とはいえ、無尽に駆ける刃に、此方も無傷とはいかない。
ホリーの攻撃対象が絢矢であったとしても、その太刀を受けんと動くため。]

 そうやって無駄に喋ってるから苦戦する。…違うか?
 ほぅら、可愛いお洋服が台無しじゃないか。

[その笑い>>47を消さんと、左上腕を狙った一撃を繰り出す。]

 んで、王女様は弱い者イジメがお好き、っと。

 …単に、俺を生かしたいんじゃなくて、
 この状況で俺とやり合うのが怖いだけだったりして、な?

[挑発が効くかはわからないが…絢矢から注意を逸らしたかった。]

(57) 2014/02/16(Sun) 01時頃

[震え始めた手>>+2を哀れと見下ろすが。
その表情は哀れとは懸け離れたもの]

柊に聞いた方が早いだろう。
私も途中からしか判らぬ。

[嗤う。
嗤う。
邪悪な笑みで、彼の末路を案ずる男を]

安心しろ。お前は安全な位置にいる。
柊に尋ねても無礼には当たらぬから遠慮なく聞くと良い。

[その後どんな呪詛が聞けるだろうかと、
期待に満ちた視線を周に、そして柊の気配へと向けた**]


記者 イアンは、メモを貼った。

2014/02/16(Sun) 01時半頃


周、が…?吸血鬼に?

[サミィから伝えられた事実に脳裏が真っ白になりそうで。
どこまでも救われなきにに傾く天秤は
どれ程の犠牲を持ってつりあうのだろう]

何で…

[脳裏の混乱は表に出さぬが努力の限界]


ねえ、真弓。

[剣戟の合間に彼女へと囁く。]

あたしの全部を手に入れて、それで貴女はどうするの?

[それは純粋な興味。
彼女がどこまでを欲しているのか。]

神宿を支配して家畜を管理する?
それとも、あたしの代わりに吸血鬼を率いてお父様を助けるの?

[彼女の望み、それを確かめようとするかのように。]


記者 イアンは、メモを貼った。

2014/02/16(Sun) 01時半頃



そう、ですね……、

ゆくゆくは、お父様の退屈を……
終わらせて差し上げたいと、
……考えて、いるのですけれど。

[その形はまだ見えず、
父に近づく力を手にしたとて、
この支配があれば、己が身は役にもたたない]

……お姉様は、
そんなことは、考えませんでした……?


【人】 記者 イアン

[やはり言い慣れない挑発は、ホリーの笑みを前にして効果を成さない。>>64]

 …はは。安くて悪かった、な!

[日本刀に受け止められた苗刀は、そのまま鍔迫り合う形でお互いを弾き、
そこへ斬り込む真弓の太刀筋。>>62

返すホリーの刀>>65は袴の少女を貫かんと。
あぁ、きっと全ては躱せない――恐らく彼女もそれを知っている。
だから、]

―――っ

[真弓を貫く菊一文字。
それを避けるでもなく、寧ろ自分からホリーへと向かって行く様に。

――大きな隙。
ホリーの右手を脇腹で、左手の暗器で、押さえこむ真弓の動きに合わせて、
…二人一絡げに、急所を狙った背後からの突きを。]

(75) 2014/02/16(Sun) 02時頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2014/02/16(Sun) 02時頃


そうね。
考えた事は無かったわ。

[そう、彼女と違って血に縛られている訳では無いホリーがずっとトルドヴィンの所に居た理由。

結局は惚れた弱みのようなものなのか。]

お父様の退屈を終わらせる……か。


真弓?

[さっきから気配が血なまぐさい。
サミィに気を取られていたが
彼女がどうしていたか、ふと気にもなり]

…ホリー?

[何があった?何か起きているのだろうか?
周が眷属になったのであるなら
高笑いの一つでも聞こえてきそうなのに。
返事がなくとも、今はサミィとの対峙から動くことはないが]


[黒百合の気配を、血統を繋ぐ感覚で追う。]

 ……お傍に、参ります……ご無事で。

[彼女がそれを願っているのかどうかは解らないが、
 己の中の血はそう訴えている。]


理依、それに明之進とリカルダ。

悪いわね、ちょっとこれ以上は持ちそうもないわ。
……お父様を頼むわね。


記者 イアンは、メモを貼った。

2014/02/16(Sun) 02時頃


いやだね。

[ホリーからの言葉には即答で拒否の言葉が返せた。
きっと自分は血のつながりがないからだ。
けれど僅かくちびるを噛む。

悼んでいるわけではない。
また少しだけ感じる後悔に似た何か]


 全員で帰ると言われたじゃないですか。

[誰かを傍に侍らせるのは慣れないと言った少女に、
 背いてでも仕えるべきだったのではないかと、
 刺すように思ってしまうのは、やはり鬼の血ゆえだろう。

 情があったかと思えば否で、
 それを持とうという思いもさほど湧かなかった、
 唯一「お父様」を求め、こちらを振り向かない主に]

 頼むと言われても……
 あの方がそれを求めるようには、思えません。


真弓、お父様を頼むわよ。

[退屈を終わらせると言った彼女。
どんな形になるのかは分からない。

だが、その時が来るまではと。]


[彼女には不要であっても守れと命じられたもの…
守らなければいけないものがまた一つ消えていく

ちくりと胸が痛くなる。
誰も彼も、やはり自分にもたらすものは後悔だけだ。
サミィの前であったけれど、一瞬でも目を閉じてしまったのは
5年の月日故に何かに祈ってしまったからだ]


そうね、言い出したあたしがこの様ではね。

[そう言って苦笑した。
ならばせめてと。]

多分最後の命令だわ。
貴方は生き残りなさい。

リカルダも聞こえているかしら。
どこまでも生き残って、お父様にずっと仕えなさい。


[間際に下された命令が、死しても己の内に残るのか――

 それは未だ、解らない事**]


記者 イアンは、メモを貼った。

2014/02/16(Sun) 02時半頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2014/02/16(Sun) 03時頃


イアンは、ホリーの急所を狙った一撃、その切っ先の行方は>>97――**

2014/02/16(Sun) 03時頃


[優しく唇を合わせるだけのキスを落とし。]

これは祝福、あたしからのね。


[そうしたら、周にーさんだって寂しくなんて――――…、]


[違う、これはやっぱり僕のワガママで、僕は剣を振るう理由づけに周にーさんやみんなを巻き込んでて、

でも、他にどうしろっていうの?]


[頬を滑り落ちて行った手、
それを祝福だと彼女は言った。

見開いた瞳、
驚きに言葉は出てこない。

ただそういえば、
彼女はよく自分の頬に触れていたことを思い出して、
自分も彼女の頬に、手を伸ばして触れたのだ*]




2人は、
……自由になれるのかしら。

[親たる者の支配は消える、
消えて何かが残るのだろうか]

……、

[ しばし時を置いて、そんな呟きが理衣の元に届いた*]


[そして否が応でも響く、父の声]


なれると、思うよ。
なってほしいと思う。

[ホリーに対してもやはりほんの少しの後悔を抱きながら
静かに答えた]

…あの子は何を思っていたんだろうね。
別に知りたくはないけど。

[最後、きんいろを頼む、となんて都合よいを通り越した言葉だ。
自分たちがあのきんいろをよろしくする必要もないと
彼女はしっている筈なのに
それでも口にした言葉の意味は]


[真弓に応えた後、きんいろの声が聞こえる
あぁ、と心中はまさに天を仰ぐよう。

出陣前、きんいろの「期待している」の言葉には
相変わらず言葉は返さなかった。
期待しているのは武勲ではなくお互いの苦しみだろう、と。

そして零瑠達のようにきんいろを「父」と呼んでしまえば
きっとどこかで何かしら後悔する対象になる。
せめてそんなことはあってほしくないと、一度もそう呼ばなかった]

…あんたを家族と…父さんとでも呼んだら、
少しは俺が後悔するようなことになったのかな。

[その呟きに隠し切れないくらいの殺意を込めて。
手も力も決して届きはしないのに
きんいろが「家族」の意味をどう捉えようと一笑に附すのみだろうが]


――お父様。

今までありがとうございました。
先に逝きますわ、ご機嫌よう。

[最後の瞬間、そう告げる。
トルドヴィンと最後まで共に在りたかったと思いながら。]


今まで御苦労だった。

[ホリーから最期の感謝の声が届く
眷属の真弓の気配も近くに感じれば、彼女が嘗て口にした
機を狙っていると言う言葉も思い出した]

今まで仕えた中で一番に愉しめた。
よくやった。

[恐らく一番長く仕える事が出来た鬼だろう。
その鬼の最期を見る事が出来なかった事は、
少し残念に想いながらも、
労う声に温もりの欠片も宿りはしなかった。
それでもその死に言葉を与える事など稀有な事なのだが]


   − 少し前 −

[殺意の籠った理依の聲
久しぶりに向こうからの聲が聞けた気がすると、
内容と表情を想像しながら見えぬ相手に微笑んだ]

私を父と呼ばずとも。
呼ぶまいとひたすら抗い、耐えていたのだろう?
それで充分愉しいではないか?

それに。
私を父と呼んで後悔する時が来るとでも?

[彼の人間時代の両親でも出て来れば別だが。
それ以外何を後悔する?と、
死など欠片も浮かばぬ傲慢な答えが返された*]


真弓。褒美は手に入ったか?

[消え逝くホリーの気配を感じながら、
代わりに力を増す真弓に問い掛けた。
彼女が真に望むモノを知らないまま、
新たに力を得た鬼を祝福する様に、声は柔らかい]


[声無く潰された鬼に、他の吸血鬼達の悲鳴が届く>>+5
眷属と成り果てた鬼が錯乱したと、慄く聲に嗤った]

憎悪のままに狂ったか?
抗う姿が見えぬのが残念だが胸を焼く焔は見えているぞ。

[渇きを耐え、それでも獣は鬼と対峙する。
その意志を離れた場所からでも感じ取った]

成り立ての鬼に潰されるとは情けないな。

[元々人間技を越えた体術を持つ戦士。
始祖の加護を受けた以上、並みの鬼では太刀打ち出来る
訳も無く]


周、お前が殺すのは人間だ。
その手で、牙で、渇き癒えぬまま、人間を殺せ。

[何処まで呪縛が支配するか判らぬが、
その意志が貫き通す末を愉しむ様に、命を下した*]


― in the distant past ―

[多くの純血吸血鬼がそうであるように。
ホリーの出自は明らかでは無い。

ただ、以前は日本刀ではなく短剣を武器としていたと伝え聞く。
守護部隊とはまた別の製法で作られた対吸血鬼用の武器。
その銘の“ニルヴァーナ”がいつからかホリーのファミリーネームの様に言われるようになっていたのだった。]


[自身の愉しみに価値を見出し。
愉しめるのであればヒトを助け、同族を殺すことすらあった。

そんな彼女が、ある日……トルドヴィンの宮殿を訪れた。
見知らぬ吸血鬼など通せないと言う当時の配下を数名半殺しにしてみせて。
強引にトルドヴィンと面会したのはいつの事だったろうか。]

やっと逢えたわ。
貴方が始祖吸血鬼様?

[微笑んで、目の前の相手に語りかける。]


そうだったな。
だが私を殺すのに、その程度の血潮で足りると思うな。
鬼になると良い。
その手をもっと多くの人間の血で染め上げてな。

[呪詛の聲に更に滾る憎悪の聲>>+9
必死に均衡を、人間であろうと保とうとする周を
揺らす様に呪詛を重ねていった]


    ― in the distant past ―

[知らぬ気配が近付いているのは気付いていた。
その頃側に仕えていた吸血鬼達の自信を、
容易く見知らぬ鬼は崩して姿を見せた]

ようこそ、私の城へ。
歓待させて貰おう。

[部下が幾人か潰され掛けたと言うのに、
彼女を迎える表情に怒りも焦りも無く、ただの笑み]

久しぶりに部下達の顔色が変わる所を見れた。
礼を言おう。

[単純明快な理由を口に、彼女に拍手を贈るのだった**]


歓迎ですか、まあ嬉しい。

[そう言って微笑む。
その頃から黒のレースをふんだんに使った服の趣味は変わらない。

部下の顔色が変わるのを見て、礼を言うという風変わりな目の前の始祖を見つめて。それから周囲の吸血鬼を見回してから。]

では、立ち話もなんですし。
お茶でも出していただけます?

[人を喰ったような態度、それはこの頃から変わらなかった。]


[あくまでも抗おうとする魂の強さ。
その強さ故、苦悩が長引くと知っていた]

お前の敵は人間だ。
そして人間の敵は、お前だ。

[何度も何度も繰り返す同じ命令は
何処までも冷たく重い鎖の如く、周に絡んでいく]


   ― in the distant past ―

[黒のレースの衣装を纏った少女は、
人形の様なあどけなさと美しさがあった。
こんな小娘にと牙を剥く部下を制し]

なかなか遊びに来てくれる者もいなくてね。
退屈していたのだ。

気が利かなくてすまなかった。
お茶か。
これで良いか?

[恐れる事無く茶会を望む少女にから視線を外す事無く。
牙を剥いたばかりの吸血鬼の首を落し、微笑んだ]


記者 イアンは、メモを貼った。

2014/02/16(Sun) 22時半頃


残念、……です。

僕が、自由を得たところを、見せたいとは、…思っていましたが。

[期待に応えたかったとわずかなりとも思ってたのはきっと、抗いようがないくらい血に縛り付けられてたせい。
――だけど、本当の気持ちでは、あるんだ]


………、――――。

[やっぱり趣味の悪いお方ですね。
なんて、思っても言える状況じゃなかったから、僕はだんまりを決め込んでしまう]


【人】 記者 イアン

[真弓の動きに合わせて、二人ごと貫かんとした苗刀>>75はしかし、その役目を十分に果たすことはなく。


抱擁を交わすようにして、互いの首筋に埋め合う少女らの口元には笑みさえ浮かんで。>>77

無垢な白に、絡み合う漆黒と、伝う鮮やかな紅が、


――刹那、全ての時が止まったかのような、錯覚。
戦場に在ってなおそれは、柔らかな静謐ささえ湛えて。

…嗚呼、美しい、と。
場に穿たれる終止符に。漏れるのは、ただ、感嘆。


差し向けていた刃は自然、その勢いを失くして。
止まることはなくとも、それは黒百合のみを貫くに留まった。>>97]

(183) 2014/02/16(Sun) 23時頃

【人】 記者 イアン

[純血吸血鬼の、その命の終焉を前にして気が抜けたか。
或いは単に、その美しい光景に見惚れてか。

どちらにせよ斬りかかった勢いは既に死に、
その僅かな隙を縫うように投げつけられた菊一文字への反応が遅れてしまう。

慌てて身を引き左の刀で受けようとするも、完全に躱すことはできず、
…ホリーの傷付いた左を狙っていたことへの報復か。
まるで彼女の鏡映しのように――その刃は左上腕に深々と突き刺さる。]

(184) 2014/02/16(Sun) 23時頃

【人】 記者 イアン

 ………っ!

[久々に負う深手。咄嗟に後ろへ跳び下がり警戒を強めるが。
腕の筋肉を貫くその攻撃の影響でさすがに動きは鈍くなり、
真弓とホリーの最期の会話>>104>>106>>107>>108をただ、見守るのみ。

やがてホリーの身体は、真弓の腕の中で灰となり>>123
たださらさらと、風に攫われ散ってゆく。

その儚い死は、純粋な吸血鬼故か、彼女の特質か。
消え失せる様は幻が如く、まるで一夜の夢のよう。

…されど地には、彼女の生きた証とばかりに緋色の海が広がっていて、
たとえ物理的に消滅しようとも、たしかにそこには、ホリーが存在していた。]

(186) 2014/02/16(Sun) 23時頃

【人】 記者 イアン

 …こんなもん、遺されちゃあ、な。
 ったく、最期まであいつは…

[左腕。ここにも一つ、ホリーの置き土産が>>124

傍らでじっと真弓を見つめる絢矢の無事を確認して、
右の苗刀を鞘に仕舞うと、外套の袖ベルトを外し一度ポケットへ。

その後、ぐっと息を詰めて一息に菊一文字を引き抜く。
どっと溢れる紅を止めんと、先程のベルトをきつく腕に締めた。]

(187) 2014/02/16(Sun) 23時頃

[首と胴体が離れる瞬間のこと]

──……ごめん。


[逃げてしまったこと
家族を家族として思い続けられなかったこと
あがくことすらできなかったこと
守ってあげられなかったこと

伝えきれない程に満ちるのは彼らへの謝罪と
どうか幸せになってほしいという小さな小さな……*]


記者 イアンは、メモを貼った。

2014/02/16(Sun) 23時頃


――――…。

[僕はふと明にーさんの気配を探ろうとしてみる。
同じ“お姉様”から牙を立てられたんだから、“家族”の中ではわりと探りやすいのはわかってる。
直にーさんもそうだったけど……、それ以前に独特の存在感を持つようになってたからなあ]


…、え?


[何か、聞こえた?
数瞬、同じ声が聞こえないかって集中して、でも何も聞こえなくて]

……。


[ホリーが消えた地で、また消える眷属の気配を感じ取る]

それが答えか。

[最期まで抗い、消えて逝く気配に僅かに呆れた様に息を吐く。
これでは何の為にホリーの側に置いたのか]

恐らくお前らしいと答えるのだろうな。
他の者が口にするとすれば、な。

[彼の祈り等知る事も無い。
ただ、また1つ玩具が減った事に少しだけ不服そうに呟いた]


【人】 記者 イアン

 …どうして?

[止血を終えれば、静かに問いかける真弓>>109>>113の言葉を繰り返す。]

 あぁ、そうだな。…わかってた。
 わかってて、でも、俺は、

[その先は、続かない。
『よく考えろ。』たしかに彼らにそう言った。
が、その詳細を、その意味を、あの時は示さなかった。

守護部隊に入るとは、どういうことなのか、
離別した者との残酷な再会の可能性、その辛さを知っていて、それでも。
――志願するのは彼らの意志だからと、積極的に反対もしなかった。

目覚めた始祖を倒すための戦力が必要だった。
そういう事情もあったから、反対したとて誰かがこの道に引き込んだだろうが、

それでも。 この茨の道に彼らを導き”駒”としたのは。
傍に置き続けようとしたのは、それは――]

(192) 2014/02/16(Sun) 23時半頃

 ……――

 リッキィ……今、何か、言った?

[不意に感じたものが黒百合の声でない事は解っている。
 それくらい、己にとって主の死は鋭敏に感じ取れたが、
 リカルダの方はそれに気付いていたかどうか。

 しかし、だとしても、リカルダの声ではなかったようにも思う。]


【人】 記者 イアン

[答えの途切れた瞬間に、滑り込むのは絢矢の声>>115
傍からは、まるでその先を言う機会を逸したように見えただろうけれども。
これがなくとも、続きを言葉にすることは難しかった。]

 絢矢……。

[「ボクらが自分で選んだ」「安吾さんのせいじゃないよ」

…この言葉に救われてしまえば、あぁ、きっと楽になる。
けれど、それではあまりにも無責任だ。

――示してやれなかった。これ以外の道があることを。

選ぶ自由があるのなら、それを知っていたなら、
この子達は、或いは違う道を生きたのかもしれなかったのだから。]

(193) 2014/02/16(Sun) 23時半頃

【人】 記者 イアン

「…でもあなたは人を捨てたじゃない」>>139

[何よりも、真弓のその言葉が胸に刺さる。

目的のために、人らしくあることを捨てた少女。
それを見て、しかし何をしてやることもなく。
今もこうして、急速に、確実に堕ちていく彼女を引き上げてやることもできず。
ただ、肯定するのを許してしまう>>140]


 …それは違う、真弓。
 絢矢は。絢矢は――…

[――何を、言おうとしたのだろう。俺は。

一瞬の躊躇いが生んだ隙。もうここに興味はないとばかりに去る背中。>>139
逃さんと一歩出た絢矢は膝を付き>>141、投げられた刀にこちらも足止めを食う。

…去り行くその姿は何故か、屋上で見送ったホリーの姿と重なった。]*

(194) 2014/02/16(Sun) 23時半頃

【人】 記者 イアン

[真弓の姿がその場から消え、また周囲の喧騒が戻ってくる。
手負いではあるが、こちらを攻撃しようとする吸血鬼の気配も今のところは感じられず。自分を呼ぶ声>>197に、]

 …絢矢っ!

[満身創痍の妹>>141に駆け寄り、応急手当を施さんと。]

 馬鹿か、おまえは!
 何考えてる。無茶し過ぎだ…
 …自分で言ったんだろ、俺のサポートするって。

[4日前の襲撃、日中の神宿戦、そして今と。
心に、身体に、一体どれほどの傷を抱えてこの場にいるのだろう。
――ぐっと腕を掴んでくる絢矢の手>>197には、まだ強い意志が込められていて。]

 …少し休め。これは上官命令だ。
 報告と手当のために一度、本部に戻るぞ。

[その細い身を抱えるように支えて、立ち上がる。
背後に迫る金色には、まだ気付かない。>>163]

(198) 2014/02/16(Sun) 23時半頃

何も、言ってないよ。

明にーさんこそ……、何か言わなかった?

[よくよく思い出してみたら、明にーさんの声とも違う気がするけれど]

あと、さ、“お姉様”が最期に言ってたこと……。どうなるのかな。

[口にしてしまえばより実感できた。本当に、消えてしまったんだ、って]


 ううん。僕じゃない。

[それはまるで、虫の知らせみたいに思える。
 加えて、黒百合の『遺言』の事も]

 ……解らない。

[リカルダはいつしか、彼女を"姉"と呼ぶようになったが、
 明之進はいつまで経っても、彼女を呼ぼうとしなかった]

 リッキィはどう思う?

[それは、是が非でも果たすべき命令なのか。
 果敢なさを承知で遺された願いなのか、あるいは。]


【人】 記者 イアン

[絢矢を支えてその場を離れようと。
――思い出すのは、真弓の言葉。>>114
父の眷族が。また一人。]

 誰だ、んな簡単に堕ちた奴は…

[心配を隠すように、小さく悪態を吐いて。
あぁ、正面からジャニスが駆けてくるのが見える。>>191

そしてその瞬間。背後で聞いたのは、
…忘れもしない。まさにその”父”の声。]

 「御苦労だった、ホリー・ニルヴァーナ。」>>166

[――まさか。
手合わせ願う、その言葉は自分達に向けられていて>>199

…間一髪、振り向きざまに絢矢を庇って横へ跳ぶ。]

(203) 2014/02/17(Mon) 00時頃

【人】 記者 イアン

――…おまえはっ!


[咄嗟に、右手に持ったままの菊一文字を構え

――間に合うか?]

(205) 2014/02/17(Mon) 00時頃

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