238 聖痕の空〜Knockin' on heaven's door〜
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仰九羅璃紗が、古の記憶より保証いたします。
[名乗るそれは、かつて、仰代が仰九羅と名乗っていた頃の。
初代の当主の名。]
わかったわ。
刻限の早まった事。これは私の責でもある。
腹をくくるのに時間がかかったの、申し訳ないわ。
もう、迷わない。
――其方にも、幸運を。
[ぱり、となる紫電は、
私が覚悟を決めたことを彼女に伝えたろう]
……それでいい。
[どこか安心したように声をかけて。]
ならばよろしいです。
貴方にも、門の先の幸があらんことを。
[軽い笑みを含んだ言葉を返し、瞑目する。]
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嗚呼……天と地が分かたれてから、幾星霜…… 一日千秋の想いで、これだけの布陣が整うのをお待ちしておりました……
[雨の降る空を見上げ、焦点の合わぬ目で何かを見る。 吐息は熱く、憂うように]
……幾千の巡りの果て辿りついた千載一遇の好機、逃してなるものか……
(222) 2015/09/13(Sun) 01時頃
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今一度、神《貴方様》にお会いするのですから……!
[染まる頬は、恋をする乙女のように。**]
(223) 2015/09/13(Sun) 01時頃
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/*
これ、玉露様初回の吊り襲撃を遠まわしに立候補していらっしゃいますね。
どのみちそれができるのは明日以降になりますが。
/*
まあ、その時までの流れ次第でってところかねえ。
/*
多分そうですね……体調不良をメモで申告されてましたし。
吊り襲撃的には有翼種⇒白羽君に襲ってもいいわよ!アッピ?
若しくは今日明日中に私がカイちゃんSATSUGAIか振り切ってそっち向かった方がいいのかしら。
私の場合は逆に初回落ちの可能性もあるけど。
/*
取り敢えずは2d以降の流れでって感じですかね。
私はコンクリートと戦ってくる……!
/*
菖蒲様はできれば龍山様との決着を。
ここでそれを振り切り、玉露様の方へ行ってしまうと龍山様もお困りになるでしょう。
玉露様はこのままの状況でしたら、私か大須賀様で対応します。
/*
了解です。2d終わりまでには決着をつけれるように頑張ります。(ぐっ
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あら……?これは……
[次の策を練っている時、それは雨に濡れながらも飛んでくる紙飛行機。]
幸々戸様ですね。 …………まぁ、菖蒲様と、龍山様が…… それに、龍山様と神威様が裏切り者、と大須賀様が仰っている、と……?
[誰もいないのに、独り言であろうとも大仰に芝居を打ってみせる。 他家の様子は全く書かれていない。 ひとまず、この情報は殆どの者に伝わると思っていいだろう。]
(299) 2015/09/13(Sun) 21時半頃
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……どちらを信じるか、ですね……
[大須賀も、随分と大胆に紫藤と線を繋いでしまったものだ。 派手に動いてしまったといえば、この雨のようなものを降らせた自分もあまり人の事は言えないが。 それでも、自らの持つ術は癒しと守護の事しか他家には他言していない。]
(301) 2015/09/13(Sun) 22時頃
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――――あぁ、ひなちゃん。
[水溜りを踏む音に顔をあげ、小さな姿に微笑みを向ける。]
ええ、私は無事ですよ。 さ、ひなちゃんもこっちへいらっしゃい。 タオルくらいなら、救護室にいくらでもあるわ。
(312) 2015/09/13(Sun) 22時頃
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えぇ、そうらしいの。
[眉根を寄せる姿に、痛わしげに目を伏せて。]
どうやらこの事態……私たちの中に、裏切り者が出たようです。 菖蒲様か、龍山様……そのどちらかが、そうなのでしょうね。
(315) 2015/09/13(Sun) 22時半頃
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信じたくないのも、無理はないわ…… でも、痕を持つ私たちだけを狙う機械に、神威様の結界……そして、この知らせ。
全部、間違いなんかで済まされるものではありません。
[持ってきたタオルに、シーツを渡して。 ゆるゆると首を振った。]
(316) 2015/09/13(Sun) 22時半頃
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……そう、なのかしら。 でも、そうよね……神威様も、龍山様も謀は好まぬ方々でしょうし。
[否定はしない。 ただ、頷き、タオル越しに頭を撫でる。]
本当に、どうしてこんなことを……
(323) 2015/09/13(Sun) 22時半頃
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本当に、聡い子。
いつまで騙し通せるかしら。
[さて、どうしたものか。]
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私を信じてくれるのは嬉しいわ、ありがとう。 そうね、ちゃんと、確かめないとね。
[柔らかく微笑みかける表情に揺らぎはない。 見上げる目に、まっすぐと返す。]
(328) 2015/09/13(Sun) 23時頃
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私は大丈夫。 ここから私の屋敷も近いし、物資の補給も、学院とおうちとで容易いから。
[ゆるゆると首を振り、気遣いには礼を言う。 そして、ふと思い出したように]
そうだ、ひなちゃん、怪我とかしてないかしら……? 私でよければ、いつでも治せるわ。
(336) 2015/09/13(Sun) 23時頃
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あら、また……
[再び飛んでくる紙に、幸々戸からの追加の連絡があるのかと思ったが。 内容を見て、目を見開く]
……まぁ……サイモン様が……!
[下手人の名は書かれていない。 否、それより前に力尽きたのだろう。]
(344) 2015/09/13(Sun) 23時半頃
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目的を成されたのでしたら、連絡くらいくださってもよろしいのでは?
[こんな紙が届かなければ、こちらも知らずにいた、と。
少しばかり批難めいた声をかける。]
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……でも、ひなちゃん、それ……
[目を向けるのは、左腕。]
ダメよ、十全の状態でないと。 それくらい、すぐに治せるわ。
見せて?
(351) 2015/09/13(Sun) 23時半頃
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…………ほら。 これから、きっともっと戦いは激しくなるわ。
そのときに、腕が枷になったらまずいでしょう?
[そうして、尚更、治療するように言い募り。]
(352) 2015/09/13(Sun) 23時半頃
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うん、いい子ね。
[にこ、と微笑み、傷口に手をかざす。 そうして、手のひらに浮かんだ光が傷口へと吸い込まれ―――]
はい、これでもう大丈夫よ。
(361) 2015/09/14(Mon) 00時頃
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ああ、すまないな。
ちょっとこちらもダメージを受けていたので。
万全に戻してから知らせる心算でいたのでな。
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しばらくは、治癒の力が続くから、安心して。
[常日頃と、何一つ変わらぬ笑顔で。 もう安心だと言うように軽く頭を撫でた。]
(362) 2015/09/14(Mon) 00時頃
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あの娘ですね?
……まぁいいです。
私の屋敷に、傷を癒す聖水が庭に溜めてあります。
量に限りはありますが、軽いものなら癒せるでしょう。
必要なら、私とつながっていると悟られぬよう、お使いください。
[実際、何か非常時用に瓶に少量取っておいただけのものだ。
さほどの期待はできぬだろうが、それでもないよりはマシだろう。]
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