人狼議事


204 Rosey Snow-蟹薔薇村

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視点:


シメオン! 今日がお前の命日だ!





 ーーーーーー…………

[夢も見ないほど 懇々と眠り込む
 時折 何かを呼ぶように 小さく唇*震えた*]


 

 フィリップ………


[血塗れた姿に、瞳を細める。
 なにもできなかったことを理解して。

 ただ、痛い]




 ―――――っ


[消せない、血の匂い。
 眠りながらも、うずくものを、かかえていた*]


道案内 ノックスは、メモを貼った。

2014/11/19(Wed) 11時半頃


[階段で、フランシスと合った折。
 彼の表情は図星そのものだった。

 そうだろう。
 うちの子でなくて良かったと、思うのは当然だ。

 出逢ったばかりの存在と、長年共にした存在と。

 守ってやれるのは、己の存在だけ。]


[壁の向こうで起きたこと。たったひとつの、壁の向こうで。止めようと思えば止められたことだ。


 愛しい子の血肉を啜った。

 2つのことをバーナバスが知ったらどう思うだろう。


 純粋無垢でいられた少年は、泣いたまま。


【人】 道案内 ノックス

―ラズベリー/翌朝、3階個室―

[穏やかな眠りの夜を過ごせるわけもなく。>>2:72
 断続的な眠りを繰り返す。

 今は1人になってしまった腕の中。
 口の中に残る愛しい子の血が、唾液に薄まり消えてしまう。肉が、胃液に溶けて消えてしまう。
 
 壊れてしまったのかと思う程穏やかに微笑むトレイルを、縋るように抱き締めた。

 温もりと、すぐ傍で香り立つ甘露と。目を閉じても鮮明に蘇る、『食べて』と抱きついた姿と。

 ――喰われて死んだ、シメオンの姿。]

(6) 2014/11/19(Wed) 12時頃

【人】 道案内 ノックス

[あの、喪失感を知っているのに。


 自分が、食べたいと思ってしまう。白と赤とで穢しても。まだ、愛らしい瞳を向けてくれるだろうか。

 夢想と現実が混じりあう。
 保護者としての表と、卑欲に満ちた裏と。]

 ………ん。

[下肢の昂りに、目を開けた。熱い吐息を飲み込む。

 近くにプラチナブロンドは見えなかった。もう起きてしまったのか。
 指はマロンを探す。]

(11) 2014/11/19(Wed) 12時半頃

ノックスは、トレイルの頬に触れて、微笑み。毎朝のようにおはようのキスを送る。

2014/11/19(Wed) 13時頃


【人】 道案内 ノックス

 ……傷。痛むかい? 熱は?

[そう。いつもの朝とは違うものの、ひとつ。
 肩口の生成り色。

 少しずつ昨晩の事を思い出す。
 縫合しきれなかった傷。
 ベッドサイドには短い蝋燭。

 解熱の薬を飲ませて寝かせたけれど。]

(19) 2014/11/19(Wed) 13時頃

(ノックスの「よかったね」という
唇の動きが忘れられない。
彼も、彼で、同行者を心底大切に思っているに相違ない。
おれの、それと。
形は違うのかもしれないが)


(――守れるのは自分の大切なもの、だけ。

もし、もしも、衝動が
全てを食らうほどに強かったとしても。
何もかもを犠牲にしなければならないとしても。
生きていてほしいと思うのは――本当だ)


道案内 ノックスは、メモを貼った。

2014/11/19(Wed) 13時半頃





  ………………ラルフ

[痛い 何が痛いのか
 誰が痛いのか わからない

 現実に聞いた言葉 ほろ と涙がこぼれる
 けれど現実には零れない
 この 涙の意味は なんだろう?]



 ーーーー…………うん

[何か言おうとした 何も言えなかった
 完全に 緊張の糸が 途切れて
 微か 笑いたかったのだけれど
 笑えたのかは 彼にはわからない]


【人】 道案内 ノックス

[なら良かったと、ノックスは固い枕に頭を戻す。
 暫く、頬に首筋にと手を添わせていたが。]

 何か食べるものを探しにいこうか。

[このまま閉じ籠って居た方が、安全なのに。]

(24) 2014/11/19(Wed) 13時半頃

[まだ 朝の早い頃
 ラルフが懇々と眠る頃 ふっと上を見る

 そこは ただの天井

 その先にいるだろう姿の]


 ーーーーーラルフ……大丈夫?

[静かな波のない思考が案ずる]


[目には見えない涙。
 こぼれたそれを拭うことはできず。

 その夜は結局何もいえぬまま。

 かすかな、笑みともいえぬものに、笑みを返したことを思い返す]


 ――

[朝になって、フィリップを思う。
 眠っているなら寝かせておきたいと。

 声をかけるかどうか、ためらう]


[フィリップの案じる声は、眠っていて届かなかったから。

 いま、彼が起きているかはわからないけれど]

 ……フィリップ。
 大丈夫かな……

[ぽつり、呟き。

 最後に見た、血塗れの姿を思い出す]


 ーー俺なら 大丈夫だよ……生きてる
 …………心配かけて ごめんね

[感じた 案じる気持ちに
 静かな声がかえる]

 ラルフこそ 大丈夫?



 そっか、よかった……

[心から安堵する]

 大丈夫……そこまで、ひどくなかったから。


 ――――フランシスに、気づかれたと、思う……


【人】 道案内 ノックス

―ラズベリーレッド/3階廊下―

[トレイルの笑みの違和を口にしなかった。>>25
 何が彼を変えたのか、原因の全てが自分にあると思わなかったから。

 扉を開いて閉じる音は廊下に響く。

 見えたプラチナブロンドに、声をかけた。>>21

 ニコラ!

(28) 2014/11/19(Wed) 13時半頃

[感じる安堵に やはり暖かい]


 ーーーーそう………

[昨日 離れ際 思ったこと
 やはり知られた ……当然だと思う]


 ……俺は……みんなより 山や森で生きてける
 少しでも……吹雪が小康じょうたいになったら
 すぐ ここから離れるから  


 あと少し 子供達を 保護して……て
フランシスに伝えてもらえる かな?




 うん……


 ――え。

[驚き、ゆるりと首をかしげる気配]

 ……フィリップだけが、でていくことは、ないよ……

 フランシスには、俺が、ちゃんというし……


 雪の中 数少ない獲物
 仕留める技術が ラルフにはあるの?


[ふっ と優しい思いに 自嘲の笑みをこぼして]


 フランシスだって 許すわけないよ…………
 自分の可愛い子が 食われるかもしれないんだ
 
 


 う、……それは、ない、けど……

[問われる言葉に、ひるむ。

 フィリップに教えてもらった弓は、まだ使い物になるわけもなく]


 うう……
 でも、やだよ……

 フィリップだけ追い出すとか。
 声、聞こえなくなるとか。

 ――……やだ。

[かなうはずもない、わがままがこぼれる]


【人】 道案内 ノックス

[ただ、居ないだけではなかった。
 血に染まった身。
 一番汚れているのは――…。]

 ニコラっ

[二度目の呼び掛けは悲痛な叫び。
 駆け寄って、正面から抱き締めた。]

 ……だい、じょうぶ。
 どうしたら良いのか、一緒に考えよう?

(36) 2014/11/19(Wed) 14時頃

【人】 道案内 ノックス

 ……ニコラ。
 これで、もうわかっただろう?

[ごめんなさいを受け入れる頷き。
 そうだ。引き留めようと掴んだ手を、離してしまった。
 首輪のないうちに本能に溺れる事を、許してしまった。

 生きて腕の中に在る喜びと、血臭の不快さが混ざる。]

 ……そう、か。
 こっち側にも、あっち側にも、何もなかったんだね。

[絡まる糸を解くように、言葉をそのまま返していく。
 こちら側に、何がないのか。痛みを感じて眉を寄せた。]

 ……見せて?

[腐るのは何か。きっとあの男の残りだ。嫌悪で吐き気がした。取り上げて、踏み潰したら―――。

 ニコルは、ノックスを嫌うのだろうか。]

(47) 2014/11/19(Wed) 15時頃

【人】 道案内 ノックス

[足音は続かない。>>44
 別の個室から話し声が聞こえた気がして。
 ノックスは2人を階下に促した。

 卵を示したトレイルにも手を差し出す。]

 ……そうだね。新しい魔法が、必要だ。

[宝石箱には魔法が付き物。]

(48) 2014/11/19(Wed) 15時頃

【人】 道案内 ノックス

―バーミリオン/2階、居間―

[トレイルとニコラと。愛し子を伴い、居間に降りる。
 誰も居なくて良かった。

 昨日を思い出すから、ソファを動かして位置を変えた。 元より座り心地の悪い椅子。
 アレに勝るものはなく、今はノックスが愛し子達の椅子になる。

 ペチカに残った灰を掻き出して、手折る細い枝をくべた。部屋はまだ寒い。湯を沸かす準備をトレイルに頼み、水で濡らしたタオルでニコラの顔を、拭ってやる。]

 そういえば、……ニコラは? 誰かになりたいと思うことはあるのかい?

[先の話の続きを問う。>>52
 トレイルにも聞こえるように。]





 ………

(57) 2014/11/19(Wed) 15時半頃

【人】 道案内 ノックス

[手の上には藍鉄の。黒とも鉄とも角度で色を変えて。
 ニコラの指が抉り出したのかと思うと、眼底が疼いた。]

 そぅ、欲しかったのか。綺麗なものを何でも欲しがるから。君は。

 ダメと、……言ったのに。

[困った子。それでも、  愛しい子。]

(59) 2014/11/19(Wed) 16時頃

【人】 道案内 ノックス

[いつまでも立たせておけないから。
 ニコラの汚れた服を脱がせ、自らの膝に乗せた。
 分けて貰ったぬるま湯で、髪も指先も目蓋も耳の裏も拭い。最後には足の裏まで。>>60

 あぁ、トレイルにはおかしな質問に聴こえただろう。


 分かってる。けれど、君の声は――… 戻らなかったね。

[最後まで食べてしまうつもりで居た。
 指で広げられた傷を、舌で、牙で広げた。

 それでも、夢の中のように。鳴いてはくれなかった。声を取り戻してはくれなかった。
 完全に再現していれば――…>>62

(66) 2014/11/19(Wed) 16時半頃

【人】 道案内 ノックス

[首を振る様子に安堵し、それでも不安は拭いきれないと知る。>>64

 ……お茶を用意したら、箱を持ってくるよ。
 それを入れておかなきゃ。

 君の「好き」の、結晶だから。

[腐ってきえて、しまうもの。]

(69) 2014/11/19(Wed) 16時半頃

【人】 道案内 ノックス

[部屋の壁に設えてあった棚に、毛布を見つけた。
 まだまだニコラを抱いていたかったけれど。
 降ろし、手に取った毛布をトレイルとニコラに放って投げた。]

 ……ニコラ。
 あの男が何処にいるのか……という話だけど、ね。

[色のついた湯をマグカップによそい、2人に同時に差し出しながら。
 一度は飲み込んだ言葉を。]

(71) 2014/11/19(Wed) 17時頃

ノックスは、トレイルの仕草に炊事場の鍋の蓋を開け回った。ポトフ発見!

2014/11/19(Wed) 17時頃


【人】 道案内 ノックス

[たった1日手離していただけで、擽ったさに身を捻る様がとても愛らしい。首筋に歯を立ててしまいたくなる衝動が過ぎるのを待つ。>>72

 見つけたポトフ入の鍋をペチカの上に移した。
 ぶつぎりの卯肉は――…あぁ、まだ平気だ。
 湯と共に肉を加え。温まるのを待つ間に、3階に行ってしまおう。]

 ……

[毛布にくるまる二人の様子を眺めやってから。]

 シメオンと同じところでは、ないかな。

[言葉少なく彼の死を告げ。
 すぐに戻ると声をかけて3階に向かう。]

(77) 2014/11/19(Wed) 17時半頃

道案内 ノックスは、メモを貼った。

2014/11/19(Wed) 17時半頃


道案内 ノックスは、メモを貼った。

2014/11/19(Wed) 18時頃


【人】 道案内 ノックス

―ミモザ/3階―

[売り物の中で一番小さな宝石箱を選び、ニコラの着替えで包む。
 他に用意するものを思い付いたら、また戻ってくればよい。

 傷薬は要らなかった。
 ニコラの体に牙のあとは見付からなかった。
 あぁ、けれど。トレイルには。
 爪でつけるには不自然な――…。
 まるで始めからあったような。]

 ………あ、の、ガキ。

[髪を掴んで、乱し。けれど。
 気を失った様を思い出せば、少しは――…。少しは。]

(80) 2014/11/19(Wed) 18時頃

【人】 道案内 ノックス

 ……バーニィ?

[叩いた部屋の、扉の向こう。
 そこに誰が寝ているのか、或いは無人なのか。分からぬままに。

 相談をしたかった。
 ノックスの知らないことを、彼なら知っていると思った。


 『食べたい』のではなく『食べられたい』と思うことは――…良くあることなのか、と。]

(86) 2014/11/19(Wed) 18時半頃

【人】 道案内 ノックス

 ……いや、出直すよ。

[ニコラの着替えが先だ。
 中からの返事に扉を開けぬまま、離れた。


 廊下と階段に残る足跡。
 少年達に見せるには、きっと衝撃が強い。

 拭くために持ってきたタオルでごしと拭っていく。
 その分、戻りが遅くなる。>>85

(87) 2014/11/19(Wed) 18時半頃

道案内 ノックスは、メモを貼った。

2014/11/19(Wed) 18時半頃


道案内 ノックスは、メモを貼った。

2014/11/19(Wed) 18時半頃



 ――こんなに、だれかと、関わること、なかったし。

 気になるとおもったひとからは、すぐに離れてた……


 なのに――――

[ふ、と色素の薄い姿を思い返す。
 ビスケット色を、あの、霜の青さを]


道案内 ノックスは、メモを貼った。

2014/11/19(Wed) 20時半頃


 …………俺だって……嫌だよ……
 ラルフの声が聞こえないのは
 ……ラルフに もう 会えないのは…………



 けど 俺は どうしようもなく 獣で
 衝動にも勝てない 人と生きていけない

 ラルフは 衝動にも勝てて
 人と生きる生業 大切にしてくれる保護者がいて




 ーーーーねえ…… 聞き分けて……

[零れる我儘は 嬉しい けれど かなしい
 どうしようもなく 別たれた 同じ獣だけれど
 別の 獣なのだと]




 …………大丈夫 ラルフなら
 きっと 俺のこと
 すぐに忘れることができるよ

[と 言って  笑った ]
      [ 泣いた ]


 ………………ーーー

[ラルフが誰かを 思う
 あの人は 嫌いだけど そう 
 そんな風に 誰かを思えるなら すぐ 忘れられる]
[言葉は 実感をともなって] 


【人】 道案内 ノックス

―ローアンバー/3階廊下―

[拭き仕事の最中、背中に乗り込もうとする愛し子の重みがあったのは、昔のこと。

 フランシスの呼び掛けに、顔をあげた。>>103
 扉からラルフの顔を見えて。>>105
 困ったように笑って見せた。]

 ニコラがね、歩いて汚してしまったから。
 単にそれだけだよ。

[ニコラは生きている。つまり。
 俯き、また拭き掃除に向かう。]

(108) 2014/11/19(Wed) 20時半頃


 いやだ……

 フィリップに、もう会えないとか……そんなのやだ……

[並べられる違いに、それでも。
 フィリップだって、なんとかなるんじゃないかとか。
 ゆめをみている]


 獣なのはフィリップだけじゃない、し……


[嬉しいと悲しい。

 初めて声がつながる相手だから、ただ、離れたくないと]





 無理だよ。
 フィリップを忘れるなんて、できないよ……


 


【人】 道案内 ノックス

[怪我をさせてしまった側だけれど。
 そうとは言わず。

 階段にかかる足。顔を上げても視線は低くなる。]

 あぁ、心配ないよ。いたって無事だからね。
 君も怪我はないかい?

[包帯巻いた手を上げた。>>110] 

(112) 2014/11/19(Wed) 20時半頃



  ーーーー……………………




……    喰われ  た


[もう、――居ない。]


 ーーー初めて 同じ 獣に会えて嬉しかったから
 きっと 君はそう思うんだ


 …………ラルフ
 君には……衝動を覚える相手がいる
 俺みたいに 誰にでも
 覚えるわけではない それを


 今は まだ 衝動を 抑えられなくても
 いつか 衝動を抑える術を 覚える

 ーーーその時 いまの人ではなくても
 衝動を覚えるほどの人と
 一緒になることが君はできる


 ーーー確かに こうやって
 思いをそのまま分かち合えない

 その分は その人と話して
 言葉でわかちあえばいい


[言語化して 思うだけで悲しい
 けれど 子供に言い聞かせるように
 ゆっくりと 思考する そうすれば届くから]

 …………だから ーーー



(ディーン、……そんなの、あんまり だろう)
 
 


【人】 道案内 ノックス

 ……充分気を付けるんだよ。ラルフ。
 彼にだろう?

 でないと、フランシスが一番悲しむ。

[誰に負わされた傷か、見当ならつく。
 掃除の続きをかってでてくれるフランシスに視線を向け、後は頼むと告げた。]

 ………

[誰にも――そぅ、誰にも譲りたくない。渡したくない。あげたくなんて――…ないのに。

 淡雪の幸福を、選べない。


 足は2階の床に着く。
 これぐらいで良いだろう。

 早く、タオルを棄てて。
 手を洗って。二人を抱き締めたい。]

(120) 2014/11/19(Wed) 21時頃

[悲しい。

 ゆっくりと、伝えられる言葉が。
 突き放されているようにも感じて、かなしい]


 そんなこと、ない……

[初めて伝わって嬉しかったけれど。
 それだけじゃない、と、ぽつり]

 ――だから、フィリップを忘れろって。
 そんなの、ないよ……

 そりゃ……衝動を、おぼえるひとは、べつにいるけど。

 大事だと、大切だと、思うのは……
 また、別じゃないか……


【人】 道案内 ノックス

―ローアンバー/2階居間―

[そういえば。顔を合わせないと言ったのに、ラルフと会ってしまった。もう収まったのだろうかとゆるり考え。]

 待たせてしまったかい? ……ただいま。

[毛布の繭2つ。炊事場の水でタオルを濯ぎ、棄てる。
 念入りに手を洗い流してから、毛布ごと二人を抱き締めた。]

 ………

[目を閉じる。愛しい香り。
 鍋の音に邪魔される。]

(123) 2014/11/19(Wed) 21時頃

 ……大事な人 にしてくれるのは嬉しい



 けど 君には 他にもたくさんの
 フランシス ドナルド……衝動を 覚える人……


 大切な人……が いる


 ーーーーー俺は 人を食う獣だ
 いつ何時 その人たちを喰らうかわからない
 他の人と一緒にいることは出来ないーーー

 3人の大事な人と 1人の大事な人
 2人分 人間のそばの方が多いい


 ーーなら 俺を忘れるのが……一番だよ…………


 ……そう、だよ。

[ノックスにとって、男は目障りで邪魔な存在でしかない。フランシスのように、悼めない。


 さぞ幸せだろう。


 望みの通り、ニコラに喰われて死んだのだから。

 大切に育ててきた、ニコラに。]


【人】 道案内 ノックス

 ん? ぎゃああぁっ!

[みっともない悲鳴が出た。>>129

 ニコラ、これ!

[卵形の宝石箱と、着替えを押し付けてから立ち上がる。
 鍋から煙。焦げているかもと蓋に手を伸ばし。]

 熱っ!

[ノックスの手から離れた蓋が、床の上に落ちた。]

(133) 2014/11/19(Wed) 21時半頃

 ――っ、……

 やだ、よ……


[諭される。

 ただのわがままだとわかっている。
 悲しさがにじむ]



 俺だって、いつ、食らってしまうか、なんて
 わかんない、のに……

 やだ……

[たべてしまったら、一人になる。
 それがいやでがまんしてきて。

 フィリップを見つけて。
 再会してしまったことで衝動を覚えて。

 いまは、もう――]





 ……もう、耐えられるか、わかんない、のに……

 


 ーー……ラルフの欲張りさん

[ラルフの哀しみに 彼もまた悲しくなる]
[ただーーーー衝動の激しさ
 耐え難いはーーーーーよくわかる
 人を喰らう 美味と 苦しさ]


 ーーーーもし ラルフがーー
 耐えられず 食べてしまったらーー
 一緒に 人の世界の 外に行こう

[聞き分けのない 優しい 君に
 考えた末の 譲歩点]


 でも大丈夫 ラルフは耐えられる
 フランシスもドナルドも いるから





[だから これは絵空事 叶うわけのない]


【人】 道案内 ノックス

[熱い熱いと手を振っていたが、視界の端で転がっていく鍋の蓋。

 その先は――…>>134>>139

っ!

[手を伸ばすよりも脚を伸ばす方が早いからと、滑りこむ。 ――が、蓋はニコラに掴まれて止まる。]

(145) 2014/11/19(Wed) 21時半頃


 ――よくばり、でいい。

 大事なものは、離したくない、から。


[耐えられなかったら、と。
 続く言葉に、小さく頷く]

 ……うん……
 そのときは、一緒に、……


[大丈夫といわれて、
 その心が嬉しくて、
 そこにフィリップがいないことが悲しい]




[かなわないと、どこかで、思っている]

 


【人】 道案内 ノックス

いたた……

[ラルフが見たのは、スライディング失敗のノックスの姿。

 おかえりと言ってくれたニコラの手に火傷を負わせてしまった、ノックスの。]

 ニコラ、トレイルっ!!

[じゅっと音が続き、焦燥に身を起こした]

(149) 2014/11/19(Wed) 22時頃

 選ばなきゃ……いけない時も あるんだよ……?


[例えば 彼が フランシスを襲いそうなら
 ラルフはどうするだろうか?
 せんのないことを考えて打ち消す]

[一緒に 甘美な言葉に感じた
 けど それは あの苦しさを知ること
 ……理性の元に喰らうのとは違う
 衝動に負けた時の]


 フランシスにも よくよく頼んでおく


 ――でも、えらべない、よ……


[そんな状況にならないかぎり。
 決断なんてできるはずもなく。

 どちらも、大事だからこそ――]

 子供じゃ、なければよかったのに……


[大人で、衝動を抑えるすべがあったら。
 少しは違っただろうか]


【人】 道案内 ノックス

火傷…… やけど!?

[騒音の原因主は、ラルフの声にはっとする。>>148>>150

 慌てふためくノックスの視線の先、トレイルは無事だと微笑む。>>152
 ニコラは大丈夫だと言うけれど。>>156>>155

 ラルフ! あぁ、雪を!

[ニコラの手首を掴みながら、声は悲鳴のよう。]

(159) 2014/11/19(Wed) 22時頃

 ーーーーそっか

[ラルフの返答は幼い子供のそれ
 子供は だから 大人に憧れる


 大人は 切り捨てること
 選ぶことを知っているのに]


 ……そうだねーーー

[そうしたら 昨日 描いていた
 絵空事も 叶えることはできただろう


 目の奥が熱くなって
 慌てて上を向く]



 うん……

 どうして、子供なんだろう……

[はやく大人になりたいと。
 切実に、思う]


【人】 道案内 ノックス

[転んだ拍子に腰を打ったけれど、大丈夫だと頷く。>>156

 じんと掌が痛みを訴えても、優先させるは愛し子たちの安否。]

 ニコラ、ニコラ……

[居間の外から鳥の鳴き声。
 毛布を被るトレイルの、丸まった背を撫でるしかなかった。]

[赤くなった指]

(170) 2014/11/19(Wed) 22時頃

[涙目は ルーツのせいだけど
 そう言う表情は…………はっと短く息を吐く]


 ……大人って どうしたら なれるんだろう……



 ……わからない、ね……

 大人になって、フィリップと会いたかった……


【人】 道案内 ノックス

うん…… うん……

[鍋の蓋如きが、ニコラを怪我させて。
 あぁ、きっと自分の頬は冷たいのではなかろうか。

 唇を寄せて――はっと我にかえり、頬にくっつけてみた。
 慌て過ぎて、行動もおかしい。]


 ……あぁ、駄目だ。困った。

 ユニーク? ……ぷ、ははっ

[ニコラの言い方が、選んだ言葉がツボに入り、笑い出す。余計な力が抜けて、少しだけ冷静になれた。]

(183) 2014/11/19(Wed) 22時半頃

 大人になってから 会ったら
 どうなってたかな……

[たられば のお話
 きっと ラルフも どうしようもないことと
 じんわりとした 実感と諦めを 覚えたのだろう

 ゆっくりと 少ない時間 
 心地よい話題で満たす] 


 わかんない、けれど……

 ……でも、フィリップが大事だと思うのは、
 変わらないと思う……


[あとどれくらい一緒にいられるか。
 それを考えないように、ゆっくりと言葉を紡ぐ]


 ーーーそっか……嬉しいな
 俺も…………そうだと思う

[ゆっくりと 残りわずかな
 春の日差しを それが 限られたものと知っているから
 じんわりと味わう


 凍えそうになった時 思い出せるように]


【人】 道案内 ノックス

 ……ラルフもすぐに戻るだろうから、
 そうしたらご飯を食べて上に上がろう?

[蓑虫のような姿。
 全てを拒絶する様。

 優しく、やさしく撫でて、
 心を落ち着かせる。


 トレイル。君には僕の手が必要なんだよと、諭すかのように。]

 おや、亀の子みたいだよ。

[にこと笑って額を合わせた。ニコラとトレイルと。
 大丈夫、笑えている。]

(190) 2014/11/19(Wed) 22時半頃

 うん……
 そうなら、嬉しいね……

[ほわりと暖かい。

 ずっと、この暖かさだけを感じていられたらいいのに]


 大人だったら……幼い同族
 一緒に連れてるのかな?


[暖かな 些細な話
 誰かを引率する姿なんて 想像つかなかったけど]



 どうかな……
 幼い同族、つれていないかも……


[大人になって、制御をおぼえていても。

 きっと、不安はどこかにあるとは思うから。

 一人、町で広く浅い付き合いをしながら旅をしているのではないかと、おもう]


 ーーー…………
 気ままな一人旅ーーー?


[彼は彼で 集落に戻ることもなく
 山か 森で 独り暮らす姿しか描けないけれど]


 一人旅だね……

 俺、きっと幼い子の面倒とか見られないと思うし。


 フィリップは、どうかな。
 子供、つれてるんだろうか……


【人】 道案内 ノックス

[落ち着こうとした。落ち着けたと思った。なのに――…
 ニコラが笑わない。今日は、いつ見た?>>192

 戻ってきた、のに。もう以前とは違う。
 時間をかければ忘れるだろうか。どうすれば、忘れてくれるだろうか。

 心が悲鳴を――あげて、息苦しさに耐えた。

 トレイルは微笑み向けてくれたのに。>>195

(199) 2014/11/19(Wed) 23時頃

 ……面倒見 いいのに…………



 俺は……集落に 戻らない から
 それ以前の 問題ーー


【人】 道案内 ノックス

 ……おかえり、ラルフ。

 じゃあ僕は、鍋を……

[二人から手を離して、立ち上がった。
 ふらつきたたらを踏む。]

 ……ラルフ? 髪。
 吹雪の中、ニコラの為にありがとう、ね。

[髪に残った白い雪を、指で払った。
 そうして蓋を拾い上げて鍋の元へ。]


 ………

[しかめっ面。]

(204) 2014/11/19(Wed) 23時頃



 ……動いているほうが、気楽だし……


 もどらないんだ……

 俺は、一度はもどるかもしれないけれど……

[戻っても、家族の下には戻れないから。
 集落にとどまることはないと思う]


 …………母さんが父さんを食べて
 集落を出たから……戻っても 異端の子孫


[待つ家族もいなければ
 生きるすべがあるから
 山や森の方がいい]

 じっとしているのは これはこれで
 疲れるね


【人】 道案内 ノックス

ん……? あぁ、トレイル。

これ、底の方が焦げてる、よねぇ。

[苦く笑いながら、それでも器に元ポトフを入れていく。>>205
 1、2、3、4杯…… 終わった。

 器と匙をセットにして、まずは目の前のトレイルに差し出した。]

(208) 2014/11/19(Wed) 23時半頃


 そっか……
 俺も、同じようなものかな……

[父は、母が死んでから食べたけれど。

 いまは、もう家はないと思う]

 ……うん。
 なにかしら、していたほうが気がまぎれる。


 そうなんだ…………集落が……
 帰る場所……と言う感じがない


 …………そもそも帰る場所って わからないけれど



 目の前のことだけに集中したりね
 狩りの時 本当そう


 帰る場所……

 そうだね、今なら、フランシスの傍かな……

 自分が、くつろげる場所なら……帰る場所で、いいんじゃないかな。


 うん、それはわかる。
 狩りは集中しないとできなさそう……


 そっかーーーーくつろげる場所……か

[ラルフの帰る場所に ふっと微笑む
 自分の場合 どこだろうかと言う 疑問ねじ伏せ
 ……尚更 ラルフが 衝動に負けないように
 ……今 彼のそばにいる フランシスとドナルド
 一緒に旅して行けるよう 考えなきゃ と

 そうなったらいられないの わかったはいるけれど]


【人】 道案内 ノックス

[居間に近付いたバーナバスにも、焦げの混じった臭いが届いただろうか。

 水を加えてかさ増ししたけれど、4杯が限界。
 トレイルにも確かめたが、やはり焦がしてしまった。]

 ……ニコラ。ニコラの分もよそったから、早く着替えるんだよ。

[毛布を纏ったままの彼に声をかける。
 視線はすぐに逸らされて。手の内に卵を収めて。

 昔の自分と不意に重なり、それもまた胸を締め付けるのだ。]

(224) 2014/11/20(Thu) 00時頃


 あつい、いたい。

 なぜ、どうして。

[唐突な痛みに混乱している。

 くつろげる場所の話とかすっとぶほどに。

 ただ、いたい]


 …………ラルフ…………?


【人】 道案内 ノックス

[同じ場所にいるのに、ラルフの分だけよそわないのは実に大人げない。それに、約束もある。
 ……元々あったものに肉を入れただけだが。

 焦がした鍋をペチカから降ろし、床に置いた瞬間。
 悲鳴がした。

 何事かと立ち上がる。ぐきと腰が痛みを訴えたが。
 目の前の光景に、まず目を疑った。]

 トレイル!? ラルフっ!

(230) 2014/11/20(Thu) 00時頃


 いたい、

 なんで、

[わからない。
 トレイルの言葉は聞こえなくて、ただ混乱して]


 今 来た!
 落ち着いて…………


 フィリップ……

 いたい、あつい

 トレイル、どうして……


[聞こえた声。
 足音。呼び声に、ようやく反応して。
 それでもまだ、あつくて、痛い]


【人】 道案内 ノックス

[床に転がる器。ノックスの側からはトレイルの背しか見えないが、どんな事態が起きたのかは分かる。

 咄嗟に服を脱いで水桶に浸す。
 それを持って、トレイルとラルフに駆け寄った。]

 二人とも、無事――… ラルフ!

 トレイルは離れて! 君まで火傷してしまうっ

[無事には見えず、トレイルの肩を掴み、離そうと試みる。濡らした服でラルフの頭を覆うために。]

(244) 2014/11/20(Thu) 00時半頃

 トレイル…………落ち着いて
 そのトレイルが ラルフに抱きついてて
 様子がよくわからない

[一体何があったのか わからない]


【人】 道案内 ノックス

[居間に姿を見せたのはフィリップだった。>>240
 彼には言いたいことが沢山あったが、今はその時ではない。

 抵抗するトレイルの名を強く呼ぶ。
 彼の手にも熱い液体がかかっているから。

 肩口に噛み付いてるから。]

 トレイル! いい子だから、離れるんだ!

[悲鳴に混じる懇願。引き剥がされたその身を受け止めて抱き締める。]

(257) 2014/11/20(Thu) 00時半頃

 ――っ

[いたい、いたい。 
 ただ、ひたすらに、痛みで埋め尽くされる。

 フィリップにかまれたときとは、ちがう。

 ただ、いたい、だけだった]


 ラルフーーーーっラルフ
 今 止血するから 大丈夫
 もう離れたから!

[思考を埋め尽くす痛み 流れ込む
 こちらの視界まで霞みかける 頭を振る]



[いたい
 トレイル。

  どうして、たすけて]

 ふぃり、っぷ……

   フィリップ……


[縋るように、名前を繰り返す。

 そうでないと、痛みに支配されそうで。

 離れた、という言葉に、すこし、安堵が混じる]


【人】 道案内 ノックス

[目の前で散る赤の雫。ラルフの血が香り立つ。
 悲鳴を辛うじて飲み込んだ。]

 ラルフ、ごめん。うちのトレイルが……いや、それよりもフィリップ、その濡れた服で拭ってやってくれ。

 早く!それと雪はニコラのとこに、あるからっ。

[良いね?と確かめる声をかけ、ノックスはトレイルの軽い身を抱え上げ、炊事場の水瓶の方へ運ぶ。

 トレイルは笑っていた。だからノックスの混乱が増す。]

(268) 2014/11/20(Thu) 00時半頃

 ラルフ…………大丈夫
 大丈夫だよ 
 俺…………いるから ここにいるから
 今 止血してる……

[何度も 呼ぶ声に思いを返す
 実際は処置で両手は塞がって
 その分落ち着かせるよう
 その頭を心の中で撫でて

 微かな安堵に もう大丈夫を繰り返す]



 ……いたい、いたいよ、フィリップ……

[撫でられる。
 優しい声に、何度もかけられる言葉に。

 痛みを訴えて、縋る手は変わらず]

 ――トレイル、何で……
 いたい……

 フィリップ……ありがとう……

[繰り返される言葉に、少し、落ち着くけれど。

 いまだに、痛みと。

 トレイルへの恐怖が、残っている]


【人】 道案内 ノックス

[噛み付いたのが衝動故か。

 つまりそれは、トレイルまで別の男に奪われてしまうことを意味して。
 けれど、笑うから――…衝動とは別のものかと、考えが追い付かない。

 この場で動かないニコラを見て、今日初めて笑っているニコラを見て。

 何となく、噛み付いた理由に、器を傾けた理由に思い至り。すぅと静かな風が吹くように感じた。

 水桶の水を赤くなった手の甲にかけて、
 口元を拭ってやって、ぎうと抱き締めた。]

 ……トレイル。トレイル

[いけない。此処から移動させる方が、先だ。>>271

(276) 2014/11/20(Thu) 01時頃

 ラルフ…………ラルフ

 うん 痛い 痛い時は 痛いって
 たくさん言って 
 その分名前を呼ぶから…………

 どうしたんだろうね……でも もう
 トレイルは連れて行かれた
 フランシスも ドナルドもいる
 もう大丈夫だよ ラルフ

 ううん…………

[すこし はっきりしてきた意識
 けれど 変わらず痛みと
 …………一体何があったのか
 食べられたいと 綴ったトレイルを思い出せば
 いまのトレイルは…………]


【人】 道案内 ノックス

[声が増える。炊事場からトレイルを抱えて姿を見せた。

 ラルフは愛おしい子だ。それは血の匂いからも分かる。
 けれど、どうしたって比重は2人に傾く。
 あの日、ニコラを鞭から庇った時から。トレイルを拾った時から。傍にいた。

 だから、腕に抱えるのは……]

 ラルフ、痛いよね? ごめん、後で薬を持っていく。

[この場は3人に任せれば良いと顔を見て頷いて、ニコラを伴い1階へと急ぐ。トレイルの指差す通りに。]

(285) 2014/11/20(Thu) 01時頃


 フィリップ……いたい……

 いたい、よ……


[トレイルが連れて行かれたと聞いて、ほっと息をつく]

 ……フィリップ……

 ――トレイル、こわい……

[トレイルの唐突な行動がわからなくて、怖い。

 鼓動が脈打つたびに、傷口がいたむ]


 うん 痛いね 痛い でも大丈夫 ラルフ
 ドナルドが 痛み止め あるかもって

[痛みを訴えるラルフ 答える彼
 少しでもラルフに吉報になりそうな言葉選ぶ]


 …………怖いなら 近づかないでいい
 トレイルから 遠ざかろう?
 そばにいるから ラルフ
 トレイルが近づかないよう そばに

[怖がるラルフにいいきかせる
 ホッとするほどの恐怖 
 実際 こうなった以上 トレイルには
 近づかせられないと思いながら] 


【人】 道案内 ノックス

―アッシュローズ/1階―

[階段を下り、貯蔵庫とは別の――温泉のある扉の方へと向かった。
 何せニコラは着替えていない。ノックスも随分薄着になった。

 トレイルを藁の上に置いて、髪を撫でる。
 落ち着いたかどうか、顔を覗きこんで。]

 ……ここなら、静かだ。

[うるさい音は遠くにある。>>290

(293) 2014/11/20(Thu) 01時半頃

ノックスは、トレイルの髪は、スープと血の匂いが混ざっていた。

2014/11/20(Thu) 01時半頃



 ……う、ん……うん……

 フィリップ、……ありがとう……

[何度も何度も、声をかけてくれるフィリップに。
 徐々に落ち着いてくる]

 ――うん……傍に、いて。
 こわい、……フィリップ。

[だって、笑ってた。
 トレイルは、痛がっている俺をみて――

 声が聞こえないから、何を考えてるのかわからなくて。
 こわい]


道案内 ノックスは、メモを貼った。

2014/11/20(Thu) 01時半頃


 ラルフ そばにいる
 ギュって抱きしめてるから

 だいじょぶ 俺は ここにいるから


[ずっとはいられないのに
 それでも 今はここにいるから
 心が落ち着いてくる様子に
 安堵するーーーこれから行う処置を考えて


 植え付けられたトレイルへの恐怖心
 言わない 言えない トレイルの

 ニコラとトレイル 獣とは
 違うまた何か だと感じている]



 うん……、うん。

 フィリップ……


[抱きしめられる力強さに。
 かけられる言葉に縋って。

 傷口を焼く痛みを、堪える思考]

 ――い っっ!!

 ……い、たい……、

[痛い、と繰り返し、呟き。
 
 それでも、フィリップから離れることなく、ただ耐えている]


【人】 道案内 ノックス

[二人に断って貯蔵庫に向かう。
 防寒用にはなるだろうと布を持ってすぐに出るが、
 湯場の扉が開いていくのが見えた。>>303

 2階に居なかったのは誰だ?
 は、と息を飲み。見えた赤髪の少年に安堵した。

 あの子は無害だと、思うからだ。]

 プリシラ。……おや、1人かい?

[名を呼びながら傍に寄る。]

(306) 2014/11/20(Thu) 02時頃

[傷口を焼く痛み]
[その痛みを感じるラルフ]
[それを感じ取り 辛かった
 変われるなら変わりたかった]


 …………少しだから…………
 あと ほんの少し
 ラルフ…………っ

[堪える姿が辛くもいじらしい
 ナイフを落とせば よく我慢してくれたと
 ねぎらって 強く抱きしめて]


 …………もう 何も 心配ないから

[そう言って笑いかける]


[押し当てられたナイフが離れ。

 傷口が火傷の痛みを訴えるけれど、焼かれる痛みがなくなったことにほっと吐息をこぼす]

 ……フィリップ……
 ありがとう……

[ずっと、抱きしめられていたから。
 耐えられた、と微笑む]


 ――うん……

  フィリップが、助けてくれた、から……


 ーーーどういたしまして

[焼いた傷口痛むだろう けれど笑う心
 落ち着きが強くなる ラルフの暖かさが
 腕の中に 心の中にあって]


 ラルフがたくさん頑張ったから
 …………痛かったよね……ごめんね


【人】 道案内 ノックス

[目を逸らされた。その理由が分からないから苦笑する。>>312

 そう、バーニィは居ないのか。なら、もう少しここでゆっくりした方が良いかもね。2階も3階も血の匂いがするから……。

[生成りの布の1枚は毛布を剥いだニコルの体に巻き付け、1枚は自分に羽織り、1枚はナイフを使って引き裂いて、包帯を作る。]

 ほら……二人とも、火傷した方の手を出して。
 トレイルは昨日のも、取り換えた方が良いかな……。

(316) 2014/11/20(Thu) 02時半頃

[愛しい子が食べられるかも知れない恐怖。
 それは昨日味わった。

 傷を負わされた怒り。
 それは今日味わった。
 けれど、目の前でではなかった。]


[痛みは、ひどいけれど。
 それでも、助けてくれたことが、嬉しい]

 ……いたい、けど。
 でも……フィリップのおかげで、血は、とまったから……

 フィリップが助けてくれたから……

 ありがとう。

[触れる体温に、ほっとする。
 同時に、どこかざわめくものがある。

 フィリップの腕の中が心地よくて――]


[唇が触れる。

 薬を飲まされているのはわかっているけれど。
 その行為に胸が騒ぐ。

 こくりと薬を飲みこみ]

 …………な、んか、はずかしい……

[治療行為だとわかっているし。
 嫌なわけじゃないけれど。


 なぜか、恥ずかしいと思い。
 それを深く考える前に、
 失血と、痛みを堪えていた疲労で、意識を失った**]


[全幅のお礼と喜びが嬉しくて]

 …………ううん ラルフ…………

[強張って動かない手を撫でつつ
 こうやって
 ラルフが安堵してくれるのは 何度目か?

 手放さなければいけないのに
 そのことを フランシスに相談するつもりなのに
 叶わないことは お互いわかっているのに


 離れ難い]

 ーーーラルフ…………


【人】 道案内 ノックス

[何があったのか、気にするのは当然だろう。
 血の匂いの原因は愛し子達。だから答えは簡潔に。]

 うちのトレイルがラルフに怪我を負わせてしまってね。
 それで、どたばたさせてる。

 火傷は――…鍋のせいだね。
 元はと言えば、あぁ……全部、僕のせい、か。

[困り顔。フィリップの視線の険、正しすぎて可笑しくなる。]

(330) 2014/11/20(Thu) 03時頃

【人】 道案内 ノックス

[ただ包帯を巻いただけなのに。布を1枚で傷口を守る。そんな存在にずっとなりたかった。今もなれているのだろうか。

 手当てが終わると当たり前のように、2人を後ろから抱きしめた。膝に乗ってと頼んだら、きいてくれるだろうか。]

 ねぇ、トレイル? もしかして――…僕のせい、かな。 ラルフの分も用意したから、怒ってしまった?

[起因はそれしか思い当たらない。それなら珍しい怒り方をする。愛しい温もりを静かに受け入れていた。**]

(337) 2014/11/20(Thu) 03時頃

道案内 ノックスは、メモを貼った。

2014/11/20(Thu) 03時頃


 ーーーーー………………?
 ………………



 ………………っ

[安堵してくれることがわかる
 ほっとしてくれることが嬉しい

 離れ難い気持ちを感じながらも
 ラルフから ざわつく気持ちを
 感じた時だった


 ラルフの恥ずかしさが伝播する
 始めて先ほどの口移しと
 それを意識すると その前
 安心して欲しくて口付けたこと
 両方が一気に思い出されて]


 う……ん 恥ずかしい ね ラルフ
 あ あの……でも なんだろう
 そうすべきって……思って えっと

[思い出す 触れた唇の感触 柔らかく……]



 …………心地よかった


[なんども、助けられている。
 撫でられるのを感じながら、その手の感触に。
 痛みと恐怖に強張っていた心がほどけていく]

[気恥ずかしさに胸が騒ぐ。
 触れた唇の感触が忘れられなくて。

 フィリップの言葉が、意識が途切れる前に、届いた]


[いまだ意識ははっきりしていない。
 痛みが時折、覚醒を促すけれど。
 体が休息を求めている。

 フィリップが話すことは、耳に届くけれど意識できない。

 それでも、無意識に、服のすそを、掴んだ]


[混濁する意識 眠り続けているのがわかる

 いまは体力の戦いだから 起こさぬよう
 声を掛けるは控えて…………ただ
 心も その傍にたたずめるよう
 そうであるよう ラルフを思う]


[こわい。
 こわい。

 ――熱が、痛みが。

 笑う、トレイルが――こわい]

 ――っ、は……

[息が、できない恐怖を感じて。

 けれど、ふと、優しい手が触れてくる。
 撫でられる感覚。
 あたたかい]

 ……フィリップ……

[怖さが、遠くなる。
 ほっとしたように、その手の持ち主を、呼んだ]


 ラルフーーーーー


[思考が恐怖に染まっている
 そっと ラルフを撫でる手は
 髪をすくように静かに

 そうすると ラルフは安らかになって]


 そばにいるよ ラルフ
 怖いのも 痛いのも こない
 怖い人は 誰も来ない 


[今は][その単語は心の奥飲み込んで
 ラルフがゆっくり眠れるように
 そう思い続ける
 ……名前を呼ばれるだけで
 離れ難さを募らせながら]


[そばにいる。
 そのことにほっとする。

 優しい手が、恐怖をおいやり。
 伝わる思いに、じんわりと、
 冷えた心があたたまる]

 ……うん……

[ほう、と安心したように、吐息をこぼし。
 優しい手に導かれるまま、また眠りに落ちる]


道案内 ノックスは、メモを貼った。

2014/11/20(Thu) 18時半頃


【人】 道案内 ノックス

―アッシュローズ/1階中央湯殿寄り―

[プリシラの差し出す指輪に片眉をあげた。風呂で拾ったものといえば1つしかない。ノックスが棄てたものだ。>>343
『可哀想』という言葉に、家具職人としてのノックスが口元を緩ませる。

 彼のささやかな声は聴こえなかったが。作られた指輪自体に罪はない。けれど想いが残る。そう、いつまでも。]

 ……プリシラ。

[立ち去ろうとする背に、名を呼びかけた。]

(405) 2014/11/20(Thu) 19時頃

【人】 道案内 ノックス

 ……プリシラ。プリ、シラ。

[音を確かめるように繰り返す。
 目の前の少年に似合わない、女の名を。]

 ねぇ、プリシラ。例えばだよ。

 君に『プリシラ』という姉が居るとしよう。美人で聡明で、とびきり歌の上手な両親自慢の姉。
 けれど事故で死んでしまった。

 両親は嘆き悲しみ、良く似た君を『プリシラ』と呼ぶようになる。愛しい娘に指輪を贈る。

 それでも君は、姉として微笑んで、指輪を嵌め続けるかい?

 君を君として見ていない両親の為に?
 それとも、死んでしまった姉の為に?

[姉の、妻の――…代わり、なのに?*]

(406) 2014/11/20(Thu) 19時頃

道案内 ノックスは、メモを貼った。

2014/11/20(Thu) 19時頃


[ため息だけが誰もいない部屋に落ちる。]


[火傷の、痛み。
 けれど、熱がでているのはそれだけではなく――


 食われることへの本能的恐怖からの、自己防衛。
 燻る衝動。

 少しでも動けるのであれば、誰かれなく、
 食らいついてしまいそうな、それを感じている]


 大丈夫ーーー?ラルフ

[感じるものに 心配そうに 首を傾げる
 自分のものではない衝動
 ぞわり 背筋に感じてーーー
 懸命に対処しても しきれない何かの予感
 ラルフが 苦しむ 悲しむ結果
 ならないようにと 思う] 


【人】 道案内 ノックス

―ローズブラウン/1階―

[そう、忘れて良いんだ。指輪のこと。大事に下げていたもの。君は代わりじゃないんだから。>>338

 ぺとぺと触る手に「こーら、ニコラ?」と甘く叱り、膝の上の重みと温もりに甘える。>>340>>361

 トレイルの唇にニコラの指が触れている。昔なら、喉の奥まで突き入れそうで二人を引き剥がしたけれど。
 時折笑い合う姿。]

 ……おにーちゃんはー?

[混ぜて欲しいのに。天使のように微笑まれて誤魔化された。

(424) 2014/11/20(Thu) 20時半頃


 ……う、ん――

  だ、いじょうぶ……

[返る声は弱い。

 喉が渇く。
 飢えを感じる。

 抑えきれない衝動が、いつ鎖を引きちぎるかわからない]


【人】 道案内 ノックス

[居間でのことは――…煩いと癇癪を起こした時とはまた違う行動だった。
 驚かせた事に謝る気配はない。寧ろ、得意気な。

 泥炭のようなどろりとした感情が見え隠れする。己以外の歌を認めなかった頃の、彼に。

 怒りのせいではないと分かった。眉を下げて穏やかに笑む様はノックスの真似だろう。
 伝わって欲しいのに、分かって欲しいのに。困ったね、と。>>383

 転がる卵を慌てて抱えるニコラを見遣ってから。>>398
 ノックスは、選んだ言葉を並べ出す。]

 僕はね、トレイル。
 君の歌声を――知っている。聞いたことがあるんだ。きっとニコラも欲しがるくらい、綺麗な声だった……。

 今も、覚えている。

[退屈だった歌を。

 亡くなった母親の歌も素敵だった。そういえば良く似ていると、バートン家を知る者は教えてくれた。
 声を変えない為にと施されたものと、指輪とを結びつけて出した結論は1つ。]

(427) 2014/11/20(Thu) 20時半頃

【人】 道案内 ノックス

 取り戻したいのも分かってる。でもね、トレイル。

 僕は、今のトレイルの歌を聞いてみたいんだよ。僕とニコラの為に歌ってくれるなら、それは幸せな音になる。どんな音でもね。

[新しい望みを。
 こんな風に考えるのはダメかい? と首を傾げた。]

 昔の君達も、今の君達も――…きっと明日の君達も。僕にとっては変わらない、一番大事で大好きな2人だよ。

[ぎゅうと腕の力が強くなる。
 きちんと伝わっている?

 まるで人形のように笑う君も。
 ラルフに感情をぶつけた君も。

 欲しかったと拗ねる君も。
 幸福と喪失を知った君も。


   ……―――愛おしくて堪らない。]

(428) 2014/11/20(Thu) 20時半頃

 「血の味を覚えた獣を、お前は抑えられるのか。」

[漂う血臭。
けれど、到底彼がその同行者を咎めたようにも見えないまま。


不審と警戒に眼差しはただ冷たい。]


 ーーー大丈夫に 思えない……

[ドナルドの突拍子もない言葉に
 彼は 動揺を隠せない
 が 感じる気配に 拗ねるような気持ちで
 そう と思いを落とす]

 ラルフーー苦しいなら
 いったほうが楽になれる から

 ね?

[感じるものは強く
 どうしようという困惑 不安]


【人】 道案内 ノックス

 ……あー、困ったね。
 どんな我儘も、叶えてあげたくなる。

[自分の望みを叶えて欲しいと思っているのに。
 人と獣の間に在ると思っていたけれど。とうに道を外れているのかもしれない。] 

 ……ん。

[ちゅと耳元にキスをした。吐息の熱は牙と共に首筋へ。薄い皮膚の下に何があるのか知っている。甘い毒だ。やんわりと噛んで、しまいたい。

 抱き締めていた手を毛布の内に忍ばせ、肌の温もりを求め――…]

(438) 2014/11/20(Thu) 21時頃

【人】 道案内 ノックス

[は、と我に変えったのは、足音が聴こえたから。

 軽く頭を振り、両手を上に上げて降参のポーズ。
 階段を下りてくるのはバーナバスだった。>>430

 ―――ちょっと、頭を冷やしてくる。

[制止がきかなくなりそうで。
 淡雪を求めそうで。彼の願いを押し潰しているのに。]

(441) 2014/11/20(Thu) 21時頃


 …………ん。ごめ……


 のどが、かわいて……


 
  くるし、い――


[苦しくて。
 差し出されたものが、とてつもなく甘美なものに見えて。

 くらりと、目が眩む]


ノックスは、背を向けたバーナバスに、待ってと声をかける。

2014/11/20(Thu) 21時頃


 だったら 俺の血でもなんでもあげるからっ!



[もし これをきっかけに
 ラルフがより衝動がひどくなったら?
 ドナルドも ラルフも不幸になる
 その可能性に青ざめつ
 せめて 衝動のままに暴れ
 ドナルドを殺すことだけは
 ないように ぎゅっとしがみつこうと]


道案内 ノックスは、メモを貼った。

2014/11/20(Thu) 21時頃


 だめ……それは


 フィリップは、きっと……

 のんだら、がまんできなく、なる……

[ドナルドは、途中で我慢できても。

 フィリップは――]

 最後の、一滴まで……じぶんのに、したくなるから、

 だめ……


 ーーーー………………??
 だったら だったらドナルドだって
 我慢出来ない かもしれないだろ………


[嫌だ 大切な人を 衝動に飲まれて
 食い殺し 苦しませたりなんてしたくない

 自分とドナルドに 違いがある
 と 思うこともなく]

 していいから なんだってあげるから……


道案内 ノックスは、メモを貼った。

2014/11/20(Thu) 21時頃



 とちゅうで、がまん、する、し……
 きっと、ドナルドなら……

 食べ過ぎる前に、止めて、くれる……

[そんな、信頼も、ある。

 フィリップの、心配が嬉しい。
 フィリップと、同じのを背負えるかもしれない。
 そんな、思いもあって]

 ……フィリップ……


【人】 道案内 ノックス

―アーバンローズ/愛し子達の内緒話の後に―

[膝に乗せたニコラの声。頬に当たる手が温かい。卵に触れた後だとしても、眉を顰めないのはノックスに心境の変化があったから。>>409

 ん? ラルフ?

[どうしてと問う前に、どっちかだなんて。]

 困ったな……。勿論2人の事なのに。
 そんなにラルフを好きなように見えた?

[平等ではない好意が在る。]

 ……2人のことも、今のままじゃダメ、かな。

[残酷な事を、ずっと続けている。昔も、今も。*]

(460) 2014/11/20(Thu) 21時半頃

 ーーーーーー…………っ

[…………食べ過ぎる前に
 その言葉には反論出来ない
 ラルフが望むなら そのまま
 食べられて 死ぬことは厭わない
 とっさの反論思いつかず]

 ーーーーーラルフ……

[同じ獣でも 幸せになれる 獣
 そうであって欲しい
 泣きそうになる]


【人】 道案内 ノックス

―ラベンダーアイス/1階―

[トレイルの溜息に気が沈む。>>455>>457
 微笑みには遠いから。

 壁に寄り掛かり、溜息。
 どうにも空回りしているような気がしてならない。]


 ……バーニィ。

[力なく笑う。
 風呂場に向かう前の、バーナバスの言葉を思い出せば尚更。>>453

(469) 2014/11/20(Thu) 21時半頃


 ……うん……フィリップ。

 俺、呼んでて……そしたら、きっと、
 だいじょうぶ……


[ドナルドの血の味にくらりとする。
 それでも、フィリップに呼ばれれば、それに熱中しすぎることもなく。

 だいじょうぶ、と笑う気配]


 ラルフ………………やだ ラルフーーー
 
[現実で泣き出してしまったのに
 呼応するように 心も泣きはじめる

 笑ってくれるけれど
 せめて ラルフが暴走しないように
 ラルフの言う通り 彼の名前を
 呼ぶことしか出来なくて]

 ーーーーラルフ  ラルフっ


[新たな血の香りに 嗅ぎすぎてしまった
 と 心の何処かで思う
 衝動が 首をもたげそうで]


[獣と呼ぶのは、ニコラのこと。
 血の味を覚えた。


 それは確かだ。

 ノックス以外の世界を―――知った。]




 ん、ぅ……フィリップ。

 ……うん、……

[名前を、呼ばれる。
 その声に、背に触れる熱に。

 ぞくり、と悦びを感じて]

 は、あ……

[熱い、吐息がこぼれる]




 ラルフーーーらる……ふっ

[何かを 感じて 途切れ途切れに
 なりながらも 何度も名を読んだ

 頭に響く 吐息の音
 ぱち と電流が走るような]


 ら………………るふ ラルフ

[何か違う けれど何が違うか
 湧き上がる 衝動に近いもの] 


 ラルフーーーラルフ だい 丈夫………………?

[それでも ラルフの様子を伺う]


【人】 道案内 ノックス

 んー、僕が片手になったらどうしようって話。

[何があったか、短く答えた。>>476

 どちらかなんて、……ね。
 ビョードーはザンコクだって言われたよ。

[一番が二つある。返ってきたのはニコラの唸る声だった。]

(483) 2014/11/20(Thu) 22時頃


[呼ばれるたびに、ぞくりと震える。
 覚えた熱は、衝動に近いけれど、それではなく]


 ……ん、フィリップ。
 だ、いじょうぶ、だから……

[欲情に近い、感覚に。
 震える声を返した]


 よかったーーーラルフ よかった

[ラルフに 暴走の色は
 心からも感じない
 そうと知れば 彼は安堵に力を抜く]


 ………………っ

[びくりと 安堵で緩んだ気
 締め付けられていた 何かが跳ねて
 耐えるように身をすくめる]


 ーーーだか ら?

[ラルフも抱え始めたそれ
 思考が塗りつぶされそうになりながらも
 だから と言うラルフの
 その思考の先 たずねた]


【人】 道案内 ノックス

[育児相談になっていたことに苦笑を浮かべた。
 遊び足りない手を触れ合わせる。>>476

 ……バーニィ。向こうで話そうか?

[愛し子には声が届かない場所に。けれど、姿が見える場所に。]

(488) 2014/11/20(Thu) 22時半頃


[身のうちで、疼く。
 それは、衝動ではなくて。

 喜んでくれるフィリップの声にすら、反応する]

 ……ん、ぅ……

 ――だから……あんまり、ひっつかれる、と。

 なんだか……

[あつい、とぽつり、呟く。
 暴走しないように、意識した結果。

 欲望にすりかえられたせいかも知れず。
 色を含んだ吐息をこぼす]


……さっきの話の続きだけど。

ニコラは、まだ大丈夫…だよ。
落ち着いてる。

見せてくれる笑顔が減ったけど、ね。

こればっかりは仕方ない……

[はぁと溜息。寂しいのは事実。]


 ーーー………………

[確かに ラルフの身体は熱い
 怪我が響いているのだろうと
 けど]


 ラルフ……ラルフーーー
 ラルフも 何かが あるの……?
 俺も……なんか 変なんだ



 でもーーこうしてたい よ

[駄目?と もう一度だけ強請る
 強請るだけで こちらまで熱くて
 けれど 抱きしめて すりと身を寄せる]



 ――……っぁ……

 ん、だめ、じゃない、けど……

 俺、なんか……おかしい、から……

[一人で、処理をしたことはあるし。
 そういうのも、わかってはいるけれど。

 いま、熱をもてあましている感覚に、思考が働かず]

 ふぃり、っぷ……

[抱きしめられて、吐息と共に名前を呼ぶ。
 嬉しさが、熱と一緒にあふれて。
 力が抜けて、フィリップにもたれかかった]



[駄目じゃない と言われれば
 嬉しそうに 彼はもたれかかる
 ラルフを ぎゅっと抱きしめる]

 ……衝動  じゃないんだけど
 なんだろーーーこれ




 ……キスして いい?

[と鼻をすりと合わせながら
 心で尋ねる

 ラルフが気を失う前
 知ったラルフの唇の感触
 いま いちばんそれを もう一度知りたくて]


【人】 道案内 ノックス

[バーナバスと話をしていると、プリシラの事を思い出す。>>492

 ノックスには辿り着かなかった1つの答え。
 きっと、幼いトレイルも同じ気持ちだったのかも知れない――…と、思った。

 だから浮かべた笑みは優しく。]

 なら、君が代わりにつけて欲しいな。
 トレイルの代わりに。

[彼があげたのだから。指輪の持ち主を明かしたようなものだけれど。] 

(503) 2014/11/20(Thu) 22時半頃

道案内 ノックスは、メモを貼った。

2014/11/20(Thu) 23時頃



[抱きしめられる力強さが嬉しい。
 近い距離で尋ねられた言葉に、耳朶が染まって]

 ……いい、よ。

[心で答えて、小さく頷く。

 フィリップが触れてくれる。 
 そのことに、悦びが生まれて。
 とろりと琥珀が蕩ける]


【人】 道案内 ノックス

えっ

[バーナバスの笑う声に顔をあげた。>>499
 平等に見えている、だけ?]

 ……そう、なんだろうか。
 え、つまり、僕は平等じゃ、ない?

[そうなのだろうか。ふと、己の行動を振り返る。]

(507) 2014/11/20(Thu) 23時頃

[視界で起こる変化 なにより
 恥ずかしげしながら 是を返す心の

 ラルフに行動を許されるたびに
 身体の衝動に似た何か
 より強くなるけれど 苦しくない
 美しい琥珀の溶けるに
 理性も溶かされていくけれど
 危惧するものではない とわかる]

 ラルフーーー嬉しい


[ニコラの次はトレイルのこと]

そうだ、バーニィ。

……誰かに食べられたいって思ったこと、ある?


ノックスは、ニコラスをちらりと見てはバーナバスと話し、トレイルをちらりと見てはまたバーナバスと話す。

2014/11/20(Thu) 23時頃



 フィリップ……俺も……

[衝動ではないけれど。
 求める気持ちは、あって。

 触れ合う唇の感触に、悦びがわく。
 心地よさと、もっと、と求める心が素直に伝わって。
 それが、また恥ずかしい]


[恥ずかしさと悦びの
 控えめで暖かなラルフらしい気配に
 心がふわふわと落ち着かない]



 ラルフーーーなんだろう この気持ち

 もっと ラルフに触りたい
 もっと ラルフを抱きしめたい
 もっと ラルフのこと知りたい
 もっと ラルフに触られたい


[知ってる?と言うように ゆるく訪ねて]


【人】 道案内 ノックス

―オレンジ/過去/愛し子が1人―

[ニコラの具合が良くない事に気付いたのは、行商から帰ってきてからだった。出掛ける時は、うーうー唸りながらも見送ってくれたのに。床に倒れていた彼を抱き上げると、ぐったりとしている。灰色の瞳はノックスを見ない。赤い顔でう゛ーう゛ー唸っていた。流行り病の言葉がこびりついて離れない。]

 ニコラっ!

[このままでは死んでしまう。そんなことは耐えられない! 財布だけを掴み、ノックスはニコラを背負い医者の元に走った。街までは遠い。人を避けた事が裏目に出てしまった。

 ようやくノックスにも慣れてくれたのに。此れからだというのに。]

 神様、お願いだから……
 僕からニコラを、拐ってしまわないで!

[姉の家から拐ったように。
 誰かの手が後ろから伸びている気がして。必死に走った。

 靴が脱げても、足の裏を小石で切っても。必死に必死に走った。]

(526) 2014/11/20(Thu) 23時半頃

【人】 道案内 ノックス

[医者からの診断結果は、風邪。
 もう少し栄養のあるものを食べさせなさいという忠告と共に渡される薬とオレンジ。

 体に残る体罰の痕にも言及されたが、だから親の元から逃げてきたのだと告げると薬代をまけてくれた。
 古いものだけどと靴もくれた。ありがたい。

 流行り病ではなくて良かったと、へたりこんだノックスの目端に涙が一粒。]

(528) 2014/11/20(Thu) 23時半頃

【人】 道案内 ノックス

[帰り道。灰色の夜空。起きた気配に振り返り、背中の愛し子に呼び掛ける。]

 お兄ちゃんがしっかりしてないから、君に辛い思いをさせてしまった。

 ……ごめん、ね。ニコラ。

[胸中で繰り返す。
 今度は一緒に連れていこう。人が多くても街に泊まろう。反省ばかりが頭に浮かび、ノックスは足元ばかりを見ていた。]

 ん?

[きれいと小さな声。振り返り、小さな指先を見上げる。
 淡いオレンジ色の一番星が、きらり。]

 ……ねぇ、ニコラ?
 僕の一番は、ニコラだよ。

 あのお星さまみたいに、真っ先に現れてきらきら光ってくれるんだ。

[夜空に浮かぶ、一番星。*]

(529) 2014/11/20(Thu) 23時半頃


[落ち着かない。
 あたたかで、でも、もっと欲しくなる感覚。

 肌に触れられる快楽には、慣れていなくて]

 わかんない、けど……

 おれ、も。

 もっと、フィリップに触りたい……
 触って欲しい……

 フィリップのこと、知りたい……

[こんな気持ちは初めてで、知らないと、首を振る。
 恋をしらず、衝動とは違う、求める気持ちがあふれている]





 ーーーこの気持ちも 一緒なんだね

[たくさんの気持ちを共有している
 いまの気持ちも 一緒とわかると嬉しくて]



 ラルフーーー気持ち良さそう……
 もっと気持ち良くなって欲しいから
 ……教えて?



 ――ん、うれしい……

[一緒だと。
 嬉しい気持ちが伝わるから、さらに嬉しくて]

 うん、きもちいい……
 フィリップがさわるとこ、……

 もっと……

[どこが、なんてまだ知らない。
 ただ、触れられて気持ちいいと、思ったときには。
 もう伝わっている気がして。

 首筋も、胸元に触れられるのも、全部]


【人】 道案内 ノックス

―オレンジ/過去/愛し子が2人―

[ゴミ棄て場からの拾いもの。>>2:435
 汚れは簡単に落ちても、抉られた肉の手当ては大変だった。用意していた痛み止めも解熱剤も、効きそうにない。熱に浮かされた姿を見ると、どうしてもあの夜の焦燥感がよみがえる。

 ニコラが大人しいと思って、席を外したすぐ後のこと。大きな音に駆け戻ると、髪を掴んでいた。

 こんな時でも、トレイルは悲鳴すら上げなかった。いや、実際にはあげていたのだろう。透明な声で。]

(545) 2014/11/21(Fri) 00時頃

【人】 道案内 ノックス

[オレンジの皮を剥きながら、ニコラに言い聞かせる。
 怪我をしたら心配するのは当たり前。病気のときもそう。別にニコラが嫌いになったわけじゃない。]

 ――だから、今はトレイルを叩いたりしたらいけない。痛くても泣けないんだから。

 め! だよ?

[分かったと返事があれば一房口の中に運ぶ。ベッドに寝たままのトレイルにも、一房。少し酸っぱいオレンジを分けあった。

 いつからだろう。ニコラの苛めがぴたりと止んだのは。客の1人に相談すると、上の子に良くある話だそうだ。――母親をとられたと思って。]

(549) 2014/11/21(Fri) 00時半頃


 あのね 舌が触れると 凄くぞくっくる
 から 一緒に舌 触れ合ったら……

[強請られる思いに 息がまたあつくなる
 はぁ……と吐息をこぼして
 一緒に気持ち良くなりたい
 ラルフをどんどん気持ち良くさせたい]


 ラルフ…………ラルフ

[何度も名前も呼んだ]


【人】 道案内 ノックス

[母親ではないけれど、ノックスは浮かれた。ニコラの「唯一」で無くなったことにも気付かず。

 トレイルも睨まなくなってきたし、「ノックス」と呼んでくれるようになったから。

 あぁ、幸せだ! それ以外の言葉が見つからない。明日はもっと幸せになる。明後日はもっともっと!]

 たっだいまー! トレイルー、ニコラー! んー、好きっ!

[締まりのない顔のまま、腕の中に2人を閉じ込めた。相変わらず甘い香りがして、堪らない。
 喰いたいと思う程愛しいのだと自覚出来たから。また良い作品が出来る。金が出来れば新しい服も美味しいものも食べさせてあげられる。

 喜ぶ顔に、また愛おしさが増す。
 幸福の螺旋階段。

 いつか壊れるものだとしても。]

(552) 2014/11/21(Fri) 00時半頃

【人】 道案内 ノックス

[薄紺の夜空が広がる窓の外。
 淡いオレンジ色の一番星。]

 ……ねぇ。
 僕の一番は、2人だよ。

[きらきらと。一番星は。
 誰の手も届かない遠くで光っていた。**]

(553) 2014/11/21(Fri) 00時半頃

【人】 道案内 ノックス

―ノースローズ/1階―

 ……大丈夫。分かった。

 なら、バーニィ。この話はフランシスやホレーショーにも伝えた方が良いんじゃないかな?

[‘保護者’の内緒話。
 ノックスの知らない話が聴けたのは僥倖。

 また後でと手を振り見送る。]

(556) 2014/11/21(Fri) 00時半頃


 ん……くちのなか、きもちいい……

[深い口付けに、あえぐように吐息をこぼし。

 触れ合う唇も、絡めあう舌も。 
 濡れた音にさえ煽られながら、口付けをかわして]

 フィリップ……

 もっと……

[高まる熱。
 下肢が高ぶり始めているまま、名を呼び返し

 縋るように、口付けを深めた]


 無い、が…。

[頭を過る、過去の残像。
食べてほしい、とねだった声が、頭の中でこだまする。]

 そんな衝動もあるみたいだな。稀に。


道案内 ノックスは、メモを貼った。

2014/11/21(Fri) 00時半頃


ノックスは、ラルフの声が聴こえていなくて良かったのだろう。

2014/11/21(Fri) 00時半頃


ノックスは、ベネットが、子供達にどんなことを教えたのか、知らされていなかった。

2014/11/21(Fri) 01時頃


 ねーーー……口の中 好き

[熱に霞む 甘い意識
 届く吐息が心をくすぐる]


 うんーーーもっと もっと気持ち良くなって
 ラルフ…………

[深める口づけは何度も角度を変え
 歯列の裏をなぞった時の
 ラルフの反応がぞわりときて

[無意識脚をすり合わせる
 上着脱がしたては ラルフの下肢も
 おなじようかと 確かめるようにおりて]


 ……そう、稀になんだ。


[寧ろ食べたいと思ってばかり。

 バーニィは、どうする?
 そんなことを言われたら、食べてあげる、の?

[答を求めてしまう。仮初めの答だとしても。]


 しっかりと見ておけよ。
 お前の大事な奴が、見境のないフリークスにならないように。

[獣の理性さえ無くして、衝動と本能を飼い馴らせないただの化け物。
未成熟なまま抑制を覚えられない同族は稀にいる。]


[問いに緩く首を横に振る。]

 食わねーよ。

[意味の異なる音を重ねる。]

 …食えやしなかったよ。

[痛みと愛惜がよみがえり、わずかに表情を曇らせた。]



 んう……は、きもち、いい……

[うっとりと蕩けた意識でこたえる]

 
 うん、……フィリップも、もっと。
 きもちよく、なって……

[口の中をくすぐられる刺激が、
 下肢に直接きて。
 触れられてもいないのに、熱を持っている]

 っ、は……あ、そこ、いい……

[下肢に触れる手に、小さく震え。
 熱く脈打つ感覚に、羞恥と快楽を感じてあえぐ]


ノックスは、「…――になんて、させない。」と声を漏らした。>>562

2014/11/21(Fri) 01時頃


……ありがとう。答えてくれて。

[辛い思いをしたのだと、想いは過る。

僕も、さ。無理だった。
トレイルに言われて――…

[あぁ、彼の血肉は至福の味だったのに。]

誰でも、良かったんじゃないかって
そんな風にも思ってしまった、よ。


【人】 道案内 ノックス

[バーナバスを見送った後、二人に手を差し伸べる。]

さ、ご飯を食べに行こうか。
まだラルフの治療をしているかも知れないし。

付きっきりの看病をしているなら好都合じゃないか。
ゆっくりご飯が食べられる。

[それに――…]

(569) 2014/11/21(Fri) 01時頃


 うん…………なるから
 ラルフももっと
 …………もっと気持ち良くなって


 …………ラルフの……もう大きい……
 …………俺も なんだ


[手に触れる質量は脈打ち
 反応に目を細めて すぐに
 下衣の中に手を入れて一度撫でる

 が]


[誰でもよかったんじゃないか、と。
ノックスのそんな思いを否定も肯定もできやしない。]

 さあな…ただ、

[食べられたいと言ったディーンの恍惚とした表情を思いだす。]

 その時は良くても食ったところで、後から辛くなるだけだ。
 愛してればその分な。

 食いたくなろうが食われたくなろうが。それが分からないなら、
 ――どう言葉を取り繕ったところでただの自己満足か愚か者だろうよ。

[歯止めの効かぬ食欲の引き起こす災禍は、食った時だけに留まらない。
苦い顔で吐き捨てた。**]



 うん……
 きもちいい、よ……

 フィリップ、もっと……
 フィリップが、気持ちいいなら、嬉しい……




 フィリップの、すごい……

[勃ち上がったものをみて、こくりと息を呑み。
 手を伸ばして、触れようとした]
 


 うん…………一緒に  気持ち良く
 なりたいから…………

[目に焼き付けるように しっかり見る]
[こんなに触れ合って 離れられるのか?
 頭をよぎるのは そのこと
 けれど ラルフが血の味を覚えて
 どうなってしうまうのか?
 ーーーーそのことを知りたいと思う

 本当に背負ってしまったのか
 それなら それなのに 離れるのは
 何か違う気がして 迷い
 触れ合うことに流される]

 そ…………かな?
 ラルフの 触ると 震えるの かわいい

[ラルフが息を飲むのに 目をまたたかせる
 けれどその間も一瞬]


【人】 道案内 ノックス

[ずっと一緒に居たからこそ、彼等の願いをすぐに叶えてあげられない。

 月に住むのはおじいさんになってから。
 消えるのも――…。

 2人の手をそっと掴み、布の下を思う。
 折角の皮膚が熱で壊れてしまった。勿体ない――勿体ない。>>581

 あぁ、そうだ。ニコラ?

[好きだから、認めてあげなければいけない。
 憎いのに、皮肉なものだ。]

 もっと、教えて欲しいな。
 君になりたいと言った――…ディーンの、こと。

 そうして、早く大人になろう?

(585) 2014/11/21(Fri) 02時頃


 フィリップ……
 うん、もっと、いっしょに……

[孔雀石に微笑みを向け。
 触れ合う心地よさに蕩ける。

 離れたくないと、思う心のままに。

 血の味を覚えた高揚はいまは摩り替わっているけれど。
 どうなるのか、という不安は、ない]

 ――嬉しい、けど、
 かわいい、は、 ああ――っ

[言いかけた言葉は、昂ぶりに触れるフィリップの手で言葉にならず。
 強い快楽に、身を震わせてあえぐ]


【人】 道案内 ノックス

首輪の付け方がみつかって、衝動を無事に抑えられたら――もぅ、大人だよ。

僕は結構早かったけれど。


 ……トレイルも、ね。
 何も大人になるのは体だけじゃない。


 

[音を落とすのは、彼だけに聞かせようと。]

 そうしたら、僕以外にあんなこと、言わなくなるだろう?

(590) 2014/11/21(Fri) 02時頃


 こうしたらーーーー絶対 気持ちいい
 
[琥珀のとろけるのを
 もっと蕩けさせたい 蕩けたい
 だから 一緒にと思えば]

 ごめん…………だって……
 いまも手の中 びくびくって

[一緒に溶け合ったら 食べなくても
 一つになれそうと錯覚すると
 食べるよりも気持ちがいいしよかった
 と 離れ難いままの行動肯定で言い訳]


ノックスは、トレイルに「なぁに?」

2014/11/21(Fri) 02時半頃



 きもち、いい……
 フィリップ……フィリップっ

[一緒にされる行為に、快楽に染め上げられる。
 フィリップに鳴かされる行為を受け入れて。

 ひとつに解け合うような、錯覚。
 フィリップの手がもたらすすべてに、気持ちよさを感じている]


 ん 俺も……これ  ラルフのが

[脈打ち刺激を加えてくるのもあったけれど
 ラルフの甘い声が
 彼の手で快楽に染まっていくことが
 どうしようもなく 煽られて]

[ラルフの些細な行動が 全てを
 心地よさや快楽に変わって行く]


【人】 道案内 ノックス

[良い笑みだと思った。>>593
 細めたシノワズリ。階段へと近付く暗所でもはっきりと見えて。

 質問に、瞬く。
 さっきのは伝わらなかったようだ。
 残念に思うところもあるし、遊べる嬉しさもある。]

 食べたい気持ちは、正直あるよ。


 今の……一番は、トレイルだけど。

(603) 2014/11/21(Fri) 02時半頃

 フィリップ……、
    ふぃり、っぷ

 ……きもち、いいっ

[あふれ出る快楽に名前を呼ぶしかできず。
 乱されるまま、心のなか、素直に気持ちよさを伝えて。

 フィリップが昂ぶるのを感じてまた、熱が上がる。
 快楽が途切れなく続く感覚に身体を震わせ]


 うん…………おれも 気持ちいい
 ラルフ…………頭 焼けそう


[かいらくで染まり上がった思考が
 心の中の充足につながる
 溺れそうなほどのそれは
 自分が感じたものか
 ラルフが感じたものか

 互いに感覚を分かち合う]



 ラルフの……きもちい……

[その熱も 肌も 心も
 触れ合うもの……全てが]


【人】 道案内 ノックス

[怪我の折、血を舐めては恍惚に浸った事もある。
 抜けたばかりの乳歯。付着した血肉を啜り、1日かけて胃に収めた事もある。

 けれど、はっきりと愛し子の肉片を得たのは初めてだったから。

 一番、欲しくなる。
 口に出したら。平等ではないなとふと思えた。]

(611) 2014/11/21(Fri) 03時半頃


 ああ……フィリップ……
 きもちいい……すごい、フィリップ……

[満たされる感覚に眩暈がする。
 ただ、気持ちよさだけに満たされて。

 どちらのものかもわからない快楽に翻弄される]

 フィリップ、きもちいい……

[同じように快楽を得ている。
 その姿が嬉しくて。
 それがまた、気持ちよさにつながっている]



 きもち、よかった……
 フィリップ……ありがとう……

[嬉しそうな。
 とろけたような、思考。
 後始末、とか、考えはするけれど、身体は動かず。
 そのまま、眠りに落ちた]


[ドナルドを襲って。
 血の味を覚えて。

 快楽におぼれたけれど。

 目が覚めた後、血の味を覚えたことによって、どうなるか。


 いまは、まだ、わからない**]


【人】 道案内 ノックス

 ………え?

[服の裾を引く力よりも、囁きの方が強かった。
 何を言ったのかと瞬き。

 ――僕の代わりに。取られない。

 その言葉の意味するものに、体が熱くなった。
 まるで、既にニコラも知っているかのような話に彼を見。

 最後にトレイルに訊ねる。]

 ――…本当に、良いの?

(617) 2014/11/21(Fri) 03時半頃

 俺もーーーーーーー
 ーーーーーラルフが気持ちいい

[同じように快楽を得るのが ラルフだから
 同じように蕩け合うのがラルフだから

 他の誰でもない ラルフの姿 声 温もり
 全てが尊くて
 ……この気持ちなんと言うのだろう?]


 俺も……気持ちよかったから

[双方のそれは 互いに痛いほど伝わってて
 それでも改めて 心で思うラルフの
 うとりとするラルフの頭を抱き寄せて
 心地よい疲労に浸る]

[ドナルドの血のえいきょうがこれで済めば
 それは安堵とともに嬉しいことだけど……
 今はただ 次のラルフの目覚め その時を思って]


【人】 道案内 ノックス

[指差した階段の、先にある彼を想う。>>616
 階段を上がるようトレイルを促し。1段の差でも視線のの高さを揃え。

 シノワズリの昏さに、ふわりと笑んだ。]


 ……可愛いね、トレイルは。

(622) 2014/11/21(Fri) 03時半頃

【人】 道案内 ノックス

[掌に口付け落とし、やんわりと布を噛んだ。
 そうして背を伸ばして唇に触れた。

 今はただ、獣の囁きのままに。**]

(627) 2014/11/21(Fri) 04時頃

道案内 ノックスは、メモを貼った。

2014/11/21(Fri) 04時頃


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フィルタ

注目:ノックス 解除する

処刑者 (5人)

ノックス
38回 (7d) 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
客席
背景

一括

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