人狼議事


78 光環の戦溟 ― bloody searoar wars ―

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【人】 さすらい人 ヤニク

―ギルド・別室前―

ここか。

[右手を握り扉をノックしようとドアに歩み寄ると
中から2人のものとは違う声>>390 >>408 が僅かに聞こえた]

部屋を間違えたか?

[ドアプレートを見るが、間違いなくあの男女が案内された部屋だ
不審に思いながらも惑っていた拳を再び上げ
ドアを2度ほどノックする]


――コンコンッ

(437) 2012/01/30(Mon) 00時半頃

[少年が奮う、虚想ノ拳《メンタシム》の破壊。
零へと還る死体の死体達を見て、小さく笑いながら。

ガントレットから漏れる物ではない。更に遠くへと。
言う所の、『災禍を撒く存在《モノ》』へ届ける様に]

『災禍を撒く?
ふふふ、相変わらず失礼な奴め。

この世界をより素敵にする為に。

太陽《サイモン》ごと、総てを零に還すだけの事だ』

[女は、心底から心外だと眉を顰めて]


この世界への思い残しは…………………。


『………。
それも総て。運命《おまえ》の裁定次第だ。

死と生。再生と破戒を別つ裁定は運命《おまえ》自身も勿論。
そして、安ら静謐なる死をこの手に奮う、私自身すらも抗えない。

故に、問おう。

私と共に、太陽《カミ》殺しの宿命を負う存在《モノ》は誰ぞ。と』


『素敵にか。

 ふふ…失礼。素敵に、とは良い言葉《オト》だ。

 同じ風景を見ていても誰一人として同じ認識などしていないのだ、表現の違いも生じるものなのだろうな』

[女の声にそう応える]


『―――共に、太陽《カミ》殺しの宿命を負う存在《モノ》

 目的を同じとするのならば、同じ路を往くもまた運命。

 安ら静謐なる死を奮う、零呼ぶ華《Call ZERO》よ』


【人】 さすらい人 ヤニク

[4つの声に訝しがりながらもドアの前で待つと
ドアを開けてくれたのは婦人の方であった]

夜分に失礼、ケヴィンさんから色々とお話しを伺おうと思いましてね

[軽く会釈をしてから、招き入れられた部屋に座しているのは
男女2人だけで、先程聞こえた異なる声の主は
ざっと見渡した所ではあるが、その姿を示さない
不思議に思いながらも、中にいるケヴィンに一礼する]

今晩は、お邪魔ではなかったですか?
随分と、賑やかだったようですが。

[こちらに気をまわしてベッドに移動してくれたであろう
ケヴィンに、さりげなく疑問を投げかけてみた]

(473) 2012/01/30(Mon) 01時半頃

あのような代物に頼らずとも、妾の力を使えば、最高の悦楽《ハピネス》が得られるというのにな。

[桃茜は無の境地に向かい囁く。]

本当に奇怪なモノよ。

[そして浮かべる、面白い代物を見るかのような、笑い。]


――ただ、それも今日までの事。


太陽《サイモン》は堕ち、この世界は遊戯《ゲーム》の火蓋が落とされることとなる――――


【人】 さすらい人 ヤニク

―マスア・ナ ギルド内ケヴィンとカトリーナの部屋―

[女性よりも先に腰かけるのは少々気が引けたが、ケヴィンが開けてくれた椅子にありがとう、と腰かけた]

奇異なもの…?

[男が広げた胸元には、魔法陣が描きこまれていた。
何かの封印だろうか、と目を凝らすと
中央に描かれていた龍がケヴィンの皮膚の上を踊った]

これは…!

[驚いている俺の反応を楽しんでいるのだろうか
ケヴィンにナジと呼ばれた名の長い龍は矢継ぎ早に言葉を発する
しばらく呆気に取られつつもその言葉を聞いていたが、ある一言が耳を引いた]

ウルヴェレア?!

(687) 2012/01/31(Tue) 01時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[今日に限って良く聞く言葉だ――
思わず声にしてしまったその言葉に龍は再び言葉をまくし立てる
僅かな情報でも手にしたい、必死な声色だった
ウルヴェレアに関しては恐らく里へ戻れば何かしらの文献はあったはずだ
確かに今日だけでも色々な事が起こりすぎている
情報を手中に入れておく事は、計らずとも有意義であるだろう
そう考えている間にも龍のマシンガントークは止まる事を知らない]
知らない事もない、ただ情報が―

[あまりにも足りない、そう言おうとした刹那ケヴィンとは反対のベッドに座していた
カトリーナの様子がおかしい事に気付いた
何やら苦しげに呻いている。
大丈夫かと声をかけるよりも早く、龍でもケヴィンでも、カトリーナでもない
もう一つの声が逃げろと警告する]

(688) 2012/01/31(Tue) 01時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

どうした?!
ぅあ…っく!!!!

[突如眩い金の焔がカトリーナを包む
更にその焔は熱を孕み部屋の温度を高めていく
外へ、というケヴィンの声に頷き共に婦人を外へと導こうとするが
その温度はあまりにも高く触れることも儘ならなかった
金の焔は次第に部屋を舐めるように焦がしていく]

何とかしないと――!!

[二人の前だが幻想の刃の力を使うか…!
覚悟を決めた刹那、5色の炎に包まれたカトリーナの姿が
みるみる鳳凰の姿を成していく]

(699) 2012/01/31(Tue) 01時頃

/*
業務連絡。
クラリスがオフっているのでコミットは今夜は揃わないと思うけれど、そろそろダミー襲撃についてを。
わたしは一度会いに行きますが、ダミー殺害についてはやりたい人がいればお任せしたいと思っております。


/*
業務連絡応答。
ダミー襲撃は、赤ログの通り、私がパァン出来る。
ラディスか桃乐茜がパァンしたい場合、脇でパァン見物に徹するつもりだ。


/*
業務連絡応答感謝。
わたしは襲撃方法特に考えてないので、桃乐茜が希望なければ零の華にお任せで。
現場で見ていようと思う予定です。


[太陽を、見上げる]

『創造主《おとうさま》

 我は運命の忠実なる使徒。

 貴方の使徒《人形》ではないと気づいた貴方は我を封じた。

 だが、何者も運命から逃れることはできない

   ―――例え神であろうともな』

[口元を歪ませ、神の兵器は哂った]


― 太陽への罅の中 ―

[大陸を横断するよりも、世界の宙(そら)高くに輝く太陽への空間の罅には、微かなトンネルの様な道が存在した。
常人なら、既に骨も残さず蕩けてしまうその道。

仮面の女は、表情こそ窺う事は出来ない物の、涼しげと断じれる所作で太陽へ至る路を渡る]

『私は一足先に向かっている。

なに、あいつを還す前に積もる話もあると言うだけさ。

お前もすぐに来ると良い。
共にあいつの神棺《カンオケ》に零ノ華《Call Zero》を添えてやろうじゃあないか』

[親しげにその言葉を投げかけるのは、太陽を目指し羽ばたく、終末の使命負う運命への物。
気負う様子もないまま、そして、最後の一歩を*踏み出す*]


ぴーぴーと五月蠅い人形は黙らせた。

さて、美しき華よ゛素敵゛なショウをはじめようか

[そこには歪んだ笑みを浮かべた人形がいた**]


―――ひとつ。

[太陽《サイモン》を封じ込める外宇宙《そら》の温度の冷気。
それが、太陽《サイモン》の力を着実に削ぎ落とすのを見物しながら、黒曜の剣に視線を送る]

ひとつ。質問がある
訊かせてもらおうじゃあないか。

お前は知っているか?

私達、二人が揃った中で唯一。
銀河の縦糸と横糸を紡ぐ者-カミ-の。

総ての星命を司る一柱。


総慈愛恋たる生命の具現≪- クローソー -≫が、今、何処に居るかを。


あいつはこの世界の行く末をどう捉えていた。

その結末が再生であれ、破滅であれ。
同じく、現在のこの澱んだ世界を還さんと想うか。

それとも。
私達と、この袂を分かつ想いを抱いているか。


しかし、私はあいつの姿をもう長い事見て居ない。

――知らないだろうか。
あいつが、今、どこでどうなっているのかを。


総慈愛恋たる生命の具現≪- クローソー -≫か。
久しく耳にしていなかった名だな。

期待に応えることができず残念だが、居場所は知らぬ。
何せ太陽《サイモン》に道連れに月に閉じ込められていたのだ、容赦されたい。

―――だが。
どうであろうな。
あれは生命《イノチ》の声を聴く存在《モノ》であったから。
我らの見ている世界とは、違うものを見ているのやもしれぬ。


……そうだった。
私と違い、お前は"無理矢理"だったな。

全く。
こうして考えてみるとつくづくとんでもない奴め。

[軽く、太陽《サイモン》を睥睨してみせるフリ。
監督者足る彼女にも向けられたフレアの塊には反応すらしない。
造作も無かろうと判断したからだ]

だとすると。
あいつ《クローソー》が外宇宙《そと》で傍観に徹している筈がない。

必ず、何かの形で私達の前に立ちはだかるだろうな。

そう言う子さ。あいつは。


意見の相違が妥結点を見なかったからな。
ふふ…とんでもない、か。
この世には善いも悪いも存在しない。
あるのは厳然たる事象そのものだけだ。

そういう概念は相対的な評価が必要なイキモノにだけ必要なモノサシに過ぎん。
つまりは、そういう運命だったというわけだ。

[当然のごとくフレアでダメージを受けるような楽な身体はしていない]

そうだな。
滅ぼそうという存在がいて、また相対する存在がいて、世界は成り立っているのだから。
我も汝も、そう楽にはいくまいよ。

だが―――我は我の往くべき路を進のみ。


おや?
とんでもない奴、と言うのは。

私はひとつの事象だと思うのだよ?

つまり、善悪の関係なく。
あいつの愚直さも大胆さも、死んでも直るまいさ。

[それが余程可笑しい事なのか。
外宇宙《そら》の冷気を孕み、力の大部分を封印された太陽を見て、くつりとまた笑う]

……何せ。
自身に安ら静謐なる死を与える存在である、この私を。

娶ったくらいだからなぁ?


 ふぅむ、そういう考え方もあるか。

[納得したような、遣り取りを楽しむような声]

 ほう―――…それは知らなんだ。
 結婚報告でも呉れれば良いものを、水臭いことだ。

[くすりくすりと笑って冗談を言う]

 汝を娶るとは、それはまた怖いもの知らずにも程があるな。
 こちとら無理矢理、監禁されていたもので良い印象はないが。

 そうとすると―――良いのか?
 その手で夫を殺すのか? 


それは失礼。ごく最近な物でな。

では、こうしよう。
この星そのものが、ウェディングケーキだ。

[薄く笑いながら冗談に応える。
だがその言葉には、いささか程の迷いも感じられない]

最初からこいつもそれを承知の事だ。

こいつは、例え罪に濡れ、銀河の因果が歪んでも、この星を選んだ。
私は、総てを零に還し、新たな素敵な世界へと再生させる。

ただ、それだけの事さ。


あの子を私を廻り逢せた奇跡すらも。


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