14 Digital Devil Spin-Off
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――何を言うかと、思えば。
[薄氷が刹那、割れそうに滲んだ。 彼の目はこちらを見ていなかったけれど。 少し、目元を払った。 埃が目に入ったのだろうか、と思う彼女もまた。 自分の内心を上手く把握してはいなかったのだろう]
私のいない世界は、つまらないか? ……解った。
[少し埃の汚れたプラチナブロンドが、風に揺れる]
「ジュンより先に死なない」。 ジュンが生きている限り、私は死なないよ。
[たとえ死んだとしても、彼にとって生きている事になればそれで良い。 「これで良いのか?」と問うように彼を見上げて。 はら、と溶けた氷が滲むように零れた]
(441) 2010/06/05(Sat) 02時半頃
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[嗚呼、おかしいな。 どうして私は泣いているんだろう。 そんな事を思いながら、もし彼が気付くなら。
「目が痛くて堪らないんだ」とだけ答えて。
トウキョウタワーへの道をただ、歩いて*行く*]
(442) 2010/06/05(Sat) 02時半頃
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― トウキョウタワーへの道中>>492 ―
――そうだな。
[一つの覚悟をするために、もう一つの覚悟をした]
ジュンは、物好きだ。 でも、そういうところ、嫌いじゃない。
[今も、こうやって大袈裟な心配をしない]
ありがとう……。
[目元に触れる掌の感触にまた少し涙が零れそうになる。 けれど、すんと鼻を鳴らすとゆっくり瞼を上げて]
大丈夫、埃、取れた。
[そう言って、ゆっくりと微笑んだ]
(595) 2010/06/05(Sat) 19時半頃
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シノノメは、どんな悪魔を扱うのだろうな。 私のような悪魔使いか、それともジュンのようなペルソナか。
[どちらにせよ、準備が必要そうだというのには頷いて。 店へは同行した。 その折、iPhoneが着信を告げれば]
――アキ。
[少し、押し黙る。 今は、多分少年に返す事はできない。 決闘の場に人を巻き込む事はできなくて。 代わりに、彼女は掲示板にこう書き込んだ]
(596) 2010/06/05(Sat) 19時半頃
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― とある掲示板の書き込み ―
投稿者:(記入なし) 投稿日:202x年xx月xx日 Title:アキへ
トウキョウタワーの噂を確かめて来ます。 遅くとも明日には戻るでしょう。
(597) 2010/06/05(Sat) 19時半頃
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[誰が、とは書かなかった。 少なくとも、自分かシノノメのどちからは戻るだろう]
――私は、とんだ嘘吐きだな。
[それからWispperの新着に気付くと、ジュンと顔を見合わせた]
(600) 2010/06/05(Sat) 19時半頃
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― Wispper ―
@Philip_at 気にするな。私も出かけてしまったし。生きていれば、いずれ会える。
@Philip_at シノノメとは、話をしたら少し食い違った。物事に表裏はつきもの。一律に正しいものはない。
[ジュンへのメッセージも見えていたけれど、 返事はジュンの判断に任せる事にした]
(603) 2010/06/05(Sat) 19時半頃
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― トウキョウタワー前 ―
[そうして、やって来たトウキョウタワー前。 血の名残はきっと今も廃墟の中に埋もれている]
――レラ、出て来い。
[呼ばれて冷気と共に現れた、白狐。 いつぞやよりは大人びて、大人しく彼女の隣に鎮座する。 途中で調達した物は極少ない。
悪魔の性質上、埃や風に邪魔されぬようゴーグルを。 可能であればジュンにもそれは勧めておいただろう。 多少の瓦礫も不自由なく駆けられるよう、ブーツと。 それから、プレート入りのオープンフィンガーのグラブ。 前に出ないが故、機動性重視の選びだった。
武器は、ベルトに佩いた懐刀程度]
(610) 2010/06/05(Sat) 20時頃
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― トウキョウタワー前 ―
「――来たよ」
[白狐が風から何かを感じ取って、鳴いた。 しばらくすれば、瓦礫の向こうから少女の姿が現れる。 時刻は指定よりまだやや早かった]
――やはり、一人で来たんだな。
[フィリップ、――トモハルという紹介がジュンからあったか。 Wispperの内容からして、彼は来たくとも来れない といったところだろうか。 少女が一人を選んだ事には理由があったのだろうと推測する]
何か、事前に話しておく事でも?
[あるなら、始まる前にしておこうと彼女は言った]
(617) 2010/06/05(Sat) 20時半頃
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そうだな。 わずらわしい――と言うよりも。 私も君も「変わらない」だろうから、無意味だと思っている。
[此処へきて捻じ曲げる事はできなかった。 ふと、トウキョウタワーを一度だけ見やる。 我侭の押し付け合いという言葉には視線を戻して、頷いた]
だから、そういう事にしておこう。 どちらが勝って理を断たれようが、恨みっこ無しだ。
――ただ、一つ。 君の望む世界に私は歓びは見出せない。 だから。
[叶うならば]
君が勝ったら、――私の命、ジュンに預ける。
[本当は「殺せ」と言いたかったが。 ジュンとの約束を思い出し、そんな物言いになった]
(624) 2010/06/05(Sat) 20時半頃
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――……。
[少女の問いに軽く、天を仰いだ]
私は、「ジュンより先には死なない」――。 そう「契約」をした。
だから、もし、万が一になったとしても。 ジュンより先には、死なないんだ。
[「死ねない」ではなくて「死なない」と彼女は言う]
だからと言って、君からの手加減無用だ。 全力で来ると良い。
(632) 2010/06/05(Sat) 21時頃
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― トウキョウタワー前 ―
[冷やりと、空気が冷気を纏い始めた。 緩やかに風が勢いを増す。 廃墟に降り積もった粉塵が風に流されていく。 それはまるで、灰色の霧雨のように]
ケット・シー――猫、か。
[手袋を投げるその仕草は、決闘の意。 良いだろう、と礼を返すように彼女はその手袋を拾い上げた]
受けて立つ。
[風は勢いを増し、細かな石粒の破片が舞い始める]
まずは小手調べ、か。 行け、レラ――!!
[無数の破片が雪の粒を纏い、シノノメへと吹き付けた]
(635) 2010/06/05(Sat) 21時半頃
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士官 ワレンチナは、ゴーグルは装着するも、キリシマほどの怪しさは発揮されなかったようだ。
2010/06/05(Sat) 21時半頃
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ジュンは――イメチェンどころではないな。
[自分が勧めたとはいえ、ジュンのゴーグル姿は怪し過ぎた。 粉塵の向こう、マントが攻撃を防いだのが見て取れて。 そこから発された熱源に、機敏に白狐は反応した]
炎使いか、不利だな――。 ジュン、そちらの判断は任せる。 私でダメージを与えるのは少し難儀するかもしれない。
[雪を伏せて風だけで闘うしかない。 火炎を避けるように瓦礫の影へと駆けると同時に、 白狐は身軽に姿を消し風へと気配を変えた]
雪が駄目なら、切り裂け――!!
[頭上から、鎌鼬がネコマタへと襲い掛かる]
(644) 2010/06/05(Sat) 21時半頃
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そうだな――バリエーションがない分は。 応用で補うしかあるまい。
[中空からリリムへと「感謝――!!」との声が飛ぶ。 火炎は直撃せずとも冷気を削られる。 そのジリ貧の状態は打開されて。
二重に重ねられた風の行方を見ながら、 サマナーは瓦礫の影から相手の受け手を観察する]
(653) 2010/06/05(Sat) 22時頃
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[中空にいた白狐の気配がぴた、と止まる]
マリンカリン――?
[それが何を意味する魔法か解らなかったが。 風が不穏に、地面へと圧力をかけるように吹き始める]
レラ、どうした……っ!?
[ふらり、と姿を現した白狐の牙がこちらへと向けられる。 様子がおかしい、ちっ、と舌打ちが零れた。 咄嗟に抜き払った懐刀、払った鞘には狐と狼と雷神の彫り物]
――目を、覚ませ……ッッ!!!
[喉笛を目掛けて駆けてくる白狐、理性を失い行動は直情的。 それゆえに――飛び掛る一瞬が、視えた]
(664) 2010/06/05(Sat) 22時頃
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[刃を横に立てて右へと身体を倒し、瓦礫の上を転がる。 左肩を食い千切る感触と共に、刀にも手応えがあった。 甲高い鳴き声と共に、サマナー同様肩口を紅に染めた白狐は我に返る。 しまった、と顔に出す白狐に気丈に笑いかけた]
構うな、行け。
[鮮血を散らして、また白狐が宙に消える。 失血に軽い眩暈が伴ったが、肩口を抑えて立ち上がる]
もう一度――だ。
[転がった拍子に零れ落ちた襤褸布がす、と風に流されていった。 再び、粉塵が舞い始める]
(665) 2010/06/05(Sat) 22時頃
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[懐刀を右手に握ったまま。 だらりと下ろされた左腕は痺れを伴い始める。 ダークグリーンの上着に血が染みて黒く変色する。 指先からはぽた、と地面へと血が落ちていった]
――はっ、しょっぱなから、これ…か……。
[苦笑する。 嫌な汗が額に滲むのが解った。 思ったより相手の手数が多い。 次の手はカウンターの心算で身構えた]
(675) 2010/06/05(Sat) 22時頃
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[一度かかったものに二度は掛からない。 挑発魔法の声が上がれば、身構えたが]
憎しみや悲しみを厭う割りに――そういうのが、得意か。 皮肉な事だな。
[小さく、哂った。 それは、悪魔を使役する自分にも向けられる揶揄で]
そんなものが、効くと思うな――。
[名を呼んで駆け寄ってくるジュンを目にすると、 大丈夫だ、と声を掛けて。 瓦礫から身を離して一歩、二歩、遠ざかる]
ジュンも、少し下がって。
(685) 2010/06/05(Sat) 22時半頃
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――潰してやる。
[不意にシノノメの付近の廃墟で爆発が起こった。 否、爆発ではなく建物の内側から巻き起こった突風が 外へと瓦礫――硝子片やコンクリート片の雨を降らせる。 傍にいる者がいれば巻き添えをくらう可能性はあるだろう]
(688) 2010/06/05(Sat) 22時半頃
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士官 ワレンチナは、白狐は廃墟を一つ崩落させた後、外へと飛び出す。
2010/06/05(Sat) 22時半頃
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油断以外の、何者でもない、な。
[>>692、元より色白の肌は一層抜けるように白く]
怪我をするのも覚悟の上だ。 ――しかし、帰りがけに、誰かに襲われては堪らないな。
[その時は、適当に目暗ましをして地下にでも潜るか。 だとか、そんな事を謂う]
これ以上の怪我は後々に支障が出る。 何とか――早めに決着を考えないと。
(701) 2010/06/05(Sat) 22時半頃
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何だ、あれは――……。
[煙が晴れて瓦礫の中を見やれば、 そこに既に猫の姿はなく虚空から生えた鋼鉄の腕。 吹き飛んでくる瓦礫に、また一歩後退する]
何処までも、厄介だな。
[挑む相手を間違ったか、とは今更思わない]
レラ、雪を。
[鋼鉄の腕へと纏わりつかせる、冷気。 凍り付けば動きは鈍くなるのだろうか、解らなかったけれど。 嫌な音をたてる埃達を鎮めるように、 深深と瓦礫の上へと降り積もる雪の結晶達]
(704) 2010/06/05(Sat) 22時半頃
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っ、――ジュン、迂闊に飛び出して……。
[駆け出した彼に、思わず足が出た。 既に感覚のない左腕は、寒さも相俟ってぴくりとも動かない。 彼はペルソナ使い、生身の自分とは違う。 解っていたけれど]
ジュン、ッ――!!!
[振り被られた腕が狙ったのはこちら。 至近距離の彼に向けられたわけではなかった、 その事にどうしてだか一瞬安堵してしまい。 吹き上げられる雪の結晶が、盛大に空に舞う]
く、っ……――。
[真っ向から向かってくる衝撃波を食い止めようと、咄嗟に懐刀を 前へと翳す――人間の手でそんな事は当然不可能なのだが。 それとほぼ同時に、白狐が彼女との間に躍り出た]
(716) 2010/06/05(Sat) 23時頃
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[ジュンが抑えてくれたその衝撃は、少しは弱まっていたけれど。 じりじりと、最初は拮抗したが押されているのは目に見えて。 やがて、風は重みに耐え兼ねて地に屈する。 痛々しい悲鳴と共に彼女の眼前で真っ赤な華が散った]
、、レラ、……ッ……。
[プラチナブロンドがその血飛沫を被る。 衝撃波はそのまま彼女の手にした懐刀を遥か後方へと 弾き飛ばし、彼女の身体を右の肩口から大きく切り裂く。 右足が、衝撃に巻き込まれて歪んだような気がした]
く、、は…っ……。
[血の海へと、膝を着く]
(719) 2010/06/05(Sat) 23時頃
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[血の味がして、咳き込む。 げほり、と血の筋が伝った。 ペルソナ使いではなく、生身の人間。 リリムの加護を得ていても脆いもので]
――、レラ、……レ、ラ、、……。
[ジュンを助けに、と口にしようとしたが。 それもできなくて。 倒れないように瓦礫に手を付くのが精一杯で。 衝撃でずれたゴーグルを外すとぱたり、と投げ捨てる。 瓦礫の向こう、シノノメの悲鳴が聞こえた。 白狐が身体を引きずりながら、立ち上がる]
(730) 2010/06/05(Sat) 23時半頃
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[駆け寄ってくるジュンの背後に、ビョウキの視線が見えた]
……、……――。
[声を発しようとするだけで、胸が痛い。 分が悪過ぎた、――彼だけでも逃がさなければ。 そう、請うように白狐を見上げた]
ジュ、ン……――。 、、逃げ…、……。
[最後の力でもって、白狐の風が二人の姿を包む。 もう今は持たない――そんな気がして。 叶うならば、血塗れの手で彼の手を力無く握った。 なんで、と繰り返す少女の声を遠く聴きながら。 風がジュンを何処か遠くへと連れ去ろうとする]
(741) 2010/06/05(Sat) 23時半頃
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[遠く、聞こえる声>>742。 白い肌を紅色に染めて、口元に笑みを描いた]
……、げ、ほ…っ、ごほ、っ……――。
[頭を地に垂れて、肩を揺らす。 その姿は斬首を待つ罪人にも似ていたか]
は、っ……、……。
[酸素を吸っても吸っても、霞がかかる。 脳に酸素を回す血液が足りないのだから、仕方がない]
(746) 2010/06/06(Sun) 00時頃
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[血交じりの唾を飲み下そうとして、諦めた。 そのまま、咳と一緒に吐き出す]
…理を、…捨てれ、ば……意味、がなくなる……だろう。
[此処までして闘った意味すらも失われる。 だから、闘った以上理を曲げる事はない。 ゆっくりと背を起こして少女を、そして悪魔を見上げる。 支える右腕が、がくがくと震えていた]
…ジュ、ンは……。
[>>755の声が聞こえて、また頭を垂れる。 侭ならない、血溜りに一滴透明な液体が零れた]
…契約、…違反、なら……。 …罰を、受けなくては…な…。
[何が良い?と。 風の気配を追って、ゆっくりと時間をかけて背後を振り返った]
(759) 2010/06/06(Sun) 00時頃
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[小さな少女の泣き声が聞こえる。 宥める術は彼女には、ない]
…遅かれ、早か、れ…の、定めだ……。
[理を持つ者としての。 この道を通れない者に道を譲るつもりはなかった。 此処で自分を捨て置く者がいるならば、 きっと自分は後からその者を殺めに行くのだろう]
…ばか、、…ジュン……。
[折角遠ざけたのに。 >>767の様子が見えて、仕方の無い奴だと苦笑が零れた。 苦笑と一緒に、涙も零れていたかもしれない]
(771) 2010/06/06(Sun) 00時半頃
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――……、恨むわけ、ない…だろう…。
[これでやっと――とすら、思っているのだから。 振り上げられた腕を見上げる。 その向こうに鈍色の空が見えた。 遠く、高く、そして変わらぬ色で。 そこに昇る日は、眩し過ぎた。
けれど、しっかりと目に焼き付けただろう]
(781) 2010/06/06(Sun) 00時半頃
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[最後に聞いたのは、誰の声だっただろうか。 ジュンの姿を最期に目にすると。
ゆっくりとまた、彼女は頭を*垂れた*]
(786) 2010/06/06(Sun) 00時半頃
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