人狼議事


78 光環の戦溟 ― bloody searoar wars ―

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今度こそ。 お前達(すべて)に安ら静謐なる死を―――


『我は世界に真なる宙《そら》を齎す者―――』

[うつむいた少女の、鏡のような床に映る顔だけが、口元が笑みに歪む。
少女の顔は、哀しげなままだというのに]

『あは、あはははははははっ

 …運命は変わらない。

 ラヴァ、いくら貴方が望んでも、貴方が拒否した仕事《終焉》は我《貴方》が遂行する。

 運命は、変えられない―――その体、貰う』

[けたたましく笑う声に、少女は、ラディス、とつぶやいてぽたりと涙をこぼした。]


【人】 さすらい人 ヤニク

―回想・アジト前―
>>0:165 >>0:167 >>0:168 >>0:170
[意味深な言葉を残し去っていくヴェラを目の端で追いつつ
傍らで地団駄を踏む相方をまぁまぁ、と収める
刹那、一陣の風と共にヴェラの姿は闇に消えていた
程なくしてやって来た砂上特急<<スクレイパー>>に自分が片付けた獲物をひょいひょいと積み込み尚も愚痴を溢す相棒>>0:182には]

そうカリカリするな、眉間に皺が増えるぞ

[などと軽口を叩きつつも
彼女が獲物以外の宝物を荷台に積み込むのも見逃さない
今までの経緯からすると、持ち主に返す気などないのだろうが、はじめから疑ってかかるのも良くない
宿に着いてからも彼女がそれを所持しているようであれば
正義の味方として、咎めないわけにはいかないだろう
獲物を砂上特急<<スクレイパー>>に詰め込み終わり
町の中心部に向かう最中、幻想ノ刃<<パンタシア>>である2人に
『銀色の「武踏会」の招待状』とは
全く上手い事を言ったものだと、妙な所で感心していた]

(79) 2012/01/29(Sun) 01時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

―砂漠の街マスア・ナ―
[街の中心地に近づいた辺りだろうか
>>0:207 一人の男性に声を掛けられた
その声に答えたのは>>0:214 相棒。
先程のヴェラの一件に合わせて
子供扱いされた事に不満を感じているのだろう
八つ当たりともとれるその怒気を向けられた
男性と連れ合いの女性に
心の中で、ご愁傷さまだ、と手を合わせる

>>0:128 その怒気に気圧されたのだろうか些か口調を弱くした男性と尚も押す相棒の様子を伺っていると
どうやら男女は宿を探しているとのこと
>>0:255 相棒の言うとおり、ギルドの連中に言えば
一部屋くらい何とかなるだろう
女性連れだと野宿と言うわけにも行くまい、色々大変なのだ
恐らく、本来は―]

(87) 2012/01/29(Sun) 01時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

そこで良ければ案内しよう

[一歩前に足を踏み出した刹那――
目が眩むほどの光と、何かが破裂するような音>>6
一瞬、視界と聴覚が麻痺する
開けた視界の先には流星だろうか、2筋の光が空を駆けていた
>>29 相棒の声で再び目の前の男女に目を向ける]

(91) 2012/01/29(Sun) 02時頃

『さあ、終末《ハルマゲドン》を始めようか―――』


[それは隕石がヒトガタに変じる少し前。
どこからか顕在した7つの災いの匣が、少女の周囲をくるくると周回する。

その中の一つ―――第三の匣《BOX》は、隕石《ニガヨモギ》を鍵として開放されるものだった。]


始まったか、終末《ハルマゲドン》が、安ら静謐なる死の宴が――――


【人】 さすらい人 ヤニク

[>>96 どうやら承諾も得られたようなので
歩き慣れたギルドへの道を先だって歩く]

少々歩くが、お連れのご婦人は平気だろうか?

[人を見かけで判断するのも何だが
連れの女性は酷くか弱そうにも見えたので
失礼にならないようにと思いながらも、男性にそう尋ねた]

(116) 2012/01/29(Sun) 02時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2012/01/29(Sun) 02時頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2012/01/29(Sun) 02時頃


……第三の匣《BOX》を貫いたな?

この私が、終末《ハルマゲドン》へ導くその匣の解放に気付かぬ訳がないだろう。
それはどちらかと言えば、私の"領分"だ。

[聖苑の中、空高く浮かぶ紅い月を見上げ、語り掛ける。
今はまだ、その声が彼女に届くことは無いだろう。

だから、その言葉に特に意味は無かった]


[未だ同じく禍を成す者の声は聞こえない。
遠く―――遠くその存在を感じるのみ]

『創造主《おとうさま》。

 貴方の望み通り我は世界を破壊する。

 世界の一部たる貴方もまた―――破壊せねばなるまい?』

[いまはまだ表にでる時ではない。ただそう、囁く思念は、破壊を望む者には感じ取れたかもしれない]


太陽《サイモン》の末裔がこんな形で妾の手元に転がりこんでくるとはな……
妾の費やした『運』、強ち悪い選択ではございませぬでしたわね……

[ドロシーは不敵な笑みを浮かべ、飛雲とセレストを追いかけている]


【人】 さすらい人 ヤニク

そうか、だったら先を急ごう。

[>>151 男の言葉尻に僅かな違和感を感じはしたが
長旅をしているのなら尚更、休み休み歩くよりも
早く宿に着いたほうが楽なのだろうと
男性に向かいこくりと頷き、再びギルドへの道を歩み始める]

しかし、決して治安が良いとは言えない砂漠の街を
ご婦人と共に旅をされるとは。
何か、事情でもおありなのだろうか?

[相棒と並んで歩く道すがら
時折後ろを振り返り男女が付いてきているかを確認する
これも何かの縁と言えばそうだ、と
抱えていた疑問の一つを口にしてみる
無論、その質問に他意はないが
聞き様によっては探りを入れられているように感じるかもしれない]

(170) 2012/01/29(Sun) 03時頃

星命《テュケー》を断たれ、星が餓えている。

腐りきった人間……。
まるでこの世界の象徴の様ではないか。

だからこそ、世界に再生を齎さなければならない。

零《カオス》に還した世界から、新たな華を咲かせる為に。
全ては、終末《ハルマゲドン》から繋がる黎明(はな)の為に。





もう、今の世界への未練など…………ない。


【人】 さすらい人 ヤニク

そうか、お邪魔でなければ、是非にお願いしよう。

[話し方といい、二人の纏う雰囲気といい
悪人の様には思えないし、元より人の話を聞く事は
己の知らない世界に触れる良い機会でもある
話を聞かせてくれるというのであれば
それに甘んじようと思う]

そう言えば、名乗るのを忘れていた。
俺はヤニク、こっちは相棒のペラジーだ。

[ぽすり、と相棒の頭に手を置き
よろしく頼む、と歩みを進めながらも簡単に自己紹介を済ませた]

(193) 2012/01/29(Sun) 03時半頃

ヤニクは、カトリーナに、よろしく。と、会釈した**

2012/01/29(Sun) 05時半頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2012/01/29(Sun) 05時半頃


[金色の輝きを宿す北極星《シメオン》ではない。
その傍ら。まるで闇の様な黒髪の少年の姿を見て。

隠せない愕然が表情に張り付く]


………嗚呼、運命≪Lachisis≫。

我は見出したり。素敵な理想郷の可能性を。

[そして微かな間だけ。
仮面越しにすら笑みを感じ取れる声が響き]


『運命は書換えられない。
 たとえどんなに拒否しようと、足掻こうと
 あらゆる手段を尽くして回避を試みようとも、
 あらゆる手段を用いてその運命は遂行される。

 黙示録《アポカリュプス》の執行を拒絶した使徒《人形》に
 厳正不抗たる運命の具現《ラキシス》として我が生み出されたように
 普く”存在するもの”はその運命から逃れられない。』

[声を 響かせる。
この星に災禍を齎す者たちへと向けて]

『故に―――災禍を撒く存在《モノ》がこの時空に集うは必然。

 ―――…汝らに問う。

 太陽《カミ》殺しの宿命を負う存在《モノ》は誰ぞ』


【人】 さすらい人 ヤニク

―ギルド内の一室―

[数刻前、何度目かの異様な爆発音の後に相棒が飛び出していった
『正義の味方』という呼称を彼女は何故か嫌っている節があるが
何かにつけ、じっとしていられない性分の彼女の行動は
第三者から見れば、自分が行っている正義行為と何ら変わりは無いだろう
自分が彼女と長年連れ合っていられるのも
彼女の根本にある正義に
どこか惹かれている部分ありきなのだろう、と思う

ペラジーがエストに乗って南の方角へ向かって飛ぶのを見送った後、
ギルドのメンバーに掛け合い部屋に案内した
二人には後ほど、とだけ言い残して
今は元より手配してあった自分の部屋だ]

(416) 2012/01/30(Mon) 00時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

しかし……やはり、欠けている

[空に輝く月――
先程、相棒を見送った際にもその異変には気付いていたが
こうして落ち付いて部屋から見ると、更にその怪異が良くわかる]

『ウルヴェレア』か――

[自分達を欲しいと言った女統領の言った言葉を思い出す
随分前に里で学んだその言葉はもう大分が記憶から抜けていたが]

刃によって天は裂かれ 刃によって地は成される

[予言の様な文献のその一文だけは、なぜか良く覚えていた
文献自体はかなり昔の物のようであったが
この『刃』が指すのが
自分達、幻想の刃<<パンタシア>>の事であるとするならば
それを知ってか知らずかやってきた
あの女統領が望む破壊と再生は
奇しくも歴史をなぞっている事になるのだろうか]

(422) 2012/01/30(Mon) 00時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

正義を糧として正義に生きる身だというのに――

[正義を信条とする身でありながらも
能力によって変貌する自身は
巨大な鎌の姿であり、その姿はどこか死を連想させる
何よりも、自身に司る幻想の刃の能力が<<刈り取る>>力なのだ

今となっては希少価値ともいえる程にまで減少してしまった
パンタシアを守る為というのは無論の事であるが
それ以前に、自身の曲がった姿をあまり公にしたくないというのも
他人に己が幻想の刃という事を名乗らない理由の一つだ]

うだうだと考えていてもしょうがないか――

[先刻の約束通りあの男女の部屋にお邪魔させてもらおう
あちらに不具合があれば相棒の気配を追う事にする]

よし!

[部屋の電気を消し、きちりと戸締りをした後で男女の部屋へと向かう]

(425) 2012/01/30(Mon) 00時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

―ギルド・別室前―

ここか。

[右手を握り扉をノックしようとドアに歩み寄ると
中から2人のものとは違う声>>390 >>408 が僅かに聞こえた]

部屋を間違えたか?

[ドアプレートを見るが、間違いなくあの男女が案内された部屋だ
不審に思いながらも惑っていた拳を再び上げ
ドアを2度ほどノックする]


――コンコンッ

(437) 2012/01/30(Mon) 00時半頃

[少年が奮う、虚想ノ拳《メンタシム》の破壊。
零へと還る死体の死体達を見て、小さく笑いながら。

ガントレットから漏れる物ではない。更に遠くへと。
言う所の、『災禍を撒く存在《モノ》』へ届ける様に]

『災禍を撒く?
ふふふ、相変わらず失礼な奴め。

この世界をより素敵にする為に。

太陽《サイモン》ごと、総てを零に還すだけの事だ』

[女は、心底から心外だと眉を顰めて]


この世界への思い残しは…………………。


『………。
それも総て。運命《おまえ》の裁定次第だ。

死と生。再生と破戒を別つ裁定は運命《おまえ》自身も勿論。
そして、安ら静謐なる死をこの手に奮う、私自身すらも抗えない。

故に、問おう。

私と共に、太陽《カミ》殺しの宿命を負う存在《モノ》は誰ぞ。と』


『素敵にか。

 ふふ…失礼。素敵に、とは良い言葉《オト》だ。

 同じ風景を見ていても誰一人として同じ認識などしていないのだ、表現の違いも生じるものなのだろうな』

[女の声にそう応える]


『―――共に、太陽《カミ》殺しの宿命を負う存在《モノ》

 目的を同じとするのならば、同じ路を往くもまた運命。

 安ら静謐なる死を奮う、零呼ぶ華《Call ZERO》よ』


【人】 さすらい人 ヤニク

[4つの声に訝しがりながらもドアの前で待つと
ドアを開けてくれたのは婦人の方であった]

夜分に失礼、ケヴィンさんから色々とお話しを伺おうと思いましてね

[軽く会釈をしてから、招き入れられた部屋に座しているのは
男女2人だけで、先程聞こえた異なる声の主は
ざっと見渡した所ではあるが、その姿を示さない
不思議に思いながらも、中にいるケヴィンに一礼する]

今晩は、お邪魔ではなかったですか?
随分と、賑やかだったようですが。

[こちらに気をまわしてベッドに移動してくれたであろう
ケヴィンに、さりげなく疑問を投げかけてみた]

(473) 2012/01/30(Mon) 01時半頃

あのような代物に頼らずとも、妾の力を使えば、最高の悦楽《ハピネス》が得られるというのにな。

[桃茜は無の境地に向かい囁く。]

本当に奇怪なモノよ。

[そして浮かべる、面白い代物を見るかのような、笑い。]


――ただ、それも今日までの事。


太陽《サイモン》は堕ち、この世界は遊戯《ゲーム》の火蓋が落とされることとなる――――


【人】 さすらい人 ヤニク

―マスア・ナ ギルド内ケヴィンとカトリーナの部屋―

[女性よりも先に腰かけるのは少々気が引けたが、ケヴィンが開けてくれた椅子にありがとう、と腰かけた]

奇異なもの…?

[男が広げた胸元には、魔法陣が描きこまれていた。
何かの封印だろうか、と目を凝らすと
中央に描かれていた龍がケヴィンの皮膚の上を踊った]

これは…!

[驚いている俺の反応を楽しんでいるのだろうか
ケヴィンにナジと呼ばれた名の長い龍は矢継ぎ早に言葉を発する
しばらく呆気に取られつつもその言葉を聞いていたが、ある一言が耳を引いた]

ウルヴェレア?!

(687) 2012/01/31(Tue) 01時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[今日に限って良く聞く言葉だ――
思わず声にしてしまったその言葉に龍は再び言葉をまくし立てる
僅かな情報でも手にしたい、必死な声色だった
ウルヴェレアに関しては恐らく里へ戻れば何かしらの文献はあったはずだ
確かに今日だけでも色々な事が起こりすぎている
情報を手中に入れておく事は、計らずとも有意義であるだろう
そう考えている間にも龍のマシンガントークは止まる事を知らない]
知らない事もない、ただ情報が―

[あまりにも足りない、そう言おうとした刹那ケヴィンとは反対のベッドに座していた
カトリーナの様子がおかしい事に気付いた
何やら苦しげに呻いている。
大丈夫かと声をかけるよりも早く、龍でもケヴィンでも、カトリーナでもない
もう一つの声が逃げろと警告する]

(688) 2012/01/31(Tue) 01時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

どうした?!
ぅあ…っく!!!!

[突如眩い金の焔がカトリーナを包む
更にその焔は熱を孕み部屋の温度を高めていく
外へ、というケヴィンの声に頷き共に婦人を外へと導こうとするが
その温度はあまりにも高く触れることも儘ならなかった
金の焔は次第に部屋を舐めるように焦がしていく]

何とかしないと――!!

[二人の前だが幻想の刃の力を使うか…!
覚悟を決めた刹那、5色の炎に包まれたカトリーナの姿が
みるみる鳳凰の姿を成していく]

(699) 2012/01/31(Tue) 01時頃

/*
業務連絡。
クラリスがオフっているのでコミットは今夜は揃わないと思うけれど、そろそろダミー襲撃についてを。
わたしは一度会いに行きますが、ダミー殺害についてはやりたい人がいればお任せしたいと思っております。


/*
業務連絡応答。
ダミー襲撃は、赤ログの通り、私がパァン出来る。
ラディスか桃乐茜がパァンしたい場合、脇でパァン見物に徹するつもりだ。


/*
業務連絡応答感謝。
わたしは襲撃方法特に考えてないので、桃乐茜が希望なければ零の華にお任せで。
現場で見ていようと思う予定です。


[太陽を、見上げる]

『創造主《おとうさま》

 我は運命の忠実なる使徒。

 貴方の使徒《人形》ではないと気づいた貴方は我を封じた。

 だが、何者も運命から逃れることはできない

   ―――例え神であろうともな』

[口元を歪ませ、神の兵器は哂った]


― 太陽への罅の中 ―

[大陸を横断するよりも、世界の宙(そら)高くに輝く太陽への空間の罅には、微かなトンネルの様な道が存在した。
常人なら、既に骨も残さず蕩けてしまうその道。

仮面の女は、表情こそ窺う事は出来ない物の、涼しげと断じれる所作で太陽へ至る路を渡る]

『私は一足先に向かっている。

なに、あいつを還す前に積もる話もあると言うだけさ。

お前もすぐに来ると良い。
共にあいつの神棺《カンオケ》に零ノ華《Call Zero》を添えてやろうじゃあないか』

[親しげにその言葉を投げかけるのは、太陽を目指し羽ばたく、終末の使命負う運命への物。
気負う様子もないまま、そして、最後の一歩を*踏み出す*]


ぴーぴーと五月蠅い人形は黙らせた。

さて、美しき華よ゛素敵゛なショウをはじめようか

[そこには歪んだ笑みを浮かべた人形がいた**]


―――ひとつ。

[太陽《サイモン》を封じ込める外宇宙《そら》の温度の冷気。
それが、太陽《サイモン》の力を着実に削ぎ落とすのを見物しながら、黒曜の剣に視線を送る]

ひとつ。質問がある
訊かせてもらおうじゃあないか。

お前は知っているか?

私達、二人が揃った中で唯一。
銀河の縦糸と横糸を紡ぐ者-カミ-の。

総ての星命を司る一柱。


総慈愛恋たる生命の具現≪- クローソー -≫が、今、何処に居るかを。


あいつはこの世界の行く末をどう捉えていた。

その結末が再生であれ、破滅であれ。
同じく、現在のこの澱んだ世界を還さんと想うか。

それとも。
私達と、この袂を分かつ想いを抱いているか。


しかし、私はあいつの姿をもう長い事見て居ない。

――知らないだろうか。
あいつが、今、どこでどうなっているのかを。


総慈愛恋たる生命の具現≪- クローソー -≫か。
久しく耳にしていなかった名だな。

期待に応えることができず残念だが、居場所は知らぬ。
何せ太陽《サイモン》に道連れに月に閉じ込められていたのだ、容赦されたい。

―――だが。
どうであろうな。
あれは生命《イノチ》の声を聴く存在《モノ》であったから。
我らの見ている世界とは、違うものを見ているのやもしれぬ。


……そうだった。
私と違い、お前は"無理矢理"だったな。

全く。
こうして考えてみるとつくづくとんでもない奴め。

[軽く、太陽《サイモン》を睥睨してみせるフリ。
監督者足る彼女にも向けられたフレアの塊には反応すらしない。
造作も無かろうと判断したからだ]

だとすると。
あいつ《クローソー》が外宇宙《そと》で傍観に徹している筈がない。

必ず、何かの形で私達の前に立ちはだかるだろうな。

そう言う子さ。あいつは。


意見の相違が妥結点を見なかったからな。
ふふ…とんでもない、か。
この世には善いも悪いも存在しない。
あるのは厳然たる事象そのものだけだ。

そういう概念は相対的な評価が必要なイキモノにだけ必要なモノサシに過ぎん。
つまりは、そういう運命だったというわけだ。

[当然のごとくフレアでダメージを受けるような楽な身体はしていない]

そうだな。
滅ぼそうという存在がいて、また相対する存在がいて、世界は成り立っているのだから。
我も汝も、そう楽にはいくまいよ。

だが―――我は我の往くべき路を進のみ。


おや?
とんでもない奴、と言うのは。

私はひとつの事象だと思うのだよ?

つまり、善悪の関係なく。
あいつの愚直さも大胆さも、死んでも直るまいさ。

[それが余程可笑しい事なのか。
外宇宙《そら》の冷気を孕み、力の大部分を封印された太陽を見て、くつりとまた笑う]

……何せ。
自身に安ら静謐なる死を与える存在である、この私を。

娶ったくらいだからなぁ?


 ふぅむ、そういう考え方もあるか。

[納得したような、遣り取りを楽しむような声]

 ほう―――…それは知らなんだ。
 結婚報告でも呉れれば良いものを、水臭いことだ。

[くすりくすりと笑って冗談を言う]

 汝を娶るとは、それはまた怖いもの知らずにも程があるな。
 こちとら無理矢理、監禁されていたもので良い印象はないが。

 そうとすると―――良いのか?
 その手で夫を殺すのか? 


それは失礼。ごく最近な物でな。

では、こうしよう。
この星そのものが、ウェディングケーキだ。

[薄く笑いながら冗談に応える。
だがその言葉には、いささか程の迷いも感じられない]

最初からこいつもそれを承知の事だ。

こいつは、例え罪に濡れ、銀河の因果が歪んでも、この星を選んだ。
私は、総てを零に還し、新たな素敵な世界へと再生させる。

ただ、それだけの事さ。


あの子を私を廻り逢せた奇跡すらも。


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