197 獣ノ國
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□Re:集え獣人
20xx年10月y日 ys:ai
鎌鼬と呼ばれた鼬
繋がれる…繋がる。
嬉しいが、なんだかこそばゆいものだな。
あっなんか狭いところに入りたくなってきた…(鼬故に)
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[彼女の唇>>36から紡がれるのは、今日も嘘ばかり。
文面は容易に御託を並べることは出来る。
けれど人の目を鏡とするならば、視線を逸らさなければ“真実”を垣間見ることが出来ると。
ウソなど吐けないと僕は考えていたのだけど、杞憂だったのだろうか。]
…つまらないよ。
[彼女の何もかもが気に食わない。僕の愛しい人はそれはそれは小さなウソで喜んだり悲しんだり忙しない人だったけれど、彼女は違う。
自らウソを望み、重ねていく。 ウソを吐く理由を、誰かのためだと述べた彼女が、こうしてウソを口遊むのは一体誰のためなのだろうか。]
(47) minamiki 2014/10/11(Sat) 23時半頃
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――…僕には分からないよ。君がどうして魔女を選ぶのか。
――君が、僕を選ぶのも分からない。
だけど、そうだね。何を持ってして魔女を魔女だと言うんだろうか。
僕の頭に生えた獣耳。誰から見ても悪者の狼に乞い願うなんて。
――…呪われてるみたいだ。おまじないなんて、程遠い。
[距離を縮める。つま先が、彼女の陰を完全に塗り潰してしまうまで。 互いの隔たりを失えてしまうまで。
腕を伸ばし、相手の両頬を包み込むようにして触れる。
そのままこちらを向かせようと力を入れることが、叶ったのなら。
僕は、彼女に――……]
(48) minamiki 2014/10/11(Sat) 23時半頃
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“キスから試してみるかい?”
[唇が擦れ合う寸前まで顔を近付ける。止まらない。
少しでも拒絶する素振りを見せれば僕はやめるだろうけれど
見せなければ僕は彼女とは違い、ウソばかり、呪いばかり口にする可愛くない唇を奪ってやるのだ。
永遠に解けることのない呪いを彼女にもかけてやるのだ。
それが、嘘つきばかりの僕らに、僕が彼女に出来る時間の止め方だったから。
封筒>>37は受け取らない。]
――君を縛るものなんか、いらない。ウソなんか、いらないよ。
(49) minamiki 2014/10/11(Sat) 23時半頃
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[重なる唇の温度は、どんなものだっただろう。 けれど魔法は解かれない。でも構いやしなかった。
これは魔法なんて高尚なものではなく、もっと低俗な押し付けなのだから。
ただただ、胸がギシリと歪んだ音を一度奏でるのみ。 すぐに感じた痛みも違和感も消えていく。 全て夕日に飲まれていく。
色気も情趣も無い口付けは、呆気なく終わりを迎える。
ぽたり、と。焼き切るような空から落ちる雨粒>>56
止まることなく地面を濡らす様を、僕は眺めていた。]
(59) minamiki 2014/10/12(Sun) 03時頃
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…そう。でも残念ながら君が触れた唇は僕のものだ。 これは変えようのない過去で、真実さ。
自分で吐いたウソに…。 相手の吐いたウソに縋って、… ――どうすんだい?
[丸い頬から伝う雫を僕は眺めた。 ウソはもういらない、と。 そう口にした僕に彼女は、ひとつ、新たに望んだから。
だから、僕は、……]
(60) minamiki 2014/10/12(Sun) 03時頃
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――愛してないよ [赤ずきんで隠されていない柔らかな金髪に僕は腕を伸ばす。
肩口に収めることが出来たのなら、僕はデニムから銀を取り出すのだ。]
呪いが解けても教えなくていい。お祝いなんてしてあげない。 その代わり、君にこの言葉を送るよ。
――君に、不幸あれ。
[囁く声は、引き寄せることが出来ていたのなら耳元から。
出来なかったのなら、丸い輪郭を眺めながら、口遊んだだろう。
そして、チェーンに繋がれた輪っか>>4:210を、彼女が身に纏うスカートのポケットに忍び込ませようと僕は手を伸ばすのだ。
なるべく、手のひらの内にあるそれが何か分からないように、握りしめながら。]**
(61) minamiki 2014/10/12(Sun) 03時頃
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□集え獣人
20xx年10月y日ss:ft
飼い主を見つけたジャーマンシェパード
赤のみんなで鼬捕獲大作戦?
あ、楽しそうに思えてきた
あぁ、今更、ここにこうして書き込んでるのは
幸せになったっていう、それだけ
報告はしておこうと思って
神隠しに遭わなくても、幸せを貰えた
科学者や鶴には、たくさん迷惑かけた
みんなも、多分少しは心配かけたかな
ありがとう
もう、大丈夫
僕は犬として自分として、生きていくよ
みんなにも、納得できる生き方ができればと祈ってる
それじゃ
□Re:集え獣人
20xx年10月y日 ys:ai
鎌鼬と呼ばれた鼬
捕獲など…おっかない、おっかない。
其れは置いておいて。
おめでとう、しぇぱーど。
報告、聞けて嬉しかった。
ありがとう。生き方、か。
良いものを見つけられる様に少し、模索し乍ら暮らしてみることにする。
偶にはまた此処へ顔を出してくれると嬉しい。
元気でな。
御幸せに。
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[肩口にかかる重み。人の体温。
鼻腔を擽るのは僕の好きな葡萄酒や葡萄柚でもなく。 僕の嫌いな珈琲の香りともまた違う、知らない匂い。]
――…僕は君じゃあないよ。
それに何だい。僕の心を勝手に決めつけないでくれよ。
[彼女への愛を否定しながらも僕はそんなことを宣う。 耳元で囁きが落ちるまではきっと、僕は笑っていた。]
(92) minamiki 2014/10/12(Sun) 23時頃
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――…君はおかしなことを言う。
[金糸を絡めた指が、小さく軋む。 唇を吊り上げようとして犬歯が邪魔をする。けれど知らない。
唇にプツリと朱が落ちたけれど、僕は気にせず歪めてみせるのだ。]
――…魔法が解けたのに君は不幸になるんだね。
だから……、僕が、君に、…、
[転がす指輪は誰の名前も刻まれていない、それを彼女の懐に。]
(93) minamiki 2014/10/12(Sun) 23時頃
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――…呪いをかけてあげるよ。
[楔をかけてやる。キスひとつじゃ眠りから覚めないような呪いを。
そうして手放す。真っさらな銀色を。]
覚えておくといい。君に呪いをかけた男の名前を。
――ヤニク。そう呼ばれていたよ。
[彼女は僕に幸福を。 僕は彼女に不幸を。
紡ぎ手になりたいと告げた友。 読み手になりたいと願う彼女。
再会を約束してくれた彼と、 口約束さえままならない彼女と、
立ち去ろうとする陰と、置いてけぼりの僕。]
(94) minamiki 2014/10/12(Sun) 23時頃
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[何もかもが正反対。 でもそっくり。合わせ鏡とはいかなくとも、何処か似た少女の後ろ姿を眺める。
斜陽が落ちてしまうまできっと僕は、その姿を脳裏に焼き付けていただろう。
――ほら、何にも起こらない。
……なんて。
それじゃあ あまりにもつまらない! ]
(95) minamiki 2014/10/12(Sun) 23時頃
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“どこに行こうとしているのかわからないのに決して遠くまで行けるものではない。”
[『ファウスト』のある一説を読みながら僕は、その腕を掴むために影を追いかける。]
つまりは――…迷子の君が遠くを望むなんて無理なのさ。
[打って変わった明るい調子で笑ってやる。 気紛れに歩を何処かへ向かわせながら、ゆるりと。]
――友達と、追いかけっこをしているんだ。
今度は僕が隠れる番。 でもこの耳じゃあ目立って仕方が無い。
…簡単に見つかってしまうのも何だか、悔しいじゃあないか。
(96) minamiki 2014/10/12(Sun) 23時頃
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――…だからね、ヘンゼルとグレーテルのように手でも繋いで協力すれば…上手くいくかもしれないだろう?
…急いでる? 君は白ウサギかい? そんなもの全部捨てちゃえばいいさ。
[横暴。身勝手。自己中。我儘。 僕の行動に当てはまる単語はこんなものか。
自覚はあるさ。 彼女がどのうように評価したのかは、彼女の唇が表情が紡ぐだろうけれど。]
――…ということで、さすらい人になろうかな、僕は。
さすらい人 ヤニク。
……似合うだろう?
(97) minamiki 2014/10/12(Sun) 23時頃
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[“また戻ってくる”なんて口にしては結局戻らない僕を彼は許してくれるだろうか。
もう、尋ねることはないだろうけれど。 彼と旅に出てみたかったのは勿論本当のことで、嘘じゃあない。
傍で物語を綴られる、なんていうのも心踊らされた、から。 だからこそ、探してみて欲しいような気がするのだ。
なんて、身勝手な我儘。
彼が乗るかどうかは分からないし、呆れ顔がいとも簡単に目に浮かんでしまうのだけれど、僕は前を見続ける。
彼女の傍へと並ぶことが出来たならば、そのまま三日月を唇に描くのだ。]
(98) minamiki 2014/10/12(Sun) 23時頃
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まあ、だから君は僕が隠れるお手伝いをしてくれないかな?
お手伝いさん クラリス
[彼女は僕のお願いにどう答えただろう。
どちらにせよ僕は数枚の紙幣と電源の切った端末ひとつで地平線を睨み付ける。]
――…まぁ、まずは検問をどう潜るか、なんだけど、ね!
[アンバーは楽し気に群青色の空の下、光を帯びては*揺らいだ*]*
(99) minamiki 2014/10/12(Sun) 23時頃
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□集え獣人
20xx年10月2日 mm:ss
蝶に捕らわれた蜘蛛
ここに来るのも久々だな。
【ゆるぼ】明日の献立
□集え獣人
20xx年10月6日 k:l
現在地:銀河の白カナリア
>>蜘蛛さん
明日の献立、メカブとかどうですか?
□Re:集え獣人
20xx年10月y日 ys:ai
鎌鼬と呼ばれた鼬
>>蜘蛛
じゃあ、藻付はどうだ?
□集え獣人
20xx年10月2日 mm:ss
蝶に捕らわれた蜘蛛
【ゆるぼ】明日の献立
・めかぶ
・もずく
今日は海藻責めか?
いや海藻は好物だから構わんが。美味いポン酢を頼む。
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―???―
[あの後。 彼女からの提案>>138に賛同した僕がまず目指すこと。
僕は生まれが獣であった訳ではなかったけれど、頭の上から生えるそれは…残念ながら人間には備わっていないものだ。
突然変異なんてものがこの世にあり得るだなんて信じたくもない話だけれど、どう足掻いたところで取れそうにもなく。
この國に聳え立つ塔に住まうという管理人に許可を頂戴しなければならない、ということを調べた結果知ることになった。
けれどヘイオトロープは科学が栄えど小國。 そんなに簡単にパスポートを発行して貰えるものなのか。 それが一つの疑問。
答えはきっとNO。 これが僕の個人的な見解だった。]
(149) minamiki 2014/10/14(Tue) 00時頃
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――まずさ、この國が陸続きなのかどうかが問題だと思うね、僕は!
[エンジンを吹かしながら僕はボヤく。
お手伝いさんはその時まだ僕の傍に佇んでいたか。 いたのなら、その腕を引いてやる。 当然のように後座席に乗せようとしたかもしれない。
そして友にはまだ見つかっていなかっただろうか。 万が一見つかってしまったのなら、お婆さんのフリをする。 練習し損だったからね。
それにしても、狼のくせに夜目はちっとも役に立ちそうにない!]
(150) minamiki 2014/10/14(Tue) 00時頃
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そもそも何人も見張りがいるかもしれないのに、無計画とはこのことだよ。浪漫の欠片もない!
――御伽噺なら態々出向かなくても南瓜なり差し出せば外に連れて行ってくれるだろうに。
魔法のマント、絨毯。そんなものがあればなんて思うけれど、…まぁ、高望みはしないよ。
[肩を上げて酸素を吸い込み、二酸化炭素を勢い良く吐き出した。 ハンドルを握り締める手は少し汗ばむ。 夢物語にはない物騒さだ。
メーターを調整しつつ、見よう見真似で運転を試みると思った以上のスピードが出て僕を驚かせた。
初めての試みはいつだって僕の心をワクワクさせる。
それは幼い頃寝室で読み聞かせてもらった物語の一頁を知る時のような心地。
炭酸の効いたジュースを呷っているような刺激的な光景だった。]
(151) minamiki 2014/10/14(Tue) 00時頃
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[流れる雲はどんなものよりも早い。 特急列車よりも、遅く。
ネバーランドみたいな幻想的な景色ではないのに、見るもの全てが奪われていく。
物は試しとヘルメットなんか買ってみたけれど、そんなもので覆い隠すのが勿体無いような晴れた日。
雨が好きだと言っていた彼もきっと気に入ってくれるといい。 そう思える空色。
遠くで鳥の囀りが聞こえたような気がした。 咲き誇る花々の隅で蝶が舞い、蜘蛛が巣を張り巡らせている姿を見た。
向日葵は残念ながら咲いてはいなかったけれど、陽気な太陽がいつかすれ違った金髪を思い出させた。
回る景色。小石が転がっていく。 僕の向かう先を迷わせるようにコロコロと散らばっていく。
小麦とは違い、味っ気のないそれは餌になんかならない。小鳥も犬も近寄らない。それでも確かに残っている。]
(152) minamiki 2014/10/14(Tue) 00時頃
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――それでも僕は、“献身的な愛”なんてものより…
我儘な愛の方が素敵だと思うね。
[花の名前を持つ國。
いつか本屋で目にしたその花に与えられた言葉を思い出す。
結局友の店にてそれを購入したことは一度もなかったけれど、脳裏に浮かべては失えた銀色を一度懐かしむように双眸を眇めさせた。
こんな顔は似合わない。 鏡はないけれど僕は確信して叫ぶ。]
(154) minamiki 2014/10/14(Tue) 00時頃
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Verweile doch! du bist so schoen!
[悪魔と契約した男が呟いた言葉。 契約の終わりを告げる台詞。
叫んだのなら、僕の命の行き先は地獄なのだろうか。
それとも――…?
そんなことは、今はどうだっていい。
頬を撫でる風を浴びながら僕は笑った。
始まったばかりの旅先の結末はまだ、綴られていないのだから。]*
(155) minamiki 2014/10/14(Tue) 00時頃
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―いつか 何処か―
[欠伸を何回噛み殺したか分からない。 この街の名前なんて覚えていない。
それほどまでに転々としていたものだから覚える気が無いというのが正しいかもしれない。
ほら、猫は住処作らないとか言うしね。]
――あれから何年経ったっけ。
[呟く声は昔よりは貫禄が増したようにも思えたけれど、半獣だからか。
あんまり老けていないような。 ポジティブに若作りと僕は捉えていたけれど。
あの後、上手く検問を巻けたかどうかは割愛しておく。
ちなみにここが何処の國かどうか、それは耳元でそっと囁く秘密ごとだろうから内緒。]
(169) minamiki 2014/10/14(Tue) 00時半頃
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[気紛れに僕は影を追うように足先を向けて、空を見る。 いつかと同じ空を見る。]
――何だい、そうやって晩酌をさせるつもりだろう、君。
[背後からかけられた声には振り向かずに言おうとしたけれど、僕も案外堪え性が無いらしい。]
……君って、本当に…馬鹿だね!
[お決まりのポーズに僕も同じ仕草を返しつつ、軽口を叩く。
軽やかに方向転換。 彼の手にある獲物を狙って。]
(170) minamiki 2014/10/14(Tue) 00時半頃
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――さあ、君の物語を聞かせてよ
[何処かで僕の物語を望む、ウソつき“だった”彼女にも届くように、唇は強請った。]*
(171) minamiki 2014/10/14(Tue) 00時半頃
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